JP2005095433A - カプセル型医療装置収納具 - Google Patents

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Abstract

【課題】カプセル型医療装置を収納している際、少なくとも使用前にこの収納しているカプセル型医療装置を容易に滅菌可能なカプセル型医療装置収納具を実現する。
【解決手段】カプセル型医療装置収納具1は、カプセル型医療装置2を収納する収納具である。カプセル型医療装置収納具1は、カプセル型医療装置2を収納した際に、このカプセル型医療装置2との間に間隙3aを形成する保護部3と、この保護部3に形成し、滅菌ガスを通過可能な開口部43a,43bと、少なくともこれら開口部43a,43bを覆い、滅菌ガスを透過してバクテリア、ウイルスなどの汚染微生物を不透過とする被覆部4と、を具備して構成される。更に好ましくは、カプセル型医療装置2を収納した際に、このカプセル型医療装置2の移動を抑制する移動抑制部を設けて構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、生体内などを検査するカプセル型医療装置を収納するためのカプセル型医療装置収納具に関する。
近年、カプセル型医療装置は、医療用分野において使用される状況になった。カプセル型医療装置は、内視鏡における挿入部を必要とせず、患者が飲み込み易い若しくは経肛門的に挿入し易いように、形成されている。
従来のカプセル型医療装置は、予めカプセル型医療装置収納具に収納されており、使用する直前にこのカプセル型医療装置収納具から取り出して用いられるようになっている。
このような従来のカプセル型医療装置収納具は、例えば、PCT WO01/35813 A1号公報に記載されているようにパッケージ内にカプセル型医療装置を固定した収納具が提案されている。
上記公報に記載のカプセル型医療装置収納具は、上記カプセル型医療装置が内蔵しているスイッチの作動を抑制するための磁石をパッケージの外部に固定している。そして、上記公報に記載のカプセル型医療装置収納具は、上記カプセル型医療装置を使用する直前にパッケージを解放して取り出すようになっている。
PCT WO01/35813 A1号公報
ところで、一般に、医療用に用いられる内視鏡や手術具等の医療具は、確実に消毒滅菌されることが必要不可欠である。
しかしながら、上記PCT WO01/35813 A1号公報に記載のカプセル型医療装置収納具は、上記カプセル型医療装置を収納している際においての、滅菌方法に関して何ら考慮されていない。
従って、従来のカプセル型医療装置収納具は、上記カプセル型医療装置を収納している際、少なくとも使用前にこの収納しているカプセル型医療装置を容易に滅菌可能なことが望ましいが確実に滅菌ガスが外表面全てに触れて滅菌できるか否か不明であった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、カプセル型医療装置を収納している際、少なくとも使用前にこの収納しているカプセル型医療装置を容易に滅菌可能なカプセル型医療装置収納具を提供することを目的とする。
本発明による第1のカプセル型医療装置収納具は、カプセル型医療装置を収納する収納具であって、前記カプセル型医療装置を収納した際に、このカプセル型医療装置との間に間隙を形成する保護部と、前記保護部に形成し、滅菌ガスを通過可能な開口部と、少なくとも前記開口部を覆い、前記滅菌ガスを透過してバクテリア、ウイルスなどの汚染微生物を不透過とする被覆部と、を具備したことを特徴としている。
本発明による第2のカプセル型医療装置収納具は、前記第1のカプセル型医療装置収納具において、前記カプセル型医療装置を収納した際に、このカプセル型医療装置の移動を抑制する移動抑制部を設けたことを特徴としている。
本発明による第3のカプセル型医療装置収納具は、前記第1又は第2のカプセル型医療装置収納具において、前記カプセル型医療装置を収納した際に、このカプセル型医療装置に設けたスイッチの作動を抑制するためのスイッチ抑制部を設けたことを特徴としている。
本発明のカプセル型医療装置収納具は、カプセル型医療装置を収納している際、少なくとも使用前にこの収納しているカプセル型医療装置を容易に滅菌することが可能であるという効果を有する。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1ないし図7は本発明の第1実施例に係わり、図1は第1実施例のカプセル型医療装置収納具を示す全体構成図、図2は図1のA−A線断面図、図3は図1のカプセル型医療装置の具体例を示す断面図、図4はカプセル型医療装置が収納されている保護部の断面図、図5は図4の保護部の上面図、図6は図4のB−B線断面図、図7は図4の保護部の第1の変形例を示す断面図、図8は図4の保護部の第2の変形例を示す説明図であり、図8(A)は外表面に凸部が設けられているカプセル型医療装置を示す外観図、図8(B)は図8(A)のカプセル型医療装置が収納されている保護部の断面図、図9は図4の保護部の第3の変形例を示す説明図であり、図9(A)は外表面に凹部が設けられているカプセル型医療装置を示す外観図、図9(B)は図9(A)のカプセル型医療装置が収納されている保護部の断面図である。
図1及び図2に示すように本発明の第1実施例のカプセル型医療装置収納具1は、カプセル型医療装置2が収納された際に、このカプセル型医療装置2との間に間隙3aを形成する保護部3と、滅菌ガスを透過してバクテリア、ウイルスなどの汚染微生物(細菌、真菌)を不透過とする被覆部4とを有して構成される。
前記保護部3は、前記カプセル型医療装置2を収納するようになっており、後述するように前記カプセル型医療装置2の内部スイッチ33の作動を抑制するためのスイッチ抑制部として磁石5を有している。なお、この保護部3は、前記カプセル型医療装置2とほぼ同形状のカプセル型に形成される保護部材である。
そして、前記カプセル型医療装置2を収納した状態において、前記保護部3は、前記カプセル型医療装置2の内部スイッチ33を前記磁石5によりオフ状態にして作動抑制するようになっている。
更に、この収納状態において、前記保護部3は、前記被覆部4に収納されて前記被覆部4の全周を熱溶着等され、前記カプセル型医療装置2を使用する直前まで密閉されるようになっている。この被覆部4は、下地が滅菌ガスを透過可能な滅菌シート(例えば、エスベラン(登録商標)や米国デュポン社製タイベック(登録商標))により形成される下側カバー部材6であり、この下側カバー部材6をビニール,ポリスチレン等の例えば、透明な上側カバー部材7が覆うように形成されるパッケージである。
前記被覆部4は、前記保護部3を密閉した状態において、滅菌装置に投入されて滅菌ガスにより消毒滅菌される。そして、被覆部4は、滅菌装置から取り出された後、カプセル型医療装置2の使用直前まで密閉された状態のまま保持されるようになっている。
カプセル型医療装置2を使用する際には、先ず、被覆部4の熱溶着等を剥がして保護部3を取り出した後、この保護部3を開けてカプセル型医療装置2が取り出されるようになっている。
取り出されたカプセル型医療装置2は、患者の口部から飲み込まれることにより体腔内管路を通過し、体腔内管路内壁面を光学的に撮像して画像データを得るようになっている。なお、カプセル型医療装置2は、図示しない体外ユニットへの無線通信により画像データを得るか又は体腔内から回収されて画像データを得るようになっている。
先ず、本実施例で用いるカプセル型医療装置2の具体的な構成を説明する。
図3に示すようにカプセル型医療装置2は、外装ケース16と透明カバー17とを有する。外装ケース16は、円筒形状で、その後端を丸くして閉塞した構造となっている。外装ケース16の先端側となる開口する端部には、半球面形状の透明カバー17が水密的に接続固定されている。このようにして、カプセル型医療装置2の内側を密閉し、その密閉したカプセル状容器内に以下の内蔵物を収納している。なお、外装ケース16は、ポリサルフォンやポリウレタンなどの合成樹脂で形成されている。、また透明カバー17は、ポリカーボネート,シクロオレフィンポリマー,PMMA(ポリメタクリル酸メチル)、ポリウレタンなどの透明な合成樹脂で形成されている。
透明カバー17に対向する中央部には、先端側レンズ枠20と、撮像基板21の前面側に設けた後端側レンズ枠22との間に対物光学系23が配置され、その結像位置には撮像手段として例えばCMOS( Complementary Metal-Oxide Semiconductor )イメージャ24が配置されている。このCMOSイメージャ24は、撮像基板21の前面に取り付けられている。
なお、本実施例では、CMOSイメージャ24の撮像面をカバーガラス25で保護しており、このカバーガラス25を覆うように後端側レンズ枠22が取り付けられている。また、この後端側レンズ枠22の筒部は、先端側レンズ枠20と嵌合するようになっている。そこで、先端側レンズ枠20を光軸O方向に前後動させて、ピント出し調整を行った後、接着剤により固定している。
なお、ピント出し調整の際に、後端側レンズ枠22の削りかす等のごみが発生する可能性がある。しかしながら、カバーガラス25により、これらのごみがCMOSイメージャ24の撮像面の前面に付着することを防止できる。よって、常に良好な画像が得られるようになっている。
また、先端側レンズ枠20の外周には、照明基板26が配置されている。そして、この照明基板26の複数箇所に、発光部としての白色LED等が設けられている。この白色LEDにより、照明手段である照明部37が構成されている。この照明部37は後述するように、対物光学系23に対して対称的に取り付けられている。なお、図中、O′は、照明部37の各白色LEDによる照明光の発光の中心軸(0°の出射角の方向)を示している。
撮像基板21の後方側には、各部に動作電力を供給する電源部27が設けられており、この電源部27の後方側には、カプセル外部との無線送信等を行う無線通信部28が設けられている。
電源部27は、動作電力を供給する内蔵電源としてのボタン型の2つの内蔵電池30がカプセル容器の軸方向に積層するようにして配置されており、これら内蔵電池30の動作電力は接触板ばね31を介して電源基板32に電気的に接続可能となっている。
電源基板32には、例えば、バイアス磁石33aとリードスイッチ33bとから形成される内部スイッチ33が設けられており、内蔵電池30から供給される動作電力のオンオフが行われるようになっている。この電源基板32は、連結用フレキシブル基板34を介して撮像基板21と、無線通信部28を構成している無線基板35とに接続されている。更に、撮像基板21は、連結用フレキシブル基板34を介して照明基板26に接続されている。
無線通信部28は、無線基板35と無線アンテナ36とを有する。無線基板35には、無線アンテナ36が設けられている。更に、無線基板35には、図示しない無線通信回路が設けられている。この無線通信回路は、この無線アンテナ36で受信した体外ユニットからの電波の搬送波を選択的に抽出し、検波等して制御信号を復調して各構成回路等へ出力すると共に、これら各構成回路等からの例えば、映像信号等の情報(データ)信号を所定の周波数の搬送波で変調し、無線アンテナ36から電波として発信する。
また、撮像基板21には、背面側に抵抗やコンデンサ、ダイオードといった電子部品21aが実装されており、体外ユニットからの信号を受けてCMOSイメージャ24を駆動する。更に、撮像基板21には、図示しない駆動処理回路が設けられ、CMOSイメージャ24から出力される撮像信号に対する信号処理及び制御処理を行う。
また、照明基板26には、図示しないLED駆動回路を構成するチップ部品26aが背面側に実装されている。このLED駆動回路により、照明部37の白色LEDを間欠的にフラッシュ発光させることができる。
電源基板32の内部スイッチ33がオン状態となると、内蔵電池30からの動作電力は、連結用フレキシブル基板34を介して電源基板32から撮像基板21及び無線基板35に供給され、更に、照明基板26に供給される。そして、無線通信部28は、体外ユニットからの電波を無線アンテナ36が受信し、無線通信回路が復調して制御信号を撮像基板21の駆動処理回路及び照明基板26のLED駆動回路に出力するように動作する。
LED駆動回路は、照明部37の白色LEDを間欠的にフラッシュ発光させる。これに同期して駆動処理回路は、CMOSイメージャ24を駆動させる。CMOSイメージャ24は、LEDからの照明光により照明されて対物光学系23により取り込まれた観察像を撮像する。
駆動処理回路は、CMOSイメージャ24からの撮像信号を信号処理して映像信号を得る。そして、この得た映像信号を無線通信部28の無線通信回路に出力する。そして、無線通信部28の無線通信回路は、映像信号を変調し、無線アンテナ36から電波として発信させるようになっている。
体外ユニットは、カプセル型医療装置2から送信された信号を受信して画像データを保存する。次に、体外ユニットは、パソコン等に接続され、このパソコンの制御により保存した画像データが読み出され、モニタの表示画面に取得した画像が表示されるようになっている。
なお、本実施例のカプセル型医療装置2は、撮像手段としてCMOSを例に説明したが、CMOSに限定されるものでなく、CCD(電荷結合素子)などの固体撮像素子やその他の撮像手段を用いても当然よい。又、例えば、前方と後方や、前方と側方など複数方向の観察を行うものに適用してもよい。また、飲み込み型以外の経肛門的に挿入するものや経内視鏡的に挿入するものに適用してもよい。
このように使用されるカプセル型医療装置2は、上述したように使用直前まで保護部3に収納されて磁石5により内部スイッチ33の作動を抑制される。そして、保護部3は、被覆部4に収納されて密閉され、上述したように滅菌装置において、滅菌ガスにより消毒滅菌されるようになっている。
次に、本実施例の保護部3の構成を説明する。
図4〜図6に示すように保護部3は、上述したように前記カプセル型医療装置2とほぼ同形状のカプセル型に形成され、前記カプセル型医療装置2が収納されるようになっている。前記保護部3の材質は、安価で滅菌ガスの残留が少ないABSなどのプラスティックを用いている。なお、ABSとは、ACRYLONITRILE(アクリロ二トリル)、BUTADIENE(ブタジエン)、STYRENE(スチレン)の3種類から形成される共重合体である。
前記保護部3は、長手軸方向に分離する先端側部材41と後端側部材42との2つの部材で構成されている。先端側部材41は、基端側に雄ねじ部41aが形成されている。一方、後端側部材42は、前記先端側部材41の雄ねじ部41aが螺合する雌ねじ部42aが先端側に形成されている。そして、保護部3は、先端側部材41の雄ねじ部41aに後端側部材42の雌ねじ部42aが螺合されることにより、先端側部材41と後端側部材42とを接続でき、カプセル型医療装置2を収納する収納部が形成されるようになっている。
従って、保護部3は、先端側部材41にカプセル型医療装置2を入れ込んでこの先端側部材41の雄ねじ部41aに後端側部材42の雌ねじ部42aが螺合されることにより、カプセル型医療装置2を収納できる。なお、ねじ部は、台形ねじなどで螺合部に隙間を形成し、ねじ部内にも滅菌ガスが容易に流れるものを用いている。
また、保護部3は、滅菌ガスが通過可能な開口部を形成されている。すなわち、保護部3は、先端側部材41に開口部43aが形成され、後端側部材42に開口部43bが形成されている。そして、保護部3は、開口部43a又は開口部43bから滅菌ガスが流入してくると、カプセル型医療装置2との間に形成された間隙3aを滅菌ガスが通過して保護部3内部の隅々にまで行き渡り開口部43a又は開口部43bから流出していくようになっている。
更に、保護部3は、前記カプセル型医療装置2の移動を抑制する移動抑制部として、前記カプセル型医療装置2が収納される際に、このカプセル型医療装置2と内周面との間に滅菌ガスを透過可能な滅菌シート(例えば、エスベラン(登録商標)や米国デュポン社製タイベック(登録商標)など)により形成される移動抑制シート44が挟み込まれるようになっている。
これにより、保護部3は、前記カプセル型医療装置2が収納された際に、このカプセル型医療装置2の移動を移動抑制シート44により抑制でき、且つ流入してきた滅菌ガスが移動抑制シート44を透過して流出していくようになっている。
また、保護部3は、スイッチ抑制部として磁石5が設けられている。すなわち、保護部3は、先端側部材41の外表面に前記磁石5を埋設するための埋設部45が形成されている。この埋設部45は、前記磁石5を埋設された際に、この磁石5と底部との間に隙間が形成されるように突設部45aが設けられている。これにより、保護部3は、磁石5が埋設されている埋設部45に滅菌ガスが流入してくるので、この埋設部45内も消毒滅菌可能である。なお、保護部3は、移動抑制シート44により、カプセル型医療装置2と先端側部材41の固定が行われるので、後端側部材42は必ずしもなくともよい。この結果、保護部3は、もっとシンプルな構成にすることも可能である。
このように構成されるカプセル型医療装置収納具1は、カプセル型医療装置2が収納された後、保護部3が被覆部4に収納される。このとき、上述したように保護部3は、カプセル型医療装置2の内部スイッチ33が磁石5によりオフ状態にされて作動抑制する。そして、被覆部4は、全周を熱溶着等され、カプセル型医療装置2を使用する直前まで密閉される。このとき、保護部3は、開口部43a及び開口部43bが被覆部4に覆われている状態となっている。
そして、被覆部4は、保護部3を密閉した状態において、滅菌装置に投入されて滅菌ガスにより消毒滅菌される。このとき、滅菌ガスは、被覆部4の下側カバー部材6を透過してこの被覆部4内部の隅々にまで行き渡る。そして、滅菌ガスの一部は、保護部3の開口部43a又は開口部43bから流入し、カプセル型医療装置2との間に形成された間隙3aを通過して保護部3内部の隅々にまで行き渡り開口部43a又は開口部43bから流出していく。
また、滅菌ガスの一部は、埋設部45にも流入して磁石5と底部との間に形成される隙間に滞留して流出していく。これにより、保護部3は、磁石5が埋設されている外周及びカプセル型医療装置2が収納されている内周の全周を消毒滅菌される。
そして、被覆部4は、滅菌装置から取り出された後、カプセル型医療装置2の使用直前まで密閉された状態のまま保持される。
ここで、保護部3は、カプセル型医療装置2と内周面との間に移動抑制シート44が挟み込まれているので、滅菌装置からの被覆部4の出し入れ等において、カプセル型医療装置2の移動を抑制することができる。これにより、保護部3は、カプセル型医療装置2が移動して開口部43a,43bを塞いでしまうことを防止でき、且つ埋設部45に埋設されている磁石5に対してカプセル型医療装置2の内部スイッチ33の位置がずれることがなく、内部スイッチ33の作動抑制を維持できる。
そして、カプセル型医療装置2を使用する際、先ず、被覆部4の熱溶着等を剥がして保護部3を取り出した後、この保護部3を開けてカプセル型医療装置2が取り出される。このとき、カプセル型医療装置2は、保護部3の磁石5から離れることで、この磁石5による作動抑制を解除されて内部スイッチ33がオンし、内蔵電池30からの動作電力が各部に供給される。
この結果、本実施例のカプセル型医療装置収納具1は、カプセル型医療装置2を収納している際、少なくとも使用前にこの収納しているカプセル型医療装置2を容易に滅菌できるという効果を得ることができる。
なお、カプセル型医療装置が例えば、無線通信部からの無線により動作電力を得る装置である場合、内部スイッチ33は必要ない。この場合、保護部は、例えば、図7に示すように構成してもよい。
図7に示すように保護部3Bは、先端側部材41の外表面に埋設部45を形成することなく構成されている。なお、この保護部3Bは、カプセル型医療装置2Bの先端側及び後端側と内周面との間に移動抑制シート44が挟み込まれるようになっている。勿論、前記保護部3Bは、上記保護部3と同様に移動抑制シート44をカプセル型医療装置2B側部のほぼ全周に挟み込まれるようにしてもよい。前記移動抑制シート44により、保護部3B内において、カプセル型医療装置2Bが乱雑に動き、保護部3Bの内壁に強く接触することを防止している。
また、保護部は、図8(A),8(B)に示すように移動抑制部を構成してもよい。
図8(A)に示すようにカプセル型医療装置2Cは、外表面に凸部51が設けられている。一方、保護部3Cは、図8(B)に示すように移動抑制部として前記カプセル型医療装置2Cの凸部51に適合する凹部52が内周面に形成されている。これにより、前記保護部3Cは、凹部52がカプセル型医療装置2Cの凸部51に適合してカプセル型医療装置2Cの大きな移動を抑制することができる。
また、この移動抑制部である凹部52は、カプセル型医療装置2Cと保護部3Cとの間に滅菌ガスが確実に通過可能な僅かな間隙を形成されている。
なお、前記保護部3Cは、長手軸方向に対して垂直方向に分離する上側部材53と下側部材54との2つの部材で構成されている。前記保護部3Cは、前記上側部材53と前記下側部材54とが互いに対向する接続面にて接続されるようになっている。具体的に説明すると、前記下側部材54は、前記上側部材53との接続面に突起部54aが設けられている。一方、前記上側部材53は、前記下側部材54の突起部54aが嵌合する溝部53aが接続面に形成されている。
そして、保護部3Cは、上側部材53の溝部53aに下側部材54の突起部54aが嵌合されることにより、これら上側部材53と下側部材54とを接続でき、前記カプセル型医療装置2Cを収納する収納部が形成されるようになっている。従って、保護部3Cは、下側部材54にカプセル型医療装置2Cを入れ込んでこの下側部材54の突起部54aに上側部材53の溝部53aが嵌合されることにより、カプセル型医療装置2Cを収納できる。
また、保護部3Cは、移動抑制部である凹部52によりカプセル型医療装置2Cとの間に形成される間隙が小さいので、滅菌ガスによる滅菌が確実に行え、且つカプセル型医療装置2Cが内壁に強く接触することを十分に防げる。
なお、保護部は、図9(A),9(B)に示すように上記保護部3Cとは逆に移動抑制部を構成してもよい。
図9(A)に示すようにカプセル型医療装置2Dは、外表面に凹部61が形成されている。一方、保護部3Dは、図9(B)に示すように移動抑制部として前記カプセル型医療装置2Dの凹部61に適合する凸部62が内周面に設けられている。これにより、保護部3Dは、凸部62がカプセル型医療装置2Dの凹部61に適合してカプセル型医療装置2Dの移動を抑制することができる。
なお、保護部3Dは、移動抑制部である凸部62により、図8(A),(B)で説明した保護部3Cと同様に滅菌ガスが確実に通過可能な僅かな間隙を形成されており、滅菌ガスによる滅菌が確実に行え、且つカプセル型医療装置2Dが内壁に強く接触することを十分に防げる。
また、これら図8(A),(B)及び図9(A),(B)に示した移動抑制部を有する保護部は、カプセル型医療装置がスイッチを内蔵している場合、第1実施例のように磁石5を固定して、カプセル型医療装置の内蔵スイッチを抑制する規制を持つように構成しても当然よい。
図10及び図11は本発明の第2実施例に係わり、図10は第2実施例のカプセル型医療装置収納具を示す断面図、図11は図10のカプセル型医療装置収納具の変形例を示す断面図である。
上記第1実施例は、前記保護部3が前記カプセル型医療装置2とほぼ同形状のカプセル型に形成される保護部材であり、前記被覆部4が前記保護部3を収納するように形成されたパッケージであるように構成しているが、第2実施例は保護部と被覆部とが組み合わされて1つのパッケージとなるように構成する。それ以外の構成は上記第1実施例と同様であるので説明を省略し、同一構成には同じ符号を付して説明する。
すなわち、図10に示すように第2実施例のカプセル型医療装置収納具1Bは、保護部71と被覆部72とが組み合わされて1つのパッケージとなるように構成される。
具体的に説明すると、前記保護部71は、前記カプセル型医療装置2を収納する保護部材として凸形状に形成された収納容器であり、この底部に対向して開口部73を形成している。この保護部71は、ポリプロピレンなどの硬質プラスチックにより形成されている。
一方、被覆部72は、前記保護部71の開口部73を覆うように設けられる上記第1実施例で説明したのと同様な滅菌シートにより形成したカバー部材である。この被覆部72は、前記保護部71の端面において全周を熱溶着等され、前記カプセル型医療装置2を使用する直前まで密閉されるようになっている。
次に、前記保護部71の更に詳細な構成を説明する。
前記保護部71は、底部中央付近に凹部74が形成され、この凹部74内にカプセル型医療装置2が配置収納されるようになっている。この凹部74内には、前記カプセル型医療装置2に対向して突起部74aを設けており、前記カプセル型医療装置2が配置収納された際に、このカプセル型医療装置2との間に間隙3aが形成されるようになっている。
更に、保護部71は、前記カプセル型医療装置2が前記凹部74内に配置収納される際に、上記第1実施例で説明したのと同様な移動抑制部として、このカプセル型医療装置2と突起部74aとの間に上記第1実施例と同様に移動抑制シート44が挟み込まれるようになっている。
これにより、保護部71は、前記カプセル型医療装置2が凹部74内に配置収納された際に、このカプセル型医療装置2の移動を移動抑制シート44により抑制でき、且つ被覆部72を介して開口部73から流入してきた滅菌ガスがカプセル型医療装置2との間に形成された間隙3aを通って凹部74内に行き渡り、カプセル型医療装置2の全周に亘って消毒滅菌可能である。また、保護部71は、この凹部74に隣接してスイッチ抑制部としての磁石5を埋設するための埋設部75が形成されている。
このように構成されるカプセル型医療装置収納具1Bは、カプセル型医療装置2が保護部71の凹部74内に配置収納された後、開口部73が被覆部72に覆われる。このとき、上述したように保護部71は、カプセル型医療装置2の内部スイッチ33が磁石5によりオフ状態にされて作動抑制する。そして、被覆部72は、全周を熱溶着等され、カプセル型医療装置2を使用する直前まで密閉される。
そして、カプセル型医療装置収納具1Bは、保護部71を密閉した状態において、滅菌装置に投入されて滅菌ガスにより消毒滅菌される。
このとき、滅菌ガスは、被覆部72を透過して保護部71内部の隅々にまで行き渡る。そして、滅菌ガスの一部は、カプセル型医療装置2との間に形成された間隙3aを通過して移動抑制シート44を透過しカプセル型医療装置2の全周を消毒滅菌する。そして、カプセル型医療装置収納具1Bは、滅菌装置から取り出された後、カプセル型医療装置2の使用直前まで密閉された状態のまま保持される。
ここで、保護部71は、カプセル型医療装置2と突起部74aとの間に滅菌ガスを透過可能な移動抑制シート44が挟み込まれているので、滅菌装置からの出し入れ等において、カプセル型医療装置2の移動を抑制することができる。これにより、保護部71は、カプセル型医療装置2が移動して埋設部75に埋設されている磁石5に対してカプセル型医療装置2の内部スイッチ33の位置がずれることがなく、内部スイッチ33の作動抑制を維持できる。また、前記移動抑制シート44により、保護部71内において、カプセル型医療装置2が乱雑に動き、保護部71の内壁に強く接触することを防止している。
そして、カプセル型医療装置2を使用する際、先ず、被覆部72の熱溶着等を剥がした後、この保護部71の凹部74内からカプセル型医療装置2が取り出される。このとき、カプセル型医療装置2は、保護部71の磁石5から離れることで、この磁石5による作動抑制を解除されて内部スイッチ33がオンし、内蔵電池30からの動作電力が各部に供給される。
これにより、第2実施例のカプセル型医療装置収納具1Bは、上記第1実施例と同様な効果を得ることができる。
なお、磁石5は、保護部71の必ずしも内側になくても、保護部71の外側に配置し、カプセル型医療装置2の内部スイッチ33の作動抑制を維持可能な位置に取り付けても当然よい。
なお、カプセル型医療装置収納具は、図11に示すように構成してもよい。
図11に示すようにカプセル型医療装置収納具1Cは、上記カプセル型医療装置収納具1Bと同様に保護部71Bと被覆部72Bとが組み合わされて1つのパッケージとなるように構成される。
具体的に説明すると、前記保護部71Bは、カプセル型医療装置2が収納される保護部材として平状に形成された底部に捧持状部81が設けられた収納容器であり、この底部に対向して開口部73Bが形成されている。この保護部71Bは、ポリプロピレンなどの硬質プラスチックにより形成されている。
一方、被覆部72Bは、前記保護部71Bの開口部73Bを覆うように設けられる上記カプセル型医療装置収納具1Bと同様な滅菌シートにより形成したカバー部材である。この被覆部72Bは、前記保護部71Bの端面において全周を熱溶着等され、前記カプセル型医療装置2を使用する直前まで密閉されるようになっている。
次に、保護部71Bの更に詳細な構成を説明する。
保護部71Bは、カプセル型医療装置2の材質よりも軟質のウレタン,発泡スチロールなどの軟質プラスティック製の捧持状部81に形成された凹部82にカプセル型医療装置2が配置されるようになっている。この凹部82は略四角形状に形成され、カプセル型医療装置2が配置収納された際にはこのカプセル型医療装置2の円筒形状との間で間隙3aが形成されるようになっている。また、この凹部82の底部付近には、流入してくる滅菌ガスを滞留させる小径部83が形成されている。更に、この凹部82の上端面側には、スイッチ抑制部としての円形状磁石5Cを配置収納するための太径部84が形成されている。
また、保護部71Bは、前記カプセル型医療装置2を前記凹部82内に配置収納する際に、移動抑制部として前記カプセル型医療装置2と被覆部72Bとの間に滅菌ガスを透過可能な移動抑制シート44が挟み込まれるようになっている。
これにより、保護部71Bは、前記カプセル型医療装置2が捧持状部81の凹部82内に配置収納された際に、前記カプセル型医療装置2の移動を移動抑制シート44により抑制でき、且つ被覆部72Bを介して開口部73Bから流入してきた滅菌ガスがカプセル型医療装置2との間に形成された間隙3aを通って凹部82内に行き渡り、カプセル型医療装置2の全周に亘って消毒滅菌可能である。
このように構成されるカプセル型医療装置収納具1Cは、カプセル型医療装置2が保護部71B内に配置収納された後、開口部73Bを被覆部72Bに覆われる。このとき、上述したように保護部71Bは、カプセル型医療装置2の内部スイッチ33が円形状磁石5Cによりオフ状態にされて作動抑制する。そして、被覆部72Bは、全周を熱溶着等され、カプセル型医療装置2を使用する直前まで密閉される。
そして、カプセル型医療装置収納具1Cは、保護部71Bを密閉した状態において、滅菌装置に投入されて滅菌ガスにより消毒滅菌される。
このとき、滅菌ガスは、被覆部72Bの移動抑制シート44を透過して保護部71B内部の隅々にまで行き渡る。そして、滅菌ガスの一部は、カプセル型医療装置2との間に形成された間隙3aを通過して捧持状部81の凹部82内に流入してカプセル型医療装置2の全周を消毒滅菌する。そして、カプセル型医療装置収納具1Cは、滅菌装置から取り出された後、カプセル型医療装置2の使用直前まで密閉された状態のまま保持される。
ここで、保護部71Bは、カプセル型医療装置2と被覆部72Bとの間に滅菌ガスを透過可能な移動抑制シート44が挟み込まれているので、滅菌装置からの出し入れ等において、カプセル型医療装置2の移動を抑制することができる。これにより、保護部71Bは、カプセル型医療装置2が移動して太径部84に配置されている円形状磁石5Cに対してカプセル型医療装置2の内部スイッチ33の位置がずれることがなく、内部スイッチ33の作動抑制を維持できる。
そして、カプセル型医療装置2を使用する際、先ず、被覆部72Bの熱溶着等を剥がした後、この保護部71Bの捧持状部81内からカプセル型医療装置2が取り出される。このとき、カプセル型医療装置2は、保護部71Bの円形状磁石5Cから離れることで、この円形状磁石5Cによる作動抑制を解除されて内部スイッチ33がオンし、内蔵電池30からの動作電力が各部に供給される。
これにより、変形例のカプセル型医療装置収納具1Cは、上記第2実施例と同様な効果を得ることができる。
なお、本発明は、以上述べた実施例のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。例えば、本発明は、図10に示した保護部71や図11に示した捧持状部81を設けた保護部71Bなどの収納容器に、前記移動抑制シート44を用いることなく、図8(A),(B)及び図9(A),(B)に示した凹部52や凸部62のような移動抑制部を設けてカプセル型医療装置収納具を構成しても当然よい。
[付記]
(付記項1)
カプセル型医療装置を収納する収納具であって、
前記カプセル型医療装置を収納した際に、このカプセル型医療装置との間に間隙を形成する保護部と、
前記保護部に形成し、滅菌ガスを通過可能な開口部と、
少なくとも前記開口部を覆い、前記滅菌ガスを透過してバクテリア、ウイルスなどの汚染微生物を不透過とする被覆部と、
を具備したことを特徴とするカプセル型医療装置収納具。
(付記項2)
前記カプセル型医療装置を収納した際に、このカプセル型医療装置の移動を抑制する移動抑制部を設けたことを特徴とする付記項1に記載のカプセル型医療装置収納具。
(付記項3)
前記カプセル型医療装置を収納した際に、このカプセル型医療装置に設けたスイッチの作動を抑制するためのスイッチ抑制部を設けたことを特徴とする付記項1又は2に記載のカプセル型医療装置収納具。
(付記項4)
前記保護部は、前記カプセル型医療装置を収納するカプセル形状に形成され、
前記被覆部は、前記保護部を収納するパッケージである
ことを特徴とする付記項1〜3のいずれか1つに記載のカプセル型医療装置収納具。
(付記項5)
前記保護部は、前記カプセル型医療装置を収納する収納容器であり、
前記被覆部は、前記開口部の端面に設けられる
ことを特徴とする付記項1〜3のいずれか1つに記載のカプセル型医療装置収納具。
(付記項6)
前記カプセル型医療装置の移動を抑制する移動抑制部は、前記カプセル型医療装置と前記保護部との間に挟み込む滅菌ガスを透過可能な滅菌シートであることを特徴とする付記項4又は5に記載のカプセル型医療装置収納具。
(付記項7)
前記カプセル型医療装置の移動を抑制する移動抑制部は、前記カプセル型医療装置と前記被覆部との間に挟み込む滅菌ガスを透過可能な滅菌シートであることを特徴とする付記項4又は5に記載のカプセル型医療装置収納具。
(付記項8)
前記カプセル型医療装置に設けたスイッチの作動を抑制するためのスイッチ抑制部は、前記保護部に設けた磁石であることを特徴とする付記項4又は5に記載のカプセル型医療装置収納具。
(付記項9)
前記カプセル型医療装置の移動を抑制する移動抑制部は、前記カプセル形状保護部又は前記収納容器の内周面に形成し、前記カプセル型医療装置の外表面に設けられた凸部に適合する凹部であることを特徴とする付記項4又は5に記載のカプセル型医療装置収納具。
(付記項10)
前記カプセル型医療装置の移動を抑制する移動抑制部は、前記カプセル形状保護部又は前記収納容器の内周面に設け、前記カプセル型医療装置の外表面に形成された凹部に適合する凸部であることを特徴とする付記項4又は5に記載のカプセル型医療装置収納具。
第1実施例のカプセル型医療装置収納具を示す全体構成図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のカプセル型医療装置の具体例を示す断面図である。 カプセル型医療装置が収納されている保護部の断面図である。 図4の保護部の上面図である。 図4のB−B線断面図である。 図4の保護部の変形例を示す断面図である。 図4の保護部の第2の変形例を示す説明図である。 図4の保護部の第3の変形例を示す説明図である。 第2実施例のカプセル型医療装置収納具を示す断面図である。 図10のカプセル型医療装置収納具の変形例を示す断面図である。
符号の説明
1 カプセル型医療装置収納具
2 カプセル型医療装置
3 保護部
3a 間隙
4 被覆部
5 磁石
6 下側カバー部材
7 上側カバー部材
33 内部スイッチ
41 先端側部材
42 後端側部材
43a,43b 開口部
44 移動抑制シート
45 埋設部

代理人 弁理士 伊藤 進

Claims (3)

  1. カプセル型医療装置を収納する収納具であって、
    前記カプセル型医療装置を収納した際に、このカプセル型医療装置との間に間隙を形成する保護部と、
    前記保護部に形成し、滅菌ガスを通過可能な開口部と、
    少なくとも前記開口部を覆い、前記滅菌ガスを透過してバクテリア、ウイルスなどの汚染微生物を不透過とする被覆部と、
    を具備したことを特徴とするカプセル型医療装置収納具。
  2. 前記カプセル型医療装置を収納した際に、このカプセル型医療装置の移動を抑制する移動抑制部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のカプセル型医療装置収納具。
  3. 前記カプセル型医療装置を収納した際に、このカプセル型医療装置に設けたスイッチの作動を抑制するためのスイッチ抑制部を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のカプセル型医療装置収納具。
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