JP2005104193A - ボーディングブリッジ及びボーディングブリッジの目標位置の設定方法 - Google Patents

ボーディングブリッジ及びボーディングブリッジの目標位置の設定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005104193A
JP2005104193A JP2003337059A JP2003337059A JP2005104193A JP 2005104193 A JP2005104193 A JP 2005104193A JP 2003337059 A JP2003337059 A JP 2003337059A JP 2003337059 A JP2003337059 A JP 2003337059A JP 2005104193 A JP2005104193 A JP 2005104193A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cab
aircraft
target position
boarding bridge
target
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003337059A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4293874B2 (ja
Inventor
Yoshihiro Sonoda
義弘 園田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Meiva Industry Ltd filed Critical Shin Meiva Industry Ltd
Priority to JP2003337059A priority Critical patent/JP4293874B2/ja
Publication of JP2005104193A publication Critical patent/JP2005104193A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4293874B2 publication Critical patent/JP4293874B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64FGROUND OR AIRCRAFT-CARRIER-DECK INSTALLATIONS SPECIALLY ADAPTED FOR USE IN CONNECTION WITH AIRCRAFT; DESIGNING, MANUFACTURING, ASSEMBLING, CLEANING, MAINTAINING OR REPAIRING AIRCRAFT, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; HANDLING, TRANSPORTING, TESTING OR INSPECTING AIRCRAFT COMPONENTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B64F1/00Ground or aircraft-carrier-deck installations
    • B64F1/30Ground or aircraft-carrier-deck installations for embarking or disembarking passengers
    • B64F1/305Bridges extending between terminal building and aircraft, e.g. telescopic, vertically adjustable
    • B64F1/3055Bridges extending between terminal building and aircraft, e.g. telescopic, vertically adjustable with hinged head interface between aircraft and passenger bridge

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Bridges Or Land Bridges (AREA)

Abstract

【課題】 待機位置から目標位置への移動が自動化され、当該目標位置が実際の装着位置に基づいて設定されるボーディングブリッジにおいて、目標位置の精度を高めることにより、移動制御の信頼性を向上させる。
【解決手段】 キャブ6を航空機3に装着して乗客の乗り降りが行われる第1回目の使用時に、航空機3の正規の停止位置Pからのずれ量Y2を検出する。キャブ6の実際の装着位置と前記ずれ量Y2とに基づいて、キャブ6の先端の目標位置P3(X3,Y3)を設定する。第2回目以降の使用時には、キャブ6の先端が上記目標位置P3に移動するように移動制御を行う。
【選択図】 図5



Description

本発明は、ボーディングブリッジ及びボーディングブリッジの目標位置の設定方法に関するものである。
従来より、航空機の乗降装置として、ボーディングブリッジ(搭乗橋)がよく用いられている。ボーディングブリッジは空港のターミナルビルと航空機とを連絡するトンネル状の歩行通路であり、ターミナルビルと航空機との間での乗客の直接の乗り降りを可能にするものである。
図12に示すように、一般にボーディングブリッジ100は、ターミナルビルの乗降口101に接続された回転自在なロータンダ107と、ロータンダ107に固定された伸縮自在なトンネル部103と、トンネル部103の先端に設けられた回転自在なキャブ104とを備えている。トンネル部103のやや先端側には、駆動輪及び昇降機構を有するドライブコラム108が設けられている。
乗客の乗り降りの際には、キャブ104を航空機のドア105の付近に移動させるようにロータンダ107の回転、トンネル部103の伸縮及び昇降、並びにキャブ104の回転を行い、ボーディングブリッジ100を所定の待機位置(図12の二点鎖線参照)から装着位置にまで移動させ、キャブ104を航空機のドア105に装着する。一方、乗り降りが終了した後は、キャブ104を航空機のドア105から取り外し、ボーディングブリッジ100を装着位置から待機位置にまで移動させる。
従来、ボーディングブリッジ100の待機位置と装着位置との間の移動は、キャブ104に乗り込んだ操作員が装着位置又は待機位置を目視で把握しながら、駆動輪等を手動で操作することによって行われていた。しかし、そのためには高度且つ面倒な操作が必要であった。そこで、ボーディングブリッジ100の待機位置から装着位置までの移動を自動化することが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−37196号公報
従来のボーディングブリッジ100の移動制御は、キャブ104の装着位置を目標位置にして行われていた。そして、キャブ104の目標位置の設定は、航空機102の正規の停止位置Pを基準として、計算によって定められていた。
しかしながら、実際には、計算上の目標位置と実際の装着位置とが一致しない場合がある。そのため、目標位置を実際の装着位置に合わせるために、実機テストを行うことが好ましい。ところが、対象物が高価な航空機102であるため、実機を用いたテストを行うことは、経済的理由等により非常に困難である。
そこで、本発明者は、ボーディングブリッジ100を実際に使用し(すなわち、実際に乗客の乗り降りに使用し)、その使用の際に目標位置の設定も併せて行うことを考案した。つまり、第1回目の装着の際に目標位置の設定を行い、第2回目以降は当該目標位置を基準としてボーディングブリッジ100の移動制御を実行することに思い至った。
ところが、第1回目のボーディングブリッジ100の装着時に、航空機102が正規の停止位置Pからずれた位置に停止している場合があり得る(図12の二点鎖線参照)。このように航空機102の停止位置がずれると、ボーディングブリッジ100の装着位置は、その分だけずれることになる。そのため、目標位置が本来の位置からずれてしまい、第2回目以降の装着に際して、ボーディングブリッジ100が不適切な位置に移動してしまうおそれがあった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、目標位置の精度を高めることにより、ボーディングブリッジの移動制御の信頼性を向上させることにある。
本発明に係るボーディングブリッジは、歩行通路を有するトンネル部と、前記トンネル部の先端に回転自在に設けられたキャブと、前記トンネル部又は前記キャブに設けられた駆動輪と、前記キャブを回転させる回転機構と、前記駆動輪及び前記回転機構を制御することにより、待機位置にある前記キャブを移動させ、前記キャブを航空機の乗降部に対向する姿勢で所定の目標位置に停止させる制御装置と、を備えたボーディングブリッジであって、前記目標位置は、前記キャブが航空機の乗降部に装着された時又はその後に、前記キャブの実際の装着位置と前記航空機の所定の停止位置からのずれ量とに基づいて設定されているものである。
上記ボーディングブリッジによれば、キャブを航空機の乗降部に装着した際に航空機の停止位置が正規位置からずれていたとしても、キャブの目標位置は、そのずれ量も考慮したうえで設定されることになる。したがって、目標位置の精度が高まり、ボーディングブリッジの移動制御の信頼性は向上する。
前記目標位置は、前記航空機の前記乗降部の前方の位置であることが好ましい。
このことにより、キャブに乗り込んだ操作員は、キャブが待機位置から目標位置にまで自動的に移動した後に、キャブを前進させるだけの簡単な操作によって、航空機の乗降部に装着することができる。このように、その後の手動の操作は前進操作だけで足りるので、操作員の負担は軽減し、装着作業の迅速化を図ることができる。
前記制御装置は、前記航空機の前記停止位置からのずれ量が入力されると、当該ずれ量に応じて前記目標位置を補正することが好ましい。
あるいは、前記制御装置は、キャブが装着される前の航空機の位置を検出する位置検出装置からの信号を受けて前記航空機の前記停止位置からのずれ量を算出し、当該ずれ量に応じて前記目標位置を補正することが好ましい。
このことにより、第2回目以降の装着の際に航空機の停止位置がずれていたとしても、キャブを適正な位置に移動させることができる。
本発明に係るボーディングブリッジの目標位置の設定方法は、歩行通路を有するトンネル部と、前記トンネル部の先端に回転自在に設けられたキャブと、前記トンネル部又は前記キャブに設けられた駆動輪と、前記キャブを回転させる回転機構と、前記駆動輪及び前記回転機構を制御することにより、待機位置にある前記キャブを移動させ、前記キャブを航空機の乗降部に対向する姿勢で所定の目標位置に停止させる制御装置と、を備えたボーディングブリッジの前記目標位置を設定する方法であって、前記キャブを航空機の乗降部に装着する工程と、前記航空機の所定の停止位置からのずれ量を計測する工程と、前記キャブの実際の装着位置と前記ずれ量とに基づいて、前記目標位置を設定する工程と、を含む方法である。
上記設定方法によれば、キャブを航空機の乗降部に装着した際に航空機の停止位置が正規位置からずれていたとしても、キャブの目標位置は、そのずれ量も考慮したうえで設定されることになる。したがって、目標位置の精度が高まり、ボーディングブリッジの移動制御の信頼性は向上する。
前記目標位置が設定された後、前記ボーディングブリッジを前記航空機と異なる航空機に装着する際に、当該航空機の所定の停止位置からのずれ量を計測する工程と、前記ずれ量に応じて前記目標位置を補正する工程と、を含むことが好ましい。
このことにより、第2回目以降の装着の際に航空機の停止位置がずれていたとしても、そのずれ量に応じて目標位置が補正されるので、キャブを適切な位置に移動させることができる。
本発明によれば、航空機の停止位置のずれ量を考慮したうえで、キャブの実際の装着位置に基づいて目標位置を設定するので、目標位置の精度を高めることができる。したがって、ボーディングブリッジの移動制御の信頼性を向上させることができる。
目標位置を航空機の乗降部の前方に設定することとすれば、キャブを自動的に移動させた後の操作員の操作を簡単化することができる。
第1回目の装着によっていったん目標位置が設定された後、第2回目以降の装着の際に、航空機の停止位置のずれ量に応じて前記目標位置を補正することとすれば、キャブを常に適切な位置に移動させることが可能となる。したがって、ボーディングブリッジの移動制御の信頼性を更に向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
<実施形態1>
図1及び図2に示すように、実施形態に係るボーディングブリッジ1は、空港のターミナルビル2の乗降口2aに接続されたロータンダ(基部円形室)4と、ロータンダ4に固定されたトンネル部5と、トンネル部5の先端に正逆回転自在に設けられたキャブ(先端円形室)6とを備えている。
図2に示すように、ロータンダ4は支持台7によって鉛直軸回りに正逆回転自在に支持されている。トンネル部5は、ターミナルビル2の乗降口2aと航空機3のドア3aとをつなぐ連絡通路を形成する伸縮自在な筒状体であり、第1トンネル5a及び第2トンネル5bによって構成されている。第2トンネル5bは、第1トンネル5aに対しスライド移動自在に組み立てられている。そして、第2トンネル5bが第1トンネル5aに対してスライドすることにより、トンネル部5は全体が伸縮するようになっている。第2トンネル5bには、支持脚としてドライブコラム8が設けられている。このドライブコラム8の下端部には、一組の駆動輪9が設けられている。駆動輪9は前進走行及び後退走行が自在に構成され、また、舵角がトンネル部5の長手方向に対して−90゜〜+90゜の範囲内で変更可能なように、鉛直軸回りの正逆回転が自在に構成されている。更に、ドライブコラム8には、トンネル部5を上下移動させる昇降機構10が設けられている。
キャブ6は、第2トンネル5bの先端に設けられており、図示しない回転機構によって第2トンネル5bに対し鉛直軸回りに正逆回転自在に構成されている。なお、このようにキャブ6はトンネル部5の先端に取り付けられているので、ドライブコラム8の昇降機構10によってトンネル部5を上下移動させることにより、キャブ6もトンネル部5と共に上下移動することになる。つまり、キャブ6は、昇降機構10によって上下移動を行う。
図1に示すように、ボーディングブリッジ1には、ロータンダ4の回転角度を検出する角度センサ13と、キャブ6の回転角度を検出する角度センサ15と、駆動輪9の回転角度を検出する角度センサ16とが設けられている。また、第1トンネル5aと第2トンネル5bとの位置関係に基づいて当該トンネル部5の長さを検出するために、両トンネル5a,5bの位置関係を検出する位置センサ14が設けられている。さらに、図示は省略するが、トンネル部5の昇降量を検出するセンサも設けられている。また、キャブ6の先端側のバンパー21に、キャブ6と航空機3との間の距離を検出する距離センサとして、光電式距離センサ22が取り付けられている。ただし、距離センサの種類は何ら限定されず、その他のセンサを用いてもよいことは勿論である。
キャブ6の内部には、図3に示すような操作パネル11を有する制御装置30が設けられている。操作パネル11には、トンネル部5及びキャブ6の昇降やキャブ6の回転等を操作するための操作スイッチの他、駆動輪9を操作するための操作レバー12が設けられている。操作レバー12は、多方向の自由度をもったレバー状入力装置(ジョイスティック)によって形成されており、任意の方向に傾倒自在に構成されている。操作レバー12にはポテンショメータ(図示せず)が接続され、レバーの傾倒方向及び傾倒深さに関するアナログデータは、A/D変換によってデジタル化されて処理されるようになっている。
操作パネル11には、いわゆるタッチパネル式の表示装置32が設けられている。表示装置32の詳細については後述する(図10参照)。
ボーディングブリッジ1は、待機位置(図1の二点鎖線参照)から所定の目標位置にまで自動的に移動するように構成されている。ただし、その移動の一部又は全部を操作員による手動操作によって行うことも勿論可能である。ボーディングブリッジ1の移動制御は、制御装置30によって実行される。制御装置30は、ロータンダ4の回転角度、トンネル部5の長さ、昇降機構10の昇降高さ、及び駆動輪9の回転角度に基づいて、キャブ6の位置及び姿勢を制御する。なお、本実施形態では制御装置30はキャブ6の内部に設置されているが、制御装置30の設置場所はキャブ6内に限定されず、トンネル部5又はロータンダ4であってもよく、ボーディングブリッジ1の外部(例えば、ターミナルビル2)であってもよい。
本実施形態では、キャブ6の目標位置は、キャブ6が航空機3のドア3aに装着される位置である。しかし、ドア3aの位置や形状は航空機3の型式等によって異なるため、キャブ6の目標位置は航空機3の種類によって様々である。そこで、本実施形態では、複数種類の航空機に対応できるように、機種に応じた複数の目標位置を予め設定しておき、キャブ6が機種に応じた目標位置に移動するようにキャブ6の回転、トンネル部5の上下移動、駆動輪9の回転及び走行動作等を行う。
制御装置30の具体的構成としては、公知の構成(例えば、特開2002−37196号参照)を利用することが可能である。ここでは制御装置30の構成の詳細な説明は省略する。
ところで、キャブ6の目標位置は、ボーディングブリッジ1の設計過程等において、予め計算上で求めることができる。しかし、種々の要因によって、計算上の目標位置は実際の装着位置からずれる場合がある。そこで、本実施形態に係るボーディングブリッジ1では、キャブ6を実際に航空機3に装着し、その装着位置から目標位置を逆算することとしている。なお、最初は計算上の目標位置を用いてキャブ6の装着を行い、その後に実際の装着位置に基づいて目標位置を補正するようにしてもよい。
次に、目標位置の設定方法について説明する。
本実施形態では、ボーディングブリッジ1の第1回目の使用時に、ボーディングブリッジ1の実際の装着位置に基づいて目標位置を設定する。ただし、航空機3の停止位置が正規の停止位置Pからずれていると、実際の装着位置そのものが正規の位置からずれることになり、第2回目以降の使用時にキャブ6を適切な位置に移動させることができなくなる。そこで、本実施形態では、航空機3の停止位置をも考慮して目標位置の設定を行う。すなわち、ボーディングブリッジ1の実際の装着位置と、航空機3の正規の停止位置Pからのずれ量とに基づいて、目標位置を設定する。なお、ここでいう「使用」とは、いわゆる実機テストではなく、ボーディングブリッジ1によって実際に乗客を乗り降りさせることを意味する。
ボーディングブリッジ1の制御に際しては、例えば図4に示すような座標及びパラメータを用いる。すなわち絶対座標として、ロータンダ4の中心点を原点(0,0)にして、図4の左方向にX軸、上方向にY軸をとる。ロータンダ4の回転角度は、X軸正方向からの時計回り(右回り)の回転角度αで表す。キャブ6及び駆動輪9の回転角度は、トンネル部5の幅方向(長手方向と直交する方向)であってトンネル部5のロータンダ4側からキャブ6側に向かって左側の方向を基準方向とし、それぞれこの基準方向からの時計回りの回転角度β、γで表す。
図5に示すように、ボーディングブリッジ1の基準となる点は、ドライブコラム8の中心点P0(X,Y)である。キャブ6の中央部分の先端位置P1(X1,Y1)やキャブ6の中心点等は、ドライブコラム8の中心点P0(X,Y)から演算することができる。ドライブコラム8の中心点の目標位置P4は、航空機3が正規の停止位置Pに停止している状態でキャブ6が装着されたときの同中心点の位置(X4,Y4)である。
図6のフローチャートに示すように、第1回目の使用時には、始めにステップS1において、操作員等が目視により又は計測することにより、航空機3の正規の停止位置Pからのずれ量Y2(図5参照)を検出する。なお、ここでは、航空機3の停止位置のずれは、Y方向にのみ起こっているものとする。第1回目の装着は、操作員の手動操作によって行われる。ただし、キャブ6の移動等の一部を自動化し、操作員の手動操作と自動制御とを併用することも可能である。
次に、ステップS2において、ボーディングブリッジ1が装着されている状態のドライブコラム8の中心点P0(X,Y)から、キャブ6の先端の現在位置P1(X1,Y1)を算出する。
次に、ステップS3に進み、キャブ6の先端の目標位置P3(X3,Y3)を算出する。キャブ6の先端の目標位置とは、航空機3が正規の停止位置Pに停止していると仮定した場合のキャブ6の先端位置である。本例では航空機3の停止位置はY軸の負方向にY2だけずれているので、X3=X1、Y3=Y1+Y2となる。
次に、ステップS4において、キャブ6の先端の目標位置P3(X3,Y3)から、ドライブコラム8の中心点の目標位置P4(X4,Y4)を算出する。
以上により、目標位置の設定は、航空機3の正規の停止位置Pからのずれを考慮した上で行われることになる。第2回目以降の使用時には、待機位置にあるキャブ6は、目標位置に自動的に移動するように制御される。そして、操作員によりキャブ6の装着が行われる。
本実施形態によれば、第1回目の使用時に航空機3の停止位置が正規の停止位置Pからずれていたとしても、第2回目以降の使用時に、キャブ6を正確な目標位置に移動させることができる。したがって、ボーディングブリッジ1の移動制御の信頼性を向上させることができる。
なお、上記例では、航空機3の停止位置はY軸方向にのみずれていると仮定した。これは、現実には航空機3の停止位置がX軸方向にずれることは非常に少ないからである。ただし、航空機3の停止位置がX軸方向にずれている場合であっても、上述の方法と同様にしてX軸方向のずれを考慮することができるのは勿論である。
<実施形態2>
実施形態1では、キャブ6を航空機3のドア3aに装着した位置をキャブ6の目標位置としていた。これに対し実施形態2は、図7に示すように、航空機3のドア3aの前方の位置をキャブ6の目標位置としたものである。
ボーディングブリッジ1には、航空機3との衝突を避けるために、キャブ6と航空機3との間の距離が所定の安全距離以下になるとボーディングブリッジ1の移動を強制的に停止させる安全装置が設けられる場合がある。このような安全装置では、例えば、キャブ6の先端に設けられた距離センサ22の検出距離が上記安全距離以下になると、ボーディングブリッジ1の自動運転を停止し、キャブ6と航空機3との衝突を未然に回避する。
しかし、ボーディングブリッジ1の構造上、キャブ6は航空機3のドア3aに向かって斜めに進行することが多く、キャブ6が自動的に停止する位置は航空機3のドア3aの斜め前方となる場合が多い。一方、キャブ6と航空機3との衝突を確実に防止するためには、安全距離としてある程度の距離(例えば0.5m)を確保しておく必要がある。そのため、キャブ6の停止位置は、ドア3aの斜め前方であってドア3aからある程度離れた位置になりやすい。
ところが、その後に操作員が上記位置に停止したキャブ6をドア3aの装着位置に正確に合わせるためには、キャブ6を前方に向かって移動させると同時に、横方向にも移動させなければならない。つまり、操作員には前後方向及び横方向の両方向に関して、微妙な操作が必要となる。
しかし、ドア3aの前方の位置をキャブ6の目標位置とし、キャブ6を当該目標位置にまで自動的に移動させることとすれば、操作員はその後キャブ6を前進させるだけの簡単な操作によってキャブ6を装着することが可能となる。
そこで、本ボーディングブリッジ1では、キャブ6の目標位置は、航空機3のドア3aから当該ドア3aの前方に所定距離SL(本実施形態では0.6m)だけ離れた位置に設定される。キャブ6の目標姿勢は、キャブ6がドア3aと対向する姿勢である。すなわち、キャブ6のバンパー21側がドア3aと真っ直ぐに向き合うような姿勢である。このように、キャブ6の目標位置及び目標姿勢は、キャブ6をドア3aに装着した位置である装着位置から、当該キャブ6をそのままドア3aの前方に所定距離SLだけ後退したような位置及び姿勢に設定されている。
なお、図示は省略するが、制御装置30の内部には、距離センサ22の検出距離が所定の安全距離(例えば0.5m)以下になるとボーディングブリッジ1の移動を強制的に停止させる安全装置が設けられている。なお、自動移動が強制停止されないように、前記目標位置におけるキャブ6とドア3aとの所定距離SLは、上記安全距離よりも長い距離に設定されている。
実施形態2における目標位置の設定方法について説明する。
図8のフローチャートに示すように、第1回目の使用時には、ステップS11において、操作員等が目視により又は計測を行うことによって、航空機3の正規の停止位置Pからのずれ量Y2を検出する。なお、本例においても、航空機3の停止位置はY軸方向にのみずれているものとする。次に、ステップS12において、ボーディングブリッジ1が所定の装着位置及び装着姿勢にあるとき(以下、装着状態という)のドライブコラム8の中心点から、そのときのキャブ6の先端位置(X1,Y1)を算出する。なお、航空機3のドア3aはX軸負方向に向いているので、装着状態におけるキャブ6の方向はX軸正方向である。
次に、ステップS13において、キャブ6の先端の目標位置(X3,Y3)を算出する。ここで目標位置とは、装着状態のキャブ6の先端位置をずれ量Y2の分だけY軸方向に移動させ、さらに、所定の距離SLだけX軸負方向に移動させた位置である。すなわち、X3=X1ーSL、Y3=Y1+Y2である。
次に、ステップS14において、キャブ6の先端位置が上記目標位置(X3,Y3)にあるときのロータンダ4の回転角度α1及びキャブ6の回転角度β1を求める。そして、ステップS15に進み、ロータンダ4の中心点から目標位置のキャブ6の中心点までの距離Lを求める。次に、ステップS16において、目標位置のキャブ6の中心点からドライブコラム8の中心点までの距離L1を求める。最後に、ステップS17において、キャブ6の先端の目標位置(X3,Y3)に基づき、ドライブコラム8の中心点の目標位置(X4,Y4)を算出する。
このような演算結果を受け、第2回目以降の使用時には、ボーディングブリッジ1の制御装置30は、ドライブコラム8の中心点が目標位置(X4,Y4)となり、ロータンダ4の角度がα1、キャブ6の角度がβ1となるように、駆動輪9等を自動的に制御する。
次に、図9を参照しながら、第2回目以降のボーディングブリッジ1の装着動作について説明する。
始めにステップS21において、操作員が操作パネル11の機種選択ボタン(図示せず)を押すことにより、航空機3の機種の選択が行われる。この機種選択に基づいて、予め設定された複数の目標位置及び目標姿勢の中から機種に応じた所定の目標位置及び目標姿勢が決定される。次に、操作パネル11のスタートボタンを押し、以下の自動制御を開始する。なお、本実施形態では安全性の向上のために、スタートボタンは操作員がボタンを押しているときにのみON状態となる方式のボタン、すなわちいわゆるデッドマンスイッチ方式のボタンによって形成されている。従って、操作員がボタンから手を離すと、自動制御は強制的に中止されるようになっている。
自動制御は、以下のようにして行われる。具体的には、まず、ステップS22において、上記機種選択と角度センサ13,15及び位置センサ14等の検出結果とに基づいて、目標位置及び目標姿勢までの各種制御量(キャブ6の回転角度、トンネル部5の上下移動量、駆動輪9の回転角度及び走行距離等)の演算が行われる。そして、この演算結果を基に、ステップS23において駆動輪9の制御が行われ、ステップS24においてキャブ6の回転が実行され、ステップS25においてトンネル部5の上下移動が行われる。ステップS26では、キャブ6が目標状態、すなわち、ドア3aに対向する姿勢でドア3aの前方から所定距離に位置する状態になったか否かを判定する。そして、キャブ6が目標状態になると、ステップS27において、駆動輪9の向きとキャブ6の向きとが一致するか否かを判定する。一定していない場合には、ステップS28に進み、キャブ6の向きに揃うように駆動輪9をその場で回転させる。駆動輪9の向きとキャブ6の向きとが一致すると、ボーディングブリッジ1の自動制御を終了する(ステップS29)。
その後は、操作員が手動操作により、キャブ6をドア3aに向かって前進させる。この際、キャブ6はドア3aと対向しており、また、駆動輪9はキャブ6と同一方向、すなわちドア3aに向かう方向に向いているので、前進のための操作は操作パネル11のレバー12を前方に倒すだけで足り、簡単な操作である。このようにして、操作員はキャブ6をドア3aに取り付け、装着は完了する。
以上のように、本実施形態においても、第1回目の使用時に航空機3の停止位置が正規の位置からずれていたとしても、第2回目以降の使用時にキャブ6を正確な目標位置に移動させることができる。したがって、ボーディングブリッジの装着制御の信頼性を向上させることができる。
加えて、本実施形態によれば、キャブ6の目標位置がドア3aの前方の位置に設定されているので、操作員はキャブ6を前進させるだけでキャブ6をドア3aに装着することができる。そのため、操作員の作業を簡単化することができ、作業負担の軽減及び装着作業の迅速化を図ることができる。また、操作に慣れていない操作員であってもキャブ6を簡単に装着することができるので、操作員による運転時間のばらつきを抑制することができる。
<実施形態3>
ところで、第2回目以降の使用時においても、航空機3の停止位置が正規位置Pからずれる場合があり得る。そこで、第2回目以降の使用時において、航空機3の正規の停止位置Pからのずれ量に応じて、キャブ6の目標位置を補正するようにしてもよい。
航空機3の正規の停止位置Pからのずれ量の検出は、操作員等の目視により行ってもよく、検出装置を用いて行ってもよい。
例えば、航空機3の停止位置が正規の停止位置PからY軸負方向に+400mmだけずれていたとする。この場合、操作員は操作パネル11の表示装置32を操作することにより、航空機3の停止位置のずれ量を入力する。
図10は、タッチパネル式の表示装置32の表示画面を表している。41はキャブ6に設けられたカメラ(図示せず)の画像を表す表示部である。表示部42はボーディングブリッジ1の現在の状態を表し、表示部43はボーディングブリッジ1の目標状態を表している。表示部44は、航空機3の停止位置のずれ量を入力する部分である。本例では、航空機3の停止位置は+400mmだけずれているので、操作員は「+400」というパネル部44aを押さえることにより、ずれ量を入力することになる。
上記のようにしてずれ量が入力されると、キャブ6の先端の目標位置は、ずれ量に応じた量だけ補正される。本例では、キャブ6の先端の目標位置は、Y軸方向に+400mmだけずれた位置に補正される。なお、X軸方向にもずれが生じている場合には、上記と同様にしてX軸方向の補正を行うことも可能である。
その後は、補正後の目標位置に向かってキャブ6の移動制御が行われる。
なお、上記実施形態では、ずれ量の入力は操作員によって行われていたが、ずれ量の入力を自動化することも可能である。例えば、図11に示すように、ゲート内に位置検出装置40を設け、この位置検出装置40によって航空機3の停止位置を検出し、ドア3aの位置を検出するようにしてもよい。なお、図11では、ボーディングブリッジにおけるキャブ6のみを図示し、トンネル部5等の図示は省略している。位置検出装置40の検出方法は何ら限定されず、例えば、レーザを用いて航空機3の停止位置を検出する装置であってもよく、画像処理によって航空機3の停止位置を検出する装置であってもよい。また、図示は省略するが、エプロン内に航空機3の位置を検出する検出装置を設けるようにしてもよい。また、GPS等を用いることも可能である。
このような位置検出手段により、例えば航空機3の位置が前方に距離L3だけずれているときには、制御装置30は位置検出手段からの信号を受け、キャブ6の目標位置を前方に距離L3だけずらす。
以上のように、本実施形態によれば、第2回目以降の使用時に航空機3の停止位置がずれた場合であっても、そのずれ量に応じてキャブ6の目標位置を補正するので、キャブ6を常に適切な位置に移動させることができる。
なお、キャブ6の目標位置は、前記実施形態1及び2の目標位置に限定されず、種々の位置に設定することが可能である。
前記各実施形態では、駆動輪9はトンネル部5に設けられていたが、駆動輪9はキャブ6に設けられていてもよい。昇降機構もトンネル部5に設けられていたが、昇降機構をキャブ6に設けることも可能である。ボーディングブリッジ1の構成は、前記各実施形態の構成に限定されるものではない。
以上説明したように、本発明は、ボーディングブリッジ及びボーディングブリッジの制御について有用である。
実施形態に係るボーディングブリッジの平面図である。 実施形態に係るボーディングブリッジの側面図である。 制御装置の斜視図である。 座標及びパラメータを説明するための説明図である。 実施形態に係るボーディングブリッジの平面図である。 実施形態1における目標位置の設定方法のフローチャートである。 実施形態に係るボーディングブリッジの平面図である。 実施形態2における目標状態の演算のフローチャートである。 装着動作のフローチャートである。 タッチパネル式の表示画面の図である。 目標位置の補正を説明するための説明図である。 従来のボーディングブリッジの平面図である。
符号の説明
1 ボーディングブリッジ
2 ターミナルビル
3 航空機
3a ドア(乗降部)
4 ロータンダ
5 トンネル部
6 キャブ
8 ドライブコラム
9 駆動輪
10 昇降機構
30 制御装置
32 表示装置
P 航空機の正規の停止位置

Claims (6)

  1. 歩行通路を有するトンネル部と、
    前記トンネル部の先端に回転自在に設けられたキャブと、
    前記トンネル部又は前記キャブに設けられた駆動輪と、
    前記キャブを回転させる回転機構と、
    前記駆動輪及び前記回転機構を制御することにより、待機位置にある前記キャブを移動させ、前記キャブを航空機の乗降部に対向する姿勢で所定の目標位置に停止させる制御装置と、
    を備えたボーディングブリッジであって、
    前記目標位置は、前記キャブが航空機の乗降部に装着された時又はその後に、前記キャブの実際の装着位置と前記航空機の所定の停止位置からのずれ量とに基づいて設定されているボーディングブリッジ。
  2. 前記目標位置は、前記航空機の前記乗降部の前方の位置である請求項1に記載のボーディングブリッジ。
  3. 前記制御装置は、前記航空機の前記停止位置からのずれ量が入力されると、当該ずれ量に応じて前記目標位置を補正する請求項1又は2に記載のボーディングブリッジ。
  4. 前記制御装置は、キャブが装着される前の航空機の位置を検出する位置検出装置からの信号を受けて前記航空機の前記停止位置からのずれ量を算出し、当該ずれ量に応じて前記目標位置を補正するボーディングブリッジ。
  5. 歩行通路を有するトンネル部と、
    前記トンネル部の先端に回転自在に設けられたキャブと、
    前記トンネル部又は前記キャブに設けられた駆動輪と、
    前記キャブを回転させる回転機構と、
    前記駆動輪及び前記回転機構を制御することにより、待機位置にある前記キャブを移動させ、前記キャブを航空機の乗降部に対向する姿勢で所定の目標位置に停止させる制御装置と、
    を備えたボーディングブリッジの前記目標位置を設定する方法であって、
    前記キャブを航空機の乗降部に装着する工程と、
    前記航空機の所定の停止位置からのずれ量を計測する工程と、
    前記キャブの実際の装着位置と前記ずれ量とに基づいて、前記目標位置を設定する工程と、
    を含むボーディングブリッジの目標位置の設定方法。
  6. 前記目標位置が設定された後、前記ボーディングブリッジを前記航空機と異なる航空機に装着する際に、
    当該航空機の所定の停止位置からのずれ量を計測する工程と、
    前記ずれ量に応じて前記目標位置を補正する工程と、
    を含む請求項5に記載のボーディングブリッジの目標位置の設定方法。
JP2003337059A 2003-09-29 2003-09-29 ボーディングブリッジ及びボーディングブリッジの目標位置の設定方法 Expired - Lifetime JP4293874B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003337059A JP4293874B2 (ja) 2003-09-29 2003-09-29 ボーディングブリッジ及びボーディングブリッジの目標位置の設定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003337059A JP4293874B2 (ja) 2003-09-29 2003-09-29 ボーディングブリッジ及びボーディングブリッジの目標位置の設定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005104193A true JP2005104193A (ja) 2005-04-21
JP4293874B2 JP4293874B2 (ja) 2009-07-08

Family

ID=34532986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003337059A Expired - Lifetime JP4293874B2 (ja) 2003-09-29 2003-09-29 ボーディングブリッジ及びボーディングブリッジの目標位置の設定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4293874B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012101617A (ja) * 2010-11-09 2012-05-31 Zennikku Motor Service Kk 航空機用ボーディングブリッジドライブコラム可動機構
JP6293962B1 (ja) * 2017-08-30 2018-03-14 三菱重工交通機器エンジニアリング株式会社 ボーディングブリッジ及びボーディングブリッジの制御方法
WO2019012648A1 (ja) 2017-07-13 2019-01-17 新明和工業株式会社 旅客搭乗橋
WO2020194933A1 (ja) 2019-03-25 2020-10-01 新明和工業株式会社 旅客搭乗橋の走行制御方法
JP6770665B1 (ja) * 2019-10-30 2020-10-14 新明和工業株式会社 旅客搭乗橋
JP2021070470A (ja) * 2020-09-25 2021-05-06 新明和工業株式会社 旅客搭乗橋
CN112996725A (zh) * 2018-05-30 2021-06-18 蒂森克虏伯机场解决方案股份公司 用于将乘客登机桥自动对接至飞机的方法
CN113439058A (zh) * 2019-02-14 2021-09-24 全日空马达服务株式会社 具有接近控制功能的飞机乘客登机桥
JP2022091344A (ja) * 2020-12-09 2022-06-21 トヨタ自動車株式会社 車体
WO2022190667A1 (ja) * 2021-03-09 2022-09-15 新明和工業株式会社 旅客搭乗橋
WO2024018623A1 (ja) * 2022-07-22 2024-01-25 新明和工業株式会社 空港地上支援機材

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6744789B2 (ja) * 2016-09-06 2020-08-19 新明和工業株式会社 旅客搭乗橋

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012101617A (ja) * 2010-11-09 2012-05-31 Zennikku Motor Service Kk 航空機用ボーディングブリッジドライブコラム可動機構
US10875666B2 (en) 2017-07-13 2020-12-29 Shinmaywa Industries, Ltd. Passenger boarding bridge
WO2019012648A1 (ja) 2017-07-13 2019-01-17 新明和工業株式会社 旅客搭乗橋
JP2019043211A (ja) * 2017-08-30 2019-03-22 三菱重工交通機器エンジニアリング株式会社 ボーディングブリッジ及びボーディングブリッジの制御方法
JP6293962B1 (ja) * 2017-08-30 2018-03-14 三菱重工交通機器エンジニアリング株式会社 ボーディングブリッジ及びボーディングブリッジの制御方法
CN112996725B (zh) * 2018-05-30 2024-05-14 蒂森克虏伯机场解决方案股份公司 用于将乘客登机桥自动对接至飞机的方法
CN112996725A (zh) * 2018-05-30 2021-06-18 蒂森克虏伯机场解决方案股份公司 用于将乘客登机桥自动对接至飞机的方法
CN113439058B (zh) * 2019-02-14 2024-04-23 全日空马达服务株式会社 具有接近控制功能的飞机乘客登机桥
CN113439058A (zh) * 2019-02-14 2021-09-24 全日空马达服务株式会社 具有接近控制功能的飞机乘客登机桥
WO2020194933A1 (ja) 2019-03-25 2020-10-01 新明和工業株式会社 旅客搭乗橋の走行制御方法
JP7324800B2 (ja) 2019-03-25 2023-08-10 新明和工業株式会社 旅客搭乗橋の走行制御方法
JPWO2020194933A1 (ja) * 2019-03-25 2021-09-13 新明和工業株式会社 旅客搭乗橋の走行制御方法
JP2021151868A (ja) * 2019-03-25 2021-09-30 新明和工業株式会社 旅客搭乗橋の走行制御方法
JP6770665B1 (ja) * 2019-10-30 2020-10-14 新明和工業株式会社 旅客搭乗橋
EP4053022A4 (en) * 2019-10-30 2023-07-05 ShinMaywa Industries, Ltd. PASSENGER BOARDING BRIDGE
WO2021084650A1 (ja) * 2019-10-30 2021-05-06 新明和工業株式会社 旅客搭乗橋
JP7213212B2 (ja) 2020-09-25 2023-01-26 新明和工業株式会社 旅客搭乗橋
JP2021070470A (ja) * 2020-09-25 2021-05-06 新明和工業株式会社 旅客搭乗橋
JP7307043B2 (ja) 2020-12-09 2023-07-11 トヨタ自動車株式会社 車体
JP2022091344A (ja) * 2020-12-09 2022-06-21 トヨタ自動車株式会社 車体
WO2022190667A1 (ja) * 2021-03-09 2022-09-15 新明和工業株式会社 旅客搭乗橋
WO2024018623A1 (ja) * 2022-07-22 2024-01-25 新明和工業株式会社 空港地上支援機材

Also Published As

Publication number Publication date
JP4293874B2 (ja) 2009-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3653515B1 (en) Passenger boarding bridge
JP4293874B2 (ja) ボーディングブリッジ及びボーディングブリッジの目標位置の設定方法
JP4306937B2 (ja) ボーディングブリッジ
JP6162481B2 (ja) 作業領域線表示装置
JP6744789B2 (ja) 旅客搭乗橋
JP2004330871A (ja) ボーディングブリッジ
JPWO2011104846A1 (ja) 操舵制御装置
WO2020170747A1 (ja) 産業車両用走行支援装置
JP2020066418A (ja) ボーディングブリッジ及びボーディングブリッジ制御装置
JP2018187982A (ja) ボーディングブリッジ
JP7207127B2 (ja) 作業機械の周囲監視装置
JP7324800B2 (ja) 旅客搭乗橋の走行制御方法
US20240151001A1 (en) Work machine steering control system and work machine steering control method
JP4957920B2 (ja) 移動体の教示方法及び移動体の制御装置並びに移動体システム
JP5004031B2 (ja) 移動体の制御方法及び制御装置並びに移動体システム
JP2010076621A (ja) ボーディングブリッジ
JP6770665B1 (ja) 旅客搭乗橋
JP2004090126A (ja) 移動ロボットの転倒防止方法及びその装置
JP2020066391A (ja) ボーディングブリッジ及びボーディングブリッジ制御装置
JP6433664B2 (ja) 建設機械用俯瞰画像表示装置
JP2021170989A (ja) 作業車両
JP2021170988A (ja) 作業車両
JP2020043382A (ja) フォークリフト用遠隔操作システム
JP7454101B2 (ja) 旅客搭乗橋
JP2004314700A (ja) ボーディングブリッジ自動走行装置および自動走行方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080415

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080610

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081216

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20090123

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090324

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090407

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4293874

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130417

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130417

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130417

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140417

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term