JP2005104041A - 画像処理装置および画像処理方法およびコンピュータが読み取り可能な記憶媒体およびプログラム - Google Patents

画像処理装置および画像処理方法およびコンピュータが読み取り可能な記憶媒体およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 面付けされた画像データを自動両面プリントし、自動中綴じ製本出来る画像処理システムを低コストで実現することである。
【解決手段】 総頁数の半数頁分のPDLデータを一括して画像データに展開させてストレージ2003に蓄積しておき、PDLコントローラ部2001がサドルフィニッシャ部1003に対して設定される製本モードに従う両面頁出力スケジュールで決定される頁順序でストレージ2003に記憶された展開済みの第1の画像データとPDLデータより直前展開する第2の画像データとのページメモリ2006に対する書き込み転送を制御するデータ書込み制御と、ページメモリ2006に書き込まれる2頁分の画像データを見開き1頁分の画像データとして読み出し、記録媒体の両面に製本モードで頁順序が揃う画像データをマーキングエンジン部に転送するデータ転送制御とを行う構成を特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像データを見開き単位で1頁となる2頁分の画像データを展開可能なページメモリを備え、情報処理装置のプリンタドライバより生成されるPDLデータを解析して両面印刷処理された記録媒体に所定の製本処理を行うシート後処理装置を接続可能な画像処理装置および画像処理方法およびコンピュータが読み取り可能な記憶媒体およびプログラムに関するものである。
従来、この種の画像処理装置において、画像データをプリントした用紙の製本方法には中綴じという方法がある。これは用紙の両面の左右にそれぞれ頁を配置し、用紙の中央を例えばステイプラで綴じ、綴じた部分を折り目として用紙を折ることにより、冊子状に製本する方法である。この中綴じ製本をした場合に、各用紙に製本後に頁順序が正しくなるように画像データを処理することを面付けという。
従来、この面付けされた画像をプリントするには、3種類の方法があった。第1の方法は、プリンタに画像を送る前に、原稿データの作成元のパーソナルコンピュータやグラフィックワークステーション上のアプリケーションソフトで面付けを行い、画像処理装置としてのプリンタ側は、受け取った画像データを両面プリント処理して、フィニッシャにより中綴じでステイプルするという方法である。
この場合、自動両面可能なプリンタに中綴じステイプルできるサドルフィニッシャを排紙部に接続するだけで、中綴じ製本プリントを実現できる。この場合は、プリンタ装置側におけるPDLコントローラは、2頁面付け済みの画像データを用紙片面1頁の画像として受け取るので、1頁分ラスタイメージプロセッシングオペレーション(RIP)したら、1頁マーキングエンジンへ転送しプリントする方法を行うことが可能で、ユーザのプリント開始から1冊目の製本完成までも早くなる。
第2の方法は、プリンタ装置側のPDLコントローラ上で面付けを行い、マーキングエンジンは、受け取った画像を両面プリントして中綴じステイプルするという方法である。この場合も、自動両面可能なマーキングエンジンに中綴じステイプルできるサドルフィニッシャを排紙部に接続するだけで、中綴じ製本プリントを実現できる。
この場合は、PDLコントローラは全ファイルをRIP展開して、面付け画像を作成してから、マーキングエンジンに画像を転送していた。このため、1頁RIPしたら1頁マーキングエンジンへ転送しプリントする方法よりは、ユーザのプリント開始から1冊目の製本完成までにかかる時間は長くなる。
第3の方法は、マーキングエンジン側にイメージサーバ(電子ソータともいう)を搭載し、PDLコントローラからマーキングエンジンに送られてきた画像データをプリンタ内のイメージサーバに格納し、イメージサーバにおいて画像データの面付けを行う方法である。
この方法は、特別なアプリケーションソフトやPDLコントローラを準備することなしに、中綴じ製本プリントを実現できる。この場合、PDLコントローラは、1頁RIP展開しては、1頁マーキングエンジンに画像を転送し、イメージサーバが、全頁を受け取った後、頁を製本用に整合させていた。この場合もイメージサーバが全頁を受け取る時間が必要なので、1頁RIPしたら1頁マーキングエンジンへ転送し、プリントする方法よりは、ユーザのプリント開始から1冊目の製本完成までにかかる時間は長くなる。従来、この種の技術として下記特許文献1が既に公開されている。
特開平10−310315公報
このように従来の面付けを伴うページ処理では、特に、第1の方法の場合、面付けが出来る特別なアプリケーションがホスト側に必要であり、ユーザが使用できるデスクトップパブリッシングのアプリケーションを限定されてしまうという問題がある。
また、第2の方法では、面付けの能力を持つPDLコントローラがプリンタ装置側に必要となり、PDLコントローラはRIPにより展開した2枚の画像を1枚の画像に張り合わせる制御が必要となり、さらに張り合わせのためにPDLコントローラのビデオメモリの容量を増やさなければならなくなるなど、システム全体としてのトータルコストが上がってしまう問題がある。
さらに、第3の方法の場合は、プリンタには、自動両面機能とサドルフィニッシャの他に、十分な容量を有するイメージサーバが必要になり、今度はプリンタ装置全体のコストが上がってしまう。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、
総頁数の半数頁分のPDLデータを一括して画像データに展開させて記憶装置に蓄積しておき、シート後処理装置に対して設定される製本モードに従う両面頁出力スケジュールで決定される頁順序で記憶手段に記憶された展開済みの第1の画像データとPDLデータより直前展開する第2の画像データとのページメモリに対する書き込み転送を制御するデータ書込み制御と、ページメモリに書き込まれる2頁分の画像データを見開き1頁分の画像データとして読み出し、記録媒体の両面に製本モードで頁順序が揃う画像データを前記プリンタエンジンに転送するデータ転送制御とを行うことにより、面付けされた画像データを自動両面プリントし、自動中綴じ製本出来る画像処理システムを低コストで実現できるとともに、プリント開始から1冊目の製本完成までにかかる印刷処理時間を大幅に短縮することができる画像処理装置および画像処理方法およびコンピュータが読み取り可能な記憶媒体およびプログラムを提供することである。
本発明に係る第1の発明は、情報処理装置のプリンタドライバより生成されるPDLデータを解析して両面印刷処理された記録媒体に所定の製本処理を行うシート後処理装置を接続可能な画像処理装置であって、前記PDLデータを解析してプリンタエンジンが出力可能な画像データに展開する展開手段(図3に示すPDLコントローラ2001に相当)と、前記展開手段により総頁数の半数頁分のPDLデータを一括して画像データに展開させて記憶装置(図3に示すストレージ2003に相当)に蓄積する蓄積手段(図3に示すPDLコントローラ2001に相当)と、前記画像データを見開き単位で1頁となる2頁分の画像データを展開可能なページメモリ(図3に示すページメモリ2006に相当)と、前記シート後処理装置に対して設定される製本モードに従う両面頁出力スケジュールで決定される頁順序で前記記憶手段に記憶された展開済みの第1の画像データと前記PDLデータより前記展開手段が直前展開する第2の画像データとの前記ページメモリに対する書き込み転送を制御するデータ書込み制御と、前記ページメモリに書き込まれる2頁分の画像データを見開き1頁分の画像データとして読み出し、前記記録媒体の両面に製本モードで頁順序が揃う画像データを前記プリンタエンジンに転送するデータ転送制御とを行うページメモリ制御手段(図3に示すPDLコントローラ2001に相当)とを有することを特徴とする。
本発明に係る第2の発明は、前記PDLデータで指定される原稿データの総頁数を4の倍数に正規化し、端数の頁には白紙頁を原稿データの最後に追加する頁追加手段(図3に示すPDLコントローラ2001に相当)と、前記ページメモリに画像データを書き込む際に、画像データの4辺に白データを保証する保証手段(図3に示すPDLコントローラ2001に相当)と有することを特徴とする。
本発明に係る第3の発明は、前記シート後処理装置に対して設定される製本モードは、見開き2頁を中央で折り返して綴じ込む中綴じモードを含むことを特徴とする。
本発明に係る第4の発明は、前記シート後処理装置は、サドルフィニッシャであることを特徴とする。
本発明に係る第5の発明は、前記PDLデータは、前記プリンタドライバより指定可能な総頁数データが含まれることを特徴とする。
本発明に係る第6の発明は、画像データを見開き単位で1頁となる2頁分の画像データを展開可能なページメモリを備え、情報処理装置のプリンタドライバより生成されるPDLデータを解析して両面印刷処理された記録媒体に所定の製本処理を行うシート後処理装置を接続可能な画像処理装置における画像処理方法であって、前記PDLデータを解析してプリンタエンジンが出力可能な画像データに展開する展開ステップ(図11に示すステップS14004)と、前記展開ステップにより総頁数の半数頁分のPDLデータを一括して画像データに展開させて記憶装置に蓄積する蓄積ステップ(図11に示すステップS14004)と、前記シート後処理装置に対して設定される製本モードに従う両面頁出力スケジュールで決定される頁順序で前記記憶手段に記憶された展開済みの第1の画像データと前記PDLデータより前記展開ステップが直前展開する第2の画像データとのページメモリに対する書き込み転送を制御するデータ書込み制御と、前記ページメモリに書き込まれる2頁分の画像データを見開き1頁分の画像データとして読み出し、前記記録媒体の両面に製本モードで頁順序が揃う画像データを前記プリンタエンジンに転送するデータ転送制御とを行うページメモリ制御ステップ(図12に示すステップS10001〜S10009)とを有することを特徴とする。
本発明に係る第7の発明は、前記PDLデータで指定される原稿データの総頁数を4の倍数に正規化し、端数の頁には白紙頁を原稿データの最後に追加する頁追加ステップ(図12に示すステップS10004)と、前記ページメモリに画像データを書き込む際に、画像データの4辺に白データを保証する保証ステップ(図12に示すステップS10004)とを有することを特徴とする。
本発明に係る第8の発明は、前記シート後処理装置に対して設定される製本モードは、見開き2頁を中央で折り返して綴じ込む中綴じモードを含むことを特徴とする。
本発明に係る第9の発明は、前記シート後処理装置は、サドルフィニッシャであることを特徴とする。
本発明に係る第10の発明は、前記PDLデータは、前記プリンタドライバより指定可能な総頁数データが含まれることを特徴とする。
本発明に係る第11の発明は、第6〜第10の発明のいずれかに記載の画像処理方法を実現するプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であることを特徴とする。
本発明に係る第12の発明は、第6〜第10の発明のいずれかに記載の画像処理方法を実現するプログラムであることを特徴とする。
本発明によれば、総頁数の半数頁分のPDLデータを一括して画像データに展開させて記憶装置に蓄積しておき、シート後処理装置に対して設定される製本モードに従う両面頁出力スケジュールで決定される頁順序で記憶手段に記憶された展開済みの第1の画像データとPDLデータより直前展開する第2の画像データとのページメモリに対する書き込み転送を制御するデータ書込み制御と、ページメモリに書き込まれる2頁分の画像データを見開き1頁分の画像データとして読み出し、記録媒体の両面に製本モードで頁順序が揃う画像データを前記プリンタエンジンに転送するデータ転送制御とを行うことにより、面付けされた画像データを自動両面プリントし、自動中綴じ製本出来る画像処理システムを低コストで実現できるとともに、プリント開始から1冊目の製本完成までにかかる印刷処理時間を大幅に短縮することができるという効果を奏する。
以下、図を用いて本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態を示す画像処理装置を適用可能な画像処理システムの構成を説明する図である。
図1において、1001は出力用紙に画像をプリントするマーキングエンジン部である。1002はPDLコントローラ部で、PDLで記述されたページ情報を、RIPして画像情報に変換する。該PDLコントローラ部1002は、ネットワーク接続機能を有している。
1003はサドルフィニッシャ部で、マーキングエンジン部1001が出力したプリント済みの用紙を製本する。1004は本実施形態のシステムにおけるホストコンピュータであり、ユーザはここから画像のプリント指示を行う。該ホストコンピュータ1004はネットワーク接続機能を有している。
また、該ホストコンピュータ1004上では、OS上で機能するページ情報を処理するアプリケーションソフトと、該PDLコントローラ部1002に指示を行うためのプリンタドライバが図示しない外部記憶装置上に搭載されている。1005は、ホストコンピュータ1004とPDLコントローラ部1002を接続するネットワークケーブルである。なお、ホストコンピュータ1004の接続台数は、複数であってもよいことはいうまでもない。また、ホストコンピュータ1004との接続形態は、ネットワーク接続と、所定の双方向インタフェースによるローカル接続も本発明を適用可能である。
図2は、図1に示したホストコンピュータ1004上のプリンタドライバによる綴じ処理指定画面の一例を示す図であり、中綴じ印刷の指定を行う”プリントのプロパティ”画面に対応する。
図2において、13001はステイプル指定であり、この中の項目として左開き製本と右開き製本を指定することが可能である。13002は総頁数の設定部であり、ここに総頁数を入力することで、ユーザは総頁数の入力が可能である。
本実施形態では、総頁数の入力を手動で行っているが、アプリケーションソフトまたは、プリンタドライバに自動的に総頁数を数えて設定する機能を有する手法を用いても、本提案の実施はもちろん可能である。
図3は、図1に示したマーキングエンジン部1001、PDLコントローラ部1002、サドルフィニッシャ部1003の制御構成を説明するためのブロック図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
図3において、1001は図1で述べたマーキングエンジン部を表し、1002はPDLコントローラ部を、1003はサドルフィニッシャ部を表している。
2001はPDLコントローラの制御部であり、CPU20011、RAM20012、不揮発性メモリ20013を内部に有する。2002はネットワーク制御部であり、ネットワーク1005から受け取ったPDL情報を制御部2001へ送る。もし、制御部2001が別のPDL情報の処理に占有されている場合は、ストレージ2003へPDL情報を一時格納する。
なお、ストレージ2003は、ネットワーク制御部2002のPDL情報や制御部2001でRIPされた画像データを、例えばDRAM等の安価なメモリにより最大出力可能な画像サイズで、所定頁数分格納可能な容量を備えている。
2004はインタフェースで、制御部2001とマーキングエンジン部1001のエンジンコントローラ2007を繋ぐ。ここで、制御部2001は、ネットワーク制御部2002またはストレージ2003からPDL情報を受け取り、不揮発性メモリ20013に格納されたプログラムに従ってPDL情報のRIP展開を行い、画像データに変換する。
制御部2001で変換された画像データは、マーキングエンジン部1001に送られる。もし、マーキングエンジン部1001が既に別の画像データのプリントに占有されているなら、ストレージ2003に展開された展開済み画像データを一時格納する。
また、後で詳述するように、マーキングエンジン部1001に画像データを転送する前に、1ジョブ内における転送ページ順序を入れ替える処理が必要な場合にも、制御部2001でRIPされた画像は、ストレージ2003に一時格納され、転送ページ順序の入れ替えを行ってから、マーキングエンジン部1001へ転送される。
2005はシステムコントローラで、マーキングエンジン部1全体を制御する。システムコントローラ2005は、CPU20051、RAM20052、不揮発性メモリ20053を有する。
2006はページメモリで、後述するように、中綴じ時における両面分、つまり4ページ分の容量を備えている。2007はエンジンコントローラで、CPU20071、RAM20072、不揮発性メモリ20073を有する。2008は駆動系で、給紙、作像、現像、定着の各駆動系を含み、それぞれエンジンコントローラ2007によって制御される。
2009はインタフェースで、マーキングエンジン部1001とサドルフィニッシャ部1003とを通信可能に接続している。ここで、システムコントローラ2005は、インタフェース2004を介して制御部2001から得た制御コマンドに応じて、インタフェース2004から送られて来る画像データをページメモリ2006に格納する。
さらに、システムコントローラ2005は、エンジンコントローラ2007にプリントを指示する。エンジンコントローラ2007は、システムコントローラ2005の指示に応じて、各駆動系2008を駆動し、用紙の動きに同期して、ページメモリ2006から画像を読み出し、用紙に画像をプリントする。
また、エンジンコントローラ2007はプリントした用紙の排紙に同期して、インタフェース2009を介してサドルフィニッシャ部1003に対して製本指示を行う。
2010はサドルコントローラで、サドルフィニッシャ部1003の駆動系2011、例えば用紙排出装置やステイプル装置等の各部の動作を制御する。サドルコントローラ2010はCPU20101、RAM20102、不揮発性メモリ20103を有する。ここで、サドルコントローラ2010は、インタフェース2009を介して得た製本コマンドに応じて、サドルフィニッシャ部1003の駆動系2011を駆動し、マーキングエンジン部1001から受け取ったプリント済みの用紙を製本する。
図4は、図1に示したマーキングエンジン部1001の一例を示す概略断面図であり、以下、1パス両面プリントについて説明する。
図4において、位置3001から給紙された用紙は、レジストローラ3013で、描画装置と同期を取りながら転写ベルト3009によって、転写位置3002へ搬送される。
転写位置3002において、YMCK各色の現像部30061、30062、30063、30064によって順次、各色の画像が描画される。ここで、各現像部は、それぞれ感光ドラム30071、30072、30073、30074と、感光ドラムを所定の電位に帯電させる一次帯電器30081、30082、30083、30084、感光ドラム上に潜像を描画するためのレーザもしくはLEDによる露光部30091、30092、30093、30094と、感光ドラム上の潜像を現像してトナー像とする現像器30101、30102、30103、30104、転写ベルトの反対側から、感光ドラム上のトナー像を用紙に転写するための転写帯電器30111、30112、30113、30114を含んでいる。
3012は定着器であり、転写ベルト3009によって送られてきた用紙上のトナー像が定着処理され、これにより表面のプリントが完了する。次に用紙は、反転搬送路3003に入り、スイッチバック搬送制御して裏面搬送路3004に入り、用紙の表裏が反転される。
裏面搬送路3004より再給紙された用紙は、レジストローラ3013で、描画装置と同期を取りながら転写ベルト3009によって、転写位置3002へ搬送され、YMCK各色の現像部30061、30062、30063、30064によって順次、裏面画像が形成される。裏面画像を形成された用紙は、定着器3012で裏面画像を定着された後、今度は排紙搬送路3005からマーキングエンジン部外に排紙され、サドルフィニッシャ部1003へ送られる。
図5は、図1に示したサドルフィニッシャ部1003の一例を示す概略断面図である。以下、サドルフィニッシャ部1003による中綴じ動作を説明する。
図5において、4001はサドルフィニッシャの給紙部であり、マーキングエンジン部1001から排紙されたプリント済みの用紙を受け取る。4002は用紙搬送切り替え部であり、中綴じ製本時には、サドル搬送路4008へ用紙を送り、それ以外の場合は、フィニッシャ搬送路4003へ用紙を送る。
4004は前記フィニッシャ搬送路4003のステイプル部であり、フィニッシャ搬送路4003の用紙をステイプルする。
4005、4006、4007はそれぞれ、第1排紙トレイ、第2排紙トレイ、第3排紙トレイであり、それぞれ上下揺動することにより、フィニッシャ搬送路4003からの用紙の排紙先を選択することが可能である。
4008はサドル搬送路であり、中綴じ製本時に、用紙搬送切り替え部4002より用紙を受け取る。4009は押し当て棒である。4010は前記サドル搬送路4008のステイプル部である。ここで、サドル搬送路4008の用紙は、サドル搬送路4008のステイプル部4010と押し当て棒4009に挟まれることにより、中綴じステイプルされる。
4011は押しローラであり、後述するように、サドル搬送路4008で中綴じステイプルされた用紙を中綴じ部で折り曲げる。4012は製本トレイであり、押しローラ4011で折り曲げられた、中綴じ製本済みの用紙が排紙される。4013は整合器で、製本トレイ4012の冊子が飛び出さないように抑える。
図6は、図5に示したサドル搬送路4008周辺の詳細構成を説明する要部断面図であり、図5と同一のものには同一の符号を付してある。以下、図5と図6を参照して、サドル搬送路4008での用紙折り曲げ動作を説明する。
サドル搬送路4008に用紙が1部分蓄積されると、ステイプル部4010と押し棒4009に挟まれた用紙は中綴じステイプルされる。
次に、図6に示すように、ステイプル部4010は所定位置に待避移動し、押し棒4009が用紙のステイプルされた位置を矢印方向に押し出しながら、押しローラ4011が、用紙全体を挟み込むように折り曲げる。押しローラ4011は、用紙を折り曲げながら製本トレイ4012に向けて用紙を排紙する。この一連の動作によって、中綴じ製本が実行される。
図7は、図3に示したマーキングエンジン部1001のページメモリ2006の構成を説明する概念図であり、用紙1枚における片面の1色分のページメモリを表現している。なお、本実施形態はカラープリントであるため、YMCK各色毎に、同様のメモリが4枚分使用される。
図7において、6001は該サイズのページメモリ2006の先頭画素である。6002は前記ページメモリ2006における主走査方向を表している。6003は前記ページメモリ2006における副走査方向を表している。
副走査方向は、すなわち用紙送り方向に対応する。ここで、先頭画素6001から書き込まれた画像データは主走査方向に格納されて行き、先頭行末尾画素6006まで来たら、第2行先頭画素6013へと続き、再び主走査方向に走査していく。
ページメモリ2006には、先頭画素6001、主走査幅6004、主走査先端余白幅6005、主走査後端余白幅6006、主走査有効画素数6007、副走査幅6008、副走査先端余白幅6009、副走査後端余白幅6010、副走査有効画素数6011が書き込み用と読み込み用に各々独立して設定出来る。ここで余白に設定された部分は、ページメモリ2006に書き込まれる時に0データに置き換えられてページメモリに格納される。
つまり、図7において、画像データが用紙上に描画される有効画像領域は斜線部分6012に相当し、その外側は余白として、描画されない白抜き領域となる。
図8〜図10は、マーキングエンジン部1001のページメモリ2006上での画像の面付け処理状態を説明する概念図である。以下、マーキングエンジン部1001のページメモリ2006上での画像の面付け処理について説明する。
なお、図8〜図10はそれぞれ中綴じ時に1枚の用紙の片面にプリントされる画像、つまり2頁分の画像を表現している。また、図8〜図10はそれぞれ、図7と同様にYMCK4色の1色分を表している。
特に、図8は、中綴じ面付け時の前半頁のページメモリ2006への書き込みを表している。
マーキングエンジン部1001のシステムコントローラ2005は、制御部2001から中綴じ製本の指示を受けると、制御部2001から送られてくる画像2頁分に相当する用紙サイズのメモリをページメモリ2006上に確保する。すなわち、副走査側だけ倍のサイズである図8に示すメモリ領域である。
該サイズのメモリ領域は、中央部でメモリ前半部7100とメモリ後半部7200に論理的に分離されている。この時ページメモリ2006には、書き込み先頭画素7001、書き込み主走査幅7004、書き込み主走査先端余白幅7005、書き込み主走査後端余白幅7006、書き込み主走査有効画素数7007、書き込み副走査幅7008、書き込み副走査先端余白幅7009、書き込み副走査後端余白幅7010、書き込み副走査有効画素数7011が設定される。
この時、書き込み副走査後端余白幅7010と書き込み副走査有効画素数7011は、サドルフィニッシャが要求する中綴じの綴じ代幅を保証するように設定する。これによって、中綴じ面付け時の前半頁の画像が獲得されたページメモリのメモリ前半部7100に書き込まれる。この時、ページメモリのメモリ後半部7200は、獲得されているだけで処理されることはない。
図9は中綴じ面付け時の後半頁のページメモリ2006への書き込み状態を表している。図9で示すページメモリ2006は、図8で獲得したページメモリと同じメモリであり、図8のメモリ後半部7200に画像を書き込むことを表している。
この時、ページメモ2006には、書き込み先頭画素8001、書き込み主走査幅8004、書き込み主走査先端余白幅8005、書き込み主走査後端余白幅8006、書き込み主走査有効画素数8007、書き込み副走査幅8008、書き込み副走査先端余白幅8009、書き込み副走査後端余白幅8010、書き込み副走査有効画素数8011が設定される。
この時、書き込み副走査先端余白幅8009と書き込み副走査有効画素数8011は、サドルフィニッシャが要求する中綴じの綴じ代幅を保証するように設定する。これによって、中綴じ面付け時の後半頁の画像が獲得されたページメモリのメモリ後半部7200に書き込まれる。この時、ページメモリのメモリ前半部7100は、図8で書き込まれた前半頁画像が維持されている。
図10は、図8、図9で書き込まれた中綴じ面付け時の用紙1枚の片面全体画像のページメモリからの読み出し状態を表している。
この時、ページメモリ2006には、読み出し先頭画素9001、読み出し主走査幅9004、読み出し主走査先端余白幅9005、読み出し主走査後端余白幅9006、読み出し主走査有効画素数9007、読み出し副走査幅9008、読み出し副走査先端余白幅9009、読み出し副走査後端余白幅9010、読み出し副走査有効画素数9011が設定される。
図10のように前半頁と後半頁の2つの画像を張り合わした画像が、1枚の用紙の片面用としてメモリから読み出され、プリントされる。ここで、9012は、図8に示した前半頁の副走査後端余白と図9に示した後半頁の主走査後端余白を合わせたものとなり、中綴じ製本時の綴じ代になる。
図11は、本発明に係る画像処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、制御部2001において、中綴じ製本時に、総頁数の半分までRIPを行いストレージ2003に格納する手順に対応する。なお、S14001〜S14006は各ステップを示す。
まず、ステップS14001において、総頁数の半分の値を図2に示したプリンタドライバで設定された総頁数13002から算出する。ここで、総頁数は4の倍数に正規化してから「2」で割ることにより、総頁数の半分の値が算出される。
そして、ステップS14002において、現在RIP頁を第1頁に初期化する。次に、ステップS14003において、現在RIP頁を総頁数の半分と比較し、越えていると判断した場合は、ステップS14006に進みフローを抜け、現在RIP頁が総頁数以下ならステップS14004へ進む。
次に、ステップS14004において、画像頁データはRIPされ、図3に示したストレージ2003に格納される。次に、ステップS14005において、現在RIP頁がカウントアップされ、ステップS14003へ戻る。
図12は、本発明に係る画像処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、制御部2001において、中綴じ面付け用に頁の順序を入れ替えて画像データをマーキングエンジン部1001へ転送する制御手順に対応する。なお、S10001〜S10009は各ステップを示す。また、頁出力順序は、設定される製本モードに従う両面頁出力スケジュールにより決定されるものとする。
まず、ステップS10001において、センタ見開きの2頁を決定する。ここで、センタ見開きの2頁とは、中綴じの真ん中の用紙を見開いた時、その用紙にプリントされている左右2頁のことである。
また、センタ見開きの2頁は、中綴じ製本ジョブにおいて、最初にプリントされる画像でもある。このセンタ見開きの2頁とは、図11に示したステップS14001で「4」の倍数で正規化された総頁数を「2」で割った頁数の先頭頁側頁群の最後の頁と、それと同数の末尾頁側頁群の先頭の頁であり、例えば、総頁数12頁なら、第6頁と第7頁に相当する。
次に、ステップS10002において、左開き本か右開き本かを判定する。なお、製本の開き方の指定は、ホストコンピュータからプリンタドライバを通じて行う。
ここで、左開き本であると判定された場合は、ステップS10003へ進み、右開き本であると判定された場合は、ステップS10008へ進む。
そして、ステップS10003において、第1給紙用紙の表面の転送画像を決定する。ここでは、左開き本なので、第1給紙用紙の表面の前半用画像は先頭側頁群に設定され、先頭側頁群の現在頁は先頭側頁群の最後の頁となる。同様に第1給紙用紙の表面の後半用画像は末尾側頁群に設定され、末尾側頁群の現在頁は末尾側頁群の最初の頁となる。例えば、総頁数12頁なら、用紙の前半用画像が第6頁であり、用紙の後半用画像が第7頁である。
そして、ステップS10004において、用紙の前半用画像、後半用画像の順でマーキングエンジン部1001に対し、画像データを転送する。この時、先頭側頁群の画像データは、図11で説明したようにRIP済みなので、ストレージ2003から読み出して転送し、末尾側頁群の画像は、1頁RIPして1頁転送するようにする。
この時、総頁数の4の倍数への正規化により、末尾側頁群の原稿頁が存在しない場合は、白紙頁を生成し、末尾側頁として転送する。
そして、マーキングエンジン部1001は転送された2頁分の画像データを図8〜図10で説明したように面付けし、第1給紙用紙の第1面画像としてプリントする。
次に、ステップS10005において、転送した画像データの先頭側頁群の現在頁が第1頁か否かを判定して、第1頁であると判定した場合は、ステップS10009に進んで図12に示す制御を終了する。
一方、ステップS10005で、第1頁でないなら、ステップS10006へ進む。
そして、ステップS10006において、先頭側頁群の現在頁を1頁減算し、末尾側頁群の現在頁を1頁加算する。例えば、総頁数12頁なら、「6−1」と「7+1」で、第5頁と、第8頁となる。
次に、ステップS10007において、用紙の前半用画像と用紙の後半用画像にそれぞれ対応する頁群の先頭側、末尾側を入れ替える。
つまり前の転送で、前半用画像が先頭側頁群だったなら、今度の転送の前半用画像は末尾側頁群からの画像となり、同様に、前の転送で後半用画像が末尾側頁群だったなら、今度の転送の後半用画像は先頭側頁群からの画像となる。
例えば、先の総頁数12頁の例では、今度の転送の前半用画像は第8頁、後半用画像は第5頁となる。
そしてステップS10004に戻り、画像をマーキングエンジン部1001へ転送し、ステップS10005で、終了判定されるまで、同様の制御を繰り返す。
一方、ステップS10002で、右開き本であると判定した場合には、ステップS10003の代わりにステップS10008が実行される。
ステップS10008において、第1給紙用紙の表面の転送画像を決定する。この場合は、右開き本なので、第1給紙用紙の表面の前半用画像は末尾側頁群に設定され、末尾側頁群の現在頁は末尾側頁群の最初の頁となる。同様に第1給紙用紙の表面の後半用画像は先頭側頁群に設定され、先頭側頁群の現在頁は先頭側頁群の最後の頁となる。例えば、総頁数12頁なら、用紙の前半用画像が第7頁であり、用紙の後半用画像が第6頁である。
以上のような制御フローにより、例えば総頁数12頁の場合には、左開き本、右開き本のそれぞれにおいて、図13で示すような転送順序で対応するページの画像データP1〜P12が転送される。また、例えば総頁数12頁の場合の、左開き本、右開き本の製本例を図14に示す。
上記実施形態によれば、特定の面付け可能なアプリケーションソフトや、面付けされた画像を作成できるPDLコントローラや、プリンタのイメージサーバといった追加装備なしで、面付けされた画像を自動両面プリントし、自動中綴じ製本出来るようになり、自動中綴じ製本画像処理システムを低コストに提供することが可能となる。また、本発明により、全頁をRIP展開してから画像をマーキングエンジンに転送するより、ユーザのプリント開始から1冊目の製本完成までにかかる時間を短縮することが可能となる。
以下、図15に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像処理装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図15は、本発明に係る画像処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図11,図12に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1実施形態を示す画像処理装置を適用可能な画像処理システムの構成を説明する図である。 図1に示したホストコンピュータ上のプリンタドライバによる綴じ処理指定画面の一例を示す図である。 図1に示したマーキングエンジン部、PDLコントローラ部、サドルフィニッシャ部の制御構成を説明するためのブロック図である。 図1に示したマーキングエンジン部の一例を示す概略断面図である。 図1に示したサドルフィニッシャ部の一例を示す概略断面図である。 図5に示したサドル搬送路周辺の詳細構成を説明する要部断面図である。 図3に示したマーキングエンジン部のページメモリの構成を説明する概念図である。 マーキングエンジン部のページメモリ上での画像の面付け処理状態を説明する概念図である。 マーキングエンジン部のページメモリ上での画像の面付け処理状態を説明する概念図である。 マーキングエンジン部のページメモリ上での画像の面付け処理状態を説明する概念図である。 本発明に係る画像処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る画像処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 図3に示したPDLコントローラ部による画像データのページ転送順序を説明する図である。 本発明に係る画像処理装置における見開き別の中綴じ製本出力時のページ構成を説明する図である。 本発明に係る画像処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
1001 マーキングエンジン部
1002 PDLコントローラ部
1003 サドルフィニッシャ部
2001 PDLコントローラ
2003 ストレージ
2005 システムコントローラ
2006 ページメモリ
2007 エンジンコントローラ
2010 サドルコントローラ

Claims (12)

  1. 情報処理装置のプリンタドライバより生成されるPDLデータを解析して両面印刷処理された記録媒体に所定の製本処理を行うシート後処理装置を接続可能な画像処理装置であって、
    前記PDLデータを解析してプリンタエンジンが出力可能な画像データに展開する展開手段と、
    前記展開手段により総頁数の半数頁分のPDLデータを一括して画像データに展開させて記憶装置に蓄積する蓄積手段と、
    前記画像データを見開き単位で1頁となる2頁分の画像データを展開可能なページメモリと、
    前記シート後処理装置に対して設定される製本モードに従う両面頁出力スケジュールで決定される頁順序で前記記憶手段に記憶された展開済みの第1の画像データと前記PDLデータより前記展開手段が直前展開する第2の画像データとの前記ページメモリに対する書き込み転送を制御するデータ書込み制御と、前記ページメモリに書き込まれる2頁分の画像データを見開き1頁分の画像データとして読み出し、前記記録媒体の両面に製本モードで頁順序が揃う画像データを前記プリンタエンジンに転送するデータ転送制御とを行うページメモリ制御手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記PDLデータで指定される原稿データの総頁数を4の倍数に正規化し、端数の頁には白紙頁を原稿データの最後に追加する頁追加手段と、
    前記ページメモリに画像データを書き込む際に、画像データの4辺に白データを保証する保証手段と、
    有することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記シート後処理装置に対して設定される製本モードは、見開き2頁を中央で折り返して綴じ込む中綴じモードを含むことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記シート後処理装置は、サドルフィニッシャであることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. 前記PDLデータは、前記プリンタドライバより指定可能な総頁数データが含まれることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  6. 画像データを見開き単位で1頁となる2頁分の画像データを展開可能なページメモリを備え、情報処理装置のプリンタドライバより生成されるPDLデータを解析して両面印刷処理された記録媒体に所定の製本処理を行うシート後処理装置を接続可能な画像処理装置における画像処理方法であって、
    前記PDLデータを解析してプリンタエンジンが出力可能な画像データに展開する展開ステップと、
    前記展開ステップにより総頁数の半数頁分のPDLデータを一括して画像データに展開させて記憶装置に蓄積する蓄積ステップと、
    前記シート後処理装置に対して設定される製本モードに従う両面頁出力スケジュールで決定される頁順序で前記記憶手段に記憶された展開済みの第1の画像データと前記PDLデータより前記展開ステップが直前展開する第2の画像データとのページメモリに対する書き込み転送を制御するデータ書込み制御と、前記ページメモリに書き込まれる2頁分の画像データを見開き1頁分の画像データとして読み出し、前記記録媒体の両面に製本モードで頁順序が揃う画像データを前記プリンタエンジンに転送するデータ転送制御とを行うページメモリ制御ステップと、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  7. 前記PDLデータで指定される原稿データの総頁数を4の倍数に正規化し、端数の頁には白紙頁を原稿データの最後に追加する頁追加ステップと、
    前記ページメモリに画像データを書き込む際に、画像データの4辺に白データを保証する保証ステップと、
    を有することを特徴とする請求項6記載の画像処理方法。
  8. 前記シート後処理装置に対して設定される製本モードは、見開き2頁を中央で折り返して綴じ込む中綴じモードを含むことを特徴とする請求項6記載の画像処理方法。
  9. 前記シート後処理装置は、サドルフィニッシャであることを特徴とする請求項6記載の画像処理方法。
  10. 前記PDLデータは、前記プリンタドライバより指定可能な総頁数データが含まれることを特徴とする請求項6記載の画像処理方法。
  11. 請求項6〜10のいずれかに記載の画像処理方法を実現するプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  12. 請求項6〜10のいずれかに記載の画像処理方法を実現することを特徴とするプログラム。
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