JP4705977B2 - チャック装置 - Google Patents

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本発明は、旋盤、フライス盤等に適用されるチャック装置に関し、特に、被加工物を高精度でかつ容易に締結することができるチャック装置に関する。
チャック装置には種々のタイプのものであり、例えば、表面側に3つのガイド溝を有するチャック本体と、チャック本体の各ガイド溝内に摺動可能に設けられるチャック爪と、チャック本体内に回転自在に設けられるとともに、チャック爪の裏面側の歯と相互に噛合するスクロール歯を表面側に有するスクロール歯車と、スクロール歯車の裏面側の傘歯と相互に噛合する傘歯を有する傘歯車とを備えたスクロールチャック装置が知られている。
このような構成のスクロールチャック装置にあっては、ハンドルによって傘歯車を回転させることにより、それに連動してスクロール歯車が回転し、スクロール歯車の回転に追従して各チャック爪が各ガイド溝内を摺動し、チャック本体の中心部に挿入される被加工物が3つのチャック爪によって締結される(例えば、特許文献1参照。)。
特開昭61−56809号公報
ところで、上記のような構成のスクロールチャック装置にあっては、スクロール歯車の回転によってチャック爪を溝内を移動させて、チャック爪を被加工物の周面に当接させることにより被加工物を締結しているため、スクロール歯車とチャック爪との噛合部分又は溝が摩耗してガタが生じた場合に、そのガタによってチャック爪による被加工物の締結力が低下し、被加工物の加工時に芯ブレが生じ、被加工物の加工精度が著しく低下してしまう。
また、被加工物を締結する場合に、チャック爪による締結力を高めるために、ハンドルによって傘歯車を強い力で回転させなければならないため、大量の被加工物を連続して加工するような場合に作業効率が悪化する。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みなされたものであって、被加工物の締結精度が高く、被加工物が芯ブレを起こすようなことがなく、高精度で被加工物を加工することができるとともに、大量の被加工物を連続して加工する場合においても、作業効率を高めることができるチャック装置を提供することを目的とする。
上記のような課題を解決するために、本発明は、以下のような手段を採用している。
すなわち、請求項1に係る考案は、チャック本体と、該チャック本体に着脱自在に取り付けられるコレット受けと、該コレット受けに直動可能に取り付けられ、内周側で被加工物の外周側を締結するコレットと、前記チャック本体に設けられて、前記コレットに前記被加工物を締結させる締結機構とを備え、前記締結機構は、前記チャック本体に回転可能に設けられる第1歯車と、該第1歯車に連動して回転する第2歯車と、第2歯車に螺合し、且つ、前記チャック本体に立設された支持ピンに支持されることにより回転が阻止され、当該第2歯車の回転に連動して回転することなく直動する移動フランジと、該移動フランジに対して位置調整可能に固定され、且つ前記コレットに螺合する調整ねじとからなり、前記移動フランジに追従して前記コレットが直動することにより、前記コレットの内周側で前記被加工物の外周側が締結されることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る発明は、チャック本体と、該チャック本体に着脱自在に取り付けられるコレット受けと、該コレット受けに着脱自在に取り付けられ、外周側で被加工物の内周側を締結するコレットと、コレットに直動可能に取り付けられる引き棒と、前記チャック本体に設けられて、前記コレットに前記被加工物を締結させる締結機構とを備え、前記締結機構は、前記チャック本体に回転可能に設けられる第1歯車と、該第1歯車に連動して回転する第2歯車と、第2歯車に螺合し、且つ、前記チャック本体に立設された支持ピンに支持されることにより回転が阻止され、当該第2歯車の回転に連動して回転することなく直動する移動フランジと、該移動フランジに対して位置調整可能に固定され、且つ前記引き棒に螺合する調整ねじとからなり、前記移動フランジに追従して前記引き棒が直動することにより、前記コレットの外周側で前記被加工物の内周側が締結されることを特徴とする。
さらに、本発明の請求項3に係る発明は、請求項1に記載のチャック装置であって、前記調製ねじは、前記移動フランジに対する取付け位置の調整が可能に構成され、該調整ねじの前記移動フランジに対する取付け位置を調整することにより、前記コレットの前記コレット受けに対する相対的な取付け位置が調整可能に構成されていることを特徴とする。
さらに、本発明の請求項4に係る発明は、請求項3に記載のチャック装置であって、前記調整ねじには、ストッパーが取付け位置の調整が可能に取り付けられ、該ストッパーに被加工物を当接させることにより、前記コレットに対する被加工物の取付け位置の調整が可能に構成されていることを特徴とする。
さらに、本発明の請求項5に係る発明は、請求項2に記載のチャック装置であって、前記調整ねじは、前記移動フランジに対する取付け位置の調整が可能に構成され、該調整ねじの前記移動フランジに対する取付け位置を調整することにより、前記引き棒の前記コレットに対する相対的な取付位置が調整可能に構成されていることを特徴とする。
以上、説明したように本発明によるチャック装置によれば、締結機構の第1歯車を回転させることにより、第1歯車に連動して第2歯車が回転し、第2歯車に連結して移動フランジが直動し、移動フランジに追従してコレット又は引き棒が直動し、コレットの内周側で被加工物の外周側を締結することができ、又はコレットの外周側で被加工物の内周側を締結することができる。
従って、第1歯車と第2歯との噛合部分が摩耗してガタが生じても、そのガタによって被加工物の締結が影響を受けるようなことはなく、所定の締結力が確実に得られることになり、被加工物の加工の際に芯ブレが生じるようなことはなく、被加工物の加工精度を高めることができる。
また、第1歯車及び第2歯車の回転運動を移動フランジにより直線運動に変換し、移動フランジに追従してコレット又は引き棒を直動させることによりコレットに被加工物を締結させているので、第1歯車を強い力で回転させることなく、被加工物をコレットに締結させることができる。従って、大量の被加工物を加工する際の作業効率を高めることができる。
さらに、調整ねじによりコレットのコレット受けに対する相対的な取付け位置、引き棒のコレットに対する相対的な取付け位置を調整することができるので、他の種類の被加工物に変える際の段取り作業が容易となる。
さらに、ストッパーによって被加工物の取付け位置を調整することができるので、被加工物を取り付ける際の取付け位置の調整が容易となる。
以下、図面に示す本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図10には、本発明によるチャック装置の一実施の形態が示されていて、図1は全体を示す縦断面図、図2は図1の部分側面図、図3はチャック本体の縦断面図、図4は第1歯車の正面図、図5は第2歯車の断面図、図6及び図7は軸受の断面図、図8は歯車押えの断面図、図9は移動フランジの断面図、図10は調整ねじの断面図である。
すなわち、このチャック装置1は、所謂コレクトチャックであって、チャック本体2と、チャック本体2に着脱自在に取り付けられるコレット受け12と、コレット受け12に着脱自在に取り付けられるコレット18と、チャック本体2に設けられる締結機構23とを備えている。
チャック本体2は、図1及び図3に示すように、円板状をなすものであって、中央部に軸線方向に貫通した状態でコレット受け用の孔3が設けられ、このコレット受け用の孔3内に後述するコレット受け12が着脱自在に取り付けられる。チャック本体2の裏面側には、締結機構用の溝4がコレット受け用の孔3を中心として環状に設けられ、この締結機構用の溝4内に後述する締結機構23が設けられる。
コレット受け12は、図1に示すように、略円筒状をなすものであって、内周面の長手方向の一端部が所定の角度のテーパ面13に形成され、このテーパ面13に後述するコレット18の外周面のテーパ面20が嵌合される。
コレット受け12の外周面には環状のフランジ14が一体に設けられ、コレット受け12をチャック本体2のコレット受け用の孔3内に挿入したときに、このフランジ14がチャック本体2の表面に当接することにより、コレット受け12のコレット受け用の孔3内へのそれ以上の挿入が制限される。コレット受け12は、フランジ14の外側に環状の固定フランジ15を位置し、この固定フランジ15の複数箇所をボルト16によりチャック本体2に固定することにより、チャック本体2に固定される。
コレット受け12には、コレット受け12を軸線と直交する方向に貫通する回り止め用のねじ17が1箇所に設けられ、この回り止め用のねじ17の先端部をコレット受け12の内周側に取り付けられるコレット18のキー溝21内に係合させることにより、コレット受け12の内周側でコレット18が回動するのが阻止される。
コレット18は、図1及び図2に示すように、略筒状をなすものであって、一端部に被加工物65を締結するためのコレット部19が一体に設けられている。コレット部19は、外周面がコレット受け12の内周面のテーパ面13と合致する角度のテーパ面20に形成されるとともに、軸線方向に3つ割りに形成され、この3つ割りにより縮径可能に構成されている。コレット部19の内径は、被加工物65の外径に応じた寸法に設定される。
コレット18の外周面のコレット受け12の回り止め用のねじ17に対応する部分にはキー溝21が設けられ、このキー溝21に回り止め用のねじ17の先端部を係合させることにより、コレット18がコレット受け12の内周側で回動するのが阻止される。
コレット18の他端部外周面には所定のねじ22が螺設され、このねじ22を後述する調整ねじ50の内周側の第1ねじ孔55に螺合させることにより、調整ねじ50を介してコレット18が後述する移動フランジ47に取り付けられる。
締結機構用の溝4は、図3に示すように、コレット受け用の孔3に連設される第1溝5と、第1溝5の外側に設けられる第1溝5よりも深い第2溝6と、第2溝6の外側に設けられる第2溝6よりも深い第3溝7と、第3溝7の外側に設けられる第1溝5よりも浅い第4溝8の4つの溝5〜8から構成され、この4つの溝5〜8からなる締結機構用の溝4内に締結機構23が設けられている。コレット受け用の孔3と第1溝5との境界部には筒状の支持部11が突出した状態で一体に設けられ、これにより、コレット18の交換作業時等に、締結機構23の第1傘歯車24と第2傘歯車31との噛合部等に塵等が侵入するのを防止している。
チャック本体2の締結機構用の溝4の第3溝7の外周面には、周方向に向かって所定の間隔ごとに(本実施の形態においては120度間隔ごとに3箇所)にチャック本体2の外周面との間を連通する第1傘歯車用支持孔穴9が設けられ、各第1傘歯車用支持穴9に対応する第3溝7の内周面の部分にはそれぞれ所定の深さの支持穴10が設けられている。
締結機構23は、図1に示すように、締結機構用の溝4の第3溝7内に周方向に向かって所定の間隔ごとに(本実施の形態においては120度間隔ごとに3箇所)に設けられる1傘歯車24と、第2溝6から第3溝7にかけて設けられるとともに、第1傘歯車24と相互に噛合する第2傘歯車31と、第1溝5からコレット受け用の孔3にかけて設けられ、第2傘歯車31に螺着される移動フランジ47と、移動フランジ47に螺着される調整ねじ50と、調整ねじ50を移動フランジ47に固定する固定ナット59とから構成されている。
第1傘歯車24は、図4に示すように、周面に傘歯26が設けられる略円錐台形状の傘歯車本体25と、傘歯車本体25の一方の側面の中央部に突出した状態で一体に設けられる丸棒状の支持軸27と、傘歯車本体25の他方の側面に設けられる四角形状のハンドル用角穴28とから構成されている。
第1傘歯車24は、図1に示すように、チャック本体2の外側から第1傘歯車用支持穴9内に挿入し、チャック本体2の第3溝7の内周面の支持穴10内に支持軸27を挿入し、傘歯車本体25の周面の半円溝25a内に支持ピン30を挿通させることで、チャック本体2の軸線と平行する方向に回転可能に支持される。第1傘歯車24の歯車本体25の周面には、傘歯26に隣接する部分に断面半円形状の環状の半円溝25aが設けられ、この半円溝25a内にチャック本体2に取り付けられる支持ピン30の一部(第1傘歯車用支持穴9内に露出している部分)が係合され、第1傘歯車24が第3溝7内から脱落するのが防止されている。
第1傘歯車24は、図1に示すように、チャック本体2の外側からチャック本体2の第1傘歯車用支持穴9に組み込まれている傘歯車本体25のハンドル用角穴28内にハンドル46の先端部を挿入し、ハンドル46を回転させることにより、ハンドル46の回転に追従して回転し、第1傘歯車24に噛合する第2傘歯車31が第1傘歯車24に連動して回転する。
第2傘歯車31は、図1及び図5に示すように、略円板状をなすものであって、中心部に軸線方向に貫通した状態でねじ孔32が設けられ、このねじ孔32内に後述する移動フランジ47が螺着されている。第2傘歯車31の一方の側面の外周縁部には、ねじ孔32を中心として傘歯33が環状に設けられ、この傘歯33と第1傘歯車24の傘歯26とが相互に噛合している。
第2傘歯車31の一方の側面の内周縁部には、傘歯33よりも一段低い段部34がねじ孔32を中心として環状に設けられ、この段部34とチャック本体2の第2溝6との間に第2傘歯車31を回転自在に支持する軸受40が介装されている。
軸受40は、図1、図6及び図7に示すように、内周面がチャック本体2の第2溝6の内周面に嵌合される環状のインナーレース41と、外周面が第2傘歯車31の段部34の外周面に嵌合される環状のアウターレース43と、インナーレース41とアウターレース43との間に転動可能に介装される複数のボール45とから構成されている。
インナーレース41のアウターレース43との対向面の外周縁部には、アウターレース43の方向に突出する突出部42が全周に亘って環状に設けられ、アウターレース43のインナーレース41との対向面の内周縁部には、インナーレース41の方向に突出する突出部44が全周に亘って環状に設けられ、これらの突出部42、44によってチャック本体2に対しての第2傘歯車31の軸受の役割を持たせ、芯ブレ精度を保持しているので、両レース41、43間からボール45が脱落するのが防止されている。
第2傘歯車31の他方の側面の外周縁部には、図1及び図5に示すように、ねじ孔32を中心として一段低い段部35が環状に設けられ、この段部35とチャック本体2の第4溝8との間に環状の歯車押え36が装着され、この歯車押え36により第2傘歯車31がチャック本体2の締結機構用の溝4から脱落するのが防止される。歯車押え36は、図8に示すように、第2傘歯車31の段部35内に挿入される本体部37と、本体部37から径方向外方に環状に張り出るフランジ部38とからなり、フランジ部38の複数箇所をねじ39によりチャック本体2の第4溝8の底部に固定することにより、歯車押え36がチャック本体2に固定される。
移動フランジ47は、図1及び図9に示すように、略円板状をなすものであって、外周面に第2傘歯車31の中心部のねじ孔32と合致するねじ48が設けられ、この外周面のねじ48を第2傘歯車31のねじ孔32に螺合させることにより、移動フランジ47が第2傘歯車31のねじ孔32に取り付けられる。
移動フランジ47の中央部には、軸線方向に貫通するねじ孔49が設けられ、このねじ孔49内に後述する調整ねじ50の外周面のねじ51を螺合させることにより、移動フランジ47のねじ孔49に調整ねじ50が取り付けられる。
移動フランジ47の一方の側面には、ねじ孔49を中心とする環状の凹部52が設けられ、この凹部52の内周面をチャック本体3の支持部11の外周面に嵌合させることにより、第1傘歯車24と第2傘歯車31の噛合部に塵等が侵入するのを防止している。
移動フランジ47の外周縁部には、周方向に向かって所定の間隔ごとに3箇所に移動フランジ支持用ピン孔53が貫通した状態で設けられ、各移動フランジ支持用ピン孔53内にはチャック本体2の第3溝7の底部に立設されている支持ピン54がそれぞれ圧入固定され、これにより、移動フランジ47が支持ピン54に支持されるとともに、移動フランジ47の回転が阻止され、移動フランジ47は、第2傘歯車31の回転に追従してねじ孔32とねじ48との協働により、チャック本体2の軸線方向に移動することになる。
調整ねじ50は、図1及び図10に示すように、略筒状をなすものであって、外周面に移動フランジ47の中心部のねじ孔49と合致するねじ51が設けられ、この外周面のねじ51を移動フランジ47のねじ孔49に螺合させることにより、調整ねじ50が移動フランジ47に取り付けられる。調整ねじ50の外周面には固定ナット59が螺着され、この固定ナット59を締め付けることにより、調整ねじ50が移動フランジ47のねじ孔49に固定される。調整ねじ50の移動フランジ47に対する取付け位置は、調整ねじ50の移動フランジ47に対するねじ込み量を調整することにより調整することができ、調整ねじ50に螺着されるコレット18のコレット受け12に対する相対的な位置を調整することができる。
調整ねじ50の内周面は、第1ねじ孔55と、第1ねじ孔55よりも小径の第2ねじ孔56の2段に形成され、第1ねじ孔55にコレット18の外周面のねじ22が螺合され、第2ねじ孔56に後述するストッパー60の外周面のねじ61が螺合される。
調整ねじ50の一端部外周面には、調整ねじ50を軸線と直交する方向に貫通する調整ねじ回し用孔58が周方向に向かって等配に3箇所に設けられ、各調整ねじ回し用孔58内にピン等を差し込むことにより、ピン等を介して調整ねじ50を回すことができる。
調整ねじ50の外周面のねじ51を移動フランジ47のねじ孔49に螺合させることにより調整ねじ50を移動フランジ47に取り付け、調整ねじ50の第1ねじ孔55にコレット18の外周面のねじ22を螺合させ、調整ねじ50にコレット18を取り付けることにより、移動フランジ47の軸線方向への移動に追従してコレット18が軸線方向に移動することになる。
ストッパー60は、外周面にねじ61が螺設される丸棒状をなすものであって、外周面のねじ61を調整ねじ50の第2ねじ孔56内に螺合させることにより調整ねじ50に取り付けられる。この場合、ストッパー60の調整ねじ50に対する螺合位置を調整することにより、調整ねじ50に取り付けられるコレット18内へのストッパー60の突出量を調整することができる。ストッパー60の先端面に被加工物65を当接させることにより、被加工物65のコレット18に対する軸線方向の位置決めを行うことができる。
そして、上記のように構成したチャック装置1のコレット18の内周側に被加工物65を挿入し、被加工物65の先端をストッパー60に当接させ、この状態でハンドル用角穴28内にハンドル46の先端部を挿入し、第1傘歯車24を回転させる。
そして、ハンドル46を一方向に回転させて第1傘歯車24を一方向に回転させると、第1傘歯車24に連動して第2傘歯車31が回転し、第2傘歯車31の回転が第2傘歯車31のねじ孔32と移動フランジ47のねじ48との協働によって軸線方向への直線運動に変換され、移動フランジ47が軸線方向の一方向(図中、左方向)に移動し、移動フランジ47に追従して調整ねじ50を介してコレット18が同一方向に移動し、コレット18のコレット部19のテーパ面20がコレット受け12のテーパ面13に嵌合され、コレット部19が縮径されてコレット18に被加工物65が締結される。
そして、ハンドル46を他方向に回転させて第1傘歯車24を他方向に回転させることにより、第1傘歯車24に連動して第2傘歯車31が回転し、第2傘歯車31の回転が2傘歯車31のねじ孔と32移動フランジ47のねじ48との協働によって軸線方向への直線運動に変換され、移動フランジ47が軸線方向の他方向(図中、右方向)に移動し、移動フランジ47に追従して調整ねじ50を介してコレット18が同一方向に移動し、コレット18のコレット部19のテーパ面20とコレット受け12のテーパ面13との嵌合状態が解除され、コレット部19が縮径した状態から元の状態に復帰し、被加工物65の締結状態が解除される。
上記のように構成した本実施の形態によるチャック装置1にあっては、コレット18を軸線方向に移動させて、コレット18のテーパ面20をコレット受け12のテーパ面13に嵌合させることにより、コレット18の内周側に被加工物65を締結しているので、被加工物65を高精度で取り付けることがでる。従って、旋盤等に取り付けて被加工物65の加工を行う場合に、芯ブレが生じるようなことはなく、被加工物65を高精度で加工することができる。
また、コレット18を軸線方向に移動させる締結機構23は、第1傘歯車24、第2傘歯車31、移動フランジ47、及び調整ねじ50からなる簡単な構造のものであるので、メンテナンスを容易にすることができる。
さらに、第1傘歯車24及び第2傘歯車31の回転運動を、第2傘歯車31のねじ孔32と移動フランジ47のねじ48との協働によって直線運動に変換し、移動フランジ47と一体に調整ねじ50を介してコレット18を軸線方向に移動させているので、第1傘歯車24と第2傘歯車31との噛合状態が摩耗等によって変化しても、被加工物65の締結状態に影響を与えるようなことはない。従って、常に一定の締結力で被加工物65を締結することができるので、大量の被加工物65の加工を連続して行っても締結精度が低下するようなことはなく、一定の加工精度を維持することができる。
さらに、第2傘歯車31とチャック本体2との間には軸受40が設けられているので、第2傘歯車31の回転がチャック本体2との間の摩擦によって影響を受けるようなことはなく、第2傘歯車31の回転を円滑に移動フランジ47側に伝達させることができるとともに、コレット18を引き込む際に接触面における回転摩擦を円滑に移動フランジ47側に伝達させることができ、確実にコレット18に被加工物65を締結することができる。
さらに、軸受40は、アウターレース43とインナーレース41との間にボール45を介装させただけの簡単な構造のものであるので、メンテナンスを容易にすることができる。また、両レース41、43の両突出部42、44によってチャック本体2に対しての第2傘歯車31の軸受の役割を持たせ、芯ブレ精度を保持しているので、軸受40としての機能を維持し続けることができる。
さらに、調整ねじ50の移動フランジ47に対する取付け位置を調整することにより、コレット18のコレット受け12に対する相対的な取付け位置を調整することができるので、被加工物65の大きさに応じて段取り代えを行う場合の作業が容易となる。
図11には、本発明によるチャック装置の第2の実施の形態が示されていて、このチャック装置1は、被加工物65の内周側をコレット18に締結するように構成したものであって、その他の構成は前記第1の実施の形態に示すものと同様である。
すなわち、本実施の形態に示すチャック装置1は、コレット受け12、コレット18、ストッパー60の構成が異なるだけで、その他の構成は前記第1の実施の形態に示すものと同様の構成を有しているので、同一の部分には同一の番号を付してその詳細な説明は省略し、異なる部分についてのみ説明するものとする。
コレット受け12は、筒状をなすものであって、内周側に第1の実施の形態に示すコレット受け12のようなテーパ面13は形成されていない。このコレット受け12は、チャック本体2のコレット受け用の孔3内に挿入し、固定フランジ15によってチャック本体2に固定される。
コレット18は、略筒状をなすものであって、一端部にコレット部19が設けられている。コレット部19は、軸線方向に4つ割りに形成され、このコレット部19の外周側に筒状の被加工物65が取り付けられる。コレット部19の内周面は所定の角度のテーパ面20に形成される。コレット18の内周側には引き棒70が挿着される。
引き棒70は、丸棒状をなすものであって、一端部外周面がコレット部19の内周面のテーパ面20と合致するテーパ面71に形成され、このテーパ面71をコレット部19のテーパ面20に嵌合させることにより、コレット部19が拡径されてコレット部19の外周側に被加工物65が締結される。
引き棒70の他端部は、コレット18から所定の長さ突出し、その突出している部分の先端部は所定のねじ72に形成され、このねじ72がストッパーの先端面に設けられているねじ孔62に螺合させることにより、引き棒70がストッパー60に取り付けられる。
これにより、移動フランジ47に追従して調整ねじ50及びストッパー60を介して引き棒70が軸線方向に移動し、コレット18のコレット部19のテーパ面20に引き棒70のテーパ面71が嵌合し、コレット部19が拡径され、コレット部19の外周側に被加工物65が締結される。
そして、上記のように構成したチャック装置1のコレット18のコレット部19の外周側に被加工物65を被嵌させ、この状態でハンドル用角穴28内にハンドル46の先端部を挿入し、第1傘歯車24を回転させる。
そして、ハンドル46を一方向に回転させて第1傘歯車24を一方向に回転させると、第1傘歯車24に連動して第2傘歯車31が回転し、第2傘歯車31の回転が第2傘歯車31のねじ孔32と移動フランジ47のねじ48との協働によって軸線方向への直線運動に変換され、移動フランジ47が軸線方向の一方向(図中、左方向)に移動し、移動フランジ47に追従して調整ねじ50及びストッパー60を介して引き棒70が同一方向に移動し、引き棒70のテーパ面71がコレット18のコレット部19のテーパ面20に嵌合され、コレット部19が拡径されてコレット部19の外周側に被加工物65が締結される。
そして、ハンドル46を他方向に回転させて第1傘歯車24を他方向に回転させることにより、第1傘歯車24に連動して第2傘歯車31が回転し、第2傘歯車31の回転が2傘歯車31のねじ孔32と移動フランジ47のねじ48との協働によって軸線方向への直線運動に変換され、移動フランジ47が軸線方向の他方向(図中、右方向)に移動し、移動フランジ47に追従して調整ねじ50及びストッパー60を介して引き棒70が同一方向に移動し、引き棒70のテーパ面71とコレット部19のテーパ面20との嵌合状態が解除され、コレット部19が拡径した状態から元の状態に復帰し、被加工物65の締結状態が解除される。
上記のように構成した本実施の形態によるチャック装置1にあっても、前記第1の実施の形態に示すものと同様に、引き棒70を軸線方向に移動させて、引き棒70のテーパ面71をコレット18のコレット部19のテーパ面20に嵌合させることにより、コレット18のコレット部19の外周側に被加工物65を締結しているので、被加工物65を高精度で取り付けることがでる。従って、旋盤等に取り付けて被加工物65の加工を行う場合に、芯ブレが生じるようなことはなく、被加工物65を高精度で加工することができる。
また、引き棒70を軸線方向に移動させる締結機構23は、第1傘歯車24、第2傘歯車31、移動フランジ47、調整ねじ50、及びストッパー60からなる簡単な構造のものであるので、メンテナンスを容易にすることができる。
さらに、第1傘歯車24及び第2傘歯車31の回転運動を、第2傘歯車31のねじ孔32と移動フランジ47のねじ48との協働によって直線運動に変換し、移動フランジ47と一体に調整ねじ50及びストッパー60を介して引き棒70を軸線方向に移動させているので、第1傘歯車24と第2傘歯車31との噛合状態が摩耗等によって変化しても、被加工物65の締結状態に影響を与えるようなことはない。従って、常に一定の締結力で被加工物65を締結することができるので、大量の被加工物65の加工を連続して行っても締結精度が低下するようなことはなく、一定の加工精度を維持することができる。
さらに、第2傘歯車31とチャック本体2との間には軸受40が設けられているので、第2傘歯車31の回転がチャック本体2との間の摩擦によって影響を受けるようなことはなく、第2傘歯車31の回転を円滑に移動フランジ47側に伝達させることができるとともに、コレット18引き込む際に接触面における回転摩擦を円滑に移動フランジ47側に伝達させることができ、確実にコレット18に被加工物65を締結することができる。
さらに、軸受40は、アウターレース43とインナーレース41との間にボール45を介装させただけの簡単な構造のものであるので、メンテナンスを容易にすることができる。また、両レース41、43の両突出部42、44によってチャック本体2に対しての第2傘歯車31の軸受の役割を持たせ、芯ブレ精度を保持しているので、軸受40としての機能を維持し続けることができる。
さらに、調整ねじ50の移動フランジ47に対する取付け位置を調整することにより、引き棒70のコレット18に対する相対的な取付け位置を調整することができるので、被加工物65の大きさに応じて段取り代えを行う場合の作業が容易となる。
本発明による第1の実施の形態のチャック装置の全体を示した縦断面図である。 図1の部分側面図である。 図1のチャック本体の縦断面図である。 図1の第1歯車の正面図である。 図1の第2歯車の断面図である。 図1の軸受のインナーレースの断面図である。 図1の軸受のアウターレースの断面図である。 図1の歯車押えの断面図である。 図1の移動フランジの断面図である。 図1の調整ねじの断面図である。 本発明による第2の実施の形態のチャック装置の全体を示した縦断面図である。
符号の説明
1 チャック装置、2 チャック本体、3 コレット受け用の孔、
4 締結機構用の溝、5 第1溝、6 第2溝、7 第3溝、8 第4溝、
9 第1傘歯車用支持孔、10 支持穴、11 支持部、12 コレット受け、
13 テーパ面、14 フランジ、15 固定フランジ、16 ボルト、
17 回り止め用のねじ、18 コレット、19 コレット部、20 テーパ面、
21 キー溝、22 ねじ、23 締結機構、24 第1傘歯車、
25 傘歯車本体、25a 半円溝、26 傘歯、27 支持軸、
28 ハンドル用角穴、30 支持ピン、31 第2傘歯車、32 ねじ孔、
33 傘歯、34 段部、35 段部、36 歯車押え、37 本体部、
38 フランジ部、39 ねじ、40 軸受、41 インナーレース、
42 突出部、43 アウターレース、44 突出部、45 ボール、
46 ハンドル、47 移動フランジ、48 ねじ、49 ねじ孔、
50 調整ねじ、51 ねじ、52 凹部、53 移動フランジ支持用ピン孔、
54 支持ピン、55 第1ねじ孔、56 第2ねじ孔、58 ねじ回し用の孔、
59 固定ナット、60 ストッパー、61 ねじ、62 ねじ孔、
65 被加工物、70 引き棒、71 テーパ面、72 ねじ

Claims (5)

  1. チャック本体と、該チャック本体に着脱自在に取り付けられるコレット受けと、該コレット受けに直動可能に取り付けられ、内周側で被加工物の外周側を締結するコレットと、前記チャック本体に設けられて、前記コレットに前記被加工物を締結させる締結機構とを備え、
    前記締結機構は、
    前記チャック本体に回転可能に設けられる第1歯車と、
    該第1歯車に連動して回転する第2歯車と、
    第2歯車に螺合し、且つ、前記チャック本体に立設された支持ピンに支持されることにより回転が阻止され、当該第2歯車の回転に連動して回転することなく直動する移動フランジと、
    該移動フランジに対して位置調整可能に固定され、且つ前記コレットに螺合する調整ねじとからなり、
    前記移動フランジに追従して前記コレットが直動することにより、前記コレットの内周側で前記被加工物の外周側が締結されることを特徴とするチャック装置。
  2. チャック本体と、該チャック本体に着脱自在に取り付けられるコレット受けと、該コレット受けに着脱自在に取り付けられ、外周側で被加工物の内周側を締結するコレットと、コレットに直動可能に取り付けられる引き棒と、前記チャック本体に設けられて、前記コレットに前記被加工物を締結させる締結機構とを備え、
    前記締結機構は、
    前記チャック本体に回転可能に設けられる第1歯車と、
    該第1歯車に連動して回転する第2歯車と、
    第2歯車に螺合し、且つ、前記チャック本体に立設された支持ピンに支持されることにより回転が阻止され、当該第2歯車の回転に連動して回転することなく直動する移動フランジと、
    該移動フランジに対して位置調整可能に固定され、且つ前記引き棒に螺合する調整ねじとからなり、
    前記移動フランジに追従して前記引き棒が直動することにより、前記コレットの外周側で前記被加工物の内周側が締結されることを特徴とするチャック装置。
  3. 前記調製ねじは、前記移動フランジに対する取付け位置の調整が可能に構成され、該調整ねじの前記移動フランジに対する取付け位置を調整することにより、前記コレットの前記コレット受けに対する相対的な取付け位置が調整可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のチャック装置。
  4. 前記調整ねじには、ストッパーが取付け位置の調整が可能に取り付けられ、該ストッパーに被加工物を当接させることにより、前記コレットに対する被加工物の取付け位置の調整が可能に構成されていることを特徴とする請求項3に記載のチャック装置。
  5. 前記調整ねじは、前記移動フランジに対する取付け位置の調整が可能に構成され、該調整ねじの前記移動フランジに対する取付け位置を調整することにより、前記引き棒の前記コレットに対する相対的な取付位置が調整可能に構成されていることを特徴とする請求項2に記載のチャック装置。
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