JP2005109858A - 通信端末装置および通信端末処理プログラム - Google Patents

通信端末装置および通信端末処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 通話品質を維持しながら録画したり、録画品質を維持しながら通話したりする通信端末装置を実現する。
【解決手段】 録画中に着信があると、オフフックスイッチの長押し操作に応じて録画するフレームレートを24f/sから12f/sに半減させてから通話を開始させ、通話中に通話品質を優先させたい場合にはフレームレートを下げ、録画品質を優先させたい場合にはフレームレートを上げる設定を行い、オンフック操作により通話を終えると、録画するフレームレートを12f/sから24f/sに戻すようにしたので、通話品質を維持しながら録画したり、録画品質を維持しながら通話したりすることが可能になる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、地上デジタルテレビジョン放送される番組を受信して録画する機能を有する通信端末装置および通信端末処理プログラムに関する。
地上デジタルテレビジョン放送では、1チャンネル6MHzの帯域を1/13の帯域幅のセグメント(OFDMセグメント)に分割し、その中央の1セグメントが移動受信用に割当てられるようになっており、近年、そのセグメントで放送されるテレビ番組を受信して映像表示したり録画再生する機能を搭載した携帯電話などの通信端末装置が開発されている。
この種の装置として、例えば特許文献1には、番組視聴処理中に携帯電話部で着信が生じて通話を開始した場合、視聴中の番組の符号化映像・音声データをSDRAMに録画する処理を開始し、通話が終了すると、録画処理を続けながら、SDRAMから通話開始時点の符号化映像・音声データを読み出して追いかけ再生するものが開示されている。
特開2003−111004号公報
ところで、上記特許文献1に開示の装置のように、地上デジタルテレビジョン放送を受信して番組録画する機能と携帯電話機能とを融合した通信端末装置では、両機能を共通のプラットフォームで制御するため、CPUの処理能力によっては両機能を同時に実行させると、録画品質および通話品質の低下を招致してしまう、という問題がある。
そこで本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、通話品質を維持しながら録画したり、録画品質を維持しながら通話したりすることができる通信端末装置および通信端末処理プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、放送を受信して番組を録画する録画手段と、着信時に前記録画手段が録画中であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段が録画中と判定した場合、通話開始を指示する操作子の一定時間の操作に応じて、前記録画手段に録画停止を指示してから通話を開始させるオフフック手段と、通話終了を指示する操作子の操作に応じて、前記録画手段に録画再開を指示してから通話を終了させるオンフック手段とを具備することを特徴とする。
請求項2に記載の発明では、放送を受信して番組を録画する録画手段と、着信時に前記録画手段が録画中であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段が録画中と判定した場合、通話開始を指示する操作子の一定時間の操作に応じて、前記録画手段に録画品質低下を指示してから通話を開始させるオフフック手段と、通話終了を指示する操作子の操作に応じて、前記録画手段に元の録画品質に戻すよう指示してから通話を終了させるオンフック手段とを具備することを特徴とする。
請求項3に記載の発明では、放送を受信して番組を録画する録画手段と、着信時に前記録画手段が録画中であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段が録画中と判定した場合、通話開始を指示する操作子の一定時間の操作に応じて、前記録画手段に録画停止を指示すると共に、その代りに番組録画するようネットワークを介して録画装置に録画開始を指示してから通話を開始させるオフフック手段と、通話終了を指示する操作子の操作に応じて、前記録画手段に録画再開を指示する一方、ネットワークを介して録画装置に録画停止を指示してから通話を終了させるオンフック手段とを具備することを特徴とする。
請求項4に記載の発明では、放送を受信して番組を録画する録画手段と、着信時に前記録画手段が録画中であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段が録画中と判定した場合、通話開始を指示する操作子の一定時間の操作に応じて、前記録画手段に録画品質低下を指示してから通話を開始させるオフフック手段と、前記オフフック手段により開始された通話中に、前記録画手段の録画品質を可変設定する設定手段と、通話終了を指示する操作子の操作に応じて、前記録画手段に元の録画品質に戻すよう指示してから通話を終了させるオンフック手段とを具備することを特徴とする。
請求項5に記載の発明では、放送を受信して番組を録画する録画処理と、着信時に前記録画処理が録画中であるか否かを判定する判定処理と、前記判定処理が録画中と判定した場合、通話開始を指示する操作子の一定時間の操作に応じて、前記録画処理に録画停止を指示してから通話を開始させるオフフック処理と、通話終了を指示する操作子の操作に応じて、前記録画処理に録画再開を指示してから通話を終了させるオンフック処理とをコンピュータで実行させることを特徴とする。
請求項6に記載の発明では、放送を受信して番組を録画する録画処理と、着信時に前記録画処理が録画中であるか否かを判定する判定処理と、前記判定処理が録画中と判定した場合、通話開始を指示する操作子の一定時間の操作に応じて、前記録画処理に録画品質低下を指示してから通話を開始させるオフフック処理と、通話終了を指示する操作子の操作に応じて、前記録画処理に元の録画品質に戻すよう指示してから通話を終了させるオンフック処理とをコンピュータで実行させることを特徴とする。
請求項7に記載の発明では、放送を受信して番組を録画する録画処理と、着信時に前記録画処理が録画中であるか否かを判定する判定処理と、前記判定処理が録画中と判定した場合、通話開始を指示する操作子の一定時間の操作に応じて、前記録画処理に録画停止を指示すると共に、その代りに番組録画するようネットワークを介して録画装置に録画開始を指示してから通話を開始させるオフフック処理と、通話終了を指示する操作子の操作に応じて、前記録画処理に録画再開を指示する一方、ネットワークを介して録画装置に録画停止を指示してから通話を終了させるオンフック処理とをコンピュータで実行させることを特徴とする。
請求項8に記載の発明では、放送を受信して番組を録画する録画処理と、着信時に前記録画処理が録画中であるか否かを判定する判定処理と、前記判定処理が録画中と判定した場合、通話開始を指示する操作子の一定時間の操作に応じて、前記録画処理に録画品質低下を指示してから通話を開始させるオフフック手段と、前記オフフック手段により開始された通話中に、前記録画処理の録画品質を可変設定する設定処理と、通話終了を指示する操作子の操作に応じて、前記録画処理に元の録画品質に戻すよう指示してから通話を終了させるオンフック処理とをコンピュータで実行させることを特徴とする。
請求項1,5に記載の発明によれば、着信時に録画手段が録画中であると、通話開始を指示する操作子の一定時間の操作に応じて、録画手段に録画停止を指示してから通話を開始させ、通話終了を指示する操作子の操作に応じて、録画手段に録画再開を指示してから通話を終了させるため、通話品質を維持しながら録画することができる。
請求項2,6に記載の発明によれば、着信時に録画手段が録画中であると、通話開始を指示する操作子の一定時間の操作に応じて、録画手段に録画品質低下を指示してから通話を開始させ、通話終了を指示する操作子の操作に応じて、録画手段に元の録画品質に戻すよう指示してから通話を終了させるので、通話中は録画品質低下させて処理負荷を軽減させる結果、通話品質を維持しながら録画することができる。
請求項3,7に記載の発明によれば、着信時に録画手段が録画中であると、通話開始を指示する操作子の一定時間の操作に応じて、録画手段に録画停止を指示すると共に、その代りに番組録画するようネットワークを介して録画装置に録画開始を指示してから通話を開始させ、通話終了を指示する操作子の操作に応じて、録画手段に録画再開を指示する一方、ネットワークを介して録画装置に録画停止を指示してから通話を終了させるので、通話品質を維持しながら録画することができる。
請求項4,8に記載の発明によれば、着信時に録画手段が録画中であると、通話開始を指示する操作子の一定時間の操作に応じて、録画手段に録画品質低下を指示してから通話を開始させ、通話中では録画手段の録画品質を可変設定し、通話終了を指示する操作子の操作に応じて、録画手段に元の録画品質に戻すよう指示してから通話を終了させるので、通話中の通話品質を優先させたい場合には録画品質を下げ、録画品質を優先させたい場合には録画品質を上げるように設定すれば、通話品質を維持しながら録画したり、録画品質を維持しながら通話したりすることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
A.構成
図1は第1実施形態による携帯電話1の構成を示すブロック図である。折畳み開閉タイプの本体構造を有する携帯電話1は、携帯電話部10およびTV受像部20から構成される。以下、携帯電話部10とTV受像部20とに分けて各部構成を説明する。
(1)携帯電話部10の構成
携帯電話部10は通信処理部11、制御部12、ROM13、RAM14、操作部15、スピーカ16、マイク17および表示部18から構成される。通信処理部11は、アンテナANT1を介して受信復調した音声データを制御部12に出力する一方、制御部12から供給される音声データを変調して得た送信信号を高周波増幅してアンテナANT1から輻射する。制御部12は、CPUおよびベースバンド信号処理用のDSP等から構成され、後述する操作部15のスイッチ操作に応じて、携帯電話部10およびTV受像部20の動作を制御する。携帯電話部10に関して制御部12は音声信号処理および通信制御処理を実行する。音声信号処理では、通信処理部11が発生する通話中の音声データを音声信号にD/A変換してスピーカ16から発音させたり、マイク17から出力される音声信号を音声データにA/D変換して通信処理部11に供給する。通信制御処理の内容については、後述するメインルーチンおよび着信検知処理の動作説明で述べる。
ROM13は、制御部12により実行される音声信号処理や通信制御処理の各プログラムや、各種処理に用いられる制御データを記憶する。なお、通信制御処理のプログラムとは、後述するメインルーチン、タイマインタラプト処理および着信検知処理を含む。RAM14は、制御部12が実行する各種処理に使われるフラグやレジスタデータを一時記憶するワークエリアの他、アドレス帳、着信履歴、発信履歴などを記憶する加入者情報エリア、送受信メールおよび作成メールを記憶するメールエリアおよび待受画面などの各種表示画面を形成する画像データを記憶する表示エリア等を備える。
操作部15は、本体が折畳まれたクローズ状態で表示部18のバックライトをオフし、広げられたオープン状態でバックライトをオンさせる折畳みスイッチ、パワーオンオフする電源スイッチ、通話開始/終了時に操作されるオフフック/オンフックスイッチの他、ダイヤルスイッチと兼用の文字入力スイッチ、表示内容を消去させるクリアスイッチ、アイテム選択用のカーソルスイッチ等を備える。表示部18はカラー液晶パネルおよび表示ドライバから構成され、制御部12の制御の下に待受画面などを画面表示する。
(2)TV受像部20の構成
TV受像部20はチューナ21、トランスポートデコーダ22、AVデコーダ23および録画再生部24の他、携帯電話部10と共用される制御部12、ROM13、RAM14、操作部15、スピーカ16および表示部18から構成されている。チューナ21は、アンテナANT2を介してUHF帯のデジタルテレビジョン放送信号を選局受信する。トランスポートデコーダ22は、チューナ21の受信出力をOFDM復調して得たトランスポートストリーム信号から番組パケット(MPEGデータ)を分離抽出する。AVデコーダ23は、トランスポートデコーダ22が分離抽出した番組パケットを映像/音声データに復号する。録画再生部24は、制御部12の指示に応じて、AVデコーダ23が発生する映像/音声データを自己内蔵の記憶媒体(例えば着脱自在なメモリ)に録画したり、記憶媒体に録画した映像/音声データを記憶媒体から読み出して再生する。
TV受像部20における制御部12は、チューナ21、トランスポートデコーダ22、AVデコーダ23および録画再生部24の入出力を制御したり、AVデコーダ23にフレームレートを指示する。TV受像部20における操作部15には、TV受像部20をオンオフ設定するテレビスイッチ、録画日時および録画時間の設定を指示する録画設定スイッチおよび録画した番組の再生を指示する再生スイッチが設けられる。
B.動作
次に、図2〜図9を参照して制御部12が実行するメインルーチン、タイマインタラプト処理および着信検知処理の各動作を説明する。
(1)メインルーチンの動作
携帯電話1の電源スイッチが操作されてパワーオンされると、制御部12は図2〜図6に図示するメインルーチンを実行する。メインルーチンが実行されると、制御部12は図2に図示するステップSA1に処理を進め、携帯電話1の各部を初期化するイニシャライズを実行する。イニシャライズが完了すると、ステップSA2に進み、ROM13から読み出した待ち受け画像データをRAM14の表示エリアにストアし、ストアされた待ち受け画像データに基づき待受画面を表示部18に表示する。次いで、ステップSA3では、折畳みスイッチが開状態(オープン状態)であるか否かを判断する。以下、折畳みスイッチが閉状態の場合と、折畳みスイッチが開状態の場合とに分けて動作説明する。
(a)折畳みスイッチが閉状態の場合
折畳みスイッチが閉状態(クローズ状態)であると、判断結果は「NO」になり、ステップSA4に進み、表示部18のバックライトを消灯する。続いて、ステップSA5〜SA7では、録画フラグRFに応じてTV受像部20をオンオフ設定する。すなわち、TV受像部20が録画動作していない状態(録画フラグRFが「0」)であるにもかかわらずTV受像部20がオン状態に設定されていると、ステップSA5,SA6の各判断結果が「YES」になり、ステップSA7に進み、TV受像部20をオフ状態に設定した後、上記ステップSA3に処理を戻す。一方、TV受像部20が録画中(録画フラグRFが「1」)であれば、ステップSA5の判断結果が「NO」となり、この場合、TV受像部20をオン状態のままにしてステップSA2に処理を戻して待受画面表示状態に復帰する。
(b)折畳みスイッチが開状態の場合
折畳みスイッチが開状態であれば、ステップSA3の判断結果が「YES」になり、ステップSA8に進み、表示部18のバックライトを点灯する。そして、ステップSA9以降では、操作部15に配設されるオフフックスイッチ、オンフックスイッチ、テレビスイッチ、録画設定スイッチおよび再生スイッチのオン操作に応じた処理を実行する。以下、各スイッチ操作のオン操作に対応して実行される処理の動作を説明する。
a.オフフックスイッチがオン操作された場合
ユーザが通話を開始すべくオフフックスイッチをオン操作すると、ステップSA9の判断結果が「YES」になり、ステップSA10に進み、表示部18に表示される画面を待受画面から番号入力画面に変更する。番号入力画面において発信する電話番号を入力し終えると、図3に示すステップSA11の判断結果が「YES」となり、ステップSA12に進む。ステップSA12〜SA14では、入力された電話番号に基づき発信および呼出報知を行う。呼出報知に応じて着呼側がオフフックして回線が接続されると、ステップSA14の判断結果が「YES」になってステップSA15に進み、通話処理を実行する。なお、番号入力画面が表示されている状態でクリアスイッチがオン操作された場合には、ステップSA16の判断結果が「YES」となり、ステップSA2に処理を戻して待受画面表示状態に復帰する。
b.オンフックスイッチがオン操作された場合
上記ステップSA15の通話処理中にユーザがオンフックスイッチをオン操作したとする。そうすると、ステップSA17の判断結果が「YES」になり、ステップSA18に進み、回線を切る終話処理を実行した後、図2に示すステップSA2に処理を戻して待受画面表示状態に復帰する。
c.テレビスイッチがオン操作された場合
ユーザがテレビスイッチをオン操作すると、図4に示すステップSA19の判断結果が「YES」になり、ステップSA20に進み、TV受像部20(チューナ21、トランスポートデコーダ22およびAVデコーダ23)をオン状態に設定する。次いで、ステップSA21〜SA23では、テレビスイッチがオフ操作される迄、AVデコーダ23が発生する映像データを表示部18に動画表示すると共に、AVデコーダ23が発生する音声データをスピーカ16から放音する。そして、テレビスイッチがオフ操作されると、ステップSA23の判断結果が「YES」となり、ステップSA24に進む。ステップSA24では、TV受像部20をオフ状態に設定してから図2に示すステップSA2に処理を戻して待受画面表示状態に復帰する。
d.録画設定スイッチがオン操作された場合
ユーザが録画設定スイッチをオン操作すると、図5に示すステップSA25の判断結果が「YES」になり、ステップSA26に進み、録画設定画面(不図示)を表示部18に表示する。次いで、ステップSA27では、この録画設定画面を用いた録画時間設定処理を実行する。録画時間設定処理では、録画設定画面に表示される設定アイテム(録画日時や録画時間)をカーソルスイッチの操作で選択し、選択したアイテムに録画日時や録画時間を入力設定する。そして、録画時間設定処理を終えてOKスイッチをオン操作すると、ステップSA28の判断結果が「YES」になり、ステップSA29に進み、録画設定フラグTFに「1」をセットして録画設定完了を表した後、図2に示すステップSA2に処理を戻して待受画面表示状態に復帰する。なお、クリアスイッチをオン操作した場合には、ステップSA30の判断結果が「YES」になり、ステップSA31に進み、録画時間設定処理にて設定した内容(録画日時や録画時間)をクリアした後、図2に示すステップSA2に処理を戻して待受画面表示状態に復帰する。
e.再生スイッチがオン操作された場合
ユーザが再生スイッチをオン操作すると、図6に示すステップSA32の判断結果が「YES」になり、ステップSA33に進む。ステップSA33では、録画設定フラグTFが「0」であって、かつ録画フラグRFが「0」であるか否か、つまり録画中でなく、しかも録画予約もされていない状態であるかどうかを判断する。録画中あるいは録画予約されていると、判断結果は「NO」となり、何も処理せずに図2に示すステップSA2に処理を戻して待受画面表示状態に復帰する。
一方、録画中でなく、しかも録画予約もされていない状態では、上記ステップSA33の判断結果が「YES」になり、ステップSA34に進む。ステップSA34では、録画データが録画再生部24の記憶媒体に記録されているか否かを判断する。録画再生部24の記憶媒体に録画データが記録されていないと、判断結果は「NO」になり、ステップSA35に進み、再生すべき録画データが無いことをユーザに警告報知した後、図2に示すステップSA2に処理を戻して待受画面表示状態に復帰する。
これに対し、録画データが録画再生部24の記憶媒体に記録されていると、ステップSA34の判断結果が「YES」になり、ステップSA36に進み、記憶媒体に記録されている録画データを再生するよう録画再生部24に指示する。録画再生部24が再生を開始すると、制御部12はステップSA37〜38にて再生された映像データを表示部18に動画表示すると共に、再生された音声データをスピーカ16から出力する。以後、終了スイッチがオン操作されるか、あるいは録画データの再生が終了するまでステップSA36〜SA40を繰り返して録画データの再生を継続する。そして、終了スイッチのオン操作あるいは録画データの再生終了に応じて、ステップSA41に進み、録画再生部24に再生停止を指示した後、図2に示すステップSA2に処理を戻して待受画面表示状態に復帰する。
(2)タイマインタラプト処理の動作
次に、図7を参照してタイマインタラプト処理の動作を説明する。制御部12では、上述のメインルーチン実行中に本処理を所定周期(例えば1分)毎に割込み実行するようになっている。本処理の実行タイミングになると、図7に示すステップSB1にて現時刻を取得する。続いて、ステップSB2では、取得した現時刻が前回取得の時刻から変化しているか否かを判断する。変化していなければ、判断結果は「NO」になり、何も処理せずに本処理を完了させるが、変化した場合には判断結果が「YES」となり、ステップSB3以降を実行する。ステップSB3、SB10では、録画予約中もしくは録画中のいずれであるかを判断する。以下、録画予約中の場合と録画中の場合とに分けて各場合の動作を説明する。
(a)録画予約中の場合
録画予約中であると、ステップSB3の判断結果が「YES」になり、ステップSB4に進む。ステップSB4では、現時刻が録画開始時刻に達したか否かを判断する。録画開始時刻に達していないと、判断結果は「NO」になり、何も処理せずに本処理を完了させる。
一方、現時刻が録画開始時刻に達すると、上記ステップSB4の判断結果が「YES」になり、ステップSB5に進み、TV受像部20をオン状態に設定し、続くステップSB6では、TV受像部20に録画時のフレームレート(例えば24f/s)を指示する。そして、ステップSB7では、TV受像部20の録画再生部24に録画開始を指示する。これにより、録画再生部24は例えば24f/sのフレームレートで映像/音声データを録画して行く。次いで、ステップSB8では、ユーザに録画中であることを報知する録画中画面を表示部18に表示する。この後、録画設定フラグTFをゼロリセットすると共に、録画フラグRFを「1」にセットして本処理を完了させる。
(b)録画実行中の場合
さて、こうして番組録画が開始されると、ステップSB10の判断結果が「YES」となり、制御部12はステップSB11に処理を進める。ステップSB11では、現時刻が録画終了時刻に達したか否かを判断する。録画終了時刻に達していない場合には、判断結果が「NO」になり、何も処理せずに本処理を完了させる。
一方、現時刻が録画終了時刻に達すると、上記ステップSB11の判断結果は「YES」になり、ステップSB12に進み、前述したメインルーチンのステップSA27(図5参照)にて設定した録画設定内容をクリアする。そして、ステップSB13ではTV受像部20をオフ状態に設定し、続くステップSB14ではTV受像部20の録画再生部24に録画終了を指示する。次いで、ステップSB15〜SB16では、録画フラグRFをゼロリセットした後、表示部18に待受画面を表示して本処理を完了させる。
(3)着信検知処理の動作
次に、図8〜図9を参照して着信検知処理の動作を説明する。前述したメインルーチンを実行中に着信があると、制御部12は本処理を割込み実行してステップSC1に進み、TV受像部20がオン状態もしくは録画再生部24が再生状態のいずれかの状態であるかどうかを判断する。そして、いずれかの状態であると、判断結果は「YES」となり、次のステップSC2に進み、携帯電話1の着信を優先させる為、受信音声あるいは再生音声の出力を停止させ、ステップSC3に進む。
一方、いずれの状態でもない場合には、上記ステップSC1の判断結果が「NO」になり、ステップSC3に進む。ステップSC3では、表示部18に着信画面をスーパーインポーズ表示する。次いで、ステップSC4では、着信音をスピーカ16より放音する着信報知を行い、続くステップSC5以降では、録画中であるか否かに応じた処理を実行する。以下、録画されていない場合と録画中の場合とに分けて動作を説明する。
(a)録画されていない場合
この場合、ステップSC5の判断結果が「YES」になり、ステップSC6に進み、オフフック操作の有無を判断する。オフフック操作が行われないと、判断結果は「NO」になり、上述のステップSC4に処理を戻す。これにより、オフフック操作されるまで着信報知が継続する。そして、オフフック操作が行われると、ステップSC6の判断結果が「YES」になり、ステップSC7に進む。ステップSC7〜SC8では、オンフック操作が行われるまで通話処理を継続する。そして、オンフック操作が行われると、ステップSC8の判断結果が「NO」となり、ステップSC9に進み、終話処理を実行する。
終話処理を終えると、制御部12はステップSC10に処理を進め、着信検知時点でスーパーインポーズ表示させた着信画面を消去する。続いて、ステップSC11では、TV受像部20がオン状態もしくは録画再生部24が再生状態のいずれかの状態であるかどうかを判断する。いずれかの状態であると、判断結果は「YES」となり、ステップSC12に進み、音声出力を再開させた後、図9に示すステップSC13に進む。一方、いずれの状態でもない場合には、上記ステップSC11の判断結果が「NO」になり、図9に示すステップSC13に進む。ステップSC13では、録画中であるか否かを判断するが、この場合、録画されていないので、判断結果は「NO」となり、本処理を完了させる。
(b)録画中の場合
さて一方、録画中に着信検知した場合には、上述したステップSC5の判断結果が「NO」となり、図9に示すステップSC15に進む。ステップSC15〜SC18では、オフフックスイッチのオン操作(押下操作)に応じてタイマカウントをスタートさせてオフフックスイッチが押下され続ける時間をカウントし、カウントされたタイマ値(押下され続ける時間)が長押し期間を表す所定値に達したかどうかを判断する。つまり、オフフックスイッチが長押し操作されたかどうかを判断する。ここで、オフフックスイッチが長押し操作されないと、ステップSC18の判断結果が「NO」となり、図8に示すステップSC4に処理を戻し、オフフックスイッチが長押し操作されるまで着信報知を継続させる。
オフフックスイッチが長押し操作されると、ステップSC18の判断結果が「YES」になり、ステップSC19に進み、録画再生部24に録画停止を指示する。次いで、ステップSC20では、録画停止をユーザに知らしめる確認音報知を行ってから図8に示すステップSC4に処理を戻す。
この後、オフフックスイッチを長押し操作を終え、オフフックスイッチを離すと、ステップSC17の判断結果が「YES」となり、図8に示すステップSC7に処理を進める。以後、上述したステップSC7〜SC13を実行する。そして、録画中なので、図9に示すステップSC13の判断結果が「YES」となり、ステップSC14に進み、録画再生部24に録画再開を指示して本処理を完了させる。
以上のように、第1実施形態では、録画中に着信があると、オフフックスイッチの長押し操作に応じて録画再生部24に録画停止を指示し、かつユーザに録画停止の確認音報知を行ってから通話を開始し、オンフック操作により通話を終えると、録画再生部24に録画再開を指示するようにしたので、通話品質を維持しながら録画することが可能になる。
C.第2実施形態
次に、図8、図10および図11を参照して第2実施形態による着信検知処理の動作を説明する。第1実施形態と同様、メインルーチン実行中に着信があると、制御部12は本処理を割込み実行して図8に示すステップSC1に進み、TV受像部20がオン状態もしくは録画再生部24が再生状態のいずれかの状態であるかどうかを判断する。そして、いずれかの状態であると、判断結果は「YES」となり、次のステップSC2に進み、携帯電話1の着信を優先させる為、受信音声あるいは再生音声の出力を停止させ、ステップSC3に進む。
一方、いずれの状態でもなければ、上記ステップSC1の判断結果が「NO」になり、ステップSC3に進む。ステップSC3では、表示部18に着信画面をスーパーインポーズ表示する。次いで、ステップSC4では、着信音をスピーカ16より放音する着信報知を行い、続くステップSC5以降では、録画中であるか否かに応じた着信処理を実行する。以下、録画されていない場合および録画中の場合に分けて動作を説明する。
(a)録画されていない場合
この場合、ステップSC5の判断結果が「YES」になり、ステップSC6に進み、オフフック操作の有無を判断する。オフフック操作が行われないと、判断結果は「NO」になり、上述のステップSC4に処理を戻す。これにより、オフフック操作されるまで着信報知を継続する。そして、オフフック操作が行われると、ステップSC6の判断結果が「YES」になり、ステップSC7に進む。ステップSC7〜SC8では、オンフック操作が行われるまで通話処理を継続する。そして、オンフック操作が行われると、ステップSC8の判断結果が「NO」となり、ステップSC9に進み、終話処理を実行する。
終話処理を終えると、制御部12はステップSC10に処理を進め、着信検知した時点でスーパーインポーズ表示させた着信画面を消去する。続いて、ステップSC11では、TV受像部20がオン状態もしくは録画再生部24が再生状態のいずれかの状態であるかどうかを判断する。いずれかの状態であると、判断結果は「YES」となり、ステップSC12に進み、音声出力を再開させた後、図11に示すステップSC36に進む。一方、いずれの状態でもなければ、上記ステップSC11の判断結果が「NO」になり、図11に示すステップSC36に進む。ステップSC36では、録画中であるか否かを判断するが、この場合、録画されていないので、判断結果は「NO」となり、本処理を完了させる。
(b)録画中の場合
さて一方、録画中に着信検知した場合には、上述したステップSC5(図8参照)の判断結果が「NO」となり、図10に示すステップSC30に進む。ステップSC30〜SC33では、オフフックスイッチのオン操作(押下操作)に応じてタイマカウントをスタートさせてオフフックスイッチが押下され続ける時間をカウントし、カウントされたタイマ値(押下され続ける時間)が長押し期間を表す所定値に達したかどうかを判断する。つまり、オフフックスイッチが長押し操作されたかどうかを判断する。ここで、オフフックスイッチが長押し操作されないと、ステップSC33の判断結果が「NO」となり、図8に示すステップSC4に処理を戻し、オフフックスイッチが長押し操作されるまで着信報知を継続させる。
そして、オフフックスイッチが長押し操作されると、図10に示すステップSC33の判断結果が「YES」になり、ステップSC34に進み、AVデコーダ23に対してフレームレートを24f/sから12f/sに変更するよう指示する。次いで、ステップSC35では、フレームレート変更をユーザに知らしめる確認音報知を行ってから図8に示すステップSC4に処理を戻す。
この後、オフフックスイッチの長押し操作を終え、オフフックスイッチを離すと、図10に示すステップSC32の判断結果が「YES」となり、図8に示すステップSC7に処理を進める。以後、上述したステップSC7〜SC12を実行する。そして、図11のステップSC36に進み、録画中であるか否かを判断するが、この場合、録画中だから判断結果は「YES」となり、ステップSC37に進む。ステップSC37では、AVデコーダ23に対してフレームレートを12f/sから24f/sに戻すよう指示して本処理を完了させる。
このように、第2実施形態では、録画中に着信があると、オフフックスイッチの長押し操作に応じて録画するフレームレートを24f/sから12f/sに半減させてから通話を開始させ、オンフック操作により通話を終えると、録画するフレームレートを12f/sから24f/sに戻す。これにより、通話期間はフレームレート半減により録画再生部24の録画品質を低下させて制御部12の処理負荷を軽減させる結果、通話品質を維持しながら録画することが可能になる。なお、本実施形態では、フレームレートだけを変更するようにしたが、これに替えて、フレームレートの変更に対応させて画像サイズも変更する態様にしても構わない。
D.第3実施形態
次に、図8および図12を参照して第3実施形態による着信検知処理の動作を説明する。第1実施形態と同様、メインルーチン実行中に着信があると、制御部12は本処理を割込み実行して図8に示すステップSC1に進み、TV受像部20がオン状態もしくは録画再生部24が再生状態のいずれかの状態であるかどうかを判断する。そして、いずれかの状態であると、判断結果は「YES」となり、次のステップSC2に進み、携帯電話1の着信を優先させる為、放送受信音声あるいは再生音声の出力を停止させ、ステップSC3に進む。一方、いずれの状態でもなければ、上記ステップSC1の判断結果が「NO」になり、ステップSC3に進む。ステップSC3では、表示部18に着信画面をスーパーインポーズ表示する。次いで、ステップSC4では、着信音をスピーカ16より放音する着信報知を行い、続くステップSC5以降では、録画中であるか否かに応じた着信処理を実行する。以下、録画されていない場合および録画中の場合に分けて動作を説明する。
(a)録画されていない場合
この場合、ステップSC5の判断結果が「YES」になり、ステップSC6に進み、オフフック操作の有無を判断する。オフフック操作が行われないと、判断結果は「NO」になり、上述のステップSC4に処理を戻す。これにより、オフフック操作されるまで着信報知を継続する。そして、オフフック操作が行われると、ステップSC6の判断結果が「YES」になり、ステップSC7に進む。ステップSC7〜SC8では、オンフック操作が行われるまで通話処理を継続する。そして、オンフック操作が行われると、ステップSC8の判断結果が「NO」となり、ステップSC9に進み、終話処理を実行する。
終話処理を終えると、制御部12はステップSC10に処理を進め、着信検知した時点でスーパーインポーズ表示させた着信画面を消去する。続いて、ステップSC11では、TV受像部20がオン状態もしくは録画再生部24が再生状態のいずれかの状態であるかどうかを判断する。いずれかの状態であると、判断結果は「YES」となり、ステップSC12に進み、音声出力を再開させた後、図12に示すステップSC47に進む。一方、いずれの状態でもなければ、上記ステップSC11の判断結果が「NO」になり、図12のステップSC47に進む。ステップSC47では、録画中であるか否かを判断するが、この場合、録画されていないので、判断結果は「NO」となり、本処理を完了させる。
(b)録画中の場合
さて一方、録画中に着信検知した場合には、上述したステップSC5(図8参照)の判断結果が「NO」となり、図12に示すステップSC40に進む。ステップSC40〜SC43では、オフフックスイッチのオン操作(押下操作)に応じてタイマカウントをスタートさせてオフフックスイッチが押下され続ける時間をカウントし、カウントされたタイマ値(押下され続ける時間)が長押し期間を表す所定値に達したかどうかを判断する。つまり、オフフックスイッチが長押し操作されたかどうかを判断する。ここで、オフフックスイッチが長押し操作されないと、ステップSC43の判断結果が「NO」となり、図8に示すステップSC4に処理を戻し、オフフックスイッチが長押し操作されるまで着信報知を継続させる。
そして、オフフックスイッチが長押し操作されると、図12に示すステップSC43の判断結果が「YES」になり、ステップSC44に進み、録画再生部24に録画停止を指示する。次いで、ステップSC45では、録画を停止した番組を代りに録画するようネットワーク録画機に録画開始を指示する。
なお、ここで言うネットワーク録画機とは、例えば携帯電話1のネットワークからインターネットを介して接続されるビデオサーバを指す。ビデオサーバは、例えばネットワーク配信される放送番組や地上波で放送される番組を録画再生する機能を有し、携帯電話1からの指示に従って指定番組を録画するよう構成されている。
次に、ステップSC46では、ネットワーク録画機に録画指示を与えた旨をユーザに知らしめる確認音報知を行ってから図8に示すステップSC4に処理を戻す。この後、オフフックスイッチを長押し操作を終え、オフフックスイッチを離すと、図11に示すステップSC42の判断結果が「YES」となり、図8に示すステップSC7に処理を進める。以後、上述したステップSC7〜SC12を実行する。そして、図12のステップSC47に進み、録画中であるか否かを判断するが、この場合、録画中だから判断結果は「YES」となり、ステップSC48に進む。ステップSC48では、録画再生部24に録画再開を指示し、続くステップSC49では、ネットワーク録画機に録画停止を指示して本処理を完了させる。
このように、第3実施形態では、録画中に着信があると、オフフックスイッチの長押し操作に応じて録画再生部24に録画停止を指示すると共に、その代りに番組録画するようネットワーク録画機に録画開始を指示してから通話を開始させ、オンフック操作により通話を終えると、録画再生部24に録画再開を指示する一方、ネットワーク録画機に録画停止を指示するので、通話品質を維持しながら録画することが可能になっている。
E.第4実施形態
次に、図10〜図11および図13〜図14を参照して第4実施形態による着信検知処理の動作を説明する。前述した第1実施形態と同様、メインルーチン実行中に着信があると、制御部12は本処理を割込み実行して図13に示すステップSC50に進み、TV受像部20がオン状態もしくは録画再生部24が再生状態のいずれかの状態であるかどうかを判断する。そして、いずれかの状態であると、判断結果は「YES」となり、次のステップSC51に進み、携帯電話1の着信を優先させる為、放送受信音声あるいは再生音声の出力を停止させ、ステップSC52に進む。一方、いずれの状態でもなければ、上記ステップSC50の判断結果が「NO」になり、ステップSC52に進む。ステップSC52では、表示部18に着信画面をスーパーインポーズ表示する。次いで、ステップSC53では、着信音をスピーカ16より放音する着信報知を行い、続くステップSC54以降では、録画中であるか否かに応じた着信処理を実行する。以下、録画されていない場合および録画中の場合に分けて動作を説明する。
(a)録画されていない場合
この場合、ステップSC54の判断結果が「YES」になり、ステップSC55に進み、オフフック操作の有無を判断する。オフフック操作が行われないと、判断結果は「NO」になり、上述のステップSC53に処理を戻す。これにより、オフフック操作されるまで着信報知を継続させる。そして、オフフック操作が行われると、ステップSC55の判断結果が「YES」になり、ステップSC56に進み、通話処理を実行する。次いで、ステップSC57では、録画中であるか否かを判断するが、この場合、録画されていない為、判断結果は「YES」になり、ステップSC58に進み、オンフック操作の有無を判断する。そして、オンフック操作されるまで通話処理を継続し、オンフック操作が行われると、ステップSC58の判断結果が「YES」となり、ステップSC59に進み、終話処理を実行する。
終話処理を終えると、制御部12はステップSC60に処理を進め、着信検知時点でスーパーインポーズ表示させた着信画面を消去する。続いて、ステップSC61では、TV受像部20がオン状態もしくは録画再生部24が再生状態のいずれかの状態であるかどうかを判断する。いずれかの状態であると、判断結果は「YES」となり、ステップSC62に進み、音声出力を再開させた後、前述した第2実施形態と同様に、図11に示すステップSC36に進む。一方、いずれの状態でもなければ、上記ステップSC61の判断結果が「NO」になり、図11のステップSC36に進む。図11に示すステップSC36では、録画中であるか否かを判断するが、この場合、録画されていないので、判断結果は「NO」となり、本処理を完了させる。
(b)録画中の場合
さて一方、録画中に着信検知した場合には、上述したステップSC54(図13参照)の判断結果が「NO」となり、前述した第2実施形態と同様、図10に示すステップSC30に進む。ステップSC30〜SC33では、オフフックスイッチのオン操作(押下操作)に応じてタイマカウントをスタートさせてオフフックスイッチが押下され続ける時間をカウントし、カウントされたタイマ値(押下され続ける時間)が長押し期間を表す所定値に達したかどうかを判断する。つまり、オフフックスイッチが長押し操作されたかどうかを判断する。ここで、オフフックスイッチが長押し操作されないと、ステップSC33の判断結果が「NO」となり、図13に示すステップSC53に処理を戻し、オフフックスイッチが長押し操作されるまで着信報知を継続させる。
オフフックスイッチが長押し操作されると、図10に示すステップSC33の判断結果が「YES」になり、ステップSC34に進み、AVデコーダ23に対してフレームレートを24f/sから12f/sに変更するよう指示する。次いで、ステップSC35では、フレームレート変更をユーザに知らしめる確認音報知を行ってから図13に示すステップSC53に処理を戻す。この後、オフフックスイッチの長押し操作を終えてオフフックスイッチを離すと、図10に示すステップSC32の判断結果が「YES」となり、図13に示すステップSC56に処理を進める。
これにより、フレームレートを24f/sから12f/sに変更した録画を続けた状態でステップSC56にて通話処理が行われる。そして、ステップSC57では、録画中であるか否かを判断するが、この場合、録画中だから判断結果は「NO」になり、図14に示すステップSC65に処理を進める。ステップSC65〜SC68では、UP/DOWNカーソルスイッチのオン操作に応じて、フレームレートを「24f/s」、「12f/s」および「6f/s」のいずれかにアップ/ダウン設定変更する。つまり、通話品質を優先させたい場合にはDOWNカーソルスイッチをオン操作してフレームレートを下げ、録画品質を優先させたい場合にはUPカーソルスイッチをオン操作してフレームレートを上げる。こうしたフレームレートのアップ/ダウン設定変更が行われると、図13のテップSC58に進み、オンフック操作の有無を判断する。
オンフック操作されるまでステップSC56〜SC58を繰り返して通話処理を継続し、オンフック操作が行われると、ステップSC58の判断結果が「YES」となり、ステップSC59に進む。以後、上述したステップSC59〜SC62を実行した後、前述した第2実施形態と同様に、図11に示すステップSC36に進み、録画中であるか否かを判断するが、この場合、録画中だから判断結果は「YES」となり、ステップSC37に進む。ステップSC37では、AVデコーダ23に対してフレームレートを12f/sから24f/sに戻すよう指示して本処理を完了させる。
以上のように、第4実施形態では、録画中に着信があると、オフフックスイッチの長押し操作に応じて録画するフレームレートを24f/sから12f/sに半減させてから通話を開始させ、通話中に通話品質を優先させたい場合にはフレームレートを下げ、録画品質を優先させたい場合にはフレームレートを上げる設定を行い、オンフック操作により通話を終えると、録画するフレームレートを12f/sから24f/sに戻すようにしたので、通話品質を維持しながら録画したり、録画品質を維持しながら通話したりすることが可能になる。なお、本実施形態では、フレームレートだけを変更するようにしたが、これに替えて、フレームレートの変更に対応させて画像サイズも変更する態様にしても構わない。
本発明による第1実施形態の構成を示すブロック図である。 メインルーチンの動作を示すフローチャートである。 メインルーチンの動作を示すフローチャートである。 メインルーチンの動作を示すフローチャートである。 メインルーチンの動作を示すフローチャートである。 メインルーチンの動作を示すフローチャートである。 タイマインタラプト処理の動作を示すフローチャートである。 着信検知処理の動作を示すフローチャートである。 着信検知処理の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態による着信検知処理の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態による着信検知処理の動作を示すフローチャートである。 第3実施形態による着信検知処理の動作を示すフローチャートである。 第4実施形態による着信検知処理の動作を示すフローチャートである。 第4実施形態による着信検知処理の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯電話
11 通信処理部
12 制御部
13 ROM
14 RAM
15 操作部
16 スピーカ
17 マイク
18 表示部
21 チューナ
22 トランスポートデコーダ
23 AVデコーダ
24 録画再生部

Claims (8)

  1. 放送を受信して番組を録画する録画手段と、
    着信時に前記録画手段が録画中であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が録画中と判定した場合、通話開始を指示する操作子の一定時間の操作に応じて、前記録画手段に録画停止を指示してから通話を開始させるオフフック手段と、
    通話終了を指示する操作子の操作に応じて、前記録画手段に録画再開を指示してから通話を終了させるオンフック手段と
    を具備することを特徴とする通信端末装置。
  2. 放送を受信して番組を録画する録画手段と、
    着信時に前記録画手段が録画中であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が録画中と判定した場合、通話開始を指示する操作子の一定時間の操作に応じて、前記録画手段に録画品質低下を指示してから通話を開始させるオフフック手段と、
    通話終了を指示する操作子の操作に応じて、前記録画手段に元の録画品質に戻すよう指示してから通話を終了させるオンフック手段と
    を具備することを特徴とする通信端末装置。
  3. 放送を受信して番組を録画する録画手段と、
    着信時に前記録画手段が録画中であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が録画中と判定した場合、通話開始を指示する操作子の一定時間の操作に応じて、前記録画手段に録画停止を指示すると共に、その代りに番組録画するようネットワークを介して録画装置に録画開始を指示してから通話を開始させるオフフック手段と、
    通話終了を指示する操作子の操作に応じて、前記録画手段に録画再開を指示する一方、ネットワークを介して録画装置に録画停止を指示してから通話を終了させるオンフック手段と
    を具備することを特徴とする通信端末装置。
  4. 放送を受信して番組を録画する録画手段と、
    着信時に前記録画手段が録画中であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が録画中と判定した場合、通話開始を指示する操作子の一定時間の操作に応じて、前記録画手段に録画品質低下を指示してから通話を開始させるオフフック手段と、
    前記オフフック手段により開始された通話中に、前記録画手段の録画品質を可変設定する設定手段と、
    通話終了を指示する操作子の操作に応じて、前記録画手段に元の録画品質に戻すよう指示してから通話を終了させるオンフック手段と
    を具備することを特徴とする通信端末装置。
  5. 放送を受信して番組を録画する録画処理と、
    着信時に前記録画処理が録画中であるか否かを判定する判定処理と、
    前記判定処理が録画中と判定した場合、通話開始を指示する操作子の一定時間の操作に応じて、前記録画処理に録画停止を指示してから通話を開始させるオフフック処理と、
    通話終了を指示する操作子の操作に応じて、前記録画処理に録画再開を指示してから通話を終了させるオンフック処理と
    をコンピュータで実行させることを特徴とする通信端末処理プログラム。
  6. 放送を受信して番組を録画する録画処理と、
    着信時に前記録画処理が録画中であるか否かを判定する判定処理と、
    前記判定処理が録画中と判定した場合、通話開始を指示する操作子の一定時間の操作に応じて、前記録画処理に録画品質低下を指示してから通話を開始させるオフフック処理と、
    通話終了を指示する操作子の操作に応じて、前記録画処理に元の録画品質に戻すよう指示してから通話を終了させるオンフック処理と
    をコンピュータで実行させることを特徴とする通信端末処理プログラム。
  7. 放送を受信して番組を録画する録画処理と、
    着信時に前記録画処理が録画中であるか否かを判定する判定処理と、
    前記判定処理が録画中と判定した場合、通話開始を指示する操作子の一定時間の操作に応じて、前記録画処理に録画停止を指示すると共に、その代りに番組録画するようネットワークを介して録画装置に録画開始を指示してから通話を開始させるオフフック処理と、
    通話終了を指示する操作子の操作に応じて、前記録画処理に録画再開を指示する一方、ネットワークを介して録画装置に録画停止を指示してから通話を終了させるオンフック処理と
    をコンピュータで実行させることを特徴とする通信端末処理プログラム。
  8. 放送を受信して番組を録画する録画処理と、
    着信時に前記録画処理が録画中であるか否かを判定する判定処理と、
    前記判定処理が録画中と判定した場合、通話開始を指示する操作子の一定時間の操作に応じて、前記録画処理に録画品質低下を指示してから通話を開始させるオフフック手段と、
    前記オフフック手段により開始された通話中に、前記録画処理の録画品質を可変設定する設定処理と、
    通話終了を指示する操作子の操作に応じて、前記録画処理に元の録画品質に戻すよう指示してから通話を終了させるオンフック処理と
    をコンピュータで実行させることを特徴とする通信端末処理プログラム。
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