JP2005105521A - 作業機械 - Google Patents

作業機械 Download PDF

Info

Publication number
JP2005105521A
JP2005105521A JP2003335927A JP2003335927A JP2005105521A JP 2005105521 A JP2005105521 A JP 2005105521A JP 2003335927 A JP2003335927 A JP 2003335927A JP 2003335927 A JP2003335927 A JP 2003335927A JP 2005105521 A JP2005105521 A JP 2005105521A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boom
adapter
attachment
cylinder
mounting member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003335927A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4244765B2 (ja
Inventor
Takanori Yamazaki
隆典 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobelco Construction Machinery Co Ltd filed Critical Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2003335927A priority Critical patent/JP4244765B2/ja
Publication of JP2005105521A publication Critical patent/JP2005105521A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4244765B2 publication Critical patent/JP4244765B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Shovels (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Abstract

【課題】 ベースマシンの輸送時の全高寸法を拡張することなく、ブームフットの位置を大きなブーム起伏力を得るのに適した位置に設定でき、しかも分解・組立時のブームシリンダの脱着作業を不要とする。
【解決手段】 ベースマシンの上部旋回体に設けられたアタッチメント取付部材21にアダプタ22を上方かつ前方に突出する状態で着脱自在に取付け、ブームフット及びブームシリンダの基端部をこのアダプタ22に取付けることにより、ブームフットをベースマシン輸送時の最高点よりも高位かつ前方に位置させて大きなブーム起伏推力を得る。一方、分解・輸送時にはアダプタ22を取外すことにより、ベースマシンの全高寸法を輸送時の制限内に収め、かつ、ブームシリンダ8をアダプタ22と一体として着脱できるようにした。
【選択図】 図3

Description

本発明はベースマシンに作業アタッチメントを取付けて構成される解体機等の作業機械に関するものである。
高層建造物の解体に使用される超ロングアタッチメント付きの解体機を例にとって説明する。
この解体機は、図6に示すようにクローラ式の下部走行体1と、この下部走行体1上に垂直軸まわりに旋回自在に搭載された上部旋回体2から成るベースマシンAの前部に、長尺のブーム3を備えた作業アタッチメントBが装着されて構成される。
この作業アタッチメントBのブーム3は、単位ブームとして下から順に第1段、第2段、第3段、第4段の各ブーム4,5,6,7を有し、これらが隣り合うもの同士、水平軸まわりに相対回動可能に連結されて構成され、第1段ブーム4の基端部(ブームフット)が上部旋回体2に取付けられる。
また、上部旋回体2と第1段ブーム4との間にブーム3全体を起伏させるための第1ブームシリンダ8が設けられるとともに、隣り合う各段ブーム間に第2、第3、第4の各ブームシリンダ9,10,11が設けられている。
各ブームシリンダ8〜11はブーム下面側に設けられ、この各ブームシリンダ8〜11によってブーム3全体が起伏し、かつ、図6中に鎖線または破線で示すように各段ブーム同士の連結部分を関節として屈伸動作を行う。
そして、このブーム3の先端(第4段ブーム7の先端)に開閉式の圧砕装置12が設けられ、この圧砕装置12によりコンクリート塊等が圧砕されて建物の解体が行われる(特許文献1参照)。
図6中、13は圧砕装置12を水平軸まわりに上下に回動させる圧砕装置用シリンダである。
なお、図6中に破線で示すようにブーム3を折り畳んだ状態で折り返し点となる短尺の第2段ブーム5以外の各段ブーム4,6,7は、トレーラ輸送時の長さ及び重量の制限を超えるため、複数のセクションに分解可能に構成されている。
図7,8に拡大して示すように、ベースマシンAの上部旋回体2には、側面視でほぼ三角形のフレームとして形成されたアタッチメント取付部材(Aフレーム等と称される場合もある)14が設けられ、ブームフットがこのアタッチメント取付部材14に取付けられるとともに、第1ブームシリンダ8が第1段ブーム4とこのアタッチメント取付部材14との間に取付けられている。
詳述すると、アタッチメント取付部材14の上端部にブームフット取付部15が設けられ、ブームフット、すなわち、第1段ブーム4の最も基端側のセクション(以下、第1段ブーム基端セクションという)4aの基端部がこのブームフット取付部15にブームフットピン16によって取付けられている。
また、アタッチメント取付部材14の前端下部にシリンダ取付部17が設けられ、第1ブームシリンダ8の下端(シリンダチューブ端)がこのシリンダ取付部17にシリンダフットピン18によって取付けられている。同シリンダ8の上端(ロッド端)は、基端セクション4aに設けられたブラケット19にシリンダ取付ピン20によって取付けられる。
図7中、1aは下部走行体1のクローラ、2aは上部旋回体2のキャビン、2bは同エンジン排気管である。
特開平7−310442号公報
このような超ロングアタッチメント付きの解体機では、アタッチメントBの起伏に大きな力を要する。とくに、この種の解体機では、図6中に示すようにブーム3を地上に倒した状態でアタッチメントBを組立てた後、第1ブームシリンダ8によってアタッチメント全体を自立させ、分解時には地上に倒すため、このときの起伏に大きな力を要する。
ここで、ブーム起伏力を決める要素として、図7中に太線で示す三角形、すなわちブームフットピン16とシリンダフットピン18とシリンダ取付ピン20の各中心を結んで形成される三角形の高さ寸法(以下、三角形高さ寸法という)hがあり、この高さ寸法hを大きくとることができればシリンダ推力、つまりシリンダ径を小さくしてシリンダ重量を軽くでき、組立・分解作業に有利となる。
ところが、アタッチメント取付部材14におけるブームフット取付部15の位置は、ベースマシンAのトレーラ輸送時に全高寸法が輸送制限を超えないという条件のもとで決められ、その高さ位置が制限される(ベースマシンAの最高点よりも低い位置に設定される)ため、三角形高さ寸法hは現状以上には大きくとれなかった。
また、地下解体時等には図8に示すようにブーム3が前傾姿勢とされるが、このとき三角形高さ寸法hが小さくなり、大きな起伏推力が得られなかった。
この結果、ブームシリンダ8として大径で大重量のものを使用せざるを得ないため、組立・分解作業の能率が悪いとともに、輸送にも不利となっていた。
一方、第1ブームシリンダ8は、機械の分解時にロッド端がベースマシンA(アタッチメント取付部材14)から取外され、このロッド端がフリーな状態で第1段ブーム基端セクション4aとともにトレーラ輸送される。
このため、分解・組立時に、ベースマシンAに対する第1ブームシリンダ8の脱着作業が必要で、しかも上記のように同シリンダ8は太くて重く、このシリンダ脱着作業が非常に面倒であること、及び輸送時にフリーなロッド端を固定する手段が必要となることから、解体機の組立・分解・輸送の点でさらに不利となっていた。
そこで本発明は、ベースマシンの輸送時の全高寸法を拡張することなく、ブームフットの位置を大きなブーム起伏力を得るのに適した位置に設定でき、しかも分解・組立時にブームシリンダの脱着作業を不要とし得る作業機械及びその組立・分解方法を提供するものである。
請求項1の発明(作業機械)は、ベースマシンにアタッチメント取付部材が設けられ、ブーム及びこのブームを起伏させるブームシリンダを備えた作業アタッチメントがこのアタッチメント取付部材に取付けられる作業機械において、上記アタッチメント取付部材に対して着脱自在に取付けられるアダプタを備え、このアダプタは、アタッチメント取付部材への取付状態でアタッチメント取付部材よりも上方に突出する部分を有し、この突出部分に、上記ブームの基端部が取付けられるブームフット取付部が設けられるとともに、このブームフット取付部よりも低い位置に、上記ブームシリンダの基端部が取付けられるシリンダフット取付部が設けられ、かつ、上記アダプタのブームフット取付部は、アタッチメント取付部材へのアダプタ取付状態でベースマシンの輸送時の最高点よりも高位となるように位置設定されたものである。
請求項2の発明は、ベースマシンにアタッチメント取付部材が設けられ、ブーム及びこのブームを起伏させるブームシリンダを備えた作業アタッチメントがこのアタッチメント取付部材に取付けられる作業機械において、上記アタッチメント取付部材に対して着脱自在に取付けられるアダプタを備え、このアダプタは、アタッチメント取付部材への取付状態でアタッチメント取付部材よりも上方かつ前方に突出する部分を有し、この突出部分に、上記ブームの基端部が取付けられるブームフット取付部が設けられるとともに、このブームフット取付部よりも低い位置に、上記ブームシリンダの基端部が取付けられるシリンダフット取付部が設けられたものである。
請求項3の発明は、請求項2の構成において、アダプタのブームフット取付部が、アタッチメント取付部材へのアダプタ取付状態でベースマシンの輸送時の最高点よりも高位となるように位置設定されたものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの構成において、アタッチメント取付部材に対してアダプタを着脱可能に取付ける手段として、油圧により連結ピンを連結・分離方向にストローク作動させる油圧着脱式ピン連結手段が設けられたものである。
請求項5の発明(作業機械の組立・分解方法)は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の作業機械の組立・分解方法であって、組立時にブームの基端部をアダプタのブームフット取付部に、ブームシリンダをアダプタのシリンダフット取付部にそれぞれ取付け、この取付状態のままアダプタを取付部材本体から切り離して分解するものである。
請求項1,3の発明によると、ベースマシンのアタッチメント取付部材に対してアダプタを着脱し、アダプタ取付け状態でアタッチメント取付部材よりも上方に突出する部分においてベースマシンの輸送時の最高点よりも高位となる位置にブームフット取付部を設けたから、ブームフットを従来よりも高い位置に設定することができ、しかも、分解時にはアダプタを取外すことにより、ベースマシンの全高を輸送制限内に収めることができる。
すなわち、ベースマシンの輸送時の全高寸法は拡張せずに、作業時に三角形高さ寸法を大きくとってブーム起伏力を高めることができる。
一方、請求項2,3の発明によると、ブームフット取付部を前方の位置に設定できるため、地下解体時のようにブームが前傾姿勢となる場合にも大きなブーム起伏力を得ることができる。
とくに、請求項3の発明によると、ブームフット取付部をベースマシン輸送時の最高点よりも高位でかつ前方位置に設定できることで、ブーム前傾時を含めて総合的にブーム起伏力を高めることができる。
また、請求項2の発明においても、ブームフット取付部を、ベースマシンの全高を気にせずにできるだけ高い位置に設定できることで、ブーム前傾時以外でも起伏力を高めることが可能となる。
従って、請求項1〜3の発明によると、ブームシリンダの必要推力を小さくして同シリンダに小径のものを使用することが可能となるため、シリンダ重量を軽くして組立・分解・輸送に有利となる。
さらに、請求項4の発明によると、取付部材本体に対してアダプタを油圧着脱式のピンによって連結するため、アダプタの着脱作業を、太くて重いピンの手動操作なしで油圧操作のみによって簡単・迅速に行うことができる。このため、組立・分解作業の能率を一層高めることができる。
ところで、作業の種類(たとえば高所部分の解体と基礎部分の解体)に応じてブームの長さや形状が異なる複数種類の作業アタッチメントを使い分ける場合があり、各アタッチメントによって最適なブームフット位置(大きなブーム起伏力が得られる位置)が異なる。
この点、請求項1〜4の発明によると、作業アタッチメントに応じてブームフット取付部の位置が異なる複数種類のアダプタを使い分けることにより、ブームフットを最適の位置に設定することができる。
また、請求項1〜5の発明によると、ブームシリンダをアダプタとブーム(前記例では第1段ブーム基端セクション)との間に取付けた状態のまま分解、輸送し、再組立することができるため、このブームシリンダの脱着作業が不要となり、この点でも組立・分解・輸送に有利となる。
本発明の実施形態を図1〜図5によって説明する。
この実施形態では、従来技術として挙げた超ロングアタッチメント付きの解体機を適用対象として例にとっている。
なお、実施形態において、図7,8に示す部分と同じ部分には同一符号を付して示し、その重複説明を省略する。
この解体機の基本構成は図6〜図8に示す従来の解体機と同じで、下部走行体1と上部旋回体2とからなるベースマシンAの前部に長尺のブーム3を備えた作業アタッチメントBが装着される。
ベースマシンAの上部旋回体2には、側面視ほぼ三角形のアタッチメント取付部材21が設けられ、このアタッチメント取付部材21にアダプタ22が着脱自在に取付けられる。
アタッチメント取付部材21は、図3に拡大して示すように、その頂点部分にピン穴付きの上部アダプタ取付部23、前端下部にピン穴付きの下部アダプタ取付部24がそれぞれ設けられている。
アダプタ22は、アタッチメント取付部材21に取付けられた状態で同部材21よりも上方かつ前方に突出する部分25を有し、その突出端部にピン穴付きのブームフット取付部26が設けられるとともに、このブームフット取付部26よりも前方下部にピン穴付きのシリンダフット取付部27が設けられている。
また、アダプタ22の背面側の上下両側にピン穴付きの連結部28,29が設けられ、機械の組立時に、図3実線で示すようにこの両側連結部28,29がアタッチメント取付部材21の上部及び下部アダプタ取付部23,24に連結ピン30,30によって着脱可能に連結される。
これにより、アタッチメント取付部材21にアダプタ22が取付けられ、このアダプタ22のブームフット取付部26にブームフット、シリンダフット取付部27に第1ブームシリンダ8の基端部がそれぞれブームフットピン31、シリンダフットピン32によって取付けられる。
また、アタッチメント分解・輸送時には、図3中に二点鎖線で示すようにアダプタ22がアタッチメント取付部材21から取外される。
この場合、第1段ブーム基端セクション4a及び第1ブームシリンダ8は、それぞれアダプタ22に取付けられた状態のままアダプタ22と一体としてベースマシンAから切り離され、この一体物単独としてトレーラ輸送される。
一方、ベースマシンAは、図4に示すように単独でトレーラ輸送される。
なお、輸送高さ制限があるため、通常、図1,2の作業時の状態から図4に示すように下部走行体1のクローラ1aが取外される。また、この実施形態では、上部旋回体2から上向きに突出するエンジン排気管2bの上部が取外され、この状態での排気管上端がベースマシンAの最高点となる。
ここで、アタッチメント取付部材21は、このベースマシンAの輸送時の最高点よりも低位となるように位置設定されている。
図4中のXはこのトレーラ輸送状態でのトレーラを含めた車両全体の全高寸法、YはそのうちのベースマシンAの全高寸法をそれぞれ示す。なお、上部旋回体2のキャビン2aは、輸送時に全幅寸法を縮小するために図示のように90°旋回した状態とされる。
アダプタ22のブームフット取付部26は、アダプタ取付状態で、このベースマシンAの輸送態勢での最高点(実施形態では上部が外された状態でのエンジン排気管上端)よりもさらに高い位置、すなわち、輸送制限高さを超えた位置に設定されている。
この設定によると、図1と図7を比較して明らかように、作業時における三角形高さ寸法hを従来機の場合よりも大きくすることができる。このため、ブーム3を起伏させる力が大きくなり、その分、第1ブームシリンダ8の必要推力が小さくてすむ。
また、ブームフットが従来機の場合よりも前方に位置するため、図2と図8を比較してわかるように、地下部分の解体等のためにブーム3を前傾させた状態での三角形高さ寸法hをも大きくとることができる。この点でも第1ブームシリンダ8の必要推力を小さくすることができる。
従って、同シリンダ8として従来機の場合よりも小径のものを使用することが可能となり、それだけシリンダ重量を軽くできるため、作業アタッチメントBの組立・分解、それに輸送の点で有利となる。
しかも、前記のようにアダプタ22は輸送時には取外されるため、輸送制限高さ寸法Xを遵守することができる。
加えて、前記のように第1ブームシリンダ8をアダプタ22と第1段ブーム基端セクション4aとの間に取付けた状態のままこれらを一体として分解し、輸送し、再組立することができる。従って、太くて重い第1ブームシリンダ8を脱着する必要がなくなるため、アタッチメントBの分解、組立作業の能率を改善することができる。
ところで、高所部分の解体作業と基礎部分の解体作業といった作業の種類に応じてブーム3の長さや形状が異なる複数種類の作業アタッチメントBを使い分ける場合があり、このアタッチメントの種類によって最適なブームフット位置が異なる。
そこで、アダプタ22について、作業アタッチメントBに応じてブームフット取付部26の位置が上下または前後方向に異なる複数種類のものを用意し、これらを使い分けることにより、ブームフットを最適の位置に設定できるように構成してもよい。
あるいは、アダプタ22の複数の位置にブームフット取付部26を設け、作業アタッチメントBに応じてブームフットを異なる位置に設定することもできる。
また、この実施形態では、アタッチメント取付部材21に対するアダプタ22の着脱を容易にするために次のような油圧着脱式のピン連結構造がとられている。
図5に示すように、アタッチメント取付部材21の上下両側アダプタ取付部23,24、及びアダプタ22の上下両側連結部28,29は左右(図5の上下)一対ずつ設けられ、この左右両側の連結部分において、アダプタ22側に連結ピンとしての油圧シリンダ30,30が設けられている。
この油圧シリンダ30,30は、それぞれのロッド端がアダプタ22側に固定された状態で同一軸線上で左右に並んで設けられ、シリンダチューブ30a,30aが互いに反対方向にストローク作動する。
そして、両シリンダ30,30の伸縮作動により、シリンダチューブ30a,30aが、アダプタ取付部23,24及び本体取付部28,29の各ピン穴に跨って挿入されて両者が連結され、抜き出されて両者が切り離される。
この油圧着脱式のピン連結構造をとることにより、アタッチメント取付部材21とアダプタ22の連結・分離作業を、油圧シリンダ30,30の操作のみによって短時間で簡単・迅速に行うことができる。このため、作業アタッチメントBの分解・組立作業を一層能率良く行うことができる。
他の実施形態
(1) 上記実施形態では、連結ピンとしての油圧シリンダ30を上下の連結部分において左右両側に設けたが、同シリンダ30を左右片側にだけ設け、この一つの油圧シリンダ30で左右両側同時に連結する構成をとってもよい。
また、アタッチメント取付部材21とアダプタ22を、上下の連結部分において左右方向の中間部のみで一本の油圧シリンダ30で連結する構成をとってもよい。
(2) 作業の種類等によってブームフットを低位置または後方位置に設定する余地を残す意味で、アタッチメント取付部材21にベースマシン側ブームフット取付部及びシリンダフット取付部を設け、アダプタ22を外した状態でブームフット及びシリンダフットをアタッチメント取付部材21に直接取付け得るように構成してもよい。
またこの場合、アタッチメント取付部材21の構造を簡素化するために、アタッチメント取付部材21の上部アダプタ取付部23をベースマシン側ブームフット取付部、下部アダプタ取付部24を同シリンダフット取付部としてそれぞれ兼用できるように両アダプタ取付部23,24の位置を設定してもよい。
(3) 本発明は解体機に限らず、高所または低所の作業を行う他のアタッチメント付き作業機械(たとえば深掘掘削機)にも上記実施形態同様に実施することができる。
本発明の実施形態にかかる解体機の一部側面図である。 同解体機の作業アタッチメントを前傾させた状態の図1相当図である。 図1の一部を拡大して示す図である。 同解体機のベースマシンの輸送状態を示す側面図である。 図3のV−V線に沿う拡大断面図である。 従来の解体機の全体側面図である。 同一部拡大図である。 同解体機の作業アタッチメントを前傾させた状態の図7相当図である。
符号の説明
A ベースマシン
1 下部走行体
2 上部旋回体
B 作業アタッチメント
3 ブーム
8 ブームシリンダ
21 アタッチメント取付部材
22 アダプタ
23,24 アタッチメント取付部材のアダプタ取付部
25 アダプタの突出部分
26 アダプタのブームフット取付部
27 アダプタのシリンダフット取付部
30,30 連結ピン(油圧シリンダ)
Y ベースマシンの輸送時の全高寸法

Claims (5)

  1. ベースマシンにアタッチメント取付部材が設けられ、ブーム及びこのブームを起伏させるブームシリンダを備えた作業アタッチメントがこのアタッチメント取付部材に取付けられる作業機械において、上記アタッチメント取付部材に対して着脱自在に取付けられるアダプタを備え、このアダプタは、アタッチメント取付部材への取付状態でアタッチメント取付部材よりも上方に突出する部分を有し、この突出部分に、上記ブームの基端部が取付けられるブームフット取付部が設けられるとともに、このブームフット取付部よりも低い位置に、上記ブームシリンダの基端部が取付けられるシリンダフット取付部が設けられ、上記アダプタのブームフット取付部は、アタッチメント取付部材へのアダプタ取付状態でベースマシンの輸送時の最高点よりも高位となるように位置設定されたことを特徴とする作業機械。
  2. ベースマシンにアタッチメント取付部材が設けられ、ブーム及びこのブームを起伏させるブームシリンダを備えた作業アタッチメントがこのアタッチメント取付部材に取付けられる作業機械において、上記アタッチメント取付部材に対して着脱自在に取付けられるアダプタを備え、このアダプタは、アタッチメント取付部材への取付状態でアタッチメント取付部材よりも上方かつ前方に突出する部分を有し、この突出部分に、上記ブームの基端部が取付けられるブームフット取付部が設けられるとともに、このブームフット取付部よりも低い位置に、上記ブームシリンダの基端部が取付けられるシリンダフット取付部が設けられたことを特徴とする作業機械。
  3. アダプタのブームフット取付部が、アタッチメント取付部材へのアダプタ取付状態でベースマシンの輸送時の最高点よりも高位となるように位置設定されたことを特徴とする請求項2記載の作業機械。
  4. アタッチメント取付部材に対してアダプタを着脱可能に取付ける手段として、油圧により連結ピンを連結・分離方向にストローク作動させる油圧着脱式ピン連結手段が設けられたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の作業機械。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の作業機械の組立・分解方法であって、組立時にブームの基端部をアダプタのブームフット取付部に、ブームシリンダをアダプタのシリンダフット取付部にそれぞれ取付け、この取付状態のままアダプタをアタッチメント取付部材から切り離して分解することを特徴とする作業機械の組立・分解方法。
JP2003335927A 2003-09-26 2003-09-26 作業機械及びその組立・分解方法 Expired - Lifetime JP4244765B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003335927A JP4244765B2 (ja) 2003-09-26 2003-09-26 作業機械及びその組立・分解方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003335927A JP4244765B2 (ja) 2003-09-26 2003-09-26 作業機械及びその組立・分解方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005105521A true JP2005105521A (ja) 2005-04-21
JP4244765B2 JP4244765B2 (ja) 2009-03-25

Family

ID=34532227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003335927A Expired - Lifetime JP4244765B2 (ja) 2003-09-26 2003-09-26 作業機械及びその組立・分解方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4244765B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008133630A (ja) * 2006-11-27 2008-06-12 Hitachi Constr Mach Co Ltd 作業用フロントの着脱装置および着脱方法
WO2011148601A1 (ja) * 2010-05-26 2011-12-01 コベルコ建機株式会社 作業アタッチメント及び作業機械
JP2012021389A (ja) * 2010-06-15 2012-02-02 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 作業機械、作業機械のブームアダプタ及び作業機械のフロントブーム積み下ろし方法
JP2014040722A (ja) * 2012-08-21 2014-03-06 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 作業機械
JP2014141837A (ja) * 2013-01-24 2014-08-07 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 作業機械
JP2020012361A (ja) * 2018-07-04 2020-01-23 株式会社ナベカヰ 解体機のシリンダの搬送用固定治具、解体機の建築物解体作業現場における組立方法、及び分解方法
KR20220006865A (ko) * 2020-07-09 2022-01-18 주식회사 이스쿠스 모듈형 소형 건설 장비

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008133630A (ja) * 2006-11-27 2008-06-12 Hitachi Constr Mach Co Ltd 作業用フロントの着脱装置および着脱方法
WO2011148601A1 (ja) * 2010-05-26 2011-12-01 コベルコ建機株式会社 作業アタッチメント及び作業機械
JP2011246931A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 作業機械
JP2012021389A (ja) * 2010-06-15 2012-02-02 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 作業機械、作業機械のブームアダプタ及び作業機械のフロントブーム積み下ろし方法
JP2014040722A (ja) * 2012-08-21 2014-03-06 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 作業機械
JP2014141837A (ja) * 2013-01-24 2014-08-07 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 作業機械
JP2020012361A (ja) * 2018-07-04 2020-01-23 株式会社ナベカヰ 解体機のシリンダの搬送用固定治具、解体機の建築物解体作業現場における組立方法、及び分解方法
KR20220006865A (ko) * 2020-07-09 2022-01-18 주식회사 이스쿠스 모듈형 소형 건설 장비
KR102458900B1 (ko) 2020-07-09 2022-10-26 주식회사 이스쿠스 모듈형 소형 건설 장비

Also Published As

Publication number Publication date
JP4244765B2 (ja) 2009-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4871599B2 (ja) クレーンおよびクレーンの分解方法
EP1367181A2 (en) Hydraulic excavator
JP5328338B2 (ja) 伸縮トラックフレーム
JP4244765B2 (ja) 作業機械及びその組立・分解方法
JP2007303129A (ja) 建設機械
JP2007091404A (ja) カウンタウエイト着脱ユニット,建設機械,およびカウンタウエイトの着脱方法
JPH11269906A (ja) 作業機械のフレ―ム組立体
JP4730343B2 (ja) 建設機械のアタッチメントの分解輸送用架台
JP4492077B2 (ja) 作業機械のブーム及びその組立・分解方法
US20090084454A1 (en) Apparatus for fixing hydraulic pipes for zero tail swing excavator
JP2013108247A (ja) 作業機の上下連結ピンの着脱装置、および作業機の組立方法と分解方法
JP3956211B2 (ja) 解体機とその基端ブームの輸送方法
WO2020066120A1 (ja) 作業機械
JP2009013730A (ja) 連結ピン脱着用治具
JP2005002683A (ja) ピン抜差し方法およびそれに用いるピン抜差し治具
JP2004076325A (ja) 作業機の脱着装置
JP6873429B2 (ja) バケットへのブレーカー取付構造
JP2007231579A (ja) 建設機械のフロント装置
EP2578753B1 (en) Work attachment and work machine
JP2004183237A (ja) 作業機の作業用バケット
JP2006028880A (ja) 杭孔掘削機
JP3706330B2 (ja) 多段伸縮式アームおよび作業機
JP2011106118A (ja) 建設機械の作業装置
CN216007099U (zh) 一种装配式推土机松土器
JP4011879B2 (ja) 作業機械の伸縮ブーム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050608

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080501

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080620

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081216

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081229

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4244765

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 4

EXPY Cancellation because of completion of term