JP2005093642A - 半導体装置用テープキャリアおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】テープ上面に反応後のエッチング液が残留するのを防止し、テープ中央部と周辺部でのエッチング量を均一にするエッチングを、より簡易に可能とする半導体装置用テープキャリアおよびその製造方法を提供すること。
【解決手段】絶縁フィルムから成るテープ基材1に銅箔を接着剤を介して又は接着剤なしで設け、その銅張テープにピース領域7をテープ搬送方向に複数条の形で配列した半導体装置用テープキャリアにおいて、テープ中央部又はその近傍の領域であって、ピース領域7がテープ幅方向に相隣る中間領域1aに、エッチング液排出口として縦長スリット6aを搬送方向に一列に設ける。また、テープ搬送方向にピース領域7が相隣る中間領域1bに、エッチング液排出口として横長スリット6bを設ける。
【選択図】図2
【解決手段】絶縁フィルムから成るテープ基材1に銅箔を接着剤を介して又は接着剤なしで設け、その銅張テープにピース領域7をテープ搬送方向に複数条の形で配列した半導体装置用テープキャリアにおいて、テープ中央部又はその近傍の領域であって、ピース領域7がテープ幅方向に相隣る中間領域1aに、エッチング液排出口として縦長スリット6aを搬送方向に一列に設ける。また、テープ搬送方向にピース領域7が相隣る中間領域1bに、エッチング液排出口として横長スリット6bを設ける。
【選択図】図2
Description
本発明は、絶縁性テープ基材上に設けた導体層をエッチングして配線パターンを形成した半導体装置用テープキャリアおよびその製造方法に係り、詳しくはエッチング液をスプレーして不要な銅を除去するサブトラクティブ法において、二条取り以上の広幅テープにおける幅方向に対してのエッチング量を均一にする方法に関するものである。
近年、電子機器の小型化、高機能化を実現するための高密度実装性が強く求められている。そのためTAB(Tape Automated Bonding)テープ等の電子部品用基板でも、微細配線が必要となっている。このときTABテープの導体パターン形成にはエッチング方式が採用されている。
図4は従来のエッチング方法の概念を示すものである。図4において、1は二条取り以上の広幅のTABテープ、2はテープの搬送方向に沿って延在されテープ幅方向に二列配置されたノズルパイプ、3はテープの搬送方向に所定間隔毎に設けられた搬送用の送りローラー、5はノズルパイプ2に所定間隔毎に設けられたスプレーノズル、4はこのスプレーノズルから噴射されるエッチング液である。
まずスクリーン印刷法や写真・現像法などによりエッチングレジストを形成したTABテープ1を、搬送方向に平行または垂直に配管されたノズルパイプ2の下方に送り込む。送りローラー3上を矢印Fで示す搬送方向に所定の速度で搬送し、供給ポンプを介して、スプレーノズル5からTABテープ1の上面に、塩化第二鉄などのエッチング液4を噴射し、スプレーでエッチングを行う。この際、ノズルパイプ2を所定の角度で揺動させながらエッチングを行う。
エッチング終了後、TABテープ上に残留しているエッチング液を除去し、レジストを剥膜してTABテープ上に導体パターンを形成している。
しかし、従来のエッチング方法には、精度良く、均一なエッチングを行う上で種々の問題があった。
例えば、プリント配線板上面においては、プリント配線板中央部分にエッチング劣化したエッチング液が滞留しやすく、プリント配線板周辺部分ではエッチング劣化したエッチング液が直ちに流れ落ちるため滞留することがなく、プリント配線板上面の中央部分と周辺部分ではエッチング状態に大きな差が生じる。そこで、プリント配線板の搬送方向に対して任意の方向より気体を連続噴射しながら導体パターンを形成するプリント配線板のエッチング方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、上方に配置されたエッチング液吐出ノズルからエッチング液がかかると、吐出圧でフィルムがエッチングプレート上に押し付けられ、フィルムの搬送が円滑に行えない。そこで、エッチングプレートから走行面側に潤滑用液体を噴出しつつ、フィルムキャリアテープを走行させてエッチング処理を行うことが知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、テープの幅が70mm幅のように広くなるにつれて、エッチング液吐出ノズルによる吐出範囲に、例えば、エッチング液吐出ノズルが二列配置されている場合には、テープ幅の中央部分において重なり部分が生じて、配線パターンの線幅の仕上がりが、テープの幅方向の中央部分では太くなり、ノズルの中心部分で細くなり、テープの幅方向端部にいくにしたがってまた太くなり不均一となってしまう。そこで、エッチング液をフィルム上面に吐出するエッチング液吐出ノズルを、フィルムの搬送方向に対して垂直な方向であるフィルムの幅方向に往復揺動して、エッチング処理することが知られている(例えば、特許文献3参照)。
また,エッチング部分である窪みにエッチング液が溜まるのは不都合であるとして、フィルムキャリアテープ支持面を回転状に横振動せしめて、テープ状のエッチング液を揺動させる方法も知られている(例えば、特許文献4参照)。
特開平5−121858号公報
特開2001−185586号公報
特開2001−156117号公報
特開平7−273153号公報
しかしながら、テープ幅が広くなるにつれ、精度良く、均一なエッチングを行うことがますます重要な技術となる。
特に広幅TABテープの場合、特許文献1の従来技術において指摘されている問題が顕著となる。すなわち、図4において、テープ上の中央部分に反応後のエッチング液が残留しやすく、これに対しテープ周辺部では反応後のエッチング液は側面に流れ落ちるため残留することがない、という問題である。そのため広幅TABテープの中央部分と周辺部分でエッチング量に大きな差が生じ、精度良く、均一なエッチングを行うことが困難であった。
この問題は、上述した特許文献1〜4の技術、すなわち任意の方向より気体を連続噴射する方法(特許文献1)、潤滑用液体を噴出しながらエッチングプレートでフィルムを支持する方法(特許文献2)、エッチング液吐出ノズルをフィルムの幅方向に往復揺動させる方法(特許文献3)、フィルムキャリアテープ支持面を回転状に横振動せしめる方法(特許文献4)でも、それなりの効果が期待されるが、より簡易、且つ効果的な解決手段の提供が望まれる。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、テープ上面に反応後のエッチング液が残留するのを防止し、テープ中央部と周辺部でのエッチング量を均一にするエッチングを、より簡易に可能とする半導体装置用テープキャリアおよびその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、次のように構成したものである。
請求項1の発明に係る導体装置用テープキャリアは、絶縁フィルムから成るテープ基材に銅箔を接着剤を介して又は接着剤なしで設け、その銅張テープにピース領域をテープ搬送方向に複数条の形で配列した半導体装置用テープキャリアにおいて、テープ中央部又はその近傍の領域であって、ピース領域がテープ幅方向に相隣る中間領域に、エッチング液排出口として縦長スリットを搬送方向に一列に設けたことを特徴とする。
請求項2の発明に係る導体装置用テープキャリアは、絶縁フィルムから成るテープ基材に銅箔を接着剤を介して又は接着剤なしで設け、その銅張テープにピース領域をテープ搬送方向に複数条の形で配列した半導体装置用テープキャリアにおいて、テープ搬送方向にピース領域が相隣る中間領域に、エッチング液排出口として横長スリットを設けたことを特徴とする。
これには、横長スリットの他に縦長スリットを具備する場合と具備しない場合の双方の形態が含まれる。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の導体装置用テープキャリアにおいて、上記エッチング液排出口が、テープの搬送方向の中心線に対して、左右対称に設けられていることを特徴とする。
請求項4の発明に係る半導体装置用テープキャリアの製造方法は、請求項1、2又は3記載の銅張テープにエッチングレジストを形成した後、所定の速度で横方向に搬送し、その上面又は上下面にエッチング液をスプレーノズルから噴射し、配線パターンをエッチングによって形成することを特徴とする。
<発明の要点>
本発明では、テープ中央部から反応後のエッチング液が流れ落ちるように、エッチング液排出口をテープ中央部に例えば一列で、もしくは幅方向に左右対称に設ける。
本発明では、テープ中央部から反応後のエッチング液が流れ落ちるように、エッチング液排出口をテープ中央部に例えば一列で、もしくは幅方向に左右対称に設ける。
テープを上記構成としておくと、エッチング液をスプレーで噴射して配線パターンをエッチング形成した際に、反応後のエッチング液がテープキャリアの中央部からも、エッチング液排出口より流れ落ちるため、テープキャリアの中央部に液だまりが生じなくなり、均一にエッチングすることができる。
以上説明したように本発明によれば、次のような優れた効果が得られる。
本発明では、テープ中央部又はその近傍の領域であって、ピース領域がテープ幅方向に相隣る中間領域に、エッチング液排出口として縦長スリットを搬送方向に一列に設けるか、又はテープ搬送方向にピース領域が相隣る中間領域に、エッチング液排出口として横長スリットを設けるか、又はその縦長スリット及び横長スリットの両者を設ける。このため、エッチング液をスプレーで噴射して配線パターンをエッチング形成する際に、エッチング液がこれらのテープキャリアの中央部に設けたエッチング液排出口より流れ落ち、テープキャリアの中央部に液だまりが生じなくなる。
よって、本発明によれば、幅広TABテープ等のテープキャリアの上面に反応後のエッチング液が残留するのを防止し、テープ中央部と周辺部でのエッチング量を均一にして、微細な配線パターンをより簡易に均一にエッチングすることができる。
以下、本発明を図示の実施形態に基づいて説明する。
本実施形態では、テープ中央部において反応後のエッチング液を排除するための排出口を、テープ中央部に一列、あるいはテープ進行方向の中心線に対して左右対称の形状となるように設け、これにより、テープ上でのエッチング液の滞留を解消し、テープ幅方向において均一にエッチングすることを可能とする。
<実施形態1>
図1は二条取りの場合の実施形態を示す。TABテープ1にはピース領域(製品1ピースの予定領域)7が二条に配置されている。
図1は二条取りの場合の実施形態を示す。TABテープ1にはピース領域(製品1ピースの予定領域)7が二条に配置されている。
すなわち、TABテープ1は、正確にはポリイミド樹脂製の絶縁フィルムから成るテープ基材に銅箔を接着剤を介して又は接着剤なしで設けた幅広の銅張テープであり、そのテープ幅は、ピース領域(製品1ピースの予定領域)7が中間領域1a(間隔D1)を挟んで幅方向に2個配置される大きさとなっている。この実施形態の場合、テープ幅方向に2個配置されたピース領域7同士の間には、横並びの両予定領域7の横方向辺7bを合わせた長さの1/5程の幅の中間領域1aが形成されている。なお、ピース領域7は搬送方向には中間領域1b(間隔D2)を置いて多数個所定ピッチで連続的に配置される。
上記の銅張テープから成るTABテープ1には、あらかじめ、エッチング液を排除するための多数個のエッチング液排出口6が、TABテープ1の中間領域1aの中央で搬出方向(縦方向)に沿って、つまり中心ラインOに沿って縦一列に形成されている。この実施形態の場合、各エッチング液排出口6は、搬出方向に沿った縦長スリット6aから成り、その縦方向長さ(縦スリット長)L1は、略正方形のピース領域7の一辺(縦方向辺7aの長さ)とほぼ同等かそれより若干長くなっている。また、各エッチング液排出口6たる縦長スリット6aは、その長さ(各スリット縦方向長さL1)の約1/4の間隔L2を置いて規則的に配置されている。
上記エッチング液排出口6の設けられた銅張テープであるTABテープ1には、スクリーン印刷法や写真・現像法などにより、所定パターンにエッチングレジストが形成される。
そして、このTABテープ1を、図4で説明したエッチング装置にて、搬送方向に平行または垂直に配管されたノズルパイプ2の下方に送り込み、送りローラー3上で所定の速度で搬送し、TABテープ1の上面に塩化第二鉄などのエッチング液4をスプレーノズル5から噴射し、エッチングレジストのマスクパターンに従って銅箔層にエッチングを施し、所定配線パターンを形成する。この際、ノズルパイプ2を所定の角度で揺動させながら、つまりテープ幅方向のエッチング液の均一化を図りながら、所定のエッチングを行う。
このとき、反応後のエッチング液は、TABテープ1のテープ周辺部より流れ落ちるだけでなく、テープ中央部に形成したエッチング液排出口6からも流れ落ちる。すなわち、TABテープ1のテープ中央部に滞留し易い反応後のエッチング液は、テープ中央部に形成したエッチング液排出口6より排除されるので、テープ周辺部と同じエッチング状態になり、均一化が可能となる。
<実施形態2>
図2及び図3に異なる実施形態を示す。エッチング装置の構成及びエッチング方法は上述した実施形態の場合と同じであるが、TABテープ1のエッチング液排出口6の形成の仕方において、図1の実施形態と異なっている。
図2及び図3に異なる実施形態を示す。エッチング装置の構成及びエッチング方法は上述した実施形態の場合と同じであるが、TABテープ1のエッチング液排出口6の形成の仕方において、図1の実施形態と異なっている。
図2の実施形態は、テープ上に形成したエッチング液排出口6が、テープ搬送方向に対して、平行のもの(縦長スリット6a)と垂直のもの(横長スリット6b)とが混在したパターンとなっている。
この2種類のエッチング液排出口6のうち、テープ搬送方向に対して平行のものは上述した縦長スリット6aであり、TABテープ1の中間領域1aの中央で搬出方向(縦方向)に沿って、つまり中心ラインOに沿って縦一列に形成されている。図2の実施形態の場合、縦長スリット6aの縦方向長さL1は、略正方形のピース領域7の一辺(縦方向辺7aの長さ)より短くなっている。また、各縦長スリット6a間の間隔L2は、縦並びの両縦長スリット6aの長さを合わせた長さ(L1×2)の1/5程の間隔となっている。
一方、テープ搬送方向に対して垂直のものは横長スリット6bであり、ピース領域7が搬送方向に並ぶ間隔である中間領域1b(間隔D2)中に、それぞれ適数個が配置される。この実施形態の場合、横長スリット6bの長さ(テープ幅方向の長さ:横スリット長)L3は、略正方形のピース領域7の一辺(横方向辺7bの長さ)より短くなっており、横長スリット6bはピース領域7が搬送方向に並んでいる縦方向間隔である中間領域1b(間隔D2)中に、それぞれ1つ配置されている。この場合、横長スリット6bはピース領域7が横方向に並んでいる横方向間隔である中間領域1aに境を接するように設けられている。従って、縦長スリット6a及び横長スリット6bは、テープ進行方向の中心線Oに対して左右対称の形状となるように設けられている。なお、必要に応じ横長スリット6bはテープ幅方向に縦続的に2つ以上配置することもできる。
このように、テープ中央に縦長スリット6a設けるだけでなく、ピース領域7の縦方向配置間隔内にテープ中央近傍に寄せて横長スリット6bを設けると、TABテープ1のテープ中央部に滞留し易い反応後のエッチング液は、テープ周辺部及びテープ中央部の縦長スリット6aより流れ落ちるだけでなく、テープ中央部近く外側部分の横長スリット6bからも流れ落ちることから、より幅広の領域から有効に排除されるので、幅広TABテープにおいて、テープ周辺部と同じエッチング状態になり、均一化が可能となる。
<実施形態3>
図3に他の実施形態を示す。図2の実施形態では二条取りの場合を例にしたが、図3では三条取りの場合を示している。
図3に他の実施形態を示す。図2の実施形態では二条取りの場合を例にしたが、図3では三条取りの場合を示している。
ピース領域7が搬送方向に並ぶ間隔である中間領域1b(間隔D2)中に、それぞれ横長スリット6bを1個配置されている。この実施形態の場合、各横長スリット6bの長さL3は、略正方形のピース領域7の一辺7bより短くなっており、横長スリット6bはピース領域7の縦方向間隔である中間領域1b(間隔D2)中に、それぞれ1つ配置されている。この場合、横長スリット6bは、ピース領域7の横方向間隔である中間領域1aに寄せて設けられている。
しかし、上記三条取りのピース領域7の列において、中央の列に属する横長スリット6bは、両側の列に属する横長スリット6bよりも搬送方向幅が大きく形成されている。すなわち、図3は、テープ上に形成したエッチング液排出口6が、テープ幅方向において、中央部排出口6の面積の方が周辺部排出口6よりも大きくなっているパターンとなっている。これは、テープ幅方向において端部よりも中央部の方が流量の多い分布となっているため、その分布に合わせて開口面積を変えたものである。
この実施形態においても、縦長スリット6a及び横長スリット6bは、テープ進行方向の中心線Oに対して左右対称の形状となるように設けられている。なお、必要に応じて、各ピース領域7の横方向間隔1a内に、縦長スリット6aを設けることもできる。
このように、テープ幅方向へのエッチング液排出口6である横長スリット6bを増やすことで、テープ幅方向への液流れ分をより効率良く排出できる。そして、テープ幅方向において端部よりも中央部の方が流量の多い分布となっていることに合わせて、図3のように中央部の横長スリット6bの面積を大きくすることで、この流量分布を解消し、広幅テープのテープ幅方向において、均一なエッチング量にすることができる。
1 TABテープ
1a 中間領域
1b 中間領域
2 ノズルパイプ
3 送りローラー
4 エッチング液
5 スプレーノズル
6 エッチング液排出口
6a 縦長スリット
6b 横長スリット
7 ピース領域
7a 縦方向辺
7b 横方向辺
L1 縦長スリットの長さ
L2 間隔
L3 横長スリットの長さ
O 中心ライン
D1 間隔
D2 間隔
1a 中間領域
1b 中間領域
2 ノズルパイプ
3 送りローラー
4 エッチング液
5 スプレーノズル
6 エッチング液排出口
6a 縦長スリット
6b 横長スリット
7 ピース領域
7a 縦方向辺
7b 横方向辺
L1 縦長スリットの長さ
L2 間隔
L3 横長スリットの長さ
O 中心ライン
D1 間隔
D2 間隔
Claims (4)
- 絶縁フィルムから成るテープ基材に銅箔を接着剤を介して又は接着剤なしで設け、その銅張テープにピース領域をテープ搬送方向に複数条の形で配列した半導体装置用テープキャリアにおいて、
テープ中央部又はその近傍の領域であって、ピース領域がテープ幅方向に相隣る中間領域に、エッチング液排出口として縦長スリットを搬送方向に一列に設けたことを特徴とする導体装置用テープキャリア。 - 絶縁フィルムから成るテープ基材に銅箔を接着剤を介して又は接着剤なしで設け、その銅張テープにピース領域をテープ搬送方向に複数条の形で配列した半導体装置用テープキャリアにおいて、
テープ搬送方向にピース領域が相隣る中間領域に、エッチング液排出口として横長スリットを設けたことを特徴とする導体装置用テープキャリア。 - 請求項1又は2記載の導体装置用テープキャリアにおいて、
上記エッチング液排出口が、テープの搬送方向の中心線に対して、左右対称に設けられていることを特徴とする導体装置用テープキャリア。 - 請求項1、2又は3記載の銅張テープにエッチングレジストを形成した後、所定の速度で横方向に搬送し、その上面又は上下面にエッチング液をスプレーノズルから噴射し、配線パターンをエッチングによって形成することを特徴とする半導体装置用テープキャリアの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003324109A JP2005093642A (ja) | 2003-09-17 | 2003-09-17 | 半導体装置用テープキャリアおよびその製造方法 |
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JP2003324109A Pending JP2005093642A (ja) | 2003-09-17 | 2003-09-17 | 半導体装置用テープキャリアおよびその製造方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200450083Y1 (ko) * | 2007-12-27 | 2010-09-02 | 스템코 주식회사 | 필름 캐리어 테이프 제조용 플레이트 및 그것을 이용한필름 캐리어 테이프 제조 장치 |
US10211422B2 (en) | 2016-09-12 | 2019-02-19 | Samsung Display Co., Ltd. | Transparent display panel and transparent display device including the same |
-
2003
- 2003-09-17 JP JP2003324109A patent/JP2005093642A/ja active Pending
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