JP2005104312A - タイヤの状態情報収集装置及びその中継装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤ内の所定物理量をタイヤ外近傍の所定物理量により補正して報知するタイヤの状態情報収集装置及びその中継装置を提供する。
【解決手段】各車輪2に設けた検知装置10によってタイヤの空気圧と温度を検知し、各車輪毎にその近傍に配置した中継装置20に第1周波数の電磁波によって検知装置10から検知データを送信し、これを受けた中継装置20は車輪2の近傍における大気圧と温度を検知してそのデータを検知装置10から受信した検知データと共に主装置30に送信する。主装置30は、検知装置10の検知データを中継装置20の検知データによって補正し、補正によって得られた情報を表示パネルに表示して運転者に報知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、タイヤの状態情報収集装置及びその中継装置に関し、特に、タイヤ内の所定物理量をタイヤ外近傍の所定物理量により補正して報知するタイヤの状態情報収集装置及びその中継装置に関するものである。
従来、タイヤ気室内雰囲気中の圧力や温度等のタイヤの状態に関する情報を得るためのタイヤ監視システムが知られている。
この種の技術の一例としてタイヤ内空気圧を監視する装置が、特開2001−56263号公報(第1従来例)や、特開2000−182164号公報(第2従来例)等に開示されている。
上記第1従来例のタイヤ空気圧監視装置は、自動車の各タイヤに設けられると共に、空気圧センサから出力された各タイヤ毎のタイヤ空気圧信号を送信する送信装置と、各タイヤの近傍にまで延設された複数の受信アンテナを有し、送信装置からのタイヤ空気圧信号を受信する受信装置と、各タイヤの空気圧状態を自動車の運転者に報知する表示装置と、各受信アンテナに誘起された電圧のうち最大電圧を選択的に出力する合成器とを備えている。この合成器によって、各受信アンテナの誘起電圧が互いに補完されると共に各受信アンテナの受信が選択されるので、送信装置から送信された信号を安定して受信することができる。
また、上記第2従来例のタイヤ空気圧監視装置は、受信装置の内部にも受信アンテナを設けることによって、タイヤ近傍に延設する受信アンテナの数を削減したものである。
一方、上記のようにタイヤ近傍にまで受信アンテナを延設しなくても良いタイヤ空気圧監視装置の一例が特開平11−254926号公報(第3従来例)や、特開平11−240315号公報(第4従来例)等に開示されている。
上記第3従来例では、タイヤ気室内のタイヤ内壁に記憶装置を設けると共にタイヤ気室内のリム内壁面にモニター装置を固定したタイヤ監視システムである。このシステムでは、記憶装置はアンテナとバッテリー及び電子チップを含み、モニター装置はバッテリーとアンテナ及び増幅器に接続されたマイクロチップを具備している。また、モニター装置のバッテリーとしては、記憶装置のバッテリーよりも容量の大きいものが備えられている。
上記構成により、第3従来例のシステムでは、記憶装置によって検知されたタイヤ気室内の物理量の情報が電磁波で送信され、この情報がモニター装置によって受信される。さらに、モニター装置は、受信した情報を記憶装置よりも大きな出力の電磁波で送信する。これによって、記憶装置とモニター装置のバッテリーの電力消費を低減し、バッテリーの交換を頻繁に行うことなくシステムの動作を継続できるようにしている。
さらに、第3従来例では、モニター装置のバッテリーのみをタイヤ気室外に設け、リムを貫通して設けたコネクタを介してモニター装置に接続することにより、モニター装置のバッテリーの交換を容易にしている。
上記第4従来例も第3従来例とほぼ同様であり、タイヤタグによって検知されたタイヤ気室内の物理量の情報が電磁波で送信され、この情報がトランスポンダによって受信される。さらに、トランスポンダは、受信した情報をタイヤタグよりも大きな出力の電磁波で送信する。これによって、タイヤタグとトランスポンダのバッテリーの電力消費を低減し、バッテリーの交換を頻繁に行うことなくシステムの動作を継続できるようにしている。
特開2001-56263号公報 特開2000-182164号公報 特開平11-254926号公報 特開平11-240315号公報
しかしながら、前述したような空気圧などのタイヤの物理量を検出する際、タイヤ外の物理量によって検出結果に影響を受ける場合がある。例えば、タイヤ内空気圧を監視する場合、同一のタイヤであっても日向にあるときと日陰にあるときとではタイヤの温度に差が生じ、これによりタイヤ内空気圧にも差が生じてしまう。また、車両が位置する標高差によってもタイヤ外気圧が変化するのでタイヤ内空気圧の検出結果に差が生じてしまい正確な情報を得ることができない。
本発明の目的は上記の問題点に鑑み、タイヤ内の所定物理量をタイヤ外近傍の所定物理量により補正して報知するタイヤの状態情報収集装置及びその中継装置を提供することである。
本発明のタイヤの状態情報収集装置によれば、検知したタイヤ内の空気圧などの第1物理量を、検知したタイヤ近傍の外気圧などの第2物理量を用いて補正して得られた情報を報知することができるので、正確な情報を運転者や管理者に供給することができる。
また、本発明の中継装置によれば、検知装置によって検知された第1物理量の情報と共にタイヤ外近傍の第2物理量を検知してその情報を主装置に供給することができるので、上記の状態収集装置を容易に構成することが可能になる。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
図1は本発明の実施例1におけるタイヤの状態情報収集装置を示す全体構成図、図2は本発明の実施例1における検知装置の電気系回路を示すブロック図、図3は本発明の実施例1における中継装置の電気系回路を示すブロック図、図4は本発明の実施例1における主装置の電気系回路を示すブロック図である。
図1において、1は車両で、一般的な4輪の乗用車である。車両1の4つの車輪2のそれぞれのリムにはタイヤ内に位置するように検知装置10が固定されている。また、各車輪2の近傍の車体側には中継装置20が設けられており、さらに運転席近傍には表示器が運転者から見えるように主装置30が配置されている。本実施例における状態情報収集装置は、上記の4つの検知装置10と4つの中継装置20及び主装置30によって構成されている。
検知装置10は、図2に示すように、センサ部11、中央処理部12、送信部13、アンテナ14、及びこれらを駆動する電源となる電池15から構成されている。
センサ部11は、タイヤ内の空気圧を検知する圧力センサ111と、タイヤ内の温度を検知する温度センサ112、及びアナログ/ディジタル(以下、単にA/Dと称する)変換回路113,114から構成されている。
圧力センサ111は、タイヤ内の空気圧を検知し、検知した空気圧値に対応するアナログ電気信号をA/D変換回路113に出力する。
温度センサ112は、タイヤ内の温度を検知し、検知した温度値に対応するアナログ電気信号をA/D変換回路114に出力する。
A/D変換回路113は、圧力センサ111から入力したアナログ電気信号の値をディジタル値に変換して後述するCPU121に出力する。
A/D変換回路114は、温度センサ112から入力したアナログ電気信号の値をディジタル値に変換して後述するCPU121に出力する。
中央処理部12は、周知のCPU121と記憶部122から構成されている。CPU121は、記憶部122の半導体メモリに格納されているプログラムに基づいて動作し、電源が供給されて駆動すると、センサ部11によって検知されたデータを中継装置20に対して所定時間おきに第1周波数f1の電磁波を用いてワイヤレスで送信する。
また、CPU121のプログラムには、検知データを送信する際に検知データであることを示すヘッダと検知装置10毎に固有の識別情報を検知データに付加した情報を送信情報として送信部13を介して中継装置20に送信するように設定されている。
記憶部122は、CPU121を動作させるプログラムが記録されたROMと、例えばEEPROM(electrically erasable programmable read-only memory)等の電気的に書き換え可能な不揮発性の半導体メモリとからなり、個々の検知装置10に固有の識別情報が、製造時に記憶部122内の書き換え不可に指定された領域に予め記憶されている。
送信部13は、送信機131とディジタル/アナログ(以下、単にD/Aと称する)変換回路132から構成されている。送信機131はCPU121から入力した送信情報を第1周波数f1の高周波信号に変換してアンテナ14を介して送信する。尚、送信部13からの高周波出力電力は近傍に配置された中継装置20に電磁波が届くのに必要十分な低い値に設定されている。
中継装置20は、図3に示すように、センサ部21と、中央処理部22、受信部23、送信部24、アンテナ25,26、及びこれらを駆動する電源となる電池27から構成されている。
センサ部21は、タイヤ外近傍の大気圧を検知する圧力センサ211と、タイヤ外近傍の温度を検知する温度センサ212、及びA/D変換回路213,214から構成されている。
圧力センサ211は、タイヤ外近傍の大気圧を検知し、検知した大気圧値に対応するアナログ電気信号をA/D変換回路213に出力する。
温度センサ212は、タイヤ外近傍の温度を検知し、検知した温度値に対応するアナログ電気信号をA/D変換回路214に出力する。
A/D変換回路213は、圧力センサ211から入力したアナログ電気信号の値をディジタル値に変換して後述するCPU221に出力する。
A/D変換回路214は、温度センサ212から入力したアナログ電気信号の値をディジタル値に変換して後述するCPU221に出力する。
中央処理部22は、周知のCPU221と記憶部222から構成されている。CPU221は、記憶部222の半導体メモリに格納されているプログラムに基づいて動作し、電源が供給されて駆動すると、検知装置10から検知情報を受信したときに、受信した検知情報に加えてセンサ部21によって検知されたデータを主装置30に対して第2周波数f2の電磁波を用いてワイヤレスで送信する。
また、CPU221のプログラムには、情報を送信する際に検知データであることを示すヘッダと中継装置20毎に固有の識別情報を検知データに付加した情報を送信情報として送信部24を介して主装置30に送信するように設定されている。
記憶部222は、CPU221を動作させるプログラムが記録されたROMと、例えばEEPROM(electrically erasable programmable read-only memory)等の電気的に書き換え可能な不揮発性の半導体メモリとからなり、個々の中継装置20に固有の識別情報が、製造時に記憶部222内の書き換え不可に指定された領域に予め記憶されている。
受信部23は、受信機231とA/D変換回路232から構成され、受信機231の入力側はアンテナ25に接続され、検知装置10が送信した情報を受信して検波した後にA/D変換回路232を介してCPU221に出力する。
送信部24は、送信機241とD/A変換回路242から構成され、送信機241はCPU221から入力した主装置30に対する送信情報を第2周波数f2の高周波信号に変換してアンテナ26に出力する。
尚、本実施例では中継装置20をタイヤハウスの前部に固定しているが、中継装置20の設置場所は車輪2の近傍の車体側であればどこでも良い。
主装置30は、図4に示すように、アンテナ31と、受信部32、中央処理部33、表示部34から構成され、これらの駆動には車両のバッテリーから供給される電源が使用される。
受信部32は、受信機321とA/D変換回路322から構成され、受信機321の入力側はアンテナ31に接続され、中継装置20が送信した第2周波数f2の電磁波の高周波信号を受信して検波した後にA/D変換回路322を介して中央処理部33に出力する。
中央処理部33は、周知のCPU331及び記憶部332から構成され、中継装置20から受信したセンサ検知情報に演算処理を施して得られたタイヤの空気圧情報及び温度情報などを表示部34に表示する。このとき、中央処理部34は記憶部332に予め記憶されている中継装置20の識別情報を含む情報のみを取得する。
また、記憶部332は、CPU331を動作させるプログラムが記録されたROMと、例えばEEPROM等の電気的に書き換え可能な不揮発性の半導体メモリとからなり、個々の中継装置20に固有の識別情報が各車輪2の位置に対応して書き換え可能に指定された領域に予め記憶されている。
表示部34は、CPU331から入力した各中継装置20毎のセンサ検知情報を表示する。また、表示部34は、図6に示すような表示パネル400を備えている。この表示パネル400の上部には、中央部にタイヤの装着位置が容易にわかるような車両の図が描かれ、その両側に各タイヤに対応してタイヤ空気圧の良否を示す赤と黄と緑の3色切替型のLED401a〜401dとタイヤ内温度の良否を示す赤と黄と緑の3色切替型のLED402a〜402dが配置されている。この様に3色切替型のLEDを用いることにより、異常状態、要注意状態、及び正常状態の3つの状態を視覚によって容易に認識することができる。さらに、表示パネル400の下部には液晶表示器403が配置され、各タイヤ2の空気圧と温度が数字表示されるようになっているので、より詳細な検知情報を知ることができる。
次に、前述の構成よりなるタイヤの状態情報収集装置の動作を図5及び図7乃至図9に示すフローチャートを参照して説明する。尚、図5は検知装置10と中継装置20と主装置30との間の通信手順を説明する図、図7は検知装置10の動作を示すフローチャート、図8は中継装置20の動作を示すフローチャート、図9は主装置の動作を示すフローチャートである。
検知装置10のCPU121は、センサ部11の圧力センサ111及び温度センサ112によって検知されたタイヤ内の圧力と温度のデータを取り込み(SA1)、中継装置20に対して第1周波数f1の電磁波を用いてワイヤレスで送信する(SA2,S101〜S104)。このとき、検知データであることを示すヘッダと検知装置10毎に固有の識別情報を検知データに付加した情報を送信情報として中継装置20に送信する。
この後、タイマーの計時時間がT1を経過したか否かを判定し(SA3)、タイマーの計時時間がT1を経過したときにタイマーをリセットして(SA4)前記SA1の処理に移行する。尚、本実施例では時間T1を3〜5分程度に設定しているが、これに限定されることはなく適宜設定して良い。また、各検知装置10からの情報送信タイミングはランダムであり、1回の情報送信にかかる時間は数10ms程度である。
中継装置20のCPU221は、検知装置10から検知データを受信したか否かを監視し(SB1)、検知データを受信したときに、センサ部21の圧力センサ211及び温度センサ212によって検知されたタイヤ外の大気圧と温度のデータを取り込み(SB2)、このデータと検知装置10から受信した検知データとを主装置30に対して第2周波数f2の電磁波を用いてワイヤレスで送信する(SB3,S105〜S108)。尚、情報を送信する際に検知データであることを示すヘッダと中継装置20毎に固有の識別情報を上記のデータに付加した情報を送信情報として主装置30に送信する。
主装置30のCPU331は、中継装置20からデータを受信したか否かを監視し(SC1)、データを受信したときに、受信データから中継装置20の識別情報を抽出する(SC2)と共に検知装置10のセンサ部11による検知データと中継装置20のセンサ部21による検知データを抽出する(SC3)。
この後、主装置30のCPU331は、データ補正処理を行い(SC4)、補正されたデータに基づいて表示部34に情報を表示する(SC5)。
上記のデータ補正処理では、検知装置10の圧力センサ111によって検知された圧力値を中継装置20の圧力センサ211によって検知された大気圧値によって補正した圧力値をタイヤの空気圧値とする。さらに、中継装置20の温度センサ212によって検知された外気温度値を基準として検知装置20の温度センサ112によって検知されたタイヤ温度値が異常であるか否かを判定する。
尚、タイヤ内圧力は、通常はゲージ圧(相対値)で管理されているが、圧力センサ111で検知されるのは絶対値であるため、大気圧の変化に応じてタイヤ内圧力は変動する。このため本実施例では次の(1)式によって大気圧の変動による影響を補正して得られたゲージ圧をタイヤ内空気圧として表示している。
タイヤ内空気圧(ゲージ圧)=タイヤ検知圧力(絶対値)−大気圧 …(1)
このように補正することにより、タイヤ内空気圧の管理をより正確にし、タイヤの耐久性の向上を図ることができる。また、例えば周知の国際民間航空機構(ICAO)の国際標準大気(ISA)を用いて補正を行っても良い。
また、タイヤ周辺の温度上昇に比較して、タイヤ内温度の変化が大きい場合、タイヤへの負荷が大きいと推定することができるので、タイヤの温度が異常であるか否かを正確に報知することができ、安全性の向上を図ることができる。
尚、第1周波数f1と第2周波数f2は同一周波数であっても良いし、異なる周波数であっても良い。また、第1周波数f1と第2周波数f2は長波帯から極々超短波帯のいずれの周波数帯の周波数であっても良いが、アンテナの小型化や効率を考慮すると超短波帯から極々超短波帯の周波数を用いることが好ましい。
図10は本発明の実施例2における検知装置の電気系回路を示すブロック図、図11は本発明の実施例2における中継装置の電気系回路を示すブロック図、図12は本発明の実施例2における主装置の電気系回路を示すブロック図である。
これらの図において、前述した実施例1と同一構成部分は同一符号をもって表しその説明を省略する。また、実施例2と前述した実施例1との相違点は、検知装置に受信用アンテナ16と受信部17を設けると共に、主装置30に送信用アンテナ35と送信部36を設けたこと、及び検知装置10及び中継装置20のそれぞれは情報要求信号を受信したときにデータを送信するようにしたことである。
即ち、検知装置10の受信部17は、受信機171とA/D変換回路172から構成され、受信機171の入力側はアンテナ16に接続され、中継装置20が送信した第2周波数f2の電磁波による情報要求信号を受信して検波した後にA/D変換回路172を介してCPU121に出力する。
検知装置10の記憶部122に記憶されているコンピュータプログラムは実施例1とは異なるものであり、このプログラムによってCPU121は、中継装置20から自己の識別情報を含む情報要求信号を受信したときのみ、中継装置20に対して検知データを送信する。
また、中継装置20の記憶部222に記憶されているコンピュータプログラムは実施例1とは異なるものであり、このプログラムによってCPU221は、主装置30から自己の識別情報が指定された情報要求信号を受信したときのみ、検知装置10に対して情報要求信号を送信する。尚、中継装置20から検知装置10に対する情報要求信号には検知装置10の識別情報を含み、検知装置10を指定することができるようになっている。
主装置30の送信部36は、送信機361とD/A変換回路362から構成され、送信機361はCPU331から入力した中継装置20に対する情報要求信号を第1周波数f1の高周波信号に変換してアンテナ35に出力する。
また、主装置30の記憶部332に記憶されているコンピュータプログラムは実施例1とは異なるものであり、このプログラムによってCPU331は、所定時間おきに各中継装置20へ情報要求信号を送信して、各中継装置20から情報を取得する。尚、主装置30から中継装置20への情報要求信号は中継装置20の識別情報を含み、これにより個々の中継装置20の何れかを指定して情報要求を行うことができるようにしている。
次に、前述の構成よりなるタイヤの状態情報収集装置の動作を図13及び図14乃至図16に示すフローチャートを参照して説明する。尚、図13は検知装置10と中継装置20と主装置30との間の通信手順を説明する図、図14は検知装置10の動作を示すフローチャート、図15は中継装置20の動作を示すフローチャート、図16は主装置の動作を示すフローチャートである。
検知装置10のCPU121は、中継装置20からの情報要求信号を受信したか否かを監視し(SD1)、情報要求信号を受信したときに(S202,S206,S210,S214)、センサ部11の圧力センサ111及び温度センサ112によって検知されたタイヤ内の圧力と温度のデータを取り込み(SD2)、中継装置20に対して第1周波数f1の電磁波を用いてワイヤレスで送信する(SD3,S203,S207,S211,S215)。このとき、検知データであることを示すヘッダと検知装置10毎に固有の識別情報を検知データに付加した情報を送信情報として中継装置20に送信する。
この後、タイマーの計時時間がT1を経過したか否かを判定し(SD4)、タイマーの計時時間がT1を経過したときにタイマーをリセットして(SD5)前記SD1の処理に移行する。尚、本実施例では時間T1を3〜5分程度に設定しているが、これに限定されることはなく適宜設定して良い。また、各検知装置10からの情報送信タイミングはランダムであり、1回の情報送信にかかる時間は数10ms程度である。
中継装置20のCPU221は、主装置30から情報要求信号を受信したか否かを監視し(SE1)、情報要求信号を受信したときに(S201,S205,S209,S213)、検知装置10に対して情報要求信号を送信する(SE2,S202,S206,S210,S214)。この後、検知装置10からの応答信号すなわち検知データを受信したか否かを判定する(SE3)。この判定の結果、検知データを受信したときに(S203,S207,S211,S215)、センサ部21の圧力センサ211及び温度センサ212によって検知されたタイヤ外の大気圧と温度のデータを取り込み(SE4)、このデータと検知装置10から受信した検知データとを主装置30に対して第2周波数f2の電磁波を用いてワイヤレスで送信する(SE5,S204,S208,S212,S216)。尚、情報を送信する際に検知データであることを示すヘッダと中継装置20毎に固有の識別情報を上記のデータに付加した情報を送信情報として主装置30に送信する。
主装置30のCPU331は、各中継装置20に対して順次情報要求信号を送信し(SF1,S201,S205,S209,S213)、全ての中継装置20から応答信号すなわち検知データを受信したか否を判定する(SF2)。この判定の結果、検知データを受信したときに(S204,S208,S212,S216)、受信データから中継装置20の識別情報を抽出する(SF3)と共に検知装置10のセンサ部11による検知データと中継装置20のセンサ部21による検知データを抽出する(SF4)。
この後、主装置30のCPU331は、データ補正処理を行い(SF5)、補正されたデータに基づいて表示部34に情報を表示する(SF6)。
次いで、CPU331はタイマー計時を開始し(SF7)、計時時間が時間T1を経過したか否かを判定し(SF8)、時間T1が経過したときに前記SF1の処理に移行する。
図17は本発明の実施例3における検知装置の電気系回路を示すブロック図、図18は本発明の実施例3における中継装置の電気系回路を示すブロック図、図19は本発明の実施例3における主装置の電気系回路を示すブロック図である。
これらの図において、前述した実施例1と同一構成部分は同一符号をもって表しその説明を省略する。また、実施例3と前述した実施例1との相違点は、主装置30に送信用アンテナ35と送信部36を設けたこと、及び中継装置20は主装置30からの情報要求信号を受信したときにデータを送信するようにしたことである。
主装置30の送信部36は、送信機361とD/A変換回路362から構成され、送信機361はCPU331から入力した中継装置20に対する情報要求信号を第1周波数f1の高周波信号に変換してアンテナ35に出力する。
また、主装置30の記憶部332に記憶されているコンピュータプログラムは実施例1とは異なるものであり、このプログラムによってCPU331は、所定時間T2おきに各中継装置20へ情報要求信号を送信して、各中継装置20から情報を取得する。尚、主装置30から中継装置20への情報要求信号は中継装置20の識別情報を含み、これにより個々の中継装置20の何れかを指定して情報要求を行うことができるようにしている。
本実施例では、検知装置10は実施例1と同様に所定時間T1おきに検知データを送信し、これを受信した中継装置20は、受信した検知データを記憶しておき、主装置30から情報要求信号を受信したときに、記憶している検知データとセンサ部21によって検知したデータとを主装置30に対して送信する。
以下に、本実施例の動作の詳細を図20及び図21乃至図23に示すフローチャートを参照して説明する。尚、図20は検知装置10と中継装置20と主装置30との間の通信手順を説明する図、図21は検知装置10の動作を示すフローチャート、図22は中継装置20の動作を示すフローチャート、図23は主装置の動作を示すフローチャートである。
検知装置10のCPU121は、センサ部11の圧力センサ111及び温度センサ112によって検知されたタイヤ内の圧力と温度のデータを取り込み(SG1)、中継装置20に対して第1周波数f1の電磁波を用いてワイヤレスで送信する(SG2,S301〜S304)。このとき、検知データであることを示すヘッダと検知装置10毎に固有の識別情報を検知データに付加した情報を送信情報として中継装置20に送信する。
この後、タイマーの計時時間がT1を経過したか否かを判定し(SG3)、タイマーの計時時間がT1を経過したときにタイマーをリセットして(SG4)前記SG1の処理に移行する。尚、本実施例では時間T1を3〜5分程度に設定しているが、これに限定されることはなく適宜設定して良い。また、各検知装置10からの情報送信タイミングはランダムであり、1回の情報送信にかかる時間は数10ms程度である。
中継装置20のCPU221は、検知装置10から検知データを受信したか否かを監視し(SH1)、検知データを受信したときにこれを記憶する(SH2,S301〜S304)。この後、主装置30から情報要求信号を受信したか否かを監視し(SH3)、情報要求信号を受信したときに(S305,S307,S309,S311)、センサ部21の圧力センサ211及び温度センサ212によって検知されたタイヤ外の大気圧と温度のデータを取り込み(SH4)、このデータと検知装置10から受信した検知データとを主装置30に対して第2周波数f2の電磁波を用いてワイヤレスで送信する(SH5,S306,S308,S310,S312)。尚、情報を送信する際に検知データであることを示すヘッダと中継装置20毎に固有の識別情報を上記のデータに付加した情報を送信情報として主装置30に送信する。この後、前記SH1の処理に移行する。
主装置30のCPU331は、各中継装置20に対して順次情報要求信号を送信し(SI1,S305,S307,S309,S311)、全ての中継装置20から応答信号すなわち検知データを受信したか否を判定する(SI2)。この判定の結果、全ての中継装置20から検知データを受信したときに(S306,S308,S310,S312)、受信データから中継装置20の識別情報を抽出する(SI3)と共に検知装置10のセンサ部11による検知データと中継装置20のセンサ部21による検知データを抽出する(SI4)。
この後、主装置30のCPU331は、前述同様のデータ補正処理を行い(SI5)、補正されたデータに基づいて表示部34に情報を表示する(SI6)。
次いで、CPU331はタイマー計時を開始し(SI7)、計時時間が時間T2を経過したか否かを判定し(SI8)、時間T2が経過したときに前記SI1の処理に移行する。尚、本実施例では時間T2を3〜5分程度に設定している。
実施例4では、図24に示すように、表示パネル400の液晶表示器403に各車輪2毎の外気温度を表示するようにした。このように中継装置20の温度センサ212によって検知した車輪近傍の外気温度を表示することにより、車輪近傍の外気温度とタイヤの温度を容易に視認することができ、LED402a〜402dの表示を容易に理解することができる。尚、このように液晶表示器403に車輪近傍の外気温度を表示することは、上記実施例のいずれに適用しても良い。
図25は本発明の実施例5における中継装置の電気系回路を示すブロック図である。尚、検知装置10と主装置30の電気系回路は前述した実施例3と同様である。
図において、前述した実施例3と同一構成部分は同一符号をもって表しその説明を省略する。また、実施例5と前述した実施例3との相違点は、中継装置20にオゾン濃度センサ215を設けると共に、検知したオゾン濃度に基づいてタイヤの劣化状態を主装置30の液晶表示器403表示するようにしたことである。
即ち、中継装置20のセンサ部21は、タイヤ外近傍の大気圧を検知する圧力センサ211と、タイヤ外近傍の温度を検知する温度センサ212、タイヤ外近傍のオゾン濃度を検知するオゾン濃度センサ215、及びA/D変換回路213,214,216から構成されている。
オゾン濃度センサ215は、タイヤ外近傍のオゾン濃度を検知し、検知したオゾン濃度値に対応するアナログ電気信号をA/D変換回路216に出力する。
A/D変換回路216は、オゾン濃度センサ215から入力したアナログ電気信号の値をディジタル値に変換してCPU221に出力する。
また、中継装置20の記憶部222に記憶されているコンピュータプログラムは実施例3とは異なるものであり、このプログラムによってCPU221は、主装置30から自己の識別情報が指定された情報要求信号を受信したときに、検知装置10から受信した検知データと、圧力センサ211、温度センサ212、オゾン濃度センサ215のそれぞれの検知データとを主装置30に送信する。
主装置30の記憶部332に記憶されているコンピュータプログラムは実施例3とは異なるものであり、このプログラムによってCPU331は、所定時間おきに各中継装置20へ情報要求信号を送信して、各中継装置20から情報を取得し、図26に示すように上記と同様の情報に加えてオゾン濃度から推定したタイヤの劣化状態を液晶表示器403に表示する。
即ち、図27のフローチャートに示すように、主装置30のCPU331は、各中継装置20に対して順次情報要求信号を送信し(SJ1)、全ての中継装置20から応答信号すなわち検知データを受信したか否を判定する(SJ2)。この判定の結果、全ての中継装置20から検知データを受信したときに、受信データから中継装置20の識別情報を抽出する(SJ3)と共に検知装置10のセンサ部11による検知データと中継装置20のセンサ部21による検知データを抽出する(SJ4)。
この後、主装置30のCPU331は、前述同様のデータ補正処理を行う(SJ5)。さらに、CPU331は、検知されたオゾン濃度データに対して積分処理を施し(SJ6)、これを蓄積されている積分処理されたオゾン濃度データに加算して記憶部332に記憶する(SJ7)。次いで、上記補正されたデータ及び記憶したオゾン濃度データに基づいて表示部34に情報を表示する(SJ8)。
タイヤ近傍のオゾン濃度については、CPU331は、検知データを積分処理すると共にこのデータを蓄積し、この蓄積データに基づいてタイヤの表面、特にサイドウォール部の劣化の進行程度を推定してその度合いを液晶表示器403に表示する。これにより、タイヤへのダメージを運転者に示すことができる。
次いで、CPU331はタイマー計時を開始し(SJ9)、計時時間が時間T2を経過したか否かを判定し(SJ10)、時間T2が経過したときに前記SJ1の処理に移行する。
尚、前述した各実施例は本願発明の一具体例であって、本願発明が上記実施例の構成のみに限定されることはない。例えば、上記実施例ではタイヤの空気圧及び温度に関する情報をタイヤ外部の大気圧と温度によって補正した情報を運転者に報知するようにしたが、空気圧や温度以外のタイヤに関する任意の物理量を補正して報知するようにしても良い。
本発明の実施例1におけるタイヤの状態情報収集装置を示す全体構成図 本発明の実施例1における検知装置の電気系回路を示すブロック図 本発明の実施例1における中継装置の電気系回路を示すブロック図 本発明の実施例1における主装置の電気系回路を示すブロック図 本発明の実施例1における検知装置と中継装置と主装置との間の通信手順を説明する図 本発明の実施例1における主装置の表示パネルを示す図 本発明の実施例1における検知装置の動作を示すフローチャート 本発明の実施例1における中継装置の動作を示すフローチャート 本発明の実施例1における主装置の動作を示すフローチャート 本発明の実施例2における検知装置の電気系回路を示すブロック図 本発明の実施例2における中継装置の電気系回路を示すブロック図 本発明の実施例2における主装置の電気系回路を示すブロック図 本発明の実施例2における検知装置と中継装置と主装置との間の通信手順を説明する図 本発明の実施例2における検知装置の動作を示すフローチャート 本発明の実施例2における中継装置の動作を示すフローチャート 本発明の実施例2における主装置の動作を示すフローチャート 本発明の実施例3における検知装置の電気系回路を示すブロック図 本発明の実施例3における中継装置の電気系回路を示すブロック図 本発明の実施例3における主装置の電気系回路を示すブロック図 本発明の実施例3における検知装置と中継装置と主装置との間の通信手順を説明する図 本発明の実施例3における検知装置の動作を示すフローチャート 本発明の実施例3における中継装置の動作を示すフローチャート 本発明の実施例3における主装置の動作を示すフローチャート 本発明の実施例4における主装置の表示パネルを示す図 本発明の実施例5における中継装置の電気系回路を示すブロック図 本発明の実施例5における主装置の表示パネルを示す図 本発明の実施例5における主装置の動作を示すフローチャート
符号の説明
1…車両、2…車輪、10…検知装置、11…センサ部、12…中央処理部、13…送信部、14…アンテナ、15…電池、16…アンテナ、17…受信部、111…圧力センサ、112…温度センサ、113,114…A/D変換回路、121…CPU、122…記憶部、131…送信機、132…D/A変換回路、171…受信機、172…A/D変換回路、20…中継装置、21…センサ部、22…中央処理部、23…受信部、24…送信部、25,26…アンテナ、27…電池、211…圧力センサ、212…温度センサ、213,214…A/D変換回路、221…CPU、222…記憶部、231…受信機、232…A/D変換回路、241…送信機、242…D/A変換回路、30…主装置、31…アンテナ、32…受信部、33…中央処理部、34…表示部、35…アンテナ、36…送信部、321…受信機、322…A/D変換回路、331…CPU、332…記憶部、361…送信機、362…D/A変換回路、400…表示パネル、401a〜401d,402a〜402d…LED、403…液晶表示器。

Claims (16)

  1. 車両のタイヤの所定物理量を検出して運転者や管理者にタイヤの状態に関する情報を報知するタイヤの状態情報収集装置において、
    各タイヤに装着された複数の検知装置と、
    各タイヤの近傍の車体側所定位置に配置された複数の中継装置と、
    前記運転者や管理者に対して前記タイヤの物理量の検出結果を報知する主装置とを有し、
    前記検知装置は、
    タイヤ内の所定の第1物理量を検知して該第1物理量に対応した電気信号を出力するセンサ回路と、
    前記センサ回路から出力される電気信号に基づいて前記検知結果をタイヤ内情報として第1周波数の電磁波を用いてワイヤレスで送信するワイヤレス通信手段とを備え、
    前記中継装置は、
    前記検知装置のワイヤレス通信手段から送信されたタイヤ内情報を受信する受信手段と、
    自己装置近傍で且つタイヤ外の所定の第2物理量をタイヤ外情報として検出するタイヤ外情報検出手段と、
    前記主装置に対して、前記タイヤ内情報と前記タイヤ外情報とを第2周波数の電磁波を用いてワイヤレスで送信する送信手段とを備え、
    前記主装置は、
    前記中継装置から送信された前記タイヤ内情報と前記タイヤ外情報とを受信する手段と、
    前記受信したタイヤ内情報とタイヤ外情報に基づいて、前記タイヤ内情報に基づく前記第1物理量を前記タイヤ外情報に基づく前記第2物理量を用いて補正する情報補正手段と、
    前記情報補正手段によって補正された情報をタイヤの状態に関する情報として報知する情報報知手段とを備えている
    ことを特徴とするタイヤの状態情報収集装置。
  2. 前記検知装置が送信するタイヤ内情報は少なくともタイヤ内空気圧値の情報を含み、
    前記情報補正手段は、前記タイヤ外情報を用いて前記タイヤ内空気圧値を補正する手段を有し、
    前記情報報知手段は、前記補正されたタイヤ内空気圧値を報知する手段を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のタイヤの状態情報収集装置。
  3. 前記タイヤ外情報は、前記中継装置の近傍の外気圧値を含み、
    前記情報補正手段は、前記外気圧値を用いて前記タイヤ内空気圧値を補正する手段を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載のタイヤの状態情報収集装置。
  4. 前記タイヤ外情報は、前記中継装置の近傍の外気温度値を含み、
    前記情報補正手段は、前記外気温度値を用いて前記タイヤ内空気圧値を補正する手段を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載のタイヤの状態情報収集装置。
  5. 前記検知装置は、
    個々の検知装置に固有の識別情報を保持する手段と、
    前記検知装置の識別情報を前記タイヤ内情報と共に送信する手段とを備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載のタイヤの状態情報収集装置。
  6. 前記中継装置は、
    個々の中継装置に固有の識別情報を保持する手段と、
    前記中継装置の識別情報を前記タイヤ内情報及び前記タイヤ外情報と共に送信する手段とを備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載のタイヤの状態情報収集装置。
  7. 前記中継装置は、
    前記主装置から送信された情報要求信号を受信する手段と、
    前記情報要求信号を受信したときに前記タイヤ内情報と前記タイヤ外情報を送信する手段とを備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載のタイヤの状態情報収集装置。
  8. 前記中継装置は、
    個々の中継装置に固有の識別情報を記憶している記憶手段と、
    前記主装置から発信された情報要求信号を受信する手段と、
    前記受信した情報要求信号に自己の識別情報が含まれているときに前記識別情報と前記タイヤ内情報と前記タイヤ外情報とを送信する手段とを備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載のタイヤの状態情報収集装置。
  9. 前記中継装置のタイヤ外情報検出手段は、第3物理量として前記タイヤの近傍のオゾン濃度を検出する手段を有し、
    前記中継装置の送信手段は前記第3物理量を前記タイヤ外情報の一部として送信する手段を有し、
    前記主装置は、前記中継装置から受信したオゾン濃度の情報に基づいてタイヤの劣化状態を推定する手段と、前記推定したタイヤの劣化状態を報知する手段とを備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載のタイヤの状態情報収集装置。
  10. 前記検知装置は、
    タイヤ内の温度を検出する手段と、
    前記検出したタイヤ内温度の情報を前記タイヤ内情報の一部として送信する手段とを有し、
    前記中継装置は、
    タイヤ外の温度を検出する手段と、
    前記検出したタイヤ外温度の情報を前記タイヤ外情報の一部として送信する手段とを有し、
    前記主装置は、
    受信した前記タイヤ内温度の情報と前記タイヤ外温度の情報とに基づいて、タイヤ内温度値がタイヤ外温度値よりも所定値以上高いときに、警告を発する手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載のタイヤの情報収集装置。
  11. 車両の各タイヤに装着され、タイヤの所定物理量を検出して該検出結果を電磁波を用いてワイヤレスで送信する複数の検知装置と、各タイヤの近傍の車体側所定位置に配置され、前記検知装置から受信した検出結果を含む所定情報を所定周波数の電磁波を用いてワイヤレスで送信する複数の中継装置と、前記中継装置から受信した情報に基づいて、運転者や管理者に対して前記タイヤの状態に関する情報を報知する主装置とを有するタイヤの状態情報収集装置における前記中継装置であって、
    前記検知装置から送信された検出結果をタイヤ内情報として受信する受信手段と、
    タイヤの近傍位置におけるタイヤ外の所定物理量をタイヤ外情報として検出するタイヤ外情報検出手段と、
    前記主装置に対して、前記タイヤ内情報と前記タイヤ外情報とを所定周波数の電磁波を用いてワイヤレスで送信する送信手段とを備えている
    ことを特徴とする中継装置。
  12. 前記タイヤ外情報検出手段は、前記物理量として前記タイヤの近傍の外気温度と外気圧のうちの少なくとも一方を検出する手段を有する
    ことを特徴とする請求項11に記載の中継装置。
  13. 前記タイヤ外情報検出手段は、前記物理量として前記タイヤの近傍のオゾン濃度を検出する手段を有する
    ことを特徴とする請求項11に記載の中継装置。
  14. 前記主装置から送信された情報要求信号を受信する手段と、
    前記情報要求信号を受信したときに前記タイヤ内情報と前記タイヤ外情報を送信する手段とを備えている
    ことを特徴とする請求項10に記載の中継装置。
  15. 個々の中継装置に固有の識別情報を記憶している記憶手段と、
    前記識別情報を前記タイヤ内情報及び前記タイヤ外情報と共に送信する手段とを備えている
    ことを特徴とする請求項10に記載の中継装置。
  16. 個々の中継装置に固有の識別情報を記憶している記憶手段と、
    前記主装置から発信された情報要求信号を受信する手段と、
    前記受信した情報要求信号に自己の識別情報が含まれているときに前記識別情報と前記タイヤ内情報と前記タイヤ外情報とを送信する手段とを備えている
    ことを特徴とする請求項10に記載の中継装置。
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