JP2005098786A - エレベータの昇降路寸法測定装置 - Google Patents

エレベータの昇降路寸法測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 簡単な構成で、昇降路寸法を自動的に計測する。
【解決手段】 かご2の上に水平面で距離測定するレーザ距離計9を設置する。
一方、エレベータの制御盤5からは、昇降路1内のかご2の位置データを、移動ケーブル7を介して、かご2上のコンピュータからなる演算制御器8に供給するように構成する。
その結果、演算制御器8は、制御盤5からのかご2の高さ位置に対応した水平面での距離測定を行うようにレーザ距離計9を制御することができ、鉛直(V)方向に対する距離計を備えることなく、空き時間帯を利用して、効率良く昇降路内寸法を測定できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、昇降路内の各部寸法を自動測定可能なエレベータの昇降路寸法測定装置に関する。
一般に、エレベータのリニューアルや改修では、例えばガイドレールや乗場ドアをはじめ既存の構造物の一部はそのまま利用し、乗りかご自体や、その他関連設備機器等の更新や追加等の工事になることが多いので、改めて、昇降路内の各部寸法測定に基づく図面データの作成が必要とされる。
昇降路の立体的な図面を作成するためには、ガイドレール等の位置や、各階床の乗場ドアの位置等が正確に反映された寸法値が必要であり、作業員は実際に現場に出向き、巻尺等による距離測定作業が行われる。
なお、本出願人は、昇降移動するかごの上にレーザ距離計を搭載し、そのレーザ距離計による水平方向及び垂直方向への距離測定により昇降路寸法を得る提案を行っている。
レーザ距離計を用いた昇降路内の寸法測定では、水平及び垂直の各距離計による距離測定データをコンピュータの記憶部に記憶し、その距離測定データの読み出し演算により昇降路内各部寸法値を算出し、自動的に図面データに変換出力するように構成されている(特許文献1参照)。
特開2001−227949号公報
上記従来のエレベータの昇降路寸法測定装置は、水平及び垂直の2方向で距離測定を行う構成であり、コンピュータはその2方向の距離測定動作を同期させる必要があり、測定制御が複雑となるので改善が要望されていた。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するもので、水平方向に対してのみ距離測定を行う簡単な構成で、精度の良い図面データを効率良く得ることができるエレベータの昇降路寸法測定装置を提供することを目的とする。
すなわち、本発明は、昇降移動するかごに距離計を搭載し、その距離計による被測定対象までの水平方向の距離測定データから、昇降路寸法を測定するエレベータの昇降路寸法測定装置において、かごの昇降移動を制御するとともに、昇降路内における前記かごの高さ位置データを出力する制御盤と、前記制御盤から出力される前記かごの高さ位置データと、前記距離計による距離測定データとを導入し、前記高さ位置データに対応する距離測定データを関連づけて記憶部に記憶させるとともに、その記憶させた前記高さ位置データと前記距離測定データとを記憶部から読み出し昇降路寸法を算出する演算制御器とを具備することを特徴とする。
上記のように、本発明のエレベータの昇降路寸法測定装置は、制御盤からかごの高さ位置データを導入し、水平方向の距離測定データと関連づけて記憶するので、簡単な構成で高精度な昇降路寸法を容易に得ることができる。
以下、昇降路内の各部寸法を自動的に測定可能な本発明に係るエレベータの昇降路寸法測定装置の一実施例を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明によるエレベータの昇降路寸法測定装置の第1の実施例を、ロープ式エレベータに適用した状態を示した概略構成図である。
図1に示した構成は、1:1ロービングにより、かごを吊り下げるロープ式エレベータを示したもので、昇降路1内を不図示のガイドレールに案内されつつ昇降移動するかご2が、主ロープ3の一端部に連結され、他端部は、巻上機4の駆動綱車41への巻掛けを経て不図示のカウンタウエイト(つり合おもり)に連結されている。
駆動綱車41は減速機構を介して駆動電動機42に連結され、駆動電動機42は、制御盤5における運行管理制御に基づく回転制御を受ける。
従って、主ロープ3は、かご昇降路1天井のロープ落とし口1aを通して、かご2及びカウンタウエイトを吊り下げ、巻上機4の回転駆動によりかご2を昇降移動させる。
制御盤5は、建物内に配線された不図示の伝送線路を介して各階床の乗場ボタン6や表示器6aと接続されるとともに、移動ケーブル(テールコード)7を介してかご2のかご操作盤と接続されていて、利用客による乗場ボタン6からのかご呼び登録操作、及びかご内乗客による行き先階登録操作等に基づく駆動電動機42の回転制御により、かご内乗客を目的階まで運搬し、着床戸開するように制御する。
なお、制御盤5には、昇降路1内におけるかご2の高さ位置を正確に捉えられて、かご2の走行制御及び着床制御が適切に行なわれるように、駆動電動機42のモータ回転軸には不図示のパルス発生器が連結され、そのパルス発生器はモータの回転角度に比例したパルス信号を制御盤5に供給する。
従って、パルス発生器からの信号を受けた制御盤5は、パルス信号の計数値から、昇降路1内におけるかご2の高さ位置データを算出して、その算出されたかご位置データに基づき、かご2の走行制御及び着床制御を行うように構成されている。
一方、かご2側に設置されるかご操作盤は、不図示のかご室内操作盤と、かご2上に取り付けられたかご制御基板21とで構成される。
かご室内操作盤は、かご2内の乗客が利用する行先階登録ボタンやドア開閉ボタン、及びかご内表示器等からなり、一方かご2上のかご制御基板21は、ICを組み込んだ制御ユニットや接続中継端子を備えて、かご室内操作盤に対する動作制御機能とともに、移動ケーブル7を介してかご2側と制御盤5との間の信号授受を行うための接続中継機能を備えている。
従って、かご制御基板21の接続中継端子は、移動ケーブル7との間の接続端子(ポート)や、かご枠に取り付けられた荷重検知器22からの信号を移動ケーブル7に受け渡すための中継端子(ポート)を有する。
制御盤5は、荷重検知器22からのかご荷重検出信号を得て、かご2内の乗客の有無を検知できるとともに、安全上、かご2が最大定員数を超えた乗客を乗せて走行することがないように制御する。
上記説明は、ロープ式エレベータ一般に採用されている既存の構成を説明したものであるが、この第1の実施例のエレベータの昇降路寸法測定装置は、かご2上に、パーソナルコンピュータからなる演算制御器8と、非接触で、昇降路の内壁面やガイドレール等までの水平方向の直線距離を測定するレーザ距離計9とが搭載されて構成される。
そして、演算制御器8は、レーザ距離計9とかご制御基板21とに接続されているので、レーザ距離計9及び制御盤5との間で互いに信号授受できるように構成されている。
なお、レーザ距離計9は、回転軸を鉛直方向に有する回転機構(モータ)上に距離測定部が搭載されて構成され、演算制御器8による駆動制御により、水平面内を回転走査して昇降路1内の各被測定対象まで距離測定を行い、距離測定データを演算制御器8に供給する。
演算制御器8は、図2に示すように、レーザ距離計9及び制御盤5との間の信号授受を行うI/O(入出力)部81と、このI/O部81に接続され、CPU(中央演算処理装置)で構成された演算制御部82と、演算制御部82に接続された記憶部83とで構成される。
記憶部83は、ROMやRAM等の半導体メモリやハードディスク等の磁性体メモリで構成され、距離測定制御や寸法演算を実行するのに必要な制御プログラムとともに、レーザ距離計9から供給される距離測定データが記憶される。
一方、制御盤5は、上記のように、移動ケーブル7を介してかご荷重検知器22に、また建物内に敷設された伝送線路を介して乗場呼び登録用の乗場ボタン6に接続されているので、かご2内の乗客の有無や、乗場呼び登録の有無を検知して、その検知信号を移動ケーブル7及びかご2上のかご制御基板21を介して演算制御器8に供給することができる。
制御盤5からの、かご2内の乗客の有無や乗場呼び登録の有無の検知信号は、演算制御器8の演算制御部82に供給されるので、演算制御部82は、かご2内の乗客がゼロでかつ乗場呼び登録が行われていないか否かを検知することができる。
演算制御部82は、制御盤5からの検知信号により、そのかご2内の乗客がゼロでかつ乗場呼び登録が行われていないことを検出したとき、I/O部81を介して、以下説明する距離測定モードでエレベータを運転するように制御盤5に指令信号を伝送するとともに、その距離測定モードでのかご2の走行に同期した距離測定が行われるようにレーザ距離計9を制御する。
この第1の実施例におけるエレベータの昇降路寸法測定装置において、エレベータの距離測定モードでの運転のひとつのパターンは、図3に概略構成を示したように、かご2を一定高さ間隔Δhでステップ状に順次上方に移動させるものであり、レーザ距離計9は、測定高さ位置がh1,h2,h3,h4の各高さ位置において、水平面で360度回転走査し、複数の回転角度位置で被測定対象までの距離測定を行うように制御される。
図4は、図3に示した運転パターンにおいて距離測定される、昇降路内の被測定領域の展開図を示したものである。図4を参照して、図3に示した運転パターン上でのレーザ距離計9の距離測定ポイントを具体的に説明する。
すなわち、図4に示したように、被測定対象の領域を水平(H)及び鉛直(V)の各方向を所定間隔(Δθ,Δh)からなるマトリクス状に区分し、その各区分領域にアドレスが割り当てられる。そして、図示矢印で示す方向にレーザ距離計9を回転走査しつつ、各割り当てられたアドレスに対応した領域の被測定対象までの距離測定データが、演算制御器8に供給される。
距離測定データの供給を受けた演算制御部82は、距離測定データを割り当てられた当該アドレスと関連づけて記憶部83に記憶するとともに、随時、記憶部83に記憶された各アドレスに対応した距離測定データを読み出し昇降路寸法を算出する。
図4に示した被測定領域の展開図では、水平方向には、360度を4度間隔(Δθ)で区分し、垂直方向には、たとえば10cm間隔(Δh)で被測定領域を区分して、それぞれ水平方向の角度位置θ(θ1,θ2,・・・θ90)、及び高さ方向の各高さ位置h(h1,h2,・・・hn)に対応して区分化が行われている。
従って、距離測定モードによるエレベータの運転により、最初のレーザ距離計9の距離測定高さ位置h1の中央高さ位置、すなわち5cm(10/2cm)をスタート位置として、鉛直方向に順次h2,h3,・・・とステップ状にかご2が上昇移動して停止したとき、各停止期間中のタイミングに同期して、演算制御器8の演算制御部82は、レーザ距離計9の回転機構を制御して、基準角度位置θ1(2度)をスタート位置として、各水平方向区分領域の各中央位置、すなわち6度,10度,14度,・・・358度の位置へ順次回転走査させるので、レーザ距離計9は、各角度位置においてパルスレーザ光を送出して被対象領域面までの距離測定を行う。
この距離測定操作による距離測定データは、I/O部81を介して取り込まれ、記憶部83の各アドレスに対応してあらかじめ設定された対応するアドレスメモリに順次記憶される。
従って、この第1の実施例の図3に示された距離測定モードでの運転パターンでは、利用客がいないかご2に対して、演算制御器8は自動的に距離測定モードでのエレベータ制御を行い、その運転モードでの距離測定データを記憶部83に記憶するので、演算制御器8は、随時、その記憶部83に記憶された距離測定データを読み出し、従来と同様な手法で、壁面間寸法やガイドレール間寸法等を算定し、昇降路1の内側形状の図面データから3次元図形等の表示データを変換出力できる。
なお、上記説明では、制御盤5は、乗客によるかご2の利用がないときに、距離測定モードで運転を行うように説明したが、エレベータが通常の運転モードで運行され乗客を搬送しているときには、当然ながら利用客に対する通常の運転モードが、距離測定モードでの運転に優先する。
従って、エレベータの通常の運転モードでの運転期間中に、乗客によるかご2の利用がない時間帯を利用しての、距離測定モードの割り込み操作による昇降路寸法測定操作は、図5のフローチャートで示した手順で実行される。
すなわち、図5は、エレベータの通常の運転操作の中で行われる昇降路寸法測定装置の動作手順を示したもので、まず、(距離測定操作の停止状態において)制御盤5による制御により、通常モードで運転管制が行われる(ステップ5A)、その状態において、制御盤5がかご2内に乗客がいるか否かを検出する(ステップ5B)。そこでかご2内に乗客がいない(NO)とき、制御盤5はさらにホール(乗場)呼びがあるか否かを検出する(ステップ5C)。
ステップ5Cにおいて、ホール呼びがない(NO)とき、制御盤5は、その旨、すなわちかご2に対する乗客の利用がない旨、移動ケーブル7等を介して演算制御器8に送信するので、ステップ5Dに移行し、演算制御部82は、距離測定モードでの運転制御を行うべく指令信号を制御盤5に送信するとともに、レーザ距離計9を制御し、かご2の走行に同期した距離測定操作を実行する。
次ぎに、距離測定モードでの運転制御を実行すべく、指令信号を受けた制御盤5は、あらかじめ設定されたプログラム制御により距離測定モードでの運転制御を開始するとともに、ホール呼びがあるか否かを継続的に監視し(ステップ5E)、もしもホール呼び登録があったとき(YES)は、直ちにステップ5Aに戻り、通常モードに切り換えた管制運転が行なわれるとともに、演算制御部82は、レーザ距離計9による距離測定操作を停止させる。
従って、ステップ5Eにおいて、ホール呼び登録がない(NO)ときには、ステップ5Fに移行し、一連の距離測定操作が終了したか否かを判定し、距離測定操作が終了していない(NO)ときは、ステップ5Dに戻るので、一連の距離測定が終了するまでの間にあっては、ホール呼びがあるとき、あるいはかご内乗客が居るときを除いて、距離測定操作が継続実行される。
ステップ5Fにおいて、一連の距離測定が終了した(YES)と判定されたときは、ステップ5Gに移行し、その時点が通常モードで運転すべき時間帯(乗客サービス時間帯)にあるとき(YES)には、ステップ5Aに戻り、通常モードでの運転が継続し、乗客サービス時間帯が終了し、通常モードで運転すべき時間帯にない(NO)ときには、エレベータの運転が終了する。
なお、ステップ5Bにおいて、かご2内に乗客がいるとき、またステップ5Eにおいてホール呼びがあるときも、ステップ5Aに戻り通常モードでの運転が行われる。
なお、上記説明のステップ5Eにおいて、距離測定操作途中にホール呼び登録があったとき(YES)には通常モードでの運転が行われるので、距離測定操作は一旦停止し、ステップ5Dに戻り、距離測定操作が再開された際には、演算制御器8は、その途中で停止したアドレスにつらなる未測定領域のアドレスに対応した距離測定が実施されるように制御盤5及びレーザ距離計9を制御させることができる。
従って、一連の距離測定操作がエレベータの運用途中で途切れても、引き続き残りのアドレスに対し順次、距離測定操作を実行するので、距離測定モードでの運転が断片的に行われた場合でも、必要とする被測定領域全てにわたる距離測定を自動的に行うことができる。
なお、上記第1の実施例では、距離測定時において、制御盤5は、かご2を鉛直(V)方向にステップ状に移動し、いわゆる間歇動作を行うものであり、レーザ距離計9による距離測定操作中は、かご2はその高さ位置で停止している。
レーザ距離計9による距離測定は、送出されたパルスレーザ光が距離測定対象領域面で反射して受信されるまでの間の時間測定によるものであるから、ほとんど瞬時に距離測定できる。従って、実際のレーザ距離計9による距離測定では、かご2が必ずしも停止していることが条件とされることなく、かご2が低速移動していれば、かご2上のレーザ距離計9は距離測定が可能である。
従って、要求仕様を満足する昇降路図面データを得ることが可能であれば、かご2の移動速度を特別に設定された距離測定モードでなくとも良く、たとえばエレベータの定期点検時に採用される運転モードでかご2を走行させるようにしても良い。
従ってまた、例えば図6に示したように、矢印Y方向にかご2が連続的に低速移動しているときであっても、レーザ距離計9を水平面で回転させつつ被測定対象までの距離測定を実行することができ、その運転パターンでは、距離測定ポイントの軌跡は、図6に示したように螺旋状となる。
図6に示した運転パターンでかご2が移動する状態での距離測定データは、たとえば図7に矢印で示した斜め方向に位置したアドレスに順次得られて、記憶部83に記憶される。
もとより、この図6及び図7に示した距離測定パターンの場合は、図3及び図4に示した測定パターンの場合とは相違し、かご2の一方向(上昇または下降運転)の走行運転のみでは、区分された全ての測定アドレスを埋めることはできない。従って、図6及び図7に示した距離測定パターンの場合は、昇降双方向にあるいはいずれか一の方向へのかご2の走行の繰り返し運行が要求される。
全ての測定アドレスを埋めるためには、その繰り返し運行に対応して、レーザ距離計9おける水平方向での距離測定開始位置を偏倚(シフト)させる必要があり、図7に示したパターンのように、水平方向に4度の角度間隔で360度にわたり、測定データを得るとすれば、理論的には90回のかご2の上昇または下降の繰り返し走行運転が必要となる。
また、上記説明から明らかなように、この実施例によれば、マトリクス状に規則性を有して配列された記憶部83におけるメモリアドレスに対して、たとえランダムに分布して距離測定データが取り込まれ記憶されたとしても、演算制御器8の演算制御部82は、記憶部83のメモリアドレスをサーチし、距離データがいまだに得られていないアドレス、すなわち空白領域に対応する被測定領域の高さ位置にかご2が位置するように制御盤5を制御し、また当該空白領域の水平角度位置にレーザ距離計9の距離測定方向が向くようにレーザ距離計9を制御することで、適宜任意のアドレス位置における距離データを取り込むことができる。
もっとも、距離測定データが得られていない空白アドレスに対応した距離測定データを得るためには、2つの方法がある。
ひとつは、演算制御器8が記憶部83の空白アドレスをサーチして、その空白アドレスに対応する高さ位置にかご2が位置するように制御盤5を制御する方法であり、他の1つは、制御盤5の独自のエレベータの運行制御が行われている過程において、制御盤5から送信されるかご2の高さ位置データから、演算制御器8が、空白アドレスに対応した高さ位置における距離測定が実行されるように、レーザ距離計9を駆動制御する方法である。
もっとも、後者の方法を採用したとき、演算制御器8によるレーザ距離計9に対する駆動制御動作をかご2の昇降移動(速度)動作にタイミングを合わせる必要があるが、該当の空白アドレスにおいて距離測定操作をタイミング良く実行できるか否かは、かごの走行速度やレーザ距離計9の回転速度制御、さらには図面データとして要求される測定精度(すなわち、区分メッシュ形状の大きさ)等によって左右される。
なお、この実施例の演算制御器8では、演算制御部82は記憶部83に接続され、演算制御部82は、記憶部83内のメモリアドレスを走査して、既測定データがメモリアドレスに記憶されているか否か、すなわち空白アドレスが存在するか否かを検出することができると同時に、距離測定データが既に記憶されたアドレスに対して、重複する距離測定データを取り込むのを排除することができる。
もっとも、ロープ式のエレベータにおいては、かご2が主ロープ3で吊り下げられ、かご2の上下あるいは前後左右への揺れはゼロではないことから、同一アドレスに対する距離測定でも、微視的には、測定操作毎に異なった測定値が得られることが考えられる。
従って、得られた距離測定値の確かさを担保するために、同一アドレスに対して複数回の距離測定結果を得て、例えばそれらの平均値を算出し、より正確な距離測定値であるとすることもできる。
いずれにしても、この実施例によれば、たとえ空白の未測定区分領域(空白アドレス)が存在したとしても、コンピュータはその未測定区分領域を捜索し、「利用客なし」のかご2の空き時間を利用して、当該領域における距離測定を行うので、エレベータの稼働率を何ら低下させることなく、効率的にまた迅速に必要とする距離測定データを取り込むことができる。
上記第1の実施例は、巻上機4に連結されたパルス発生器からのパルス信号を移動ケーブル7を介して演算制御部8に伝送するように構成したが、無線送受信機を介してかご2上の演算制御部8に供給させることもできる。
すなわち、図8は本発明のエレベータの昇降路寸法測定装置の第2の実施例を示した構成図である。なお、図8は、図1と同様にロープ式エレベータを示したものであるが、図示が煩雑になるのを避けるために、図8では、巻上機4及びかご2と接続された主ロープ3等の表示を省略している。
そこで第2の実施例では、制御盤5は、同じく機械室に設置された無線送信機10にパルス信号を供給し、無線送信機10は構成された搬送波発振器からの高周波信号をパルス信号により変調してアンテナ10aから送信するように構成されている。
送信機10に接続されたアンテナ10aは、その指向方向がロープ落とし口1aから下方に、昇降路1内を望む方向となるように設置され、一方かご2上には、図示のように送信アンテナ10aから送信された変調波を受信するように受信アンテナ11aが取り付けられ、その検波信号が演算制御器8に供給されるように構成されている。
上記第1の実施例では、かご2高さ位置を示すデータが制御盤5から移動ケーブル7を介して演算制御部8に供給されたが、この第2の実施例では無線送信機10及び無線受信機11を介して演算制御部8に送信されるものであり、その点が第1の実施例と相違し、他の構成及び動作は、第1の実施例と同様である。
従って、この第2の実施例においても、演算制御部8は、制御盤5から供給される「かご利用客なし」の情報を得て、適宜、未測定の領域測定区分(空白アドレス)を検出し、当該測定区分に対する距離測定可能となるように制御盤5を制御することで、昇降路内寸法測定のための距離測定を効率良く実施することができる。
なお、上記各実施例の説明では、距離測定器としてレーザ光による距離計を採用するものとして説明したが、非接触で自装置から被測定対象面までの直線距離を精度良く計測できるものであれば、電磁波利用、赤外線利用、超音波利用等、他の方式によるものでも良い。
いずれにしても、本発明によるエレベータの昇降路寸法測定装置によれば、演算制御器8を構成するコンピュータが、図面データを作成するのに必要な昇降路内での距離測定データを取り込むことができるので、精度の良い寸法データを算出することができる。
勿論、その算出された寸法データに基づき、従来と同様に、図9に示すように、オンラインあるいはオフラインにより、CADプログラムによるコンピュータ・グラフィック手法により、その形状をも含むガイドレールAや昇降路内の梁Bの位置等をも含む、詳細かつ高精度な三次元(3D)の図面データを自動的に描き出すことができる。
本発明によるエレベータの昇降路寸法測定装置の第1の実施例を適用したエレベータの外観図である。 図1に示した装置の演算制御部の構成図である。 図1に示したエレベータの昇降路寸法測定装置の動作原理の説明図である。 図1に示した装置の距離測定装置の動作を説明するための被測定対象の展開図である。 図1に示した装置の距離測定動作の手順を示すフローチャートである。 図1に示した装置の他の動作原理を説明する説明図である。 図6に示した動作原理に基づき距離測定される被測定対象の展開図である。 本発明によるエレベータの昇降路寸法測定装置の第2の実施例を適用したエレベータの要部構成図である。 本発明によるエレベータの昇降路寸法測定装置によって得られる3D表示の昇降路形状図である。
符号の説明
1 昇降路
2 かご
21 かご制御基板
22 荷重検知器
3 主ロープ
4 巻上機
41 駆動綱車
42 駆動電動機
5 制御盤
6 乗場ボタン
7 移動ケーブル(テールコード)
8 演算制御器
82 演算制御部
83 記憶部
9 レーザ距離計(距離計)

Claims (6)

  1. 昇降移動するかごに距離計を搭載し、その距離計による被測定対象までの水平方向の距離測定データから、昇降路寸法を測定するエレベータの昇降路寸法測定装置において、
    かごの昇降移動を制御するとともに、昇降路内における前記かごの高さ位置データを出力する制御盤と、
    前記制御盤から出力される前記かごの高さ位置データと、前記距離計による距離測定データとを導入し、前記高さ位置データに対応する距離測定データを関連づけて記憶部に記憶させるとともに、その記憶させた前記高さ位置データと前記距離測定データとを記憶部から読み出し昇降路寸法を算出する演算制御器と
    を具備することを特徴とするエレベータの昇降路寸法測定装置。
  2. 前記演算制御器は、前記制御盤と前記かごとの間に接続された移動ケーブルを介して、前記かごの高さ位置データを導入するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの昇降路寸法測定装置。
  3. 前記制御盤は、無線送信機を介して前記かごの高さ位置データを送信し、
    前記演算制御器は、前記無線送信機から送信される前記かごの高さ位置データを、無線受信機を介して導入する
    ように構成されたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの昇降路寸法測定装置。
  4. 前記演算制御器は、前記制御盤から出力される前記かごの高さ位置データを導入し、その導入した前記かごの高さ位置があらかじめ設定された被測定対象における特定高さ位置に対応したとき、前記距離計を制御して距離測定を行なうように構成されたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1項に記載のエレベータの昇降路寸法測定装置。
  5. 前記演算制御器は、あらかじめ設定された被測定対象における前記特定高さ位置のデータを制御盤に向けて伝送し、
    前記制御盤は、かご内に乗客が居なくかつ当該かごに乗場呼び登録がないときに、前記演算制御器から伝送された前記特定高さ位置のデータに対応した昇降路内高さ位置に向けて、前記かごを走行移動させるように構成されたことを特徴とする請求項4に記載のエレベータの昇降路寸法測定装置。
  6. 前記演算制御器は、被測定対象の領域をマトリクス状に区分し、その各区分領域にアドレスを割り当て、割り当てられた各アドレスに対応した領域における前記被測定対象までの距離測定データを、前記アドレスと関連づけて記憶する前記記憶部と、この記憶部に記憶された前記距離測定データを読み出して昇降路寸法を算出する演算制御部とを有し、
    前記演算制御部は、前記アドレスをサーチし、前記測定距離データが存在しないアドレスに対応した被測定対象領域の高さ位置を、前記特定高さ位置に設定するように構成されたことを特徴とする請求項4または請求項5に記載のエレベータの昇降路寸法測定装置。

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