JP2005099552A - 印刷装置、両面印刷システム、および両面印刷装置 - Google Patents

印刷装置、両面印刷システム、および両面印刷装置 Download PDF

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友英 竹中
Yutaka Nagasawa
豊 長沢
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浩 上野
Makoto Nagura
真 名倉
Hiroshi Shirata
宏 白田
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Abstract

【課題】
第1面印刷と第2面印刷を印刷装置の構成を変えずに、プレヒータ表面に対するリフトユニットの突出量を調節することで実現させる。
【解決手段】
連続用紙3上に形成されたトナー像を溶融定着させる回転可能に支持された加熱ローラ7と、加熱ローラ7に接触し離間可能に支持されている加圧ローラ9と、前記加圧ローラの直前に設けられ、前記用紙に予熱を与えるプレヒータ5と、プレヒータに対して相対的に変位可能で用紙3をプレヒータ5から離間させるペーパリフトユニット16を有し、印刷停止時には前記プレヒータ5表面から用紙3を離間させる電子写真式印刷装置において、
印刷停止時における前記ペーパリフトユニット16のプレヒータ5表面からの突出量を調節可能とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、印刷装置、両面印刷システム、および両面印刷装置に関するものである。
電子写真式印刷装置の定着装置の一例を図2を用いて説明する。図2は電子写真式印刷装置の定着装置の主要部分を示す側面図である。1は転写器で、トナー像が形成された感光体2から転写器1によって用紙3へトナーを転写させる。トナー像が転写された用紙3はバッファアーム4を介してプレヒータ5に搬送される。プレヒータ5に搬送された用紙3はプレヒータ5によって裏面から予熱され、さらに矢印6の方向に回転している加熱ローラ7とそれに対向して設けられた加圧ローラ9は、加熱ローラ7との接触により矢印方向8の方向へ回転し、加熱ローラ7との加熱および加圧によって用紙3へトナーが定着される。
プレヒータ5と加圧ローラ9は同一のユニットである定着ユニット10に組み込まれており、定着ユニット10は回転軸11を中心に揺動可能に設けられている。非印刷時には図示しない駆動源により定着ユニット10が軸11を中心に矢印12の方向に回転し、加圧ローラ9が加熱ローラ7から回避する。プレヒータ5には用紙3の裏面を均一な平面状態でプレヒータ5に確実に接触させるため、用紙3を裏面から吸引する吸引装置(図示せず)が設けられている印刷装置もあるが、構成を簡単にし原価を下げる等の目的から吸引装置を持たないものもある。
このように吸引装置を持たないプレヒータの場合、用紙を均一な平面状態でプレヒータに接触させるため、バッファアームによって比較的大きな張力Tを用紙に与える構成が用いられている。バッファアーム4は回転軸13を中心に揺動可能に設けられている。また、ねじりバネ14により常に矢印15の方向に回転力が与えられており、用紙に張力を与える構成となっている。
次にこのような電子写真式印刷装置を2台用いて両面印刷を行う場合について説明する。前述した片面印刷式の電子写真式印刷装置を用いて両面印刷を行う場合、電子写真式印刷装置を2台直列に配し、第1面に印刷を行う第1印刷装置と、その下流側に設けられた用紙の表裏を反転させる用紙反転装置を介し第2面に印刷を行う第2印刷装置で印刷する方法が用いられている。しかし、第2印刷装置で印刷を行う場合は第1印刷装置で印刷された用紙の裏面へ印刷を行うため片面印刷時もしくは両面印刷時の第1印刷装置での印刷時とは異なる条件下での印刷を強いられる。すなわち、プレヒータは用紙上のトナー像が転写された面と反対側の面に接触して用紙を予熱する構成となるため、第2の印刷装置のプレヒータは第1の印刷装置で定着トナー像が形成された面に接触して予備加熱することになる。そこで過度の予備加熱がおこなわれると、第1の印刷装置で定着済みのトナーが再溶融し、プレヒータを汚してしまうとともに印刷品質の低下を招くことになる。
これを防ぐため特許文献1ではペーパリフトユニットを提案している。ここで特許文献1で提案されているペーパリフトユニットについて説明する。図3は印刷時の定着装置の側面図、図4は停止時の定着装置の側面図を表したものであり、従来の技術で説明した部位については同じ記号を用いることとする。
プレヒータ5と加圧ローラ9は同一のユニットである定着ユニット10に一体に設けられており、定着ユニット10は軸11を中心に揺動可能となっている。ペーパリフトユニット16は定着ユニット10とは独立した固定部材(図示せず)に支持されたベース17とベース17に固定された複数のピン状の突出部材18から構成されている。プレヒータ5の突出部材18と対向する位置には突出部材18が通ることが可能な大きさの開口部が設けられており、非印刷時には定着ユニット10が軸11を中心に矢印12の方向に回転し、図4に示す位置に移動することによってプレヒータ5の表面から開口部を介して突出部材18が突出するように構成されている。プレヒータ5の表面から突出した突出部材18はプレヒータ5に接触していた用紙3を持ち上げ、プレヒータ5と用紙3を離間させることによって既印刷像の再溶融を防いでいる。印刷時には図3に示すように突出部材18はプレヒータ5の表面から突出しないようになっており、印刷時の用紙走行および予備加熱を妨げない構成となっている。
しかし、このようなペーパリフトユニットは突出部材によって用紙の裏側から直接押すことにより用紙を持ち上げるため、突出部材との接触点において用紙を変形させる恐れがある。第1の印刷装置によって変形させられた部分は第2の印刷装置の転写時において正常な感光ドラムとのギャップが確保できないためトナーが用紙に転写されないという問題を生じる。このような印刷品質の低下を招く用紙の変形はプレヒータに吸引装置を持たず、用紙に比較的大きな張力を与えることで用紙とプレヒータを離間させている印刷装置においてはより顕著である。
特開平10−123864号公報
この現象を回避するため第2印刷装置のみペーパリフトユニットを取り付けるといった方法が用いられていたが、第1印刷装置と第2印刷装置で構成を異なるものにする必要があった。
また、第1面を印刷した用紙を表裏反転させた後、同一の印刷装置で第2面を印刷するといった両面印刷方法においては印刷品質の劣った印刷となった。
本発明の目的は、第1面印刷と、第2面印刷を印刷装置の構成を変えずに行えるようにすることである。
上記の目的は、一対の定着ローラと、定着ローラに対し記録材搬送方向上流側に設けられたプレヒータと、プレヒータ表面に対し変位可能に設けられたリフトユニットとを備えた印刷装置において、前記リフトユニットのプレヒータ表面からの突出量を調節する突出量可変手段を設けることにより達成される。
本発明によれば、第1面印刷装置と第2面印刷装置の構成を変えずに、プレヒータ表面に対するリフトユニットの突出量を調節することで実現することができる。
本発明の一実施例を図1を用いて説明する。
図1は本発明における電子写真式印刷装置の定着装置の側面図である。なお、従来技術と同等の構成については同じ符号を付し、その説明は省略する。10は定着ユニットでありプレヒータ5、加圧ローラ9等から構成されており、定着ユニット10は回転軸11を中心に揺動可能に取付いている。プレヒータ5に搬送された用紙3はプレヒータ5によって裏面から予熱され、さらに矢印6の方向に回転している加熱ローラ7とそれに対向して設けられ加熱ローラとの接触により矢印8の方向に回転する加圧ローラ9とによる加熱および加圧によってトナーが用紙上に定着させられる。
非印刷時には図示していない駆動源により定着ユニット11が矢印12の方向に回転し、加圧ローラ9が加熱ローラ7から回避する。バッファアーム4は回転軸13を中心に揺動可能に設けられている。また、ねじりバネ14により常に矢印15の方向に回転力が与えられており、用紙に張力を与える構成となっている。ペーパリフトユニット16は定着ユニット10とは独立した固定部材(図示せず)に支持されたベース19とベース19に固定された複数のピン状の突出部材18から構成されている。
プレヒータ5の突出部材18と対向する位置には突出部材18が通ることが可能な大きさの開口部が設けられており、非印刷時には定着ユニット10が図4に示す位置に移動することによって、プレヒータ5の表面から開口部を介して突出部材18が突出するように構成されている。プレヒータ5の表面から突出した突出部材18はプレヒータ5に接触していた用紙3を持ち上げ、プレヒータ5と用紙3を離間させることによって既印刷像の再溶融を防いでいる。印刷時には図3に示すように突出部材18はプレヒータ5の表面から突出しないようになっており、印刷時の用紙走行および加熱を妨げない構成となっている。
ここで、突出部材18を固定するベース19はプレヒータ5の表面からの突出部材18の突出量を調節可能な構成となっており、例えば図1に示すように突出部材18の突出量調整方向に長い長穴を有し、図示していない定着ユニットとは独立した固定部材にベース19の固定する位置を調整することでその突出量を調整する。なお、ここでは手動によって突出部材のプレヒータ5の表面からの突出量を調節する方法を示したが、オペレータがプリンタに設けられたパネルもしくは印刷を制御しているコントローラを操作することで自動的に突出量を調節するようにしてもよい。その一例を図5を用いて説明する。ペーパーリフトユニット16は図示していない支持部材によって矢印20の方向へ移動可能に支持されている。また、ペーパーリフトユニット16は自重もしくは図示していないバネによって常にカム22に突き当てられている。オペレータのパネルおよびコントローラ操作により印刷装置が第1印刷装置として使われるか、第2印刷装置として使われるかが認識されると、モータ23はそれぞれの回転角で保持される。すなわち、第1印刷装置と認識されれば印刷停止時においてペーパリフトユニット16はプレヒータ表面から突出せず、第2印刷装置と認識されれば印刷停止時においてペーパーリフトユニット16はプレヒータ5の表面から一定量突出することになる。
次に記録材の第1面に印刷を行う第1印刷装置と、第1印刷装置に対して用紙搬送方向下流側に設けられ、用紙の第2面に印刷を行う第2印刷装置とを有する両面印刷システムについて図6を用いて説明する。第1印刷装置24で第1面を印刷された用紙3は用紙反転装置26によって表裏が反転され、その後第2印刷装置25によって第2面が印刷される。この時、第1印刷装置24のペーパーリフトユニット16は印刷停止時においてプレヒータ5の表面から突出せず、第2印刷装置25のペーパーリフトユニット16は印刷停止時においてプレヒータ5の表面から一定量突出する構成としておく。このような構成とすることで第1印刷装置24のペーパーリフトユニット16によって用紙3が変形することがなく、第2印刷装置25のプレヒータ5によって既印刷画像が再溶融してしまうこともない。
1台の印刷装置のみを用いて両面印刷をおこなう場合、用紙の第1面の印刷停止時にはペーパーリフトユニットがプレヒータ表面から突出しない状態にし、第2面の印刷停止時にはペーパーリフトユニットがプレヒータ表面から一定量突出する状態にする。このような構成とすることで第1面印刷時にペーパーリフトユニットによって用紙が変形することがなく、第2面印刷時にプレヒータによって既印刷画像が再溶融してしまうこともない。
本発明の電子写真式印刷装置の側面図 電子写真式印刷装置の概略側面図 電子写真式印刷装置の印刷時における定着部の側面図 電子写真式印刷装置の停止時における定着部の側面図 本発明の電子写真式印刷装置の側面図 本発明のタンデム両面印刷時の概略側面図
符号の説明
1…転写器、2…感光体、3…用紙、5…プレヒータ、7…加熱ローラ、9…加圧ローラ、10…定着ユニット、16…ペーパリフトユニット、17…ベース、18…突出部材

Claims (3)

  1. 一対の定着ローラと、定着ローラに対し記録材搬送方向上流側に設けられたプレヒータと、プレヒータ表面に変位可能に設けられリフトユニットとを備えた印刷装置において、
    前記リフトユニットのプレヒータ表面からの突出量を調節する突出量可変手段を設けたことを特徴とする印刷装置。
  2. 記録材の第1面に印刷を行う第1印刷装置と、第1印刷装置に対して記録材搬送方向下流側に設けられ、前記記録材の第2面に印刷を行う第2印刷装置とを有する両面印刷システムにおいて、
    第1印刷装置および第2印刷装置は、一対の定着ローラと、定着ローラに対し記録材搬送方向上流側に設けられたプレヒータと、プレヒータ表面に対し変位可能に設けられたリフトユニットと、リフトユニットのプレヒータ表面からの突出量を調節する突出量可変手段とを備えるとともに、第1印刷装置においてはプレヒータ表面から突出しない位置にリフトユニットを配し、第2印刷装置においてはプレヒータ表面から突出した位置にリフトユニットを配することを特徴とする両面印刷システム。
  3. 記録材の第1面に印刷を行った後に前記記録材を表裏反転させて、第1面印刷に用いた印刷装置に前記記録材を搬入し、記録材の第2面に印刷を行う両面印刷装置において、
    前記印刷装置は、一対の定着ローラと、定着ローラに対し記録材搬送方向上流側に設けられたプレヒータと、プレヒータ表面に対し変位可能に設けられたリフトユニットと、リフトユニットのプレヒータ表面からの突出量を調節する突出量可変手段とを備えるとともに、第1面印刷時はプレヒータ表面から突出しない位置にリフトユニットを配し、第2面印刷時はプレヒータ表面から突出した位置にリフトユニットを配することを特徴とする両面印刷装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011191559A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US8787817B2 (en) 2010-03-15 2014-07-22 Ricoh Company, Ltd. Fixing device and image forming apparatus

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