JP2005310515A - 同軸ケーブル用コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】同軸ケーブル用コネクタの中で、特に、低背小型の同軸ケーブル用コネクタについて、レセプタクルとの嵌合の繰り返しにより、レセプタクル嵌合部の嵌合保持力が低下し、不慮の脱落などによる不具合が発生することを防止する。
【解決手段】同軸ケーブルCの中心導体c1が接続されるコンタクト1と、コンタクト1を内装する絶縁ボディ2と、絶縁ボディ2の外側に同心円上に同軸ケーブルCの外周導体c3が接続される複数の円弧状弾性バネ4bを配置してなる筒状のレセプタクル嵌合部4とを備えた同軸ケーブル用コネクタにおいて、レセプタクル嵌合部4の外側に配置してレセプタクル嵌合部4を部分的に2重バネ12A,12B構造とする弾性バネ11,11を備え、特に、レセプタクル嵌合部4から半径方向外方に引き出される同軸ケーブルCを挟んで隣接する円弧状弾性バネ4b,4b部分を2重バネ12A,12B構造とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種電子機器の基板と同軸ケーブルとの接続に用いられる同軸ケーブル用コネクタの中で、特に、携帯電話などの通信機器や電気測定器など小型電子機器に使用される同軸ケーブル用コネクタに関し、詳しくは、同軸ケーブルの端部に取付けて、基板上に実装される同軸ケープル用コネクタレセプタクルと嵌合させる同軸ケーブル用コネクタプラグに関する。
小型電子機器の薄型・軽量化及び高密度化に対応し、レセプタクルとの嵌合高さを低く抑え、レセプタクルの実装面積も小さくなる低背小型の同軸ケーブル用コネクタ(プラグ)がある。このコネクタは、例えば、同軸ケーブルの引き出し方向と直交する方向でレセプタクルと嵌合するL型同軸ケーブル用コネクタとして知られており(例えば、「特許文献1」参照。)、同軸ケーブルの中心導体が接続されるコンタクトと、該コンタクトを中心部に内装する略円筒形の絶縁ボディと、該絶縁ボディを収容して同軸ケーブルを半径方向外方へ引き出す略円筒形のレセプタクル嵌合部を有し同軸ケーブルの外周導体と接続される外部導体シェルとで構成され、レセプタクル嵌合部をレセプタクルの円筒形の外部導体の外側に嵌合することで、同軸ケーブルの中心導体と外周導体とをコネクタのコンタクトと外部導体シェルとを介して、レセプタクルのコンタクトと外部導体とにそれぞれ導通させる。
レセプタクル嵌合部は、絶縁ボディの外側に同心円上に円弧状弾性バネを配置してなり、各弾性バネの先端部にレセプタクルの外部導体の外周径より内側に張り出す接点部が形成され、レセプタクルとの嵌合時、各弾性バネによって接点部をレセプタクルの外部導体外周面に押し付け、レセプタクルに対してプラグを嵌合保持し、電気的導通を維持する。
外部導体シェルは、レセプタクル嵌合部と、レセプタクル嵌合部のケーブル引き出し部と反対側から延出されてこの底面に折り曲げられる蓋部と、レセプタクル嵌合部から蓋部を介してケーブル引き出し方向に延出されて同軸ケーブルに加締められる圧着フランジ部と、レセプタクル嵌合部からケーブル引き出し方向に直接延出されて同軸ケーブルの外周導体と接触した状態で圧着フランジ部の内側に加締められる一対のケーブルガイド部とを有し、絶縁ボディを介してコンタクトが中心位置に配置されたレセプタクル嵌合部を、ケーブル引き出し方向とレセプタクルに対する挿抜方向とが直角になるように、同軸ケーブルの端部に加締め固定する。
組み立て前の外部導体シェルは、レセプタクル嵌合部のレセプタクル挿入口が下向きになる姿勢で、そのレセプタクル嵌合部の周壁底縁から上向きに一連の蓋部と圧着フランジ部が延出される一方、ケーブルガイド部がレセプタクル嵌合部の蓋部連接部分(折り曲げ部)と反対側から横向きに延出された半展開状態に形成されている。そして、半展開状態における外部導体シェルのレセプタクル嵌合部に底側から絶縁ボディを挿入し、同軸ケーブルの中心導体に半田固定されたコンタクトを絶縁ボディの底面から収容した状態で、絶縁ボディの底面を蓋部で覆い塞ぐように、一連の蓋部と圧着フランジ部を折り曲げ、レセプタクル嵌合部から圧着フランジ部とケーブルガイド部とをケーブル引き出し方向に延出させた後、同軸ケーブルの外周導体にケーブルガイド部を接触させた状態でこの外側から圧着フランジ部を加締めることで、コネクタが組み立てられる。
特開2003−331997号公報
低背小型のL型同軸ケーブル用コネクタは、レセプタクル嵌合部を摘んだ適正状態でレセプタクルより抜き去る場合には問題ないが、低背小型であるため、同軸ケーブルを引っ張って抜かれることが多く、この場合、コネクタは栓抜きのように「てこ」の原理でもって容易に外れるが、その際に応力がレセプタクル嵌合部の構造的に強度の弱い部分に集中するため、レセプタクル嵌合部の塑性変形やかしめ部の緩みが生じる。このような挿抜を繰り返すと、コネクタの嵌合保持力は著しく低下して不慮の脱落や振動などにより瞬断が生じるおそれがある。また低背小型になるに連れてレセプタクル嵌合部におけるバネ設計が困難になり必要な初期保持力も確保しにくいという現状もあり、コネクタの嵌合保持力の低下が問題となる。
然るに、同軸ケーブル用コネクタの中で、特に、低背小型の同軸ケーブル用コネクタについて、レセプタクルとの嵌合の繰り返しにより、レセプタクル嵌合部の嵌合保持力が低下し、不慮の脱落などによる不具合が発生することを防止することを本発明の主たる目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、同軸ケーブルの中心導体が接続されるコンタクトと、該コンタクトを内装する絶縁ボディと、該絶縁ボディの外側に同心円上に前記同軸ケーブルの外周導体が接続される複数の円弧状弾性バネを配置してなる筒状のレセプタクル嵌合部とを備えた同軸ケーブル用コネクタにおいて、レセプタクル嵌合部の外側に配置してレセプタクル嵌合部を部分的に2重バネ構造とする弾性バネを備えたことを特徴とする。
本発明では、レセプタクル嵌合部から半径方向外方に引き出される同軸ケーブルを挟んで隣接する円弧状弾性バネ部分を2重バネ構造とすることが望ましい。
2重バネの外側の弾性バネは、レセプタクル嵌合部の外側に配置される前に、可動部先端がレセプタクル嵌合部の外周径より内側になるように、円弧状又は接線方向の直線状に曲げ加工することが望ましい。
2重バネの外側の弾性バネは、曲げ加工によりレセプタクル嵌合部の外側に位置する外部導体シェルの一部を利用して形成することが望ましい。
同軸ケーブルの中心導体が接続されるコンタクトと、該コンタクトを内装する絶縁ボディと、該絶縁ボディの外側に同心円上に前記同軸ケーブルの外周導体が接続される複数の円弧状弾性バネを配置してなる筒状のレセプタクル嵌合部とを備えた同軸ケーブル用コネクタは、同軸ケーブルを引っ張ってレセプタクルから抜き去る場合には、レセプタクル嵌合部におけるケーブル引き出し部分(図1のA部とB部)に最も応力が掛かり、その部分を外側(図1の矢印a方向と矢印b方向)に拡げようとするが、本発明では、レセプタクル嵌合部が部分的に2重バネ構造をとり、その弾性力が増し、応力を分散させて、同部分の変位量を落として変形しにくくできる。このように、弾性力が増し変形しにくくなると、繰り返し挿抜による嵌合保持力の低下が低減できると共に、初期保持力もアップでき、嵌合・接触の信頼性が高まる。この結果、同軸ケーブル用コネクタの中で、特に、低背小型の同軸ケーブル用コネクタについて、レセプタクルとの嵌合の繰り返しにより、レセプタクル嵌合部の嵌合保持力が低下し、不慮の脱落などによる不具合が発生することを防止することができる。
レセプタクル嵌合部はケーブル引き出し部分(図1のA部とB部)が最も強度的に弱いため、レセプタクル嵌合部から半径方向外方に引き出される同軸ケーブルを挟んで隣接する円弧状弾性バネ部分を2重バネ構造とすることで、レセプタクル嵌合部における最も強度的に弱い部分を補強することができ、繰り返し挿抜による嵌合保持力の低下を効果的に低減できる。
2重バネの外側の弾性バネは、レセプタクル嵌合部の外側に配置される前に、可動部先端がレセプタクル嵌合部の外周径より内側になるように、円弧状又は接線方向の直線状に曲げ加工することで、2重バネの外側の弾性バネがレセプタクル嵌合部の外側に配置された時の初期変位でもって2重バネ自体に荷重が加わり、レセプタクルとの嵌合時の同軸ケーブル引っ張り前段階で既にレセプタクル嵌合部の弾性力が増加しているため、変位途中で2重バネとなる構造に比べ変形に強く、繰り返し挿抜に対する特性の変化も少なく、繰り返し挿抜による嵌合保持力の低下を効果的に低減できる。なお、2重バネの外側の弾性バネの曲げ加工は、レセプタクル嵌合部の外側に配置された後でも行え、この場合には、可動部先端が、レセプタクル嵌合部の外周面に当接するように、円弧状又は接線方向の直線状に曲げ加工される。このように、2重バネの外側の弾性バネをレセプタクル嵌合部の外側に配置された後で曲げ加工する方が、コネクタの組み立ては行いやすくなる。
2重バネの外側の弾性バネは、曲げ加工によりレセプタクル嵌合部の外側に位置する外部導体シェルの一部を利用して形成することで、外部導体シェルと一体型となり、部品点数や組み立て工数を増加することなく、繰り返し挿抜による嵌合保持力の低下を低減できる。なお、2重バネの外側の弾性バネは、外部導体シェル一体型とは別に、金属製の板金又はワイヤーフォーミングによるU字状バネで構成したり、絶縁ボディと一体成型によりボディ円筒形と同心上に形成された樹脂バネで構成することもできる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本実施形態による一実施例を示す同軸ケーブル用コネクタの平面図、図2はコネクタの非嵌合状態の側面図、図3はコネクタの非嵌合状態の断面側面図、図4はコネクタの嵌合状態の断面側面図、図5はコネクタの嵌合状態の断面正面図、図6は外部導体シェルの外観斜視図、図7は外部導体シェルの断面側面図である。
図中Sは同軸ケーブル用コネクタレセプタクルを示し、Pは同軸ケーブル用コネクタ(プラグ)を示す。レセプタクルSは、矩形板状の樹脂製絶縁ボディ100と、絶縁ボディ100の上面略中心部から直角に立ち上げる軸状の金属製(導電性)コンタクト110と、コンタクト110の周囲に環状空間120を隔てて同芯状に絶縁ボディ100の上面から直角に立ち上げる円筒状の金属製(導電性)外部導体130とで構成され、コンタクト110の基端には、下面を絶縁ボディ100の底面に面一に露出させ、かつ先端を絶縁ボディ100の一側縁中央部から突出させる基板接触部110aを有し、外部導体130の基端には、下面を絶縁ボディ100の底面に面一に露出させ、かつ先端をコンタクト110の接触部110aを突出させた絶縁ボディ100の一側縁に隣接して対向する2側縁中央部から突出させる一対の基板接触部130a,130aを有し、例えば、携帯電話などの小型電子機器の基板(図示せず)上に各基板接触部110a,130a,130aをそれぞれ半田固定することで電気的に接続された状態で面実装され、基板上にコネクタPの差し込み口を形成している。
図中Cは同軸ケーブルを示し、中心導体c1を有し、その外周に内部絶縁被覆層c2を形成すると共に、内部絶縁被覆層c2の外周に中空円筒導体、すなわち外周導体c3を有し、その外周を外部絶縁被覆層であるケーブル表面の外被c4で被覆してある。後述するコネクタPを取付ける同軸ケーブルCの端部は、中心導体c1、次いで外周導体c2をそれぞれ所定長さ露出させるように、皮剥き処理が施されている。
コネクタ(プラグ)Pは、同軸ケーブルCの中心導体c1が半田接続される銅合金など金属製(導電性)のコンタクト1と、コンタクト1を包囲するようにこれを中心部に内装し、かつ外周面から半径方向に同軸ケーブルCを引き出す段付きの略円筒形の樹脂製絶縁ボディ2と、銅合金など薄い板金製(導電性)の外部導体シェル3とで構成されている。
コンタクト1は、先端に同軸ケーブルCの中心導体c1が半田接続される結線部1aと、結線部1aの他端両側縁から対向状に立ち上げてレセプタクルSのコンタクト110を間に割込ませて接触させる板バネ片よりなる一対の接触部1b,1bとを有している。
絶縁ボディ2は、コンタクト1を収容する略L形の中空部2aを有し、絶縁ボディ2の中心部にこの軸芯に沿って形成される縦方向の中空部2aの端部を、絶縁ボディ2の段部2bより先端側の小径部2cの先端面2dの中心部に開口し、レセプタクルSのコンタクト110を小径部2cの先端面2dの中心部から縦方向の中空部2aに差込むことによって、この縦方向の中空部2aの両側に配置されたコンタクト1の一対の接触部1b,1bと接触させるように構成している。また絶縁ボディ2の中心部から半径方向に形成される横方向の中空部2aの端部を、絶縁ボディ2の段部2bより基端側の大径部2eの外周面に開口し、この横方向の中空部2aに配置されたコンタクト1の結線部1aの先端部に同軸ケーブルCの中心導体c1を半田接続することによって、同軸ケーブルCを絶縁ボディ2の外周面から半径方向に引き出すように構成している。
外部導体シェル3は、平らな素板を所定の形状に打抜き、それを曲げ加工したもので、略円筒形のレセプタクル嵌合部4と、左右一対のケーブルガイド部5,5と、蓋部6、圧着フランジ部7とを有している。レセプタクル嵌合部4とケーブルガイド部5,5は、帯状板片の中央部から一側の基部と他側の基部を略半円形状に湾曲させた状態で対向させ、残りの端部を湾曲部の端部から一方向(半径方向)に直線状に延出させて所定の間隔を設けて対向させ、対向する略半円形の湾曲部によってレセプタクル嵌合部4の一部が途切れたC形状の円筒壁を形成すると共に、対向する直線部(平行部)によって左右一対のケーブルガイド部5,5を形成している。このレセプタクル嵌合部4に絶縁ボディ2が同芯位置に収容され、絶縁ボディ2の外周面から半径方向に引き出す同軸ケーブルCをレセプタクル嵌合部4の円筒壁の途切れ部分から左右のケーブルガイド部5,5の間を通して半径方向に引き出すと共に、左右のケーブルガイド部5,5によって同軸ケーブルCの外皮c4を剥いだ部分を挟み外周導体c3と接触させるように構成している。
蓋部6は、レセプタクル嵌合部4のレセプタクル挿入口と反対側の底面開口を覆い塞ぐ多角形の平板状に形成され、一側に圧着フランジ部7との幅狭の連設部6aを有している。圧着フランジ部7は、蓋部6から連設部6aを経て連続する平らなベース部7aと、ベース部7aの基端側両側縁から先端に行くに連れて相対間隔が広くなるように傾斜状に立ち上げる左右一対の基部加締め片7b,7bと、ベース部7aの先端側両側縁から先端に行くに連れて相対間隔が広くなるように傾斜状に立ち上げる左右一対の端部加締め片7c,7cとを有し、蓋部6の一側に一連に形成されている。この圧着フランジ部7と反対側の蓋部6の他側には、レセプタクル嵌合部4との連設部であり後で折り曲げられる幅狭の折り曲げ予定部6bを有し、折り曲げ予定部6bを介してレセプタクル嵌合部4の円筒壁の途切れ部と反対側(ケーブル引き出し部と反対側)の円筒壁底縁に一連の蓋部6と圧着フランジ部7を折り曲げ自在に連設している。この一連の蓋部6と圧着フランジ部7は、図7の二点鎖線に示すように、折り曲げ予定部6bが伸ばされてレセプタクル嵌合部4の底面及び左右のケーブルガイド部5,5の底面と直角をなす組み立て前の半展開状態から、図7の実線に示すように、折り曲げ予定部6bで折り曲げられてレセプタクル嵌合部4の底面及び左右のケーブルガイド部5,5の底面に沿う組み立て状態に折り曲げられる。この折り曲げによって、蓋部6は、レセプタクル嵌合部4の底面開口に張設されてこの底面開口を覆い塞ぐこととなり、圧着フランジ部7は、蓋部6を介してレセプタクル嵌合部4からケーブル引き出し方向に延出され、圧着フランジ部7の基部のベース部7a及び基部加締め片7b,7bが、同軸ケーブルCを間に通して外周導体c3と接触させる左右のケーブルガイド部5,5を囲い、同軸ケーブルCに加締めることによって圧着することとなり、圧着フランジ部7の端部のベース部7a及び左右の端部加締め片7c,7cが、左右のケーブルガイド部5,5の間から引き出される同軸ケーブルCの皮剥きされていない部分を囲い、同軸ケーブルCに加締めることによって圧着することとなる。
また、外部導体シェル3は、折り曲げ予定部6bより一側の外部導体シェル3の基部にレセプタクル嵌合部4を、その端部に左右のケーブルガイド部5,5を設け、折り曲げ予定部6bより他側の外部導体シェル3の基部に蓋部6を、その端部に圧着フランジ部7を設けており、圧着フランジ部7を設ける側の折り曲げ予定部6bより一側の外部導体シェル3に、レセプタクル嵌合部4を設ける側の折り曲げ予定部6bより他側の外部導体シェル3の状態を確認するための貫通孔(確認窓)8,8を備えると共に、レセプタクル嵌合部4を設ける側の折り曲げ予定部6bより一側の外部導体シェル3に突起9,9を備え、外部導体シェル3を折り曲げ予定部6bで加締め状態に折り曲げた時、突起9,9が嵌合する位置に貫通孔8,8を備えている。具体的には、突起9,9は、圧着フランジ部7のベース部7aと接合する左右のケーブルガイド部5,5の先端部の底面からそれぞれ突出形成すると共に、その突出長さを圧着フランジ部7のベース部7aの厚み(貫通孔8の深さ)と略同じ長さに形成している。この突起9,9に対応して貫通孔8,8は、圧着フランジ部7のベース部7aの基部に左右に2つ並べて備えている。
外部導体シェル3のレセプタクル嵌合部4には、これに収容される絶縁ボディ2の小径部2cと対向する先端部を、複数(本実施例では3つ)に略等分割するためにレセプタクル挿入口側端から所定深さ切込む複数(本実施例では2本)のスリット4a,4aを有し、2本のスリット4a,4aによって3つに略等分割された円筒壁の分割部分を径方向に弾性変位自在となし円弧状弾性バネ4b,4b,4bに形成すると共に、3つの円弧状弾性バネ4b,4b,4bの先端部に、レセプタクルSの外部導体130の外周径より内側に張り出す接触部4cを形成し、絶縁ボディ2の小径部2cの外側に同芯円上に3つの円弧状弾性バネ4b,4b,4bを配置するように構成している。
絶縁ボディ2は、段部2bより基端側の大径部2eの外径が、レセプタクルSの外部導体130の外径より大径で、かつレセプタクル嵌合部4の分割されていない底部側の内径と略同径に形成され、また段部2bより先端側の小径部2cの外径が、この外側に配置されるレセプタクル嵌合部4の各円弧状弾性バネ4b,4b,4bの接触部4cの内径より所定寸法小さく、かつレセプタクルSの外部導体130の内径より小径に形成され、レセプタクル嵌合部4に絶縁ボディ2をこの大径部2eの外径を用いて同心位置に収容支持し、絶縁ボディ2の小径部2cとこの外側に同芯円上に配置されるレセプタクル嵌合部4の各弾性バネ4b,4b,4bとの間に、レセプタクルSの外部導体130を嵌め込むための環状空間10を形成するように構成している。
絶縁ボディ2の高さは、この底面が蓋部6に当接した状態でレセプタクル嵌合部4に収容された時、各円弧状弾性バネ4b,4b,4bの先端よりもレセプタクルSの中心コンタクト110を差し込む絶縁ボディ2の小径部2cの先端面2dが差し込み方向に所定寸法だけ突出する高さに形成されている。
さらに、コネクタPには、外部導体シェル3のレセプタクル嵌合部4の外側に配置してレセプタクル嵌合部4を部分的に2重バネ12A,12B構造とする弾性バネ11を備えている。
2重バネの外側の弾性バネ11は、蓋部6の左右側縁から折り立て形成されてレセプタクル嵌合部4をケーブル引き出し方向と直交する方向で挟んで対向する一対の位置決め壁6c,6cからケーブル引き出し方向に向かって一体延出する片持ちの板バネ11a,11aによって形成されるもので、板バネ11a,11aを先端に行くに連れてレセプタクル嵌合部4に接近し、かつ板バネ11a、11aの可動部先端がレセプタクル嵌合部4における左右のケーブルガイド5,5の延出部近傍の外周面に当接させるように、板バネ11a,11aを円弧状又は接線方向の直線状に曲げ加工して、2重バネの外側の弾性バネ11を形成し、レセプタクル嵌合部4から半径方向外方に引き出される同軸ケーブルCを挟んで隣接する2つの円弧状弾性バネ4b,4b部分を、その2つの円弧状弾性バネ4b,4b部分の外側にそれぞれ配置される2つの弾性バネ11,11により、2重バネ12A,12Bの構造に形成するように構成している。なお、この2重バネ12A,12Bの外側の弾性バネ11,11は、内側の弾性バネ、すなわちレセプタクル嵌合部4の円弧状弾性バネ4b,4b,4bより低い高さに形成されている。
曲げ加工により2重バネ12A,12Bの外側の弾性バネ11,11となる板バネ11a,11aは、図6及び図7の二点鎖線に示すように、外部導体シェル3の折り曲げ予定部6bが伸ばされて蓋部6と圧着フランジ部7がレセプタクル嵌合部4の底面及び左右のケーブルガイド部5,5の底面と直角をなす組み立て前の半展開状態で、レセプタクル嵌合部4の外側に配置される前に、可動部先端をレセプタクル嵌合部4の外周径より内側になるように、矢印f方向に、円弧状又は接線方向の直線状に曲げ加工し、図7の実線に示すように、外部導体シェル3が折り曲げ予定部6bで蓋部6と圧着フランジ部7がレセプタクル嵌合部4の底面及び左右のケーブルガイド部5,5の底面に沿う組み立て状態に折り曲げられ、2重バネ12A,12Bの外側の弾性バネ11,11がレセプタクル嵌合部4の外側に配置される時の初期変位でもって2重バネ12A,12B自体に荷重を加わえるように構成している。
次に、コネクタPの組み立てについて説明すると、まず、半展開状態の外部導体シェル3をレセプタクル嵌合部4のレセプタクル挿入口が下向きになる姿勢に配置し、そのレセプタクル嵌合部4に底側から絶縁ボディ2を挿入し、同軸ケーブルCの中心導体c1が半田接続されたコンタクト1を絶縁ボディ2の中空部2aに収容し、絶縁ボディ2の外周面から半径方向に引き出される同軸ケーブルCを、レセプタクル嵌合部4の円筒壁の途切れ部分から左右のケーブルガイド部5,5の間を通してレセプタクル嵌合部4の半径方向外方に引き出し、左右のケーブルガイド部5,5によって同軸ケーブルCの外皮c4を剥いだ部分を左右外側から挟み外周導体c3と接触状態とする。
次いで、一連の蓋部6と圧着フランジ部7を折り曲げ予定部6bで、図7のに二点鎖線に示す垂直姿勢から実線に示す水平姿勢に折り曲げ、蓋部6によってレセプタクル嵌合部4の底面開口を覆い塞ぎ、圧着フランジ部7の基部のベース部7a及び左右の基部加締め片7b,7bによって、同軸ケーブルCを間に通して外周導体c3と接触状態の左右のケーブルガイド部5,5を囲い、圧着フランジ部7の端部のベース部7a及び左右の端部加締め片7c,7cによって、左右のケーブルガイド部5,5の間から引き出される同軸ケーブルCの皮剥きされていない部分を囲う。
そして、上記の外部導体シェル3の折り曲げにより、左右のケーブルガイド部5,5の先端部に備えられた左右の突起9,9が、圧着フランジ部7のベース部7aの基部に左右に2つ並べて備えられた左右の貫通孔8,8にそれぞれ嵌合される。
また、蓋部6の左右側縁に折り立て形成された左右の位置決め壁6c,6cが、レセプタクル嵌合部4の左右外側で、レセプタクル嵌合部4をケーブル引き出し方向と直交する方向で挟んで対向する位置に移動し、この位置決め壁6c,6cからケーブル引き出し方向に一体延出されて、予め、可動部先端が、レセプタクル嵌合部4の外周径より内側になるように、円弧状又は接線方向の直線状に曲げ加工された左右の弾性バネ11,11が、レセプタクル嵌合部4から半径方向外方に引き出される同軸ケーブルCを挟んで隣接する2つの円弧状弾性バネ4b,4b部分の外側に移動し、その2つの円弧状弾性バネ4b,4b部分が、その部分の外側にそれぞれ配置された2つの弾性バネ11,11により、2重バネ12A,12B構造となり、その際に左右の弾性バネ11,11の可動部先端が、レセプタクル嵌合部4における左右のケーブルガイド5,5の延出部近傍の外周面に押し当てられ、この時の初期変位でもって2重バネ12A,12B自体に荷重が加わり、レセプタクル嵌合部4の弾性力が増す。
ところで、従来では、外部導体シェル3の折り曲げによって、絶縁ボディ2が収容されたレセプタクル嵌合部4及び左右のケーブルガイド部5,5を設ける側の折り曲げ部6bより一側の外部導体シェル3の上側に、蓋部6と圧着フランジ部7を設けた側の折り曲げ部6bより一側の外部導体シェル3が重ね合わされ、下側の外部導体シェル3が上側の外部導体シェル3によって覆い隠されて、下側の外部導体シェル3の状態、すなわちレセプタクル嵌合部4の状態(レセプタクル嵌合部4が所定の位置に納まり、浮きや偏心、変形など異常の有無)を確認できなかったものが、貫通孔8,8によって、加えて貫通孔8,8と突起9,9の嵌合によって適確に精度良く、かつ容易に確認できるようになっている。この確認は、左右の貫通孔8,8に対する突起9,9のそれぞれの嵌合位置や嵌合深さなど、突起9,9の嵌合状態を観察し、また左右の突起9,9の嵌合状態を比べてその差を観察することによって行うことができる。
上記の確認を行い、レセプタクル嵌合部4が所定の位置に納まり、浮きや偏心、変形など異常が確認された場合には、レセプタクルSとの正常な嵌合が行えない不良品となる可能性があるため、適当な処置を施して正常にするか、或いは、撤去する。そして、異常が確認されない正常なものについて、圧着フランジ部7の基部と端部を同軸ケーブルCに加締めて塑性変形させる圧着工程を実行し、図1乃至図5に示す組み立て状態にコネクタPを組み立てるものである。
上記の圧着工程において、貫通孔8,8と突起9,9の嵌合によって、レセプタクル嵌合部4及び左右のケーブルガイド部5,5を設ける側の折り曲げ部6bより一側の外部導体シェル3を、蓋部6と圧着フランジ部7を設けた側の折り曲げ部6bより一側の外部導体シェル3に位置決めする機能を発揮し、加締め時に、レセプタクル嵌合部4がケーブル引き出し方向やその反対方向、ケーブル引き出し方向と直交する方向に位置ずれしたり、偏心、変形するのを未然に防止している。
而して、組み立て後のコネクタ2は、同軸ケーブルCの中心導体c1が接続されるコンタクト1と、コンタクト1を中心部に内装する略円筒形の絶縁ボディ4と、同軸ケーブルCの外周導体c3が接続される板金製の外部導体シェル3とを備え、外部導体シェル3は、該絶縁ボディの外側に環状空間10を隔てて同心円上に複数の円弧状弾性バネ4b,4b,4bを配置してなり、絶縁ボディ2を収容して同軸ケーブルCを半径方向外方へ引き出す略円筒状のレセプタクル嵌合部4と、レセプタクル嵌合部4のケーブル引き出し部と反対側から延出されてこの底面に折り曲げられる蓋部6と、レセプタクル嵌合部4から蓋部6を介してケーブル引き出し方向に延出されて同軸ケーブルCに加締められる圧着フランジ部7と、レセプタクル嵌合部4からケーブル引き出し方向に直接延出されて同軸ケーブルCの外周導体c3と接触した状態で圧着フランジ部7の内側に加締められる左右一対のケーブルガイド部5,5とを備え、絶縁ボディ2を介してコンタクト1が中心位置に装着されたレセプタクル嵌合部4を、ケーブル引き出し方向とレセプタクルSに対する挿抜方向とが直角になるように、同軸ケーブルCの端部に加締め固定されたL型同軸ケーブル用コネクタとなる。
上記の構成に加えて、圧着フランジ部7を設ける側の折り曲げ部6bより一側の外部導体シェル3に他側の外部導体シェル3の状態を確認する貫通孔(確認窓)8,8を備えており、圧着(加締め)工程を行う時のレセプタクル嵌合部4を設ける側の折り曲げ部6bより一側の外部導体シェル3の状態、すなわちレセプタクル嵌合部4の状態を貫通孔8,8から確認し、異常がないことを確認した上でその工程を実行し、外部導体シェル3の折り曲げ不良などによる不良品の発生をほとんどなくしている。さらに、複数の貫通孔8,8を備えており、レセプタクル嵌合部4の状態を、適確に確認しその精度を高めている。また、レセプタクル嵌合部4を設ける側の折り曲げ部6bより一側の外部導体シェル3に突起9,9を備え、外部導体シェル3を加締め状態に折り曲げた時、突起9,9と貫通孔8,8が嵌合する構成を採用しており、突起9、9がインジケーターの役目を果たし、貫通孔8,8に対する突起9,9の嵌合位置や嵌合深さなど、突起9,9の嵌合状態を観察することによって、レセプタクル嵌合部4の状態をより適確に精度良く、かつ容易に確認できるようにしている。しかも突起9,9が貫通孔8,8に嵌合した状態、すなわちこれら突起9,9と貫通孔8,8によって、レセプタクル嵌合部4を設ける側の折り曲げ部6bより一側の外部導体シェル3を、圧着フランジ部7を設ける側の折り曲げ部6bより他側の外部導体シェル3に位置決めした状態で、圧着フランジ部7を同軸ケーブルCに加締め、この加締め時に、レセプタクル嵌合部4がケーブル引き出し方向やその反対方向、ケーブル引き出し方向と直交する方向に位置ずれしたり、偏心、変形するのを未然に防いでいる。また、貫通孔8,8を圧着フランジ部7に備え、突起9,9をケーブルガイド部5,5に備える構成を採用しており、外部導体シェル3の折り曲げ部6bから離れ(遠く)てレセプタクル嵌合部4の状態が顕著に表れる位置で、そのレセプタクル嵌合部4の状態を確認し、その確認をさらに適確に精度良く、かつ容易に行えるようにしている。しかも貫通孔8,8と突起9,9が外部導体シェル3の折り曲げ部6bから離れた位置で嵌合し、またその嵌合によって圧着フランジ部7に係合された状態のケーブルガイド部5,5を、その圧着フランジ部7の内側に加締め、レセプタクル嵌合部4の位置ずれや偏心、変形を効果的に抑えるようにしている。さらに、左右一対のケーブルガイド部5,5の先端側にそれぞれ突起9,9を備え、貫通孔8,8は各突起9,9に対応して圧着フランジ部7に左右に2つ並べて備える構成を採用しており、上記の構成による全ての作用を得ている。しかも左と右の突起9,9の嵌合状態を比べてその差を観察することによって、レセプタクル嵌合部4の状態確認をさらに適確に精度良く、かつ容易に行えるようにしている。
上記のように、組立て時の位置ずれや偏心、変形を抑えることができた外部導体シェル3のレセプタクル嵌合部4をレセプタクルSと嵌合させるもので、このレセプタクル嵌合部4は、中心部にコンタクト1を内装した段付きの略円筒状の絶縁ボディ2を同芯位置に収容しており、絶縁ボディ2の外側に環状空間10を隔てて配置されている。またこのレセプタクル嵌合部4は、スリット4a,4a付きであり、絶縁ボディ2の外側には、スリット4a,4aによって複数に分割されて径方向に弾性変位可能となした分割円筒壁、すなわち複数の円弧状弾性バネ4b,4b,4bが環状空間10を隔てて同芯円状に配置され、しかもレセプタクル嵌合部4から半径方向外方に引き出される同軸ケーブルCを挟んで隣接する2つの円弧状弾性バネ4b,4b部分がその外側にそれぞれ配置された2つの弾性バネ11,11により、2重バネ12A,12B構造となっている。さらに各円弧状弾性バネ4b,4b,4bの先端よりも絶縁ボディ2の先端面2dがレセプタクルSに対する差込み方向に所定寸法だけ突出している。
そして、図2、図3に示すように、コネクタPのレセプタクル嵌合部4の軸芯とレセプタクルSの外部導体130の軸芯を合わせて、互いの差し込み口を対向させた状態で、コネクタPのレセプタクル嵌合部4をレセプタクルSの外部導体130の外側に嵌合することで、図4、図5に示すように、レセプタクル嵌合部4の環状空間10にレセプタクルSの外部導体130が嵌り込み、コネクタPとレセプタクルSの外部導体3,130同士が接触し電気的に接続される。またこれと同時にレセプタクル嵌合部4の絶縁ボディ2の小径部2cがレセプタクルSの環状空間120に嵌り込み、かつレセプタクル嵌合部4の絶縁ボディ2の先端面2dからこの中心部にレセプタクルSのコンタクト110が差し込まれ、コネクタPとレセプタクルSのコンタクト1,110同士が接触し電気的に接続される。このように、コネクタPのレセプタクル嵌合部4をレセプタクルSの外部導体130の外側に嵌合することで、同軸ケーブルCの中心導体c1と外周導体c3とをコネクタPのコンタクト1と外部導体シェル3とを介して、レセプタクルSのコンタクト110と外部導体130とにそれぞれ導通させる。嵌合後は、部分的に2重バネ12A,12B構造をとるレセプタクル嵌合部4の弾性バネ4b,12A(4bと11),12B(4bと11)の弾性によって、この可動先端部の接触部4cがレセプタクルSの外部導体130の外周面に押し付けられ、嵌合を保持し、電気的導通を維持できるようになっている。
ここで、コネクタPとレセプタクルSの嵌合が、コネクタPのレセプタクル嵌合部4の軸芯とレセプタクルSの外部導体130の軸芯とが少しずれたオフセンター状態で行われた場合、コネクタPの各円弧状弾性バネ4b,4b,4bの先端よりも絶縁ボディ2の先端面2dがレセプタクルSに対する差込み方向に所定寸法だけ突出していることで、コネクタPの絶縁ボディ2の先端面2dがレセプタクルSの外部導体130と干渉し、コネクタPはそれ以上無理にレセプタクルSに差し込むことができなくなるため、コネクタPとレセプタクルSの嵌合がオフセンター状態で行われても、コネクタPの絶縁ボディ2の先端面2eよりも後退している一重構造及び2重構造の各弾性バネ4b,12A(4bと11),12B(4bと11)は、レセプタクルSの外部導体130と干渉しなくなり、この各一重構造及び2重構造の各弾性バネ4b,12A(4bと11),12B(4bと11)が変形することはなく、この変形によるコネクタPとレセプタクルSとの嵌合保持力の低下により、コネクタPがレセプタクルSから不用意に外れてしまうという事態を防止している。なお、レセプタクルSについても、外部導体130の先端よりもコンタクト110の先端を前記コネクタPに対する差し込み方向に所定寸法だけ突出させており、これによって、コネクタPとレセプタクルSの嵌合時、コネクタPのコンタクト1の一対の接触部1b,1bの間に挿入するレセプタクルSのコンタクト110の挿入長さを十分に確保し、接触不良などを招かないようにしている。
また、コネクタPのレセプタクルSからの抜き去りが、同軸ケーブルCを引っ張ることによって行われた場合、コネクタPのレセプタクル嵌合部4は「てこ」の原理でもって容易にレセプタクルSから外れてしまい、その際、図1に示すように、レセプタクル嵌合部4の各円弧状弾性バネ4b,4b,4bに対して矢印X1,X2,X3方向に荷重が加わり、しかもレセプタクル嵌合部4におけるケーブル引き出し方向と反対側、すなわちてこの支点側の円弧状弾性バネ4b部分に大きな荷重が加わり、レセプタクル嵌合部4におけるケーブル引き出し側、すなわち支点より遠い、レセプタクル嵌合部4の半径方向外方に引き出される同軸ケーブルCを挟んで隣接する2つの円弧状弾性バネ4b,4b部分の変位量が大きくなり、図1の二点鎖線で囲ったA部とB部、すなわちレセプタクル嵌合部4から同軸ケーブルCを引き出し部分で、しかもレセプタクル嵌合部4における左右のケーブルガイド5,5の延出部分である、レセプタクル嵌合部4の途切れ部で、構造的に強度が弱い部分に最も応力が掛かり、そのA部とB部が矢印a方向と矢印b方向に拡がろうとするが、レセプタクル嵌合部4が部分的に2重バネ12A,12B構造をとり、しかもA部とB部を含む、レセプタクル嵌合部4から半径方向外方に引き出される同軸ケーブルCを挟んで隣接する円弧状弾性バネ4b,4b部分を2重バネ12A,12B構造としていることで、そのA部とB部の弾性力が増し、応力が分散されて、A部とB部の変位量が落ち、A部とB部が変形しにくくなっているため、レセプタクルSに対するコネクタPの繰り返し挿抜による嵌合保持力の低下を最も効果的に低減できると共に、初期保持力もアップでき、嵌合・接触の信頼性が高まり、同軸ケーブル用コネクタの中で、特に、低背小型のL型同軸ケーブル用コネクタについて、レセプタクルSとの嵌合の繰り返しにより、レセプタクル嵌合部4の嵌合保持力が低下し、不慮の脱落などによる不具合が発生することを防止している。
2重バネ12A,12Bの外側の弾性バネ11,11は、レセプタクル嵌合部4の外側に配置される前に、可動部先端がレセプタクル嵌合部4の外周径より内側になるように、円弧状又は接線方向の直線状に曲げ加工することで、2重バネ12A,12Bの外側の弾性バネ11,11がレセプタクル嵌合部4の外側に配置された時の初期変位でもって2重バネ12A,12B自体に荷重が加わり、レセプタクルSとの嵌合時の同軸ケーブルC引っ張り前段階で既にレセプタクル嵌合部4の弾性力が増加しているため、変位途中で2重バネ12A,12Bとなる構造に比べ変形に強く、繰り返し挿抜に対する特性の変化も少なく、コネクタPの繰り返し挿抜による嵌合保持力の低下を効果的に低減でき、また2重バネ12A,12Bの外側の弾性バネ11,11は、曲げ加工によりレセプタクル嵌合部4の外側に位置する外部導体シェル3の一部を利用して形成されており、外部導体シェル3と一体型となり、部品点数や組み立て工数を増加することなく、繰り返し挿抜による嵌合保持力の低下を低減できるようになっている。
本実施形態による一実施例を示す同軸ケーブル用コネクタの平面図である。 コネクタの非嵌合状態の側面図である。 コネクタの非嵌合状態の断面側面図である。 コネクタの嵌合状態の断面側面図である。 コネクタの嵌合状態の断面正面図である。 外部導体シェルの外観斜視図である。 外部導体シェルの断面側面図である。
符号の説明
S 同軸ケーブル用コネクタレセプタクル
P 同軸ケーブル用コネクタ(プラグ)
C 同軸ケーブル
C1 中心導体
C3 外周導体
1 コンタクト
2 絶縁ボディ
3 外部導体シェル
4 レセプタクル嵌合部
4b 円弧状弾性バネ(2重バネの内側の弾性バネ)
5 ケーブルガイド部
11 弾性バネ(2重バネの外側の弾性バネ)
12A,12B 2重バネ

Claims (4)

  1. 同軸ケーブルの中心導体が接続されるコンタクトと、該コンタクトを内装する絶縁ボディと、該絶縁ボディの外側に同心円上に前記同軸ケーブルの外周導体が接続される複数の円弧状弾性バネを配置してなる筒状のレセプタクル嵌合部とを備えた同軸ケーブル用コネクタにおいて、レセプタクル嵌合部の外側に配置してレセプタクル嵌合部を部分的に2重バネ構造とする弾性バネを備えたことを特徴とする同軸ケーブル用コネクタ。
  2. レセプタクル嵌合部から半径方向外方に引き出される同軸ケーブルを挟んで隣接する円弧状弾性バネ部分を2重バネ構造とする請求項1に記載の同軸ケーブル用コネクタ。
  3. 2重バネの外側の弾性バネは、レセプタクル嵌合部の外側に配置される前に、可動部先端がレセプタクル嵌合部の外周径より内側になるように、円弧状又は接線方向の直線状に曲げ加工する請求項1又は請求項2に記載の同軸ケーブル用コネクタ。
  4. 2重バネの外側の弾性バネは、曲げ加工によりレセプタクル嵌合部の外側に位置する外部導体シェルの一部を利用して形成する請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載の同軸ケーブル用コネクタ。
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