JP2005108402A - 情報記録装置及び記録媒体並びに再生プログラム - Google Patents

情報記録装置及び記録媒体並びに再生プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2005108402A
JP2005108402A JP2004256530A JP2004256530A JP2005108402A JP 2005108402 A JP2005108402 A JP 2005108402A JP 2004256530 A JP2004256530 A JP 2004256530A JP 2004256530 A JP2004256530 A JP 2004256530A JP 2005108402 A JP2005108402 A JP 2005108402A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
recording medium
recorded
information
logical address
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004256530A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Ueda
豊 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Photo Imaging Inc
Original Assignee
Konica Minolta Photo Imaging Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Photo Imaging Inc filed Critical Konica Minolta Photo Imaging Inc
Priority to JP2004256530A priority Critical patent/JP2005108402A/ja
Publication of JP2005108402A publication Critical patent/JP2005108402A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

【課題】ファイルが記録された記録媒体の不正なコピーを確実に防止することをことができる情報記録装置及び記録媒体並びに再生プログラムの提供。
【解決手段】情報記録装置には、固有メディア情報を生成する手段と取り込んだファイルをスクランブルする手段とスクランブルファイルと固有メディア情報とを所定の領域に書き込む手段とを備え、記録媒体9の論理アドレス領域にはスクランブルファイルが、論理アドレス領域外には固有メディア情報が書き込まれる。一方、再生プログラムは、コンピュータを、予め記録された位置特定情報を参照して固有メディア情報を抽出する手段スクランブルファイルを元のファイルに復元する手段として機能させるため固有メディア情報が記録されていない記録媒体9のファイルは再生することができない。これにより記録媒体9の不正なコピーを防止することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、ファイルを記録する情報記録装置及び該情報記録装置で作成される記録媒体並びに該記録媒体に記録されたファイルを再生するための再生プログラムに関する。
近年、写真に関連する様々なサービスが提供されるようになってきている。例えば、ユーザがデジタルカメラで写真を撮影し、写真の画像ファイルを記録したデジタルカメラやデジタルカメラ用メディアをミニラボ等の写真店に持ち込み、店舗内に設けられた無人端末(キオスク)や店頭端末などを用いて、デジタルカメラやメディアに記録された画像ファイルをCD−R、DVD−Rなどの記録媒体に書き込むことができる(例えば、特開平5−182373号公報等)。
また、ユーザがフィルムカメラで写真を撮影し、撮影済みのフィルムをミニラボ等の写真店に持ち込むと、写真店ではフィルムを現像した後、スキャナ等の読み取り装置を用いて画像ファイルを読み取り、CD−R、DVD−Rなどの記録媒体に書き込んでユーザに提供するサービスも行われている。
また、デジタルカメラやメディア、フィルムから読み取った画像ファイルを、例えば、DVDプレーヤやDVDレコーダのような画像再生機器で再生することができるようにファイル形式を変換し、元の画像ファイルと変換した画像ファイルとをCD−R、DVD−Rなどの記録媒体に書き込むサービスも行われている。
そして、ユーザは画像ファイルが書き込まれた記録媒体をパソコンに挿入し、パソコンにインストールされているスライドショープログラムなどのアプリケーションを用いて画像ファイルの表示、編集、画像処理などを行ったり、記録媒体を画像再生機器に挿入して画像ファイルを表示するなどして画像ファイルを活用することができる。また、上記記録媒体は、画像ファイルを提供するユーザ自身が利用するのみならず、画像ファイルを見せたい知人などにプレゼントする用途にも利用されている。
特開平5−182373号公報(第4−6頁、第3図)
近年のパソコンはCD−RやDVD−Rなどの記録媒体にデータの書き込みが可能な機種が多く、この書き込み機能を用いて上述したサービスで作成された記録媒体を知人などにプレゼントするためにコピーすることも可能である。しかしながら、このような不正なコピーを許容すると上記サービスの利用促進の妨げとなり、またサービス提供者の利益を損なうことになってしまうため、不正なコピーを確実に防止することができる手法の提案が望まれている。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、ファイルが記録された記録媒体の不正なコピーを確実に防止することをことができる情報記録装置及び記録媒体並びに再生プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の情報記録装置は、ファイルを入力する手段と、入力した前記ファイルを特定のプログラムで再生可能な形態に変換する手段と、少なくとも、前記変換されたファイルを、前記特定のプログラムで参照される記録媒体の識別情報が予め論理アドレス領域外に記録された前記記録媒体の論理アドレス領域に書き込む手段と、を少なくとも備えるものである。
また、本発明の情報記録装置は、特定のプログラムで参照される記録媒体の識別情報を生成する手段と、ファイルを入力する手段と、入力した前記ファイルを前記特定のプログラムで再生可能な形態に変換する手段と、少なくとも、前記変換されたファイルを前記記録媒体の論理アドレス領域に書き込むと共に、前記識別情報を論理アドレス領域外に書き込む手段と、を少なくとも備えるものである。
また、本発明の情報記録装置は、特定のプログラムで参照される記録媒体の識別情報を生成する手段と、前記記録媒体が挿入されるコンピュータのOSが認識できない形態のダミーデータを記憶する手段と、ファイルを入力する手段と、入力した前記ファイルを前記特定のプログラムで再生可能な形態に変換する手段と、少なくとも、前記変換されたファイル及び前記ダミーデータを前記記録媒体の論理アドレス領域に書き込むと共に、前記識別情報を論理アドレス領域外に書き込む手段と、を少なくとも備えるものである。
本発明においては、前記識別情報は、前記記録媒体を利用するコンピュータのOSが認識できない形態のデータとすることができる。
また、本発明の情報記録装置は、記録媒体が挿入されるコンピュータのOSが認識できない形態のダミーデータを記憶する手段と、ファイルを入力する手段と、入力した前記ファイルを前記特定のプログラムで再生可能な形態に変換する手段と、少なくとも、前記変換されたファイル及び前記ダミーデータを前記記録媒体の論理アドレス領域に書き込む手段と、を少なくとも備えるものである。
また、本発明の記録媒体は、予め、特定のプログラムで参照される記録媒体の識別情報が論理アドレス領域外に記録されているものである。
また、本発明の記録媒体は、少なくとも、特定のプログラムで再生可能な形態に変換されたファイルが論理アドレス領域に記録され、かつ、前記特定のプログラムで参照される記録媒体の識別情報が論理アドレス領域外に記録されているものである。
また、本発明の記録媒体は、少なくとも、特定のプログラムで再生可能な形態に変換されたファイルと、記録媒体が挿入されるコンピュータのOSが認識できない形態のダミーデータとが論理アドレス領域に記録され、かつ、前記特定のプログラムで参照される該記録媒体の識別情報が論理アドレス領域外に記録されているものである。
また、本発明の記録媒体は、少なくとも、特定のプログラムで再生可能な形態に変換されたファイルと、記録媒体が挿入されるコンピュータのOSが認識できない形態のダミーデータとが論理アドレス領域に記録されているものである。
また、本発明の再生プログラムは、コンピュータを、予め記録された位置情報を参照して、記録媒体の論理アドレス領域外から該記録媒体の識別情報を抽出する手段、前記識別情報が記録されている場合に、前記記録媒体の論理アドレス領域に記録された所定の形態に変換されたファイルを元の画像ファイルに復元する手段、として機能させるものである。
また、本発明の再生プログラムは、コンピュータを、記録媒体の論理アドレス領域からコンピュータのOSが認識できない形態のダミーデータを読み取る手段、予め記録された位置情報を参照して、前記記録媒体の論理アドレス領域外から該記録媒体の識別情報を抽出する手段、前記ダミーデータ及び前記識別情報が記録されている場合に、前記記録媒体の論理アドレス領域に記録された所定の形態に変換されたファイルを元の画像ファイルに復元する手段、として機能させるものである。
また、本発明の再生プログラムは、コンピュータを、記録媒体の論理アドレス領域からコンピュータのOSが認識できない形態のダミーデータを読み取る手段、前記ダミーデータが記録されている場合に、前記記録媒体の論理アドレス領域に記録された所定の形態に変換されたファイルを元のファイルに復元する手段、として機能させるものである。
このように、本発明の情報記録装置では、入力されたファイルを特定のプログラムでのみ再生できるようにスクランブル処理を施し、予め記録媒体を識別するための識別情報がパソコンのOSではアクセスできない領域(論理アドレス領域外)に記録された記録媒体に記録したり、又は、スクランブル処理を施したファイルを記録媒体に記録すると共に、識別情報を生成して該識別情報を論理アドレス領域外に記録したり、又は、スクランブル処理を施したファイルとパソコンのOSが認識できない形式のダミーデータ(例えば、リードイン・TOC(Table Of Contents)にアドレス情報が記述されていないデータ)とを記録媒体に記録したり、更にスクランブル処理を施したファイルとダミーデータに加えて、識別情報を生成して該識別情報を論理アドレス領域外に記録する。これにより、情報記録装置で作成された記録媒体をユーザがパソコンを用いてコピーしても論理アドレス領域外に記録された識別情報はコピーすることができず、また、ダミーデータもリードイン・TOCにアドレス情報が記述されていないためコピーすることができず、不正にコピーされた記録媒体には識別情報又はダミーデータが記録されないことになる。
また、パソコンなどにインストールされる記録媒体を再生するための再生プログラムは、位置情報記憶手段に記憶された位置情報を参照して記録媒体から識別情報を抽出し、識別情報が記録されている場合又は該識別情報が有効な場合にのみ、スクランブル処理されたファイルの復元を行ったり、又は、論理アドレス領域にパソコンのOSが認識できない形式で記録されたダミーデータを認識し、ダミーデータが記録されている場合(又は、更に識別情報が記録されている場合又は該識別情報が有効な場合)にのみ、ファイルの復元を行う。このように不正にコピーされた記録媒体には識別情報又はダミーデータが記録されておらず、スクランブル処理されたファイルを再生プログラムで再生することができないため、不正なコピーを確実に防止することができる。
本発明の情報記録装置及び記録媒体並びに再生プログラムによれば、記録媒体の不正なコピーを確実に防止することができる。
その理由は、情報記録装置では、ユーザが提供したファイルを単にCD-Rなどの記録媒体に記録するのではなく、ファイルにスクランブル処理を施して記録媒体に記録すると共に、記録媒体を識別するための固有メディア情報をパソコンのOSではアクセスできない論理アドレス領域外に書き込んだり、パソコンのOSが認識できない形式で形成されたダミーデータ(例えば、リードイン・TOCにアドレス情報が記述されていないデータ)が記録媒体に書き込まれるからである。これにより記録媒体を一般的な書き込みソフトを用いてコピーしても固有メディア情報又は/及びダミーデータはコピーすることができず、再生プログラムは固有メディア情報又は/及びダミーデータが記録されていない記録媒体のファイルは復元することができないため、記録媒体の不正なコピーを確実に防止することができるからである。
本発明に係る情報記録装置は、その好ましい一実施の形態において、固有メディア情報を生成する固有メディア情報生成手段と、取り込んだファイルにスクランブル処理を施すファイル変換手段と、スクランブルされたファイルを記録媒体の論理アドレス領域に書き込むと共に、固有メディア情報生成手段で生成された固有メディア情報を論理アドレス領域外に書き込むファイル記録手段とを少なくとも備え、該情報記録装置で作成された記録媒体は、論理アドレス領域にはスクランブルされたファイルが記録され、論理アドレス領域外にはスクランブル処理されたファイルを再生する再生プログラムで利用される固有メディア情報が書き込まれる。そのため、専用の書き込み装置を用いなければ記録媒体をコピーしても固有メディア情報をコピーすることができない。一方、再生プログラムは、コンピュータを、少なくとも、予め記録された位置情報を参照して記録媒体から固有メディア情報を抽出する手段、固有メディア情報を参照して記録媒体に記録されたスクランブル処理されたファイルを元のファイルに復元する手段、として機能させるため、固有メディア情報が記録されていない記録媒体のファイルは再生することができない。このような手法を用いることによって、記録媒体の不正なコピーを防止することができる。
上記実施形態について詳細に説明すべく、本発明の第1の実施例に係る情報記録装置及び記録媒体並びに再生プログラムについて、図1乃至図8を参照して説明する。図1、図5及び図6は、本発明の第1の実施例に係る情報記録装置の構成を模式的に示す図であり、図2は、その機能を示すブロック図である。また、図3は、本実施例の情報記録方法の手順を示すフローチャート図であり、図4は、記録媒体におけるファイルの記録領域を示す図である。また、図7は、本実施例の再生プログラムがコンピュータを機能させる手段を示すブロック図であり、図8は、該再生プログラムを用いて記録媒体の画像ファイルを再生する手順を示すフローチャート図である。なお、本明細書及び特許請求の範囲における論理アドレス領域とは、ユーザのデータ(プログラム)が記録される領域であり、ユーザデータの配置情報が記録されるプログラムメモリ領域、リードイン・TOC領域やリードアウト領域などの情報領域、ディスクの応用コードやレーザ記録パワーの推奨値、その他の情報が記録される案内溝変調(ATIP:Absolute Time In Pre-groove)情報の領域は含まず、また、論理アドレス領域外とは上記論理アドレス領域以外の領域を指すものとする。
まず、本発明の第1の実施例に係る情報記録装置について、図1を参照して説明する。本実施例の情報記録装置1は、スマートメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)、メモリースティック(登録商標)、SDメモリーカード、マルチメディアカードなどのデジタルカメラ用やカメラ付き携帯電話機用の記録媒体(以下、メディア8と呼ぶ。)を装填するメディア装填部2、デジタルカメラ7やカメラ付き携帯電話機7a等の撮影機器(以下、デジタルカメラ7として説明する。)を有線又は無線、赤外線等によって接続するための機器接続部3、インターネット等の通信ネットワーク22を介してサーバ23からファイルをダウンロードするネットワーク接続部等のファイル入力手段と、メディア8やデジタルカメラ7から読み取った、又はサーバ23からダウンロードした静止画像ファイル、動画ファイル、楽曲音声ファイル、コンテンツファイル、アプリケーションファイル等(以下、単にファイルと呼ぶ。)を記録するCD−RやDVD−R等の記録媒体9を装填する記録媒体装填部4と、ボタン、キーボード、マウス等の操作部6及びLCD、CRT等の表示部5(図では操作部6と表示部5とを兼ね備えるタッチパネルを示している。)とを備えている。
また、情報記録装置1の機能をブロック図で示すと図2のようになる。すなわち、メディア装填部2、機器接続部3、ネットワーク接続部等を用いてファイル(例えば、パソコンで再生可能な静止画像ファイルや楽曲音声ファイル等)を入力するファイル入力手段10と、表示部5や操作部6等の情報入力手段11と、記録媒体9を識別し、後述する再生プログラムで利用される情報(以下、固有メディア情報と呼ぶ。)を生成する固有メディア情報生成手段12と、必要に応じて、入力したファイル(例えば、静止画像ファイル)をDVDプレーヤやDVDレコーダ等の画像再生機器で再生可能な形式のファイル(例えば、動画ファイル)に変換すると共に、入力したファイルや画像再生機器用に変換したファイルにスクランブル処理を施すファイル変換手段13と、ファイルの記録順序を制御するファイル転送手段14と、ファイル転送手段14によって転送されたファイルを記録媒体装填部4に装填された記録媒体9の所定の領域に書き込むファイル記録手段15と、ファイル記録手段15に書き込むファイルを一時的に格納する記憶手段16とを備えている。
なお、ここでは、説明を容易にするためのファイル転送手段14とファイル記録手段15とを便宜上別々の手段としているが、これらは一つの手段として構成されていてもよい。また、図1では、記録媒体装填部4を記録媒体9にファイルを記録する手段として用いているが、予めコンテンツなどのファイルが記録された記録媒体を装填し、該記録媒体からファイルを入力する手段として用いてもよい。また、図1では写真店やコンビニエンスストア等の店舗に設置可能なキオスク型の情報記録装置1を記載しているが、情報記録装置1の形態は任意であり、例えば、図5に示すように専用のセットトップボックスとしたり、図6に示すようにポータブルライターなどとしてもよいし、DVDレコーダでもよい。
上記構成の情報記録装置1を用いて、ファイルが記録媒体9に記録されるまでの手順について、図3のフローチャート図を参照して説明する。なお、以下では、読み取ったファイルをパソコン及び画像再生機器の双方で閲覧できるように2種類のファイルを記録媒体9に記録する場合について示すが、一方の機器でのみ再生可能なファイルを記録媒体9に記録する場合も同様に適用することができる。
まず、ステップS101で、情報記録装置1のメディア装填部2にメディア8を装填、又は、機器接続部3にデジタルカメラ7を接続、又はネットワーク接続部を通信ネットワーク22に接続し、記録媒体装填部4に記録媒体9を装填する。
次に、ステップS102で、固有メディア情報生成手段12は、記録媒体9に記録されたファイルを上述する再生プログラムで再生するために利用される、該記録媒体9を識別するための識別情報(以下、固有メディア情報と呼ぶ。)を生成する。この固有メディア情報の内容は限定されず、記録媒体9の製造業社に対応するコード(製造業社コード)や記録媒体9の規格に対応するコード(タイプコード)などとすることもでき、また、複数の記録媒体9で固有メディア情報が重複しないようにユニークな構成とすることもできる。また、固有メディア情報は再生プログラムが認識できる形式で記録されていればよく、パソコンのOSが認識できないようにファイル形式でないデータとして記録されることが好ましい。
次に、ステップS103で、ファイル入力手段10を用いて、デジタルカメラ7やメディア8の所定のエリアに格納されたファイルやサーバ23に記録された(ここでは、デジタルカメラ7やメディア8に記録された)静止画像ファイルを読み取る。
次に、必要に応じて、ステップS104で、ファイル変換手段13を用いて読み取った静止画像ファイルを別のファイル形式のファイル(ここでは、DVDプレーヤやDVDレコーダ等の画像再生機器で読み取り可能なMPEG1、MPEG2等の形式の動画ファイルやV−CD形式ファイル、DVD−Video形式ファイル)に変換する。静止画像ファイルから動画ファイルを作成する方法は特に限定されないが、例えば、静止画像ファイルをスライドショーのように表示する場合は、静止画像ファイルにスライド表示の時間分の差分0のデータを付加して動画ファイルを生成したり、静止画像ファイルにスライドショープログラムで設定されたスライド効果に基づく差分データを付加して動画ファイルを生成することができる。なお、画像再生機器用の画像ファイルを作成しない場合はこのステップは不要である。
次に、ステップS105で、元のファイルや画像再生機器用に変換されたファイルの全て又はその一部をスクランブル処理する。ここでいうスクランブル処理とは、専用のアプリケーション(後述する再生プログラム)を用いないと再生することができないようにファイルを変換することを言い、例えば、ファイルのデータの配列を変更したり、ファイルを分割したり、特別な拡張子のファイルに変換するなどの処理全般を意味する。また、記録媒体9に記録するファイルの全てをスクランブル処理しない場合があるのは、パソコンを用いて記録媒体9をコピーする場合、Video−CD形式のデータやDVD−Video形式のデータの一部はコピーできないため、スクランブル処理を施す必要がない場合もあるからである。
次に、ステップS106で、固有メディア情報を記録媒体9に記録する。この固有メディア情報はファイルの不正なコピーを防止するために設けるものであるため、その記録場所や中身が容易に知られてしまうと固有メディア情報自体もコピーされてしまい、不正なコピーを防止することができなくなってしまうため、固有メディア情報の少なくとも一部はコンピュータのOSでは記録内容を制御できない情報、具体的にはプログラムメモリ領域の情報や、CD−R成型時に付与される案内溝変調(ATIP)による情報などとすることが好ましい。
ここで、一般的な記録媒体9の構造について、図13を参照して説明すると、CD-Rは、ポリカーボネート基板100上に、シアニン、フタロシアニン、アゾなどの有機色素層101と銀などの反射層102と保護層103とが積層されて形成され、有機色素層101に所定のパワーのレーザ光を当てて色素を分解して基板を変形させることでピットを形成し、情報の記録を行っているが、レーザパワーは、レーザ光を照射するレーザヘッドの方式や使用する有機色素層101の種類に応じて最適な値が異なるため、情報の書き込みを確実に行うためにはCD-Rのタイプやレーザ記録パワーの推奨値をドライブ側が認識する必要がある。そこで、ディスクの応用コードやレーザ記録パワーの推奨値などの情報を記録媒体の製造段階で案内溝変調(ATIP)による情報として書き込み、その情報をドライブのファームウェアが読み取り、ファームウェアが独自にレーザヘッドを制御してレーザパワーの調整を行っている。このような案内溝変調(ATIP)は製造時にしか作成できないため、ユーザレベルでのコピーを防止することができる。また、上記以外の案内溝変調(ATIP)であるリードイン開始時間、最大リードアウト開始可能時間等も適宜設定することで固有メディア情報として利用することができ、記録媒体9が正規に作成されたものか否かを簡単かつ確実に識別することができる。
次に、画像再生機器用のファイルを作成した場合は、ステップS107で、ファイル転送手段14は、ファイル変換手段13でスクランブル処理されたファイルや関連付けファイル等(以下、これらを総称して画像再生機器用ファイル群と呼ぶ。)を記憶手段16に予め設けた書き込み用の所定のフォルダに転送する。すると、ファイル記録手段15は、該フォルダから画像再生機器用ファイル群を読み出して、記録媒体9の論理アドレス領域の内側に記録する。ここで、動画ファイルの画像形式としてMPEG1又はMPEG2を用いCD−Rに記録すればVideo−CD形式の記録媒体9を作成することができ、動画ファイルの画像形式としてMPEG2を用いDVD−Rに記録すればDVD−Video形式の記録媒体9を作成することができる。
次に、ステップS108で、必要に応じて、ファイル記録手段15は、パソコン用のファイルの記録を行う前に、画像再生機器で使用可能なファイルの領域を区分するために一旦セッションをクローズする。
次に、ステップS109で、ファイル転送手段14は、ファイル変換手段13でスクランブル処理されたファイル、静止画像ファイルをスライド表示するためのアプリケーション、スライドショーの設定ファイル等(以下、これらを総称してパソコン用ファイル群と呼ぶ。)を記憶手段16に予め設けた書き込み用の所定のフォルダに転送する。すると、ファイル記録手段15は、該フォルダからパソコン用ファイル群を読み出して、記録媒体9に先に記録された画像再生機器用ファイル群の外側に記録して一連の書き込み処理を終了する。
上記手順で作成された記録媒体9には図4に示すように各種情報が記録され、ディスク型記録媒体9の最も内側の論理アドレス領域外には、所定の形式(好ましくはファイル形式でないデータ形式)の固有メディア情報が記録され、その外側の論理アドレス領域の内側には、スクランブル処理されたファイルを含む画像再生機器用ファイル群(Video−CD形式のデータやDVD−Video形式のデータの場合はスクランブル処理されていなくてもよい。)が記録され、更にその外側にはスクランブル処理されたファイルを含むパソコン用ファイル群が記録される。
なお、上記手順では、情報記録装置1で記録媒体9に固有メディア情報を書き込む構成としたが、予め記録媒体9に固有メディア情報が書き込まれた記録媒体9をユーザに提供する構成とすることもできる。例えば、固有メディア情報が書き込まれる領域は予め色素の種別やメーカを特定する情報などが記録媒体9の製造段階で記録される領域であることから、メーカに依頼することにより上記情報と共に固有メディア情報を書き込むこともできる。この方法では、固有メディア情報がプレスにより記録されるため、記録の信頼性を高めることができると共に、情報記録装置1に固有メディア情報生成手段12を備える必要はなく、また、図3のステップS106の固有メディア情報の書き込みは行う必要はないため、情報記録装置1の構成や記録手順を簡略化することができる。また、記録媒体9を装填した直後に固有メディア情報生成手段12を用いて固有メディア情報を生成したが、例えば、ファイルの変換やスクランブル処理を行った後に固有メディア情報を生成してもよい。また、上記手順では、パソコン及び画像再生機器の双方で読み取れるようにファイル転送手段14で書き込み順番を制御したが、書き込みの順番を問わない場合はどちらのファイルを先に書き込んでもよい。
このように、本実施例の情報記録装置1では、デジタルカメラ7やメディア8から読み取ったファイルをそのまま記録媒体9に書き込むのではなく、記録媒体9ごとにユニークな固有メディア情報を生成し、パソコンのOSではアクセスできない論理アドレス領域外に書き込むと共に、元のファイルや画像再生機器用に変換されたファイルにスクランブル処理を施して専用の再生プログラムでしか復元、再生ができないように書き込むことにより、ユーザが記録媒体9をコピーしても固有メディア情報はコピーすることができず、スクランブル処理されたファイルを復元することができないため、不正なコピーを確実に防止することができる。
次に、上記情報記録装置1で作成された記録媒体9を用いてパソコンでファイルを再生する手順について図8のフローチャート図を参照して説明する。
まず、ステップS201で、ユーザはサービス提供者から提供された再生プログラムをパソコンにインストールする。この再生プログラムは、図7に示すように、コンピュータを、固有メディア情報の記録位置を示す情報を記憶する位置情報記憶手段17、該位置情報を参照して固有メディア情報を抽出する固有メディア情報抽出手段18、スクランブル処理されたファイルを復元するファイル復元手段19、復元されたファイルを再生するファイル再生手段20などとして機能させる。なお、再生プログラムの提供方法は限定されず、CD-R等の記録媒体に記録してユーザに提供したり、インターネット等の通信ネットワークを介してサービス提供者が配信してもよい。
次に、ステップS202で、パソコンのスロットに記録媒体9を挿入した後、ステップS203でパソコンにインストールされた再生プログラムを起動すると、ステップS204で、固有メディア情報抽出手段18は、位置情報記憶手段17に記憶された位置情報(例えば、物理アドレス)を取得する。そして、ステップS205で、取得した位置情報を参照して、該位置に記録されている固有メディア情報を抽出する。上述したようにこの固有メディア情報は論理アドレス領域外に記録されているため、パソコンのOSではアクセスすることはできず、位置情報を取得した固有メディア情報抽出手段18でしか抽出することはできないようになっている。なお、固有メディア情報は連続したデータとして記録されている必要はなく、離散的なデータとして記録されていてもよく、その場合は、位置情報で特定される複数の位置のデータを結合して固有メディア情報を取得する。
そして、ステップS206で、記録媒体9に固有メディア情報が記録されている場合、または、記録されている固有メディア情報が有効な場合は、正規に作成された記録媒体9であると判断して、ステップS207でスクランブル処理されたファイルをもとのファイルに復元する処理を行う。このスクランブル処理されたファイルの復元方法は特に限定されないが、例えば、所定のルールに従って暗号化した場合は該ルールに従って復号化したり、ファイルを分割した場合は分割されたファイルを結合する。なお、スクランブル処理されたファイルの復元に際して、上記固有メディア情報を利用してもよく、例えば、固有メディア情報に復号化のためのキー情報を記録しておき、このキー情報を用いて暗号化されたファイルを復号化する構成とすることもできる。
その後、ファイル再生手段20は、復元したファイルをパソコンのモニタ等に表示する。なお、ファイルの再生のたびにスクランブル処理されたファイルを復元するようにしてもよいし、記録媒体9に記録されたファイルを一括して復元してパソコンの一時記憶手段(例えば、記憶手段16)に格納し、再生が指示されたファイルを一時格納手段から読み取って表示するようにしてもよい。ファイルの再生のたびにスクランブル処理されたファイルを復元する構成では、ファイルを表示するまでに時間がかかるという問題があるが、復元したファイルはパソコン内に記憶されないため、復元されたファイルが不正にコピーされるという問題を回避することができる。
このように、本実施例の再生プログラムは、位置情報記憶手段17に記憶された位置情報を参照して記録媒体9の論理アドレス領域外に書き込まれた(好ましくはファイル形式でないデータとして書き込まれた)固有メディア情報を抽出し、記録媒体9に固有メディア情報が書き込まれている場合、又は、該固有メディア情報が有効な場合にファイル復元手段19を用いてスクランブル処理されたファイルが復元される。従って、不正にコピーした記録媒体9には固有メディア情報が書き込まれておらず、スクランブル処理されたファイルを復元することができないため、記録媒体9の不正なコピーを確実に防止することができる。
なお、上記説明では、再生プログラムを予めユーザに提供する構成としたが、この再生プログラムをファイルが書き込まれた記録媒体9に記録しておき、ユーザはまず記録媒体9を用いて再生プログラムをパソコンにインストールし、その後ファイルの再生を行う構成とすることもできる。その場合は、再生プログラム自体はスクランブルせずに書き込み、また、記録媒体9をパソコンに挿入すると、自動的に再生プログラムのインストールを実行する画面が表示されるようにすることもできる。
次に、本発明の第2の実施例に係る情報記録装置及び記録媒体並びに再生プログラムについて、図9乃至図12を参照して説明する。図9は、本実施例の情報記録方法の手順を示すフローチャート図であり、図10は、記録媒体におけるファイルの記録領域を示す図である。また、図11は、本実施例の再生プログラムがコンピュータを機能させる手段を示すブロック図であり、図12は、該再生プログラムを用いて記録媒体の画像ファイルを再生する手順を示すフローチャート図である。
前記した第1の実施例では、固有メディア情報をパソコンのOSではアクセスできない論理アドレス領域外に記録することにより不正なコピーを防止する構成としたが、上記固有メディア情報に代えて又は固有メディア情報に加えて、パソコン用ファイル群や画像再生機器用ファイル群が記録される論理アドレス領域にパソコンのOSが認識できない形式のダミーデータ、すなわち、パソコンのOSが記録媒体9に記録されているデータを認識する際に参照するリードイン・TOCにアドレス情報が記述されていないデータを記録し、記録媒体9の論理アドレス領域内にダミーデータがなければファイルが復元されないように制御する構成とすることもできる。この構成の場合、情報記録装置1の記憶手段16にはパソコンのOSが認識できない形式のダミーデータ(ダミーデータであるのでその内容は任意に設定することができる。)が記憶され、不正に記録媒体9をコピーしたとしてもダミーデータのアドレス情報はリードイン・TOCに記述されておらず、パソコンのOSはダミーデータを認識することができないためダミーデータはコピーされない。
そして、上記構成の情報記録装置1を用いて、ファイルを記録媒体9に記録する場合は、図9のフローチャート図に従って処理が行われる。具体的には、メディア8の装填、デジタルカメラ7の接続、記録媒体9の装填(ステップS301)、固有メディア情報の生成(ステップS302)、ファイルの読み取り(ステップS303)、ファイル形式の変換(ステップS304)、ファイルのスクランブル処理(ステップS305)の後、ステップS306で、必要に応じて、生成した固有メディア情報を論理アドレス領域外に書き込み、続いて、ステップS307で、記憶手段16に記憶されたダミーデータを論理アドレス領域に書き込み、その後、画像再生機器用ファイル群の記録(ステップS308)、セッションクローズ(ステップS309)、パソコン用ファイル群の記録(ステップS310)を行う。
なお、第1の実施例と同様に、画像再生機器用のファイルは必ずしも作成する必要はない。また、ダミーデータの書き込みに際して、パソコンのOSがダミーデータを認識できないようにリードイン・TOCにアドレス情報が書き込まれないようにすることが好ましく、このダミーデータを他のデータとは別のトラックに書き込む構成としてもよい。また、ダミーデータの書き込みは図のステップに限定されず、例えば、固有メディア情報の書き込みの前に行ってもよいし、パソコン用ファイル群の記録の後に行ってもよい。更に、情報記録装置1でダミーデータを書き込む構成に代えて、予めダミーデータが記録された記録媒体9を用いることもできる。
このようにして作成された記録媒体には図10に示すように各種情報が記録され、ディスク型記録媒体9の最も内側の論理アドレス領域外には必要に応じて固有メディア情報が記録され、その外側の論理アドレス領域には、スクランブル処理されたファイルを含む画像再生機器用ファイル群(Video−CD形式のデータやDVD−Video形式のデータの場合はスクランブル処理されていなくてもよい。)が記録され、更にその外側にはスクランブル処理されたファイルを含むパソコン用ファイル群が記録されると共に、論理アドレス領域の任意の位置にダミーデータが記録される。
そして、上記情報記録装置1で作成された記録媒体9を用いてパソコンでファイルを再生する場合は、図12のフローチャート図に従って処理が行われる。具体的には、ステップS401で、図11に示すように、コンピュータを、必要に応じて固有メディア情報の記録位置を示す情報を記憶する位置情報記憶手段17や該位置情報を参照して固有メディア情報を抽出する固有メディア情報抽出手段18、スクランブル処理されたファイルを復元するファイル復元手段19、復元されたファイルを再生するファイル再生手段20に加え、ダミーデータを認識するダミーデータ認識手段21として機能させる再生プログラムをパソコンにインストールする。このダミーデータ認識手段21は、例えば、記録媒体9の論理アドレス領域に記録されている全てのデータを認識し、その中から、リードイン・TOCに記述されたアドレス情報で特定されるデータを除いたデータを抽出したり、リードイン・TOCに記述された容量と一致しないデータを抽出することによってダミーデータを認識する。
次に、ステップS402で、パソコンのスロットに記録媒体9を挿入した後、ステップS403でダミーデータ認識手段21は記録媒体9の論理アドレス領域に記録されているダミーデータを認識し、ステップS404でダミーデータが記録されている場合は、第1の実施例と同様に、ステップS405で、固有メディア情報抽出手段18は、位置情報記憶手段17に記憶された位置情報(例えば、物理アドレス)を取得し、ステップS406で、取得した位置情報を参照して、該位置に記録されている固有メディア情報を抽出する。そして、ステップS407で、記録媒体9に固有メディア情報が記録されている場合、または、記録されている固有メディア情報が有効な場合は、正規に作成された記録媒体9であると判断して、ステップS408でスクランブル処理されたファイルの復元を行い、ステップS409で、ファイル再生手段20は、復元したファイルをパソコンのモニタ等に表示する。なお、ここでは記録媒体9にダミーデータが記録され、更に有効な固有メディア情報が記録されている場合にファイルの復元を行うものとしたが、記録媒体9にダミーデータが記録されている場合にファイルの復元を行う構成としてもよく、その場合はステップS405〜S407は省略することができる。
このように、本実施例では、論理アドレス領域外に固有メディア情報を書き込む構成に代えて、又は固有メディア情報の書き込みに加えて、論理アドレス領域にパソコンのOSで認識できない形式のダミーデータを書き込み、論理アドレス領域にダミーデータが書き込まれている場合、必要に応じて、位置情報記憶手段17に記憶された位置情報を参照して記録媒体9の論理アドレス領域外に書き込まれた(好ましくはファイル形式ではないデータとして書き込まれた)固有メディア情報を抽出し、記録媒体9に固有メディア情報が書き込まれている場合、又は、該固有メディア情報が有効な情報である場合にファイル復元手段19を用いてスクランブル処理されたファイルが復元される。従って、不正にコピーした記録媒体9にはダミーデータ(又はダミーデータ及び固有メディア情報)が書き込まれないため、記録媒体9の不正なコピーを更に確実に防止することができる。
なお、上記各実施例では、デジタルカメラ7やメディア8、フィルムから読み取ったファイルを記録媒体9に書き込む場合について示したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、任意のファイルを記録媒体9や記憶手段に書き込む場合についても同様に適用することができる。
本発明の第1の実施例に係る情報記録装置の構成を示す外観図である。 本発明の第1の実施例に係る情報記録装置の機能を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る情報記録装置を用いた情報記録媒体の作成手順を示すスローチャート図である。 本発明の第1の実施例に係る情報記録媒体の情報記録領域を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る情報記録装置の他の構成を示す外観図である。 本発明の第1の実施例に係る情報記録装置の他の構成を示す外観図である。 本発明の第1の実施例に係る再生プログラムがコンピュータを機能させる手段を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る再生プログラムを用いた画像ファイルの再生手順を示すフローチャート図である。 本発明の第2の実施例に係る情報記録装置を用いた情報記録媒体の作成手順を示すスローチャート図である。 本発明の第2の実施例に係る情報記録媒体の情報記録領域を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る再生プログラムがコンピュータを機能させる手段を示すブロック図である。 本発明の第2の実施例に係る再生プログラムを用いた画像ファイルの再生手順を示すフローチャート図である。 記録媒体(CD−R)の構造を示す断面図である。
符号の説明
1 情報記録装置
2 メディア装填部
3 機器接続部
4 記録媒体装填部
5 表示部
6 操作部
7 デジタルカメラ
7a カメラ付き携帯電話機
8 メディア
9 記録媒体
10 ファイル入力手段
11 情報入力手段
12 固有メディア情報生成手段
13 ファイル変換手段
14 ファイル転送手段
15 ファイル記録手段
16 記憶手段
17 位置情報記憶手段
18 固有メディア情報抽出手段
19 ファイル復元手段
20 ファイル再生手段
21 ダミーデータ認識手段
22 通信ネットワーク
23 サーバ
100 ポリカーボネート基板
101 有機色素層
102 反射層
103 保護層

Claims (14)

  1. ファイルを入力する手段と、
    入力した前記ファイルを特定のプログラムで再生可能な形態に変換する手段と、
    少なくとも、前記変換されたファイルを、前記特定のプログラムで参照される識別情報が予め論理アドレス領域外に記録された前記記録媒体の論理アドレス領域に書き込む手段と、を少なくとも備えることを特徴とする情報記録装置。
  2. 特定のプログラムで参照される識別情報を生成する手段と、
    ファイルを入力する手段と、
    入力した前記ファイルを前記特定のプログラムで再生可能な形態に変換する手段と、
    少なくとも、前記変換されたファイルを前記記録媒体の論理アドレス領域に書き込むと共に、前記識別情報を論理アドレス領域外に書き込む手段と、を少なくとも備えることを特徴とする情報記録装置。
  3. 特定のプログラムで参照される識別情報を生成する手段と、
    前記記録媒体が挿入されるコンピュータのOSが認識できない形態のダミーデータを記憶する手段と、
    ファイルを入力する手段と、
    入力した前記ファイルを前記特定のプログラムで再生可能な形態に変換する手段と、
    少なくとも、前記変換されたファイル及び前記ダミーデータを前記記録媒体の論理アドレス領域に書き込むと共に、前記識別情報を論理アドレス領域外に書き込む手段と、を少なくとも備えることを特徴とする情報記録装置。
  4. 前記識別情報は、前記記録媒体が挿入されるコンピュータのOSが認識できない形態のデータであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の情報記録装置。
  5. 記録媒体が挿入されるコンピュータのOSが認識できない形態のダミーデータを記憶する手段と、
    ファイルを入力する手段と、
    入力した前記ファイルを前記特定のプログラムで再生可能な形態に変換する手段と、
    少なくとも、前記変換されたファイル及び前記ダミーデータを前記記録媒体の論理アドレス領域に書き込む手段と、を少なくとも備えることを特徴とする情報記録装置。
  6. 予め、特定のプログラムで参照される識別情報が論理アドレス領域外に記録されていることを特徴とする記録媒体。
  7. 少なくとも、特定のプログラムで再生可能な形態に変換されたファイルが論理アドレス領域に記録され、かつ、前記特定のプログラムで参照される識別情報が論理アドレス領域外に記録されていることを特徴とする記録媒体。
  8. 少なくとも、特定のプログラムで再生可能な形態に変換されたファイルと、記録媒体が挿入されるコンピュータのOSが認識できない形態のダミーデータとが論理アドレス領域に記録され、かつ、前記特定のプログラムで参照される識別情報が論理アドレス領域外に記録されていることを特徴とする記録媒体。
  9. 前記識別情報は、前記記録媒体が挿入されるコンピュータのOSが認識できない形態のデータであることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一に記載の記録媒体。
  10. 少なくとも、特定のプログラムで再生可能な形態に変換されたファイルと、記録媒体が挿入されるコンピュータのOSが認識できない形態のダミーデータとが論理アドレス領域に記録されていることを特徴とする記録媒体。
  11. コンピュータを、
    予め記録された位置情報を参照して、記録媒体の論理アドレス領域外から該記録媒体の識別情報を抽出する手段、
    前記識別情報が記録されている場合に、前記記録媒体の論理アドレス領域に記録された所定の形態に変換されたファイルを元のファイルに復元する手段、として機能させることを特徴とする再生プログラム。
  12. コンピュータを、
    記録媒体の論理アドレス領域からコンピュータのOSが認識できない形態のダミーデータを読み取る手段、
    予め記録された位置情報を参照して、前記記録媒体の論理アドレス領域外から該記録媒体の識別情報を抽出する手段、
    前記ダミーデータ及び前記識別情報が記録されている場合に、前記記録媒体の論理アドレス領域に記録された所定の形態に変換されたファイルを元のファイルに復元する手段、として機能させることを特徴とする再生プログラム。
  13. 前記識別情報は、前記記録媒体を利用するコンピュータのOSが認識できない形態のデータであることを特徴とする請求項11又は12に記載の再生プログラム。
  14. コンピュータを、
    記録媒体の論理アドレス領域からコンピュータのOSが認識できない形態のダミーデータを読み取る手段、
    前記ダミーデータが記録されている場合に、前記記録媒体の論理アドレス領域に記録された所定の形態に変換されたファイルを元のファイルに復元する手段、として機能させることを特徴とする再生プログラム。
JP2004256530A 2003-09-12 2004-09-03 情報記録装置及び記録媒体並びに再生プログラム Pending JP2005108402A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004256530A JP2005108402A (ja) 2003-09-12 2004-09-03 情報記録装置及び記録媒体並びに再生プログラム

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003321300 2003-09-12
JP2004256530A JP2005108402A (ja) 2003-09-12 2004-09-03 情報記録装置及び記録媒体並びに再生プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005108402A true JP2005108402A (ja) 2005-04-21

Family

ID=34554379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004256530A Pending JP2005108402A (ja) 2003-09-12 2004-09-03 情報記録装置及び記録媒体並びに再生プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005108402A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007226878A (ja) * 2006-02-22 2007-09-06 Konica Minolta Photo Imaging Inc 書き込みプログラム及びディスクチェックプログラム並びにディスクチェック方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007226878A (ja) * 2006-02-22 2007-09-06 Konica Minolta Photo Imaging Inc 書き込みプログラム及びディスクチェックプログラム並びにディスクチェック方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006195804A (ja) 表示制御プログラム及び制御装置
JPWO2005027118A1 (ja) 情報記録装置、再生装置、再生及び記録プログラム
JP2005108402A (ja) 情報記録装置及び記録媒体並びに再生プログラム
JP2007310553A (ja) 合成画像生成プログラム及び合成画像の生成方法
WO2005071679A1 (ja) コピープログラム及び該コピープログラムが記録された記録媒体
JP2006024078A (ja) 消去プログラム及び記録媒体
JP2006024307A (ja) 記録装置及び記録プログラム
JP2007081920A (ja) アップロードプログラム及び画像閲覧方法
WO2005027119A1 (ja) 情報記録装置及び記録媒体並びに再生プログラム
JP2008227997A (ja) 注文処理装置、注文処理システム及び制御プログラム並びに注文処理方法
JPWO2005038802A1 (ja) 情報記録装置及び記録プログラム並びに記録媒体
JP2006024306A (ja) 記録装置及び記録プログラム
JP4969097B2 (ja) 記録媒体及び該記録媒体を用いたデータの提供方法
JP2005160049A (ja) 情報記録装置及び情報記録方法並びに記録プログラム
JP2006031180A (ja) 制御プログラム及び記録媒体
WO2006016470A1 (ja) 制御プログラム及び制御装置
JP2007025858A (ja) 表示プログラム
JP2007104303A (ja) 日時情報対応付けプログラム
JP2006107610A (ja) 制御プログラム及び制御装置
JP2006085419A (ja) 記録プログラム及び記録装置
JP2005353161A (ja) 追記目的用記録媒体の作成方法及び作成装置並びに該方法で作成された記録媒体
JP2006031776A (ja) 追記プログラム及び追記目的用記録媒体並びにデータの追記方法
JP2005166131A (ja) 再生装置及び制御プログラム並びに記録媒体
JP2006236464A (ja) 管理プログラム及び記録媒体
JP2006054002A (ja) 記録プログラム及び記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20070521

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081022

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081029

A02 Decision of refusal

Effective date: 20090310

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02