JP2010099825A - チャック - Google Patents

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Abstract

【課題】保持した工具の軸心が設計上の軸心からずれることがないチャックを提供すること。
【解決手段】スピンドルに装着されて工具を保持するチャック1が、内径が工具のシャンク径よりも大きい円筒状の内筒2と、内径が内筒2の外径よりも大きい円筒状の外筒3と、を備えている。外筒3は、内筒2と同軸に配置されている。また、チャック1は、円周方向に等間隔に配置され、内筒2の外周面2bと外筒3の内周面3aを内筒2の軸線方向の全長にわたって連結する複数のリブ4を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、スピンドルにおいてドリル等の工具を保持するためのチャックに関する。
細径のドリルを用いてワークに穴を明ける場合、切削周速度を確保するため、ドリルを高速で回転させる必要がある。しかし、従来のスリットを用いたチャック(コレット)の場合、実用的なスピンドルの回転数は毎分20万回転程度であり、それ以上の回転数では遠心力によりチャックがドリルを保持する保持力が弱まり、加工が困難であった。
そこで、従来、ドリル軸を包み込むように配置された複数のカラーと、ドリルに取り付けられるように配置された外側リム支持部と、カラー及び外側リム支持部の間のクランプ機構と、を有する、チャックが提案されている(特許文献1参照)。このチャックは、遠心力ならびに偏心輪留め作用力に基づくクランプ力を外側リム支持部及びカラーの間に与えてカラーがドリル軸を緊密にグリップするようにクランプ機構が構成され、カラー、外側リム支持部及びクランプ機構が単一材料片で一体形成されている。このようにチャックを構成することで、ドリルを高速で回転させることができた。
特表2002−535156号公報
しかしながら、従来のチャックでは、複数のカラーが遠心力により揺動してクランプする構造であるため、複数のカラーの質量が異なる場合、或いは、加工時におけるカラーとドリルとの接触点が円周方向に等間隔になっていない場合は、保持したドリルの軸心が設計上の軸心からずれてしまうことがあった。
このため、加工公差を小さくする必要性から複数のカラーを精度よく作成する必要があり、コストが高くなってしまっていた。
そこで、本発明の目的は、保持した工具の軸心が設計上の軸心からずれるのを防止することができるチャックを提供することにある。
本発明は(例えば、図1、図2、図5及び図6参照)、スピンドル(10)に装着されて工具(14)を保持するチャックにおいて、
内径が前記工具(14)のシャンク径よりも大きい円筒状に形成された内筒(2)と、
内径が前記内筒(2)の外径よりも大きい円筒状で、前記内筒(2)と同軸に配置された外筒(3)と、
円周方向に等間隔に配置され、前記内筒(2)の外周面(2b)と前記外筒(3)の内周面(3a)とを連結し、前記スピンドル(10)の回転による遠心力で半径方向に移動して前記内筒(2)を変形させる複数の連結部(4),(4B)と、を備え、
前記内筒(2)の変形により前記内筒(2)の内周面(2a)を前記工具(14)に圧接させて前記工具(14)を保持する、
ことを特徴とするチャック(1),(1A),(1B)にある。
また、上記チャック(1),(1A)において(例えば、図1及び図5参照)、前記外筒(3)の外周面(3b)に前記半径方向に突出して設けられ、前記スピンドル(10)に圧接する複数のフランジ部(3f)を備え、
前記連結部(4)は、前記内筒(2)の外周面(2b)から前記外筒(3)の内周面(3a)に向かって前記半径方向に延びて前記内筒(2)の外周面(2b)と前記外筒(3)の内周面(3a)とを連結し、前記スピンドル(10)の回転による遠心力で前記外筒(3)の変形と共に前記半径方向に移動するリブ(4)であり、
前記フランジ部(3f)は、前記外筒(3)の外周面(3b)と前記スピンドル(10)との間に、前記外筒(3)の変形を許容する空間(R)を形成する、
ことを特徴とするものである。
また、上記チャック(1A)において、前記リブ(4)の延長線上に配置され、前記外筒(3)の外周面(3b)に設けられた突出部(5)を備えた、
ことを特徴とするものである。
また、上記チャック(1B)において(例えば図6参照)、前記連結部(4B)は、
前記外筒(3)の内周面(3a)の所定距離の円弧を結ぶように前記外筒(3)の内周面(3a)に設けられた弦状部材(4b)と、
前記内筒(2)の外周面(2b)から前記外筒(3)の内周面(3a)に向かって半径方向に延び、前記内筒(2)の外周面(2b)と前記弦状部材(4b)の中心とを連結する接続部材(4a)と、を有する、
ことを特徴とするものである。
また、上記チャック(1B)において、前記接続部材(4a)の延長線上に配置され、前記弦状部材(4b)の前記外筒(3)側に突出して形成された突起部(6)を備えた、
ことを特徴とするものである。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の構成に何等影響を及ぼすものではない。
本発明によれば、内筒が変形して内筒の内周面が工具に圧接するので、工具が内筒の内周面で強固に保持される。そして、円周方向に等間隔に配置した複数の連結部の引っ張り合いにより内筒を変形させているので、内筒の内周面は円周方向に等間隔に工具に面接触し、工具の軸心が設計上の軸心からずれるのを防止することができる。
本発明の第1実施形態におけるチャックの構成図である。 チャックを支持するスピンドルの断面図である。 チャックの動作を説明する模式図である。 チャックの工具保持力の説明図である。 本発明の第2実施形態におけるチャックの構成図である。 本発明の第3実施形態におけるチャックの構成図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態におけるチャックの構成図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は(b)のB−B断面図である。また、図2は、チャックを支持するスピンドルの断面図である。
図1に示すチャック1は、工具14(図2)を保持する内筒2と、スピンドル10(図2)に保持される外筒3と、内筒2と外筒3とを連結する複数(本第1実施形態では3つ)の連結部としてのリブ4と、からなり、スピンドル10に装着される。内筒2は、中空の円筒状であり、内径は、保持しようとする工具14のシャンク径よりも僅かに(例えば、2μm)大径である。外筒3は、内径が内筒2の外径よりも大きい中空の円筒状である。外筒3は、内筒2と同軸に配置されている。外筒3の軸線O方向の両端には、外筒3の外周面3bよりも半径方向に突出する複数(2つ)のフランジ部3fが設けられている。外筒3の軸線O方向の略中央部に配置されている内筒2は、各リブ4で外筒3に連結されている。外筒3は、軸線O方向の長さが内筒2の軸線O方向の長さよりも長く形成されている。
各リブ4は、内筒2の円周方向に等間隔(本第1実施形態では、120度間隔)に配置されている。各リブ4は、内筒2の外周面2bと外筒3の内周面3aとに直交して配置され、内筒2の外周面2bから外筒3の内周面3aに向かって半径方向に延びて内筒2の外周面2bと外筒3の内周面3aとを連結している。各リブ4は、軸線O方向の長さが内筒2の軸線O方向の長さと等しく形成され、内筒2の外周面2bと外筒3の内周面3aとを内筒2の軸線O方向の全長に亘って連結している。
なお、外筒3の外径をD、全長をLとすると、例えば、外径D、全長Lの円柱状の材料から放電加工によりチャック1を形成することができる。
図2(a)に示すように、チャック1は軸線Oがスピンドル10の軸線と同軸になるようにして、回転自在なスピンドル10に保持される。チャック1は圧入あるいは図示を省略する手段により、スピンドル10に対して回り止めされる。このとき、2つのフランジ部3fはスピンドル10に圧接しており、スピンドル10と外筒3の外周面3bとの間には2つのフランジ部3fにより空間Rが形成される。図2におけるチャック1の上方には、止まり穴11aを備える工具ストッパ11が配置されており、下方にはOリングホルダ12が配置されている。工具ストッパ11及びOリングホルダ12には、Oリング13が配置されている。工具14が挿入されていない場合のOリング13の内径は、工具14のシャンク14sの外径(シャンク径)よりも0.2mm〜0.5mm小径である。そして、同図(b)に示すように、工具14をOリング13に挿入すると、Oリング13との摩擦力により、工具14はOリング13、すなわちスピンドル10に保持される。なお、Oリング13を2個設けたが、1個であってもよい。
次に、スピンドル10を回転させて工具14で加工する場合のチャック1の動作について説明する。
図3は、図1に示すチャック1の動作を説明する模式図である。なお、同図においては工具14を点線で示してある。
スピンドル10を回転させると、回転による遠心力により、スピンドル10及びチャック1は径方向に広がる方向に力を受ける。このとき、工具14がないと仮定すると、各リブ4及び外筒3には遠心力が作用するので、各リブ4は内筒2の半径方向へ移動し、内筒2は各リブ4により半径方向に引っ張られて変形する。本第1実施形態では、チャック1は、3つのリブ4を有するので丸みを帯びた三角形(おむすび型)に変形する。
したがって、工具14がチャック1に挿入されている場合、図3中のK部の変形に対応する力が工具14に加わる。つまり、内筒2は、内周面2aと、工具14のシャンク14sとの隙間の分だけ変形し、内周面2aが工具14のシャンク14sに圧接することとなる。具体的には、内筒2の内周面2aにおけるリブ4とリブ4の間の部分がシャンク14sに圧接することとなる。この内筒2の内周面2aが工具14のシャンク14sに圧接した際の内筒2の内周面2aと工具14のシャンク14sとの摩擦力により、工具14がチャック1に強固に保持される。そして、3つのリブ4が円周方向に等間隔に配置されているので、内筒2の内周面2aにおけるリブ4とリブ4との間の部分が円周方向に等間隔で工具14に面接触で圧接する。したがって、工具14のシャンク14sに圧接する内筒2の内周面2aの圧接力は円周方向で均一となり、工具14は設計上の軸心からずれることなく保持される。なお、チャック1の外筒3の外周面3bとスピンドル10との間には、図2に示すように、空間Rが形成されているので、各リブ4の半径方向への移動による外筒3の変形が許容される。つまり、外筒3は、リブ4に対応する部分が空間R側に突出するように変形し、各リブ4は、外筒3の変形と共に半径方向に移動する。また、外筒3の軸線O方向の両端に設けたフランジ部3fは、外筒3が変形しても圧接状態が保持され、スピンドル10に対するチャック1の回り止めが保持される。
次に、チャック1が工具14を保持する力について具体的に説明する。
図4は、本発明に係るチャック1の工具保持力の説明図であり、(a)はスピンドル10の回転数と工具14の保持力との関係を示す図、(b)はチャック1の寸法を示す平面断面図、(c)は側面断面図である。
なお、チャック1の各部の寸法は、
内筒2の外径d1:4.5mm
内筒2の内径d2:3.18mm
内筒2の全長L1:14mm
外筒3のフランジ部3fの外径D1:12mm
外筒3の中央部の外径D2:11.5mm
外筒3の内径D3:10mm
外筒3の端部から内筒2の端部までの距離l1:2mm
外筒3の全長L2:18mm
外筒3のフランジ部3fの長さl2:1mm
リブ4の幅t:1mm
材質:SUS440C(JIS G4303)
である。
図4に示すように、工具14の保持力はスピンドル10の回転数が増加するにつれて増加し、毎分10万回転以上であれば実用上十分な工具保持力を得ることができる。なお、内筒2の全長(図4(b)における長さL1)を外筒3の全長(図4(b)における長さL2)と等しくしてもよい。
このように、スピンドル10の回転数に応じた遠心力により内筒2で工具14を保持するようにしたので、構造が簡単であり、製造コストが安価でありながら、保持した工具14の軸心が設計上の軸心からずれるのを防止することができる。
次に、本発明の第2実施形態におけるチャックについて説明する。
図5は、本発明の第2実施形態におけるチャックの構成図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のC−C断面図、(c)は(b)のD−D断面図である。なお、図1と同じものまたは同一機能のものは同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図5に示すチャック1Aは、リブ4の延長線上に配置され、外筒3の外周面3bに設けられ、連結部としてのリブ4と同じ個数の複数(本第2実施形態では3つ)の突出部5を備えている。各突出部5は、軸線O方向の長さが内筒2の軸線O方向の長さと等しく形成され、全長に亘りリブ4と同じ幅に形成されている。また、各突出部5は、外周面3bからの半径方向の突出量がフランジ部3fの半径方向の突出量よりも小さく設定されており、スピンドルに装着された場合には、非回転状態のスピンドルに非接触状態である。なお、内筒2の全長を外筒3の全長と等しくしてもよい。
このような形状にしても、図1に示すチャックと同等の性能を得ることが可能であり、上記第1実施形態と同様の効果を奏するものである。
また、突出部5は、スピンドルが回転した際に半径方向へ遠心力を受ける。そして、リブ4には、突出部5に作用する遠心力による半径方向への引張力が作用し、より効果的に工具を保持することができる。
更に、不図示のスピンドルに突出部5が嵌る不図示の凹部を形成しておくことで、突出部5を、スピンドルが回転した際のチャック1Aの回り止めとして機能させることができる。
次に、本発明の第3実施形態におけるチャックについて説明する。
図6は、本発明の第3実施形態におけるチャック1Bの平面図である。なお、図1と同じものまたは同一機能のものは同一の符号を付して重複する説明を省略する。このチャック1Bの場合、外筒3の全長は内筒2の全長と同じである。
図6に示すチャック1Bは、複数(本第3実施形態では3つ)の連結部4Bを備えている。各連結部4Bは、円周方向に等間隔(本第3実施形態では、120度間隔)に配置されている。各連結部4Bは、接続部材4a及び弦状部材4bからなる。
まず、弦状部材4bは、外筒3の内周面3aの所定距離の円弧を結ぶように外筒3の内周面3aに設けられている。言い換えれば、弦状部材4bは、半径方向と直交する方向に延び、その両端が外筒3の内周面3aに接続されている。また、弦状部材4bは、内筒2の軸線O方向の全長に亘って延びるように形成されている。
接続部材4aは、内筒2の外周面2bから外筒3の内周面3aに向かって半径方向に延び、内筒2の外周面2bと弦状部材4bの中心とを連結している。そして、接続部材4aは、内筒2の外周面2bに対して直交すると共に、弦状部材4bに対して直交している。
チャック1Bは、弦状部材4bに設けられる突起部6を備えている。突起部6は、接続部材4aの延長線上に配置され、弦状部材4bの中心から外筒3側に突出して形成されている。この突起部6の突出する方向は、弦状部材4bに対して直交している。なお、突起部6は、軸線O方向の長さが内筒2の軸線O方向の長さと等しく形成され、接続部材4aと同じ幅に設定されている。突起部6の先端面と外筒3の内周面3aとの間には、隙間が形成されている。このチャック1Bは、円柱状の材料から放電加工により形成される。
以上の構成により、チャック1Bを支持したスピンドルを回転させた場合には、内筒2は各連結部4Bによって半径方向に遠心力により引っ張られて変形する。
このとき、各連結部4Bの接続部材4aには、遠心力により半径方向に移動する力が働き、弦状部材4bの中心が接続部材4aに押圧されて半径方向に湾曲する。これにより、変形するのは、内筒2及び連結部4Bであり、外筒3には、変形させる力が6点に分散されて均等に働き、外筒3はほとんど変形しない。そして、内筒2には、連結部4Bに作用する遠心力による連結部4Bの引張力がより効果的に作用し、工具をより効果的に保持することができる。
また、突起部6にも遠心力が作用するので、接続部材4aには、突起部6に作用する遠心力の分、内筒2を変形させようとする力が更に加わり、より効果的に工具を保持することができる。なお、図6における突起部6は省略可能である。
なお、内筒2の全長は6mm程度でもよい。
なお、上記実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。上記実施形態においては、連結部4又は4Bを3個設ける場合について説明したが、これに限定するものではなく、円周方向に等間隔に2個或いは4個以上配置するようにしてもよい。
1,1A,1B チャック
2 内筒
2a 内周面
2b 外周面
3 外筒
3a 内周面
3b 外周面
3f フランジ部
4 リブ(連結部)
4B 連結部
4a 接続部材
4b 弦状部材
5 突出部
6 突起部
10 スピンドル
14 工具
14s シャンク
R 空間

Claims (5)

  1. スピンドルに装着されて工具を保持するチャックにおいて、
    内径が前記工具のシャンク径よりも大きい円筒状に形成された内筒と、
    内径が前記内筒の外径よりも大きい円筒状で、前記内筒と同軸に配置された外筒と、
    円周方向に等間隔に配置され、前記内筒の外周面と前記外筒の内周面とを連結し、前記スピンドルの回転による遠心力で半径方向に移動して前記内筒を変形させる複数の連結部と、を備え、
    前記内筒の変形により前記内筒の内周面を前記工具に圧接させて前記工具を保持する、
    ことを特徴とするチャック。
  2. 前記外筒の外周面に前記半径方向に突出して設けられ、前記スピンドルに圧接する複数のフランジ部を備え、
    前記連結部は、前記内筒の外周面から前記外筒の内周面に向かって前記半径方向に延びて前記内筒の外周面と前記外筒の内周面とを連結し、前記スピンドルの回転による遠心力で前記外筒の変形と共に前記半径方向に移動するリブであり、
    前記フランジ部は、前記外筒の外周面と前記スピンドルとの間に、前記外筒の変形を許容する空間を形成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のチャック。
  3. 前記リブの延長線上に配置され、前記外筒の外周面に設けられた突出部を備えた、
    ことを特徴とする請求項2に記載のチャック。
  4. 前記連結部は、
    前記外筒の内周面の所定距離の円弧を結ぶように前記外筒の内周面に設けられた弦状部材と、
    前記内筒の外周面から前記外筒の内周面に向かって半径方向に延び、前記内筒の外周面と前記弦状部材の中心とを連結する接続部材と、を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のチャック。
  5. 前記接続部材の延長線上に配置され、前記弦状部材の前記外筒側に突出して形成された突起部を備えた、
    ことを特徴とする請求項4に記載のチャック。
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