JP2005098739A - 張力計 - Google Patents

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Abstract

【要約書】
【課題】 被巻線体への巻線時に実際にワイヤに掛かる張力を正確に測定するハンディタイプの張力計を提供することにある。
【解決手段】 張力計は、巻取用プーリ5を回転軸4に軸着したモータ6と、張力測定機構と、張力表示装置と、前記モータ6を制御し、前記張力測定機構の測定データを取り込み、所定の処理結果を張力表示装置に出力する制御回路7とを、握り部を有するケース1に収納している。
【選択図】図1

Description

本発明は、糸、電線等の線状体に加わる張力を測定する張力計に関し、特にどのような狭い場所でも使えるように、小型で取り扱いを容易にしたハンディタイプの張力計に関する。
従来、線状体、特に電線(例えば、マグネットワイヤ)を用いたコイルの巻線機においては、電線をコイルボビンに所定張力で巻く必要から、巻線機における電磁ブレーキのブレーキ力に抗して電線を引き出さなければならず、引き出す際、その電線にかけるブレーキ力を張力測定部により所定の値に調節していた。
図6は従来の巻線機の構成図である。図6に示す従来の巻線機は、ワイヤボビン101から供給されるマグネットワイヤ102を、フライヤ103を介して被巻線体としての偏向ヨークの巻枠104に巻回してコイル105を形成していた。
また、マグネットワイヤ102のフライヤ103とワイヤボビン101との間の経路途中に設けられたポテンショメータ106により、マグネットワイヤ102に掛かる張力が検出され、テンション装置107によりこの検出された張力が常に一定となるように制御されていた(例えば、特許文献1参照)。
従来の巻線機は、ワイヤの通過経路が以上のように構成されていたので、マグネットワイヤ102にポテンショメータ106からフライヤ103を経て偏向ヨークの巻枠104に至るまでの経路中で接触摩擦による摩擦力が発生する。このため、ポテンショメータ106で検出されるテンション値(張力の値)と、実際に偏向ヨークの巻枠104へ巻線する時にマグネットワイヤ102に掛かるテンション値(張力の値)とでは値が異なり、巻線経路中にある張力設定用フェルトやフライヤ103等の部品が摩耗したり、マグネットワイヤ102のすべり特性や線径がばらついたり、偏向ヨークにおける巻枠104の形状により巻線中にフライヤ103からのマグネットワイヤ102の引き出し角度が変化したりすると、マグネットワイヤ102のテンション値が経時変化して品質管理が難しかった。このため、フィードバック制御等の制御手段により巻線のテンションを目標値に保つように制御しようとしても、正確な張力制御ができないという問題点があった。
一方、これよりはもっと簡単に、作業者がバネばかり等で張力を測定する方法もあったが、やってみると、実際の巻線速度とは異なる速度でマグネットワイヤを引き出してしまい、且つインラインでの計測ではなかったので、上記同様、正確な張力の値を測定できず、従って正確な張力制御ができないという問題が残った。
これらの問題を多少改善するものとして次の従来例がある。
図7は、従来の他の巻線機の構成図を示す図である。図7において、偏向ヨークの巻枠104は固定支持台108に支持され、固定支持台108は作用力検出手段109に装着されている。作用力検出手段109は、各直動ガイド(図示省略)によりそれぞれ直角方向のX、Y、Z方向に摺動可能に支持されている。具体的には、作用力検出手段109は、一端側にそれぞれ配設される例えばロードセル等の力センサ(図示省略)に、予圧バネ等により所定の力で押圧される第1〜第3(前記X、Y、Z方向に対応)の検出軸(図示省略)により構成されている。
ワイヤボビン119にはマグネットワイヤ120が巻回して貯蔵されている。本体121は架台122上に配置された直動ガイド123により図7中矢印Aで示す方向に摺動可能に支持され、貫通穴121aが形成されている。この貫通穴121aの両端部には一対の軸受124が配置されている。回転軸125は、これら一対の軸受124、124により図中矢印Bで示すように回転可能に支承され、内部にマグネットワイヤ120を案内するための案内穴125aが一端側から他端側に貫通して形成されている。
回転軸125の一端側外周には第1の歯車126が固定されている。本体121の右側には駆動モータ127が固定されている。この駆動モータ127の回転軸には、第1の歯車126と噛合される第2の歯車128が固着されている。
回転軸125の案内穴125aの出口側には、マグネットワイヤ120を案内する案内ローラ129が配設されている。
回転軸125の他端側には、先端にノズル131を備えたノズルユニット130が配設され、図7中矢印Cで示す方向に摺動可能に取り付けられている。張力制御手段としてのテンション機構132は、電磁ブレーキ133とフェルト134で構成される。張力演算手段135は、作用力検出手段109で検出された作用力に基づいてマグネットワイヤ120に掛かる張力を演算し、テンション機構132の張力を制御する。
次に、上記従来の巻線機の動作について説明する。
まず、ワイヤボビン119からマグネットワイヤ120を取り出し、このマグネットワイヤ120を、テンション機構132のフェルト134、電磁ブレーキ133の順に通過させて、回転軸125の案内穴125aの一端側から他端側に貫通させ、案内ローラ129を介してノズルユニット130のノズル131に導き、巻枠104に巻付ける。次いで、駆動モータ127を回転させ、第1の歯車126および第2の歯車128を介して回転軸125を回転駆動する。これに伴い、回転軸125の他端側に配設されたノズルユニット130が、回転軸125を中心にして回動し、その先端に取り付けられたノズル131は巻枠104の周りを周回するとともに、必要に応じて駆動源(図示省略)により図7中矢印A、Cで示す方向に移動することにより、巻枠104の所定の位置にマグネットワイヤ120が巻回され、偏向コイルが形成される。
一方、上記のようにして巻枠104にマグネットワイヤ120が巻回されている状態で、巻枠104に働く作用力は作用力検出手段109により検出されている。
検出された各作用力の値は張力演算手段135に入力され、この張力演算手段135により下記式1、2に基づいてそれぞれ巻枠104に掛かる作用力Fおよびマグネットワイヤ120に掛かる張力Tが演算される。
F=√(FX2+FY2+FZ2) ・・・(1)
T=F/sin45゜ ・・・・・・・・(2)
但し、FXは巻枠104に対しX方向に働く作用力、FYは同じくY方向、FZは同じくZ方向に働く作用力。
このようにして演算された張力Tはテンション機構132に入力され、テンション機構132では電磁ブレーキ133の電流を加減することにより、この張力Tが予め設定された所望の値となるように制御する。
このように、固定支持台108の下面に装着された作用力検出手段109により、巻枠104にそれぞれ働く各方向の作用力を検出し、この検出値に基づいて張力演算手段135によりマグネットワイヤ120に掛かる張力Tを演算し、張力制御手段としてのテンション機構132により演算された張力Tが予め設定された所望の値となるように制御している(例えば、特許文献2参照)。
特開平01−78638号公報 特開平11−92032号公報
しかし、図7の作用力検出手段109は、直動ガイドを3方向に移動させることにより検出するものであり、この直動ガイドの接触抵抗を無視することができず、しかも、巻枠104を所定長さの固定支持台108を介して支持する構造をとるので、巻枠104には固定支持台108の長さ分だけ回転力が作用するようになり、正しく3方向(前記X,Y,Z方向)の作用力に変換することが難しくなる。さらに、張力演算手段135で所定の演算を行うことによりテンション機構132における電磁ブレーキ133の電流制御を行うが、ノズル131から出るマグネットワイヤ120の張力を仮に正しく測定できたとしても、マグネットワイヤ120が回転軸125の案内穴125aを介してノズル131先端まで移動していく間に、ノズルユニット130等の回転および移動動作によってマグネットワイヤ120の経路が異なり、ワイヤの張力に影響を及ぼす接触抵抗等が異なる場合が出てくる。このため、張力演算手段135は正確にテンション機構132の張力設定を行うことができなかった。
このような問題点を解消するために、従来は、ノズル131から繰り出されるマグネットワイヤ120の張力を直接測定することが行われていた。即ち、ブレーキ力の調節は、以下のように行われている。(1)電磁ブレーキにより締め付け狭持されているマグネットワイヤを人が繰り出し、その時の張力検知部の表示を人が確認し、ブレーキ力を人が調節する。(2)電磁ブレーキにより締め付け狭持されているマグネットワイヤを、フライヤの部分からバネ秤を繋ぎ、バネ秤でマグネットワイヤを繰り出して、そのときの表示に応じて人がブレーキ力を調節する。
しかし、前記(1)(2)では、マグネットワイヤを人が繰り出すので、マグネットワイヤの繰り出される速度を一定にすることは非常に困難となる。従って、一定の速度での張力を測定することが困難であった。
このような計測で重要なことは一定の条件・環境を保つことである。再現性のある測定を行うには、計測器の定期的なメンテナンスも必要である。張力測定を行うとき最も気をつけなくてはならない点が速度である。速度を一定に保つことが、正確な測定にとって重要となる。特に、ハンデイタイプの張力計に必要なのは、一定速度を如何にして確保するかということである。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、被巻線体への巻線時に実際にワイヤに掛かる張力を正確に測定するハンデイタイプの張力計を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために、下記の解決手段を採用する。
握り部を有するケースとすることにより、ハンディタイプのケースを構成する。また、張力測定機構に線状体を測定可能に挿通し、その線状体を定速制御されるモータに軸着した巻取用プーリよって一定速度で巻き取ることにより、正確な張力測定を行う。また、表示装置を設けることにより、測定した張力値を表示する。
具体的には、
(1) 張力計は、巻取用プーリを回転軸に軸着したモータと、張力測定機構と、表示装置と、前記モータを制御し、前記張力測定機構の測定データを取り込み、所定の処理結果を表示装置に出力する制御回路とを、握り部を有するケースに収納したことを特徴とする。
(2) 前記制御回路は、前記モータを定速制御する手段を有することを特徴とする。
(3)上記(1)又は(2)記載の張力計において、前記ケースは本体ケース部と測定表示ケース部から構成し、前記モータと前記張力測定機構を互いに異なる前記本体ケース部と測定表示ケース部に分けて収納したことを特徴とする。
(4) 上記(1)乃至(3)のいずれか1項記載の張力計において、前記ケースは少なくとも電池ボックスを備えたことを特徴とする。
(5) 上記(1)乃至(4)のいずれか1項記載の張力計において、前記張力測定機構を、測定用プーリを備えた張力測定機構部と、案内用プーリを備えた案内機構部から構成したことを特徴とする。
(6) 上記(1)乃至(5)のいずれか1項記載の張力計において、前記張力測定機構は、線状体の張力に応じた測定用プーリの移動量を測定値として出力するように構成したことを特徴とする。
本発明の張力計は、張力測定機構で測定される線状体を、定速制御されるモータに軸着した巻取用プーリで定速巻取するように構成したので、張力を正確に測定することができる。
本発明の張力計は、ケースに握り部を設けたハンディタイプの張力計の構成を有するので、全体の形状を小さくできる。そのため、狭い場所にも持ち込むことができ、電線等の線状体の最終的な張力を決める線状体通しやノズルに接して巻回対象に巻回される直前の張力を測定できるので、最適で正しい張力を測定することができる。
本発明の効果を以下詳述する。
(1) 本発明の張力計は、巻取用プーリを回転軸に軸着したモータと、張力測定機構と、表示装置と、前記モータを制御し、前記張力測定機構の測定データを取り込み、所定の処理結果を表示装置に出力する制御回路とを、握り部を有するケースに収納した構成としている。これにより、張力測定機構で測定する線状体を、定速制御されるモータに軸着した巻取用プーリで定速巻取するので、張力を正確に測定することができる。また、構成はケースに握り部を設けるハンディタイプの張力計になるので、全体の形状を小さくできる。その結果、狭い場所にも持ち込むことができ、電線等の線状体の最終的な張力を決める、線状体通しやノズルに接して巻回対象に巻回される直前の張力を測定できるので、最適で正しい張力を測定することができる。
(2) 制御回路はモータを定速制御する手段を有するので、線状体をブレーキ力に抗して定速で巻き取ることができ、速度変動がないので、線状体の張力を正確に測定することができる。
(3) ケースは本体ケース部と測定表示ケース部から構成し、モータと張力測定機構を互いに異なる前記本体ケース部と測定表示ケース部に分けて収納するので、測定の都合上、線状体の巻取方向に長く伸びる構造物を、必要最低限のケースの容量で収納することができる。
(4) ケースは少なくとも電池ボックスを備えるので、ハンディタイプの機器を構成できると共に、どこへでも持ち運びできるように携帯可能に小型化できる。
(5) 張力測定機構を、測定用プーリを備えた張力測定機構部と、案内用プーリを備えた案内機構部から構成したので、線状体を両プーリで張力が測定できるように位置決めすることができる。
(6) 張力測定機構は、線状体の張力に応じた測定用プーリの移動量を測定値として出力するように構成したので、移動量を測定する測定素子を任意のものにすることができる。
本発明の張力計について実施の形態を図に基づいて以下詳細に説明する。
図1は本発明の張力計の実施例1を示す構成図である。図1は内部の構成が理解できるように各ケースの前面部分を削除した図となっている。以下、張力を測定する線状体としてワイヤを用いる場合について説明する。
張力計のケース1は、大きく分けて、本体ケース部3と、測定表示ケース部2から構成される。本体ケース部3は、外観上、円筒状に構成されている。モータ6は、回転軸4にワイヤを巻き取るための巻取用プーリ5を軸着している。
このため、モータ6が本体ケース部3に収納される場合には、本体ケース部3に巻取用プーリ5が含まれることになる。
円筒状の本体ケース部3は、操作スイッチ9より下方部分(本体ケース部3の操作スイッチ9位置から電源スイッチ8位置までの間を意味する)に、操作スイッチ9に親指を当てたとき握ることができるように形成された握り部を有する。握り部には指の形状の凹溝を設けたり滑り止めを設けることができる。
円筒状の本体ケース部3には、モータ6と、プリント配線基板に必要な回路を組み込んだ制御回路7と、電源スイッチ8と、操作スイッチ9と、電池ボックス10が収納されている。
張力計は、適度のブレーキが掛かっている状態のワイヤを一定速度(即ち、線(ワイヤ)速度一定)で引出して、そのときのワイヤの張力を測定する。そのため、ワイヤの引出を行うモータ6は、定速回転特性が要求される。このモータとしては、サーボモータ、例えば、DC(直流)サーボモータ、SM型AC(交流)サーボモータ、同期型モータ、DCブラシレスサーボモータ、IM型ACサーボモータ、かご型インダクションモータ等種々の形式のものが使用可能であるが、引き出すワイヤの長さが短くても張力の測定が可能になる条件を考慮すると、起動時のトルクが大きく、即ち、定速までの立ち上がり時間が早く、かつ、定速制御(ワイヤが引き出されるときの線(ワイヤ)速度を一定にする制御)が可能なDCモータが好ましい。特に、モータは低速で定速回転可能なものが好ましい。このように低速にすると、測定に使うワイヤの量が少なくて済むと共に、低速で定速制御することは高速で定速制御することに比べ容易になるメリットがある。
速度制御は、一般に、直接回転数を検出し、それをフィードバックして駆動電圧を変える方法をとる。高級な仕様を必要としない小型モータにおいては、通常、モータの駆動コイルに発生する逆起電圧Ecを検出するものが多い。DCモータの逆起電圧は回転数に比例する。そこで、制御方式としては、例えば、比例電流サーボ方式を用いる。この比例電流サーボ方式は、ブリッジサーボ方式における基準電圧源の代わりに基準電流源を使う方式である。モータの負荷トルクが増加して回転数が落ちようとすると、モータへの電流値の上昇を検出し、モータへの印加電圧を上昇させるように働く。他の方式としては、PWM(パルス幅変調)方式が用いられる。この方式は、パルスのデューテイ比を変えて回転数を制御する方式であり、モータの駆動コイルのインダクタンスによるエネルギ蓄積効果を利用したもので、アナログ方式に比べて回路構成が簡単になり効率が改善される。
プリント配線基板に組み込んだ制御回路7は、各種回路からなり、例えば、モータ6を前記PWM方式で定速制御、即ち線速度一定制御するためのモータの制御回路、後述する電池を制御するための電源制御回路、同じく後述する表示部を制御するための表示制御回路、張力測定用のポテンショメータの測定値を処理する制御回路、操作スイッチ9、電源スイッチ8および設定スイッチ35の操作信号を処理する入力制御回路等から構成される。制御回路7はマイクロコンピュータにより構成することもできる。
電源は電池ボックス10に電池を任意数、例えば単3を4本直列に収納して構成する。また、電源は、外部のACアダプタのソケットを受けるように、ACアダプタ用コネクタを本体ケースに設けることもできる。
操作スイッチ9は、例えば押しボタンスイッチ等からなり、操作態様はONとOFFに分かれている。電源スイッチ8は、電池ボックス10と制御回路7との間の給電路に挿入され、給電をON,OFFする。
一方、測定表示ケース部2は、測定部ケース21と表示部ケース22に分かれ、背部の測定部ケース21に前部の表示部ケース22が重なるように構成される。測定部ケース21内の測定用プーリ23と案内用プーリ24a、24bを板面で案内する案内板25は、測定部ケース21に設けられる。
張力測定機構は、測定用プーリ23とそれに連なる機構からなる測定機構部(例えば、他の実施例では図4、図5の「13」参照)と、案内用プーリ24a、24bとそれに連なる機構からなる案内機構部(例えば、他の実施例では図4、図5の「12」参照)とからなる。
測定用プーリ23は、その回動軸が背部の案内板25のスリット38を介して縦レバー27bに軸支されている。縦レバー27bの下端はシーソーレバー20の一端に回転軸26によって回動自在に軸支されている。シーソーレバー20は、支点の位置でポテンショメータ29に軸支され、他端にコイルバネ30を当接している。初期調整時、無負荷で、コイルバネ30によって、支点から測定用プーリ23までの荷重による下向きの力に対抗し、ポテンショメータ29の支持がゼロになるように調整する。
シーソーレバー20の支点から一方端の回転軸26までの長さは、支点から他方端(コイルバネ30当接点)までの長さより、長く構成されている。この長さの差でてこの原理、又は倍力機構を構成し、極細のワイヤの張力も確実に測定できるようにする。ポテンショメータ29の出力は配線で制御回路7に入力される。ポテンショメータ29は回転角に応じて出力が直線的に変化する特性を有するものを用いる。
測定用プーリ23は、スリット38内を移動し、後述する案内用プーリ24a、24bと協働し、案内用プーリ24a、24bによって形成される基準線(点線表示のワイヤが形成する線)から張力に応じて上がるように機能する。
測定用プーリ23と案内用プーリ24a、24bは、ワイヤセット時(測定開始時)、実線のように配置されて、測定用プーリ23と案内用プーリ24a、24bの間にワイヤを通せるようになり、張力測定時、実線の測定用プーリ23と点線の案内用プーリ24a、24bの位置に変わり、張力が掛かるようになる。
ワイヤ11の張力が増加すると、測定用プーリ23は、コイルバネ30を圧縮しながら、点線表示のワイヤ11の接する点が基準線から上昇するように動作する。他方、ワイヤ11の張力が減少すると、測定用プーリ23は、コイルバネ30を少し圧縮しながら、点線表示のワイヤ11の接する点に向かって下降するように動作する。
案内用プーリ24a、24bを軸支した縦レバー27a、27cは横レバー28により連結され、縦レバー27dは途中にコイルバネ36を装着し下端に指掛け部31を備えている。指掛け部31は、測定部ケース21から突出し指が掛かるように、直線状又は円弧状等任意の形状に構成する。
横レバー28に対し上下の移動限界位置を決めるストッパ32a、32bが設けられている。上下のストッパ32a、32bの位置は、案内用プーリ24a、24bの実線の位置と点線の位置に対応し、ワイヤ11を案内用プーリ24a、測定用プーリ23、案内用プーリ24b間に挿入するときとる位置と、ワイヤ11の張力を測定するときとる位置に対応する。
指掛け部31に指を掛けコイルバネ36に抗して下方に引くと、案内用プーリ24a、24bは実線の位置に移動される。この状態で、案内用プーリ24a、測定用プーリ23、案内用プーリ24b間に実線のようにワイヤ11を挿通して巻取用プーリ5に巻付ける。指掛け部31から指を離すと、案内用プーリ24a、24bはコイルバネ36の戻り力により点線の位置に戻り、測定用プーリ23に対する点線表示の基準線を形成するように構成する。
表示部ケース22には、プリント配線基板37が装着されている。但し、ケースの全面部分は内部の構成が理解できるように削除して示す。プリント配線基板37には、表示画面を構成する光電管、液晶等の表示装置33、34と、各種設定スイッチ35が搭載されている。表示装置33、34は、プリント配線基板37の配線を介して制御回路7に接続され、制御回路7で処理された測定結果等を表示する。設定スイッチ35は、複数の、押しボタンスイッチ、トグルスイッチ等で構成され、表示装置33、34の機能設定、モータ6の速度設定、回転数設定、ワイヤ11のデータ設定、測定プログラムの選択等の設定・選択を行う。設定スイッチ35もプリント配線基板37の配線を介して制御回路7に接続され、入力装置を構成する。
図2は、図1の本発明の張力計の外観図である。図2(a)は外観正面図、図2(b)は図2(a)の外観左側面図である。
本体ケース部3は、図1および図2に示す実施例では円筒状に形成されているが、片手で握ることができるような形状、例えば長方形、断面多角形等の形状であれば適用可能である。本体ケース部3には親指での操作が可能に操作スイッチ9が設けられている。本体ケース部表面には手の滑り止めを形成することもできる。
測定表示ケース部2は、測定部ケース21と、表示部ケース22からなり、両ケース21、22を重ね合わせて構成する。測定部ケース21には裏蓋55が設けてある。また、表示部ケース22には表蓋56が取り付けられる。表蓋56には、表示窓57に表示装置33、34が対向して配置され、開孔58に設定スイッチ35が設けられている。
測定表示ケース部2には、上部に案内板25が設けられていると共に、指掛け部31を有する縦レバーが上下に貫通している。
(測定)
電源スイッチ8をONにし、設定スイッチ35により速度設定又は回転数設定を行う。必要であれば、ワイヤ11の諸条件も設定する。
次に、指掛け部31を引き下げて、案内用プーリ24a、24bと測定用プーリ23の間に開いた隙間に図1の実線のようにワイヤ11を挿通し、ワイヤ11の端を巻取用プーリ5に巻付ける。
ワイヤ11の基準線を確認しながら、操作スイッチ9をONにする。表示装置33、34の速度表示を見ながら、速度一定を確認したら、張力表示を読みとる。操作スイッチ9をOFFにする。
前記速度表示データおよび張力表示データはサンプリングし、制御回路7のメモリに記憶しておくこともできる。そのように各種データをメモリに記憶した場合には、制御回路7に読み込んだソフトウエアに基づき、設定スイッチ35の操作により、各種データをメモリから読み出し、表示装置33、34に表示したり、外部装置(プリンタ、モニター等)に出力することができるようにする。
また、測定データ、特に速度表示データのばらつきをみていて、設定した速度の許容範囲内に収束していることを検出したとき、張力を読みとり又は演算して記憶し、モータ6をすぐに停止するように制御させることもできる。このように制御すると、測定用のワイヤ11の量が少なくて済む。
図3は本発明の張力計の実施例2を示す図である。
図3(a)は本発明の張力計の実施例2における内部構成を示す概略図である。図3(b)は図3(a)の張力形に用いる表示装置の例1(デジタル型)を示す図である。図3(c)は図3(a)の張力形に用いる表示装置の例2(アナログ型)を示す図である。
実施例2は、ワイヤ11の張力に応じて歪む板バネ41に、機械的変位を測定する素子43を設けて張力を測定するように構成した点に特徴を有する。
図3(a)における本体ケース部3内の内部構成は実施例1のものと基本的に変わらないので説明は省略する。
本体ケース部3に設けられる測定部は、大きく分けて、略コ字形の支持体40と、機械的変位を測定する歪み測定素子43を貼着した板バネ41からなる。
機械的変位を測定する歪み測定素子43としては、歪みゲージ、圧電センサ、感圧素子シリコンダイアフラム等がある。特に、歪みゲージは、薄い電気絶縁物のベース上に格子状の抵抗線又はフォトエッチング加工した抵抗箔を形成し、引出線をつけたものである。例えば、ポリイミド(CuNi)箔歪みゲージ、フェノールグラス(CuNi)箔歪みゲージ、特殊エポキシ(CuNi)箔歪みゲージがある。
板バネ41には、自由端に基台42を介して測定用プーリ23を設け、湾曲歪みの発生する箇所に歪み測定素子(歪みゲージ)43を貼着して設ける。この板バネ41は、測定用プーリ23を設けた端部とは反対側の端部を支持体40の段部44に固定する。
支持体40は、略コ字状の一側辺を本体ケース部3に固定する。支持体40の中央辺には、コイルバネで付勢されたスライダ45が摺動自在に設けられている。スライダ45の一端には指掛け部31が下設され、他端には可動案内用プーリ24dをスリット内で上下動させるテーパ面46が形成されている。
支持体40には、略コ字状の他側辺に固定案内用プーリ24cと、スリット内を上下動する可動案内用プーリ24dを設ける。
図3(b)は、本体ケース部3の外側面にデジタルの表示装置34および設定スイッチ35を設けた例を示す。表示装置34の表示内容および設定スイッチ35の設定内容は実施例1と同じなので説明は省略する。
図3(c)は、本体ケース部3の外側面にアナログの表示装置47を設けた例を示す。アナログの表示装置47の入力データは、歪み測定素子(歪みゲージ)43の測定データを制御回路7で処理した結果を用いる。
このように、実施例2は、固定案内用プーリ24c、可動案内用プーリ24d間にワイヤ11を挟み位置決めした状態でワイヤ11を測定用プーリ23を介して巻取用プーリ5に巻き取らせている。固定案内用プーリ24c、可動案内用プーリ24dより先のワイヤ11がどのような角度になっても、固定案内用プーリ24c、可動案内用プーリ24dでワイヤ11を押さえているので、固定案内用プーリ24c、可動案内用プーリ24d間から測定用プーリ23までのワイヤ11は実施例1にいう基準線を構成できる。この基準線に対し、測定用プーリ23から巻取用プーリ5までのワイヤ11は略20度程度離間しているので、測定用プーリ23にはワイヤ11の張力が作用することになる。
(測定)
電源スイッチ8をONにし、設定スイッチ35により回転速度又は回転数等を設定する。必要であれば、ワイヤ11の諸条件も設定する。次に、指掛け部31を引き寄せて、開いた固定案内用プーリ24c、可動案内用プーリ24d間と測定用プーリ23に実線のようにワイヤ11を挿通し、ワイヤ11の端を巻取用プーリ5に巻付ける。
操作スイッチ9をONにする。アナログの表示装置47の針の振れを見ながら、張力一定を確認したら、張力表示を読みとる。操作スイッチ9をOFFにする。前記速度表示データおよび張力表示データはサンプリングし、制御回路7のメモリに記憶しておくこともできる。そのように各種データをメモリに記憶した場合には、制御回路7に読み込んだソフトウエアに基づき、設定スイッチ35の操作により、各種データをメモリから読み出し、表示装置34に表示したり、張力演算を行ったり、外部装置(プリンタ、モニター等)に出力することができるようにする。
図4は本発明の張力計の実施例3を示す図である。図4も同じく内部の構成が理解できるように各ケースの前面部分を削除して示す。図4(a)は、内部構成を示す図であり、張力測定機構から案内機構部12を外した残りの構成を示す図、図4(b)は案内機構部12を示す図である。
実施例3は、実施例1と比べると、測定用プーリ23に連なる測定機構が異なるので、これについて説明し、他の構成は変わらないので説明を省略する。
案内機構部12は、図4(b)に示すように、案内用プーリ24a、24b、縦レバー27a、横レバー28、縦レバー27c、コイルバネ36、縦レバー27d、指掛け部31からなる。
測定機構部13は、測定用プーリ23、縦レバー27b、渦巻き形の板バネ50、磁石51、感磁性素子52、磁性体53からなる。
測定用プーリ23を軸支する縦レバー27bには、その中間部に平行に上下動する渦巻き形の板バネ50と、下端に磁石51が設けられている。前記板バネ50は、その両端で測定部ケース21に支持されている。磁石51は例えば図示の向きに磁化されている。また、測定部ケース21内には、磁石51に対向する感磁性素子52およびその素子に対する磁石51と反対側に磁性体53が設けられている。磁性体53は、感磁性素子52よりも磁束の作用する面が大きく形成され、磁石51からの磁束が磁性体53に集中する際、感磁性素子52に有効に集中するように構成されている。
感磁性素子52としては、磁気抵抗素子、ホール素子等がある。感磁性素子52は引出線によって制御回路7に接続されている。
(測定)
他の実施例と同じ手順は省略する。
ワイヤ11の張力によって、板バネ50の復帰力に抗して磁石51を持ち上げると、感磁性素子52に作用する磁束密度が変化し、この磁束密度の変化が例えば抵抗変化として制御回路7で検出される。
このように、実施例3は両端を支持した渦巻き形の板バネ50を介して磁石51を設けた。これにより、渦巻き形の板バネ50は両端が支持されているので、安定に上下動し、板バネ50の異常振動を抑制でき、従って磁石51の異常振動を抑制し、精度よく張力を測定することができる。
図5は本発明の張力計の実施例4を示す図である。図5も同じく内部の構成が理解できるように各ケースの前面部分を削除して示す。図5(a)は内部の構成を示す図、図5(b)は張力測定機構における案内機構部12を示す図である。図5はケースの表側を省略したので、張力等の表示装置は予定されているが、ここでは図示されていない。
実施例4は、実施例1において、モータ6と測定部ケース21内機構を相互に置き換えた例である。これに応じて、収納できるように各ケースの形状が変更されている。
本体ケース部3には、感磁性素子52を用いた測定機構部13と、制御回路7と、電池ボックス10からなる電源と、電源スイッチ8、操作スイッチ9が配置されている。測定機構部13は、測定用プーリ23に連なる縦レバー27bの略中間部に渦巻き形の板バネ50を設け、縦レバー27bの下端部に磁石51を設けている。この磁石51に対向して感磁性素子52を配置し、感磁性素子52の背後に磁束収束用の磁性体53を設けてある。
図5(b)の案内機構部12は、案内用プーリ24a、24bを含む縦レバー27a、27cの一部と指掛け部31を除いて本体ケース部3内に配置される。案内用プーリ24a、24bは案内板25のスリット38を介して縦レバー27a、27cに軸支されている。案内機構部12の縦レバー27dは、中間部に復帰用のコイルバネ36を係止し、下端に指掛け部31を有している。
案内機構部12と測定機構部13は、図4に示す実施例3と同じ構成になる。
図5(b)の案内用プーリ24a、24bは、使用時、図5(a)の点線で示す位置にコイルバネ36により付勢される。
本体ケース部3に設けられるモータケース54には、モータ6が収納されている。モータ6は、低速定速回転運転を行うものを選定し、その回転軸には巻取用プーリ5を取り付ける。
(測定)
測定は図4の実施例3と同じに行うので、説明は省略する。
このように案内機構部12と測定機構部13からなる張力測定機構を本体ケース部3内に収納し、モータ6をモータケース54内に収納したので、発熱を伴うモータ6を、温度上昇をきらう張力測定機構や制御回路7を収納した本体ケース部3の外部に配置することができるようになる。
本発明はワイヤ等の線状体(糸、釣り糸等)を対象にした張力計として用いることができる。実施例はワイヤを用いて説明したが、他に、張力測定の対象として、金属箔の帯状体、紙、フィルム、ゴム等の帯状体にも適用可能である。また、モータを備えているので、つりのリールに適用可能である。
本発明の張力計の実施例1を示す構成図である。 図1の本発明の張力計の外観図である。 本発明の張力計の実施例2を示す図である。 本発明の張力計の実施例3を示す図である。 本発明の張力計の実施例4を示す図である。 従来の巻線機の構成図である。 従来の他の巻線機の構成図を示す図である。
符号の説明
1 ケース
2 測定表示ケース部
3 本体ケース部
4 回転軸
5 巻取用プーリ
6 モータM
7 制御回路
8 電源スイッチ
9 操作スイッチ
10 電池ボックス
11 ワイヤ
12 案内機構部
13 測定機構部
20 シーソーレバー
21 測定部ケース
22 表示部ケース
23 測定用プーリ
24a、24b 案内用プーリ
24c 固定案内用プーリ
24d 可動案内用プーリ
25 案内板
26 回転軸
27a、27b、27c、27d 縦レバー
28 横レバー
29 ポテンショメータ
30、36 コイルバネ
31 指掛け部
32a、32b ストッパ
33、34、47 表示装置
35 設定スイッチ
37 プリント配線基板
38 スリット
40 支持体
41 板バネ
42 基台
43 歪み測定素子(歪みゲージ)
44 段部
45 スライダ
46 テーパ面
50 渦巻型の板バネ
51 磁石
52 感磁性素子
53 磁性体
54 モータケース
55 裏蓋
56 表蓋
57 表示窓
58 開孔

Claims (6)

  1. 巻取用プーリを回転軸に軸着したモータと、張力測定機構と、表示装置と、前記モータを制御し、前記張力測定機構の測定データを取り込み、所定の処理結果を表示装置に出力する制御回路とを、握り部を有するケースに収納したことを特徴とする張力計。
  2. 前記制御回路は、前記モータを定速制御する手段を有することを特徴とする請求項1記載の張力計。
  3. 前記ケースは本体ケース部と測定表示ケース部から構成し、前記モータと前記張力測定機構を互いに異なる前記本体ケース部と測定表示ケース部に分けて収納したことを特徴とする請求項1又は2記載の張力計。
  4. 前記ケースは少なくとも電池ボックスを備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の張力計。
  5. 前記張力測定機構を、測定用プーリを備えた張力測定機構部と、案内用プーリを備えた案内機構部から構成したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の張力計。
  6. 前記張力測定機構は、線状体の張力に応じた前記測定用プーリの移動量を測定値として出力するように構成したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の張力計。
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