JP2005103671A - ホブアーバ - Google Patents

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Terumasa Kuwabara
照征 桑原
Shogo Kitamura
正吾 北村
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Abstract

【課題】ホブを簡単に精度よく取付けることができるようにしたホブアーバを提供することである。
【解決手段】プルスタッド6を一端に有するシャフト1の一端部に、シャフト1に対して回り止めされたフランジ7と、シャフト1に対して軸方向に移動可能に支持されたテーパスリーブ8とを設ける。シャフト1の他端からシャフト1の外側にホブAを嵌合し、シャフト1の他端部にエンドカラー19を着脱自在に取付け、テーパスリーブ8を主軸Sのテーパ孔hに嵌合してプルスタッド6をドローバにより引張り、シャフト1と共に移動するエンドカラー19とフランジ7とでホブAを締付けるようにする。
【選択図】図1

Description

この発明は歯車の歯切り用のホブを支持するホブアーバに関するものである。
歯切り用ホブを支持するホブアーバとして図4に示したものが従来から知られている。このホブアーバは、マシニングセンタの主軸S先端面に形成されたテーパ孔hに挿入されるテーパシャンク部21の大径端にフランジ22を設け、そのフランジ22の端面にストレートシャンク部23を設け、そのストレートシャンク部23の先端にねじ軸部24を形成し、このねじ軸部24の先端からストレートシャンク部23に歯切り用ホブAおよびカラー25を順に嵌合したのち、ねじ軸部24に締付ナット26をねじ係合し、その締付ナット26の締付けによりホブAをフランジ22に押し付けるようにしている。
ところで、上記従来のホブアーバにおいては、ホブAの取付けの都度、締付ナット26を回転させる必要があるため、作業性が悪い。また、締付ナット26の締付け力に大きなバラツキが生じ易く、その締付け力のバラツキによりホブAに振れが生じる。このため、ホブの振れを測定し、修正後にホブアーバを主軸に取付ける必要がある。
この発明の課題は、ホブを簡単に精度よく取付けることができるようにしたホブアーバを提供することである。
上記の課題を解決するために、この発明においては、歯切り用ホブが着脱自在に嵌合されるシャフトの一端に工作機械に設けられたドローバに対して係脱可能なプルスタッドを設け、前記シャフトの一端部には工作機械の主軸に形成されたテーパ孔に嵌合されるフランジ付きテーパスリーブを軸方向にスライド自在に嵌合して回り止めし、前記シャフトの他端部には歯切り用ホブを抜け止めするエンドカラーを着脱自在に取付けた構成を採用したのである。
上記の構成から成るホブアーバにおいて、前記フランジ付きテーパスリーブを、フランジとテーパスリーブとに分割し、前記フランジをシャフトに対して回り止めし、前記テーパスリーブを軸方向に移動自在に支持し、そのテーパスリーブとフランジとの間に両部品を相反する方向に押圧する弾性部材を組込むようにしてもよい。
また、エンドカラーを着脱自在とする手段として、シャフトの他端部に周方向の係合溝と、シャフト端面から係合溝に至る軸方向の案内溝とを設け、エンドカラーの内周には案内溝から係合溝に挿入される突出部を設けた構成から成るものを採用することができる。
上記の構成から成るホブアーバによれば、シャフトにホブを嵌合し、シャフトの他端部にエンドカラーを取付けてホブを抜け止めしたのち、主軸のテーパ孔にテーパスリーブを嵌合し、ドローバによりプルスタッドを引張ると、テーパスリーブの外周のテーパ面が主軸のテーパ孔のテーパ内面に密着してテーパスリーブが取付け状態に保持され、そのテーパスリーブに対してシャフトが主軸側に引き寄せられるため、エンドカラーがホブをテーパスリーブのフランジに押し付けることになる。
このとき、ドローバは一定の引張り力でシャフトを主軸側に引き寄せるため、ホブを一定の締付け力で締付けることができると共に、その締付け力はホブの中心軸上に負荷されるので、振れの少ないきわめて安定した精度の高い取付け状態を得ることができる。
また、ホブアーバの取付けと同時にホブの締付けを行なうことができるため、ホブをきわめて簡単に取付けることができる。
ここで、フランジ付きテーパスリーブをシャフトに対して回り止めされるフランジと、軸方向に移動可能なテーパスリーブとに分割して、そのフランジとテーパスリーブ間に弾性部材を組込むようにすると、主軸に対するホブアーバの取付け状態において、テーパスリーブのテーパ面はテーパ孔の内面の密着して拘束され、また、フランジは主軸の端面に密着して拘束されるため、ホブアーバは2面が拘束されることになり、主軸に対してホブアーバをきわめて高精度に取付けることができる。
また、エンドカラーの取付けに際し、シャフトの他端部に周方向の係合溝と、シャフト端面から係合溝に至る軸方向の案内溝を形成し、エンドカラーの内周に突出部を設けることにより、上記突出部を案内溝に挿入してエンドカラーを軸方向に移動させ、その突出部が係合溝に臨む状態でエンドカラーを回転させることにより、突出部が係合溝に係合するため、エンドカラーをきわめて簡単に取付けることができ、ホブの取付け作業を能率よく行なうことができる。
以下、この発明の実施形態を図1乃至図3に基づいて説明する。図示のように、シャフト1は、ホブAを支持するストレート軸部2と、その一端に設けられた小径軸部3とを有し、上記ストレート軸部2の外周にはホブAを回り止めする軸方向に長いキー溝4が形成されている。
小径軸部3の端面にはねじ孔5が形成され、そのねじ孔5にプルスタッド6の端部に設けられたねじ軸部6aがねじ係合されている。
小径軸部3の外側には、フランジ7とテーパスリーブ8が嵌合されている。テーパスリーブ8はマシニングセンタ等の工作機械の主軸Sに設けられたテーパ孔hに対して嵌合可能とされている。このテーパスリーブ8は軸方向に移動自在の支持とされ、小径軸部3の端部外周に取付けられた止め輪9によって抜け止めされている。
テーパスリーブ8の大径端側の端部には円板10が設けられ、その円板10はフランジ7の一端面に形成された凹部11に嵌合されている。凹部11の端面には複数のばね収納孔12が周方向に間隔をおいて設けられ、各ばね収納孔12内に収納された弾性部材としてのスプリング13はテーパスリーブ8とフランジ7を互に離反する方向に押圧している。
フランジ7の内周にはストレート軸部2の一端部外周に設けられた平坦な係合面14と係合する係合突部15が設けられ、その係合突部15と係合面14の係合によってフランジ7はシャフト1に回り止めされている。
また、フランジ7の外周には複数の切欠部16が形成されている。切欠部16は主軸Sの端面に設けられた図示省略のドライブキーと係合可能とされ、そのドライブキーと切欠部16の係合によって主軸Sの回転がフランジ7を介してシャフト1に伝達されるようになっている。
ストレート軸部2の他端部には周方向の係合溝17と、シャフト端面からその係合溝17に至る複数の軸方向の案内溝18とが設けられている。
ストレート軸部2の他端部にはエンドカラー19が設けられ、そのエンドカラー19の内周に設けられた複数の突出部20は案内溝18から係合溝17内に挿入可能とされている。このため、エンドカラー19はシャフト1に対して着脱自在とされ、上記突出部20と係合溝17の係合によって抜け止めされる。
実施の形態で示すホブアーバは上記の構造から成り、ホブAはシャフト1の他端からストレート軸部2に嵌合され、エンドカラー19の取付けによって抜け止めされる。
エンドカラー19の取付けに際しては、案内溝18に突出部20を挿入してエンドカラー19を軸方向に移動させ、上記突出部20が係合溝17に臨む位置でエンドカラー19を回転させて、突出部20を案内溝18に対して周方向に位置をずらせるようにする。
上記のようにしてホブアーバにホブAをセットしたのち、テーパスリーブ8を主軸Sのテーパ孔hに嵌合し、図示省略したドローバでプルスタッド6に引張り力を付与すると、テーパスリーブ8の外周のテーパ面8aがテーパ孔hの内面に密着する。その状態からプルスタッド6がさらに引かれるとフランジ7の端面が主軸Sの端面に密着する。
このため、ホブアーバはテーパスリーブ8のテーパ面8aおよびフランジ7の端面が拘束される2面拘束状態とされ、ホブアーバはきわめて精度の高い取付けとされる。
また、ドローバによりプルスタッド6に引張り力を付与することにより、シャフト1と共にエンドカラー19が引き寄せられるため、エンドカラー19はフランジ7とでホブAを締めつけることになる。
このとき、ドローバの引張り力は予め一定の大きさとされているため、ホブAはほぼ一定の締付け力で締付けられることになり、その締付け力はホブAの中心軸上に作用するので、ホブAをきわめて高精度に安定よく取付けることができる。
また、ホブアーバの取付けと同時にホブAの締付けを行なうことができるため、ホブAを簡単に取付けることができる。
さらに、エンドカラー19の内周に設けた突出部20を軸方向の案内溝18に挿入してエンドカラー19を軸方向に移動させ、その突出部20が係合溝17に臨む状態でエンドカラー19を回転させることにより、係合溝17に突出部20が係合してエンドカラー19を取付け状態とされるため、エンドカラー19をきわめて簡単に取付けることができ、ホブAの取付け作業を能率よく行なうことができる。
実施の形態では、テーパスリーブ8とフランジ7とを別部品としたが、テーパスリーブ8とフランジ7とを一体化して、シャフト1に対して回り止めし、かつ軸方向に移動自在に支持してもよい。この場合、フランジ付きテーパスリーブは一面拘束の支持とされて取付け精度は低下するものの、実施形態で示す場合と同様に、ホブAを一定の締付け力で締付けることができるため、ホブAを精度よく取付けることができる。
この発明に係るホブアーバの実施形態を示す縦断正面図 図1のII−II線に沿った断面図 図1のIII−III線に沿った断面図 従来のホブアーバを示す縦断正面図
符号の説明
1 シャフト
6 プルスタッド
7 フランジ
8 テーパスリーブ
13 スプリング(弾性部材)
17 係合溝
18 案内溝
19 エンドカラー
20 突出部
A ホブ
S 主軸
h テーパ孔

Claims (3)

  1. 歯切り用ホブが着脱自在に嵌合されるシャフトの一端に工作機械に設けられたドローバに対して係脱可能なプルスタッドを設け、前記シャフトの一端部には工作機械の主軸に形成されたテーパ孔に嵌合されるフランジ付きテーパスリーブを軸方向にスライド自在に嵌合して回り止めし、前記シャフトの他端部には歯切り用ホブを抜け止めするエンドカラーを着脱自在に取付けたホブアーバ。
  2. 前記フランジ付きテーパスリーブを、フランジとテーパスリーブとに分割し、前記フランジをシャフトに対して回り止めし、前記テーパスリーブを軸方向に移動自在に支持し、そのテーパスリーブとフランジとの間に両部品を相反する方向に押圧する弾性部材を組込んだ請求項1に記載のホブアーバ。
  3. 前記エンドカラーを着脱自在とする手段が、シャフトの他端部に周方向の係合溝と、シャフト端面から係合溝に至る軸方向の案内溝とを設け、エンドカラーの内周には案内溝から係合溝に挿入される突出部を設けた構成から成る請求項1又は2に記載のホブアーバ。
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