JP2005096190A - インクリボンカートリッジ及び記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 インクリボンの寿命を延ばしたインクリボンカートリッジ及びこのインクリボンカートリッジを備えた記録装置を提供する。
【解決手段】 カートリッジケース44の内部に、当該カートリッジケース44の厚さ方向に区分けした複数のインクリボン収納部50A,50Bを備え、複数のインクリボン収納部50A,50Bに亘ってインクリボン40を収納したことを特徴とする。
【選択図】 図7

Description

本発明は、インクリボンを収納するインクリボンカートリッジ及びこのインクリボンカートリッジを備えた記録装置に関する。
一般に、キャリッジに搭載された記録ヘッドに複数の記録ワイヤを備え、これらの記録ワイヤの突出動作により、インクリボンを介してシートに画像を記録するドットインパクトプリンタが知られている(特許文献1参照)。この種のプリンタでは、インクリボンが収納されたインクリボンカートリッジが使用されており、このインクリボンカートリッジには、キャリッジに装着されたオンキャリッジ形式のものや、フレームに装着されたステーショナリー形式のものがある。これらのインクリボンカートリッジは、インクリボンに含浸されているインクが消費されるまで、当該インクリボンカートリッジを使用するのが一般的である。
特開平5−116345号公報
しかし、ドットインパクトプリンタでは、インクリボンに記録ワイヤを衝突させて画像を記録しているため、インクリボンの継目に孔が開いたり、この継目が破損したりして、インクリボンのインクを完全に消費する前に、インクリボンカートリッジを交換しなければならなくなるという問題があった。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、インクリボンの寿命を延ばしたインクリボンカートリッジ及びこのインクリボンカートリッジを備えた記録装置を提供することにある。
本発明では、カートリッジケースの内部に、当該カートリッジケースの厚さ方向に区分けした複数のインクリボン収納部を備え、複数のインクリボン収納部に亘って無端インクリボンを収納したことを特徴とする。
この場合、複数のインクリボン収納部が仕切り板によって仕切られており、この仕切り板には、一方のインクリボン収納部から他方のインクリボン収納部に無端インクリボンを移すためのスロープが形成されていても良い。
更に、前記スロープが一方のインクリボン収納部の出口側に形成され、このスロープが無端インクリボンの押し出し方向を変更して、当該無端インクリボンを他方のインクリボン収納部の入口側に移しても良い。
更に、前記スロープが仕切り板の板面と略同一面内で円弧を描くように形成されていても良い。
更に、前記スロープの円弧中心がインクリボン収納部の短手方向の略中心に位置しても良い。
更に、前記スロープの円弧中心の角度が90°〜180°であっても良い。
また、無端インクリボンが、一方のインクリボン収納部の入口側に設けられた巻き取りローラによって巻き取られて、当該一方のインクリボン収納部に入り、そこから他方のインクリボン収納部に移り、カートリッジケースから送り出されるときには、当該カートリッジケースの内部で、カートリッジケースの厚さ方向に向きを変えて、一方のインクリボン収納部と同一の面内に位置するカートリッジケースの出口部から送り出しても良い。
また、無端インクリボンが、一方のインクリボン収納部の入口側に設けられた巻き取りローラによって巻き取られて、当該一方のインクリボン収納部に入り、一方のインクリボン収納部の出口側から他方のインクリボン収納部の入口側に向かい、他方のインクリボン収納部の入口側に設けられた巻き取りローラによって巻き取られて、当該他方のインクリボン収納部に入り、カートリッジケースから送り出されるときには、当該カートリッジケースの内部で、カートリッジケースの厚さ方向に向きを変えて、一方のインクリボン収納部と同一の面内に位置するカートリッジケースの出口部から送り出しても良い。
本発明は、キャリッジに支持された記録ヘッドから突出する記録ワイヤを、カートリッジケースから送り出されるインクリボンを介して、プラテン上に搬送されたシートに打ち付けて、当該シートに画像を記録する記録装置において、前記カートリッジケースの内部に、当該カートリッジケースの厚さ方向に区分けした複数のインクリボン収納部を備え、複数のインクリボン収納部に亘って無端インクリボンを収納したことを特徴とする。
この場合、複数のインクリボン収納部が仕切り板によって仕切られており、この仕切り板には、一方のインクリボン収納部から他方のインクリボン収納部に無端インクリボンを移すためのスロープを形成しても良い。
更に、前記スロープが一方のインクリボン収納部の出口側に形成され、このスロープが無端インクリボンの押し出し方向を変更して、当該無端インクリボンを他方のインクリボン収納部の入口側に移しても良い。
更に、前記スロープが仕切り板の板面と略同一面内で円弧を描くように形成されていても良い。
更に、前記スロープの円弧中心がインクリボン収納部の短手方向の略中心に位置しても良い。
更に、前記スロープの円弧中心の角度が90°〜180°であっても良い。
また、無端インクリボンが、一方のインクリボン収納部の入口側に設けられた巻き取りローラによって巻き取られて、当該一方のインクリボン収納部に入り、そこから他方のインクリボン収納部に移り、カートリッジケースから送り出されるときには、当該カートリッジケースの内部で、カートリッジケースの厚さ方向に向きを変えて、一方のインクリボン収納部と同一の面内に位置するカートリッジケースの出口部から送り出しても良い。
また、無端インクリボンが、一方のインクリボン収納部の入口側に設けられた巻き取りローラによって巻き取られて、当該一方のインクリボン収納部に入り、一方のインクリボン収納部の出口側から他方のインクリボン収納部の入口側に向かい、他方のインクリボン収納部の入口側に設けられた巻き取りローラによって巻き取られて、当該他方のインクリボン収納部に入り、カートリッジケースから送り出されるときには、当該カートリッジケースの内部で、カートリッジケースの厚さ方向に向きを変えて、一方のインクリボン収納部と同一の面内に位置するカートリッジケースの出口部から送り出しても良い。
本発明では、カートリッジケースの内部に、当該カートリッジケースの厚さ方向に区分けした複数のインクリボン収納部を備え、複数のインクリボン収納部に亘って無端インクリボンを収納したから、インクリボンカートリッジの横幅、高さを変えずにインクリボン収納部を増すことができ、ひいては当該無端インクリボンの寿命を延ばすことができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
図1は、本発明に係る記録装置の一実施の形態が適用されたドットインパクトプリンタのプリンタ本体を示す側断面図である。
この図に示す記録装置としてのプリンタ10は、記録ヘッド18の多数の記録ワイヤを、インクリボン(不図示)を介してシートに打ち付けてドットを記録することにより、文字を含む画像を印刷するドットインパクトプリンタである。このプリンタ10は、記録装置本体としてのプリンタ本体11と、プリンタ本体11に装着されたプッシュトラクタユニット12と、プリンタ本体11の上方、下方をそれぞれ覆うアッパケース11A及びロアケース11Bと、プリンタ本体11の前方側に設置されてカットシートKを案内するシート供給ガイド38と、を有して構成される。
上記シートには、所定長さに切断された上記カットシートKと、複数枚が連接された連続シートとがある。カットシートKとしては、例えば単票紙(単票複写紙を含む)又はカットフィルム等があり、連続シートとしては連続紙(連続複写紙を含む)がある。
上記プリンタ本体11は、図2に示すように、本体フレームとしてのベースフレーム14、メインフレーム15、左サイドフレーム16及び右サイドフレーム17と、記録機構部としての記録ヘッド18及びキャリッジ19と、シート搬送機構部としての平プラテン20、シート案内25、第1搬送ローラ21、この第1搬送ローラ21に対向する第2搬送ローラ(不図示)、第3搬送ローラ23及びこれに対向する第4搬送ローラ24と、を有して構成される。また、42はステーショナリー形式のインクリボンカートリッジであり、このインクリボンカートリッジ42にはインクリボンが収納されている。
図3は、図2の状態からインクリボンカートリッジ42を取り除いた状態を示し、図4は、記録ヘッド18を含む縦断面を示している。
ベースフレーム14及びメインフレーム15の略両端部に、左サイドフレーム16及び右サイドフレーム17が立設して固定される。これらの左サイドフレーム16と右サイドフレーム17間に、キャリッジガイド板26とキャリッジ軸27とが上下方向に所定距離離れて架け渡される。キャリッジ軸27は左サイドフレーム16及び右サイドフレーム17に回動自在に枢支される。左サイドフレーム16と右サイドフレーム17間に平プラテン20が架け渡されて配設されると共に、シート案内25が固定して配設される。
上記プッシュトラクタユニット12は、連続シート(例えば連続紙)を、プラテン20を備えた上記シート搬送機構部へ供給するものであり、左右一対のトラクタ28を有する。これらのトラクタ28は、トラクタ駆動軸29に回転一体且つ軸方向摺動自在に軸支されたトラクタ駆動プーリ29Aと、トラクタガイド軸30に回転自在且つ軸方向に摺動自在に軸支されたトラクタ従動プーリ(不図示)とにトラクタベルト31が巻き掛けられ、シート押え蓋32を備えて構成される。一対のトラクタ28間の距離は、搬送すべき連続シート(連続紙)の幅寸法に応じて調整可能とされる。また、トラクタベルト31の全外周に突設された複数本のピン33が、連続シートの幅方向両側に穿設された孔(不図示)に係合可能とされる。プラテン20を含む上記シート搬送機構部は、プラテン20に対し、第1搬送ローラ21及び第2搬送ローラ(不図示)がプリンタ本体11の前方側に、第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24がプリンタ本体11の後方側にそれぞれ配置されて構成される。更に、第1搬送ローラ21と第2搬送ローラ(不図示)が、また第3搬送ローラ23と第4搬送ローラ24が、それぞれ上下方向に配置されて対をなしている。
このうち、第1搬送ローラ21及び第3搬送ローラ23は、プラテン20と共にシート案内25の下方に配置され、第2搬送ローラ(不図示)及び第4搬送ローラ24がシート案内25の上方に配置される。
第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ(不図示)、第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24は、図1に示す駆動輪列部34により、図中時計方向(CW)または反時計方向(CCW)に回転駆動される。また、上記プッシュトラクタユニット12のトラクタベルト31は、同様に駆動輪列部34により反時計方向に駆動される。
上記駆動輪列部34は、左サイドフレーム16又は右サイドフレーム17の一方、例えば右サイドフレーム17に設置される。この駆動輪列部34は、正転または逆転可能なシート供給モータ35の駆動軸に回転一体に固定されたモータピニオン36を備える。このモータピニオン36からの駆動力が巻掛け伝動機構や歯車機構等の駆動輪列部34を介して、第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ(不図示)、第3搬送ローラ23、第4搬送ローラ24及びプッシュトラクタユニット12へ伝動可能とされる。
駆動輪列部34のうちの係合解除ギア34Aは、モータピニオン36からの駆動力を、プッシュトラクタユニット12のトラクタベルト31に伝動、或いは不伝動のいずれかに切り換えるギアである。
単票紙又は複写紙等のカットシートKは、プリンタ本体11の前方側から手動供給された後、第1搬送ローラ21及び第3搬送ローラ23の時計方向の回転、並びに第2搬送ローラ(不図示)、第4搬送ローラ24の反時計方向の回転により、プリンタ本体11の前方から後方へ向かって矢印A方向に搬送される。また、上記カットシートKは、第1搬送ローラ21及び第3搬送ローラ23の反時計方向の回転、並びに第2搬送ローラ(不図示)、第4搬送ローラ24の時計方向の回転により、プリンタ本体11の後方から前方へ向かって矢印B方向に搬送される。
また、連続紙等の連続シートは、プッシュトラクタユニット12によりプリンタ本体11の後方側から上述の矢印B方向に供給された後、第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ(不図示)、第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24によりプリンタ本体11の後方から前方へ、もしくは前方から後方へ(矢印B方向)に搬送される。
これにより、カットシートK及び連続シートは、キャリッジ19の後述の主走査方向に直交する副走査方向に搬送される。
上記キャリッジ19は、図4に示すように、キャリッジ軸27に摺動自在に挿通されると共に、記録ヘッド18を搭載する。
キャリッジ軸27がプラテン20と平行に配置されることから、キャリッジ19は、これらプラテン20、キャリッジ軸27の軸方向と一致する主走査方向に走行(走査)可能に設けられる。このキャリッジ19は、キャリッジ駆動モータ(不図示)の正転又は逆転により往復移動されるタイミングベルト(不図示)に結合される。従って、このキャリッジ19は、キャリッジ駆動モータの正転又は逆転により、タイミングベルトを介し、キャリッジ軸27に案内されて、主走査方向における図2又は図3の左向き又は右向きに走査される。
ここで、キャリッジ駆動モータは、シート供給モータと共に例えばステッピングモータにて構成される。
キャリッジ19には、図4に示すように、ステーショナリー形式のインクリボンカートリッジ42内のインクリボンから、プラテン20の上面に接して搬送されるシート(カットシートまたは連続シート)を保護するリボンマスクホルダ41が設置されている。インクリボンカートリッジ42内のインクリボンは、リボン駆動軸43により駆動されて、記録ヘッド18の記録ワイヤの前方を、主走査方向と同一の方向に移動可能に構成される。
上記記録ヘッド18は多数の記録ワイヤ(不図示)を備え、これらの記録ワイヤの突出方向前方に、上述の如くインクリボンが位置する。記録ヘッド18は、キャリッジ19と共に主走査方向に走査される間に、記録ワイヤを突出させて、その先端をインクリボンに打ち当て、このインクリボンのインクを、プラテン20と記録ヘッド18との間に搬送されるシート(カットシートK又は連続シート)に付着させて、このシートに文字を含む画像を記録する。
記録ヘッド18による記録動作は、キャリッジ19が主走査方向左向き又は右向きに走査される間に、記録ヘッド18の記録ワイヤにより一行文の記録がなされ、この一行文の記録がなされる度に、シートがカットシートKの場合には、シート搬送機構部(プラテン20、第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ(不図示)、第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24)が、またシートが連続シートの場合には、上記シート搬送機構部及びプッシュトラクタユニット12が、それぞれシートを所定長(通常行間分)搬送させ、これらの動作が繰り返されることにより実施される。
次に、インクリボンカートリッジ42について説明する。
図5は、インクリボンカートリッジ42の斜視図である。このインクリボンカートリッジ42は、インクリボン40を折り畳んだ状態で収納(図7,図8参照)するカートリッジケース44と、このカートリッジケース44の蓋を構成するカートリッジカバー45と、カートリッジケース44から延設されたインクリボン40の引込みアーム部46及び繰り出しアーム部47とを備えて構成される。
このインクリボンカートリッジ42は、その内部が、図6に示すように、仕切り板55によって仕切られている。この仕切り板55は、カートリッジケース44の内部を、このカートリッジケース44の厚さ方向(矢印T方向)に区分けするものであり、この仕切り板55によって区分けされた複数(本実施形態では2つ)の空間には、それぞれインクリボン収納部50A,50Bが形成されている。一方のインクリボン収納部50Aは、カートリッジカバー45に近い側の空間であり、他方のインクリボン収納部50Bは、カートリッジカバー45から遠い側の空間であり、二層構造となっている。
図7は、一方のインクリボン収納部50Aを示すインクリボンカートリッジ42の横断面図であり、図8は、他方のインクリボン収納部50Bを示すインクリボンカートリッジ42の横断面図である。
これらのインクリボン収納部50A,50Bには、インクリボン40が、2つのインクリボン収納部50A,50Bに亘って収納されている。このインクリボン40は、一枚のリボン基布の両端部を、溶着接合(或いは縫合)した接合部40A(図5参照)を備えて構成されている。本構成のインクリボンを無端インクリボンという。また、このインクリボン40は、一つのメビウスの輪状に形成されている。
一方のインクリボン収納部50Aは、図7に示すように、カートリッジケース44の壁部44Aで囲われており、その入口部46Aには、巻き取りローラ51と、この巻き取りローラ51に圧接する従動ローラ52と、インクリボン40の巻き込みを防止するリボンセパレータ54とが配置されている。巻き取りローラ51は、キャリッジ19に連動して回転するリボン駆動軸43(図4参照)によって駆動される。巻き取りローラ51と従動ローラ52との間に狭持されたインクリボン40は、この巻き取りローラ51が駆動されることにより、一方のインクリボン収納部50Aに押し込まれ、このインクリボン収納部50A内を移動し、インクリボン収納部50Aの出口57に至る。
この出口57は、図7に示すように、傾斜角α(図9参照)を有したスロープ56に連なり、このスロープ56は、インクリボン40の押し出し方向を変更して、このインクリボン40を他方のインクリボン収納部50Bの入口58(図8参照)へ移す。このスロープ56は、仕切り板55の板面と略同一面内で円弧を描くように形成され、その円弧中心59は、各インクリボン収納部50A,50Bの短手方向の略中心に配置される。すなわち、図8に示すように、各インクリボン収納部50A,50Bの短手方向の距離をLとする場合に、当該円弧中心59からインクリボン収納部50Bの一側面60までの距離が、L/2に設定されている。このように、スロープ56の円弧中心59を各インクリボン収納部50A,50Bの短手方向の略中心に配置することにより、スロープ56の幅を一定に保つことができ、一方のインクリボン収納部50Aから他方のインクリボン収納部50Bへと、インクリボン40をスムーズに移すことができる。
また、スロープ56の円弧の中心角θは、90°〜180°に設定することができ、本実施形態では、図7,8に示すように、円弧の中心角θを約180°に設定してスロープ56が形成されている。
当該中心角θを180°とした場合には、一方のインクリボン収納部50Aから他方のインクリボン収納部50Bへインクリボン40を移すスロープ56の傾斜角α(図9参照)を小さくできるため、スムーズにインクリボン40を移すことができる。また、円弧の中心角を90°とした場合には、スロープ56の傾斜角αは大きくなるが、インクリボン収納部50A,50Bの面積は大きく設定できるので、より多くのインクリボン40を収納することができる。
他方のインクリボン収納部50Bは、図8に示すように、カートリッジケース44の壁部44Aで囲われており、その入口58は、上記スロープ56に滑らかに連なっている。このスロープ56を経て送り込まれるインクリボン40は、インクリボン収納部50B内を移動し、引込みアーム部46側に設けられる出口65に至る。この出口65は、インクリボン40を案内するインクリボンパス62に連なり、このインクリボンパス62は、インクリボン収納部50Bの側面60とカートリッジケース44の側面62との間に、カートリッジケース44の長手方向に沿って形成されている。
このインクリボンパス62は、図6,図9に示すように、仕切り板55によって仕切られておらず、このインクリボンパス62を経たインクリボン40は、図10に示すように、斜めに移動して、インクリボン収納部50Bの面内からインクリボン収納部50Aの面内に移動し、インクリボン反転部63に至る。
このインクリボン反転部63を通過するインクリボン40は、図7,図11に示すように、リボンカートリッジ44の厚さ方向に向きを変えて、インクリボン収納部50Aの面内に相当する繰り出しアーム部47から繰り出される。この場合、インクリボン40は、いわゆるメビウス帯状に繋がれているため、インクリボン反転部63を設けることにより、インクリボンの全幅Wを用いて記録することができる。なお、上記出口部47Aには、ブレーキばね64が設けられており、繰り出しアーム部47から余分にインクリボン40が繰り出されることを防止している。
上記構成において、インクリボン40の接合部40A(図5参照)は、それを溶着、或いは縫合しているため、リボン基布のほかの部分に比べて固くなり、そこに記録ワイヤ(不図示)が繰り返し衝突すると、接合部40Aに孔があき、その孔が成長し、一般に、インクリボン40の寿命を短くする。
本実施形態では、インクリボン40を、2つのインクリボン収納部50A,50Bに亘って収納したため、一つの収納部に収納した場合に比べて、そこに収納されるインクリボン40の全長を長くすることができる。
従って、インクリボン40の継目(接合部40A)が記録ワイヤ(不図示)に衝突する頻度を減少させることができ、ひいてはインクリボン40の孔あき、破損等によるインクリボンカートリッジ42の交換頻度を減少させて、インクリボン40の寿命を延ばすことができ、インクが完全に消耗する前に、インクリボンカートリッジ42を交換するといった不都合を解消することができる。
また、2つのインクリボン収納部50A,50Bは、カートリッジケース44の厚さ方向に区分けして形成されるため、カートリッジケース44の厚さは従来のものに比べて2倍となる。一般に、カートリッジケース44の厚さ方向には、空間的余裕があるため、この方向に寸法が大きくなっても、プリンタ本体11の幅方向及び高さ方向に寸法を広げることなく、すなわち、プリンタ10を大型化することなく、インクリボンカートリッジ42を取り付け配置することができる。
各インクリボン収納部50A,50B間には、仕切り板55が設けられているため、一方のインクリボン収納部50Aに収納されたインクリボン40と、他方のインクリボン収納部50Bに収納されたインクリボン40とが混在することがなく、カートリッジケース44内でのインクリボン40の絡みが防止され、インクリボン40の安定した送り出し、巻き取りが確保される。
従来は、無端インクリボン用のインクリボンカートリッジは、その収納部が一層構造であったが、本実施形態では、インクリボンカートリッジ42のリボン収納部50A,50Bを二層(多層)構造としているため、インクリボンカートリッジ42の横幅、奥行き寸法を変えずにリボン収納体積を増しインクリボンの寿命を延ばすことに成功した。
要するに、インクリボン寿命は、インクリボン継目(接合部40A)の寿命(もしくはインク寿命)で決まる。その場合、インクリボン寿命を延ばそうとするとインクリボン長を長くする必要があった。しかし、インクリボン長はその収納部の体積によって決まり、その体積はインクリボン収納部(インクリボンカートリッジ)の幅と奥行きとで決まる。本実施形態では、二層(多層)構造のインクリボン収納部50A,50Bを持つことによりインクリボンカートリッジ42の横幅、奥行きを変えずにインクリボン収納部を大幅に増すことができ、インクリボン寿命を大幅に延ばすことができた。また、インクリボンカートリッジ42内にスロープ(螺旋構造部)56を持ち、折り畳まれたインクリボン40を他の階層へ送り込めるようにしたため、インクリボン収納量を大幅に増すことができた。
図12〜図16は、別の実施形態を示す。
図12は、図13のd−d´断面図である。このインクリボンカートリッジ42は、その内部が、図12に示すように、仕切り板65によって仕切られている。この仕切り板65は、カートリッジケース44の内部を、このカートリッジケース44の厚さ方向(矢印T方向)に区分けするものであり、この仕切り板65によって区分けされた複数の空間には、それぞれインクリボン収納部70A,70Bが形成されている。
本実施形態では、図13,図14に示すように、インクリボン収納部70A,70Bのそれぞれに巻き取りローラ73,82と従動ローラ74,83とが設けられている。また、一方のインクリボン収納部70Aから他方のインクリボン収納部70Bへのインクリボン40の連絡は、上記実施形態とは異なり、スロープではなく、インクリボンパス77,80,86によって行われる。
図13は、一方のインクリボン収納部70Aを示すインクリボンカートリッジ42の横断面図であり、図14は、他方のインクリボン収納部70Bを示すインクリボンカートリッジ42の横断面図である。
これらのインクリボン収納部70A,70Bには、インクリボン40が、当該インクリボン収納部70A,70Bに亘って収納されている。一方のインクリボン収納部70Aは、図13に示すように、カートリッジケース44の壁部44Aで囲われており、その入口部71には、第1巻き取りローラ73と、この第1巻き取りローラ73に圧接する第1従動ローラ74と、インクリボン40の巻き込みを防止する第1リボンセパレータ75とが配置されている。第1巻き取りローラ73は、キャリッジ19に連動して回転するリボン駆動軸43(図4参照)によって駆動される。第1巻き取りローラ73と第1従動ローラ74との間に狭持されたインクリボン40は、この第1巻き込みローラ73が駆動されることにより、一方のインクリボン収納部70Aに押し込まれ、このインクリボン収納部70A内を移動し、インクリボン収納部70Aの出口76に至る。
この出口76は、図13に示すように、インクリボン40を案内する第1インクリボンパス77に連なり、この第1インクリボンパス77は、カートリッジケース44の短手方向に沿って形成されている。この第1インクリボンパス77は、図12に示すように、仕切り板65によって仕切られていないため、インクリボン40は、図15に示すように、斜めに移動し、インクリボン収納部50Aの面内からインクリボン収納部50Bの面内に移動し、インクリボン40を案内する第2インクリボンパス80に至る。この第2インクリボンパス80は、図14に示すように、カートリッジケース44の壁部44Aと他方のインクリボン収納部70Bの側面79との間に、カートリッジケース44の長手方向に沿って形成されている。上記第1インクリボンパス77及び第2インクリボンパス80を通じて、一方のインクリボン収納部70Aから他方のインクリボン収納部70Bへインクリボン40を移すことができる。
他方のインクリボン収納部70Bは、図14に示すように、カートリッジケース44の壁部44Aで囲われており、その入口部81は、上記第2インクリボンパス80に連なっており、入口部81には、第2巻き取りローラ82と、この第2巻き取りローラ82に圧接する第2従動ローラ83と、インクリボン40の巻き込みを防止する第2リボンセパレータ84とが配置されている。第2巻き取りローラ82は、第1巻き取りローラ73とともに、キャリッジ19に連動して回転するリボン駆動軸43(図4参照)によって駆動される。第1の巻き取りローラ73及び第2の巻き取りローラ82のローラ径は、印字動作中に各インクリボン収納部70A,70Bが収納するインクリボン40の量が偏らないようなローラ径に設定されることを要し、各巻き取りローラ73,82と、インクリボン40とのすべり率等に応じて適宜決定される。
第2巻き取りローラ82と第2従動ローラ83との間に狭持されたインクリボン40は、この第2巻き込みローラ82が駆動されることにより、他方のインクリボン収納部70Bに押し込まれ、このインクリボン収納部70B内を移動し、インクリボン収納部70Bの出口85に至る。この出口85は、インクリボン40を案内する第3インクリボンパス86に連なり、この第3インクリボンパス86は、仕切り板65によって仕切られておらず、この第3インクリボンパス86を経たインクリボン40は、図16に示すように、斜めに移動し、インクリボン収納部70Bの面内からインクリボン収納部70Aの面内に移動し、このインクリボン収納部70Aの面内に相当する繰り出しアーム部47から繰り出される。なお、この繰り出しアーム部47の出口部72には、ブレーキばね87(図14参照)が設けられており、繰り出しアーム部47から余分にインクリボン40が繰り出されることを防止している。
この構成では、第1巻き取りローラ73及び第2巻き取りローラ82は、同一の駆動軸43によって駆動されているが、これに限るものではなく、別個の駆動軸によって駆動させることもできる。これによれば、第1巻き取りローラ73及び第2巻き取りローラ82の巻き取り速度を個々に変更することができるので、各インクリボン収納部70A,70Bが収納するインクリボン40の量の偏りが防止できる。
本実施形態では、インクリボン40を、2つのインクリボン収納部70A,70Bに亘って収納したため、一つの収納部に収納した場合に比べて、そこに収納されるインクリボン40の全長を長くすることができる。
また、本実施形態では、上記実施形態と異なり、スロープを設けずに、第1のインクリボンパス77にて、一方のインクリボン収納部70Aから他方のインクリボン収納部70Bへインクリボン40を移動させている。そのために、スロープを省略した分だけ各インクリボン収納部70A,70Bを大きくすることができ、そこに収納するインクリボン40の全長を更に長くすることができる。
従って、インクリボン40の継目(接合部40A)が記録ワイヤ(不図示)に衝突する頻度を減少させることができ、ひいてはインクリボン40の孔あき、破損等によるインクリボンカートリッジ42の交換頻度を減少させて、インクリボン40の寿命を延ばすことができ、インクが完全に消耗する前に、インクリボンカートリッジ42を交換するといった不都合を解消することができる。
また、2つのインクリボン収納部70A,70Bは、カートリッジケース44の厚さ方向に区分けして形成されるため、カートリッジケース44の厚さは従来のものに比べて2倍となる。一般に、カートリッジケース44の厚さ方向には、空間的余裕があり、この方向に寸法が大きくなったとしても、プリンタ本体11の幅方向及び高さ方向に寸法を広げることなく、すなわち、プリンタ10を大型化することなく、インクリボンカートリッジ42を取り付け配置することができる。
各インクリボン収納部70A,70B間には、仕切り板65が設けられているため、一方のインクリボン収納部70Aに収納されたインクリボン40と、他方のインクリボン収納部70Bに収納されたインクリボン40とが混在することがなく、カートリッジケース44内でのインクリボン40の絡みが防止され、インクリボン40の安定した送り出し、巻き取りが確保される。
本構成では、リボン駆動部(巻き取りローラ)73,82を各階層70A,70Bに備え、一層目70Aの駆動部73は印字部のリボンを巻き取り、二層目70Bの駆動部82は一層目70Aのリボンを二層目70Bに収納するために駆動する構成としたため、インクリボン40の安定した送り出し、巻き取りが確保される。
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は、これに限定されるものでないことは明らかである。例えば、本実施形態では、インクリボン収納部を2つ備えた構成としているが、これに限らず3つ以上のインクリボン収納部を備える構成とすることもできる。この場合、インクリボンは、すべてのインクリボン収納部に亘って収納されていることは言うまでもない。これによれば、インクリボンカートリッジが収納するインクリボンの全長を、さらに長くすることができるため、インクリボンの継目(接合部)が記録ワイヤに衝突する頻度を減少させることができ、ひいてはインクリボンの孔あき、破損等によるインクリボンカートリッジの交換頻度を減少させて、インクリボンの寿命を延ばすことができ、インクが完全に消耗する前に、インクリボンカートリッジを交換するといった不都合を解消することができる。
本実施形態では、インクリボンカートリッジが起立した構成であるが、インクリボンカートリッジを水平に配置する場合にも適用することができる。
また、本実施形態では、ステーショナリー形式のインクリボンカートリッジについて説明しているが、これに限らずオンキャリッジ形式のインクリボンカートリッジについても本発明を適用することはできる。
本発明に係る記録装置の一実施の形態が適用されたドットインパクトプリンタのプリンタ本体を示す断面図である。 図1のプリンタ本体を示す斜視図である。 図2のものからリボンカートリッジを外した状態を示す斜視図である。 図3の記録ヘッド及びキャリッジ等の側面図である。 インクリボンカートリッジを示す斜視図である。 インクリボンカートリッジの縦断面図である。 一方のインクリボン収納部を示す横断面図である。 他方のインクリボン収納部を示す横断面図である。 図6及び図7のa−a´断面図である。 図6及び図7のb−b´断面図である。 図6及び図7のc−c´断面図である。 図13及び図14のd−d´断面図である。 一方のインクリボン収納部を示す横断面図である。 他方のインクリボン収納部を示す横断面図である。 図13及び図14のe−e´断面図である。 図13及び図14のf−f´断面図である。
符号の説明
10…プリンタ(記録装置)、18…記録ヘッド、19…キャリッジ、20…プラテン、40…インクリボン、42…インクリボンカートリッジ、44…カートリッジケース、46A…入口部、47A…出口部、50A,70A…一方のインクリボン収納部、50B,70B…他方のインクリボン収納部、55,65…仕切り板、56…スロープ、59…円弧中心

Claims (16)

  1. カートリッジケースの内部に、当該カートリッジケースの厚さ方向に区分けした複数のインクリボン収納部を備え、複数のインクリボン収納部に亘って無端インクリボンを収納したことを特徴とするインクリボンカートリッジ。
  2. 複数のインクリボン収納部が仕切り板によって仕切られており、この仕切り板には、一方のインクリボン収納部から他方のインクリボン収納部に無端インクリボンを移すためのスロープが形成されていることを特徴とする請求項1記載のインクリボンカートリッジ。
  3. 前記スロープが一方のインクリボン収納部の出口側に形成され、このスロープが無端インクリボンの押し出し方向を変更して、当該無端インクリボンを他方のインクリボン収納部の入口側に移すことを特徴とする請求項2記載のインクリボンカートリッジ。
  4. 前記スロープが仕切り板の板面と略同一面内で円弧を描くように形成されていることを特徴とする請求項3記載のインクリボンカートリッジ。
  5. 前記スロープの円弧中心がインクリボン収納部の短手方向の略中心に位置することを特徴とする請求項4記載のインクリボンカートリッジ。
  6. 前記スロープの円弧中心の角度が90°〜180°であることを特徴とする請求項4または5記載のインクリボンカートリッジ。
  7. 前記無端インクリボンが、一方のインクリボン収納部の入口側に設けられた巻き取りローラによって巻き取られて、当該一方のインクリボン収納部に入り、そこから他方のインクリボン収納部に移り、カートリッジケースから送り出されるときには、当該カートリッジケースの内部で、カートリッジケースの厚さ方向に向きを変えて、一方のインクリボン収納部と同一の面内に位置するカートリッジケースの出口部から送り出されることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項記載のインクリボンカートリッジ。
  8. 前記無端インクリボンが、一方のインクリボン収納部の入口側に設けられた巻き取りローラによって巻き取られて、当該一方のインクリボン収納部に入り、一方のインクリボン収納部の出口側から他方のインクリボン収納部の入口側に向かい、他方のインクリボン収納部の入口側に設けられた巻き取りローラによって巻き取られて、当該他方のインクリボン収納部に入り、カートリッジケースから送り出されるときには、当該カートリッジケースの内部で、カートリッジケースの厚さ方向に向きを変えて、一方のインクリボン収納部と同一の面内に位置するカートリッジケースの出口部から送り出されることを特徴とする請求項1記載のインクリボンカートリッジ。
  9. キャリッジに支持された記録ヘッドから突出する記録ワイヤを、カートリッジケースから送り出されるインクリボンを介して、プラテン上に搬送されたシートに打ち付けて、当該シートに画像を記録する記録装置において、
    前記カートリッジケースの内部に、当該カートリッジケースの厚さ方向に区分けした複数のインクリボン収納部を備え、複数のインクリボン収納部に亘って無端インクリボンを収納したことを特徴とする記録装置。
  10. 複数のインクリボン収納部が仕切り板によって仕切られており、この仕切り板には、一方のインクリボン収納部から他方のインクリボン収納部に無端インクリボンを移すためのスロープが形成されていることを特徴とする請求項9記載の記録装置。
  11. 前記スロープが一方のインクリボン収納部の出口側に形成され、このスロープが無端インクリボンの押し出し方向を変更して、当該無端インクリボンを他方のインクリボン収納部の入口側に移すことを特徴とする請求項10記載の記録装置。
  12. 前記スロープが仕切り板の板面と略同一面内で円弧を描くように形成されていることを特徴とする請求項11記載の記録装置。
  13. 前記スロープの円弧中心がインクリボン収納部の短手方向の略中心に位置することを特徴とする請求項12記載の記録装置。
  14. 前記スロープの円弧中心の角度が90°〜180°であることを特徴とする請求項10または13記載の記録装置。
  15. 前記無端インクリボンが、一方のインクリボン収納部の入口側に設けられた巻き取りローラによって巻き取られて、当該一方のインクリボン収納部に入り、そこから他方のインクリボン収納部に移り、カートリッジケースから送り出されるときには、当該カートリッジケースの内部で、カートリッジケースの厚さ方向に向きを変えて、一方のインクリボン収納部と同一方の面内に位置するカートリッジケースの出口部から送り出されることを特徴とする請求項9ないし14のいずれか一項記載の記録装置。
  16. 前記無端インクリボンが、一方のインクリボン収納部の入口側に設けられた巻き取りローラによって巻き取られて、当該一方のインクリボン収納部に入り、一方のインクリボン収納部の出口側から他方のインクリボン収納部の入口側に向かい、他方のインクリボン収納部の入口側に設けられた巻き取りローラによって巻き取られて、当該他方のインクリボン収納部に入り、カートリッジケースから送り出されるときには、当該カートリッジケースの内部で、カートリッジケースの厚さ方向に向きを変えて、一方のインクリボン収納部と同一の面内に位置するカートリッジケースの出口部から送り出されることを特徴とする請求項9記載の記録装置。

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