JP2005093582A - 放熱用基板およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】金属板103と絶縁層102の2層構造からなるとともに、絶縁層は無機フィラーと熱硬化性樹脂組成物の混合物からなり、絶縁層の金属板側とは反対面側に回路基板104に実装された複数の回路部品105の外形形状に対応した凹部を有する構成を有しており、放熱用基板101Aを各回路部品の天面に精度良く確実に接触させることができるため、回路部品から発生した熱を効率良く放熱用基板を介して放熱させることができる。
【選択図】図1
Description
以下、実施の形態1を用いて、本発明の特に請求項1、2、3、12、13、14、15、28、29、30、31、32、33、34に記載の発明について説明する。
以下、実施の形態2を用いて、本発明の特に請求項4、5、6、7、16、17、18、19、20、21に記載の発明について説明する。
以下、実施の形態3を用いて、本発明の特に請求項8、22に記載の発明について説明する。
以下、実施の形態4を用いて、本発明の特に請求項9、10、23、24、25、26、27に記載の発明について説明する。
以下、実施の形態5を用いて、本発明の特に請求項11に記載の発明について説明する。
102 高熱伝導樹脂
103 金属板
104 回路基板
105 回路部品
106 回路部品
107 配線パターン
110 無機フィラーと熱硬化性樹脂組成物の混合物(未硬化)からなるシート状物
111 半硬化樹脂
112 本硬化樹脂
115 第2の回路基板
116 回路部品
117 回路部品
121 PETフィルム
122 高熱伝導フィルム
131 金属ピン
132 はんだ
133 貫通穴
134 貫通穴
135 貫通穴
141 導電性膜
201 金型A
202 金型B
203、203A、203B 金型C
204 熱盤
205 ピン
301 アルミニウム放熱板
Claims (34)
- 第1の回路基板に実装された第1の回路部品を覆うように設けられた前記第1の回路部品で発生した熱を外部に放熱させるための放熱用基板であって、金属板と絶縁層の2層構造からなるとともに、前記絶縁層は無機フィラーと熱硬化性樹脂組成物の混合物からなり、前記絶縁層の前記金属板側とは反対面側に前記第1の回路基板に実装された前記第1の回路部品の外形形状に対応した凹部を有する放熱用基板。
- 金属板と絶縁層の間に高熱伝導性フィルムが挟まれていることを特徴とする請求項1記載の放熱用基板。
- 金属板がAlまたはCuを主成分とする金属板あるいは金属箔からなることを特徴とする請求項1記載の放熱用基板。
- 金属板に替えて第2の回路基板を用いたことを特徴とする請求項1記載の放熱用基板。
- 第2の回路基板が片面のプリント配線基板、または両面のプリント配線基板、または多層のプリント配線基板、または金属ベースのプリント配線基板であることを特徴とする請求項4記載の放熱用基板。
- 第2の回路基板と絶縁層の間に高熱伝導性フィルムが挟まれていることを特徴とする請求項4記載の放熱用基板。
- 第2の回路基板の絶縁層と接する側に第2の回路部品が実装されていることを特徴とする請求項4記載の放熱用基板。
- 絶縁層の両面のそれぞれに第1の回路基板および第2の回路基板のそれぞれに実装された第1および第2の回路部品の外形形状に対応した凹部を設けた請求項4記載の放熱用基板。
- 第1の回路基板と絶縁層と第2の回路基板とを貫通する貫通穴を設け、前記第1の回路基板と第2の回路基板とが電気的に接続されていることを特徴とする請求項4記載の放熱用基板。
- 第1の回路基板と第2の回路基板との電気的な接続が金属製のピンで行われることを特徴とする請求項9記載の放熱用基板。
- 金属板に替えて絶縁層の外周面を導電性膜で覆ったことを特徴とする請求項1記載の放熱用基板。
- 第1の回路基板に実装された第1の回路部品を覆うように設けられ前記第1の回路部品で発生した熱を外部に放熱させるための放熱用基板の製造方法であって、無機フィラーと熱硬化性樹脂組成物の混合物からなる絶縁シートの一方面側に金属板を貼り付ける工程と、前記絶縁シートの他方面側に前記第1の回路基板に実装された第1の回路部品の外形形状に対応した凹部を金型成形により形成する工程と、前記成形体を前記第1の回路部品が実装された前記第1の回路基板側に挿入固定する工程とを備えた放熱用基板の製造方法。
- 金型成形による凹部の形成が絶縁シートを加熱加圧して一旦半硬化させた後、本硬化させることにより行われることを特徴とする請求項12記載の放熱用基板の製造方法。
- 先に金型成形により凹部を形成し、その後凹部形成面とは反対面に金属板を貼り合わせることを特徴とする請求項12記載の放熱用基板の製造方法。
- 先に金型成形により凹部を形成し、その後凹部形成面とは反対面に高熱伝導フィルムを貼り合わせ、さらにその上に金属板を貼り合わせることを特徴とする請求項12記載の放熱用基板の製造方法。
- 金属板に替えて絶縁シートの一方面側に第2の回路基板を貼り付けることを特徴とする請求項12記載の放熱用基板の製造方法。
- 先に金型成形により凹部を形成し、その後凹部形成面とは反対面に金属板に替えて第2の回路基板を貼り合わせることを特徴とする請求項14記載の放熱用基板の製造方法。
- 先に金型成形により凹部を形成し、その後凹部形成面とは反対面に高熱伝導フィルムを貼り合わせ、さらにその上に金属板に替えて第2の回路基板を貼り合わせることを特徴とする請求項15記載の放熱用基板の製造方法。
- 第1および第2の回路基板に実装された第1および第2の回路部品を覆うように設けられ前記第1および第2の回路部品で発生した熱を外部に放熱させるための放熱用基板の製造方法であって、片面に第2の回路部品が実装された第2の回路配線基板の前記第2の回路部品の実装面側に無機フィラーと熱硬化性樹脂組成物の混合物からなる絶縁シートを貼り付ける工程と、前記絶縁シートの前記第2の回路部品が実装されていない面側に前記第1の回路基板に実装された前記第1の回路部品の外形形状に対応した凹部を金型成形により形成する工程と、前記成形体を前記第1の回路部品が実装された前記第1の回路基板側に挿入固定する工程とを備えた放熱用基板の製造方法。
- 片面に第2の回路部品が実装された第2の回路配線基板の前記第2の回路部品の実装面側に、予め前記第2の回路基板に実装された前記第2の回路部品の外形形状に対応した貫通穴が設けられた高熱伝導フィルムを貼り付けた後、さらに無機フィラーと熱硬化性樹脂組成物の混合物からなる絶縁シートを貼り付けることを特徴とする請求項19記載の放熱用基板の製造方法。
- 第1および第2の回路基板に実装された第1および第2の回路部品を覆うように設けられ前記第1および第2の回路部品で発生した熱を外部に放熱させるための放熱用基板の製造方法であって、無機フィラーと熱硬化性樹脂組成物の混合物からなる絶縁シートに前記第1の回路基板に実装された前記第1の回路部品の外形形状に対応した凹部を金型成形により形成する工程と、高熱伝導フィルムに予め第2の回路基板に実装された第2の回路部品の外形形状に対応した貫通穴を設ける工程と、前記絶縁シートの前記凹部が形成されていない面側に前記高熱伝導フィルムを貼り付ける工程と、前記第2の回路部品が実装された第2の回路配線基板の前記第2の回路部品の実装面側に前記高熱伝導フィルム面側を貼り付ける工程と、前記成形体を前記第1の回路部品が実装された前記第1の回路基板側に挿入固定する工程とを備えた放熱用基板の製造方法。
- 第1および第2の回路基板に実装された第1および第2の回路部品を覆うように設けられ前記第1および第2の回路部品で発生した熱を外部に放熱させるための放熱用基板の製造方法であって、無機フィラーと熱硬化性樹脂組成物の混合物からなる絶縁シートの両面に前記第1および第2の回路基板に実装された前記第1および第2の回路部品の外形形状に対応した凹部をそれぞれ金型成形により形成する工程と、前記絶縁シートの両面に形成された前記凹部に前記第1および第2の回路部品が実装された前記第1および第2の回路基板をそれぞれ挿入固定する工程とを備えた放熱用基板の製造方法。
- 成形時に金型により所望箇所に貫通穴を形成することを特徴とする請求項16記載の放熱用基板の製造方法。
- 成形後半硬化の状態で穴加工を行うことを特徴とする請求項16記載の放熱用基板の製造方法。
- 穴加工をパンチングで行うことを特徴とする請求項24記載の放熱用基板の製造方法。
- 第2の回路基板に予め穴加工を施しておくことを特徴とする請求項16記載の放熱用基板の製造方法。
- 第1の回路基板に放熱用基板を挿入固定後、貫通穴に金属製のピンを挿入し、はんだ付けあるいは導電性接着剤で第1の回路基板と第2の回路基板の電気的な接続を行うことを特徴とする請求項16記載の放熱用基板の製造方法。
- 熱硬化性樹脂組成物は、液状の熱硬化性樹脂とパウダー状の熱可塑性樹脂とを成分として含み、かつ前記パウダー状の熱可塑性樹脂が前記液状の熱硬化性樹脂の液状成分を吸収して膨潤することにより固形状になるものを用いたことを特徴とする請求項12記載の放熱用基板の製造方法。
- 熱硬化性樹脂として、エポキシ樹脂、フェノール樹脂あるいはシアネート樹脂の少なくとも一つを用いたことを特徴とする請求項12記載の放熱用基板の製造方法。
- 無機フィラーとして、Al2O3、MgO、SiO2、BNあるいはAlNの少なくとも一つの無機フィラーを用いたことを特徴とする請求項12記載の放熱用基板の製造方法。
- 無機フィラーが、70〜95重量%含まれる請求項12記載の放熱用基板の製造方法。
- 半硬化工程での加熱温度が100〜140℃であることを特徴とする請求項13記載の放熱用基板の製造方法。
- 本硬化工程での加熱温度が150〜230℃であることを特徴とする請求項13記載の放熱用基板の製造方法。
- 回路部品の天面に高熱伝導性接着剤を塗布して放熱用基板を挿入固定することを特徴とする請求項12記載の放熱用基板の製造方法。
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