JP2005107407A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005107407A
JP2005107407A JP2003343623A JP2003343623A JP2005107407A JP 2005107407 A JP2005107407 A JP 2005107407A JP 2003343623 A JP2003343623 A JP 2003343623A JP 2003343623 A JP2003343623 A JP 2003343623A JP 2005107407 A JP2005107407 A JP 2005107407A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer material
image
paper
transfer
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003343623A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoko Hamamoto
聖子 濱本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2003343623A priority Critical patent/JP2005107407A/ja
Publication of JP2005107407A publication Critical patent/JP2005107407A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Color Electrophotography (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】 特に厚紙等の特殊紙をモノクロモードで画像形成する場合に、ブラックの横スジが発生するのを抑える。
【解決手段】 この装置は、並べて配置された複数の感光体ドラム10を有する複数の画像形成部2M,2Y,2C,2Bと、用紙を搬送する搬送ベルト4と、複数の転写ローラ5M,5Y,5C,5Bと、ソレノイド23と、特殊転写材検知手段と、接離制御手段とを備えている。接離手段は、モノクロモード時にはブラックの感光体ドラムのみを用紙と接触させ、カラーモード時には全ての感光体ドラムと用紙とを接触させる。特殊転写材検知手段は用紙が特殊紙あるいはA3サイズであることを検知する。接離制御手段は、用紙が特殊紙あるいはA3サイズであることが検知されたとき、モノクロモード時であっても全ての感光体ドラムと用紙とが接触するように転写ローラを転写位置に移動させる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像形成装置、特に、画像形成モードとして、モノクロ画像を形成するモノクロモード及びカラー画像を形成するカラーモードを有する画像形成装置に関する。
カラー複写機やカラープリンタ等のカラー画像形成装置においては、単一ドラム型に比較して高速処理が可能な多段ドラム型(タンデム型)のものが主流になりつつある。このタンデム型のカラー画像形成装置は、用紙搬送方向に、例えばマゼンタ、イエロー、シアン、ブラックの色別に画像形成部がタンデムに配置され、これら各色の画像形成部により順次カラー画像が形成される。そして、各色の画像形成部には、搬送ベルトを挟んで転写ローラが対向して配置されており、搬送ベルトによって搬送されてきた用紙に、各色のカラー画像が転写されるようになっている。
このような画像形成装置において、モノクロ画像を形成するモノクロモード時には、ブラックのみの画像形成部に用紙を接触させ、他の色の画像形成部からは用紙を離すような制御(いわゆる3色解除)が行われている(例えば特許文献1及び特許文献2)。このような3色解除を行うことにより、ブラック以外の画像形成部や転写ローラの接触機会が減少し、各部の摩耗を抑えることができる。
特開平8−328395号公報 特開2002−304036号公報
前述のように、モノクロモード時において3色解除を行うようにした装置では、ブラックの画像形成部が搬送方向の最も下流側に配置されるため、レジストローラ対からブラック画像の転写位置までの距離が長くなり、搬送不良を起こしやすくなる。このため、搬送ベルトの搬送方向手前側に吸着ローラを設け、この吸着ローラによって用紙の全面に吸着バイアス電圧を印加し、用紙を搬送ベルトに吸着させて搬送不良を防止するようにしている。
しかし、レジストローラ対の搬送速度と搬送ベルトの搬送速度とは完全に同一ではないため、用紙の全面を搬送ベルトに吸着させても、レジストローラ対と用紙搬送方向最下流側のブラックの感光体ドラムとの間の距離以上の搬送方向の長さを有する用紙を用いた場合には、用紙の後端がレジストローラ対から離れた瞬間に用紙の速度が変動することがある。例えば、搬送ベルトの速度の方が速い場合は、搬送ベルト側に用紙が引っ張られる状態となり、これに起因して画像に横スジが発生する場合がある。また、連続印刷において、先行の用紙の画像形成中に後続の用紙の後端がレジストローラ対から離れる場合も、厚紙等の腰の強い用紙の場合は、そのショックが搬送ベルトに伝わって画像形成中の用紙に横スジが入る場合がある。
また、3色解除をした場合、ブラック以外の転写ローラが下方に移動させられて転写ベルトが傾いた姿勢となるために、この搬送ベルトによって搬送される用紙は、ブラックの画像形成部を通過した時点で先端が上方を向きやすくなり、搬送ベルト上方の部材に用紙先端が衝突してジャムが発生しやすくなる。この現象は、用紙のサイズに関係なく、厚紙等の腰の強い用紙を用いた場合に発生することが多い。
この理由は、厚紙等厚さの厚い用紙では吸着が不十分になりがちであり、特に搬送ベルトが掛け渡された駆動ローラ及び従動ローラが転写ローラに比較して下方に配置されている場合、ブラックの転写ローラの前後で搬送ベルトの搬送方向が変わり、用紙が、その腰の強さのために搬送ベルトから浮き上がってしまうためである。
本発明の課題は、モノクロモードで画像形成する場合に、ブラックの横スジが発生するのを抑えることにある。
本発明の別の課題は、特に厚紙等の特殊紙をモノクロモードで画像形成する場合に、転写部付近でのジャムの発生を抑えることにある。
請求項1に係る画像形成装置は、画像形成モードとして、モノクロ画像を形成するモノクロモード及びカラー画像を形成するカラーモードを有する装置であって、複数の画像形成手段と、搬送ベルトと、複数の転写手段と、接離手段と、特殊転写材検知手段と、接離制御手段とを備えている。複数の画像形成手段は、並べて配置された複数の像担持体を有し、ブラックを含みそれぞれ異なる色の画像を複数の像担持体に形成する。搬送ベルトは、複数の像担持体に対向して配置され、転写材を搬送する。複数の転写手段は、搬送ベルトを挟んで各像担持体に対向して配置され、各像担持体上に形成された画像を搬送ベルトによって搬送される転写材に転写する。接離手段は、モノクロモード時にはブラックの像担持体のみが転写材と接触し、カラーモード時には全ての像担持体と転写材とが接触するように、各像担持体に対して搬送ベルトを接離させる。特殊転写材検知手段は転写材が予め設定された種類又はサイズであることを検知するためのものである。接離制御手段は、特殊転写材検知手段によって転写材が予め設定された種類又はサイズであることが検知されたとき、モノクロモード時であってもブラック及びブラック以外の少なくとも1つの像担持体と転写材とが接触するように接離手段を制御する。
この画像形成装置では、複数の画像形成手段において、ブラックを含む異なる色の画像が形成可能である。そして、転写材が搬送ベルトによって搬送され、この搬送される転写材に対して各画像形成手段の画像が転写される。このとき、画像形成モードがモノクロモードであるかカラーモードであるかに応じて、各像担持体に対する搬送ベルトの接離が制御される。また、転写材が、予め設定された種類又はサイズであることが検知された場合は、画像形成モードがモノクロモードであってもブラック及びブラック以外の少なくとも1つの像担持体、すなわち2以上の像担持体と転写材とが接触するように制御される。
ここでは、転写材が、例えばA3サイズであると検知された場合は、転写材及び搬送ベルトは、ブラックに対応する像担持体と転写手段との間で挟持されるとともに、ブラック以外の像担持体と転写手段との間においても挟持されるので、搬送ベルトの速度変動が抑えられ、ブラックの横スジが発生するのを抑えることができる。
また、転写材は2個所以上で像担持体と搬送ベルト及び転写手段との間で挟持されるので、転写材の先端側が浮き上がるのを抑えることができる。このため、ブラックの転写部分を通過した転写材の先端が上方の部材に衝突してジャムが発生することを抑えることができる。
請求項2に係る画像形成装置は、請求項1の画像形成装置において、特殊転写材検知手段は、転写材が、厚紙、ラベル紙、OHPシート、葉書、封筒を含む特殊紙であることを検知するためのものである。ここでは、特に腰の強い特殊紙について、前述の制御が行われるため、特殊紙が搬送ベルトから浮き上がるのを抑えてジャムを効果的に抑えることができる。
請求項3に係る画像形成装置は、請求項1又は2の画像形成装置において、特殊転写材検知手段は、転写材がレジスト手段と転写材搬送方向最下流側の像担持体との間の距離以上の搬送方向の長さを有する転写材であることを検知するためのものである。ここでは、以上のような長さを有する転写材では、転写材の先端がブラックの転写部分に到達したときに、その転写材の後端がレジストローラ対に挟まれており、転写材の後端がレジスト手段から離れた瞬間に転写材の速度が変動しやすいが、この場合も、前記同様に、ブラック横スジの発生、及びジャムを効果的に抑えることができる。
請求項4に係る画像形成装置は、請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置において、吸着手段と、吸着制御手段とをさらに備えている。吸着手段は転写材にバイアス電圧を印加して転写材を搬送ベルトに吸着させる。吸着制御手段は、吸着用のバイアス電圧を、モノクロモード時には転写材の全面に印加し、カラーモード時には転写材の先端にのみ印加し、特殊転写材検知手段によって転写材が予め設定された種類又はサイズであることが検知された場合は転写材の先端にのみ印加する。
請求項5に係る画像形成装置は、請求項1から4のいずれかに記載の画像形成装置において、複数の像担持体のうち、ブラックの像担持体が搬送ベルトの搬送方向の最も下流側に配置されている。
この発明では、特定のサイズ等の転写材をモノクロモードで画像形成する場合に、ブラックの横スジが発生するのを抑えることができる。また、特に厚紙等の特殊紙をモノクロモードで画像形成する場合に、転写部付近でのジャムの発生を抑えることができる。
図1は本発明の一実施形態によるタンデム型カラープリンタの概略断面を示している。このカラープリンタ1は、カラー画像形成のための各色の画像形成手段である画像形成部2M,2Y,2C,2Bと、各色のトナー容器3M,3Y,3C,3Bと、転写材としての用紙を搬送する搬送ベルト4と、搬送される用紙に各色のトナー画像を転写するための転写手段である第1〜第4転写ローラ5M,5Y,5C,5Bと、画像形成部2M,2Y,2C,2Bに用紙を給紙する給紙機構6と、用紙上に転写されたトナー画像を定着するための定着部7と、排出部8とを有している。
用紙の搬送方向上流側から順に配置された画像形成部2M,2Y,2C,2Bは、それぞれマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの各色のトナー画像を形成するものであり、搬送ベルト4に沿って横方向に並べて配置されている。これらの画像形成部2M,2Y,2C,2Bのそれぞれは、像担持体としてのアモルファスシリコン等からなる感光層を有する感光体ドラム10を有し、各感光体ドラム10の周囲には帯電器11、露光器12、現像装置13及びクリーニング機構14が順に配置されている。
搬送ベルト4は、駆動ローラ20と従動ローラ21との間に掛け渡されて循環駆動されており、給紙機構6から給紙搬送路22を介して搬送されてきた用紙を吸着してほぼ水平方向に搬送するものである。そして、第1〜第4転写ローラ5M〜5Bは、この搬送ベルト4を介して各画像形成部の感光体ドラム10に対向するように配置されており、それぞれ接離手段であるソレノイド23によって上方の転写位置と下方の解除位置との間で移動可能となっている。すなわち、転写位置では、転写ローラは上方に移動させられ、搬送ベルト4上の用紙を感光体ドラム10に接触させる。一方、解除位置では、転写ローラは下方に移動させられ、この場合は搬送ベルト4上の用紙と感光体ドラム10とは離れた状態となる。なお、第1〜第4転写ローラ5M〜5Bは同じ高さ位置に配置されているが、駆動ローラ20及び従動ローラ21は、第1〜第4転写ローラ5M〜5Bよりは低い位置に配置されている。このため、搬送ベルト4は、第1〜第4転写ローラ5M〜5Bの間はほぼ水平状態に維持されて循環しているが、従動ローラ21と第1転写ローラ5Mとの間、及び第4転写ローラ5Bと駆動ローラ20との間はそれぞれ傾斜した状態で循環する。
給紙搬送路22は、搬送のガイドとなるガイド部材と、複数のローラ対とから構成されており、この給紙搬送路22の最も下流側には、トナー画像の形成と用紙の搬送とを同期させるためのレジストローラ対25が設けられている。そして、このレジストローラ対25と第1転写ローラ5Mとの間には、用紙を搬送ベルト4に吸着させるために、用紙の先端部あるいは全面に吸着用のバイアス電圧を印加するための吸着手段である吸着ローラ26が設けられている。この例では、吸着ローラ26は、搬送ベルト4が掛けられた従動ローラ21の上方に、この従動ローラ21と対向して配置されている。
定着部7は、内部にヒータを有する加熱ローラ及び加熱ローラに押圧される加圧ローラを有している。そして、この定着部7と排出部8との間には排紙搬送路27が設けられている。排紙搬送路27は、給紙搬送路22と同様に、ガイド部材と、複数のローラ対とから構成されている。なお、排出部8は装置の上面に形成されており、定着部7を通過した用紙は排紙搬送路27を介して上方に搬送され、装置の上面に排出される。
図2はこのカラープリンタの概略ブロック構成を示したものである。このプリンタ1は、特殊転写材検知手段と接離制御手段と吸着制御手段とを含む制御部30を有している。制御部30は、CPU、ROM及びRAM等を有しており、この制御部30には、コンピュータPCに接続された通信部31と、表示部や各種のキーを含む操作パネル32と、各部のセンサ33とが接続されている。また、制御部30には、画像形成部2と、ソレノイド23と、吸着ローラ26とが接続されている。
次に画像形成動作について簡単に説明する。
まず、カラー画像を用紙上に形成するカラーモードについて説明する。コンピュ−タから印刷デ−タがカラ−プリンタ1に送られてくると、カラ−プリンタの制御部30でこの印刷デ−タが各色毎の画像デ−タに振り分けられて適宜処理された後、露光器12に送られる。感光体ドラム10は帯電器11によって表面が帯電されており、この感光体ドラム10に対する露光器12からの画像デ−タに応じた露光によって、感光体ドラム10の表面に静電潜像が形成される。そして、感光体ドラム10の表面に形成された静電潜像が現像装置13によって現像され、各色のトナ−画像が形成される。
一方、給紙機構6からは用紙が給紙されるが、この用紙はレジストローラ対25によって一時的に停止させられている。そして、前記のトナ−画像の形成にタイミングを合わせてレジストローラ対25が駆動され、さらに、吸着ローラ26によって用紙の先端部に吸着バイアスが印加される。この用紙は、各色に対応した感光体ドラム10と第1〜第4転写ロ−ラ5M,5Y,5C,5Bとの間を搬送ベルト4に吸着されて順次通過し、各色に対応したトナ−画像が用紙上に重ね合わされて転写され、カラ−トナ−画像が用紙上に形成される。そして、用紙が定着部7を通過する際に熱と圧力の作用で用紙上のカラートナ−画像が定着され、その後、排紙搬送路27を経由して排紙部8に排出される。
一方、モノクロ画像を形成するモノクロモードでは、給紙機構6から給紙搬送路22を介して搬送されてきた用紙は、吸着ローラ26において全面に吸着バイアスが印加される。また、このモノクロモードでは、ソレノイドによってブラック以外の第1〜第3転写ローラ5M,5Y,5Cが下降させられて解除位置に位置している。したがって、搬送ベルト4によって搬送される用紙は、ブラック以外の感光体ドラム10には接触せず、ブラックの感光体ドラム10のみからブラックのトナー画像が転写される。他の動作は、カラーモードの場合と同様である。
次に、主に転写動作に着目して、制御処理について図3のフローチャートを用いて説明する。ステップS1では画像形成モードがカラーモードであるか否かを判断する。このカラーモードであるか否かは、コンピュータ側でオペレータによって指定されたり、あるいはデータから自動で判断される。カラーモードでない場合は、モノクロモードであるが、この場合はステップS2に移行して、特殊紙であるか否かが判断される。ここで、特殊紙とは、厚紙、ラベル紙、OHPシート、葉書、封筒などである。また、特殊紙でない場合は、ステップS2からステップS3に移行して、用紙サイズがレジストローラ対25とブラックの感光体ドラム10との間の距離以上の搬送方向長さを有するA3サイズであるか否かを判断する。なお、特殊紙に印刷する場合は、コンピュータ側でオペレータによって指定される。
カラーモードの場合は、ステップS1からステップS4に移行し、ステップS4では用紙の先端部、すなわち用紙の先端から約3cmの部分にのみ吸着バイアスが印加されるように制御する。そして、ステップS5ではすべての転写ローラ5M,5Y,5C,5Bが転写位置に位置するように、すべてのソレノイド23をオンにする。これにより、用紙はすべての感光体ドラム10に接触し、各色のトナー画像が順次転写されて用紙上にカラーのトナー画像が形成される。
モノクロモードで、かつ印刷する用紙として特殊紙が選択されている場合、また特殊紙でないとしても用紙サイズがA3サイズである場合は、ステップS2からステップS4に、またステップS3からステップS4に移行する。モノクロモードの場合、従来装置では、用紙の種類、サイズにかかわらず、用紙の全面に吸着バイアスを印加し、かつブラックの第4転写ローラ5Bのみを転写位置に位置させ、他の第1〜第3転写ローラ5M,5Y,5Cについては解除位置に位置させている。しかし、本実施形態では、モノクロモードの場合であっても、用紙が特殊紙あるいはA3サイズの場合は、カラーモードの場合と同様に、吸着バイアスを用紙の先端にのみ印加し、すべての転写ローラ5M,5Y,5C,5Bを転写位置に位置させるべくすべてのソレノイド23をオンする。
また、モノクロモードの場合で、印刷する用紙が特殊紙でなく、かつサイズがA3サイズでない場合は、ステップS3からステップS6に移行する。ステップS6では、用紙の全面に吸着バイアスが印加されるように制御する。またステップS7では、ブラックの第4転写ローラ5Bが転写位置に、また第1〜第3転写ローラ5M,5Y,5Cが解除位置に位置するように、それぞれ対応するソレノイド23を動作させる。
このような実施形態ではモノクロモードの場合であっても、用紙が腰のある特殊紙の場合、またA3サイズの場合は、すべての転写ローラ5M,5Y,5C,5Bが転写位置に位置させられるので、用紙がブラックの第4転写ローラ5B以外の部分でも搬送ベルト4と感光体ドラム10との間に挟持されることになる。このため、用紙の後端がレジストローラ対25を離れた瞬間においてもブラックの横スジが用紙に生じるのを抑えることができる。
また、腰の強い特殊紙の場合は、モノクロモードであっても3色解除しないので、搬送ベルト4及びその上に保持された特殊紙の姿勢がほぼ水平に維持され、先端部が上方に向くのを抑えることができる。したがって、特殊紙が第4転写ローラ5Bを通過した後に、上方の部材に衝突してジャムが発生するのを抑えることができる。
[他の実施形態]
(a)前記実施形態では、用紙サイズがA3サイズの場合に3色解除しないようにしたが、他のサイズの場合でも、搬送路と用紙サイズ等の関係では、ブラックの横スジが発生する場合がある。すなわち、用紙がレジストローラ対と転写材搬送方向最下流側のブラックの感光体ドラムとの間の距離以上の搬送方向の長さを有する用紙では、前記同様に、用紙の後端がレジストローラ対から離れた瞬間に用紙の速度が変動しやすい。このような場合にも、3色解除をしないようにすることによって、画像に横スジが入るのを抑えることができる。
(b)また、連続印刷において、先行の用紙の画像形成中に後続の用紙の後端がレジストローラ対から離れる場合も、厚紙等の腰の強い用紙の場合は、そのショックが搬送ベルトに伝わって画像形成中の用紙に横スジが入る場合がある。したがって、このような場合にも3色解除をしないようにしてもよい。
(c)前記実施形態では、画像形成装置としてカラープリンタを例にとったが、カラー複写機等の他の画像形成装置にも適用することができるのは当然である。
本実施形態が採用されたカラープリンタの概略断面構成図。 前記カラープリンタの制御ブロック図。 前記カラープリンタの制御処理の一部を示すフローチャート。
符号の説明
1 カラープリンタ
2M,2Y,2C,2B 画像形成部
4 搬送ベルト
5M,5Y,5C,5B 転写ローラ
10 感光体ドラム
30 制御部

Claims (5)

  1. 画像形成モードとして、モノクロ画像を形成するモノクロモード及びカラー画像を形成するカラーモードを有する画像形成装置であって、
    並べて配置された複数の像担持体を有し、ブラックを含みそれぞれ異なる色の画像を前記複数の像担持体に形成する複数の画像形成手段と、
    前記複数の像担持体に対向して配置され、転写材を搬送する搬送ベルトと、
    前記搬送ベルトを挟んで前記各像担持体に対向して配置され、前記各像担持体上に形成された画像を前記搬送ベルトによって搬送される転写材に転写する複数の転写手段と、
    モノクロモード時にはブラックの像担持体のみが転写材と接触し、カラーモード時には全ての像担持体と転写材とが接触するように、前記各像担持体に対して前記搬送ベルトを接離させる接離手段と、
    転写材が予め設定された種類又はサイズであることを検知するための特殊転写材検知手段と、
    前記特殊転写材検知手段によって転写材が予め設定された種類又はサイズであることが検知されたとき、モノクロモード時であってもブラック及びブラック以外の少なくとも1つの像担持体と転写材とが接触するように前記接離手段を制御する接離制御手段と、
    を備えた画像形成装置。
  2. 前記特殊転写材検知手段は、転写材が、厚紙、ラベル紙、OHPシート、葉書、封筒を含む特殊紙であることを検知するためのものである、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記複数の転写手段の転写材搬送方向上流側に配置され、転写材の搬送を一時的に停止させるためのレジスト手段をさらに備え、
    前記特殊転写材検知手段は、転写材が前記レジスト手段と転写材搬送方向最下流側の像担持体との間の距離以上の搬送方向の長さを有する転写材であることを検知するためのものである、請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 転写材にバイアス電圧を印加して転写材を前記搬送ベルトに吸着させる吸着手段と、
    前記吸着用バイアス電圧を、モノクロモード時には転写材の全面に印加し、カラーモード時には転写材の先端にのみ印加し、前記特殊転写材検知手段によって転写材が予め設定された種類又はサイズであることが検知された場合は転写材の先端にのみ印加する吸着制御手段と、
    をさらに備えた請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記複数の像担持体のうち、前記ブラックの像担持体が前記搬送ベルトの搬送方向の最も下流側に配置されている、請求項1から4のいずれかに記載の画像形成装置。
JP2003343623A 2003-10-01 2003-10-01 画像形成装置 Pending JP2005107407A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003343623A JP2005107407A (ja) 2003-10-01 2003-10-01 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003343623A JP2005107407A (ja) 2003-10-01 2003-10-01 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005107407A true JP2005107407A (ja) 2005-04-21

Family

ID=34537535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003343623A Pending JP2005107407A (ja) 2003-10-01 2003-10-01 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005107407A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010048914A (ja) * 2008-08-20 2010-03-04 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2011008224A (ja) * 2009-05-29 2011-01-13 Canon Inc 画像形成装置
US8417165B2 (en) 2009-01-30 2013-04-09 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
CN103309203A (zh) * 2012-03-15 2013-09-18 京瓷办公信息系统株式会社 能够印刷长尺寸薄片体的图像形成装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07199590A (ja) * 1993-12-29 1995-08-04 Toshiba Corp 画像形成装置
JPH11265131A (ja) * 1998-01-13 1999-09-28 Minolta Co Ltd 画像形成装置
JP2002236431A (ja) * 2001-02-09 2002-08-23 Konica Corp 画像形成装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07199590A (ja) * 1993-12-29 1995-08-04 Toshiba Corp 画像形成装置
JPH11265131A (ja) * 1998-01-13 1999-09-28 Minolta Co Ltd 画像形成装置
JP2002236431A (ja) * 2001-02-09 2002-08-23 Konica Corp 画像形成装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010048914A (ja) * 2008-08-20 2010-03-04 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
US8417165B2 (en) 2009-01-30 2013-04-09 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2011008224A (ja) * 2009-05-29 2011-01-13 Canon Inc 画像形成装置
CN103309203A (zh) * 2012-03-15 2013-09-18 京瓷办公信息系统株式会社 能够印刷长尺寸薄片体的图像形成装置
EP2645173A1 (en) * 2012-03-15 2013-10-02 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus capable of printing long sheets
US8824906B2 (en) 2012-03-15 2014-09-02 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus capable of printing long sheets
CN103309203B (zh) * 2012-03-15 2015-07-01 京瓷办公信息系统株式会社 能够印刷长尺寸薄片体的图像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6045634B2 (ja) 画像形成装置及び記録媒体搬送制御方法
US8814162B2 (en) Sheet conveying apparatus and image forming apparatus
US10214373B2 (en) Sheet feeding device and image forming apparatus
JP4717745B2 (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
JP5975790B2 (ja) 画像形成装置
JP2005107407A (ja) 画像形成装置
JP2007047555A (ja) 画像形成装置
JP2012131610A (ja) 用紙先端検知方法
JP2017037097A (ja) 画像形成装置
JP3710450B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2005189372A (ja) 画像形成装置
JP4232324B2 (ja) 画像形成装置
JP2005075500A (ja) シート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置
JP5464139B2 (ja) 画像形成装置
JP2010091814A (ja) 画像形成装置
JP5212619B2 (ja) 画像形成装置
JP5935126B2 (ja) 画像形成装置
JPH09274344A (ja) 画像形成装置
JP2005172992A (ja) 画像形成装置
JP2006084597A (ja) 画像形成装置
JP2006098659A (ja) 画像形成装置
JP2010052918A (ja) 用紙積載装置、画像形成装置
JP2012103646A (ja) 画像形成装置
JP2008074583A (ja) 用紙搬送装置
JP5744533B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060928

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090902

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091009

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091118

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100407