JP2005090093A - 引き戸用の戸袋 - Google Patents

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Isamu Kido
勇 木戸
Masato Nakagawa
真人 中川
Yoshihiro Shintani
嘉宏 新谷
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Abstract

【課題】指詰め事故を防止する。
【解決手段】戸尻側の戸当り11と、戸先側の見切枠13、14と、前後のパネル16、16とによって戸袋10を形成し、前後の見切枠13、14の少なくとも一方に指詰め防止用の隙間Gを形成する。
隙間Gは、引き戸20、30を開放操作して戸袋10に収納するとき、指詰め事故の発生を防止する。
【選択図】図1

Description

この発明は、建築物の開口部を開閉する引き戸に用いる引き戸用の戸袋に関する。
建築物の開口部を開閉する引き戸には、開放時の引き戸を体裁よく収納して隠蔽するために、戸袋を組み合わせることがある。
従来の戸袋は、壁面の表面に沿って横移動する引き戸を収納するために、壁面の表面から突出させ、壁面の開口部に向けて開口する箱形に形成するのが普通である。
かかる従来技術によるときは、戸袋は、壁面の表面から突出する箱形であるから、体裁がよくない上、厚さを必要最少にしなければならないため、引き戸を開放操作して戸袋に収納する際に、引き戸の表面と戸袋の竪枠材との間に手指を挟み込み、いわゆる指詰め事故が発生して思わぬ怪我をすることがあるという問題があった。
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、戸先側の少なくとも一方の見切枠に指詰め防止用の隙間を形成することによって、指詰め事故が発生するおそれがなく、建築物の壁面に容易に格納して良好な外観を実現することができる引き戸用の戸袋を提供することにある。
かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、戸尻側の戸当りと、戸先側の前後の見切枠と、戸当りと各見切枠との間に装着する前後のパネルとを備えてなり、見切枠の少なくとも一方には、引き戸の表面との間に指詰め防止用の隙間を形成することをその要旨とする。
なお、各パネルは、戸先側の固定片を見切枠に付設するばね板によって把持し、戸尻側の固定片を戸当りにねじ止めすることができ、ばね板は、見切枠に対し、戸先側をスポット溶接することができる。
また、戸当り、各パネルは、建築物の壁面を構成する前後の壁パネルの間に配置してもよい。
かかる発明の構成によるときは、戸当りと、前後の見切枠と、前後のパネルとは、引き戸を収納する戸袋を形成するが、見切枠の少なくとも一方に指詰め防止用の隙間を形成することにより、指詰め事故の発生を有効に防止することができる上、前後のパネルが形成する戸袋の全体厚さを必要最少に抑え、戸袋を建築物の壁面内に容易に格納して良好な外観を実現することができる。
なお、指詰め防止用の隙間は、安全上の要請を満たしながら戸袋の厚さを最少にするために、20〜30mm程度に設定することが好ましく、引き戸を設ける建築物の開口部に向けて開き、見切枠の全長に亘り、上下に連続させることが好ましい。また、指詰め防止用の隙間は、一方の引き戸を開閉操作して他方の引き戸を連動させる2連引き戸の場合は、操作側の引き戸に近い一方の見切枠に設ければ十分であるが、1枚の引き戸のみの場合、2枚の引き戸の双方を開閉操作する引違い戸の場合は、前後の見切枠の双方に設けることが好ましい。
各パネルは、戸先側の固定片をばね板によって把持し、戸尻側の固定片をねじ止めすることによって、取付作業を著るしく簡単化するとともに、戸袋の戸先側において取付用のねじなどが内側に突出しないから、戸袋の厚さを小さくしても、引き戸の表面を不用意に傷付けたりするおそれがない。
ばね板は、戸先側をスポット溶接して戸尻側を見切枠から浮かせることによって、パネルの戸先側の固定片を戸尻側からばね板の下に差し込み、固定片を見切枠との間に一挙動により把持させることができる。ただし、ばね板の戸尻側は、見切枠から離れる方向に斜めに屈曲させることが好ましい。また、ばね板は、見切枠に沿う上下方向に一体に連続させてもよく、任意の枚数に分割してもよい。
戸当りと各パネルとを壁パネルの間に配置すれば、戸袋は、見切枠を除く全体を体裁よく壁面内に格納することができる。なお、このときの見切枠は、引き戸を装着する戸枠の一方の竪枠として外観上認識され、戸袋自体は、その存在を認識できないようにすることも可能である。
以下、図面を以って発明の実施の形態を説明する。
引き戸用の戸袋10は、戸尻側の戸当り11と、戸先側の前後の見切枠13、14と、前後のパネル16、16とを備えてなる(図1)。ただし、戸袋10は、建築物の壁面Wの開口部W1 を開閉する吊り戸式の2連引き戸20、30と組み合わされている(図1、図2)。
前後の引き戸20、30は、それぞれ吊り車21、31を介し、上方のガイドレール22、32から横移動自在に吊下されている。なお、吊り車21、31には、それぞれ外れ止め用の補助ローラ21a、31aが付設されている。また、後の引き戸30の下部は、ベース板33aを介して見切枠13、14の間に立設するガイドローラ33を介してガイドされ、前の引き戸20の下部は、引き戸30の戸先側の下部に固定するブラケット23a上のガイドローラ23を介してガイドされている。引き戸20の戸先側には、把手24、24が両面に突設されており、引き戸30の戸尻側には、引き戸20の戸尻側を横切る連動ブラケット34が突設されている。
開口部W1 の前面側には、上枠41、戸先側の竪枠42、見切枠13を介し、引き戸20、30用の戸枠が形成されている(図2、図3)。なお、引き戸20、30の上部には、カバー43が着脱可能に装着されている。また、開口部W1 の後面側には、カバー43がなく、別の上枠44、竪枠42、見切枠14による戸枠が形成されている(図1、図2)。上枠41、44は、壁面Wを構成する壁パネルWa 、Wa の間に配置する支持材45を介して支持されており、支持材45は、図示しない建築物の構造材に取り付けられている。また、ガイドレール22、32は、共通のブラケット46を介して支持材45により支持されている。ただし、ガイドレール22、32は、開口部W1 の上部から戸袋10の内部にまで延びているものとする(図3)。
戸当り11、竪枠42は、それぞれ壁面Wを構成する壁パネルWa 、Wa の間に配置する図示しない建築物の構造材に連結されている(図1)。戸当り11の開口部W1 側の表面には、クッション材12が付設されており、前後のパネル16、16は、それぞれ戸当り11、見切枠13の間、戸当り11、見切枠14の間に装着されている。また、見切枠13、14は、それぞれ上下両端のブラケット13c、13c、14c、14cを介して立設されている。ただし、図1には、各一方のブラケット13c、14cのみが図示されている。前の引き戸20に近い前面側の見切枠13には、引き戸20の表面との間に指詰め防止用の隙間Gを形成する段差13aが開口部W1 に向けて設けられている。戸当り11、パネル16、16は、壁パネルWa 、Wa の間に配置されており、戸袋10は、壁面Wに格納されている。
各パネル16には、戸先側、戸尻側に向けて固定片16a、16aが突設されている(図4)。また、見切枠13、14には、それぞれ戸尻側に向けて補助片13b、14bが突設されており、補助片13b、14b上には、それぞればね板15がスポット溶接されている。なお、ばね板15は、戸先側がスポット溶接され、戸尻側は、補助片13b、14bから浮き上がるように斜めに屈曲されている。そこで、各パネル16は、戸先側の固定片16aをばね板15の下に差し込んでばね板15によって把持するとともに(図4の矢印方向)、止めねじ16bを介して戸尻側の固定片16aを戸当り11にねじ止めすることにより(図5)、戸当り11と、見切枠13または見切枠14との間に装着されている。なお、パネル16、16を装着した後、壁パネルWa 、Wa を施工することにより、戸袋10を壁面W内に完全に隠蔽することができる。
引き戸20、30は、開口部W1 を全面閉鎖することができる(図1の実線、図3)。そこで、把手24を介して引き戸20を開放操作し(図3の矢印方向)、引き戸20を引き戸30とともに戸袋10内に収納して開口部W1 を全面開放することができる(図1の二点鎖線)。このとき、引き戸20、30の各戸尻側は、連動ブラケット34を介し、ほぼ同時に戸当り11上のクッション材12に当接して停止する。また、見切枠13には、引き戸20の表面との間に指詰め防止用の隙間Gが形成されているので、指詰め事故が発生するおそれがない。一方、戸袋10内の引き戸20を閉じ方向に引き出すと、引き戸30も連動して引き出され、引き戸20、30は、開口部W1 を元の全閉状態に閉じることができる。ただし、引き戸30は、図示しない連結機構を介し、引き戸20に連動して開き方向、閉じ方向に駆動するものとする。
以上の説明において、引き戸20、30は、1枚の引き戸であってもよく、そのとき、指詰め防止用の隙間Gは、前後の見切枠13、14の双方に形成することが好ましい。すなわち、隙間Gは、前後の見切枠13、14の少なくとも一方に形成することができる。また、引き戸20、30は、2枚以上の引違い戸であってもよく、吊り戸に代えて、敷居、鴨居を使用する普通の引き戸であってもよい。
全体構成水平断面図 図1のX−X線矢視相当拡大垂直断面図 図1のY矢視相当正面図 要部拡大組立説明図(1) 要部拡大組立説明図(2)
符号の説明
W…壁面
Wa …壁パネル
G…隙間
10…戸袋
11…戸当り
13、14…見切枠
15…ばね板
16…パネル
16a…固定片

特許出願人 小松ウオール工業株式会社
代理人 弁理士 松 田 忠 秋

Claims (4)

  1. 戸尻側の戸当りと、戸先側の前後の見切枠と、前記戸当りと前記各見切枠との間に装着する前後のパネルとを備えてなり、前記見切枠の少なくとも一方には、引き戸の表面との間に指詰め防止用の隙間を形成することを特徴とする引き戸用の戸袋。
  2. 前記各パネルは、戸先側の固定片を前記見切枠に付設するばね板によって把持し、戸尻側の固定片を前記戸当りにねじ止めすることを特徴とする請求項1記載の引き戸用の戸袋。
  3. 前記ばね板は、前記見切枠に対し、戸先側をスポット溶接することを特徴とする請求項2記載の引き戸用の戸袋。
  4. 前記戸当り、各パネルは、建築物の壁面を構成する前後の壁パネルの間に配置することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載の引き戸用の戸袋。
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