JP2005089949A - 帯状ベルト - Google Patents

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ティールマン ジャック
Haaren P J G M Van
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Abstract

【課題】織成されたシートベルトのエッジ部分に矛軟性を持たせるようにする。
【解決手段】ベルトは、複数本の縦糸5,6,7,8,9と少なくとも1本の横糸10で織られ、該ベルトは、中央領域2と互いに対向する二方の端縁領域3とを有する。前記中央領域における縦糸は、所定の収縮特性を有している。前記ベルトは、中央領域と一方の最外側の縁との間に少なくとも一つの端縁領域を有し、この端縁領域には、所定の本数の縦糸が通してあり、これら縦糸の各々は、前記中央領域における縦糸よりも収縮度合いが小さいものになっている。
【選択図】図2

Description

この発明は、帯状ベルト、そして、さらに詳しくは、自動車のシートベルトとしての使用に適している帯状ベルトに関するものである。
帯状ベルトは、自動車や航空機のシートベルトとして広く一般に使用されており、さらには、クライマーや窓拭き作業者などの人達の命綱となる安全ベルトなどの用途にも使用されている。
特にシートベルトとして使用されている帯状ベルトは、マルチフィラメントの縦糸とマルチフィラメントの横糸とを織って作られている。このような技術を用いて作られたベルト類は、曲げやすく、柔軟なものになる。
帯状ベルトを自動車のシートベルトとして使用する場合などにおいては、帯状ベルトを横断方向(幅方向)において比較的かたい(ステイッフ)もの、しっかりしたものにすることが望ましい。これは、自動車事故発生時、シートベルトを装着している着座者にかかるシートベルトの負荷をなるべく分散するようにしたいからである。横断方向(幅方向)に対しシートベルトをかたく、しっかりしたものにするには、横糸をマルチフィラメントのものではなく、モノフィラメントの横糸を使用すればよい。帯状ベルトを織る際に、このようにモノフィラメントの横糸を使用することは、シートベルト(安全ベルト)の実用特性を高めるのに役立つものであり、例えば、シートベルト(安全ベルト)をリトラクターリールへ巻き取る際、又は、引き出す際、シートベルト(安全ベルト)は、ねじれにくくなって、フラットな状態でリトラクターリールへ巻き取られ、又は、引き出されることになる。また、シートベルト(安全ベルト)がねじれにくくなることで、装着者に不快な感じを与えなくなる利点も生まれる。
しかしながら、前記のようにシートベルトを織るのに、モノフィラメントの横糸を使用すると、該ベルトのエッジ部分が非常にかたく、ハードになってしまう問題が生じる。この問題は、是非とも回避しなければならない問題であり、例えば、自動車のシートベルトの両端縁部分がかたいと、自動車着席者がシートベルトを装着したとき、該シートベルトの端縁部分が装着者の頚部に当たり、頚部をこするようになってしまうからである。
ソフトな端縁部分を持つ帯状ベルトを提供するために、これまで提案されている技術は、モノフィラメント横糸を用いると共に前記端縁部分に余分な横糸を使用し、編み技術を用いて編むようになっている。この形式のベルトは、特許文献1に記載されている。この開示された技術は、余分な横糸と作業が追加される点でコスト高になり、時間がかかりすぎる難点がある。
さらにまた、モノフィラメントの横糸とマルチフィラメントの横糸を平行に二列にするようにしたものも提案されている。このモノフィラメントの横糸を用いて前記ベルトを織る場合、前記モノフィラメントの横糸がベルト端縁から離れたポイントで織り返され、したがって、前記モノフィラメントの横糸は、常に前記ベルトの端縁に達しておらず、所定の距離をおいて、前記ベルトの内側に位置するようになっている。したがって、前記ベルトの端縁領域においては、腰の柔らかなマルチフィラメントの糸だけになってしまっているものであるが、このような構成のベルトは、構造が複雑になり、さらには、横糸が余計に必要になる。
また、特許文献2に開示されているように、前記ベルトの端縁をソフトに仕上げる織成技術が提案されており、また、特許文献3に開示されているように、前記ベルトの端縁に中空部となるループを織りこむようにする技術も提案されている。これらの構成すべては、特別な構造の織機が必要になったり、ベルト端縁部分がベルトの中央領域の厚みよりも結構厚くなってしまう。これは、該ベルトをリトラクターのスプールに巻き取るのに極めて不都合なものになることは明らかである。
国際公開第01/48285号パンフレット(WO 01/48285) 西ドイツ国特許出願公開第2446837号明細書 (DE2,446,837) 西ドイツ国特許出願公開第2508732号明細書 (DE2,508,732)
前記した点から明らかな課題、すなわち、シートベルトを織るのにモノフィラメントの横糸を使用すると、該ベルトのエッジ部分が非常にかたく、ハードになってしまう問題、余分な横糸と作業が追加される点でコスト高になり、時間がかかりすぎる難点、腰の柔らかなマルチフィラメントの糸だけの構成のベルトは、構造が複雑になり、さらには、横糸が余計に必要になる点、特別な構造の織機が必要になりベルト端縁部分がベルトの中央領域の厚みよりも結構厚くなる点などが、この発明の解決課題である。
この発明の第1のアスペクトによれば、ベルトの製造方法が提供されるもので、この製造方法は、多数本の縦糸と少なくとも1本の横糸で帯状のベルトを織成する方法であり、このベルトは、長さ方向に延びる中央領域と、これを両側から挟む長さ方向に延びる端縁領域とを備え、前記中央領域と前記ベルトの最も端の部分との間にある少なくとも一つの端縁領域における縦糸は、所定の本数であって、これら縦糸の各々は、前記中央領域の縦糸の収縮特性よりも縮み度合いが小さな収縮特性を有する構成のものであって、この構成のベルトを織る工程は、まず複数の縦糸と少なくとも1本の横糸とを織って前記中央領域を織り、前記端縁領域においては、選択した縦糸ごとに前記横糸をループ状に絡ませ、このように選択された縦糸と横糸が絡まった絡み合い部をもつ織成部で前記端縁領域を構成し、前記中央領域と端縁領域とを備えるベルトを収縮処理する工程を施してなるベルトの製造方法が提供される。
好ましくは、前記ベルトの熱収縮処理は、温度180℃〜230℃の温度のオーブンに前記ベルトを通過させることにより行われる。
前記端縁領域における前記糸は、収縮する糸であって、部分的に予備収縮処理されていることが有利である。
実用上は、横糸をループ状にかけて絡み合い部を作る相手の縦糸は、それぞれ異なる縦糸であって、先に絡み合い部が作られた縦糸でもなければ次の縦糸でもないように選ばれるものである。
好ましくは、前記絡み合い部を作る一連の工程において、前記端縁領域においての前記縦糸には、前記横糸が前記縦糸のそれぞれを選択しながらループ状に絡み、あるパターンをつくってゆくようになっている。
前記端縁領域に使用の縦糸は、前記中央領域に使用の縦糸よりも細く、軽量のものが有利である。
実用上は、端縁(外縁)領域に使用の縦糸は、実質的には、500 デニール(560 dtx )であり、中央領域に使用の縦糸は、実質的には、1500デニール(1670 dtx)である。
前記横糸は、直径が0.3mm又は此れ以下のものが好ましい。
前記絡み合い部においては、前記横糸は、先行して選ばれた縦糸にループ状に絡み、ついで近接する縦糸にループ状に絡むようになっている。
この発明の別のアスペクトによれば、ベルトの製造方法が提供されるもので、この製造方法は、多数本の縦糸と少なくとも1本のモノフィラメントの横糸で帯状のベルトを織成する方法であり、この方法は、前記横糸と前記複数本の縦糸とを織成して、通常の織り方で織られた中央領域と少なくとも一つの端縁領域とをもつベルトを織る工程からなり、前記端縁領域においては、選択した縦糸ごとに前記横糸をループ状に絡ませ、このように選択された縦糸と横糸が絡まった絡み合い部をもつ織成部で前記端縁領域を構成してなるベルトの製造方法が提供される。
好ましくは、前記端縁領域における縦糸は、前記中央領域の縦糸よりも収縮特性が小さく、前記方法は、前記ベルトの前記糸類を収縮させる終了工程を含んでいるものである。
有利には、前記糸類の収縮は、180℃〜230℃の温度のオーブンに前記ベルトを通過させることにより行われる。
前記端縁領域における前記糸類は、収縮する糸であって、部分的に予備収縮処理されていることが好ましい。
前記端縁領域においては、所定の“パターン”をもって前記横糸が前記縦糸のそれぞれにループ状にかけられて絡み合い、順次前記“パターン”が繰り返される構成になっていることが好ましい。
前記端縁領域に使用されている複数本の縦糸は、前記中央領域で使用されている複数本の縦糸よりも細く、軽いものであることが有利である。
実用上は、前記端縁領域に使用の縦糸は、実質的には、500 デニール(560 dtx )であり、中央領域に使用の縦糸は、実質的には、1500デニール(1670 dtx)である。
前記横糸は、直径が0.3mm又はこれ以下のものが好ましい。
前記横糸を縦糸にループ状に絡ませる絡み合い部における縦糸は、一つおきに選ばれる縦糸であることが有利である。
この発明の別のアスペクトによれば、中央領域と少なくとも一つの端縁領域とをもつベルトの製造方法が提供されるもので、この製造方法は、前記ベルトの中央領域を形成する複数本の縦糸に対し収縮特性が相違する複数本の縦糸を使用して前記端縁領域を形成し、前記ベルトを収縮させることで、前記端縁領域の縦糸を前記中央領域の縦糸の収縮度合いよりも小さく収縮させるものであって、前記方法は、少なくとも1本のモノフィラメントの横糸を使用して前記ベルトを織り、ついで、前記ベルトを形成するために使用した前記縦糸が収縮するように前記ベルトを処理する工程を含むものである。
前記ベルトを織る工程において、前記横糸が前記縦糸を横切って、ベルトの前記中央領域では通常の織り方で織り、前記端縁領域又は各端縁領域においては、前記横糸を前記縦糸に直交させながら、選択した縦糸に前記横糸を状にかけて絡ませるようにし、順々に異なる縦糸に横糸を絡ませるようにすることが好ましい。
前記横糸を前記端縁領域において前記複数本の縦糸の各々に順次ループ状にかけてゆくことが有利である。
前記横糸を前記端縁領域において前記複数本の縦糸の各々に順次ループ状にかけて一つの所定の“パターン”を作り、この“パターン”を繰り返すことが実用的である。
前記端縁領域における複数本の縦糸は、部分的に予備収縮された収縮する糸であることが好ましい。
前記端縁領域に使用されている複数本の縦糸は、前記中央領域で使用されている複数本の縦糸よりも細く、軽いものであることが有利である。
前記端縁領域に使用の縦糸は、実質的には、500 デニール(560 dtx )であり、中央領域に使用の縦糸は、実質的には、1500デニール(1670 dtx)であることが好ましい。
前記横糸は、直径が0.3mm又はこれ以下のものが好ましい。
前記ベルトは、熱処理されて、前記縦糸、横糸の糸類を収縮させることが好ましい。
前記横糸は、複数本の縦糸それぞれに対し、一つおき又は順々にループ状にかけられていることが好ましい。
この発明の別のアスペクトによれば、中央領域と少なくとも一つの端縁領域とをもつベルトの製造方法が提供されるもので、この製造方法は、前記ベルトを織るために複数本の縦糸を使用し、前記ベルトの少なくとも一方の端縁領域を織る縦糸には、前記ベルトの中央領域を織る縦糸よりも軽量で、細い縦糸を使用し、横糸には、少なくとも1本のモノフィラメントを使用して、前記ベルトを織るようになっている。
前記横糸は、前記端縁領域において、それぞれ異なる縦糸にループ状にかけられており、この縦糸は、先行の工程で横糸がかけられている縦糸とが異なるものになっていることが好ましい。
前記横糸は、複数本の縦糸それぞれに対し、一つおき又は順々にループ状にかけられていることが好ましい。
前記端縁領域における前記複数本の縦糸は、前記中央領域の前記複数本の縦糸よりも収縮度合いが低く、前記方法は、前記ベルトを織った縦糸と横糸を収縮させる工程を備えていることが実用的である。
前記ベルトを織った縦糸と横糸の収縮は、温度180℃〜230℃のオーブンに前記ベルトを通すことで行われることが好ましい。
前記端縁領域における糸類は、部分的に予備収縮されている収縮する糸類であることが有利である。
前記端縁領域において、前記複数本の縦糸それぞれに前記横糸をぐるりとループにかけわたす工程において、このような縦糸に対する横糸のかけ方には、所定の“パターン”があり、この“パターン”が繰り返されるようになっていると好都合である。
前記端縁領域に使用の縦糸は、実質的には、500 デニール(560 dtx )であり、中央領域に使用の縦糸は、実質的には、1500デニール(1670 dtx)であることが好ましい。
前記横糸は、直径が0.3mm又はこれ以下のものが好ましい。
この発明の別のアスペクトによれば、複数本の縦糸と少なくとも1本の横糸により織られたベルトが提供され、このベルトは、中央領域と互いに対向する二つの端縁領域とを有し、前記中央領域と前記ベルトの最外側との間にある少なくとも一方の端縁領域においては、複数本の縦糸の異なる選ばれた縦糸それぞれに前記横糸がループ状にぐるりかけわたされている構成になっている。
前記織られたベルトの前記端縁領域においては、前記縦糸に前記横糸がループ状にかけられたそれぞれの部分の間で前記縦糸が波をうつようにカーブしていることが好ましい。
前記端縁領域において、前記複数本の縦糸それぞれに前記横糸をぐるりとループにかけわたすかけ方には、所定の“パターン”があり、この“パターン”が繰り返されるようになっていると好都合である。
前記端縁領域における前記複数本の縦糸は、前記中央領域に使用されている縦糸よりも細く、軽いものであることが好都合である。
前記端縁領域に使用の縦糸は、実質的には、500 デニール(560 dtx )であり、中央領域に使用の縦糸は、実質的には、1500デニール(1670 dtx)であることが好ましい。
前記横糸は、直径が0.3mm又はこれ以下のものが好ましい。
この発明の別のアスペクトによれば、複数本の縦糸と少なくとも1本の横糸により織られたベルトが提供され、このベルトは、中央領域と互いに対向する二つの端縁領域とを有し、前記中央領域と前記ベルトの最外側との間にある少なくとも一方の端縁領域にける複数本の縦糸が前記中央領域に使用されている縦糸よりも細く、軽いものである構成になっている。
異なる選ばれた縦糸それぞれに前記横糸がループ状にぐるりかけわたされている構成になっていることが好ましい。
前記織られたベルトの前記端縁領域においては、前記縦糸に前記横糸がループ状にかけられたそれぞれの部分の間で前記縦糸が波をうつようにカーブしていることが好ましい。
前記端縁領域において、前記複数本の縦糸それぞれに前記横糸をぐるりとループにかけわたすかけ方には、所定の“パターン”があり、この“パターン”が繰り返されるようになっていると好都合である。
この発明をさらに容易に理解され、それのさらなる特徴が理解されるように、添付の図面を参照しながら、この発明を実施の態様により説明する。
織成されたシートベルトであって該ベルトのエッジ部分が柔軟性を維持している。また安価であり、短時間に製造が可能となる。さらには、通常の織機による織成が可能であり、ベルト端縁部分はベルトの中央領域の厚みと比較しても必ずしも厚くなることはない。
図1には、ベルト1が図示されている。このベルトは、自動車のシートベルトとして使用されるのに適したサイズになっているものであるが、前記ベルトは、航空機の座席のシートベルトや安全装置、安全用具のベルトなどの各種の用途にも使用されるものである。ベルト1は、長く帯状になっており、長さ方向軸と横断方向(幅方向)軸とを有している。図示の実施の態様においては、前記ベルトは、前記ベルトの長さ方向軸を横切る1本又は複数本のモノフィラメントと前記ベルトの長さ方向軸に対し平行な複数本のマルチフィラメント縦糸で織られている。
前記ベルトの両端縁で挟まれた中央領域2は、通常の織成技術を用いて織られているが、中央領域を挟む二方の側方の領域3,4は、特別な構造になっており、この点を以下に説明する。
図2には、端縁領域3に接した中央領域2の周縁領域が図示されている。
この実施の態様においては、縦糸は、伸縮する糸になっている。中央領域2においては、縦糸5は、所定の伸縮特性をもっているが、端縁領域3においては、縦糸6,7,8,9の伸縮特性は、縦糸5のものと相違している。端縁領域3における縦糸6〜9の伸縮特性は、中央領域2における縦糸5が縮むとき、この縦糸5の縮み方よりも縮む度合いが小さいものになっている。このようにするには、端縁領域3に使用の縦糸6〜9を予めある程度縮ませておけばよい。
この実施の態様においては、中央領域2の縦糸5は、例えば、1670 dtx、即ち、1670 g/10000 m ヤーン(1500デニールに等しい(即ち、1500g/9000m )) であり、端縁(外縁)領域3の縦糸6〜9は、これよりはるかに軽量で、細く、例えば、560 dtx (500 デニールに等しい)のものである。
図2に示すように、ベルト1を織る横糸10は、少なくとも1本のモノフィラメントものである。このモノフィラメント横糸10は、直径が約0.3mm又はこれ以下の細いフィラメントである。マルチフィラメント縦糸もまた細いものが好ましい。以下に記載の特殊の織り方で厚さが1.05mm以下で、全長、全幅にわたりフラットになっているベルトを織ることができる。
前記ベルトを織るには、まず横糸を縦糸に順々に絡ませていく。このように絡ませながら、横糸をベルトの中央領域2を横切るようにし、通常の方法で縦糸と共に織られるようになる。しかしながら、端縁領域3に横糸が達すると、特別な織り方になって、端縁が腰の柔らかいソフトなものになる。両端縁3,4における織り方は、同じもので、以下に前記領域3について説明する。
端縁領域3においては、横糸は、所定の相手の縦糸にループ状にかけわたされ、該縦糸をぐるっとまわって絡み合い(この横糸は、縦糸に結び付けられものではなく、単純にループ状にかけわたされるもの)、中央領域2の方向へ再び戻り該中央領域の縦糸と交差して該中央領域を織るようになっている。端縁領域3においては、横糸は、次々と相手の縦糸に絡み合って、ループ状になり、このループの間を縦糸が通過するように織られる。かくして、横糸は、異なる縦糸6〜9各々に互い違いにループ状にかけられて絡み合ってゆき、例えば、図2に示すように、縦糸9にかけられて絡んだ次には、縦糸7にかけられて絡み合い、次に、縦糸8に絡み合い、次に、縦糸6に絡み合うようになっている。このように、横糸が縦糸全部をループ状に囲むようにするもので、端縁領域3には、所定の絡み合いパターンが作り出される。このパターンは、前記ベルトの端縁領域の全長にわたって繰り返される。
図2の実施の態様においては、横糸の第1の絡み合い部11においては、この横糸10は、縦糸6をループ状に囲む。第2の絡み合い部12においては、横糸は、最初の2本の縦糸の背後を、これら縦糸と交わらずに直交し縦糸7を越えて縦糸8に絡み合い、ループ状に縦糸8を囲む。縦糸8と縦糸6は、縦糸7を挟んで離れている。第3の絡み合い部13においては、横糸10は、前記第1の縦糸6の背後を素通り直交し、縦糸6の隣にある縦糸7に絡み合い、ループ状に該縦糸をぐるりっとまわってかけられ。次の絡み合い部14におては、横糸10は、最初の3本の縦糸の背後を素通りし、最も外側に位置する縦糸9(縦糸7から一つおいた)に絡み合い、該縦糸をループ状に囲む。このようにして、この段階においては、横糸は、端縁領域において全部で例えば4本の縦糸それぞれにループ状になって絡み、絡み合いの一つの“パターン”を作る。このパーターンは、ついで、横糸10が縦糸6に絡む最初の絡み合い部15を出発点として次々に繰り返されるもので、第2の絡み合い部16では、横糸は、2本の縦糸をとばして第3番目の縦糸8に絡み、次の絡み合い部17では、横糸は、第1の縦糸6をとびこして第2の縦糸7に絡み、最終の絡み合い部18では、最外側の縦糸9に横糸が絡むようになっており、このようなパターンでの絡み合いがベルト端縁領域の全長にわたり繰り返される。
前記したような織り工程に続いて、帯状のベルトを収縮させる。これは、180℃から230℃、好ましくは、200℃から230℃の温度のオーブン内に前記ベルトを置く。縦糸、横糸含めこのベルトの織り糸すべてが熱収縮される。端縁領域にある縦糸6,7,8,9は、予め収縮処理されて、前記ベルトの中央領域2における縦糸5のような縦糸は、異なる収縮特性になっているから、端縁領域にある縦糸6,7,8,9は、前記ベルトの中央領域2における複数本の縦糸が収縮する程度よりも収縮度合いが小さい。
前記縦糸の熱収縮の結果、それぞれの縦糸にループ状になってぐるり掛けられている部分である横糸10の絡み合い部11〜18は、前記横糸の熱収縮と相まって前記ベルトの中央領域2に向けて内方へたぐいよせられる。前記横糸がループ状になって前記縦糸に絡んでいる二つの近接している絡み合い部の間ある縦糸6〜9のそれぞれの領域(例えば、絡み合い部11,15の間の縦糸6の領域)は、弾性を保ちながら外方へ大きく波を打った状態で、腰が柔らかくソフトの状態になる。このような波形の状態は、縦糸6〜9が前記ベルトの中央領域2における縦糸5ほどには熱収縮しないからである。
端縁領域3又は4における織り方のパターンの一つとして、前記ベルトの端縁に“開孔”のようになる部分がある。この“開孔”は、比較的小さなもので、欠点になるようなものではないが、このような部分を作らないで、よりよくするには、前記横糸の後続する各絡み合い部において、前記横糸を次の隣接する縦糸又は次の1本だけの縦糸にループ状に絡ませればよい。
図4は、図3に示した形式の4本の縦糸6,7,8,9を示し、さらにまたモノフィラメントの横糸を示す。図4において、モノフィラメントの横糸10は、まず前記ベルトの中央領域2に最も近い縦糸6にループ状になって絡み、第1の絡み合い部20を作り、次の第2の絡み合い部21は、縦糸8に作られる。第3の絡み合い部22は、次の縦糸9に作られる。
第4の絡み合い部23は、縦糸9の手前にある縦糸8に作られ、順に下がって第5の絡み合い部24が縦糸7に作られ、そして次に縦糸6に第6の絡み合い部25が作られ、以下同様な手順が繰り返されて、次の絡み合い部26が前記絡み合い部21と同様に作られ、次いで隣の縦糸8に絡み合い部が作られる。
このように順次絡み合い部が作られることで、前記ベルトの端縁部分は、腰が柔らかで風合いソフトなものになり、装着者の首や手膚部分に当たっても、こすれるような不快感を与えない。
前記した実施の態様においては、前記ベルトの長さ方向にそっての両端縁に工夫をこらしたもので説明したが、この発明は、前記ベルトの一方の端縁だけに実施し、他方の端縁は、従来構造のままでもよい。ただ、左右対称のものの方がよい。
この発明は、前記した実施の態様のみに限定されるものではなく、この発明の技術的範囲は、特許請求の範囲の記載により決定されるべきのである。
この発明の帯状ベルトは、一般の帯状ベルトのほか、特に自動車のシートベルトとしての使用に適している。
この発明の実施の態様における安全ベルト(シートベルト)の一部の斜視図。 製造時における前記安全ベルト(シートベルト)の図1の丸印で囲んだ部分の拡大図。 製造された前記安全ベルト(シートベルト)の図2の図示部分の拡大図。 別の実施の態様における図2に相当する拡大図。
符号の説明
1 ベルト
2 中央領域
3,4 端縁領域
5,6,7,8,9 縦糸
10 横糸
11,12,13,14,15,16,17,18 絡み合い部

Claims (47)

  1. ベルトの製造方法であって、この製造方法は、多数本の縦糸と少なくとも1本の横糸で帯状のベルトを織成する方法であり、このベルトは、長さ方向に延びる中央領域と、これを両側から挟む長さ方向に延びる二方の最外側の縁とを備え、前記中央領域と前記ベルトの最外側の縁のとの間にある少なくとも一つの端縁領域における縦糸は、所定の本数であって、これら縦糸の各々は、前記中央領域の縦糸の収縮特性よりも縮み度合いが小さな収縮特性を有する構成のものであって、この構成のベルトを織る工程は、複数の縦糸と少なくとも1本の横糸とを織って前記中央領域を織ると共に、前記端縁領域においては、前記中央領域を織りながら前記横糸を前記端縁領域側へ延ばして前記端縁領域に配置された複数本の縦糸の1本づつを選択して、選択した縦糸ごとに前記横糸をループ状にかけわたし、このように選択された縦糸と横糸がループ状にかけられて絡まった絡み合い部をもつ織成部で前記端縁領域を構成し、前記中央領域と端縁領域とを備えるベルトを収縮処理する工程を施してなるベルトの製造方法。
  2. 前記ベルトの収縮処理は、温度180℃〜230℃の温度のオーブンに前記ベルトを通過させることにより行われる請求項1による方法。
  3. 前記端縁領域における前記糸類は、収縮する糸であって、部分的に予備収縮処理されている請求項1による方法。
  4. 横糸をループ状にかけて絡ませる絡み合い部を作る相手の縦糸は、それぞれ異なる縦糸であって、先に絡み合い部が作られた縦糸でもなければ次の縦糸でもないように選ばれる請求項1による方法。
  5. 前記絡み合い部を作る一連の工程において、前記端縁領域においての前記縦糸には、前記横糸が前記縦糸のそれぞれを選択しながらループ状にかけられてかけわたされ、あるパターンをつくってゆくようになっている請求項1による方法。
  6. 前記端縁領域に使用の縦糸は、前記中央領域に使用の縦糸よりも細く、軽量のものである請求項1による方法。
  7. 前記端縁領域に使用の縦糸は、実質的には、500 デニール(560 dtx )であり、中央領域に使用の縦糸は、実質的には、1500デニール(1670 dtx)である請求項1による方法。
  8. 前記横糸は、直径が0.3mm又は此れ以下のものである請求項1による方法。
  9. 前記横糸がループ状にかけわたされた絡み合い部においては、前記横糸は、先行して選ばれた縦糸にループ状にかけわたされ、ついで近接する縦糸にループ状にかけわたされている請求項1による方法。
  10. 多数本の縦糸と少なくとも1本のモノフィラメントの横糸で帯状のベルトを製造する方法であり、この方法は、前記横糸と前記複数本の縦糸とを織成して、通常の織り方で織られた中央領域と少なくとも一つの端縁領域とをもつベルトを織る工程からなり、前記端縁領域においては、選択した縦糸ごとに前記横糸をループ状にかけわたして絡ませ、このように選択された縦糸に対し横糸がループ状にかけわたされて絡まった絡み合い部をもつ織成部で前記端縁領域を構成してなるベルトの製造方法。
  11. 前記端縁領域における縦糸は、前記中央領域の縦糸よりも収縮特性が小さく、前記方法は、前記ベルトの前記縦糸と横糸すべてを収縮させる終了工程を含んでいる請求項10による方法。
  12. 前記糸類の収縮は、180℃〜230℃の温度のオーブンに前記ベルトを通過させることにより行われる請求項10による方法。
  13. 前記端縁領域における前記縦糸は、収縮する糸であって、部分的に予備収縮処理されている請求項10による方法。
  14. 前記端縁領域においては、所定の“パターン”をもって前記横糸が前記縦糸のそれぞれにループ状にかけらたされて絡み合い、順次前記“パターン”が繰り返される構成になっている請求項10による方法。
  15. 前記端縁領域に使用されている複数本の縦糸は、前記中央領域で使用されている複数本の縦糸よりも細く、軽いものである請求項10による方法。
  16. 前記端縁領域に使用の縦糸は、実質的には、500 デニール(560 dtx )であり、中央領域に使用の縦糸は、実質的には、1500デニール(1670 dtx)である請求項10による方法。
  17. 前記横糸は、直径が0.3mm又はこれ以下のものである請求項10による方法。
  18. 前記横糸を縦糸にループ状にかけわたして絡ませる絡み合い部における縦糸は、選択された縦糸の内、一つおきに選ばれる縦糸である請求項10による方法。
  19. 中央領域と少なくとも一つの端縁領域とをもつベルトの製造方法であり、この製造方法は、前記ベルトの中央領域を形成する複数本の縦糸に対し収縮特性が相違する複数本の縦糸を使用して前記端縁領域を形成し、前記ベルトを収縮させることで、前記端縁領域の縦糸を前記中央領域の縦糸の収縮度合いよりも小さく収縮させるものであって、前記方法は、少なくとも1本のモノフィラメントの横糸を使用して前記ベルトを織り、ついで、前記ベルトを形成するために使用した前記縦糸及び横糸すべてが収縮するように前記ベルトを処理する工程を含むベルトの製造方法。
  20. 前記ベルトを織る工程において、前記横糸が前記縦糸を横切って、ベルトの前記中央領域では通常の織り方で織り、前記端縁領域又は各端縁領域においては、前記横糸を前記縦糸に直交させながら、選択した縦糸に前記横糸をループ状にかけてわたして絡ませるようにし、順々に異なる縦糸に横糸をかけわたして絡ませるようにする請求項19による方法。
  21. 前記横糸を前記端縁領域において前記複数本の縦糸の各々に順次ループ状にかけてゆく請求項19による方法。
  22. 前記横糸を前記端縁領域において前記複数本の縦糸の各々に順次ループ状にかけて一つの所定の“パターン”を作り、この“パターン”を繰り返すこと請求項19による方法。
  23. 前記端縁領域における複数本の縦糸は、部分的に予備収縮された収縮する糸である請求項19による方法。
  24. 前記端縁領域に使用されている複数本の縦糸は、前記中央領域で使用されている複数本の縦糸よりも細く、軽いものである請求項19による方法。
  25. 前記端縁領域に使用の縦糸は、実質的には、500 デニール(560 dtx )であり、中央領域に使用の縦糸は、実質的には、1500デニール(1670 dtx)である請求項19による方法。
  26. 前記横糸は、直径が0.3mm又はこれ以下のものでる請求項19による方法。
  27. 前記ベルトは、熱処理されて、前記縦糸、横糸の糸類が収縮される請求項19による方法。
  28. 前記ベルトの端縁領域においては、前記横糸は、複数本の縦糸それぞれに対し、一つおき又は順々にループ状にかけわたされる請求項19による方法。
  29. 中央領域と少なくとも一つの端縁領域とをもつベルトの製造方法であり、この製造方法は、前記ベルトを織るために少なくとも1本の横糸と複数本の縦糸を使用し、前記ベルトの少なくとも一方の端縁領域を織る縦糸には、前記ベルトの中央領域を織る縦糸よりも軽量で、細い縦糸を使用し、前記横糸には、少なくとも1本のモノフィラメントを使用して、前記ベルトを織るベルトの製造方法。
  30. 前記横糸は、前記端縁領域において、それぞれ異なる縦糸にループ状にかけわたされており、この縦糸は、先行の工程で横糸がかけられている縦糸とは異なるものになっている請求項29による方法。
  31. 前記横糸は、複数本の縦糸それぞれに対し、一つおき又は順々にループ状にかけわたされている請求項29による方法。
  32. 前記端縁領域における前記複数本の縦糸は、前記中央領域の前記複数本の縦糸よりも収縮度合いが低く、前記方法は、前記ベルトを織った縦糸と横糸を収縮させる工程を備えている請求項29による方法。
  33. 前記ベルトを織った縦糸と横糸の収縮は、温度180℃〜230℃のオーブンに前記ベルトを通すことで行われる請求項29による方法。
  34. 前記端縁領域における縦糸は、部分的に予備収縮されている収縮するものである請求項29による方法。
  35. 前記端縁領域において、前記複数本の縦糸それぞれに前記横糸をぐるりとループにかけわたす工程において、このような縦糸に対する横糸のかけ方には、所定の“パターン”があり、この“パターン”が繰り返されるようになっている請求項29による方法。
  36. 前記端縁領域に使用の縦糸は、実質的には、500 デニール(560 dtx )であり、中央領域に使用の縦糸は、実質的には、1500デニール(1670 dtx)である請求項29による方法。
  37. 前記横糸は、直径が0.3mm又はこれ以下のものである請求項29による方法。
  38. 複数本の縦糸と少なくとも1本の横糸により織られたベルトであり、このベルトは、中央領域と互いに対向する二つの端縁領域とを有し、前記中央領域と前記ベルトの最外側との間にある少なくとも一方の端縁領域においては、複数本の縦糸の異なる選ばれた縦糸それぞれに前記横糸がループ状にかけわたされている構成になっているもの。
  39. 前記織られたベルトの前記端縁領域においては、前記縦糸に前記横糸がループ状にかけられたそれぞれの部分の間で前記縦糸が波をうつようにカーブしている請求項38によるベルト。
  40. 前記端縁領域において、前記複数本の縦糸それぞれに前記横糸をぐるりとループにかけわたすかけ方には、所定の“パターン”があり、この“パターン”が繰り返されるようになっている請求項38によるベルト。
  41. 前記端縁領域における前記複数本の縦糸は、前記中央領域に使用されている縦糸よりも細く、軽いものである請求項38によるベルト。
  42. 前記端縁領域に使用の縦糸は、実質的には、500 デニール(560 dtx )であり、中央領域に使用の縦糸は、実質的には、1500デニール(1670 dtx)である請求項38によるベルト。
  43. 前記横糸は、直径が0.3mm又はこれ以下のものである請求項38によるベルト。
  44. 複数本の縦糸と少なくとも1本の横糸により織られたベルトであり、このベルトは、中央領域と互いに対向する二つの端縁領域とを有し、前記中央領域と前記ベルトの最外側との間にある少なくとも一方の端縁領域にける複数本の縦糸が前記中央領域に使用されている縦糸よりも細く、軽いものである構成になっているベルト。
  45. 異なる選ばれた縦糸それぞれに前記横糸がループ状にぐるりかけわたされている構成になっている請求項44によるベルト。
  46. 前記織られたベルトの前記端縁領域においては、前記縦糸に前記横糸がループ状にかけられたそれぞれの部分の間で前記縦糸が波をうつようにカーブしている構成になっている請求項44によるベルト。
  47. 前記端縁領域において、前記複数本の縦糸それぞれに前記横糸をぐるりとループにかけわたすかけ方には、所定の“パターン”があり、この“パターン”が繰り返されるようになっている請求項44によるベルト。
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