JP2005093271A - フラットハーネスの接続構造及びコネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 フラットハーネスの接続容易性を向上させ省スペース化を図る。
【解決手段】 コネクタ1のコネクタハウジング10の収容部11に形成された端子側挿入口16から挿入されたタブ端子31は、導電部材40の筒状に巻回された部分の外周と収容部11の底面11aとの間に挿入されて外周と底面11aとに挟まれた状態で導電部材40と導通する。ハーネス側挿入口15を通して挿入されたFFC20の端末部21の複数の導体22は、導電部材40の筒状に巻回された部分の内周と更にその内側に巻かれた部分の外周との間に挿入されて内周とその内側に巻かれた部分の外周とに挟まれた状態で導電部材40と導通する。FFC20の複数の導体22とタブ端子31とは、コネクタ1のコネクタハウジング10に挿入するだけで導電部材40を介して電気的に接続されるため、FFC20の接続容易性を向上させることができる。
【選択図】 図3
【解決手段】 コネクタ1のコネクタハウジング10の収容部11に形成された端子側挿入口16から挿入されたタブ端子31は、導電部材40の筒状に巻回された部分の外周と収容部11の底面11aとの間に挿入されて外周と底面11aとに挟まれた状態で導電部材40と導通する。ハーネス側挿入口15を通して挿入されたFFC20の端末部21の複数の導体22は、導電部材40の筒状に巻回された部分の内周と更にその内側に巻かれた部分の外周との間に挿入されて内周とその内側に巻かれた部分の外周とに挟まれた状態で導電部材40と導通する。FFC20の複数の導体22とタブ端子31とは、コネクタ1のコネクタハウジング10に挿入するだけで導電部材40を介して電気的に接続されるため、FFC20の接続容易性を向上させることができる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、複数の導体を平面状に並設してなるフラットハーネスの接続構造及びコネクタに関し、特に接続容易性を向上させることができるフラットハーネスの接続構造及びコネクタに関するものである。
従来から、複数の導体を平面状に並設した構造からなるフラットハーネスと他の部材とを電気的に接続するためには、一般的に例えばフラットハーネスの端末部の絶縁被覆を剥がすなど除去して露出させた導体に、接続端子を半田付けなどにより接続して雄型コネクタ(プラグコネクタ)及び雌型コネクタ(レセプタクルコネクタ)のいずれか一方に収容し、他の部材に接続された接続端子が収容されているいずれか他方と嵌合して接続端子同士を接触させることにより接続が行われている。
また、フラットハーネスの端末部の絶縁被覆を除去して露出させた導体部を凸状の保持部に沿って外側にして折り曲げ、他の部材に接続された片側接触タイプの接触子で保持部の導体部を異なる方向から圧接するようにしたもの(例えば、特許文献1参照。)や、フラットハーネスの端末部の絶縁被覆を除去して露出させた導体部を弾性保持具に沿って外側にして折り曲げ、他の部材に接続された接続端子と弾性保持具の弾性力により圧接するようにしたもの(例えば、特許文献2参照。)が知られている。
しかしながら、特許文献1に記載のフラットケーブル用コネクタでは、フラットハーネスの端末部の導体部を保持部に沿って折り曲げて接続を図る必要があるため、容易に接続を図り難く、接触子を収容するコネクタと導体部を収容するコネクタとが必要で両コネクタを嵌合させてフラットハーネスの接続を図るため、コネクタ設置場所の省スペース化が図り難いという問題がある。
また、特許文献2に記載のフレキシブルフラットケーブル用コネクタでは、フラットハーネスの端末部の導体部を弾性保持具に沿って折り曲げて取り付けた後に接続を図る必要があるため、特許文献1の場合と同様に容易に接続を図り難く、両コネクタの他に弾性保持具が必要でこの弾性保持具を収容するスペースが一方のコネクタに必要となるため、コネクタ設置場所の省スペース化が図り難いという問題がある。
更に、特許文献1及び2のものは、コネクタ同士を嵌合させて接続を図る構造のため、コネクタ嵌合作業場所の省スペース化も図り難いこととなる。
また、特許文献2に記載のフレキシブルフラットケーブル用コネクタでは、フラットハーネスの端末部の導体部を弾性保持具に沿って折り曲げて取り付けた後に接続を図る必要があるため、特許文献1の場合と同様に容易に接続を図り難く、両コネクタの他に弾性保持具が必要でこの弾性保持具を収容するスペースが一方のコネクタに必要となるため、コネクタ設置場所の省スペース化が図り難いという問題がある。
更に、特許文献1及び2のものは、コネクタ同士を嵌合させて接続を図る構造のため、コネクタ嵌合作業場所の省スペース化も図り難いこととなる。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、フラットハーネスの接続容易性を向上させると共に省スペース化を図ることができるフラットハーネスの接続構造及びコネクタを提供することを目的とする。
本発明に係るコネクタは、複数の導体が平面状に並設されると共に絶縁被覆で覆われてなり、その一端の少なくとも一方の面側の絶縁被覆が除去されて前記複数の導体が外部に露出されたフラットハーネスと、相手方接続端子とを接続するコネクタであって、一方の側壁に前記フラットハーネスの前記複数の導体が露出された端部を挿入するハーネス側挿入口が形成されると共に、これと対向する他方の側壁に前記相手方接続端子を挿入する端子側挿入口が形成され、内部に接続空間部が形成された絶縁体からなるコネクタハウジングと、このコネクタハウジングの前記接続空間部に収容されて、前記フラットハーネスの一端の外部に露出された複数の導体と前記相手方接続端子とを接続する導電部材であって、前記複数の導体の配列方向と平行な軸回りに筒状に巻回され、その外周と前記コネクタハウジングとの間に、前記ハーネス側挿入口から挿入されたフラットハーネスの一端及び前記端子側挿入口から挿入された相手方接続端子のうちの一方が挿入されて導通し、その内周と更にその内側に巻かれた部分の外周との間に、前記ハーネス側挿入口から挿入されたフラットハーネスの一端及び前記端子側挿入口から挿入された相手方接続端子のうちの他方が挿入されて導通する、前記複数の導体の配列方向に配列された複数の導電部材とを備えてなることを特徴とする。
本発明に係るフラットハーネスの接続構造は、複数の導体が平面状に並設されると共に絶縁被覆で覆われてなり、その一端の少なくとも一方の面側の絶縁被覆が除去されて前記複数の導体が外部に露出されたフラットハーネスと、相手方接続端子と、これらを接続するコネクタとを有するフラットハーネスの接続構造であって、前記コネクタは、一方の側壁に前記フラットハーネスの前記複数の導体が露出された端部を挿入するハーネス側挿入口が形成されると共に、これと対向する他方の側壁に前記相手方接続端子を挿入する端子側挿入口が形成され、内部に接続空間部が形成された絶縁体からなるコネクタハウジングと、このコネクタハウジングの前記接続空間部に収容された、前記フラットハーネスの一端の外部に露出された複数の導体と前記相手方接続端子とを接続する導電部材であって、前記複数の導体の配列方向と平行な軸回りに筒状に巻回され、その外周と前記コネクタハウジングとの間に、前記ハーネス側挿入口から挿入されたフラットハーネスの一端及び前記端子側挿入口から挿入された相手方接続端子のうちの一方が挿入されて導通し、その内周と更にその内側に巻かれた部分の外周との間に、前記ハーネス側挿入口から挿入されたフラットハーネスの一端及び前記端子側挿入口から挿入された相手方接続端子のうちの他方が挿入されて導通する、前記複数の導体の配列方向に配列された複数の導電部材とを備えてなることを特徴とする。
本発明によれば、コネクタのコネクタハウジングの接続空間部に、フラットハーネスの複数の導体の配列方向と平行な軸回りに巻回され、その外周とコネクタハウジングとの間にフラットハーネスの一端及び相手方接続端子のうちの一方が挿入されて導通されると共に、その内周と更にその内側に巻かれた部分の外周との間にフラットハーネスの一端及び相手方接続端子のうちの他方が挿入されて導通される複数の導電部材が備えられているため、コネクタハウジングのハーネス側挿入口及び端子側挿入口からそれぞれフラットハーネスの一端及び相手方接続端子を挿入するだけで導通を図ることができる。これにより、フラットハーネスの端末部分を従来のように折り曲げ加工などせずにフラットハーネスと相手方接続端子とを接続することができ、フラットハーネスの接続容易性を向上させることができる。
また、コネクタが従来のようなプラグコネクタ及びレセプタクルコネクタの2つの部材から構成されるものではないため、コネクタ設置場所やコネクタ嵌合作業場所などの省スペース化を図ることができる。
また、コネクタが従来のようなプラグコネクタ及びレセプタクルコネクタの2つの部材から構成されるものではないため、コネクタ設置場所やコネクタ嵌合作業場所などの省スペース化を図ることができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るフラットハーネスの接続構造を実現するコネクタの一部断面分解斜視図、図2及び図3は、このコネクタの断面図である。
コネクタ1は、フラットハーネスとしてのフレキシブルフラットケーブル(以下、「FFC」と呼ぶ。)20とこのFFC20と電気的に接続される相手方接続端子としてのタブ端子31とが挿入されるコネクタハウジング10と、このコネクタハウジング10に収容される複数の導電部材40とを備えて構成されている。
コネクタ1は、フラットハーネスとしてのフレキシブルフラットケーブル(以下、「FFC」と呼ぶ。)20とこのFFC20と電気的に接続される相手方接続端子としてのタブ端子31とが挿入されるコネクタハウジング10と、このコネクタハウジング10に収容される複数の導電部材40とを備えて構成されている。
FFC20は、この例では矩形断面を有する複数の導体22を平面状に並設して、例えば絶縁樹脂フィルムからなる複数の絶縁被覆23でこれらの導体22をその厚さ方向にラミネート加工などにより覆った構造からなり、その一方の端末部21の少なくとも一方の面側(ここでは上面側)の絶縁被覆23が除去されて複数の導体22が外部に露出された状態で構成されている。なお、フラットハーネスは、FFC20の他に、フレキシブルプリント回路(FPC)やフレキシブルフラット回路(FFC)などでも良い。
コネクタハウジング10は、一方の側壁14aに複数の導体22が露出されたFFC20の端末部21を挿入するためのハーネス側挿入口15が形成されると共に、この側壁14aと対向する他方の側壁14bにタブ端子31を挿入するための端子側挿入口16が形成され、更に内部に接続空間部17が形成された箱状の樹脂成型部材などの絶縁体から構成されている。
このコネクタハウジング10は、例えば導電部材40を収容する収容部11と、この収容部11の上部にヒンジ部13を介して開閉自在に取り付けられる蓋部12とを備えて構成されている。これら収容部11と蓋部12とは、例えば収容部11の側壁14bに形成された突起部18と、この突起部18と係合する穴部19aを有する形状で蓋部12の下面12a側に形成された係合片19とから構成される係合部で箱状に一体的に固定される。なお、蓋部12の下面12aには、全閉時の収容部11との位置決めのための位置決め突条12bが形成されると共に、接続空間部17での導電部材40の位置決めのための凹型の位置決めスリット部44が形成されている。
導電部材40は、FFC20の複数の導体22の配列方向と平行な軸回りに筒状に巻回され、例えばその外周と収容部11の底面11aとの間に端子側挿入口16から挿入されたタブ端子31が挿入されて導通すると共に、その内周と更にその内側に巻かれた部分の外周との間にハーネス側挿入口15から挿入された端末部21の導体22が挿入され導通する構造からなり、接続空間部17内に挿入された端末部21の複数の導体22の配列方向に複数配列されている。これら導電部材40は、蓋部12を収容部11に対して閉じたときに、筒状に巻回した部分の上方側の外周が蓋部12の位置決めスリット部44に嵌り位置決めされると共に筒状態が保持された状態で接続空間部17内に収容される。
なお、導電部材40の筒状に巻回された部分と反対側の端部には、穴部45が形成され、この端部が収容部11の底面11aに形成された固定溝部11bに挿入され固定溝部11b内の突起11cにこの穴部44が係止されることにより、導電部材40がより正確に接続空間部17内で位置決め固定される。この導電部材40の筒状に巻回された部分は弾性を備えている。
このように構成されたコネクタ1では、蓋部12を収容部11に対して閉じた状態のコネクタハウジング10の接続空間部17に、端子側挿入口16を通して挿入されたタブ端子31は、導電部材40の筒状に巻回された部分の外周と収容部11の底面11aとの間に挿入されて外周と底面11aとに挟まれた状態で導電部材40と導通する。また、ハーネス側挿入口15を通して挿入されたFFC20の端末部21の複数の導体22は、導電部材40の筒状に巻回された部分の内周と更にその内側に巻かれた部分の外周との間に挿入されて内周とその内側に巻かれた部分の外周とに挟まれた状態で導電部材40と導通する。これにより、FFC20の複数の導体22とタブ端子31とは、コネクタ1のコネクタハウジング10に挿入するだけで導電部材40を介して電気的に接続されることとなり、FFC20の接続容易性を向上させることができる。また、FFC20とタブ端子31との接続を実現するためのコネクタ1が1つで済むため、コネクタ設置場所や嵌合作業場所等の省スペース化を積極的に図ることが可能となる。
図4は、本発明の他の実施形態に係るFFCの接続構造を実現するコネクタの一部断面分解斜視図、図5及び図6は、このコネクタの断面図である。なお、以降において、既に説明した部分と重複する説明は割愛する。
この例のコネクタ1Aは、コネクタハウジング10の蓋部12´の底面12aに位置決めスリット部44が形成されていない点と、接続空間部17内に複数の導電部材40が可撓性フィルムなどのベース部材42の上に複数の導体22の配列方向に配列された構造からなる導電接続部材41として収容されている点とが、先の例のコネクタ1と相違している。このコネクタ1Aにおいても上記コネクタ1と同様にFFC20の接続容易性を向上させ、コネクタ設置場所や嵌合作業場所等の省スペース化を積極的に図ることができる。
この例のコネクタ1Aは、コネクタハウジング10の蓋部12´の底面12aに位置決めスリット部44が形成されていない点と、接続空間部17内に複数の導電部材40が可撓性フィルムなどのベース部材42の上に複数の導体22の配列方向に配列された構造からなる導電接続部材41として収容されている点とが、先の例のコネクタ1と相違している。このコネクタ1Aにおいても上記コネクタ1と同様にFFC20の接続容易性を向上させ、コネクタ設置場所や嵌合作業場所等の省スペース化を積極的に図ることができる。
図7は、本発明の更に他の実施形態に係るFFCの接続構造を説明するためのコネクタの一部断面分解斜視図、図8及び図9は、このコネクタの断面図である。
この例のコネクタ1Bは、コネクタハウジング10´の蓋部12´の底面12aに位置決めスリット部44が形成されていない点と、収容部11´の接続空間部17内に収容される複数の導電部材40がそれぞれ接触しないようにするための複数の仕切壁部50が収容部11´に形成されている点とが、先の例のコネクタ1と相違している。なお、これら複数の仕切壁部50は、各導電部材40の接続空間部17内での位置決めも兼ねている。このコネクタ1Bにおいても上記コネクタ1と同様にFFC20の接続容易性を向上させ、コネクタ設置場所や嵌合作業場所等の省スペース化を積極的に図ることが可能となる。
この例のコネクタ1Bは、コネクタハウジング10´の蓋部12´の底面12aに位置決めスリット部44が形成されていない点と、収容部11´の接続空間部17内に収容される複数の導電部材40がそれぞれ接触しないようにするための複数の仕切壁部50が収容部11´に形成されている点とが、先の例のコネクタ1と相違している。なお、これら複数の仕切壁部50は、各導電部材40の接続空間部17内での位置決めも兼ねている。このコネクタ1Bにおいても上記コネクタ1と同様にFFC20の接続容易性を向上させ、コネクタ設置場所や嵌合作業場所等の省スペース化を積極的に図ることが可能となる。
なお、図10及び図11に示すように、FFC20´の端末部21において、複数の導体22を覆う両面の絶縁被覆23が除去されて、各導体22が剥き出しで独立した状態からなるものであれば、コネクタ1A´及びコネクタ1B´のコネクタハウジング10,10´の収容部11,11´におけるハーネス側挿入口15は、接続空間部17側から見て独立した各導体22がそれぞれ位置決めされて挿入されるように複数の穴15aを備える構造からなるものであると良い。このようにすれば、端末部21のハーネス側挿入口15への挿入時に隣接する導体22同士が接触したりする不具合を防止することができる。
本発明は、フラットハーネスを他の部材と接続して使用する各種産業に利用できる。
1,1A,1B,1A´,1B´…コネクタ、10,10´…コネクタハウジング、11,11´…収容部、12,12´…蓋部、13…ヒンジ部、14…側壁、15…ハーネス側挿入口、16…端子側挿入口、20,20´…フラットハーネス、21…端末部、22…導体、31…タブ端子、40…導電部材、41…導電接続部材、42…ベース部材、50…仕切壁部。
Claims (2)
- 複数の導体が平面状に並設されると共に絶縁被覆で覆われてなり、その一端の少なくとも一方の面側の絶縁被覆が除去されて前記複数の導体が外部に露出されたフラットハーネスと、相手方接続端子とを接続するコネクタであって、
一方の側壁に前記フラットハーネスの前記複数の導体が露出された端部を挿入するハーネス側挿入口が形成されると共に、これと対向する他方の側壁に前記相手方接続端子を挿入する端子側挿入口が形成され、内部に接続空間部が形成された絶縁体からなるコネクタハウジングと、
このコネクタハウジングの前記接続空間部に収容されて、前記フラットハーネスの一端の外部に露出された複数の導体と前記相手方接続端子とを接続する導電部材であって、前記複数の導体の配列方向と平行な軸回りに筒状に巻回され、その外周と前記コネクタハウジングとの間に、前記ハーネス側挿入口から挿入されたフラットハーネスの一端及び前記端子側挿入口から挿入された相手方接続端子のうちの一方が挿入されて導通し、その内周と更にその内側に巻かれた部分の外周との間に、前記ハーネス側挿入口から挿入されたフラットハーネスの一端及び前記端子側挿入口から挿入された相手方接続端子のうちの他方が挿入されて導通する、前記複数の導体の配列方向に配列された複数の導電部材と
を備えてなることを特徴とするコネクタ。 - 複数の導体が平面状に並設されると共に絶縁被覆で覆われてなり、その一端の少なくとも一方の面側の絶縁被覆が除去されて前記複数の導体が外部に露出されたフラットハーネスと、相手方接続端子と、これらを接続するコネクタとを有するフラットハーネスの接続構造であって、
前記コネクタは、
一方の側壁に前記フラットハーネスの前記複数の導体が露出された端部を挿入するハーネス側挿入口が形成されると共に、これと対向する他方の側壁に前記相手方接続端子を挿入する端子側挿入口が形成され、内部に接続空間部が形成された絶縁体からなるコネクタハウジングと、
このコネクタハウジングの前記接続空間部に収容された、前記フラットハーネスの一端の外部に露出された複数の導体と前記相手方接続端子とを接続する導電部材であって、前記複数の導体の配列方向と平行な軸回りに筒状に巻回され、その外周と前記コネクタハウジングとの間に、前記ハーネス側挿入口から挿入されたフラットハーネスの一端及び前記端子側挿入口から挿入された相手方接続端子のうちの一方が挿入されて導通し、その内周と更にその内側に巻かれた部分の外周との間に、前記ハーネス側挿入口から挿入されたフラットハーネスの一端及び前記端子側挿入口から挿入された相手方接続端子のうちの他方が挿入されて導通する、前記複数の導体の配列方向に配列された複数の導電部材と
を備えてなることを特徴とするフラットハーネスの接続構造。
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Cited By (2)
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WO2021056742A1 (zh) * | 2019-09-29 | 2021-04-01 | 瀚荃电子科技(苏州)有限公司 | 一种软排线连接器 |
JP7453332B2 (ja) | 2019-07-16 | 2024-03-19 | セルリンク コーポレーション | 端子なしコネクタおよび端子なしコネクタを有する回路 |
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2003
- 2003-09-18 JP JP2003325891A patent/JP2005093271A/ja active Pending
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