JP2005090802A - 木質ペレット状燃料燃焼装置 - Google Patents

木質ペレット状燃料燃焼装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 燃焼を絞っているときも含めて常にペレットを安定して定量的に供給することができる木質ペレット状燃料燃焼装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 燃料収納部5からペレット4を取込み、燃料搬送部材37の回転によって斜め上方に搬送されたペレット4を仕切り板41の回転によって燃料排出口38aから燃料排出筒38側に送り込み、更に、ペレット4の燃料排出筒38側への排出もれがあっても、燃料排出口38aの下流側に設けた規制部材による規制によって、確実に燃料排出口38aから燃料排出筒38側に送り込むことができるので、燃焼を絞っているときも含めて常にペレット4を安定して定量的に供給することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、燃料として木質ペレット状の固体燃料を用いた暖房機等の木質ペレット状燃料燃焼装置に関する。
近年、二酸化炭素(CO2)等の温室効果ガスによる地球温暖化が問題になってきている。このため、二酸化炭素の排出源である石油や石炭等の化石資源由来のエネルギーをカーボンニュートラルという特性を持つバイオマスで代替することにより、二酸化炭素の発生を抑制し、地球温暖化を防止することが急務となっている。
このような環境問題に伴い、石油や石炭等の化石燃料よりもクリーンな燃料であり、更に、木材の有効利用等の観点から、圧縮した木材チップからなるペレット状の固体燃料(以下、ペレットという)を用いる暖房機等の燃焼装置が再び見直されている(例えば、特許文献1参照。)。
木材チップのペレット化とは、原料である木材を小片の均一な粒子サイズに粉砕して、水分含有率を8〜12%まで乾燥し、これを成型機で直径6〜8mm、長さ15mm程度に成型固化されたものである。原料が木である場合、木の成分であるリグニンが接着剤の役割を果たす。また、粒状に成型することで形状を一定にし、高密化によってエネルギー密度を高くすることができ、燃料としての扱いが容易になる。
木をペレット化する場合、木の木部のみで作られる木質部ペレット(ホワイトペレット)と、木の樹皮部のみで作られる樹皮系ペレット(バークペレット)と、木全体で作られる木ペレットとに大別される。樹皮系ペレットは、燃焼時に発生する灰分が約5%と木質部ペレットの約1%と比べて高く、灰処理が問題とされる。そのため、従来の暖房機等の燃焼装置においては、木質部ペレットが使われることがほとんどで、樹皮系ペレットはボイラー等の一部で利用される程度であった。しかしながら、製紙材料となる木材チップの生産工程において、剥皮工程で木部と樹皮部に分離され、樹皮部が未利用のまま大量に発生する現状があり、近年、これらの樹皮部についても有効利用することが求められている。
特開昭56−149511号公報
ところで、上記したように固体燃料であるペレットは、直径が6〜8mm、長さが15mm程度に成型固化されたものであるので、石油などの液体燃料に比べて燃焼室に安定して定量的に供給することが難しい。特に、ペレットの供給を抑えて燃焼を絞っているときなどには、ペレットの安定した供給が難しかった。
そこで本発明は、燃焼を絞っているときも含めて常にペレットを安定して定量的に供給することができる木質ペレット状燃料燃焼装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、燃焼部と、木材チップからなるペレット状の固体燃料が収納される燃料収納部と、前記燃料収納部から取込まれる前記固体燃料を搬送して前記燃焼部に供給する燃料搬送手段と、を備えた木質ペレット状燃料燃焼装置であって、前記燃料搬送手段は、斜め上方又は鉛直上方に向けて設置した燃料搬送筒と、先端側が前記燃焼部の上方近傍に位置し、該先端側よりも上方に位置する基端側を前記燃料搬送筒の上部に連通するようにして接続した燃料排出筒と、先端が前記燃料排出筒との連通口近傍と略同じ位置又は少し低い位置に位置し、かつ前記燃料搬送筒の内周面との間に所定の隙間を有するようにして前記燃料搬送筒内にその長手方向に設けた、回転動作によって前方に向けて前記固体燃料を搬送する回転自在な燃料搬送部材と、前記燃料搬送部材を回転駆動する駆動手段と、前記燃料搬送部材の先端近傍に前記燃料搬送部材の回転方向と交わるようにして所定間隔で設置した複数の薄板状の仕切り板とを具備しており、前記燃料収納部から燃料搬送筒内に取込んだ固体燃料を前記燃料搬送部材の回転によって前記燃料搬送筒の先端側に搬送し、前記連通口近傍に搬送された前記固体燃料を回転する前記複数の仕切り板によって前記燃料搬送筒内の周方向に沿って前記連通口側に移動させて前記燃料排出筒に送り込むことを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、燃焼部と、木材チップからなるペレット状の固体燃料が収納される燃料収納部と、前記燃料収納部から取込まれる前記固体燃料を搬送して前記燃焼部に供給する燃料搬送手段と、を備えた木質ペレット状燃料燃焼装置であって、前記燃料搬送手段は、斜め上方又は鉛直上方に向けて設置した燃料搬送筒と、先端側が前記燃焼部の上方近傍に位置し、該先端側よりも上方に位置する基端側を前記燃料搬送筒の上部に連通するようにして接続した燃料排出筒と、先端が前記燃料排出筒との連通口近傍と略同じ位置又は少し低い位置に位置し、かつ前記燃料搬送筒の内周面との間に所定の隙間を有するようにして前記燃料搬送筒内にその長手方向に設けた、回転動作によって前方に向けて前記固体燃料を搬送する回転自在な燃料搬送部材と、前記燃料搬送部材を回転駆動する駆動手段と、前記燃料搬送部材の先端近傍に前記燃料搬送部材の回転方向と交わるようにして所定間隔で設置した複数の薄板状の仕切り板と、前記燃料搬送部材の回転方向に対して、前記燃料搬送筒内の前記連通口の下流側に前記仕切り板と接しないようにして設けた規制部材とを具備しており、前記燃料収納部から燃料搬送筒内に取込んだ固体燃料を前記燃料搬送部材の回転によって前記燃料搬送筒の先端側に搬送し、前記連通口近傍に搬送された前記固体燃料を回転する前記複数の仕切り板によって前記燃料搬送筒内の周方向に沿って前記連通口側に移動させ、前記規制部材によって前記固体燃料の前記連通口の下流側への移動を規制しながら前記燃料排出筒側に送り込むことを特徴としている。
また、前記燃焼部に給気を行うと共に前記燃焼部から排気を行う給排気手段と、前記給排気手段と前記燃料排出筒との間に空気供給管を備え、前記給排気手段から前記燃焼部に燃焼用空気を供給する際に、前記空気供給管を通して前記燃料排出筒内にも同時に所定量の空気を供給し、前記燃料排出筒を通して前記燃焼部側に空気を噴出させることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、燃料収納部から燃料搬送筒内に取込んだ固体燃料を燃料搬送部材の回転によって燃料搬送筒の先端側に搬送し、連通口近傍に搬送された固体燃料を回転する複数の仕切り板によって押し、燃料搬送筒内の周方向に沿って連通口側に移動させて燃料排出筒に送り込むことにより、燃料搬送筒の先端側に搬送された固体燃料を安定して連通口から燃料排出筒側に送り込むことができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、燃料収納部から燃料搬送筒内に取込んだ固体燃料を燃料搬送部材の回転によって燃料搬送筒の先端側に搬送し、連通口近傍に搬送された固体燃料を回転する複数の仕切り板によって押し、燃料搬送筒内の周方向に沿って連通口側に移動させ、規制部材によって固体燃料の連通口の下流側への移動を規制しながら燃料排出筒側に送り込むことにより、燃料搬送筒の先端側に搬送された固体燃料を安定して確実に連通口から燃料排出筒側に送り込むことができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、空気供給管を通して給排気手段から空気が燃料排出筒内に供給され、更に燃料排出筒内から燃焼部側に送り込まれることにより、燃焼部で燃焼している炎の一部が燃料排出筒内に逆火するのを確実に防止することができる。
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
〈実施の形態1〉
図1は、本発明の実施の形態1に係る木質ペレット状燃料燃焼装置を示す概略側断面図、図2は、本発明の実施の形態1に係る木質ペレット状燃料燃焼装置の正面側から見た概略断面図である。
この木質ペレット状燃料燃焼装置1は、直方体状の枠体2を有しており、枠体2の前面側の中央下部には燃焼室本体3が設けられている。また、枠体2の燃焼室本体3の背面上部側には、固体燃料としてのペレット4が収納される燃料収納部5と、燃料収納部5内のペレット4を燃焼室本体3側に搬送(供給)する燃料搬送部6が設けられている。
ペレット4は、原料である木材の小片を均一な粒子サイズに粉砕して水分含有率を8〜12%まで乾燥し、これを成型機で直径6〜8mm、長さ15mm程度に成型固化された固体燃料である。なお、本実施の形態では樹皮系ペレットを用いたが、前記した木質部ペレットや木ペレットを用いても良い。
燃焼室本体3は、ペレット4を燃焼させるバーナー部7、バーナー部7の下部に設けたペレット4の燃焼によって発生する灰を回収処理する灰処理部8、灰処理部8の下方に配置した灰回収容器9、バーナー部7の上方に形成された燃焼室10、燃焼室10の上方に設置した放熱部11等を備えている。
バーナー部7は、バーナーケース12に箱状のバーナー本体13を装着し、バーナー本体13内に燃料搬送部6から搬送供給されるペレット4を開口した上部から取り入れるホッパー13aを設け、バーナー本体13内の前面下部に位置するように配置した点火ヒータ14を有している。バーナー本体13を内側に取付けたバーナーケース12の背面側には、枠体2の背面下部に設けた給排気用送風機15の駆動によって装置外から供給される燃焼用空気をバーナー本体13内に取り込む送気管16が接続されている。
また、バーナーケース12の前面側には、燃焼室10の前面に取付けた透明な耐熱ガラス17の背面に空気を導く通風筒18が接続されている。バーナーケース12とバーナー本体13との間には流路(不図示)が形成されており、この流路を通して送気管16と通風筒18は連通している。バーナー本体13は、図3に示すように、バーナーケース12内に設置されており、バーナー本体13の周面には、空気取入れ用の炎孔13bが多数形成されている。また、ホッパー13aは、上部と下部が開口しており下部に向けて狭くなっている。
灰処理部8は、図3に示すように、ホッパー13aの下部の開口近傍に設置されており、対向配置された一対のシャフト19a、19bに取付けた外周面が凹凸状の複数の灰処理用歯車20、21を有している。複数の各灰処理用歯車20、21は、図4、図5に示すように、等間隔で配置された薄板状の複数の灰処理板22の間に形成される複数のスリット部22a内に位置するようにして互い違いに交互に配置されている。灰処理用歯車20、21の凹凸状の外周面は灰処理板22の上面から露出し、バーナー本体13内の下部に位置している。
一対のシャフト19a、19bは、バーナー本体13及びバーナーケース12に回転自在に支持されており、各シャフト19a、19bの一端側に取付けた各ギア23、24同士が噛合っている。シャフト19bには灰処理用モータ25が接続されており、灰処理用モータ25の駆動によりギア23、24を介して噛合っている各シャフト19a、19bに取付けた各灰処理用歯車20、21が、等間隔で配置された各灰処理板22の間のスリット部22a内で回転する。灰処理用モータ25は正逆方向に回転駆動可能である。
各灰処理板22の下方には、図3に示すように開閉自在な灰処理扉26a、26bが設置されており、灰処理扉26a、26bの両端側に設けたバネ(不図示)による付勢力によって、各灰処理板22の隙間を通して灰が所定量以下しか落下していない状態では灰処理扉26a、26bは閉じており、灰処理扉26a、26b上に所定量以上の灰が落下するとバネ(不図示)による付勢力に抗して開くように構成されている。灰処理扉26a、26bの下方には灰回収容器9が設置されている。灰回収容器9は、木質ペレット状燃料燃焼装置1の枠体2の前面側に設けた開閉自在な扉(不図示)を開くことによって外に取出すことができる。
燃焼室10は、その前面に透明な耐熱ガラス17が取付けられており、バーナー部7でペレット4を燃焼させているときの炎27が外から見えるようにしている。燃焼室10内の上部には複数の放熱管28が配置されている。
放熱部11は、燃焼室10と連通孔(不図示)を介して連通している排気室29を有している。排気室29内には、燃焼室10からの排ガスを上方から一旦下方に向けて排出させるバッフル板29aが設けられている。また、燃焼室10及び放熱部11の上面、背面、左右側面を断熱板30で囲い、燃焼室10と放熱部11及び断熱板30との間に形成される空間を温風通路31としている。温風通路31の枠体2の前面側には複数の吹き出し口32が形成されている。
また、放熱部11の背面外側には対流用モータ33が接続された対流用ファン34が設置されており、放熱部11の前面外側には温風の向きを調節するルーバー35が設置されている。このルーバー35は吹き出し口32の前面に設けられている。
燃料搬送部6は、枠体2内の燃焼室本体3と燃料収容部5との間に設けられており、円筒状の燃料搬送筒36と、燃料搬送筒36内にその長手方向に沿って回転自在に支持されたコイルばね状の燃料搬送部材37と、燃料搬送筒36の上部の燃焼室10側に接続した燃料排出筒38を有している。燃料搬送筒36は、上部側が燃焼室10の背面側でバーナー本体13の斜め上方に位置し、下部側が燃料収容部5の底部側に位置するように傾斜させて設置されている。
燃料搬送筒36の下部側と燃料収容部5の底部付近は燃料取込み口5aを介して連通しており、燃料取込み口5aを通して燃料収容部5内のペレット4が重力落下によって燃料搬送筒36内に取込まれる。また、燃料収容部5内の燃料取込み口5a付近には、ペレット4の残量を検知する残量検知センサ39が設置されている。燃料排出筒38は、燃料排出口(連通口)38aを通して燃料搬送筒36の上部付近と連通しており、その先端側がバーナー本体13のホッパー13aの上部側面近傍に位置するように下向きに傾斜している。
燃料搬送筒36の下部外側には、燃料搬送筒36内で回転自在に支持された燃料搬送部材37を回転駆動する駆動モータ40が減速部(不図示)を介して接続されており、駆動モータ40の駆動によってコイルばね状の燃料搬送部材37が回転される。燃料搬送部材37の外周と燃料搬送筒36の内周面との間には、ペレット4の径よりも少し大きい程度の隙間が設けられている。
コイルばね状の燃料搬送部材37の上部先端は、燃料排出筒38が連通している燃料排出口(連通口)38aの下面近傍に位置しており、燃料搬送部材37の上部先端には、図6に示すように、等間隔で複数(図では4枚)の薄板状の仕切り板41が燃料搬送部材37の回転方向(時計方向)に対して直交するようにして固着されている。燃料搬送用筒36内の各仕切り板41は、燃料排出口38aと略同じ位置に配置されている。
なお、仕切り板41の形状、取付け角度、数は、燃料搬送筒36や燃料搬送部材37の大きさ、形状等によって任意に変更するようにしてもよい。
また、燃料搬送部材37の回転方向(時計方向)に対して、燃料搬送筒36内の燃料排出筒38が連通している燃料排出口38aの下流側には、仕切り板41の長さに応じた突起片状の規制部材42が燃料搬送部材37の長手方向に沿って取付けられており、規制部材42によって燃料搬送筒36と仕切り板41との間の隙間を狭くして、ペレット4が通過できないようにしている。
バーナーケース12に接続した送気管16は、給排気用送風機15の駆動によって給排気用送風機15に接続した給気管43を通して室外から外気が供給される。更に、放熱部11の排気室29に接続した排気筒44は、給排気用送風機15に接続されており、給排気用送風機15の駆動によって給排気用送風機15に接続した排気管45を通して排ガスが室外に排気される。
更に、送気管16と燃料排出筒38との間には空気供給管46が連結されており、給排気用送風機15の駆動によって送気管16からバーナーケース12側に供給される空気(外気)の一部が燃料排出筒38内に供給されるように構成されている。
断熱板30の側部内面には対流サーモスタット47が配置されている。対流サーモスタット47は、温風通路31を通して送風する温風の温度に応じてON/OFFされる。対流用ファン34を回転駆動する対流用モータ33の回転数のHi(高)とLo(低)は、燃焼強弱に応じて切り替えられる。また、給排気用送風機15の外面には切替えサーモスタット48が配置されている。切替えサーモスタット48は、バーナー部7でペレット4を燃焼させるときにおける排気口近傍の排気温度に応じてON/OFFされ、このON/OFFに応じて給排気用送風機15、駆動モータ40の設定回転数が切り替えられる。
バーナーケース12を貫通してバーナー本体13の側面部には、バーナーサーミスタ49が設置されている。また、枠体2の背面外側には、室温を測定する室温サーミスタ50が設置されている。
上記対流サーモスタット47、切替えサーモスタット48、バーナーサーミスタ49、室温サーミスタ50等からの情報は制御装置51に入力され、制御装置51は入力されるこれらの情報に基づいて、灰処理用モータ25、対流用モータ33、駆動モータ40、給排気用送風機15の回転駆動等を制御し、木質ペレット状燃料燃焼装置1の運転動作と運転停止動作の制御を行う。
次に、上記した木質ペレット状燃料燃焼装置1の燃焼運転動作の手順を、図7を参照して説明する。
本発明の実施の形態に係る木質ペレット状燃料燃焼装置1は、木材の小片を均一な粒子サイズに粉砕して直径6〜8mm、長さ15mm程度に成型固化したペレット4を燃料としていることにより、石油のように容易に点火して本燃焼させ、その後に容易に消火することができないので、本燃焼の前に燃焼前工程が必要となり、更に本燃焼後における燃焼後工程も必要となる。
即ち、点火時において、ペレット4を過供給するとバーナー本体13内が暖まりだす点火の前後で未燃焼のガスが多量に発生し、燃焼室10が白煙で覆われ、それ以降の着火は爆発的な燃焼の危険がある。そこで、点火においては、点火ヒータ14及び点火ヒータ14の発熱によって加熱された空気によりバーナー本体13内を予熱後、ペレット4を一定量のみ供給し、燃焼に合わせてペレット4の供給量と空気供給量を段階的に上げ、燃焼を安定させるための予備燃焼を行う(詳細は後述する)。
なお、運転動作時における、灰処理用モータ(HM)25、対流用モータ(FM)33、駆動モータ(PM)40、給排気用送風機(BM)15の各回転駆動制御、及び点火ヒータ(H)14の点火ON/OFF制御は、制御装置51によって制御される。
給排気用送風機(BM)15と駆動モータ(PM)40の駆動は、図8に示すように、6段階に設定した制御レベル1(最小レベル)〜6(最高レベル)、及び制御レベルF1、F2に応じて制御される。制御レベル1は、最小の弱運転時における制御レベルであり、レベルが上がるに連れて中から強運転時における制御レベルとなり、制御レベル6が最大の強運転時における制御レベルである。よって、制御レベル1(最小レベル)では、給排気用送風機(BM)15と駆動モータ(PM)40は最小の回転数で回転駆動され、制御レベル6(最高レベル)では、給排気用送風機(BM)15と駆動モータ(PM)40は最大の回転数で回転駆動される。
また、制御レベルF1、F2は、給排気用送風機(BM)15と駆動モータ(PM)40の駆動制御において、運転開始時から予熱、点火、予熱燃焼時においてのみ使用される。制御レベルF2の方が制御レベルF1よりも駆動モータ(PM)40を高速に駆動して燃料搬送部材37を高速回転させる。また、対流用モータ(FM)33は、制御レベル1〜3ではLo(低)回転、制御レベル4〜6ではHi(高)回転である。
本実施の形態における本燃焼の前の燃焼前工程を開始するにあたって、図7に示すように、木質ペレット状燃料燃焼装置1の電源を投入した後に運転スイッチ(不図示)をONし、給排気用送風機(BM)15のみを10秒間駆動回転させる(運転開始)。この際、給排気用送風機(BM)15は制御レベルF1の回転数(制御レベル1より小さい回転数(例えば1300rpm)で回転駆動される。次に、給排気用送風機(BM)15を制御レベルF1で回転駆動した状態で点火ヒータ14を2分間ONしてバーナー本体13内を予熱する(予熱)。
次に、点火ヒータ(H)14をON状態で、かつ給排気送風機(BM)15を制御レベルF1で回転駆動した状態で、駆動モータ(PM)40を制御レベル6で20秒間回転駆動して、燃料取込み口5aから燃料搬送用筒36内に取込まれたペレット4を、コイルばね状の燃料搬送部材37の回転によって斜め上方に向けて搬送する。
燃料搬送筒36の上方に搬送されたペレット4は、燃料搬送部材37と一体に回転している4つの仕切り板41によって、燃料搬送筒36内の燃料排出口38a付近でその周方向に送られて燃料排出口38aから燃料排出筒38側に送り込まれる。この際、ペレット4の燃料排出筒38側への排出もれがあっても、燃料排出口38aの下流側に設けた規制部材42による規制によって、確実に燃料排出口38aから燃料排出筒38側に送り込まれる。
燃料排出筒38に送り込まれたペレット4は、燃料排出筒38内を滑るようにして移動してホッパー13a内に案内され、バーナー本体13下部の灰処理部8の上方へ一定量落下される(点火1)。
次に、点火ヒータ(H)14をON状態で、かつ給排気用送風機(BM)15を制御レベルF1で40秒間回転駆動する(点火2)。この際、点火ヒータ14近傍の温度が所定温度以上となって、供給されたペレット4に着火される。次に、点火ヒータ14をON状態で、かつ給排気用送風機(BM)15を制御レベルF2で回転駆動した状態で、駆動モータ(PM)40を制御レベルF2で30秒間回転駆動して、上記したように燃料搬送部材37、仕切り板41の回転と規制部材42による規制によってペレット4を燃料排出口38aから燃料排出筒38を通してバーナー本体13内に順次供給し、ペレット4に点火させる(点火3)。
次に、点火ヒータ(H)14をON状態で、かつ給排気用送風機(BM)15を制御レベル1で回転駆動した状態で、駆動モータ(PM)40を制御レベルF1で2分間回転駆動して、上記したように燃料搬送部材37、仕切り板41の回転と規制部材42による規制によってペレット4を燃料排出口38aから燃料排出筒38を通してバーナー本体13内に順次供給し、灰処理部8の上方に最初に供給されている着火状態にあるペレット、及び点火ヒータ14による加熱により供給されるペレット4を予備燃焼させる(予備燃焼1)。この際、対流サーモスタット47が約60℃以上になると、対流用モータ(FM)33をONして対流用ファン34を低回転(例えば1500rpm)で回転させる。
次に、上記予備燃焼1から点火ヒータ(H)14をON状態で、かつ給排気用送風機(BM)15を制御レベル2で回転駆動し、駆動モータ(PM)40を制御レベル1で約3分間回転駆動して、上記したように燃料搬送部材37、仕切り板41の回転と規制部材42による規制によってペレット4を燃料排出口38aから燃料排出筒38を通してバーナー本体13内に順次供給し、灰処理部8の上方に最初に供給されている燃焼状態にあるペレット、及び点火ヒータ14による加熱により供給されるペレット4を予備燃焼させる(予備燃焼2)。この際、上記予備燃焼1から対流サーモスタット47が約60℃以上であると、対流用モータ(FM)33がON状態で対流用ファン34が低回転(例えば1500rpm)で回転されている。
そして、この予備燃焼2において、切替えサーモスタット48が約60℃以上になると、上記予備燃焼2から点火ヒータ14をON状態で、かつ給排気用送風機(BM)15を制御レベル3で回転駆動し、駆動モータ(PM)40をレベル2で約3分間回転駆動して、上記したように燃料搬送部材37、仕切り板41の回転と規制部材42による規制によってペレット4を燃料排出口38aから燃料排出筒38を通してバーナー本体13内に順次供給し、灰処理部8の上方に最初に供給されている燃焼状態にあるペレット、及び点火ヒータ14による加熱により供給されるペレット4を強制燃焼させる(強制燃焼1)。この際、対流用モータ(FM)33がON状態で対流用ファン34が低回転(例えば1500rpm)で回転されている。
そして、ペレット4の燃焼によって発生した灰が灰処理部8の各灰処理用歯車20、21上のバーナー本体13内の下部に堆積することになり、灰処理用モータ(HM)25を駆動してギア23、24を介して灰処理用歯車20、21を回転させる。この際、灰処理用歯車20、21を互いに外回り(図3において灰処理用歯車20を右回転、灰処理用歯車21を左回転)に4秒間回転させて掻きならし、灰処理用歯車20、21上に供給されるペレット4を分散して均一化すると共に、灰を掻き取る。
次に、上記強制燃焼1から点火ヒータ(H)14をOFFし、かつ給排気用送風機(BM)15を制御レベル4で回転駆動し、駆動モータ(PM)40を制御レベル3で約2分間回転駆動して、上記したように燃料搬送部材37、仕切り板41の回転と規制部材42による規制によってペレット4を燃料排出口38aから燃料排出筒38を通してバーナー本体13内に順次供給し、灰処理部8の上方に最初に供給されている燃焼状態にあるペレットによって、供給されるペレット4を強制燃焼させる(強制燃焼2)。この際、対流用モータ(FM)33がON状態で対流用ファン34が低回転(例えば1500rpm)で回転されている。
そして、ペレット4の燃焼によって発生した灰が灰処理部8の各灰処理用歯車20、21付近のバーナー本体13内の下部に堆積することになり、灰処理用モータ(HM)25を駆動してギア23、24を介して灰処理用歯車20、21を回転させる。この際、灰処理用歯車20、21を互いに外回り(図3において灰処理用歯車20を右回転、灰処理用歯車21を左回転)に4秒間回転させて掻きならし、灰処理用歯車20、21上に供給されるペレット4を分散して均一化すると共に、灰を掻き取る。
次に、上記強制燃焼2から点火ヒータ(H)14のOFF状態を維持し、かつ給排気用送風機(BM)15を制御レベル4で回転駆動し、駆動モータ(PM)40を制御レベル4で約2分間回転駆動して、上記したように燃料搬送部材37、仕切り板41の回転と規制部材42による規制によってペレット4を燃料排出口38aから燃料排出筒38を通してバーナー本体13内に順次供給し、灰処理部8の上方に最初に供給されている燃焼状態にあるペレットによって、供給されるペレット4を強制燃焼させる(強制燃焼3)。この際、対流用モータ(FM)33がON状態で対流用ファン34が低回転(例えば1500rpm)で回転されている。
そして、ペレット4の燃焼によって発生した灰が灰処理部8の各灰処理用歯車20、21上のバーナー本体13内の下部に堆積することになり、灰処理用モータ(HM)25を駆動してギア23、24を介して灰処理用歯車20、21を回転させる。この際、灰処理用歯車20、21を互いに外回り(図3において灰処理用歯車20を右回転、灰処理用歯車21を左回転)に4秒間回転させて掻きならし、灰処理用歯車20、21上に供給されるペレット4を分散して均一化すると共に、灰を掻き取る。
そして、上記強制燃焼3が終了すると本燃焼となり、通常の燃焼運転が開始される。本燃焼時には、ペレット4の燃焼による炎27及び燃焼ガスの熱は、燃焼室10内の上部に設けた複数の放熱管28内を流れる空気、及び燃焼室10、放熱部11等の周囲に形成した温風通路31を流れる空気と熱交換してこれらの空気を加熱する。加熱されたこれらの空気は、対流用モータ33の駆動による対流用ファン34の回転によって枠体2の前面側の温風通路31に形成した吹き出し口32から外に向けて吹き出される。吹き出される温風はルーバー35によって向きを変えることができる。
この本燃焼では、上記強制燃焼3から点火ヒータ14のOFF状態を維持し、室温サーミスタ50で検出した室温情報と使用者が温度設定器(不図示)により設定した希望温度との差に基づいて、制御装置51の制御により、灰処理用モータ(HM)25、対流用モータ(FM)33、駆動モータ(PM)40、給排気用送風機(BM)15の各回転駆動を制御する。
例えば、希望温度から室温サーミスタ50の検出温度を引き算した値が5℃以上の場合は強モードとなり、給排気用送風機(BM)15を制御レベル6で回転駆動し、駆動モータ(PM)40を制御レベル6で回転駆動して、上記したように燃料搬送部材37、仕切り板41の回転と規制部材42による規制によってペレット4を燃料排出口38aから燃料排出筒38を通してバーナー本体13内に順次供給して燃焼させ、更に、対流用モータ(FM)33を駆動して対流用ファン34を高回転(例えば2000rpm)で回転させる。
また、希望温度から室温サーミスタ50の検出温度を引き算した値が1℃未満の場合は弱モードとなり、給排気用送風機(BM)15を制御レベル1で回転駆動し、駆動モータ(PM)40もレベル1で連続回転駆動して、上記したように燃料搬送部材37、仕切り板41の回転と規制部材42による規制によってペレット4を燃料排出口38aから燃料排出筒38を通してバーナー本体13内に順次供給して燃焼させ、更に、対流用モータ(FM)33を駆動して対流用ファン34を低回転(例えば1500rpm)で回転させる。
また、希望温度から室温サーミスタ50の検出温度を引き算した値が1〜5℃のときは、その温度差に応じて、給排気用送風機(BM)15、駆動モータ(PM1)40も制御レベル2〜5で駆動して、火力調整制御される。
また、上記した予備燃焼から本燃焼中においては、空気供給管46を通して送気管16から空気が燃料排出筒38内に供給され、更に燃料排出筒38内からバーナーケース12側に送り込まれることにより、燃焼炎の一部が燃料排出筒38内に逆火するのを確実に防止することができる。
上記した本燃焼中においては、ペレット4の燃焼によって大量の灰が発生することにより、連続して本燃焼を行うには発生する灰をバーナー本体13内から排出する処理を行う必要がある。以下、上記した本燃焼時における灰処理部8による灰処理動作を、図9、図10に示すフローチャートを参照して説明する。
本燃焼中における灰処理動作は、通常時には図9に示すように、予め設定した「灰処理1」の時間間隔(図8のHMの灰処理1を参照)で行われる(ステップS10、S11)。
「灰処理1」の時間間隔は、図8に示したように制御レベル1〜6に対応しており、制御レベル1〜6に応じて灰処理用モータ(HM)25を駆動する時間間隔を変化させている。本実施の形態では、この「灰処理1」時に灰処理用モータ(HM)25の回転方向の切り替えにより、最初に灰処理用歯車20、21を互いに外回り(図3において灰処理用歯車20を右回転、灰処理用歯車21を左回転)に4秒間回転、次に灰処理用歯車20、21を互いに内回り(図3において灰処理用歯車20を左回転、灰処理用歯車21を右回転)に5秒間回転、次に灰処理用歯車20、21を互いに外回りに4秒間回転、次に灰処理用歯車20、21を互いに内回りに5秒間回転させている。
上記「灰処理1」では、図8に示した制御レベル1〜6に応じてそれぞれの時間間隔で灰処理用歯車20、21を左右方向に切り替えて回転させることによって、掻き取られた灰は各灰処理板22のスリット部22aを通して灰処理扉26a、26b上に落下して堆積する。そして、灰処理扉26a、26b上に所定量以上の灰が落下するとバネ(不図示)による付勢力に抗して開き、灰回収容器9に回収される。
灰処理扉26a、26bは、灰が灰回収容器9に回収されると、バネ(不図示)による付勢力で閉じる。灰回収容器9内に灰が一杯になると、枠体2の前面側に設けた開閉自在な扉(不図示)を開いて外に取出して、外部の回収容器(不図示)に廃棄する。灰処理扉26a、26bは灰を灰回収容器9に回収させるとき以外は閉じているので、点火時の気化ガスがバーナー本体13の下部から外に流出することや、本燃焼中や灰処理中にバーナー本体13の下部から燃焼炎が下方へ吹き出すことを防止することができる。
そして、本燃焼中において、図10に示すように、バーナーサーミスタ49で検知したバーナー本体13下部の温度が予め設定した温度以下(図8のHMの「灰処理2」を参照)の場合には、「灰処理2」に切り替え、「灰処理2」に基づいた制御を行う(ステップS12)。上記「灰処理2」では、図8に示した制御レベル1〜6に応じてそれぞれの設定温度の場合において灰処理用歯車20、21を互いに内回り(図3において灰処理用歯車20を左回転、灰処理用歯車21を右回転)に40秒間回転させる。
本燃焼中に上記「灰処理1」で良好に灰が灰回収容器9に回収されないとバーナー本体13内の下部に灰が堆積し、この灰によってペレット4の燃焼が妨げられることによって、バーナー本体13下部の温度が予め設定した温度よりも低下し、燃焼不良が発生する。
そして、ステップS12の「灰処理2」から所定時間(本実施の形態では20秒間)が経過後に、バーナーサーミスタ49で検知したバーナー本体13下部近傍の温度が所定時間(本実施の形態では5秒間)の間設定した温度以上になっていたら本燃焼を継続する(ステップS13)。
また、ステップS13で、バーナーサーミスタ49で検知したバーナー本体13近傍の温度が所定時間(本実施の形態では5秒間)の間設定した温度以下であると、再度ステップS12の「灰処理2」を行う。そして、この「灰処理2」から所定時間(本実施の形態では20秒間)が経過後に、バーナーサーミスタ49で検知した温度が再び所定時間(本実施の形態では5秒間)の間設定した温度以下であると(ステップS14)、表示部(不図示)に運転停止を表示するLEDを点灯させ、本燃焼を強制的に停止させる燃焼後処理を行う(ステップS15)。ステップS15における燃焼後処理時においては、後述する燃焼後処理工程を行う。
このように本燃焼中において、灰処理用歯車20、21を回転させて発生する灰を各灰処理板22のスリット部22aから下方に掻き出し、一旦灰処理扉26a、26b上に灰を溜めてから灰回収容器9に回収処理することにより、灰がバーナー本体13の周囲に形成した空気取入れ用の炎孔13bを閉塞して不完全燃焼が発生することを防止して、良好な燃焼を安定して継続することができる。
また、灰処理動作において、バーナー本体13内に供給されるペレット4の供給量に応じて、灰処理用歯車20、21を回転させるようにしても良い。この場合、灰処理用歯車20、21を互いに内回りに連続して回転させる。
そして、上記本燃焼を停止(OFF)して消火する前に燃焼後工程を行う。即ち、本燃焼の状態からペレット4の供給を停止して運転停止(消火)を行う際に、バーナー本体13内にまだ残っている未燃焼のペレット4を完全に燃焼させると共に、発生する灰を回収処理する必要がある。以下、上記した木質ペレット状燃料燃焼装置1の燃焼後工程の手順を、図11を参照して説明する。
上記本燃焼が停止(運転スイッチOFF)されると、点火ヒータ(H)14をOFF状態で、給排気用送風機(BM)15のみを制御レベル6で所定時間(本実施の形態では3分間)回転駆動し、駆動モータ(PM)40、灰処理用モータ(HM)25の各回転駆動を停止する(燃焼後工程1)。この際、対流サーモスタット47が約60℃以上であると対流用モータ(FM)33のON状態を維持して、対流用ファン34をその直前の回転数に維持して回転を継続する。
その後、点火ヒータ(H)14をOFF状態で、給排気用送風機(BM)15を制御レベル2で所定時間(本実施の形態では6分間)回転駆動し、かつ灰処理用モータ(HM)25を制御レベル2で回転駆動して上記「灰処理1」を1回行う(燃焼後工程2)。この際、駆動モータ(PM)40の回転駆動は停止している。また、対流サーモスタット47が約60℃以上であると対流用モータ(FM)33のON状態を維持して、対流用ファン34をその直前の回転数に維持して回転を継続する。
その後、点火ヒータ(H)14をOFF状態で、給排気用送風機(BM)15を制御レベル1で所定時間(本実施の形態では数分間)回転駆動し、かつ灰処理用モータ(HM)25を制御レベル1で回転駆動して上記「灰処理1」を1回行う(燃焼後工程3)。この際、駆動モータ(PM)40の回転駆動は停止している。また、対流サーモスタット47が約60℃以上であると対流用モータ(FM)33のON状態を維持して、対流用ファン34をその直前の回転が低回転であればこの回転を維持し、直前の回転が高回転であれば低回転に切り替える。
その後、燃焼後工程3においては、バーナー本体13内に燃料となるペレット4が供給されておらず、かつバーナー本体13内に残っていたペレット4もほとんど燃焼済みなので、消火状態となる。この際、バーナーサーミスタ49で検知したバーナー本体13下部近傍の温度は60℃以下となる。
その後、点火ヒータ(H)14をOFF状態で、灰処理用モータ(HM)25を制御レベル6よりも高回転させ、灰処理用歯車20、21を互いに内回り(図3において灰処理用歯車20を左回転、灰処理用歯車21を右回転)に2分間回転させ、バーナー本体13内下部に堆積していた灰を各灰処理板22のスリット部22aから灰処理扉26a、26b上に掻き落とし、上記したようにして灰回収容器9に回収する(燃焼後工程4)。この際、給排気用送風機(BM)15、駆動モータ(PM)40、対流用モータ(FM)33、の各回転駆動は停止している。そして、燃焼後工程4での灰処理が終了すると、自動的に運転停止状態となる。
なお、上記した本燃焼中において、燃料収納部5内のペレット4の残量が少なくなったことを残量検知センサ39で検知すると、上記した燃焼後工程を行って消火する。
このように、本発明の実施の形態に係る木質ペレット状燃料燃焼装置1は、本燃焼の前に上記した燃焼前工程(予熱、点火1、2、3、予備燃焼1、2、強制燃焼1、2、3)を順次自動的に行うことにより、安全に本燃焼に移行することができ、更に本燃焼後に上記した燃焼後工程(燃焼後工程1、2、3、4)を順次自動的に行うことにより、安全に運転停止(消火)に移行することができる。
また、上記したように、燃料搬送部材37の回転によって燃料搬送筒36内の上方に搬送したペレット4を、燃料搬送部材37と一体に回転する4つの仕切り板41によって押し、燃料排出口38a付近でその周方向に送って燃料排出口38aから燃料排出筒38側に送り込むことができ、更に、ペレット4の燃料排出筒38側への排出もれがあっても、燃料排出口38aの下流側に設けた規制部材42による規制によって、確実に燃料排出口38aから燃料排出筒38側に送り込むことができるので、燃焼を絞っているときも含めて常にペレット4を安定して定量的に供給することができる。
〈実施の形態2〉
本実施の形態では、図12に示すように、燃料搬送部材37の回転方向(時計方向)に対して燃料排出口38aの下流側には突起片状の規制部材が取付けられておらず、燃料搬送部材37の上部先端に固着した複数(図では4つ)の仕切り板41の回転だけで、燃料搬送用筒36の上方に搬送されたペレット4を、燃料搬送筒36内の燃料排出口38a付近でその周方向に送って燃料排出口38aから燃料排出筒38側に送り込むようにした。他の構成は上記した実施の形態1と同様である。
このように、本実施の形態では、燃料排出口38aの下流側に規制部材を備えていないので、燃料排出口38aから燃料排出筒38側に排出されずに、一部のペレット4が燃料排出口38aを通過する場合もあるが、その数は少なく、連続回転している複数の仕切り板41によって実施の形態1と略同様に安定して燃料排出口38aから燃料排出筒38側にペレット4を送り込むことができる。
本発明の実施の形態1係る木質ペレット状燃料燃焼装置を示す概略側断面図。 本発明の実施の形態1に係る木質ペレット状燃料燃焼装置を正面側から見た概略断面図。 本発明の実施の形態1に係る木質ペレット状燃料燃焼装置の灰処理部を正面側から見た概略断面図。 本発明の実施の形態1に係る木質ペレット状燃料燃焼装置の灰処理部を示す概略平面図。 本発明の実施の形態1に係る木質ペレット状燃料燃焼装置の灰処理部を示す概略側断面図。 図1のA−A線断面図。 本発明の実施の形態1に係る木質ペレット状燃料燃焼装置の運転動作(燃焼前工程)の手順を示す図。 本発明の実施の形態1に係る木質ペレット状燃料燃焼装置の運転動作時の制御レベルに応じた各モータ、送風機の制御の一例を示した図。 本発明の実施の形態1に係る木質ペレット状燃料燃焼装置の本燃焼時の灰処理制御を示すフローチャート。 本発明の実施の形態1に係る木質ペレット状燃料燃焼装置の本燃焼時の灰処理制御を示すフローチャート。 本発明の実施の形態1に係る木質ペレット状燃料燃焼装置の運転停止(燃焼後工程)の手順を示す図。 本発明の実施の形態2に係る木質ペレット状燃料燃焼装置の燃料排出口付近を示す概略断面図。
符号の説明
1 木質ペレット状燃料燃焼装置
2 枠体
3 燃焼室本体(燃焼部)
4 ペレット(固体燃料)
5 燃料収納部
6 燃料搬送部(燃料搬送手段)
7 バーナー部
8 灰処理部
9 灰回収容器
10 燃料室
11 放熱部
13 バーナー本体
13a ホッパー
14 点火ヒータ(点火手段)
15 給排気用送風機(給排気手段)
20、21 灰処理用歯車
29 排気室
33 対流用モータ
34 対流用ファン
36 燃料搬送筒
37 燃料搬送部材
38 燃料排出筒
38a 連通口(燃料排出口)
40 駆動モータ(駆動手段)
41 仕切り板
42 規制部材
51 制御装置

Claims (3)

  1. 燃焼部と、木材チップからなるペレット状の固体燃料が収納される燃料収納部と、前記燃料収納部から取込まれる前記固体燃料を搬送して前記燃焼部に供給する燃料搬送手段と、を備えた木質ペレット状燃料燃焼装置であって、
    前記燃料搬送手段は、斜め上方又は鉛直上方に向けて設置した燃料搬送筒と、先端側が前記燃焼部の上方近傍に位置し、該先端側よりも上方に位置する基端側を前記燃料搬送筒の上部に連通するようにして接続した燃料排出筒と、先端が前記燃料排出筒との連通口近傍と略同じ位置又は少し低い位置に位置し、かつ前記燃料搬送筒の内周面との間に所定の隙間を有するようにして前記燃料搬送筒内にその長手方向に設けた、回転動作によって前方に向けて前記固体燃料を搬送する回転自在な燃料搬送部材と、前記燃料搬送部材を回転駆動する駆動手段と、前記燃料搬送部材の先端近傍に前記燃料搬送部材の回転方向と交わるようにして所定間隔で設置した複数の薄板状の仕切り板とを具備しており、
    前記燃料収納部から燃料搬送筒内に取込んだ固体燃料を前記燃料搬送部材の回転によって前記燃料搬送筒の先端側に搬送し、前記連通口近傍に搬送された前記固体燃料を回転する前記複数の仕切り板によって前記燃料搬送筒内の周方向に沿って前記連通口側に移動させて前記燃料排出筒に送り込む、
    ことを特徴とする木質ペレット状燃料燃焼装置。
  2. 燃焼部と、木材チップからなるペレット状の固体燃料が収納される燃料収納部と、前記燃料収納部から取込まれる前記固体燃料を搬送して前記燃焼部に供給する燃料搬送手段と、を備えた木質ペレット状燃料燃焼装置であって、
    前記燃料搬送手段は、斜め上方又は鉛直上方に向けて設置した燃料搬送筒と、先端側が前記燃焼部の上方近傍に位置し、該先端側よりも上方に位置する基端側を前記燃料搬送筒の上部に連通するようにして接続した燃料排出筒と、先端が前記燃料排出筒との連通口近傍と略同じ位置又は少し低い位置に位置し、かつ前記燃料搬送筒の内周面との間に所定の隙間を有するようにして前記燃料搬送筒内にその長手方向に設けた、回転動作によって前方に向けて前記固体燃料を搬送する回転自在な燃料搬送部材と、前記燃料搬送部材を回転駆動する駆動手段と、前記燃料搬送部材の先端近傍に前記燃料搬送部材の回転方向と交わるようにして所定間隔で設置した複数の薄板状の仕切り板と、前記燃料搬送部材の回転方向に対して、前記燃料搬送筒内の前記連通口の下流側に前記仕切り板と接しないようにして設けた規制部材とを具備しており、
    前記燃料収納部から燃料搬送筒内に取込んだ固体燃料を前記燃料搬送部材の回転によって前記燃料搬送筒の先端側に搬送し、前記連通口近傍に搬送された前記固体燃料を回転する前記複数の仕切り板によって前記燃料搬送筒内の周方向に沿って前記連通口側に移動させ、前記規制部材によって前記固体燃料の前記連通口の下流側への移動を規制しながら前記燃料排出筒側に送り込む、
    ことを特徴とする木質ペレット状燃料燃焼装置。
  3. 前記燃焼部に給気を行うと共に前記燃焼部から排気を行う給排気手段と、前記給排気手段と前記燃料排出筒との間に空気供給管を備え、前記給排気手段から前記燃焼部に燃焼用空気を供給する際に、前記空気供給管を通して前記燃料排出筒内にも同時に所定量の空気を供給し、前記燃料排出筒を通して前記燃焼部側に空気を噴出させる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の木質ペレット状燃料燃焼装置。
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