JP2005107021A - 磁気光学光部品 - Google Patents

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  • Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)

Abstract

【課題】本発明は透過型光サーキュレータ等の磁気光学光部品に関し、素子構成を簡素化でき小型化及び低価格化が可能な磁気光学光部品を提供することを目的とする。
【解決手段】光入出射ポートP1からの入射光L11を光L12a、L12bに分離する複屈折板11と、磁区Aに入射した光L12aを光L13aとして出射し、磁区Bに入射した光L12bを光L13aの偏光方位に平行な偏光方位を有する光L13bとして出射するファラデー回転子21と、光L13a、L13bを異常光として透過させる複屈折板12と、磁区Aに入射した光L14aを光L15aとして出射し、磁区Bに入射した光L14bを光L15aの偏光方位に垂直な偏光方位を有する光L15bとして出射するファラデー回転子22と、光L15bを常光として透過させ光L15aを異常光として透過させて、光L16を光入出射ポートP2から出射させる複屈折板13とを有するように構成する。
【選択図】図10

Description

本発明は、光通信システムに用いられる透過型光サーキュレータや透過型光アイソレータ等の磁気光学光部品に関する。
光通信システムに用いられる光部品の1つとして、光サーキュレータがある。光サーキュレータは、数多くの構成が知られている。図11は、特許文献1に記載された代表的な構成の透過型光サーキュレータを示している。図11に示すように、この透過型光サーキュレータは、複屈折板110、2枚の1/2波長板115、116からなる複合素子、ファラデー回転子113、複屈折板111、2枚の1/2波長板117、118からなる複合素子、ファラデー回転子114、及び複屈折板112を有している。また各ファラデー回転子113、114近傍には、ファラデー回転子113、114を磁化させる永久磁石(図示せず)がそれぞれ配置されている。図11に示す構成では、3種類で9枚の光学素子(3枚の複屈折板110、111、112、2枚のファラデー回転子113、114、及び4枚の波長板115、116、117、118)が必要になり、光サーキュレータの素子構成が複雑になる。また、2枚の1/2波長板115、116(117、118)を貼り合わせるのが困難であるため、複合素子の作製は困難である。このため、光サーキュレータの小型化及び低価格化が困難になるという問題が生じている。
図12は、特許文献1に記載された他の構成の光サーキュレータを示している。図12に示すように、この透過型光サーキュレータは、複屈折板120、一対のファラデー回転子123、124、複屈折板121、一対のファラデー回転子125、126、及び複屈折板122を有している。また各ファラデー回転子123、124、125、126近傍には、ファラデー回転子123、124、125、126を磁化させる永久磁石(図示せず)がそれぞれ配置されている。図12に示す光サーキュレータは、最も簡素な構成を有する透過型光サーキュレータの1つである。しかしこの構成でも2種類で7枚の光学素子(3枚の複屈折板120、121、122、及び4枚のファラデー回転子123、124、125、126)が必要になるため、光サーキュレータの小型化及び低価格化が困難になるという問題が生じている。
特許文献2には、光アイソレータを複数個使用した光サーキュレータの構成が開示されている。この光サーキュレータは、磁極が互いに逆向きになるように配置された2つの永久磁石と、両永久磁石に挟まれて2磁区構造が形成された1枚のファラデー回転子と、ファラデー回転子の前後に配置された偏光子及び検光子とを有している。この構成では、偏光子及び検光子を用いているため、偏光依存性が生じてしまうという問題がある。
特許文献3及び4には、他の構成の透過型光サーキュレータが記載されている。これらの透過型光サーキュレータは、図12に示す構成と同様に、複屈折板、一対の第1のファラデー回転子、複屈折板、一対の第2のファラデー回転子、及び複屈折板がこの順に配置された構成を有している。一対の第1のファラデー回転子は、同一材料を用いて作製されて互いに逆方向に磁化され、光の進行方向に直交する面内に隣接配置されている。同様に、一対の第2のファラデー回転子は、同一材料を用いて作製されて互いに逆方向に磁化され、光の進行方向に直交する面内に隣接配置されている。これらの構成では、図12に示す構成と同様に2種類で7枚の光学素子(3枚の複屈折板及び4枚のファラデー回転子)が必要になるため、光サーキュレータの小型化及び低価格化が困難になるという問題が生じている。
特許第2539563号公報 特開平11−258549号公報 特開2000−105353号公報 米国特許第6111695号明細書 特表2003−509721号公報
本発明の目的は、素子構成を簡素化でき、小型化及び低価格化が可能な磁気光学光部品を提供することにある。
上記目的は、第1の光入出射ポートから入射した光を常光成分の第1の光と異常光成分の第2の光とに分離して出射する第1の複屈折板と、磁化を一様に一方向にした第1の磁区と、前記第1の磁区とは逆方向に磁化を一様にした第2の磁区と、前記第1の磁区と前記第2の磁区との境界面である第1の磁壁とを備え、前記第1の磁区に入射した第1の光の偏光方位を所定の回転方向に45°回転させて第3の光として出射し、前記第2の磁区に入射した第2の光の偏光方位を前記回転方向とは逆の回転方向に45°回転させて前記第3の光の偏光方位に略平行な偏光方位を有する第4の光として出射する第1の磁気光学結晶と、前記第3及び第4の光を透過させる偏光子と、前記第1の磁区と略同方向に磁化を一様に一方向にした第3の磁区と、前記第3の磁区とは逆方向に磁化を一様にした第4の磁区と、前記第3の磁区と前記第4の磁区との境界面である第2の磁壁とを備え、前記第3の磁区に入射した第3の光の偏光方位を所定の回転方向に45°回転させて第5の光として出射し、前記第4の磁区に入射した第4の光の偏光方位を前記回転方向とは逆の回転方向に45°回転させて前記第5の光の偏光方位に略垂直な偏光方位を有する第6の光として出射する第2の磁気光学結晶と、前記第5及び第6の光のうち一方を常光として透過させ、他方を異常光として透過させて、前記第5及び第6の光を合波して第2の光入出射ポートから出射させる第2の複屈折板とを有することを特徴とする磁気光学光部品によって達成される。
上記本発明の磁気光学光部品であって、前記第1及び第2の磁壁は略直線状であることを特徴とする。
上記本発明の磁気光学光部品であって、前記第1及び第2の磁区並びに前記第1の磁壁は、光の進行方向に見て、前記第3及び第4の磁区並びに前記第2の磁壁にそれぞれ重なるように配置されていることを特徴とする。
上記本発明の磁気光学光部品であって、前記第1の複屈折板と前記第2の複屈折板の光学軸は、互いに平行に配置されていることを特徴とする。
上記本発明の磁気光学光部品であって、前記第1及び第2の磁気光学結晶に所定方向の磁界を印加して前記第1及び第3の磁区をそれぞれ形成する第1の磁界印加機構と、前記第1及び第2の磁気光学結晶に前記所定方向とは逆方向の磁界を印加して前記第2及び第4の磁区をそれぞれ形成する第2の磁界印加機構とをさらに有することを特徴とする。
上記本発明の磁気光学光部品であって、前記第1及び第2の磁気光学結晶は、高保磁力を有する材料で形成されていることを特徴とする。
上記本発明の磁気光学光部品であって、前記第1及び第2の磁気光学結晶に磁界を印加する磁界印加機構を有していないことを特徴とする。
上記本発明の磁気光学光部品であって、前記第1及び第2の磁気光学結晶は、前記第1及び第2の磁壁部分に形成された溝部を有していることを特徴とする。
上記本発明の磁気光学光部品であって、前記偏光子は第3の複屈折板であり、光アイソレータ、光サーキュレータ、もしくは光スイッチとして機能することを特徴とする。
上記本発明の磁気光学光部品であって、前記偏光子は偏光ガラスであり、光アイソレータとして機能することを特徴とする。
本発明によれば、素子構成を簡素化でき、小型化及び低価格化が可能な磁気光学光部品を実現できる。
本発明の一実施の形態による磁気光学光部品について図1乃至図10を用いて説明する。図1及び図2は、本実施の形態による磁気光学光部品として透過型の光サーキュレータ1の構成を模式的に示している。図1及び図2では、光の進行方向にZ軸をとり、Z軸に直交する面内で互いに直交する2方向にX軸及びY軸をとっている。図1は光サーキュレータ1を−Y方向に見た構成を示し、図2は光サーキュレータ1を+X方向に見た構成を示している。
図1及び図2に示すように、光サーキュレータ1は、−Z方向に配置された2本の光ファイバ41、43と、+Z方向に配置された1本の光ファイバ42とに接続されている。光ファイバ41、43は、互いにX方向に隣り合って配置されている。光ファイバ41、43の−Z側の端部は、外部から光が入射し、又は外部に光を出射する光入出射ポートP1、P3になっている。また、光ファイバ42の+Z側の端部は、光入出射ポートP2になっている。光ファイバ41、43の+Z方向には、光ファイバ41、43から出射した発散光を平行光に変換するレンズ51、53がそれぞれ配置されている。レンズ51、53の+Z方向には複屈折板11、ファラデー回転子(磁気光学結晶)21、複屈折板12、ファラデー回転子22、複屈折板13がこの順に配置されている。複屈折板11、12、13、及びファラデー回転子21、22は平行平板型の光学素子であり、XY面にほぼ平行な光入出射面を有している。複屈折板13の+Z方向には、複屈折板13から出射した平行光を収束光に変換して光ファイバ42に入射させるレンズ52が配置されている。
ファラデー回転子21、22は、例えば液相エピタキシャル(LPE)法により育成され、膜成長面に垂直な方向に磁化容易軸が現れる垂直磁化性を備えた磁性ガーネット単結晶膜で形成されている。ファラデー回転子21、22の+Y方向には、永久磁石(磁界印加機構)61(図1では図示せず)が配置され、−Y方向には永久磁石62(図1では図示せず)が配置されている。永久磁石61、62は互いに逆向きの磁極を有している。例えば、図2中の矢印で示すように、永久磁石61の磁極の向きは+Z方向であり、永久磁石62の磁極の向きは−Z方向である。ファラデー回転子21、22のほぼ中央から+Y側の領域に印加される磁界は、永久磁石61による−Z方向の磁界成分が支配的になる。一方、ファラデー回転子21、22のほぼ中央から−Y側の領域に印加される磁界は、永久磁石62による+Z方向の磁界成分が支配的になる。双方の領域に印加する磁界の強さをファラデー回転子21、22の飽和磁界以上にすることにより、−Z方向の磁界が印加されている領域には磁化を一様に一方向にした磁区Aが形成され、+Z方向の磁界が印加されている領域には磁化を磁区Aとは逆方向に一様にした磁区Bが形成される。磁区Aと磁区Bとの間には、XZ面にほぼ平行な境界面である磁壁Iが形成されている。本例での磁区Aのファラデー回転角は、例えば+Z方向に見てZ軸について時計回りに45°であり、磁区Bのファラデー回転角は、同様にして反時計回りに45°である。ファラデー回転子21、22は非相反性を有しているので、ファラデー回転子21、22の2つの光入出射面のいずれから光が入射しても上記回転角の条件は保たれる。
このように互いに逆向きの磁極を有する永久磁石61、62を用い、ファラデー回転子21、22に対して所定の強さ及びその勾配を有する磁界を印加することによって、ファラデー回転子21、22にそれぞれ2磁区構造を形成できる。本例では、2つのファラデー回転子21、22の+Y側の領域にそれぞれ磁区Aが形成され、−Y側の領域にそれぞれ磁区Bが形成されている。ファラデー回転子21の磁区A、B及び磁壁Iは、Z方向に見ると、ファラデー回転子22の磁区A、B及び磁壁Iにそれぞれ重なるように配置されている。ファラデー回転子21、22に同一の磁区構造を形成しているため、共通の永久磁石61、62を用いて両ファラデー回転子21、22に磁界を印加できるようになっている。なお、永久磁石61、62に代えて、永久磁石より保磁力が小さく磁化を反転できる半硬質磁石を磁界印加機構として用いることももちろん可能である。
図3は、永久磁石61、62の形状及びファラデー回転子21、22に対する配置の例を示す斜視図である。図3では複屈折板11、12、13の図示を省略している。図3に示すように、永久磁石61、62は共に直方体状の形状を有し、ファラデー回転子21、22の+Y側及び−Y側にそれぞれ配置されている。永久磁石61、62のX方向の高さはファラデー回転子21、22より高くなっている。
図4は、永久磁石61、62の形状及びファラデー回転子21、22に対する配置の他の例を示す斜視図である。図4に示すように、永久磁石61、62は、ファラデー回転子21、22の+Y側及び−Y側にそれぞれ配置されるとともに、ファラデー回転子21、22の−X側を覆うように配置されている。永久磁石61、62は、ファラデー回転子21、22の−X側で互いに接触している。
図5は、永久磁石61、62の形状及びファラデー回転子21、22に対する配置のさらに他の例を示す斜視図である。図5に示すように、永久磁石61、62は、ファラデー回転子21、22の+Y側及び−Y側にそれぞれ配置されるとともに、ファラデー回転子21、22の+X側及び−X側を覆うように配置されている。永久磁石61、62は、ファラデー回転子21、22の+X側及び−X側の双方で互いに接触している。図3乃至図5に示すように永久磁石61、62を配置することによって、両ファラデー回転子21、22に対して所定の強さ及びその勾配を有する磁界を印加でき、ファラデー回転子21、22にそれぞれ2磁区構造を形成できる。
図6は、複屈折板の光学軸について説明する図である。図6では、光の進行方向にZ軸をとり、Z軸に直交する面内で互いに直交する2方向にX軸及びY軸をとっている。図6(a)は、ある複屈折板15を+Z方向に見た構成を示し、図6(b)は複屈折板15を+X方向に見た構成を示している。図6(a)、(b)に示すように、複屈折板15の光学軸OAはYZ面に平行に配置されている。光学軸OAのXZ面に対する角度は、+X方向に見てX軸について時計回りに約45°になっている。光入出射面(本例ではXY面に平行)15aに垂直に入射した光は、常光と異常光とに分離して、光入出射面15bから互いに異なる光路上に出射する。このとき、異常光は常光に対して例えば図6(b)に示すように下方(−Y方向)に軸ずれする。以下、図6(a)のように複屈折板を+Z方向に見た図では、+Z方向に入射した光の異常光が軸ずれする方向(本例では下方)を片矢印Cで表すことにする。なお、複屈折性結晶の光学特性により、図6(b)に示す光学軸OAの配置で図中上方(+Y方向)に軸ずれする複屈折板15を用いてもよい。
図1及び図2に示す複屈折板11の光学軸は、+Z方向に見てYZ面をZ軸について反時計回りに45°回転させた平面に平行になるように配置される。+Z方向に進む光入出射ポートP1、P3からの入射光が複屈折板11に入射すると、常光と異常光とに分離して出射する。常光は軸ずれせずにファラデー回転子21の磁区Aに入射する。異常光は、−X方向及び−Y方向の双方向に軸ずれし、ファラデー回転子21の磁区Bに入射する。複屈折板12の光学軸は、XZ面に平行である。+Z方向に進む光が複屈折板12に入射したときの異常光の軸ずれする方向は−X方向である。
複屈折板13の光学軸は、複屈折板11の光学軸に平行である。したがって、複屈折板13に+Z方向に入射した光の異常光が軸ずれする方向は、複屈折板11に+Z方向に入射した光の異常光の軸ずれする方向と同方向である。一方、−Z方向に進む光入出射ポートP2からの入射光が複屈折板13に入射すると、常光は軸ずれせずにファラデー回転子22の磁区Bに入射し、異常光は上記の軸ずれ方向と逆方向に軸ずれしてファラデー回転子22の磁区Aに入射する。複屈折板11、13として、例えば同一の結晶から同一形状に切り出された同一仕様の素子が用いられている。複屈折板11、12、13を構成する結晶としては、ルチル(TiO)やイットリウム・バナデート(YVO)等が用いられる。
ここで、ファラデー回転子21、22の磁区Aと磁区Bとの境界面である磁壁Iについて説明する。図7は、ファラデー回転子21、22の磁区構造を示している。図7に示すように、ファラデー回転子21、22の磁壁Iは直線状(平面状)になっている。本例では、複屈折板11、13により分離した常光及び異常光のうち一方を磁区Aに入射させ、他方を磁区Bに入射させる必要がある。図8(a)は直線状の磁壁Iが形成されたファラデー回転子FR1を示し、図8(b)は非直線状の磁壁Iが形成されたファラデー回転子FR2を示している。図8(a)、(b)に示すように、磁区Aに入射する一方の光L31と磁区Bに入射する他方の光L32との間の分離距離を比較すると、非直線状の磁壁Iが形成されたファラデー回転子FR2の分離距離d2は、直線状の磁壁Iが形成されたファラデー回転子FR1の分離距離d1より長くする必要がある。分離距離は複屈折板11、13の厚さに比例するため、分離距離を長くするためには複屈折板11、13の厚さを厚くする必要がある。また、複屈折板11、13の厚さが厚くなるとビーム径をより大きくする必要があり、これに伴いレンズ51、52、53が大型化してしまう。したがって、光サーキュレータ1の小型化のためには、図7及び図8(a)に示すように磁壁Iを直線状にすることが望ましい。磁壁Iを直線状にするには、十分な大きさの勾配を有する磁界を印加する必要がある。例えば、磁界の勾配を徐々に変化させることにより、磁壁Iがほぼ直線状になる条件を見出すことができる。
本実施の形態では、プリズムや複合素子を用いず、5枚の平行平板型の光学素子(2枚のファラデー回転子21、22、及び3枚の複屈折板11、12、13)を用いて2段型の透過型光サーキュレータ1を構成できる。また、ファラデー回転子21、22や複屈折板11、13として、それぞれ同一の結晶から切り出された同一仕様の素子を使用できる。このため、仕様としては3種の光学素子を用いて透過型光サーキュレータ1を構成できることになる。したがって本実施の形態によれば、光サーキュレータ1の素子構成が極めて簡素になり小型化及び低価格化が容易になる。
また、本実施の形態では、2つのファラデー回転子21、22に対して共通の永久磁石61、62を用いて磁界を印加している。このため、光サーキュレータ1の部品点数を削減でき、小型化及び低価格化が容易になる。
本実施の形態の光サーキュレータ1は永久磁石61、62を有しているが、保持力の比較的高い材料を用いてラッチングタイプのファラデー回転子21、22を作製して予め2磁区構造を形成することにより、永久磁石61、62を用いずに光サーキュレータ1を構成してもよい。この場合、例えば図3乃至図5に示すようにファラデー回転子21、22近傍に永久磁石61、62を配置して2磁区構造を形成した後、永久磁石61、62を取り去るようにする。また、ファラデー回転子21、22の2磁区構造を安定化させるために、特許文献5に記載されているように磁区A、Bの境界部分に切欠きなどを形成してもよい。このように、保持力の高い材料を用いてファラデー回転子21、22を作製して磁区構造を形成することによって、永久磁石61、62が不要になり光サーキュレータ1を大幅に小型化できる。
実際に外部磁界無しで2磁区構造を実現した磁気光学結晶の磁区構造を図9に示す。厚さが0.3mmの磁気光学結晶の磁壁となる部分に、幅0.03mm、深さ0.15mmの溝部を形成した。磁区は溝部にピン止めされるので、溝部を挟んだ2磁区構造が外部磁界無しで実現できる。2磁区構造は、溝部の幅が広い程、深さが深い程、外部から加わる磁界に対して安定になる。しかし、幅が広いと図8で説明した分離距離を長くする必要があり、また深さが深すぎると結晶が割れやすくなるという問題もあるので、適切な溝の条件を決める必要がある。なお、この構造に外部から磁界が加わると磁区構造が変化する可能性があるので、外部から磁界が加わらないように、筐体の材質を磁性体にして磁気シールドしておくか、図3〜図5の例のように永久磁石を配置するのがよい。永久磁石を配置する場合でも、溝部を形成しておくと、小型な永久磁石により2磁区構造を安定化できるという利点がある。
光アイソレータの場合は、第1のファラデー回転子と第2のファラデー回転子の間に配置した複屈折板を、ある直線偏光成分のみを透過し、それと直交する直線偏光を吸収する偏光ガラスに置き換えてもよい。例えば、後に説明する図10において複屈折板12の光学軸と平行な直線偏光を透過する偏光ガラスを複屈折板12の代わりに配置すればよい。
また、第1のファラデー回転子と第2のファラデー回転子の間には、複屈折板や偏光ガラスのような偏光子に加え、フィルタなどの光学素子を挿入して、フィルタ機能を付加してもよい。第1と第2のファラデー回転子の間において、第3と第4の光の偏光方位は略平行になっているので、特に偏光依存性を有する光学素子を挿入するのに適している。
説明では各素子に光を垂直入射させているが、各境界面からの反射光が元に戻るのを防止するため、実際には素子を入射光に対して斜めに配置するのが望ましい。
次に、本実施の形態による磁気光学光部品の動作について図10を用いて説明する。図10は、光サーキュレータ1を構成する各光学素子を通過する光の偏光状態を+Z方向に見た図である。図10(a)、(l)は、図1に示す複屈折板11の−Z側の光入出射面Z1での光の偏光状態を示し、図10(b)、(k)は複屈折板11の+Z側の光入出射面Z2での光の偏光状態を示している。図10(c)、(j)は複屈折板12の−Z側の光入出射面Z3での光の偏光状態を示し、図10(d)、(i)は複屈折板12の+Z側の光入出射面Z4での光の偏光状態を示している。図10(e)、(h)は複屈折板13の−Z側の光入出射面Z5での光の偏光状態を示し、図10(f)、(g)は複屈折板13の+Z側の光入出射面Z6での光の偏光状態を示している。なお、図10では、理解を容易にするために、複屈折板11、ファラデー回転子21、複屈折板12、ファラデー回転子22、及び複屈折板13を+Z方向に見た状態も模式的に図示している。
まず、図10(a)〜(f)を用いて、図1及び図2で実線で示す光線のように光入出射ポートP1から入射して光入出射ポートP2から外部に出射する光について説明する。図10(a)に示すように、光入出射ポートP1から入射した光L11は、複屈折板(第1の複屈折板)11に入射する。複屈折板11に入射した光L11は、図10(b)に示すように、常光L12aと異常光L12bとに分離して複屈折板11から出射する。次いで、常光成分の光L12aはファラデー回転子(第1の磁気光学結晶)21の磁区A(第1の磁区)に入射し、異常光成分の光L12bはファラデー回転子21の磁区B(第2の磁区)に入射する。ファラデー回転子21の磁区Aのファラデー回転角は例えば+Z方向に見てZ軸について時計回りに45°であり、磁区Bのファラデー回転角は例えば+Z方向に見てZ軸について反時計回りに45°である。図10(c)に示すように、光L12aは偏光方位が+Z方向に見てZ軸について時計回りに45°回転した光L13aとしてファラデー回転子21から出射し、光L12bは偏光方位が反時計回りに45°回転した光L13bとしてファラデー回転子21から出射する。これにより、光L13a、L13bの偏光方位は互いに平行になり、光L13a、L13bの進行方向に平行な直線と複屈折板(第3の複屈折板)12の光学軸に平行な直線とが交差して形成される平面(XZ面)に共に平行になる。
次いで、図10(d)に示すように、光L13a、L13bは複屈折板12の一方の表面に入射して共に異常光となり、それぞれ−X方向に軸ずれして複屈折板12の他方の表面から光L14a、L14bとして出射する。次に、光L14aはファラデー回転子(第2の磁気光学結晶)22の磁区A(第3の磁区)に入射し、光L14bはファラデー回転子22の磁区B(第4の磁区)に入射する。ファラデー回転子22の磁区Aのファラデー回転角は例えば+Z方向に見てZ軸について時計回りに45°であり、磁区Bのファラデー回転角は例えば+Z方向に見てZ軸について反時計回りに45°である。図10(e)に示すように、光14aは+Z方向に見てZ軸について時計回りに45°回転した光L15aとしてファラデー回転子22から出射し、光L14bは偏光方位が反時計回りに45°回転した光L15bとしてファラデー回転子22から出射する。光L15aの偏光方位と光L15bの偏光方位は、互いにほぼ垂直になっている。光L15aは複屈折板(第2の複屈折板)13に入射して異常光となり、光L15bは複屈折板13に入射して常光となる。図10(f)に示すように、光L15aは軸ずれして光L15bと合波し、光L16として複屈折板13から出射する。光L16は、光入出射ポートP2に入射して外部に出射する。光入出射ポートP1に入射した光は、偏光に依存せずに全て光入出射ポートP2から出射することになる。
次に、図10(g)〜(l)を用いて、図1及び図2で破線で示す光線のように光入出射ポートP2から入射して光入出射ポートP3から外部に出射する光について説明する。図10(g)に示すように、光入出射ポートP2から入射した光L21は、複屈折板(第1の複屈折板)13に入射する。複屈折板13に入射した光L21は、図10(h)に示すように、常光L22aと異常光L22bとに分離して複屈折板13から出射する。次いで、常光成分の光L22aはファラデー回転子(第1の磁気光学結晶)22の磁区B(第1の磁区)に入射し、異常光成分の光L22bはファラデー回転子22の磁区A(第2の磁区)に入射する。ファラデー回転子22の磁区Aのファラデー回転角は+Z方向に見てZ軸について時計回りに45°であり、磁区Bのファラデー回転角は+Z方向に見てZ軸について反時計回りに45°である。図10(i)に示すように、光L22aは偏光方位が+Z方向に見てZ軸について反時計回りに45°回転した光L23aとしてファラデー回転子22から出射し、光L22bは偏光方位が時計回りに45°回転した光L23bとしてファラデー回転子22から出射する。これにより、光L23a、L23bの偏光方位は互いに平行になり、光L23a、L23bの進行方向に平行な直線と複屈折板(第3の複屈折板)12の光学軸に平行な直線とが交差して形成される平面(XZ面)に共に垂直になる。
次いで、図10(j)に示すように、光L23a、L23bは複屈折板12の一方の表面に入射して共に常光となり、軸ずれせずに複屈折板12の他方の表面から光L24a、L24bとして出射する。次に、光L24aはファラデー回転子(第2の磁気光学結晶)21の磁区B(第3の磁区)に入射し、光L24bはファラデー回転子21の磁区A(第4の磁区)に入射する。ファラデー回転子21の磁区Aのファラデー回転角は+Z方向に見てZ軸について時計回りに45°であり、磁区Bのファラデー回転角は+Z方向に見てZ軸について反時計回りに45°である。図10(k)に示すように、光24aは+Z方向に見てZ軸について反時計回りに45°回転した光L25aとしてファラデー回転子21から出射し、光L24bは偏光方位が時計回りに45°回転した光L25bとしてファラデー回転子21から出射する。光L25aの偏光方位と光L25bの偏光方位は、互いにほぼ垂直になっている。光L25aは複屈折板(第2の複屈折板)11に入射して異常光となり、光L25bは複屈折板11に入射して常光となる。図10(l)に示すように、光L25aは軸ずれして光L25bと合波し、光L26として複屈折板11から出射する。光L26は、光入出射ポートP3に入射して外部に出射する。光入出射ポートP2に入射した光は、偏光に依存せずに全て光入出射ポートP3から出射することになる。
このように、本実施の形態による光サーキュレータ1では、光入出射ポートP1からの入力光は光入出射ポートP2から出力し、光入出射ポートP2からの入力光は光入出射ポートP3から出力するようになっている。
本実施の形態では、互いに同一の光学特性を有する複屈折板11、13のうち一方を常光として通過した光は他方を異常光として通過し、逆に複屈折板11、13のうち一方を異常光として通過した光は他方を常光として通過する。また、第1のファラデー回転子21又は22を通過した後、第2のファラデー回転子22又は21に入射するまでの間は、分離した2つの光の偏光方位は同一になっている。したがって、本実施の形態による光サーキュレータ1では、2つの偏光成分の光路長が等しいため、偏波モード分散(PMD;Polarization Mode Dispersion)値がゼロになる。
本発明は、上記実施の形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態では光入出射ポートを3つ設けているが、本発明はこれに限らず、光入出射ポートを4つ以上設けることももちろん可能である。
また、上記実施の形態では磁気光学光部品として光サーキュレータ1を例に挙げたが、本発明はこれに限らず、光アイソレータにも適用できる。光アイソレータに適用する場合には、光入出射ポートP3を設けず、光入出射ポートP1、P2のみを設けるようにすればよい。本発明を適用した光アイソレータではPMD値をゼロにすることができるとともに、2段型の構成となっており高アイソレーション特性が得られる。さらに本発明は、ファラデー回転子21、22の磁化を反転させる機構を付加することにより光スイッチにも適用できる。
本発明の一実施の形態による磁気光学光部品の構成を模式的に示す図である。 本発明の一実施の形態による磁気光学光部品の構成を模式的に示す図である。 永久磁石61、62の形状及びファラデー回転子21、22に対する配置の例を示す斜視図である。 永久磁石61、62の形状及びファラデー回転子21、22に対する配置の他の例を示す斜視図である。 永久磁石61、62の形状及びファラデー回転子21、22に対する配置のさらに他の例を示す斜視図である。 複屈折板の光学軸について説明する図である。 ファラデー回転子21、22の磁区構造を示す図である。 直線状の磁壁Iが形成されたファラデー回転子と非直線状の磁壁Iが形成されたファラデー回転子とを比較して示す図である。 外部磁界無しで2磁区構造を実現した磁気光学結晶の磁区構造を示す図である。 光サーキュレータ1を構成する各光学素子を通過する光の偏光状態を+Z方向に見た図である。 従来の光サーキュレータの構成を示す図である。 従来の光サーキュレータの他の構成を示す図である。
符号の説明
1 光サーキュレータ
11、12、13、15 複屈折板
21、22、FR1、FR2 ファラデー回転子
41、42、43 光ファイバ
51、52、53 レンズ
61、62 永久磁石
P1、P2、P3 光入出射ポート

Claims (10)

  1. 第1の光入出射ポートから入射した光を常光成分の第1の光と異常光成分の第2の光とに分離して出射する第1の複屈折板と、
    磁化を一様に一方向にした第1の磁区と、前記第1の磁区とは逆方向に磁化を一様にした第2の磁区と、前記第1の磁区と前記第2の磁区との境界面である第1の磁壁とを備え、前記第1の磁区に入射した第1の光の偏光方位を所定の回転方向に45°回転させて第3の光として出射し、前記第2の磁区に入射した第2の光の偏光方位を前記回転方向とは逆の回転方向に45°回転させて前記第3の光の偏光方位に略平行な偏光方位を有する第4の光として出射する第1の磁気光学結晶と、
    前記第3及び第4の光を透過させる偏光子と、
    前記第1の磁区と略同方向に磁化を一様に一方向にした第3の磁区と、前記第3の磁区とは逆方向に磁化を一様にした第4の磁区と、前記第3の磁区と前記第4の磁区との境界面である第2の磁壁とを備え、前記第3の磁区に入射した第3の光の偏光方位を所定の回転方向に45°回転させて第5の光として出射し、前記第4の磁区に入射した第4の光の偏光方位を前記回転方向とは逆の回転方向に45°回転させて前記第5の光の偏光方位に略垂直な偏光方位を有する第6の光として出射する第2の磁気光学結晶と、
    前記第5及び第6の光のうち一方を常光として透過させ、他方を異常光として透過させて、前記第5及び第6の光を合波して第2の光入出射ポートから出射させる第2の複屈折板と
    を有することを特徴とする磁気光学光部品。
  2. 請求項1記載の磁気光学光部品であって、
    前記第1及び第2の磁壁は略直線状であること
    を特徴とする磁気光学光部品。
  3. 請求項1又は2に記載の磁気光学光部品であって、
    前記第1及び第2の磁区並びに前記第1の磁壁は、光の進行方向に見て、前記第3及び第4の磁区並びに前記第2の磁壁にそれぞれ重なるように配置されていること
    を特徴とする磁気光学光部品。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の磁気光学光部品であって、
    前記第1の複屈折板と前記第2の複屈折板の光学軸は、互いに平行に配置されていること
    を特徴とする磁気光学光部品。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の磁気光学光部品であって、
    前記第1及び第2の磁気光学結晶に所定方向の磁界を印加して前記第1及び第3の磁区をそれぞれ形成する第1の磁界印加機構と、
    前記第1及び第2の磁気光学結晶に前記所定方向とは逆方向の磁界を印加して前記第2及び第4の磁区をそれぞれ形成する第2の磁界印加機構とをさらに有すること
    を特徴とする磁気光学光部品。
  6. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の磁気光学光部品であって、
    前記第1及び第2の磁気光学結晶は、高保磁力を有する材料で形成されていること
    を特徴とする磁気光学光部品。
  7. 請求項6記載の磁気光学光部品であって、
    前記第1及び第2の磁気光学結晶に磁界を印加する磁界印加機構を有していないこと
    を特徴とする磁気光学光部品。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の磁気光学光部品であって、
    前記第1及び第2の磁気光学結晶は、前記第1及び第2の磁壁部分に形成された溝部を有していること
    を特徴とする磁気光学光部品。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の磁気光学光部品であって、
    前記偏光子は第3の複屈折板であり、
    光アイソレータ、光サーキュレータ、もしくは光スイッチとして機能すること
    を特徴とする磁気光学光部品。
  10. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の磁気光学光部品であって、
    前記偏光子は偏光ガラスであり、
    光アイソレータとして機能すること
    を特徴とする磁気光学光部品。
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