JP2005103556A - アルミニウム合金ダイカスト部材の接合方法 - Google Patents

アルミニウム合金ダイカスト部材の接合方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005103556A
JP2005103556A JP2003336406A JP2003336406A JP2005103556A JP 2005103556 A JP2005103556 A JP 2005103556A JP 2003336406 A JP2003336406 A JP 2003336406A JP 2003336406 A JP2003336406 A JP 2003336406A JP 2005103556 A JP2005103556 A JP 2005103556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joining
die
aluminum alloy
intermediate material
cast member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003336406A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4322081B2 (ja
Inventor
Osamu Ohashi
修 大橋
Koji Wada
光司 和田
Keiichi Minegishi
敬一 峯岸
Yasunori Yoshida
安徳 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SMC Corp
Niigata University NUC
Original Assignee
SMC Corp
Niigata University NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SMC Corp, Niigata University NUC filed Critical SMC Corp
Priority to JP2003336406A priority Critical patent/JP4322081B2/ja
Priority to US10/942,008 priority patent/US7468493B2/en
Priority to DE102004045856A priority patent/DE102004045856B4/de
Publication of JP2005103556A publication Critical patent/JP2005103556A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4322081B2 publication Critical patent/JP4322081B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K11/00Resistance welding; Severing by resistance heating
    • B23K11/16Resistance welding; Severing by resistance heating taking account of the properties of the material to be welded
    • B23K11/18Resistance welding; Severing by resistance heating taking account of the properties of the material to be welded of non-ferrous metals
    • B23K11/185Resistance welding; Severing by resistance heating taking account of the properties of the material to be welded of non-ferrous metals of aluminium or aluminium alloys
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K11/00Resistance welding; Severing by resistance heating
    • B23K11/22Severing by resistance heating
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K35/00Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting
    • B23K35/22Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by the composition or nature of the material
    • B23K35/24Selection of soldering or welding materials proper
    • B23K35/28Selection of soldering or welding materials proper with the principal constituent melting at less than 950 degrees C
    • B23K35/286Al as the principal constituent
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K2103/00Materials to be soldered, welded or cut
    • B23K2103/08Non-ferrous metals or alloys
    • B23K2103/10Aluminium or alloys thereof

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)

Abstract

【課題】ダイカスト部材として成形されたアルミニウム合金の成形形状を維持しながら、その複数を簡易に、しかも強固に接合する方法を提供する。
【解決手段】ダイカスト部材1の互いに接合する両接合面1a間にアルミニウム合金からなる板状または粉末状の中間材2を介在させ、上記ダイカスト部材及び/または中間材を、0.3〜2.5質量%のマグネシウムを含有させたアルミニウム合金により構成し、両接合面と上記中間材の互いに接触する面を、少なくとも一方が20〜300μmの表面粗さを持つ粗面としてそれらの接触面間の電気抵抗を高め、両接合面間を相互に加圧しながら通電加熱し、マグネシウムによるアルミニウム合金酸化皮膜の還元反応を促進させながら両接合面を接合する。
【選択図】図2

Description

本発明は、アルミニウム合金ダイカスト部材同士を相互に接合する方法に関するものであり、更に具体的には、ダイカスト部材として成形されたアルミニウム合金の成形形状を維持しながらその複数を簡易に、しかも強固に接合する方法に関するものである。
アルミニウム合金ダイカスト部材は、比較的単純な形状の部品を大量に成形する場合に適し、複雑形状部品を大量に得るためには、単純な形状に成形したアルミニウム合金ダイカスト部材同士を簡易な手段で互いに接合するのが望ましい。
しかしながら、このアルミニウム合金ダイカスト部材同士の相互の接合には、それらのダイカスト部材が予め所要の形状に成形されているので、接合に際して、その形状を維持したままで、接合面の部分的溶融等による部材形状の変形が生じないような方法、あるいはその変形量がある程度正確に予測できる方法で、しかも、簡易に接合できる方法を用いる必要がある。このような方法を採用しないと、例えば、接合面に半円筒状の溝を有するダイカスト部材同士を接合して、それらの半円筒状溝により接合面間に円筒状孔を形成させる場合などに、接合面間の変形により円筒状孔が得られず、部材を接合しても使用に耐えなくなることがある。
このような部材の接合に利用できる方法として、従来、例えば、スポット溶接、アプセットバット溶接、パルス通電接合等の方法が知られているが、これらの方法では、互いに圧接された接合面が短時間の間に部分的に溶融して接合されるため、接合時間が短いという点では有利であるが、被接合部材の溶接部分に溶融による変形が生じるため、ダイカスト部材として成形されたアルミニウム合金の成形形状を維持しながらその複数を接合する方法としては必ずしも適切でない。
また、ダイカスト部材として成形されたアルミニウム合金は、その表面に化学的に安定な表面酸化皮膜Alが形成されていてそれが接合の障害になるので、部材の接合に際しては、それを機械的あるいは冶金的に取り除き、しかも簡易な手段で強固に接合できることが必要である。
この表面皮膜を除去して安定的な接合を行うための方法としては、特許文献1に開示されているような技術が既に開発されている。また、特許文献2には、接合面の加熱を簡易に行うようにした技術が開示されている。
更に具体的に説明すると、上記特許文献1に開示されたアルミニウム等の接合方法は、その接合面に0.2〜3重量%のマグネシウムを含有させたアルミニウムまたはアルミニウム合金を介在させて、高真空雰囲気(10−5Torr)でマグネシウムの拡散温度で加熱加圧することにより、マグネシウムを接合界面に拡散させ、マグネシウムによる上記酸化皮膜の還元により、接合面を強固に接合しようとするものである。
また、特許文献2に開示されたアルミニウム合金複合部材の製造方法は、被接合部材の接合面を研削、研磨などの加工により表面粗さ(最大高さRy)を30〜200μmの粗面にし、清浄な接合面同士を接触させてその接合面と直交する方向に通電することにより抵抗発熱させて加圧接合し、この通電による加熱温度を400〜500℃、接合面の圧力を10〜50MPaとするものである。なお、粗面の凹部に金属粉末を平滑に分布させることもできる旨が説明されている。
上記特許文献1の方法は、マグネシウムの還元作用により酸化皮膜を除去して接合強度を高めるのに有効な技術を示唆しているが、この文献1には、アルミニウム合金の成形形状を維持しながらその複数を接合することについて示唆していないばかりでなく、同文献1の技術では、高真空雰囲気(10−5Torr)で加圧しながら長時間加熱する必要があるため、大量生産されるダイカスト部材同士の簡易な接合には適さない。
また、上記特許文献2の方法は、接合面の凹凸による通電加熱により接合面の部分的な加熱を効果的に行って、低温で高強度に接合することを主眼とするものであり、上記酸化皮膜の除去については格別の考慮を行っていない。
特公平5−62034号公報 特開2002−35955号公報
本発明は、比較的単純な形状のアルミニウム合金ダイカスト部材同士を互いに接合することによって、複雑形状部品の製造を可能にするためになされたものであり、その技術的課題は、基本的には、上記特許文献1及び2に記載の技術を有効に利用し、ダイカスト部材として成形されたアルミニウム合金の成形形状を維持しながら、その複数を簡易に、しかも強固に接合する方法を提供することにある。
本発明の更に具体的な技術的課題は、アルミニウム合金ダイカスト部材の接合に際して、該ダイカスト部材の接合面に形成されている化学的に安定な表面酸化皮膜を、大気、不活性ガス雰囲気、または低真空雰囲気中においても簡易に取り除き、それによってその接合面を強固に接合できるようにした接合方法を提供することにある。
本発明の他の技術的課題は、上記接合に際して、成形したダイカスト部材の形状を維持したままで、接合面の部分的溶融等による部材形状の変形が生じないようにし、あるいはその変形量をある程度正確に予測できる方法で、しかも、両部材を簡易に接合できる方法を提供することにある。
本発明の他の技術的課題は、接合すべきダイカスト部材の接合面の加熱を、該接合面を通して通電することによって行い、その接合面における発熱を両部材の接合のための加熱及び接合面におけるアルミニウム酸化皮膜の還元反応の促進に有効に利用できるようにしたアルミニウム合金ダイカスト部材の接合方法を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明の第1のダイカスト部材接合方法は、アルミニウム合金ダイカスト部材同士を互いに接合する方法であって、上記ダイカスト部材の互いに接合する両接合面間にアルミニウム合金からなる板状の中間材を介在させ、両接合面間を相互に加圧しながら加熱して接合するに際し、上記ダイカスト部材及び/または中間材を、0.3〜2.5質量%のマグネシウムを含有させたアルミニウム合金により構成し、上記両接合面と上記中間材の互いに接触する面を、少なくとも一方が20〜300μmの表面粗さを持つ粗面として、それらの接触面間の電気抵抗を高めて接触させ、両接合面を通して通電することにより、上記粗面の接触部において非溶融の接合に適した温度に発熱させ、該接合面付近の加熱により上記中間材のマグネシウムによるアルミニウム合金酸化皮膜の還元反応を促進させながら両接合面を接合することを特徴とするものである。
また、上記課題を解決するための本発明の第2のダイカスト部材接合方法は、アルミニウム合金ダイカスト部材同士を互いに接合する方法であって、上記ダイカスト部材の互いに接合する両接合面間にアルミニウム合金からなる粉末状の中間材を介在させ、両接合面間を相互に加圧しながら加熱して接合するに際し、上記ダイカスト部材または中間材を、0.3〜2.5質量%のマグネシウムを含有させたアルミニウム合金により構成し、上記ダイカスト部材の中間材に接触する接合面を20〜300μmの表面粗さを持つ粗面にすると共に、上記中間材を平均粒径が10〜250μmの粉末として、それを両接合面間に層状に介在させることにより、上記接合面をそれらの間の電気抵抗を高めて接触させ、両接合面を通して通電することにより、上記接合面と粉末との接触部において非溶融の接合に適した温度に発熱させ、該接合面付近の加熱により上記中間材のマグネシウムによるアルミニウム合金酸化皮膜の還元反応を促進させながら両接合面を接合することを特徴とするものである。
上記第2のアルミニウム合金ダイカスト部材の接合方法において、上記中間材はアルミニウム合金の粉末を有機結合材で結合したシートとして用い、あるいは、アルミニウム合金の粉末を、接合される接合面の少なくとも一方にスプレーによって塗布することができる。
また、上記第1及び第2の接合方法においては、ダイカスト部材の接合面を相互に加圧しながら該接合面付近を通電加熱して両部材を接合するに際し、上記ダイカスト部材の互いに接合する両接合面及び中間材を、局部的溶融等により上記接合面付近の形状に変形が生じない範囲で加熱し、あるいはその変形量を正確に予測できる態様で加熱し、成形されたダイカスト部材の形状を維持させたままで接合することができ、あるいは、両ダイカスト部材にそれらの接合位置を設定する位置決め部を設け、該位置決め部において両ダイカスト部材を相互に位置決めして上記通電による接合を行うことができる。
そして、上述した第1及び第2の接合方法においては、ダイカスト部材同士の接合を、大気、不活性ガス雰囲気、または低真空雰囲気中で行うことができる。
また、上記ダイカスト部材の接合に際しては、通電による接合面付近の加熱温度を、ダイカスト部材及び中間材を構成するアルミニウム合金の固相線温度〜440℃に制御するのが望ましい。
なお、本発明の上記第1及び第2の接合方法においては、接合すべきダイカスト部材または中間材を構成する、0.3〜2.5質量%のマグネシウムを含有させたアルミニウム合金に代えて、0.1〜1.0質量%のリチウムを含有するアルミニウム合金を用いることもできる。
上記構成を有する本発明の接合方法においては、アルミニウム合金ダイカスト部材の接合面を相互に加圧しながら該接合面付近を通電加熱して両部材を接合するに際し、両接合面及び中間材を部分的溶融等により上記接合面付近の形状に変形が生じない範囲で加熱し、あるいはその変形量を正確に予測できる態様で加熱し、成形されたダイカスト部材の形状を維持させたままで接合し、または、両ダイカスト部材にそれらの接合位置を設定する位置決め部を設け、該位置決め部において両ダイカスト部材を相互に位置決めして上記通電による接合を行うので、予め所定形状に成形したダイカスト部材が、その成形形状を維持したままで互いに接合される。
また、アルミニウム合金ダイカスト部材の接合に際して、上記ダイカスト部材の互いに接合する両接合面を20〜300μmの表面粗さに形成し、更に中間材として粉末を用いることなどの手段により、接合面における電気抵抗を大きくして、該接合面を通して通電することにより、接合面付近を集中的・効率的に接合に適した温度(固相線温度〜440℃)に加熱するようにし、しかも、接合面付近におけるマグネシウムの含有量が0.3〜2.5質量%になるようにしているので、接合面における酸化皮膜の還元反応が促進され、該ダイカスト部材の接合面に形成されている化学的に安定な表面酸化皮膜も、大気、不活性ガス雰囲気、または低真空雰囲気中において取り除くことができ、それによってその接合面を強固に接合することができる。
以上に詳述した本発明のアルミニウム合金ダイカスト部材の接合方法によれば、ダイカスト部材として成形されたアルミニウム合金の成形形状を維持しながら、その複数を簡易に、しかも、マグネシウム等による還元反応により酸化皮膜を除去して強固に接合することができ、また、両ダイカスト部材の接合面において実質的な溶融がなく、各種精密部品の組立接合に有効に利用することができる。
以下に図面を参照して本発明に係るアルミニウム合金ダイカスト部材の接合方法の実施の態様について説明する。
本発明が接合の対象とするアルミニウム合金部材は、ダイカスト部材として成形されたアルミニウム合金同士である。このアルミニウム合金ダイカスト部材は、比較的単純な形状の部品を大量に成形する場合に適しているが、複雑形状部品の場合にはその成形に高度な技術を要することが少なくないため、単純な形状に成形したアルミニウム合金ダイカスト部材同士を簡易な手段で互いに接合する技術の開発が望まれ、本発明はその要求を満たすものである。
このダイカスト部材同士の接合において配慮すべきことは、それらのダイカスト部材が予め所要の形状に成形されているので、接合に際して、その成形形状を維持したままで複数の部材を簡易に接合可能にすることであり、また、アルミニウム合金部材はその表面に化学的に安定な酸化皮膜Alが形成されていて、それが接合の障害になるので、部材の接合に際しては、それを簡易に取り除く必要があることである。
そこで、本発明者らは、その経験的・実験的な知見に基づき、アルミニウム合金ダイカスト部材の接合には、マグネシウムやリチウムによるアルミニウム合金酸化皮膜の還元反応が有効であること、ダイカスト部材同士の接合のために接合面付近を集中的・効率的に適切な温度に加熱するには、接合面付近の電気抵抗を高めてダイカスト部材自体にその接合面を通して通電し、加熱制御するのが適切であること、特にその通電による加熱が部材の接合に有効に作用するばかりでなく、上記マグネシウムによる酸化皮膜の還元反応の促進に有効に作用すること、上記通電は、ダイカスト部材の接合面における電気抵抗を高めてその接合面付近において集中的な加熱を行うことにより、例えば従来の抵抗溶接法に比して電流密度を1/100〜1/1000程度に小さくでき、しかも、その加熱によってダイカスト部材を溶融させることなく接合するので、接合部の変形を最小限にとどめ、その変形自体を予測できる範囲内にできることなどに着目し、本発明を完成したものである。
本発明が接合の対象とするアルミニウム合金ダイカスト部材は、接合に際してそれらの接合面間にアルミニウム合金からなる中間材を介在させるが、上記ダイカスト部材及び/または中間材を、マグネシウムを含有するアルミニウム合金によって構成させる。例えば、接合しようとするダイカスト部材がADC12(Al-2.15Cu-11.0Si-0.44Fe)等のマグネシウムを含まないアルミニウム合金である場合には、それらの間に介在させる中間材として、マグネシウムを含有するアルミニウム合金を使用する。このダイカスト部材内または中間材中のマグネシウムは、アルミニウム合金酸化皮膜の還元反応に寄与するもので、後述する実施例から分かるように、実験的には、0.3〜2.5質量%を含有するのが、酸化皮膜を除去してすぐれた接合強度を得るために有効であることを確かめている。
このマグネシウムによる酸化皮膜の除去は、接合面におけるAlがMgと反応し、MgAlとなって凝集することによるものであるが、マグネシウム含有量が上記0.3質量%よりも少ないときには、酸化皮膜の還元反応が不十分であって、確実な接合を行うことができず、また、マグネシウム含有量が4質量%よりも多くなると、表面には、Alに代わりMgOを形成するため、マグネシウムの還元反応が発生せず、確実な接合を行うことができなくなる。
なお、ここでは、添加が容易で価格的に安価なマグネシウムを用いる場合について説明するが、以下に説明するいずれの場合をも含めて、上記マグネシウムに代えて、同様な還元作用を示すところの、0.1〜1.0質量%のリチウムを含有するアルミニウム合金を用いることができる。
マグネシウム含有量が0.3質量%以下のアルミニウム合金の接合においては、0.3〜2.5質量%のマグネシウムを含有するアルミニウム合金を中間材として使用できる。一方、マグネシウム含有量が0.3質量%以上のアルミニウムダイカスト合金の接合においても、0.3〜2.5質量%以下のマグネシウムを含有するアルミニウム合金を中間材として使用できる。
上記中間材は、後述するように、薄板状あるいは粉末状のものを使用できるが、いずれの中間材を用いるにしても、通常は上記ダイカスト部材の接合面、つまり上記中間材に接触する面は、予め、20〜300μmの表面粗さ(Rz:最大高さ、JIS B 0601−2001による)を持つ粗面とする。後述する実施例から分かるように、この表面粗さが上記20μmよりも小さくても、あるいは300μmより大きくても、適切な接合強度は得られない。
上記粗面は、中間材との接触部を微細な多点とすることにより、それらの間の電気抵抗を高めて接触させ、両接合面を通して通電する際に、その接触部において局部的に発熱させ、該接合面付近の加熱により、上記中間材のマグネシウムによるアルミニウム合金酸化皮膜の還元反応を促進させながら両接合面を接合するために有効なものである。
なお、上記粗面は、ダイカスト部材の接合に際してその接合面を機械加工することにより形成してもよいが、ダイカスト部材の成形時にその接合面を粗面として成形することもでき、これにより上記機械加工を省略して製造コストを低減することもできる。
一方、上記中間材は、ダイカスト部材との接触面間の電気抵抗を高めて接触させ、その接触面を通して通電することにより、アルミニウム合金を上記粗面の接触部において非溶融の接合に適した温度に、具体的には440℃〜固相線温度に発熱させ、該接合面付近の加熱により、上記ダイカスト部材または中間材に含有されているマグネシウムによるアルミニウム合金酸化皮膜の還元反応を促進させながら、両接合面を接合するためのものである。
上記中間材としては、板状の中間材をダイカスト部材の接合面間に介在させて使用することができ、この場合に、ダイカスト部材の接合面を20〜300μmの表面粗さを持つ粗面にし、中間材の表裏面を平滑面またはそれに近い面にすることもできるが、ダイカスト部材の接合面と共に板状の中間材の表裏面も20〜300μmの表面粗さを持つ粗面とすることができ、また、ダイカスト部材の接合面を平滑面またはそれに近い面とし、板状の中間材の表裏面のみを20〜300μmの表面粗さを持つ粗面とすることもできる。
また、上記中間材としては、平均粒径が10〜250μmの粉末を用いることができ、それを両接合面間に層状に介在させて、上記接合面の間の電気抵抗を高めることができる。平均粒径が10〜250μmの粉末は、上述したダイカスト部材あるいは中間材における20〜300μmの表面粗さに対応するものであり、その範囲を逸脱すると、結果的に接合が不完全になり、あるいは十分な接合強度を得られない。
上記粉末状の中間材としては、ダイカスト部材がマグネシウムを含むアルミニウム合金である場合には、マグネシウムを含まないアルミニウム合金を使用できるが、ダイカスト部材がマグネシウムを含まないアルミニウム合金である場合には、0.3〜2.5質量%のマグネシウムを含むアルミニウム合金を使用する必要があるのは勿論である。
また、この粉末状の中間材を用いる場合には、上記ダイカスト部材の接合面は20〜300μmの表面粗さに形成される。
上記粉末状の中間材は、アルミニウム合金粉末を有機結合材で結合したシートとすることができ、上記有機結合材としては、ダイカスト部材の接合のための接合面の加熱においてガス化して排出される各種結合材を用いることができる。具体的には、中間材を構成するアルミニウム合金粉末80質量%と上記有機結合材の20質量%とを混ぜ合わせてペースト状とし、それを平面状に引き延ばして乾燥することにより形成したものなどが用いられる。
また、上記中間材であるアルミニウム合金の粉末は、接合される接合面の少なくとも一方にスプレーによって塗布することもでき、この場合に上記中間材の粉末は、上記有機結合材と同様な性質を有する液に保持させてスプレーすることができる。更に、板状の中間材にこのスプレーによってアルミニウム合金を塗布することもできる。
上記ダイカスト部材の接合に際しては、その両接合面を通して通電することにより、上記接合面と中間材との接触部付近を集中的に非溶融の接合に適した温度(通常は、固相線温度〜440℃程度)に加熱し、この加熱により上記ダイカスト部材または中間材に含有されたマグネシウムによるアルミニウム合金酸化皮膜の還元反応を促進させながら両接合面を接合するが、この通電による加熱は、以下に示す実施例では、接合部付近の温度を計測しながら、5〜10V、500〜2000Aの範囲で電圧及び電流を制御し、低真空雰囲気(10Pa)中で接合部付近の温度を短時間に所期の温度まで昇温させるようにしている。上記通電による加熱では、局部加熱により接合界面の温度が高くなると考えられるため、測定個所によって温度にばらつきがあり、正確に測定することは困難である。但し、上記加熱は、ダイカスト部材の両接合面及び中間材を部分的溶融等により上記接合面付近の形状に変形が生じない範囲であることが必要である。
この昇温は、例えば、接合部付近の温度を500℃とする場合、その直前の約470℃程度までは昇温速度を速く、その後はオーバーシュートを抑えるためにゆっくりと500℃まで昇温させるのが望ましい。図1はこの昇温の一例を示すもので、電流値は1600A程度をピークとして変動し、その間、電圧値は0〜1.3Vの範囲で電流値と共に変動し、約12分で目標とする500℃に到達している。なお、ここで4分間保持して部材を接合させ、その後電流を遮断して冷却工程に入っている。
なお、後述する実施例では、通電のための電源として直流電源を用いているが、本発明における接合では、電源の波形が接合に全く影響を及ぼさないので、パルス電源その他のどんな出力波形を有する電源を用いても良い。
また、上記ダイカスト部材の接合に際して、上記ダイカスト部材の互いに接合する接合面を粗面に形成し、更に中間材として粉末を用いることなどの手段により、接合面における電気抵抗を大きくして、通電により接合面付近を集中的・効率的に加熱するので、ダイカスト部材または中間材中のマグネシウムによる酸化皮膜の還元反応が効果的に促進され、その結果、上記接合を必ずしも真空中で行う必要もなく、大気、不活性ガス雰囲気、または10Pa程度の低真空雰囲気中においてもその酸化皮膜を取り除いて両部材を強固に接合することができ、大量生産されるダイカスト部材同士の接合に適している。但し、高真空雰囲気での接合を排除するものではない。
更に、前述したように、ダイカスト部材の接合においては、予め所定形状に成形したダイカスト部材の成形形状を維持したままで、しかも、中間材を介在させたダイカスト部材の接合面間が所定の間隔で接合されるようにする必要がある。
そのため、中間材として前記板状のものを用いる場合には、その中間材がダイカスト部材の接合面及び/または中間材の表裏面の粗面における凹凸を埋めることにより、ダイカスト部材の接合面間がどのような寸法に収まるかを、計算その他の経験則等で予測して接合させる。
また、中間材として粉末を用いる場合には、使用する粉体の総重量から、それが最終的に接合されたときの充填密度(加圧力によっても相違する。)になったときの厚さを算出し、上記板状の中間材の場合と同様に、その中間材がダイカスト部材の接合面における凹凸を埋めることにより、ダイカスト部材の接合面間がどのような寸法に収まるかを、計算その他の経験則等で予測して接合させことになる。図2は、粉末からなる中間材2がダイカスト部材1,1の接合面1a,1aの凹凸を埋める状態を模式的に示している。なお、図中、3は通電用電源である。
このように、接合時における中間材の変形量は比較的正確に予測できるので、ダイカスト部材はその成形された形状を維持したままで所期の接合状態に接合することができる。
なお、アルミニウム合金粉末を有機結合材で結合したシートからなる中間材を用いる場合においても上記に準じて接合面間の寸法を予測することになる。
更に、接合後におけるダイカスト部材の接合面間の寸法を正確に一定値に収めるためには、図3に例示するように、ダイカスト部材5,5に接合位置を設定する位置決め部5a,5aを設け、接合のための加圧により中間材6を圧縮して、それらの位置決め部5a,5aを電気的絶縁材からなるスペーサ7を介して当接させることにより、両ダイカスト部材1,1を相互に位置決めし、接合面間を一定の寸法に収めて接合することもできる。
なお、この場合には中間材6を所定の充填密度に圧縮したときに位置決め部がスペーサ7を介して当接するようにする必要があり、必要に応じて、余剰の中間材が逃避する空間を接合面間に設けることもできる。
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定的に解されるべきではない。
以下に説明する実施例においては、ADC12(Al-2.15Cu-11.0Si-0.44Fe)アルミニウム合金ダイキャスト部材から、直径30mm、高さ2mmの丸棒を切り出し、この試料の接合面を旋盤加工により各種の表面粗さを持つ粗面とし、実験に供した。
なお、電源は200ボルトを変圧器で低電圧として、全波整流した。電圧は5〜10ボルト、電流は500〜2000アンペアであり、接合面の加熱は通電して500℃に10分間保持し、その後空冷した。温度測定は、試料の接合面からmm上側に穴をあけ、そこに熱電対を差し込んで計測した。
[実施例1]
表1に示すような中間材及び接合条件を用いて、上記ダイキャスト部材を接合した。中間材としては、同表に示している組成の粉末で、平均粒径が150μm程度のものを用いたが、同表中に接合条件等として示している粉末層の厚み(0.5mm)は、秤量した中間材の重量と接合面積から、中間材粉末が充填密度100%で接合面間に充填されたと仮定したときの厚さを算出して示したものである(表2及び表3の場合も同じ)。
同表に示す判定及び接合強度から明らかなように、0.3〜2.5質量%のマグネシウムを含有する中間材を用いた場合に、すぐれた接合強度を得ることができた。
Figure 2005103556
[実施例2]
上記ダイキャスト部材の接合面の表面粗さを、3〜300μm(Rz)の範囲で表2中に示す値に加工し、同表2に接合条件として示すように、中間材としてAl−Mg合金(Al-12Si-1Mg)の粉末を用いて、上記ダイキャスト部材を接合した。
同表に示す判定及び接合強度から明らかなように、表面粗さが3μm及び10μmの場合には、十分な接合強度が得られなかったが、表面粗さがそれ以上に大きくなったときには、すぐれた接合強度を得ることができた。
Figure 2005103556
[実施例3]
上記ダイキャスト部材を用い、中間材として、表3中に示すところの、粉末、板材及び粉末シート(粉末を有機結合材によって結合してシート状にしたもの)を用いて、同表中に示す接合条件で接合した。
いずれの中間材を用いた場合にも、十分な接合強度が得られた。
Figure 2005103556
比較例
上記実施例1〜3のいずれの場合においても、中間材を介在させないで、その他は同条件で、接合を行ったが、いずれの場合にも十分な接合強度を得ることができなかった。
ダイカスト部材を通して通電することによりその接合面付近を加熱する場合の制御態様の一例を示すグラフである。 ダイカスト部材の接合態様を模式的に示す説明図である。 ダイカスト部材の他の接合態様を模式的に示す説明図である。
符号の説明
1,5 ダイカスト部材
1a 接合面
2,6 中間材

Claims (9)

  1. アルミニウム合金ダイカスト部材同士を互いに接合する方法であって、
    上記ダイカスト部材の互いに接合する両接合面間にアルミニウム合金からなる板状の中間材を介在させ、両接合面間を相互に加圧しながら加熱して接合するに際し、
    上記ダイカスト部材及び/または中間材を、0.3〜2.5質量%のマグネシウムを含有させたアルミニウム合金により構成し、
    上記両接合面と上記中間材の互いに接触する面を、少なくとも一方が20〜300μmの表面粗さを持つ粗面として、それらの接触面間の電気抵抗を高めて接触させ、
    両接合面を通して通電することにより、上記粗面の接触部において非溶融の接合に適した温度に発熱させ、該接合面付近の加熱により上記中間材のマグネシウムによるアルミニウム合金酸化皮膜の還元反応を促進させながら両接合面を接合する、
    ことを特徴とするアルミニウム合金ダイカスト部材の接合方法。
  2. アルミニウム合金ダイカスト部材同士を互いに接合する方法であって、
    上記ダイカスト部材の互いに接合する両接合面間にアルミニウム合金からなる粉末状の中間材を介在させ、両接合面間を相互に加圧しながら加熱して接合するに際し、
    上記ダイカスト部材及び/または中間材を、0.3〜2.5質量%のマグネシウムを含有させたアルミニウム合金により構成し、
    上記ダイカスト部材の中間材に接触する接合面を20〜300μmの表面粗さを持つ粗面にすると共に、上記中間材を平均粒径が10〜250μmの粉末として、それを両接合面間に層状に介在させることにより、上記接合面をそれらの間の電気抵抗を高めて接触させ、
    両接合面を通して通電することにより、上記接合面と粉末との接触部において非溶融の接合に適した温度に発熱させ、該接合面付近の加熱により上記中間材のマグネシウムによるアルミニウム合金酸化皮膜の還元反応を促進させながら両接合面を接合する、
    ことを特徴とするアルミニウム合金ダイカスト部材の接合方法。
  3. 上記アルミニウム合金からなる中間材が、粉末を有機結合材で結合したシートである、
    ことを特徴とする請求項2に記載のアルミニウム合金ダイカスト部材の接合方法。
  4. 上記中間材であるアルミニウム合金の粉末を、接合される接合面の少なくとも一方にスプレーによって塗布する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のアルミニウム合金ダイカスト部材の接合方法。
  5. ダイカスト部材の接合面を相互に加圧しながら該接合面付近を加熱して両部材を接合するに際し、
    上記ダイカスト部材の互いに接合する両接合面及び中間材を、局部的溶融等により上記接合面付近の形状に変形が生じない範囲で加熱し、あるいはその変形量を正確に予測できる態様で加熱し、成形されたダイカスト部材の形状を維持させたままで接合する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のアルミニウム合金ダイカスト部材の接合方法。
  6. ダイカスト部材の接合面を相互に加圧しながら該接合面付近を加熱して両部材を接合するに際し、
    両ダイカスト部材にそれらの接合位置を設定する位置決め部を設け、該位置決め部において両ダイカスト部材を相互に位置決めして上記通電による接合を行う、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のアルミニウム合金ダイカスト部材の接合方法。
  7. 上記ダイカスト部材同士の接合を、大気、不活性ガス雰囲気、または低真空雰囲気中で行う、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のアルミニウム合金ダイカスト部材の接合方法。
  8. 接合すべきダイカスト部材または中間材を構成する、0.3〜2.5質量%のマグネシウムを含有させたアルミニウム合金に代えて、0.1〜1.0質量%のリチウムを含有するアルミニウム合金を用いる、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のアルミニウム合金ダイカスト部材の接合方法。
  9. 通電による接合面付近の加熱温度を、ダイカスト部材及び中間材を構成するアルミニウム合金の固相線温度〜440℃に制御する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のアルミニウム合金ダイカスト部材の接合方法。
JP2003336406A 2003-09-26 2003-09-26 アルミニウム合金ダイカスト部材の接合方法 Expired - Fee Related JP4322081B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003336406A JP4322081B2 (ja) 2003-09-26 2003-09-26 アルミニウム合金ダイカスト部材の接合方法
US10/942,008 US7468493B2 (en) 2003-09-26 2004-09-16 Method of connecting aluminum alloy die cast member
DE102004045856A DE102004045856B4 (de) 2003-09-26 2004-09-20 Verfahren zur Verbindung von Druckgusselementen aus Aluminiumlegierung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003336406A JP4322081B2 (ja) 2003-09-26 2003-09-26 アルミニウム合金ダイカスト部材の接合方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005103556A true JP2005103556A (ja) 2005-04-21
JP4322081B2 JP4322081B2 (ja) 2009-08-26

Family

ID=34373236

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003336406A Expired - Fee Related JP4322081B2 (ja) 2003-09-26 2003-09-26 アルミニウム合金ダイカスト部材の接合方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7468493B2 (ja)
JP (1) JP4322081B2 (ja)
DE (1) DE102004045856B4 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008110397A (ja) * 2006-10-06 2008-05-15 Origin Electric Co Ltd 高導電性被溶接物のプロジェクション溶接方法
JP2010137287A (ja) * 2006-10-06 2010-06-24 Origin Electric Co Ltd 高導電性被溶接物のプロジェクション溶接方法
JP2013078795A (ja) * 2011-09-22 2013-05-02 Nissan Motor Co Ltd 接合方法及び接合部品
WO2016167218A1 (ja) * 2015-04-16 2016-10-20 三菱マテリアル株式会社 接合体、ヒートシンク付パワーモジュール用基板、ヒートシンク、及び、接合体の製造方法、ヒートシンク付パワーモジュール用基板の製造方法、ヒートシンクの製造方法
US9505084B2 (en) 2011-09-22 2016-11-29 Nissan Motor Co., Ltd. Joining method and joining component
JP2017014560A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 Ntn株式会社 機械部品製造装置
JP2017150548A (ja) * 2016-02-23 2017-08-31 日新製鋼株式会社 真空断熱パネル及びその製造方法
KR20170137095A (ko) * 2015-04-16 2017-12-12 미쓰비시 마테리알 가부시키가이샤 접합체, 히트 싱크가 부착된 파워 모듈용 기판, 히트 싱크, 및 접합체의 제조 방법, 히트 싱크가 부착된 파워 모듈용 기판의 제조 방법, 히트 싱크의 제조 방법
US10497585B2 (en) 2015-04-16 2019-12-03 Mitsubishi Materials Corporation Bonded body, substrate for power module with heat sink, heat sink, method for producing bonded body, method for producing substrate for power module with heat sink, and method for producing heat sink
WO2023248391A1 (ja) * 2022-06-22 2023-12-28 株式会社Mole′S Act 金属接合体の製造方法及びダイカスト部材の接合方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8426762B2 (en) * 2006-12-08 2013-04-23 E.O. Paton Electric Welding Institute Of The National Academy Of Sciences Of Ukraine Method of resistance butt welding using corrugated flux-filled metal inserts
CN101885095B (zh) * 2010-06-10 2012-09-26 重庆理工大学 镁合金的粉末介质扩散反应电阻钎焊方法
CN103357999A (zh) * 2013-07-27 2013-10-23 何强 一种针对不匹配材料的电阻焊、螺柱焊焊接技术
KR20180070406A (ko) * 2016-12-16 2018-06-26 엘지전자 주식회사 다이캐스팅용 알루미늄 합금 및 다이캐스팅 주물
CN110340509A (zh) * 2019-06-25 2019-10-18 华北水利水电大学 一种铜薄板电阻点焊连接方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63220987A (ja) * 1987-03-06 1988-09-14 Natl Res Inst For Metals アルミニウム及びアルミナセラミツクスの拡散接合法
JP3296649B2 (ja) 1993-12-27 2002-07-02 本田技研工業株式会社 アルミニウム合金の抵抗溶接法
US5753885A (en) * 1994-06-23 1998-05-19 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Powder materials for use in resistance welding aluminum articles and method of resistance welding aluminum articles
JP3797853B2 (ja) * 2000-07-28 2006-07-19 独立行政法人科学技術振興機構 通電接合によるアルミニウム合金複合部材の製造方法

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008110397A (ja) * 2006-10-06 2008-05-15 Origin Electric Co Ltd 高導電性被溶接物のプロジェクション溶接方法
JP2010137287A (ja) * 2006-10-06 2010-06-24 Origin Electric Co Ltd 高導電性被溶接物のプロジェクション溶接方法
JP4550086B2 (ja) * 2006-10-06 2010-09-22 オリジン電気株式会社 高導電性被溶接物のプロジェクション溶接方法
JP2010253561A (ja) * 2006-10-06 2010-11-11 Origin Electric Co Ltd 高導電性被溶接物のプロジェクション溶接方法
US9505084B2 (en) 2011-09-22 2016-11-29 Nissan Motor Co., Ltd. Joining method and joining component
JP2013078795A (ja) * 2011-09-22 2013-05-02 Nissan Motor Co Ltd 接合方法及び接合部品
WO2016167218A1 (ja) * 2015-04-16 2016-10-20 三菱マテリアル株式会社 接合体、ヒートシンク付パワーモジュール用基板、ヒートシンク、及び、接合体の製造方法、ヒートシンク付パワーモジュール用基板の製造方法、ヒートシンクの製造方法
KR20170137095A (ko) * 2015-04-16 2017-12-12 미쓰비시 마테리알 가부시키가이샤 접합체, 히트 싱크가 부착된 파워 모듈용 기판, 히트 싱크, 및 접합체의 제조 방법, 히트 싱크가 부착된 파워 모듈용 기판의 제조 방법, 히트 싱크의 제조 방법
US10497637B2 (en) 2015-04-16 2019-12-03 Mitsubishi Materials Corporation Bonded body, substrate for power module with heat sink, heat sink, method for producing bonded body, method for producing substrate for power module with heat sink, and method for producing heat sink
US10497585B2 (en) 2015-04-16 2019-12-03 Mitsubishi Materials Corporation Bonded body, substrate for power module with heat sink, heat sink, method for producing bonded body, method for producing substrate for power module with heat sink, and method for producing heat sink
KR102422064B1 (ko) 2015-04-16 2022-07-15 미쓰비시 마테리알 가부시키가이샤 접합체, 히트 싱크가 부착된 파워 모듈용 기판, 히트 싱크, 및 접합체의 제조 방법, 히트 싱크가 부착된 파워 모듈용 기판의 제조 방법, 히트 싱크의 제조 방법
JP2017014560A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 Ntn株式会社 機械部品製造装置
JP2017150548A (ja) * 2016-02-23 2017-08-31 日新製鋼株式会社 真空断熱パネル及びその製造方法
WO2023248391A1 (ja) * 2022-06-22 2023-12-28 株式会社Mole′S Act 金属接合体の製造方法及びダイカスト部材の接合方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20050067383A1 (en) 2005-03-31
JP4322081B2 (ja) 2009-08-26
DE102004045856A1 (de) 2005-04-28
US7468493B2 (en) 2008-12-23
DE102004045856B4 (de) 2007-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4322081B2 (ja) アルミニウム合金ダイカスト部材の接合方法
JP5376391B2 (ja) 異種金属の接合方法及び接合構造
CN102310287B (zh) 通过反应冶金的蓄电池接头的接合
JP2013514188A (ja) 伝導性複合コンポーネント及びその製造方法
JP2008183620A (ja) プロジェクション溶接部及びそれを形成する方法
JP4502873B2 (ja) アルミ系材と鉄系材の抵抗スポット溶接方法
JP6016095B2 (ja) 接合方法及び接合部品
JP2016059954A (ja) 抵抗スポット溶接方法
JP3862640B2 (ja) アルミニウム系材の抵抗スポット溶接方法
JP7353329B2 (ja) 摩擦攪拌接合及び抵抗溶接のための接合装置及び接合方法
US20190363328A1 (en) Robust Reaction Metallurgical Joining
JP3797853B2 (ja) 通電接合によるアルミニウム合金複合部材の製造方法
JP2017047449A (ja) 金属接合品及びその製造方法
JPWO2015133096A1 (ja) 抵抗スポット溶接方法
JP2010082636A (ja) 柱状部材の溶接方法、放熱部材の製造方法および放熱部材
JP6122519B2 (ja) 一体部材の製造方法
JPH10314933A (ja) アルミニウム材料と鉄材料の接合方法
KR102165115B1 (ko) 클래딩 알루미늄 합금을 이용한 증강된 저항 스팟 용접
JPH07138767A (ja) 金属材料の表面被覆方法
JP2017506583A (ja) 異種材料の接合方法
JP6745578B2 (ja) 面接合用ろう材シート
JP2004042095A (ja) 摩擦攪拌接合法とその装置
JP2013035045A (ja) 抵抗溶接方法
US20220161352A1 (en) Capacitive discharge welding of dissimilar metals
JP2001124084A (ja) 軸受及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050707

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20051104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051104

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20051104

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071003

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071016

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071213

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090116

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090123

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090512

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090602

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4322081

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130612

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R255 Notification that request for automated payment was rejected

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R2525

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees