JP2005102429A - 壁材用仕切板 - Google Patents

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Abstract

【課題】
内部を仕切板で仕切られた配線ボックスを、建物壁を構成する壁材の裏側に設置する際に、前記壁材の部分においても延長して仕切可能にすることである。
【解決手段】
壁材用仕切板S1 であって、建物壁31を構成する壁板(壁材)Pの裏側に配設した配線ボックスB内に収容配置された仕切板S0 に対して壁表側に延長した状態となって、前記配線ボックスBの前面開口3を壁表側に臨ませるべく前記壁板Pに穿孔された透孔H内に配置されて、該透孔H内を前記仕切板S0 と同一態様で仕切る仕切板本体部21と、前記透孔H内に配置される仕切板本体部21を配線ボックスB内の仕切板S0 に、前記透孔Hを通して壁表側から取付可能な取付部22とを備えた構成とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、内部を仕切板で仕切られた配線ボックスを、建物壁を構成する壁材の裏側に設置する際に、前記壁材の部分においても延長して仕切可能な壁材用仕切板に関するものである。
配線ボックス(以下、単に「ボックス」と略称する場合もある)内に収容される複数の配線器具間、及びこれらに接続された弱電用、強電用等の異なる各ケーブル間を仕切る仕切板として、特許文献1に記載のものが知られている。この仕切板は、ボックス内に立設して取付けられた状態で、該ボックス内の全高を仕切可能な高さとなっている。しかし、前記仕切板は、ボックスの内部のみを仕切るものであるため、建物壁の壁表に壁板等の壁材を立設させる場合には、前記壁材を貫通した透孔内に設置される配線器具間を仕切ることができず、弱電、強電等の区別を確実に行えなかった。
また、特許文献2に開示のように、全高をボックスの高さ(深さ)より大きく設定して、必要に応じて折り取ることにより、ボックスの開口面より前方に必要長だけ突出させて使用する構成の仕切板もある。しかし、特許文献2に開示の仕切板は、ボックスに予め取付けておいた場合には、その開口面から突出しているため壁板等の壁材を取付ける際の障害となってしまう。よって、仕切板を取付けることなくボックスを壁裏に設置し、壁材に透孔を穿設した後に、該透孔を通して仕切板を挿入してボックスに取付けることとなる。しかし、ボックスの内側面に沿ってノコギリ等により壁材を切断して前記透孔を形成する際に、ボックスの内側面を形成する線上に沿って正確に壁材を切断することは困難であるため、仕切板配置部における切断線がボックスの内側にずれた場合には、壁材のずれた部分と仕切板とが干渉して、仕切板をボックス内に収容配置することが困難であった。
一方、壁裏に設置されたボックスの前面の壁材を切断してボックス開口を壁表に臨ませる際に、壁裏のボックスに設けられた磁石等の穿孔中心位置を壁表から探知し、該探知位置を中心にしてホルソー等の円形切断具により複数の円形の透孔を壁材に穿孔して、各透孔を重合(合成)させる方法が実施されている。この円形切断具を使用する場合には、壁材に穿孔された複数の透孔の重合孔の形状とボックス開口の形状とが一致せず、円形切断具により穿孔された隣接する2つの円形の透孔の間に、壁材の未切断部がボックス開口に入り込んだ状態で残り、この未切断部と干渉してボックス内に仕切板を収容配置できないことがあった。
実開昭59−149421号公報 意匠登録第708203号公報
本発明は、内部を仕切板で仕切られた配線ボックスを、建物壁を構成する壁材の裏側に設置する際に、前記壁材の部分においても延長して仕切可能にすることを課題としている。
上記の課題を解決するための請求項1の発明は、壁材用仕切板であって、建物壁を構成する壁材の裏側に配設した配線ボックス内に収容配置された仕切板に対して壁表側に延長した状態となって、前記配線ボックスの前面開口を壁表側に臨ませるべく前記壁材に穿孔された透孔内に配置されて、該透孔内を前記仕切板と同一態様で仕切る仕切板本体部と、前記透孔内に配置される仕切板本体部を配線ボックス内の仕切板に、前記透孔を通して壁表側から取付可能な取付部とを備えていることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、壁材の裏側に配設した配線ボックス内に収容配置された仕切板に取付部を介して壁材用仕切板を取付けると、その仕切板本体部は、配線ボックスを壁表に臨ませるべく壁材に穿孔された透孔内に配置されて、前記仕切板本体部によって、前記透孔は前記仕切板と同一態様で仕切られる。このため、前記透孔の部分に配置される複数種類の配線器具は仕切板本体部によって互い仕切られて区別される。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記仕切板本体部は、壁材の厚みに対応して折取り可能であることを特徴としている。請求項2の発明によれば、一種類の仕切板によって、厚みの異なる複数種類の壁材に対応して、仕切板が壁材の表面から壁表側に突出することなく、壁材に穿孔された透孔を仕切ることができるため、壁材の厚みに対応した高さの異なる複数種類の仕切板を準備しておく必要がなくなる。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記仕切板本体部は、壁材に穿孔された透孔の内寸法に対応して折取り可能であることを特徴としている。請求項3の発明によれば、壁材に穿孔された透孔の内寸法が異なっている場合でも、一種類の仕切板で対応できて、透孔の内寸法に対応した複数種類の仕切板を準備しておく必要がなくなる。
また、請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記透孔は、複数の円穿孔の重合により形成された形状であって、前記仕切板本体部は、複数の円穿孔の重合部の内寸法に対応した幅で折取り可能であることを特徴としている。複数の円穿孔の重合により形成された透孔の場合には、複数の円穿孔の重合部の内寸法は、配線ボックスの開口の内寸法よりも小さくなり、請求項4の発明によれば、かかる事態に対応して仕切板の幅を狭くすべく折り取って、前記重合部の内寸法に対応させられる。
本発明によれば、内部を仕切板で仕切られた配線ボックスを、建物壁を構成する壁材の裏側に設置する際に、ボックス内を仕切るために収容配置された仕切板に壁材用仕切板を壁表側から取付けて壁表側に延長させられるので、前記壁材に穿孔された透孔の部分に配置される各配線器具をボックス内と同一態様で仕切ることができる。
以下、本発明を実施するための最良実施形態を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。図1は、本発明に係る壁材用仕切板S1 を使用してボックスB内及び壁板Pの透孔H内に強電と弱電の各配線を区別して行う状態を示す分解斜視図であり、図2は、図1のボックスBの部分の拡大斜視図であり、図3は、建物壁31の両面に壁板Pを立設した状態の平面図であり、図4は、配線状態のボックスBの平面断面図であり、図5は、ボックスBの開口3の壁表側に配置された壁板Pに、複数の円穿孔の重合により透孔Hが形成された状態を示す正面図であり、図6は、本発明に係る壁材用仕切板S1 とボックス内用の仕切板S0 との斜視図であり、図7は、壁材用仕切板S1 の側面図であり、図8は、ボックスB内に収容配置された仕切板S0 に、本発明に係る壁材用仕切板S1 が折り取ることなく取付けられた状態の斜視図である。
最初に、ボックスBと、この内部を二分するために収容配置されるボックス内用の仕切板S0 について説明し、その後に、本発明に係る壁材用仕切板S1 、及びその使用方法について説明する。図5及び図8に示されるように、ほぼ正方形状のボックスBの周壁1の対向部1aの内側には、上下で一対となった計二対のボス部2がボックス開口3(図4参照)に臨んで設けられ、前記周壁1の対向部1aの内側における左右の各ボス部2の間には、深さ方向に沿って一対の仕切板挿入突条4が設けられて、各突条4の間が挿入溝5となっている。前記突条4は、ボックスBの底部から開口3の手前側の部分において設けられ、前記突条4のボックス開口3の側の形成端は、ボックス開口3よりも所定距離だけ奥側に配置されていて、ボックス開口3までは形成されていない。
また、図5、図6及び図8において、仕切板S0 は、ボックスB内を複数室に分割して仕切る部材であって、長方形板状をなしていて、その幅(W0)は、ボックスBの周壁1の対向部1aの内寸法に対応しており、その高さ(L0)は、ボックスBの深さに対応している。
次に、図6ないし図8を参照にして、本発明に係る壁材用仕切板S1 について説明する。壁材用仕切板S1 は、その使用高さ(L)〔図4参照〕を後述の壁板Pの板厚(Tp) に対応させて多段に選択できると共に、その使用幅は、壁板Pに穿孔された透孔Hの内寸法(Wp) 〔図4参照〕に対応して二種類(W1 ,W2 )のいずれかに選択できるようになっている。即ち、壁材用仕切板S1 は、仕切板としての仕切機能を果たす長方形板状の仕切板本体部21と、ボックスB内に収容配置された仕切板S0 に対して仕切板本体部21を取付けるための取付部22とで構成される。仕切板本体部21には、高さ方向に一定間隔をおいて多数本(実施形態では6本)の断面V字形の第1折取り溝23が幅方向に沿って設けられていて、使用高さ(L)〔図4参照〕に対応した特定の第1折取り溝23で折り取って使用される。また、仕切板本体部21には、その幅方向の両端に近い部分にそれぞれ断面V字形の第2折取り溝24が高さ方向に沿って設けられていて、折り取らずにそのまま使用する場合には、仕切板本体部21の幅は、ボックス内用の仕切板S0 の幅(W0 )と同一であり、各第2折取り溝24で折り取ると、仕切板本体部21の幅は、ボックス内用の仕切板S0 の幅(W0 )よりも小さな幅(W1 )となる。また、第1折取り溝23における第2折取り溝24の内側の部分、及び第2の各折取り溝24の両端に近い部分には、仕切板本体部21の使用部(折取り片34,35を折取った残りの必要部分)に形成されている各折取り溝23,24の部分の強度を確保するための補強部25a,25bが各折取り溝23,24を部分的に埋設する形態となってそれぞれ設けられている。なお、折り取らずにそのまま使用する場合の仕切板本体部21の幅は(W0 )は、ボックスBの周壁1の対向部1aの内寸法(W2 ) 〔図5参照〕よりも僅かに小さい。
また、図6及び図7において、仕切板本体部21をボックスB内の仕切板S0 に取付けるための取付部22は、仕切板本体部21の高さ方向の基端部の一方の面であって、その幅方向の中央部に一体に形成された第1取付片26と、その他方の面であって、前記第1取付片26を幅方向に沿った両側から挟む形態となって、幅方向の所定間隔をおいて一体に形成された一対の第2取付片27とで構成される。第1取付片26の高さ方向に沿った突出長は、一対の第2取付片27の突出長よりも大きくなっていて、合計3片の第1及び第2の各取付片26,27の内面先端部には、それぞれ弾接突起26a,27aが形成されていて、非取付時における各弾接突起26a,27aの弾接面(内面)の間の間隔(D)は、ボックスB内に収容配置される仕切板S0 の板厚(T0 )よりも僅かに大きくなっている。よって、図6及び図8に示されるように、ボックスB内の仕切板S0 の先端面に、壁材用仕切板S1 の仕切板本体部21の基端面を密着させると、第1及び第2の各取付片26,27は僅かに外側に弾性変形されて、これらに形成された各弾接突起26a,27aは仕切板S0 の両面に、高さ方向及び幅方向の双方の弾接位置がいずれもずれた状態となって弾接して(図8参照)、壁材用仕切板S1 は、ボックスB内の仕切板S0 に対して壁表側に延長した状態となって取付けられる(連結される)。
次に、建物壁31を構成する壁板Pの裏側に配置されたボックスBの開口3を壁表に臨ませるために、前記壁板Pに穿孔した透孔Hの部分を前記壁材用仕切板S1 で仕切る場合について説明する。図3に示されるように、本実施形態の建物壁31は、形鋼から成る軽量間柱32の両側(両面)に壁板Pが立設され、軽量間柱32の開口側にボックスBが、その開口面と前記軽量間柱32の一側面とが同一面となるようにして取付けられている。建物壁31を構成する壁板Pの壁裏に配置されるボックスB内は、図8に示されるように、ボックス内用の仕切板S0 の幅方向(配置状態では上下方向)の両端部が、仕切板挿入突条4の間の挿入溝5に挿入されることにより、前記仕切板S0 により左右方向に二分割されて、弱電用及び強電用の各収容空間V1 ,V2 に仕切られている。ボックスB内に仕切板S0 が収容配置された状態で、ボックスBは、その開口3を壁表側に向けて軽量間柱32に取付けらる。その後に、建物壁31の表面に壁板Pが立設され、この壁板PによりボックスBの開口3は覆われる。
次に、壁板Pで覆われたボックスBの開口3を壁表側に臨ませるべく、壁板Pにおける開口3の前面部を切断して透孔Hを形成する。この透孔Hを形成するのに、図5に示されるように、複数回(実施形態では4回)の円穿孔の重合により行う方法がある。この透孔形成方法を実施するには、複数回の円穿孔の円穿孔中心位置C1 〜C4 が予め探知できるようになっている。例えば、図5において、各円穿孔中心位置C1 〜C4 は、ボックスBの位置によって定められるので、ボックスBの底壁6における各円穿孔中心位置C1 〜C4 と同一位置に、先端部に磁石を取付けた被探知部(いずれも図示せず)を折取り可能に形成しておくと、ボックスBの開口3が壁板Pにより覆われても、複数回の円穿孔のみによってボックスBの開口3を壁表に臨ませることが可能となる。
図2及び図5において、HLは、複数回の円穿孔により壁板Pに形成された透孔Hの外形線を示し、ボックスBの開口3の各コーナー部と、ボックスB内を左右に二分割している仕切板S0 の上下両端部とを除くほぼ全ての部分は、壁表に臨んでいるが、仕切板S0 の上下両端部においては、壁板Pの未切断部33がボックスBの開口3の前面に入り込んでいて、この未切断部33の内寸法(Wp)は、ボックスBの周壁1の対向部1aの内寸法(W2 )よりも小さい。
このため、壁材用仕切板S1 の仕切板本体部21の幅は、そのままの幅(W0 )では、透孔Hを形成する際に壁板Pに残った未切断部33と干渉して、仕切板S0 に取付けることができない。よって、図2に示されるように、仕切板本体部21の幅方向の両端部を第2折取り溝24の部分で折り取って、仕切板本体部21の幅を(W1 )にすると共に、建物壁31を構成する壁板Pの板厚(Tp)に対応させて、ボックスBの開口3の手前側において壁板Pに形成された透孔Hを仕切り得るような高さ(L)となるように、仕切板本体部21を特定の第1折取り溝23で折り取る。なお、図2において、34,35は、それぞれ仕切板本体部21の幅方向、及び高さ方向に沿った各折取り片を示す。
これにより、図2に示されるように、壁板Pに形成された透孔Hの部分に壁材用仕切板S1 が、壁表側から壁板Pの裏側に配置されたボックスB内の仕切板S0 に取付可能となる。即ち、壁材用仕切板S1 を壁板Pよりも手前側から透孔Hの部分に挿入して、仕切板S1 の基端部に一体に形成された第1及び第2の各取付片26,27をボックスB内の仕切板S0 に対して押し込むと、第1及び第2の各取付片26,27が仕切板S0 の手前側端部を両側から挟持することにより、第1及び第2の各取付片26,27を介してボックスB内の仕切板S0 に壁材用仕切板S1 が取付けられる。これにより、壁板Pに形成された透孔Hの部分は、ボックスB内の仕切板S0 と同様に左右に二分された状態で仕切られる。
なお、上記した壁材用仕切板S1 の取付けは、ボックスB内を仕切板S0 により左右に二分された各収容空間V1 ,V2 において、それぞれ強電用及び弱電用の各ケーブルK1 ,K2 の配線を行った後に行う。
最後に、図1及び図4に示されるように、ボックスBの外部である壁板Pの手前側において、強電用及び弱電用の各配線器具M1 ,M2 と前記各ケーブルK1 ,K2 との接続を行った後に、各配線器具M1 ,M2 の奥側の部分を前記透孔Hを通してボックスB内の各収容空間V1 ,V2 に収容して、各配線器具取付枠F1 ,F2 をビス36を介してボックスBのボス部2に取付けた後に、各配線器具取付枠F1 ,F2 を化粧板37で覆った状態で、該化粧板37を複数本のビス38を介して各配線器具取付枠F1 ,F2 に取付けると、配線作業が終了する。
これにより、図4に示されるように、ボックスB内においては、仕切板S0 により強電用及び弱電用の各ケーブルK1 ,K2 が分離された状態で各収容空間V1 ,V2 に収容されると共に、壁板Pの透孔Hの部分に配置される各配線器具M1 ,M2 は、当該部分を左右に仕切る仕切板S1 により分離された状態で配置される。
また、ノコギリ等によりボックスBの開口3の前面の壁板Pを、その背面のボックスBの内側面を形成する線上に沿って正確に切断して透孔が形成された場合、或いは前記実施形態において壁板Pの未切断部33をノコギリ等で除去した場合には、壁材用仕切板S1 は、元のままの幅(W0 )でボックスB内の仕切板S0 に取付けられるので、仕切板本体部21の幅方向の両端部を折り取る必要はなくなる。
また、上記実施形態では、仕切板本体部21の幅を変更させるための第2折取り溝24は、幅方向の両端部にそれぞれ1本のみ設けられているが、これを複数本設けることにより、壁材用仕切板の使用幅の種類を3以上にできる。
また、壁板Pの板厚(Tp)が一定のもののみに使用する場合には、壁材用仕切板S1 の仕切板本体部21に第1折取り溝23を設ける必要はなく、壁板Pに穿孔された透孔Hの内寸法(Wp)が一定しているもののみに使用する場合には、壁材用仕切板S1 の仕切板本体部21に第2折取り溝24を設ける必要はない。
また、上記実施形態は、ボックスB内を一枚の仕切板S0 により左右に二分割した例であるが、複数枚の仕切板S0 を使用して、ボックスB内を3以上の収容空間に仕切る場合においても、本発明は実施可能である。更に、本発明に係る壁材用仕切板は、ボックス内を仕切る仕切板に取付けて、壁材に形成された透孔の部分を仕切る場合のみならず、ボックス内を仕切る場合においても使用可能である。この場合には、2種類の仕切板を準備する必要がない利点がある。
また、上記実施形態では、建物壁は、軽量形鋼から成る軽量間柱の両側(両面)に壁板を立設して構成されて、前記軽量間柱にボックスが取付けられる構成であるが、木製の柱の両側に壁板が立設されて建物壁が構成される場合には、前記木製の柱にボックスが取付けられる。更に、建物壁がコンクリート壁の両側(両面)に壁板が立設された構成の場合には、ボックスは、前記コンクリート壁内に埋設される。
本発明に係る壁材用仕切板S1 を使用してボックスB内及び壁板Pの透孔H内に強電と弱電の各配線を区別して行う状態を示す分解斜視図である。 図1のボックスBの部分の拡大斜視図である。 建物壁31の両面に壁板Pを立設した状態の平面図である。 配線状態のボックスBの平面断面図である。 ボックスBの開口3の壁表側に配置された壁板Pに、複数の円穿孔の重合により透孔Hが形成された状態を示す正面図である。 本発明に係る壁材用仕切板S1 とボックス内用の仕切板S0 との斜視図である。 壁材用仕切板S1 の側面図である。 ボックスB内に収容配置された仕切板S0 に、本発明に係る壁材用仕切板S1 が折り取ることなく取付けられた状態の斜視図である。
符号の説明
B:配線ボックス
H:複数の円穿孔の重合による透孔
P:壁板(壁材)
0 :ボックス内用の仕切板
1 :壁材用仕切板
Tp:壁材の板厚
Wp:壁材の内寸法
3:ボックス開口
21:壁材用仕切板の仕切板本体部
22:壁材用仕切板の取付部
23:第1折取り溝
24:第2折取り溝
26:第1取付片(取付部)
27:第2取付片(取付部)
31:建物壁
32:軽量間柱(建物壁)

Claims (4)

  1. 建物壁を構成する壁材の裏側に配設した配線ボックス内に収容配置された仕切板に対して壁表側に延長した状態となって、前記配線ボックスの前面開口を壁表側に臨ませるべく前記壁材に穿孔された透孔内に配置されて、該透孔内を前記仕切板と同一態様で仕切る仕切板本体部と、
    前記透孔内に配置される仕切板本体部を配線ボックス内の仕切板に、前記透孔を通して壁表側から取付可能な取付部と、
    を備えたことを特徴とする壁材用仕切板。
  2. 前記仕切板本体部は、壁材の厚みに対応して折取り可能であることを特徴とする請求項1に記載の壁材用仕切板。
  3. 前記仕切板本体部は、壁材に穿孔された透孔の内寸法に対応して折取り可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の壁材用仕切板。
  4. 前記透孔は、複数の円穿孔の重合により形成された形状であって、前記仕切板本体部は、複数の円穿孔の重合部の内寸法に対応して折取り可能であることを特徴とする請求項3に記載の壁材用仕切板。
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