JPH09163546A - 配線用ボックス、及びその本体に装着される透孔穿孔案内具 - Google Patents

配線用ボックス、及びその本体に装着される透孔穿孔案内具

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JPH09163546A
JPH09163546A JP7346386A JP34638695A JPH09163546A JP H09163546 A JPH09163546 A JP H09163546A JP 7346386 A JP7346386 A JP 7346386A JP 34638695 A JP34638695 A JP 34638695A JP H09163546 A JPH09163546 A JP H09163546A
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hole
opening
guide
box
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Shohachi Shimizu
昭八 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ボックス本体の開口に対応した罫書き線を壁体
の壁表に設けることなく、穿孔具のみによって、ボック
ス本体の前面に配置されている壁体にその開口に対応す
る透孔を穿孔可能にすることである。 【解決手段】ボックス本体M1 に設けられている第1ガ
イド部G1 を壁体Wの壁表から探知して、この壁体Wに
第1ガイド部G1 を中心とする小透孔H0 を穿孔して該
第1ガイド部G1 を壁表に露出させ、その後に、穿孔具
Cの中心軸8を第1ガイド部G1 のガイド孔5aでガイ
ドして、壁体Wに第1ガイド部G1 を中心とする透孔H
を穿孔して、ボックス本体M1 の開口2を壁表に臨ませ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穿孔具のみによっ
てボックス本体の前面に配設されている壁体に、その開
口に対応する透孔を穿孔できる配線用ボックス、及びそ
の本体に着脱可能に装着される透孔穿孔案内具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、壁体の内部に隠蔽された電気配線
用ボックスの前面の開口を壁表に臨ませるために壁体を
切り欠くには、以下の方法により行われていた。ボック
ス本体の適所には、予め金属箔や磁石が設けられてい
て、金属、或いは磁気を探知可能な探知器によって、ボ
ックス本体に設けられた金属箔、或いは磁石を探知し
て、壁体におけるボックス本体の位置を罫書き、この罫
書き線に沿ってノコギリなどを用いて壁体にボックス本
体の開口に対応する透孔を形成していた。
【0003】しかし、前記した金属探知、或いは磁気探
知により、ボックス本体に設けられた金属箔、或いは磁
石を基準にして、壁体にボックス本体の開口の位置を正
確に罫書くのは困難であって、正規の位置から多少はず
れるものである。このため、ボックス本体の開口に正確
に対応するように壁体を切り欠くことは難しい。また、
ボックス本体に設けられた金属箔、或いは磁石の位置を
基準にして、壁体にボックス本体の開口形状を罫書くこ
と自体が面倒でもある。更に、方形状のボックスにおい
ては、ノコギリなどを用いて壁体をこの形状に切断して
切り欠くことは大変に難しい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ボックス本
体の開口に対応した罫書き線を壁体の表面に設けること
なく、穿孔具のみによって、ボックス本体の前面に配置
されている壁体にその開口に対応する透孔を穿孔可能に
することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
の本発明の配線用ボックスは、前面に開口を有するボッ
クス本体の底壁から該開口に向けて除去可能に突設さ
れ、壁表から探知可能であると共に、前記開口を壁表に
臨ませるために壁体に透孔を穿設する穿孔具の中心軸を
ガイドする第1ガイド部を備えていることを特徴として
いる。また、配線用ボックスには、この第1ガイド部に
加えて、前記ボックス本体の底壁から開口に向けて突設
され、中心軸が前記第1ガイド部にガイドされた穿孔具
により穿孔された壁体の第1透孔から壁表に露出され
て、ボックス本体の開口全体を壁表に臨ませる第2透孔
を穿設するための穿孔具の中心軸をガイドする第2ガイ
ド部を備えさせることもできる。
【0006】この配線用ボックスの前面の壁体に穿孔具
のみによって透孔を穿孔するには、金属、或いは磁気を
探知可能な探知器によって、壁表からボックス本体の第
1ガイド部を探知し、穿孔具を用いて壁体における第1
ガイド部と対向する部分を穿孔して、該第1ガイド部を
壁表に臨ませる。引き続いて、第1ガイド部により穿孔
具の中心軸をガイドして、該第1ガイド部を中心とする
円形の透孔を壁体に穿孔して、ボックス本体の開口を壁
表に臨ませる。
【0007】第1及び第2の各ガイド部を備えた配線用
ボックスにおいては、上記のようにして、第1ガイド部
により穿孔具の中心軸をガイドして、該第1ガイド部を
中心にして円形の第1透孔を壁体に穿孔することによ
り、ボックス本体の底壁に突設されている第2ガイド部
を壁表に露出させる。引き続いて、第2ガイド部により
穿孔具の中心軸をガイドして、壁体における前記第1透
孔よりも外方の部分に第2透孔を穿孔し、第1及び第2
の各透孔が合成された合成透孔により、ボックス本体の
開口全体を壁表に臨ませる。
【0008】
【発明の実施の形態】最初に、請求項1に記載の発明に
ついて説明する。図1は、請求項1の発明に係る配線用
ボックスB1 を支柱Sに取付けた状態の斜視図であり、
図2は、同じく正面図であり、図3は、壁体Wにおける
ボックス本体M1 の第1ガイド部G1と対向する部分を
金属探知している状態の縦断面図であり、図4は、穿孔
具Cを用いて壁体Wにおける第1ガイド部G1 と対向す
る部分に小透孔H0 を穿孔している状態の縦断面図であ
り、図5は、同じく穿孔具Cを用いて壁体Wに透孔Hを
穿孔している状態の縦断面図である。図1ないし図3に
おいて、配線用ボックスB1 は、周辺が曲線で構成され
た略方形状のボックス本体M1 の底壁1の中心部に筒状
の第1ガイド部G1 が該ボックス本体M1 の開口2に臨
んで一体に突設されていると共に、一対のボス体3が周
壁4の相対向する部分に近接して突設されている。一対
のボス体3は、第1ガイド部G1 よりも低く形成され、
後述の穿孔具Cにより壁体Wに第1透孔H1 を穿孔する
際に削られないようにしてある。第1ガイド部G1 は、
ボックス本体M1 の底壁1に折取り可能に突設されたガ
イド筒5の先端部に金属環6が埋設された構成であっ
て、ガイド筒5の孔部の先端部分は、穿孔具Cの中心軸
8をガイドするガイド孔5aとなっていて、他の部分よ
りも小径になっている。この第1ガイド部G1 は、壁表
から自身の位置を探知可能にするための被探知部として
の機能と、穿孔具Cの中心軸8をガイドして、この部分
を中心とする透孔を壁体Wに穿孔可能とする機能とを併
有している。第1ガイド部G1 を構成するガイド筒5
は、壁体Wに透孔を穿孔した後には不要となるので、ボ
ックス本体M1 の底壁1に折取り可能に突設されてい
る。ガイド筒5の先端部には、探知可能な部材を取付け
ておけばよく、金属環の他に、金属箔、磁石などであっ
てもよい。この配線用ボックスB1 は、ボックス本体M
1 の周壁4に一体に設けられた一対の脚体7を介して支
柱Sに取付けられる。
【0009】ボックス本体M1 の開口2の全面に立設さ
れる壁体Wに透孔を穿孔するための穿孔具としては、種
々のものが考えられるが、その一つとして、図6で斜視
図で示されるものがある。この穿孔具Cは、図5及び図
6に示されるように、中心軸8が挿通される本体ブロッ
ク9の上面に円筒状のシリンダ体11が固設され、シリ
ンダ体11に内装されたピストン12が前記中心軸8の
上端部に一体に取付けられて、該ピストン12とシリン
ダ体11の上端部との間に弾装された圧縮バネ13の復
元力により、該中心軸8は突出方向に付勢されていて、
前記本体ブロック9の相対向する側面にそれぞれ刃体ブ
ラケット14が固定位置を調整可能にしてボルト15を
介して取付けられ、各刃体ブラケット14の先端の屈曲
部14aにそれぞれ刃体16が取付けられた構成であ
る。本体ブロック9に対する刃体ブラケット14の取付
位置を調整することにより、一つの穿孔具Cにより壁体
Wに種々の内径の透孔を穿孔できる。中心軸8の先端部
はドリル状になっており、シリンダ体11の上端部に一
体に設けられた軸部17を介して穿孔具Cを電気ドリル
の回転軸(図示せず)の先端部に装着して、該穿孔具C
の全体を一体回転させて使用する。
【0010】図3に示されるように、配線用ボックスB
1 のボックス本体M1 の開口2の前面には、壁体Wが立
設されて、該配線用ボックスB1 は、壁体Wの壁裏に設
置される。ボックス本体M1 の開口2を壁表に臨ませ
て、壁体Wの壁表の側に取付けられるコンセント類(図
示せず)と、ボックス本体M1 の内部に引き出された電
線(図示せず)とを接続するために、壁体Wにおけるボ
ックス本体M1 の開口2と相対向する部分に、該開口2
に対応する透孔を穿孔する必要がある。
【0011】そして、穿孔具Cのみによって、配線用ボ
ックスB1 の前面に立設された壁体Wに上記透孔を穿孔
するには、以下のようにして行う。まず、図3に示され
るように金属探知器Aを使用して、ボックス本体M1
第1ガイド部G1 を構成している金属環6を壁表から金
属探知して、その探知部Dを壁体Wの壁表の部分に罫書
く。この探知部Dは、略方形状のボックス本体M1 の中
心部となる。次に、図4に示されるように、電気ドリル
の回転軸の先端部に前記穿孔具Cを装着し、穿孔具Cの
中心軸8の先端のドリル状の部分を前記探知部Dに押し
付けて、穿孔具Cの全体を回転させると、壁体Wに対し
て中心軸8は、位置決め状態を維持して停止したまま
で、高速回転している一対の刃体16が壁体Wに対して
前進して、壁体Wに第1ガイド部G1 を中心とする小透
孔H0 が穿孔される(図2参照)。壁体Wに小透孔H0
が穿孔されることにより、ボックス本体M1 の第1ガイ
ド部G1 の全体は、壁表に露出される。引き続いて、図
5に示されるように、穿孔具Cに設けられている一対の
刃体16の間隔をボックス本体M1 の開口2に対応させ
て拡げ、穿孔具Cの中心軸8を第1ガイド部G1 のガイ
ド孔5aに挿入した状態で、該穿孔具Cを高速回転させ
ると、穿孔具Cの全体が壁体Wに対して前進して、一対
の刃体16によって、第1ガイド部G1 を中心とする透
孔Hが壁体Wに穿孔される(図2参照)。これで、ボッ
クス本体M1 の開口2のほぼ全てが壁表に臨む。このよ
うにして壁体Wに透孔Hを穿孔した後においては、第1
ガイド部G1 は不要となるので、これを構成するガイド
筒5は、その基端の部分で折り取られる。このようにし
て、第1ガイド部G1 を折り取った後に、配線用ボック
スB1 内における電気配線を行う。
【0012】次に、請求項1の発明の別の実施例につい
て説明する。図7は、配線用ボックスB2 を支柱Sに取
付けた状態の斜視図であり、図8は、壁体Wに小透孔H
0 が穿孔された状態の正面図であり、図9は、同じく透
孔Hが穿孔された状態の正面図であり、図10は、壁体
Wに透孔Hを穿孔している状態の横断面図である。な
お、上記実施例と同一部分には同一符号を付し、重複説
明を避けて異なる部分についてのみ詳細に説明する。図
7ないし図10において、この配線用ボックスB2 は、
前記配線用ボックスB1 と異なって、そのボックス本体
2 の形状が、方形部の両端に半円部をそれぞれ接続さ
せたトラック状をしていると共に、ボックス本体M2
底壁1に一対の第1ガイド部G1 が所定間隔をおいて突
設されている。一対の第1ガイド部G1 は、トラック状
をしたボックス本体M2 の底壁1における各半円部の中
心にそれぞれ配設されている。第1ガイド部G1 の構成
は、上記したものと同一であって、各第1ガイド部G1
の両側には、それぞれ一対の計二対のボス体3が周壁4
に近接して設けられている。
【0013】そして、穿孔具Cのみによって、配線用ボ
ックスB2 の前面に立設された壁体Wに上記透孔を穿孔
するには、以下のようにして行う。まず、金属探知器A
を用いて、各々の第1ガイド部G1 を探知して、各位置
を壁体Wの壁表の部分に罫書き、図8に示されるよう
に、これらの部分を中心にして穿孔具Cにより壁体Wに
一対の小透孔H0 を穿孔する。これにより、各々の第1
ガイド部G1 が小透孔H0 を通して壁表に露出する。引
き続いて、図10に示されるように、各々の第1ガイド
部G1 のガイド孔5aに穿孔具Cの中心軸8をそれぞれ
挿入して、中心の異なる2つの円形の透孔Hを壁体Wに
穿孔する。図9に示されるように、ボックス本体M2
開口2が方形部の両端に半円部を接続させた形状になっ
ているため、2つの円形の透孔Hを合成した合成透孔に
よって、ボックス本体M2 の開口2の大部分は壁表に露
出する。
【0014】図11及び図12には、請求項1の発明の
更に別の実施例が示されている。図11に示される配線
用ボックスB3 は、長方形状のボックス本体M3 の底壁
にその長手方向に沿って所定間隔をおいて一対の第1ガ
イド部G1 が突設されたものである。各々の第1ガイド
部G1 の部分を中心にして、壁体Wにそれぞれ小透孔H
0 を穿孔して、各第1ガイド部G1 を壁表に露出させた
後に、各第1ガイド部G1 のガイド孔5aに穿孔具Cの
中心軸8を挿入して、中心位置の異なる2つの円形の透
孔Hを壁体Wに穿孔すると、2つの円形の透孔Hが合成
された合成透孔により、ボックス本体M3 は、各コーナ
ー部を除くほぼ全ての部分が壁表に露出される。また、
図12に示される配線用ボックスB4 は、正方形状のボ
ックス本体M4 の底壁に4個の第1ガイド部G1 が縦横
両方向に所定間隔をおいて突設されたものであって、上
記配線用ボックスB3 と全く同様にして、中心位置の異
なる4つの透孔Hを壁体Wに穿孔すると、これらの合成
透孔により、ボックス本体M4 は、各コーナー部を除く
ほぼ全ての部分が壁表に露出される。
【0015】上記した各配線用ボックスB1 〜B4 の底
壁1に突設される第1ガイド部G1は、壁表から自身の
位置を探知可能にするための被探知部としての機能と、
探知された自身の位置に基づいて壁体Wに小透孔を穿孔
して、この小透孔から挿入された穿孔具Cの中心軸8を
ガイドする機能とを有しておれば、いかなる構造であっ
てもよく、穿孔具Cの中心軸8の先端部の形状によって
適宜定められる。例えば、図13に示される例は、中心
軸8の先端面に凹部8aが設けられていて、ガイド筒5
の先端面に該凹部8aに嵌合される凸部5bを設けて、
両者を嵌合させてボックス本体M1 〜M4 に対する中心
軸8の位置を定めるものであり、図14に示される例
は、これとは逆に、中心軸8の先端面に凸部8bが設け
られていて、ガイド筒5の先端面に該凸部8bが嵌合さ
れる凹部5cが設けられ、両者を嵌合させてボックス本
体M1 〜M4 に対する中心軸8の位置を定めるものであ
る。更に、図15に示される例は、穿孔具Cの中心軸8
が円筒状をしていて、この円筒状の中心軸8がガイド筒
5の外側に嵌合させる構造である。
【0016】また、上記実施例は、いずれも壁体Wに透
孔Hを穿孔するに先立って、穿孔具Cを用いて壁体Wに
小透孔H0 を穿孔して第1ガイド部G1 を壁表に露出さ
せ、その後に、この穿孔具Cの中心軸8を第1ガイド部
1 のガイド孔5aに挿入してガイドすることにより、
透孔Hを穿孔している。しかし、図16及び図17に示
されるように、ガイド筒5の先端部にガイド孔5aより
も大径の空間部5dを設けて、このガイド孔5aと空間
部5dとをテーパー部5eで接続して、該ガイド筒5の
先端面に金属箔6’を貼り付けておくと、この金属箔
6’によって壁表から第1ガイド部G1 の位置を探知し
て、穿孔具Cの中心軸8よりも径の大きな通常のドリル
19により壁体Wに小透孔H0 を穿孔した後に、この小
透孔H0 に穿孔具Cの中心軸8を挿通させて、この中心
軸8を第1ガイド部G1 のガイド孔5aに挿入してガイ
ドすることにより、壁体Wに透孔を穿孔することもでき
る。この場合には、ドリル19の径が大きいので、この
ドリル19の中心とガイド孔5aの中心とが多少ずれて
いても、ガイド孔5aは小透孔H0 の内部に含まれるこ
とが殆どであると共に、被探知用の金属箔6’は、ドリ
ル19により突き破られるので、壁体Wに支障なく透孔
を穿孔できる。
【0017】次に、請求項3に記載の発明について説明
する。この請求項3の発明に係る配線用ボックスは、上
記した第1ガイド部に加えて、ボックス本体の底壁から
開口に向けて突設され、中心軸が前記第1ガイド部にガ
イドされた穿孔具により穿孔された壁体の第1透孔から
壁表に露出されて、ボックス本体の開口全体を壁表に臨
ませる第2透孔を穿設するための穿孔具の中心軸をガイ
ドする第2ガイド部を備えている。図18は、請求項3
の発明に係る配線用ボックスB5 の斜視図であり、図1
9は、壁体Wに第1透孔H1 が穿孔された状態の正面図
であり、図20は、壁体Wに第2透孔H2 が穿孔された
状態の正面図であり、図21は、壁体Wに第1透孔H1
を穿孔している状態の縦断面図である。図18ないし図
21に示されるように、この配線用ボックスB5 は、長
方形状のボックス本体M5 の底壁1の中心部に第1ガイ
ド部G1 が突設されていると共に、底壁1における第1
ガイド部G1 の上方及び下方に所定間隔をおいて一対の
第2ガイド部G2 がそれぞれ突設されている。第1ガイ
ド部G1 の構成は、上記と同一であり、円筒状をした第
2ガイド部G2 は、穿孔具Cの中心軸8をガイドして壁
体Wに第2透孔H2を穿孔する際に使用され、第1ガイ
ド部G1 よりも低く、しかも折取り可能に突設されてい
る。
【0018】そして、穿孔具Cのみによって、配線用ボ
ックスB5 の前面に立設された壁体Wに透孔を穿孔する
には、以下のようにして行う。まず、金属探知器Aを用
いて第1ガイド部G1 を探知して、その位置を壁体Wの
壁表の部分に罫書き、図19に2点鎖線で示されるよう
に、この罫書かれた部分を中心にして穿孔具Cにより壁
体Wに小透孔H0 を穿孔する。これにより、小透孔H0
を通して第1ガイド部G1 が壁表に露出する。引き続い
て、図21に示されるように、第1ガイド部G1 のガイ
ド孔5aに穿孔具Cの中心軸8を挿入して、壁体Wに第
1透孔H1 を穿孔すると(図19参照)、一対の第2ガ
イド部G2 は第1透孔H1 を通して壁表に露出される。
その後に、円筒状をした各々の第2ガイド部G2 に穿孔
具Cの中心軸8を挿入して、これらの部分を中心にした
一対の第2透孔H2 を壁体Wに穿孔する。図20に示さ
れるように、第1透孔H1 と、その両側に接続して穿孔
された一対の第2透孔H2 とが合成された合成透孔によ
って、ボックス本体M5 の開口2の大部分は壁表に露出
される。
【0019】図22及び図23に、請求項3の発明の別
の実施例が示されている。図22に示される配線用ボッ
クスB6 は、正方形状のボックス本体M6 の底壁1の中
心部(2本の対角線の交点)に第1ガイド部G1 が突設
され、該第1ガイド部G1 を中心とする同一円周上に4
個の第2ガイド部G2 が周方向に等分して配置されて、
底壁1に突設された構成である。このため、壁体Wにお
ける第1ガイド部G1と対向する部分に小透孔H0 を穿
孔して、該第1ガイド部G1 を壁表に露出させた後に、
壁体Wに該第1ガイド部G1 を中心とする第1透孔H1
を穿孔して、4個の第2ガイド部G2 を全て壁表に露出
させ、その後に、各第2ガイド部G2 を中心にして壁体
Wに第2透孔H2 を穿孔すると、第1透孔H1 と、4個
の第2透孔H2 とが合成された合成透孔によって、ボッ
クス本体M6 の開口2の大部分は壁表に露出される。ま
た、図23に示される配線用ボックスB7 は、正方形状
のボックス本体M7 の中心部を中心とする同一円周上に
1個の第1ガイド部G1 と3個の第2ガイド部G2 とを
周方向に沿って等間隔をおいて配置して、その底壁1に
突設された構成である。このため、壁体Wにおける第1
ガイド部G1 と対向する部分に小透孔H0 を穿孔して、
該第1ガイド部G1 を壁表に露出させた後に、壁体Wに
該第1ガイド部G1 を中心とする第1透孔H1 を穿孔し
て、2個の第2ガイド部G2 を壁表に露出させ、その後
に、露出された第2ガイド部G2 を中心にして壁体Wに
第2透孔H2 を順次穿孔すると、1個の第1透孔H1
3個の第2透孔H2 とが構成された合成透孔により、ボ
ックス本体M7 の開口の大部分は壁表に露出される。
【0020】また、この第2ガイド部G2 の構造に関し
ても、上記した第1ガイド部G1 と全く同様に、穿孔具
Cの中心軸8の先端部の形状に応じて、種々考えられ、
上記のように円筒状にして、その内部に穿孔具Cの中心
軸8を挿入する構成のものに限定されない。例えば、図
24に示されるように、穿孔具Cの中心軸8の先端部に
凸部8bが設けられて、ボックス本体の底壁1に該凸部
8bに嵌合される凹部12を設けてもよく、図25に示
されるように、穿孔具Cの中心軸8の先端部を円筒状に
して、ボックス本体の底壁1に、円筒状をした中心軸8
の先端部がその外側に嵌合される短円柱体1bを折取り
可能に突設してもよく、更に、図26に示されるよう
に、穿孔具Cの中心軸8の先端部に凹部8aが設けられ
ていて、前記短円柱体1bの先端面に該凹部8aと嵌合
される凸部1cを設けてもよい。ボックス本体の底壁1
に設けられた凹部1a、短円柱体1b及び該短円柱体1
bの先端面に設けられた凸部1cは、いずれも第2ガイ
ド部G2 を構成している。
【0021】次に、請求項9に記載の発明について説明
する。請求項9の発明に係る配線用ボックスは、自身の
位置を壁表から探知できる被探知部と、前記第2ガイド
部と同一機能を果たす中心軸ガイド部とを備えている。
図27及び図28に、請求項9に記載の発明の第1実施
例が示されている。図27は、ボックス本体M8 の開口
が壁表に露出した状態の配線用ボックスB8 の正面図で
あり、図28は、同じく縦断面図である。ボックス本体
8 の底壁1の中央部には、自身の位置を壁表から探知
できる被探知部Eが開口2に向けて突設され、該被探知
部Eの上方及び下方にそれぞれ所定間隔をおいて中心軸
ガイド部Fが開口2に向けて突設されている。被探知部
Eは、底壁1に折取り可能に突設された円筒体の上端面
に金属箔6’が貼り付けられた構成であり、中心軸ガイ
ド部Fは、該被探知部Eよりも短い円筒体が底壁1に折
取り可能に突設された構成である。
【0022】そして、穿孔具のみによって、配線用ボッ
クスB8 の前面に立設されている壁体Wに透孔を穿孔す
るには、以下のようにして行う。まず、金属探知器によ
り壁体Wにおける被探知部Eと対向する部分を探知し
て、この部分を穿孔具の中心位置として罫書く。次に、
上記穿孔具Cを使用して、上記中心位置を中心にして壁
体Wに第1透孔H1 を穿孔し、この第1透孔H1 を通し
て各中心軸ガイド部Fを壁表に露出させる。その後に、
上記した穿孔具Cのように中心軸を有するものを使用し
て、その中心軸8を各々の中心軸ガイド部Fによりガイ
ドして、壁体Wに2つの第2透孔H2 を穿孔する。第1
透孔H1 と2つの第2透孔H2 とを合成した合成透孔に
よりボックス本体M8 の大部分は壁表に露出される。
【0023】図29に、請求項9に記載の発明の第2実
施例が示されている。この配線用ボックスB9 は、正方
形状のボックス本体M9 の底壁1の中心部(2本の対角
線の交点)に被探知部Eが突設され、該被探知部Eを中
心とする同一円周上に4個の中心軸ガイド部Fが周方向
に等分して配置されて、底壁1に突設された構成であ
る。このため、上記配線用ボックスB8 と同様にして、
被探知部Eの部分を中心にして壁体Wに第1透孔H1
穿孔して、この第1透孔H1 を通して4個の中心軸ガイ
ド部Fを壁表に露出させ、その後に、各々の中心軸ガイ
ド部Fを中心にして壁体Wに第2透孔H2 を穿孔して、
各透孔H1,2 を合成した合成透孔によりボックス本体
9 の開口の大部分を壁表に露出させる。
【0024】図30ないし図33に、請求項9に記載の
発明の第3実施例が示されている。この配線用ボックス
10は、そのボックス本体M10の底壁1に設けられる被
探知部Eと中心軸ガイド部Fとが一体となった構成にそ
の特徴が存する。即ち、ボックス本体M10の底壁1に折
取り可能に突設された一対の円筒状の中心軸ガイド部F
の先端部が枠体18で一体に連結されて、該枠体18の
最も突出した平面部に方形状の金属箔6’が貼り付けら
れた構成であり、この金属箔6’の部分が被探知部Eを
構成している。そして、上記した配線用ボックスB8
全く同様に、金属探知器により壁体Wにおける金属箔
6’と対向する部分を探知して、この部分を穿孔具の中
心位置として罫書く。次に、前記穿孔具Cにより、上記
中心位置を中心にして壁体Wに第1透孔H1 を穿孔し、
この第1透孔H1 を通して各中心軸ガイド部Fを壁表に
露出させ、その後に、該穿孔具Cの中心軸8を各々の中
心軸ガイド部Fによりガイドして、壁体Wに2つの第2
透孔H2 を穿孔すると、第1透孔H1 と2つの第2透孔
2 とを合成した合成透孔によりボックス本体M8 の大
部分は壁表に露出される。ボックス本体M10の開口2が
壁表に露出されたならば、図33に示されるように、各
中心軸ガイド部Fを底壁1から折り取ると、表面部に金
属箔6’が貼り付けられた枠体18も一緒に除去され
る。
【0025】図34ないし図37に、請求項9に記載の
発明の第4実施例が示されている。この配線用ボックス
11は、そのボックス本体M11の開口2の長手方向の両
端部に帯状金属箔41が長手方向と直交する方向にそれ
ぞれ貼り付けられていると共に、その底壁1に3本の短
円筒状の中心軸ガイド部Fが開口2の長手方向に沿って
所定間隔をおいて該開口2に向けて一体に突設された構
成である。この第4実施例においては、帯状金属箔41
が被探知部Eを構成している。そして、穿孔具Cのみに
よって、配線用ボックスB11の前面に立設された壁体W
に透孔を穿孔するには、金属探知器Aを用いて壁表から
一対の帯状金属箔41の各位置を探知することにより、
ボックス本体M11の中心部を探知し、穿孔具Cを用いて
壁体Wにおける該中心部に対応する位置に小透孔H0
穿孔して、3本の中心軸ガイド部Fのうち少なくとも一
つを壁表に露出させる。図示の例では、中央の中心軸ガ
イド部Fが壁表に露出され、そのガイド孔5aに穿孔具
Cの中心軸8を挿入して、この中央の中心軸ガイド部F
を中心にして壁体Wに第1透孔H1 を穿孔して、この第
1透孔H1 を通して他の2つの中心軸ガイド部Fを壁表
に露出させる(図35)。その後に、図37に示される
ように、他の2つの各中心軸ガイド部Fにより穿孔具C
の中心軸8をガイドして、壁体Wに2つの第2透孔H2
を穿孔する(図36)。第1透孔H1 と2つの第2透孔
2 とを合成した合成透孔によりボックス本体M11の大
部分は壁表に露出される。上記の説明では、壁体Wに小
透孔H0 を穿孔することにより、中央の中心軸ガイド部
Fが壁表に露出されたが、両端の中心軸ガイド部Fが最
初に壁表に露出された場合には、この両端の中心軸ガイ
ド部Fを用いて壁体に第1透孔を穿孔し、次に該第1透
孔を穿孔することにより露出された中央の中心軸ガイド
部Fを用いて第2透孔を穿孔し、最後に、第2透孔を穿
孔することにより露出された残りの中心軸ガイド部Fを
用いて壁体に第3透孔を穿孔して、第1ないし第3の各
透孔の合成透孔により、ボックス本体M11の大部分を壁
表に露出させる。
【0026】図38ないし図41に、請求項9に記載の
発明の第5実施例が示されている。この配線用ボックス
12は、そのボックス本体M12の長手方向の両端の側壁
42の内側にそれぞれボス43が開口2に臨んで設けら
れて、各ボス43に金属ナット49が開口面側に露出し
た状態で埋設されていると共に、各側壁42の外側の端
面に臨む部分に設けられた突出部45にマグネット46
が埋設され、しかもその底壁1に2本の短円筒状の中心
軸ガイド部Fがボックス本体M12の長手方向に沿って所
定間隔をおいて開口2に向けて突設された構成である。
この第5実施例では、ボス43に埋設された金属ナット
49と、突出部45に埋設されたマグネット46の双方
が被探知部Eを構成している。この金属ナット49は、
配線器具などをボックスB12に取付けるのに使用される
ビスを螺合させるものである。そして、穿孔具のみによ
って配線用ボックスB12の前面に立設された壁体Wに透
孔を穿孔するには、金属探知器Aを用いて各金属ナット
49の位置を金属探知するか、或いは磁気探知器(図示
せず)を用いて各マグネット46の位置を探知すること
により、ボックス本体M12の中心部を探知して、穿孔具
Cを用いて壁体Wにおける該中心部に対応する位置に第
1透孔H1 を穿孔する(図39)。この第1透孔H1
穿孔により、短円筒状の各中心軸ガイド部Fが壁表に露
出し、図41に示されるように、この各中心軸ガイド部
Fのガイド孔5aに穿孔具Cの中心軸8を挿入して、壁
体Wに第2透孔H2 をそれぞれ穿孔する(図40)。こ
れにより、第1透孔H1 と2つの第2透孔H2 とを合成
した合成透孔により、ボックス本体M12の大部分は壁表
に露出される。
【0027】図42ないし図44に、請求項9に記載の
発明の第6実施例が示されている。この配線用ボックス
13は、そのボックス本体M13の底壁1に3本の短円筒
状の中心軸ガイド部Fが、該ボックス本体M13の長手方
向に沿って所定間隔をおいて、その開口2に向けて突設
され、中央の中心軸ガイド部Fの外周面における相対向
する部位にビスクリップ47が一体成形されて、自身の
頭部が開口2に臨んだ状態で金属ビス44が各ビスクリ
ップ47に保持された構成である。短円筒状の中心軸ガ
イド部Fの上端の端面には、穿孔具Cの中心軸8をガイ
ドするための凹部5cが設けられている。そして、穿孔
具のみによって配線用ボックスB13の前面に立設された
壁体Wに透孔を穿孔するには、金属探知器Aを用いて、
ビスクリップ47に保持されている各金属ビス44の位
置を金属探知することにより、ボックス本体M13の中心
部を探知して、図43で一点鎖線で示されるように、穿
孔具Cを用いて壁体Wにおける該中心部に対応する位置
に小透孔H0 を穿孔して、中央の中心軸ガイド部Fを壁
表に露出させる。次に、図43で実線で示されるよう
に、穿孔具Cの中心軸8の先端部を中心軸ガイド部Fの
凹部5cでガイドして、壁体Wに第1透孔H1 を穿孔す
ると、残りの2つの中心軸ガイド部Fが壁表に露出す
る。その後に、図44に示されるように、両端の2つの
中心軸ガイド部Fで穿孔具の中心軸8をガイドして、壁
体Wにおける第1透孔H1 の両側にそれぞれ第2透孔H
2 を穿孔すると、第1透孔H1 と2つの第2透孔H2
の合成透孔によりボックス本体M13の大部分は壁表に露
出される。特に、この実施例では、中心軸ガイド部Fの
近傍に被探知部を構成する金属ビス44が配置されてい
るので、金属探知器Aで金属ビス44の位置を探知し
て、この部分を中心にして壁体Wに透孔を穿孔すると、
穿孔具Cの中心軸8をガイドする中心軸ガイド部Fが壁
表に露出するので、透孔の穿孔作業が行い易くなる利点
がある。
【0028】図45ないし図47に、請求項9に記載の
発明の第7実施例が示されている。この配線用ボックス
14は、そのボックス本体M14の底壁1の中心部に突出
部48が突設され、ボックス取付時に使用される2本の
金属ビス44がボックス本体M14の長手方向に沿って配
置されて、その先端部のみが該突出部48に螺合され
て、その頭部がボックス本体M14の開口2に臨んでお
り、底壁1における2本の金属ビス44の長手方向に沿
った両側にそれぞれ短円筒状の中心軸ガイド部Fが開口
2に向けて突設された構成である。そして、穿孔具Cの
みによって配線用ボックスB14の前面に立設された壁体
Wに透孔を穿孔するには、金属探知器Aを用いて、2本
の金属ビス44の位置を探知し、この部分を中心とする
第1透孔H1を壁体Wに穿孔して、2本の中心軸ガイド
部Fを壁表に露出させ(図46)、その後に、図47に
示されるように、各中心軸ガイド部Fに穿孔具Cの中心
軸8を挿入して、壁体Wに第2透孔H2 を穿孔すると、
第1透孔H1 と2つの第2透孔H2 との合成透孔により
ボックス本体M14の大部分は壁表に露出される。
【0029】次に、請求項14及び15に記載の各発明
について説明する。上記した各配線用ボックスB1 〜B
7 を構成している第1及び第2の各ガイド部G1,G
2 は、いずれも壁体Wに透孔H,H1,2 を穿孔した後
には折り取るものであるが、この第1及び第2の各ガイ
ド部G1,G2 を配線用ボックスの底壁1に対して着脱可
能な構成にすると、その反復使用が可能となって、配線
用ボックスとは独立した透孔穿孔案内具となる。図48
ないし図51に示される透孔穿孔案内具K1 は、第1ガ
イド部G1 を構成する円筒体の基端部に一対の係合爪2
1を突設すると共に、第2ガイド部G2 を構成する一対
の円筒体を連結片22を介して第1ガイド部G1 を構成
する円筒体に一体に連結し、一方、ボックス本体の底壁
1に、該一対の係合爪21を挿入可能な挿入孔23aを
備えた環状係合体23と、第2ガイド部G2 を構成する
一対の円筒体を外嵌可能な一対の短円筒体24とを設
け、前記各係合爪21と環状係合体23の各挿入孔23
aとを係合させた後に、所定角度だけ回動させて、一対
の係合爪21と環状係合体23とを取外し可能に係合す
ると共に、一対の短円筒体24に第2ガイド部G2 を構
成する一対の円筒体をそれぞれ外嵌させる。これによ
り、透孔穿孔案内具K1 の反復使用が可能となる。
【0030】また、図52ないし図54に示される透孔
穿孔案内具K2 は、第1ガイド部G1 を中心にしてその
周囲に4つの第2ガイド部G2 を同一円周上に配置し
て、連結片22を介して両者を連結して一体にした構成
であって、上記した透孔穿孔案内具K1 とは、第2ガイ
ド部G2 の個数が異なるのみで、ボックス本体の底壁1
に対する着脱構造は同一であるので、図示のみ行う。
【0031】また、図55及び図56に示される透孔穿
孔案内具K3 は、上記した各案内具K1,2 と異なっ
て、ボックス本体の周壁4に着脱可能に取付けられるも
のである。即ち、この透孔穿孔案内具K3 は、ボックス
本体の長手方向の長さに相当する長さを有する板体25
の両端部に直角に折り曲げられた挿入部25aがそれぞ
れ設けられ、該板体25の長手方向の中央部に第1ガイ
ド部G1 が設けられ、その両側に第2ガイド部G2 がそ
れぞれ設けられた構成であり、ボックス本体の周壁4の
内側の相対向する部分には、板体25の挿入部25aが
挿入されるコの字形の被挿入部26が設けられている。
板体25の両端の挿入部25aもボックス本体の周壁4
に設けられた各被挿入部26に挿入して、ボックス本体
に透孔穿孔案内具K3 を着脱可能にして取付ける。
【0032】更に、図57ないし図59に示される例
は、上記した透孔穿孔案内具K2 をボックス本体の周壁
4に着脱可能に取付けるものである。即ち、透孔穿孔案
内具K2 を構成する各々の第2ガイド部G2 には、それ
ぞれ挿入板27が一体に取付けられていると共に、ボッ
クス本体の周壁4の内側には、該挿入板27を挿入する
ための被挿入部28が設けられ、透孔穿孔案内具K2
設けられた各挿入板27をボックス本体の周壁4の内側
の各被挿入部28に挿入すると共に、第1ガイド部G1
の係合爪21をボックス本体の底壁1に設けられた環状
係合体23に係合させると、この透孔穿孔案内具K
2 は、ボックス本体の底壁1と周壁4の双方に着脱可能
に取付けられる。
【0033】上記した透孔穿孔案内具K1 〜K3 は、い
ずれも第1及び第2の各ガイド部G1,G2 を備えたもの
であるが、第1ガイド部G1 のみを備えた透孔穿孔案内
具をボックス本体に着脱可能に取付ける構造にすること
もできる。
【0034】次に、請求項16に記載の発明について説
明する。図60に示される透孔穿孔案内具K4 は、被探
知部Eと一対の中心軸ガイド部Fとが一体に設けられた
ものであって、中心軸ガイド部Fを構成していて枠体1
8を介して一体に連結された一対の円筒体を上記透孔穿
孔案内具K1,2 の第1ガイド部G1 のように弾性変形
可能な構造にして、中心軸ガイド部Fを構成する円筒体
の外側の脚体29にのみ、その基端部に係合爪31を設
けると共に、ボックス本体の底壁1に、一対の中心軸ガ
イド部Fの間隔に対応した間隔をおいて一対の半環状係
合体32を設け、中心軸ガイド部Fを構成する円筒体の
外側の各脚体29を内側に弾性変形させた状態にして、
その基端部を半環状係合体32に挿入して原形状に復元
させると、脚体29の基端部の係合爪31と半環状係合
体32とが取外し可能に係合して、透孔穿孔案内具K4
の反復使用が可能となる。
【0035】また、図61ないし図63に示される透孔
穿孔案内具K5 は、板状の案内具本体51の全体が被探
知部Eとなっている構成に特徴を有する。即ち、透孔穿
孔案内具K5 は、長方形状の鋼板の両端を同一方向に折
り曲げて案内具本体51が形成されて、板状の案内具本
体51に複数のガイド孔52が成形され、該案内具本体
51の折曲げ部51aの外側に弾性変形可能な半円筒状
の嵌着部53が一体成形されたものである。この透孔穿
孔案内具K5 では、案内具本体51に形成されたガイド
孔52が中心軸ガイド部Fとして機能している。そし
て、透孔穿孔案内具K5 を一般の配線用ボックスB0
開口から挿入して、該ボックスB0 の側壁の内側に深さ
方向に設けられているボス54に、透孔穿孔案内具K5
を構成する各嵌着部53を嵌着させると、案内具本体5
1がボックスB0 の開口に臨んだ状態で、該ボックスB
0 の内側に透孔穿孔案内具K5 が着脱可能に取付けられ
る。この案内具本体51は、鋼板で成形されていて、そ
の全体が金属探知可能であるので、金属探知器を用い
て、ボックスB0 の位置を探知した後に、穿孔具も用い
て壁体に透孔を穿孔すると、案内具本体51に設けられ
た複数のガイド孔52のいずれかが壁表に露出する。そ
して、露出したガイド孔52に穿孔具の中心軸を挿入し
て、壁体に次の透孔を穿孔することにより、壁体で隠蔽
されていた別のガイド孔52を順次露出させて、壁体に
複数の透孔を穿孔すると、ボックス本体の大部分が壁表
に露出される。特に、この透孔穿孔案内具K5 は、一般
の配線用ボックスB0 に設けられているボス54を利用
して着脱できるため、ボックスB0に全く加工を施す必
要がない利点がある。
【0036】なお、上記したいずれの透孔穿孔案内具K
1 〜K5 においても、これらに設けられる第1及び第2
の各ガイド部G1,2 ,被探知部E及び中心軸ガイド部
Fは、必ずしも突出している必要はない。例えば、図5
5及び図56に示される透孔穿孔案内具K3 において、
金属製のリングを板体25に埋設して第1ガイド部G1
を構成すると共に、板体25に貫通孔を設けて第2ガイ
ド部G2 を構成して、この板体25をボックス本体の開
口に臨ませてもよい。
【0037】また、図64に請求項18に記載の発明に
係る配線用ボックスB15が示されている。この配線用ボ
ックスB15は、そのボックス本体M15の底壁1の中央部
に上記した環状係合体23が一体に設けられていると共
に、該環状係合体23の両側方に円筒状をした一対の中
心軸ガイド部Fが開口に向けて突設されている。被探知
体E’は、円筒体の上端部に金属箔6’が貼り付けられ
ていると共に、その基端部の相対向する部分が切り欠か
れて、弾性変形可能な一対の係合爪33となっている。
このため、被探知体E’は、その下端部の一対の係合爪
33をボックス本体の底壁1の環状係合体23に係合さ
せることにより、その底壁1に着脱可能に取付けられ
る。よって、被探知体E’の反復使用が可能となる。
【0038】
【発明の効果】このように、本発明によれば、穿孔具の
みによって、壁体にボックス本体の開口に対応した透孔
を形成できるので、ノコギリなどを使用して透孔を形成
する場合に比較して、ボックス本体の開口に対応した罫
書き線を壁体の壁表に設ける面倒がなくなるなどして、
この透孔穿孔作業が著しく容易となる。また、本発明に
係る透孔穿孔案内具は、配線用ボックスの本体に対して
着脱可能であるために、その反復使用が可能となって、
経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明に係る配線用ボックスB1 を支
柱Sに取付けた状態の斜視図である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】壁体Wにおけるボックス本体M1 の第1ガイド
部G1 と対向する部分を金属探知している状態の縦断面
図である。
【図4】穿孔具Cを用いて壁体Wにおける第1ガイド部
1 と対向する部分に小透孔H0 を穿孔している状態の
縦断面図である。
【図5】同じく穿孔具Cを用いて壁体Wに透孔Hを穿孔
している状態の縦断面図である。
【図6】穿孔具Cの斜視図である。
【図7】請求項1の発明に係る別の配線用ボックスB2
を支柱Sに取付けた状態の斜視図である。
【図8】壁体Wに小透孔H0 が穿孔された状態の配線用
ボックスB2 の正面図である。
【図9】同じく透孔Hが穿孔された状態の配線用ボック
スB2 の正面図である。
【図10】壁体Wに透孔Hを穿孔している状態の配線用
ボックスB2 の横断面図である。
【図11】壁体Wに2つの透孔Hが穿孔された状態の配
線用ボックスB3 の正面図である。
【図12】壁体Wに4つの透孔Hが穿孔された状態の配
線用ボックスB4 の正面図である。
【図13】ガイド筒5の先端部に凸部5bが設けられた
第1ガイド部G1 の断面図である。
【図14】ガイド筒5の先端部に凹部5cが設けられた
第1ガイド部G1 の断面図である。
【図15】円筒状をした中心軸8を外側に嵌合させる構
成の第1ガイド部G1 の断面図である。
【図16】ガイド筒5のガイド孔5aの上端部にテーパ
ー部5eを介して空間部5dが設けられていると共に、
該ガイド筒5の先端面に金属箔6’が貼り付けられた構
成の第1ガイド部G1 の断面図である。
【図17】上記第1ガイド部G1 の使用状態を示す断面
図である。
【図18】請求項3の発明に係る配線用ボックスB5
支柱Sに取付けた状態の斜視図である。
【図19】壁体Wに第1透孔H1 が穿孔された状態の配
線用ボックスB5 の正面図である。
【図20】壁体Wに第2透孔H2 が穿孔された状態の配
線用ボックスB5 の正面図である。
【図21】壁体Wに第1透孔H1 を穿孔している状態の
配線用ボックスB5 の縦断面図である。
【図22】壁体Wに第1透孔H1 が穿孔された状態の配
線用ボックスB6 の正面図である。
【図23】壁体Wに第1透孔H1 が穿孔された状態の配
線用ボックスB7 の正面図である。
【図24】底壁1に設けられた凹部1aにより穿孔具C
の中心軸8をガイドして、壁体Wに第2透孔H2 を穿孔
している状態の配線用ボックスB5 の断面図である。
【図25】底壁1に設けられた短円柱体1bで構成され
た中心軸ガイド部Fの断面図である。
【図26】底壁1の短円柱体1bの上端面に設けられた
凸部1cで構成された中心軸ガイド部Fの断面図であ
る。
【図27】壁体Wに第1透孔H1 が穿孔された状態の配
線用ボックスB8 の正面図である。
【図28】配線用ボックスB8 の縦断面図である。
【図29】壁体Wに第1透孔H1 が穿孔された状態の配
線用ボックスB9 の正面図である。
【図30】一体となって折取り可能な被探知部Eと中心
軸ガイド部Fとを備えた配線用ボックスB10の斜視図で
ある。
【図31】壁体Wに第1透孔H1 と一方の第2透孔H2
とが穿孔された配線用ボックスB10の正面図である。
【図32】壁体Wに第2透孔H2 を穿孔している状態の
配線用ボックスB10の縦断面図である。
【図33】一体となった被探知部Eと中心軸ガイド部F
とを底壁1から折り取っている状態の配線用ボックスB
10の縦断面図である。
【図34】配線用ボックスB11の縦断面図である。
【図35】壁体Wに第1透孔H1 が穿孔された状態の配
線用ボックスB11の正面図である。
【図36】壁体Wに第1透孔H1 と2つの第2透孔H2
とが穿孔された配線用ボックスB11の正面図である。
【図37】壁体Wに第2透孔H2 を穿孔している状態の
配線用ボックスB11の縦断面図である。
【図38】配線用ボックスB12の縦断面図である。
【図39】壁体Wに第1透孔H1 が穿孔された状態の配
線用ボックスB12の正面図である。
【図40】壁体Wに第1透孔H1 と2つの第2透孔H2
とが穿孔された配線用ボックスB12の正面図である。
【図41】壁体Wに第2透孔H2 を穿孔している状態の
配線用ボックスB12の縦断面図である。
【図42】配線用ボックスB13の縦断面図である。
【図43】壁体Wに第1透孔H1 が穿孔された状態の配
線用ボックスB13の正面図である。
【図44】壁体Wに第2透孔H2 を穿孔している状態の
配線用ボックスB13の縦断面図である。
【図45】配線用ボックスB14の縦断面図である。
【図46】壁体Wに第1透孔H1 が穿孔された状態の配
線用ボックスB14の正面図である。
【図47】壁体Wに第2透孔H2 を穿孔している状態の
配線用ボックスB14の縦断面図である。
【図48】透孔穿孔案内具K1 が取付けられた配線用ボ
ックスの平面図である。
【図49】同じく中央縦断面図である。
【図50】同じく中央横断面図である。
【図51】透孔穿孔案内具K1 とボックス本体の底壁の
一部との斜視図である。
【図52】透孔穿孔案内具K2 が取付けられた配線用ボ
ックスの平面図である。
【図53】同じく中央縦断面図である。
【図54】透孔穿孔案内具K2 とボックス本体の底壁の
一部との斜視図である。
【図55】透孔穿孔案内具K3 が取付けられた配線用ボ
ックスの平面図である。
【図56】同じく中央縦断面図である。
【図57】透孔穿孔案内具K2 をボックス本体の底壁と
周壁との双方に取付けた配線用ボックスの平面図であ
る。
【図58】図57のX−X線断面図である。
【図59】図57のY−Y線断面図である。
【図60】透孔穿孔案内具K4 と底壁1の一部との斜視
図である。
【図61】透孔穿孔案内具K5 と配線用ボックスB0
の斜視図である。
【図62】配線用ボックスB0 に透孔穿孔案内具K5
取付けした状態の平面図である。
【図63】透孔穿孔案内具K5 が取付けられた配線用ボ
ックスB0 の前面の壁体Wを穿孔している状態の断面図
である。
【図64】請求項18の発明に係る配線用ボックスB15
の斜視図である。
【符号の説明】
A:金属探知器 B1 〜B15:配線用ボックス C:穿孔具 E:被探知部 F:中心軸ガイド部 G1 :第1ガイド部 G2 :第2ガイド部 H:透孔 H1 :第1透孔 H2 :第2透孔 K1 〜K5 :透孔穿孔案内具 W:壁体 1:ボックス本体の底壁 2:ボックス本体の開口 5:被探知部を構成するガイド筒 5a:ガイド孔 6:金属環 6’:金属箔 8:穿孔具の中心軸 41:帯状金属箔(被探知部) 44:金属ビス(被探知部) 46:マグネット(被探知部) 49:金属ナット(被探知部)

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁裏に設置される配線用ボックスであっ
    て、 前面に開口を有するボックス本体の底壁から該開口に向
    けて除去可能に突設され、壁表から探知可能であると共
    に、前記開口を壁表に臨ませるために壁体に透孔を穿設
    する穿孔具の中心軸をガイドする第1ガイド部を備えた
    ことを特徴とする配線用ボックス。
  2. 【請求項2】 第1ガイド部は間隔をおいて複数個設け
    られていることを特徴とする請求項1に記載の配線用ボ
    ックス。
  3. 【請求項3】 壁裏に設置される配線用ボックスであっ
    て、 前面に開口を有するボックス本体の底壁から該開口に向
    けて除去可能に突設され、壁表から探知可能であると共
    に、前記開口の一部を壁表に臨ませるために壁体に第1
    透孔を穿設する穿孔具の中心軸をガイドする第1ガイド
    部と、前記ボックス本体の底壁にその開口に向けて設け
    られ、中心軸が前記第1ガイド部にガイドされた穿孔具
    により穿孔された壁体の前記第1透孔から壁表に露出さ
    れて、ボックス本体の開口全体を壁表に臨ませる第2透
    孔を穿設するための穿孔具の中心軸をガイドする第2ガ
    イド部とを備えたことを特徴とする配線用ボックス。
  4. 【請求項4】 第2ガイド部は、第1ガイド部の周辺に
    複数設けられることを特徴とする請求項3に記載の配線
    用ボックス。
  5. 【請求項5】 第2ガイド部は、ボックス本体の底壁に
    その開口に向けて除去可能に突設されていることを特徴
    とする請求項3又は4に記載の配線用ボックス。
  6. 【請求項6】 第2ガイド部は、ボックス本体の底壁に
    その開口に向けて第1ガイド部よりも低い状態で突設さ
    れていることを特徴とする請求項3ないし5のいずれか
    に記載の配線用ボックス。
  7. 【請求項7】 第1ガイド部は、その先端面中央に穿孔
    具の中心軸が挿通されるガイド孔を備え、該先端面のガ
    イド孔周縁に被探知部が設けられることを特徴とする請
    求項1ないし6のいずれかに記載の配線用ボックス。
  8. 【請求項8】 第1ガイド部は、その先端面に被探知部
    として金属箔が貼着されると共に、該金属箔の裏側に空
    間部が形成されて、該空間部の奥方に穿孔具の中心軸が
    挿通されるガイド孔が設けられることを特徴とする請求
    項1ないし6のいずれかに記載の配線用ボックス。
  9. 【請求項9】 壁裏に設置される配線用ボックスであっ
    て、 ボックス本体の開口に向けて配置され、壁表から探知可
    能な被探知部と、 ボックス本体の底壁にその開口に向けて設けられ、ボッ
    クス本体の開口を壁表に臨ませる透孔を穿設するための
    穿孔具の中心軸をガイドする中心軸ガイド部とを備えた
    ことを特徴とする配線用ボックス。
  10. 【請求項10】 中心軸ガイド部は、ボックス本体の底壁
    にその開口に向けて除去可能に突設されていることを特
    徴とする請求項9に記載の配線用ボックス。
  11. 【請求項11】 中心軸ガイド部は、ボックス本体の底壁
    にその開口に向けて被探知部よりも低い状態で突設され
    ていることを特徴とする請求項9又は10に記載の配線
    用ボックス。
  12. 【請求項12】 被探知部は、ボックス本体の底壁から開
    口に向けて除去可能に突設されていることを特徴とする
    請求項9に記載の配線用ボックス。
  13. 【請求項13】 被探知部と中心軸ガイド部は一体に形成
    され、同時に除去可能であることを特徴とする請求項1
    0ないし12のいずれかに記載の配線用ボックス。
  14. 【請求項14】 前面に開口を有し、壁裏に設置される配
    線用ボックスの本体内に除去可能に装着される透孔穿孔
    案内具であって、 前記ボックス本体の開口に向けて配置され、壁表から探
    知可能であると共に、該ボックス本体の開口を壁表に臨
    ませるために壁体に透孔を穿設する穿孔具の中心軸をガ
    イドする第1ガイド部を備えたことを特徴とする透孔穿
    孔案内具。
  15. 【請求項15】 前面に開口を有し、壁裏に設置される配
    線用ボックスの本体内に除去可能に装着される透孔穿孔
    案内具であって、 前記ボックス本体の開口に向けて配置され、壁表から探
    知可能であると共に、該ボックス本体の開口を壁表に臨
    ませるために壁体に透孔を穿設する穿孔具の中心軸をガ
    イドする第1ガイド部と、 該ボックス本体の開口に向けて配置され、中心軸が前記
    第1ガイド部にガイドされた穿孔具により穿孔された壁
    体の透孔から壁表に露出されて、ボックス本体の開口全
    体を壁表に臨ませる透孔を穿設するための穿孔具の中心
    軸をガイドする第2ガイド部とを備えたことを特徴とす
    る透孔穿孔案内具。
  16. 【請求項16】 前面に開口を有し、壁裏に設置される配
    線用ボックスの本体内に除去可能に装着される透孔穿孔
    案内具であって、 ボックス本体の開口に向けて配置され、壁表から探知可
    能な被探知部と、 前記ボックス本体の開口を壁表に臨ませる透孔を穿設す
    るための穿孔具の中心軸をガイドする中心軸ガイド部と
    を備えたことを特徴とする透孔穿孔案内具。
  17. 【請求項17】 中心軸ガイド部は、ボックス本体の開口
    に向けて突設されていることを特徴とする請求項16に
    記載の透孔穿孔案内具。
  18. 【請求項18】 壁裏に設置される配線用ボックスであっ
    て、 壁表から探知可能な被探知用部材がボックス本体の前面
    開口に向けて除去可能に取付けられる被取付部と、 該ボックス本体の底壁にその開口に向けて設けられ、該
    開口を壁表に臨ませる透孔を穿設するための穿孔具の中
    心軸をガイドする中心軸ガイド部とを備えたことを特徴
    とする配線用ボックス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2411053B (en) * 2004-02-12 2008-06-04 Jason Reginald William Berry Electrical back box
JP5857353B1 (ja) * 2014-12-18 2016-02-10 株式会社エム・システム技研 取付ガイドを備えた電子機器

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