JP2005090107A - プレキャストrc壁の取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 各階におけるプレキャストRC壁と上下鉄骨梁との接合、および各階の鉄骨梁を挟んでその上下階のプレキャストRC壁どうしの接合等を強固なものとすることができるプレキャストRC壁の取付構造を提供する。
【解決手段】 プレキャストRC壁3に配筋された縦補強筋4の端部を該プレキャストRC壁3の上端部に突出して縦補強筋の継手4aとする。縦補強筋の継手4aを鉄骨梁2の上下フランジ2a,2aに形成された貫通孔2b,2bに貫通させる。縦補強筋の継手4aをプレキャストRC壁3に配筋された縦補強筋4の下端部4bと接合する。縦補強筋の継手4aを鉄骨梁2の上側に設置されたプレキャストRC壁3に配筋された縦補強筋4の下端部4bと接合する。縦補強筋の継手4aに螺合された固定ナット7と8を締め付けて縦補強筋の継手4aを鉄骨梁2に固定する。
【選択図】 図1

Description

本願発明は、各階の鉄骨柱梁架構内に設置されたプレキャストRC壁の取付構造に関するものである。
これまで、鉄骨柱梁架構内にRC耐震壁として設置されたプレキャストRC壁を取り付ける方法として、例えば図7(a)に示すように、鉄骨梁20とプレキャストRC壁21にガセットプレート22をそれぞれ突設し、このガセットプレート22同士をHTB(ハイテンションボルト)23によってボルト締結して取り付ける方法、または図7(b)に示すように、そのガセットプレート22同士またはプレキャストRC壁21のガセットプレート22と鉄骨梁20とを溶接して取り付ける方法、さらには図7(c)に示すように、プレキャストRC壁21に補強筋として配筋されたねじ鉄筋24の端部を固定ナット25によって鉄骨梁20に定着して取り付ける方法などが知られている(特許文献1参照)。
特願平4−3371084号公報
しかし、ガセットプレート22を用いた取付方法の場合、プレキャストRC壁21とガセットプレート22間の力の伝達をスムーズに行うことが困難であり、応力伝達上不合理が生じることがある。
また、HTB23を用いた取付方法の場合、鉄骨建方における施工誤差を吸収することが困難であり、また溶接による取付方法の場合は、現場での溶接作業があるため安全性や品質確保に苦労する他、施工が天候に左右される等の課題がある。
さらに、ねじ鉄筋24を固定ナット25により鉄骨梁25に定着する方法の場合、プレキャストRC壁21とそれに接触する鉄骨梁フランジ間のみで接合しているため、特に上下階の耐震壁(プレキャストRC壁21)との一体化が不十分であり、合理的な設計を行う上で十分に応力の伝達が果たせていない。
請求項1記載のプレキャストRC壁の取付構造は、各階の鉄骨柱梁架構内に設置されたプレキャストRC壁の取付構造において、プレキャストRC壁に配筋された補強筋の端部を該プレキャストRC壁の端部に突出させ、該補強筋の端部を鉄骨梁に形成された貫通孔に貫通させるとともに、前記鉄骨梁を挟んでその反対側に設置されたプレキャストRC壁に配筋された補強筋と接合し、かつ前記補強筋の端部を該補強筋の端部に螺合された固定ナットを締め付けて前記鉄骨梁に固定してなることを特徴とするものである。
本願発明は上述した構成にしたことにより、特に各階におけるプレキャストRC壁と上下鉄骨梁との接合、および各階の鉄骨梁を挟んでその上下階のプレキャストRC壁どうしの接合を強固なものとすることができ、しかも各階の鉄骨梁の面外へのねじれを確実に阻止することができるものである。
本願発明の場合、鉄骨梁を挟んでその上側と下側にれぞれ設置されたプレキャストRC壁にそれぞれ配筋された補強筋は、鉄骨梁の上側または下側のいずれの位置でも接合することができる。
補強筋を鉄骨梁の上側で接合するには、例えば図2に図示するようにプレキャストRC壁に配筋された補強筋の端部を該プレキャストRC壁の上端部に突出させ、該補強筋の端部を鉄骨梁に形成された貫通孔に貫通させるとともに、前記鉄骨梁の上側に設置されたプレキャストRC壁に配筋された補強筋と接合することができる。
一方、補強筋を鉄骨梁の下側で接合するには、プレキャストRC壁に配筋された補強筋の端部を該プレキャストRC壁の下端部に突出させ、該補強筋の端部を鉄骨梁に形成された貫通孔に貫通させるとともに、前記鉄骨梁の下側に設置されたプレキャストRC壁に配筋された補強筋と接合することができる。
また、補強筋はプレキャストRC壁の全断面に所定間隔おきに配筋し、そのすべて補強筋の端部を上記した構成により互いに接合し、鉄骨梁に固定してもよく、あるいは前記補強筋のうち、プレキャストRC壁の幅方向の縁端部に配筋された補強筋のみの端部を上記した構成により互いに接合し、鉄骨梁に固定してもよい。
請求項2記載のプレキャストRC壁の取付構造は、請求項1記載のプレキャストRC壁の取付構造において、補強筋の端部をプレキャストRC壁の端部に形成された接合用筒内に挿入し、かつ固化材を充填することにより、鉄骨梁を挟んでその反対側に設置されたプレキャストRC壁に配筋された補強筋と前記補強筋の端部とを接合してなることを特徴とするものである。
この場合、スプライススリーブ等のスリーブを用い、プレキャストRC壁の端部に該プレキャストRC壁内に配筋された補強筋の端部に接続した状態でスリーブ埋設し、該スリーブの端部に補強筋の端部を挿入し、その周囲にモルタル、セメントまたは樹脂モルタル等の固化材を充填して接合することができる。
請求項3記載のプレキャストRC壁の取付構造は、請求項1または2記載のプレキャストRC壁の取付構造において、プレキャストRC壁の縁端部に配筋された補強筋のみを互いに接合し、かつ前記補強筋の端部を鉄骨梁に固定してなることを特徴とするものである。
本願発明は、例えば図2(b)に図示するように、プレキャストRC壁の中央部分にスリットが設けられているために、プレキャストRC壁の両縁端部にのみ補強筋が配筋され、スリットが設けられた中央部分に補強筋が配筋されていない場合などに適用されるものである。
請求項4記載のプレキャストRC壁の取付構造は、請求項1〜3のいずれかに記載のプレキャストRC壁の取付構造において、プレキャストRC壁にスリットを形成して柱状部が形成されてなることを特徴するものである。
本願発明は、柱状部が柱梁架構内にあって柱梁架構に作用する水平力(例えば地震力)に対し、曲げ変形することによりせん断力を負担する。したがって、スリットの間隔と長さ、および鉄筋量などを調整することにより、建物の変形性能に応じた復元力特性を実現することができ、これにより、通常のダンパーと異なり、建築基準法に準拠した設計においてせん断力を負担し、柱梁架構の簡略化が可能となる。
請求項5記載のプレキャストRC壁の取付構造は、請求項1〜4のいずれかに記載のプレキャストRC壁の取付構造において、プレキャストRC壁の左右両側部および/または上下両端部にプレストレスが導入されてなることを特徴とするものである。本願発明は特に、プレキャストRC壁の全体を拘束することができ、かつ靱性の向上を図ることができる。
本願発明は、プレキャストRC壁に配筋された補強筋の端部を該プレキャストRC壁の端部に突出させ、該補強筋の端部を鉄骨梁に形成された貫通孔に貫通させるとともに、前記鉄骨梁を挟んでその反対側に設置されたプレキャストRC壁に配筋された補強筋と接合し、かつ前記補強筋の端部を該補強筋の端部に螺合された固定ナットを締め付けて前記鉄骨梁に固定してなるので、各階におけるプレキャストRC壁と上下鉄骨梁との接合、および各階の鉄骨梁を挟んでその上下階のプレキャストRC壁どうしの接合を強固なものとすることができ、しかも各階の鉄骨梁の面外へのねじれを確実に阻止することができる等の効果がある。
また、プレキャストRC壁の鉄骨梁との接合を容易にするとともに、面内変形時の柱梁架構による拘束軸力を設計に考慮できる接合方法とすることで、接合断面のより合理的な設計を行うことができる。
さらに、プレキャストRC壁と鉄骨梁間の応力伝達の不合理と施工の困難性をなくし、それにより柱梁架構によるプレキャストRC壁の拘束効果を利用して、より合理的な設計を行うことができるようにプレキャストRC壁を取り付けることができる。
図1〜図5は、本願発明の一例を示し、図において、左右鉄骨柱1,1と上下鉄骨梁2,2とからなる各階の柱梁架構A内にプレキャストRC壁3がそれぞれ設置され、各プレキャストRC壁3は上下鉄骨梁2,2にそれぞれ固定されている。なおこの場合、プレキャストRC壁3は柱梁架構A内に鉄骨梁2の軸方向に所定間隔をおいて設置されている。
鉄骨柱1と鉄骨梁2にはH形鋼などの形鋼が用いられ、各階の鉄骨梁2の上下フランジ2a,2aには複数の貫通孔2b,2bがウェブ2cを挟んでその両側にそれぞれ形成されている。
各プレキャストRC壁3の左右両縁端部には複数の縦補強筋4,4が各鉄骨梁2の貫通孔2b,2bに対応させて配筋され、その上端部はプレキャストRC壁3の上端部から縦補強筋4,4の継手として(以下「縦補強筋の継手4a」という)それぞれ所定長さ突出している。
また、各プレキャストRC壁3の下端部に複数のスリーブ5,5が各縦補強筋4,4の延長線上に位置してそれぞれ埋設され、この各スリーブ5,5の上端部に各縦補強筋4,4の下端部4b,4bがそれぞれ挿入されている。
また、各縦補強筋の継手4aは上側鉄骨梁2の上下フランジ2a,2aにそれぞれ形成された各貫通孔2b,2bをそれぞれ連続して貫通し、かつ上側鉄骨梁2の上階側に設置されたプレキャストRC壁3の下端部に埋設されたスリーブ5の下端部にそれぞれ挿入されている。
そして、各スリーブ5内にモルタル等の固化材6を充填することにより、鉄骨梁2を挟んで上下のプレキャストRC壁3の縦補強筋4,4が同一軸線上でそれぞれ一体的に接合されている。
また、各縦補強筋の継手4aに2個の固定ナット7と8がそれぞれ螺合され、このうち固定ナット7は鉄骨梁2の上側フランジ2aを上方に強く押し上げるように締め付けられ、固定ナット8は鉄骨梁2の下側フランジ2aを下方に強く押し下げるように締め付けられている。固定ナット7と8がこのように締め付けられていることで、各プレキャストRC壁3の上下両端部は鉄骨梁2にそれぞれ強固に固定されている。
このように構成されていることにより、各階におけるプレキャストRC壁3と上下鉄骨梁2,2との接合、および各階の鉄骨梁2を挟んでその上下階のプレキャストRC壁3どうしの接合が強固なものとなり、しかも各階の鉄骨梁2の面外へのねじれを防止することができる。
なお、図2(b)は、プレキャストRC壁3に、上下方向に連続する所定長さのスリット3aを形成して柱状部が形成された例を示したものである。
図3は、本願発明のプレキャストRC壁の取付構造およびプレキャストRC壁の詳細を示し、ここでは、縦補強筋4の接合方法として特にスプライススリーブ9が用いられている。
スプライススリーブ9に上階側の縦補強筋4の下端部4bと下階側の縦補強筋の継手4aがそれぞれ挿入され、かつ固化材6(例えば図2(c)参照)が充填されていることにより上下の縦補強筋4,4が一体的に接合されている。
また、施工誤差を吸収してプレキャストRC壁3と鉄骨梁2との一体化を図るために、プレキャストRC壁3と鉄骨梁2間に隙間を設け、その部分にモルタルを充填されている。
また、プレキャストRC壁3にスリット3aを形成するため、壁中央(セパレート部)に珪酸カルシウム板などの仕切り板10を設け、その間の壁補強筋11が複数の縦補強筋とフープ筋とから柱状に配筋されている。
図4(a),(b)は、プレキャストRC壁3の変形例を示し、特にスリットの無い両側部と上下両端部(ソリッド部)に緊張材としてPC鋼材12を挿通することにより、プレキャストRC壁3の両側部と上下両端部にそれぞれプレストレスが導入されている。これによりプレキャストRC壁3の全体を拘束することができ、かつ靱性の向上を図ることができる。
図5は、本願発明のプレキャストRC壁の取付構造による拘束軸力を用いた取付断面の効率化の説明を示し、この拘束軸力は、各階においてプレキャストRC壁3が水平力Pを受けて曲げひび割れが生じること等により軸方向(上下方向)に膨張する鉄筋コンクリートを周囲の柱梁架構Aや上下階のプレキャストRC壁3などの周辺構造体が拘束することにより生じる。
これは、本願発明のようにプレキャストRC壁3と柱梁架構Aおよび上下階のプレキャストRC壁3とを密着させる接合方法で十分に生じるものであり、図7(a)〜(c)に示す従来の方法で接合する場合には、その部分の変形で緩和されることがある。
この拘束軸力は、図5(b)に示すように、プレキャストRC壁3と鉄骨梁2との境界部の応力状態において、設計上クリティカルとなる引張力を小さくするように働く。
これにより、圧縮力は余裕のあるプレキャストRC壁3のコンクリートと鉄骨梁2との面接触で処理することができるため、結果的にプレキャストRC壁3の両側部に配筋された縦補強筋4を例えばD32からD22へ減少させることができ、接合部の効率的な設計を可能とすることができる。さらには、プレキャストRC壁3と鉄骨梁2との摩擦抵抗力を増加させてせん断力の伝達も助ける働きがある。
図6(a)〜(d)は、本願発明のプレキャストRC壁の取付構造の施工手順を示し、以下その手順を説明する。
(1) 最初に、N−1階のプレキャストRC壁3AとN階の鉄骨梁2Aをそれぞれ設置する。この場合、プレキャストRC壁3AとN階の鉄骨梁2Aは予め地上で地組みし、両者をクレーン等で吊って同時に設置することにより施工の大幅な効率化を図ることができる。
(2) 次に、(1) の場合と同様に、予め地組みされたN+1階の鉄骨梁2BとN階のプレキャストRC壁3Bを鉄骨梁2Aの上に設置するとともに、N階に突出した縦補強筋の継手4aをプレキャストRC壁3Bの下端部に埋設されたスリーブ5Aに挿入する。また、鉄骨梁2Bを柱またはブラケット(図省略)に接合することで位置決めを行う。
(3) 次に、スリーブ5A内にモルタル等の固化材6を充填し、さらに鉄骨梁2AとプレキャストRC壁3Bとの間にモルタルを充填する。
(4) そして最後に、固定ナット7と8をそれぞれ締め込むことでプレキャストRC壁3と鉄骨梁2とを一体化する。なお、施工誤差は縦補強筋の継手4aとスリーブ5間のクリアランスとN階の鉄骨梁とプレキャストRC壁とのクリアランスで吸収するものとする。
本願発明は上述した構成にしたことにより、特に各階におけるプレキャストRC壁と上下鉄骨梁との接合、および各階の鉄骨梁を挟んでその上下階のプレキャストRC壁どうしの接合を強固なものとすることができ、しかも各階の鉄骨梁の面外へのねじれを確実に阻止することで、プレキャストRC壁の鉄骨梁への取り付けにおいて、プレキャストRC壁と鉄骨梁間の応力伝達の不合理と施工の困難性をなくし、それにより柱梁架構によるプレキャストRC壁の拘束効果を利用して、より合理的な設計を行い得るようにプレキャストRC壁を取り付けることができる。
プレキャストRC壁の取付構造の一例を示す柱梁架構の一部正面図である。 プレキャストRC壁の取付構造の一例を示し、(a),(b)はその一部正面図、(c)は(a)におけるイ−イ線断面図である。 プレキャストRC壁の取付構造の一例を示し、(a)はその一部正面図、(b),(c)は(a)におけるロ−ロ線断面図、ハ−ハ線断面図である。 プレキャストRC壁の取付構造の一例を示し、(a)はその一部正面図、(b)は(a)におけるニ−ニ線断面図である。 プレキャストRC壁の取付構造の一例を示し、(a)はその一部正面図、(b),(c)は応力図である。 (a)〜(d)は施工手順を示す一部正面図である。 (a),(b),(c)はプレキャストRC壁の従来の取付方法を示す一部正面図である。
符号の説明
1 左右の鉄骨柱
2 上下の鉄骨梁
3 プレキャストRC壁
4 縦補強筋(補強筋)
5 スリーブ
6 固化材
7 固定ナット
8 固定ナット
9 スプライススリーブ
10 PC鋼材
11 壁補強筋
12 PC鋼材

Claims (5)

  1. 各階の鉄骨柱梁架構内に設置されたプレキャストRC壁の取付構造において、プレキャストRC壁に配筋された補強筋の端部を該プレキャストRC壁の端部に突出させ、該補強筋の端部を鉄骨梁に形成された貫通孔に貫通させるとともに、前記鉄骨梁を挟んでその反対側に設置されたプレキャストRC壁に配筋された補強筋と接合し、かつ前記補強筋の端部を該補強筋の端部に螺合された固定ナットを締め付けて前記鉄骨梁に固定してなることを特徴とするプレキャストRC壁の取付構造。
  2. 補強筋の端部をプレキャストRC壁の端部に形成された接合用筒内に挿入し、かつモルタルを充填することにより鉄骨梁を挟んでその反対側に設置されたプレキャストRC壁に配筋された補強筋と前記補強筋の端部とを接合してなることを特徴とする請求項1記載のプレキャストRC壁の取付構造。
  3. プレキャストRC壁の縁端部に配筋された補強筋のみを互いに接合し、かつ前記補強筋の端部を鉄骨梁に固定してなることを特徴とする請求項1または2記載のプレキャストRC壁の取付構造。
  4. プレキャストRC壁にスリットを形成して柱状部が形成されてなることを特徴する請求項1〜3のいずれかに記載のプレキャストRC壁の取付構造。
  5. プレキャストRC壁の左右両側部および/または上下両端部にプレストレスが導入されてなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のプレキャストRC壁の取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107419825A (zh) * 2017-05-12 2017-12-01 姚攀峰 弱边缘构件配筋的钢骨架全预制剪力墙及其施工方法

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