JP2005088699A - 自動車のラジエータコアサポート構造 - Google Patents

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博史 近藤
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Abstract

【課題】 ラジエータコアサポートを車体に精度良く搭載できる自動車のラジエータコアサポート構造の提供。
【解決手段】 自動車のラジエータコアサポート1におけるラジエータコアサポートアッパ2のアッパサイド部8を金属で一体的に形成すると共に、該アッパサイド部8以外の部分を樹脂で一体的に形成してこれら両者を結合し、ラジエータコアサポート1を車両に搭載する際の基準となる衝8d,8gを前記アッパサイド部8に設けたこととした。
【選択図】 図2

Description

本発明は自動車のラジエータコアサポート構造に関する。
従来、自動車の熱交換器のキャリアとしてのラジエータコアサポートは、ヘッドランプ、バンパアーマチュア、フードロック、ウォッシャタンク、リザーバタンク等が搭載された状態でフロントエンドモジュールとして組み立てられた後、車両組立工場へ搬送されて車体に搭載される。
前記ラジエータコアサポート構造は、ラジエータコアサポートアッパと、該ラジエータコアサポートアッパと並行するラジエータコアサポートロアと、該ラジエータコアサポートアッパとラジエータコアサポートロアの両端部同士を結合するラジエータコアサポートサイドと、ラジエータコアサポートアッパとラジエータコアサポートロアの中央部同士を結合するフードロックステイから構成されており、前記ラジエータコアサポートアッパのアッパサイド部を除く大部分がガラス繊維強化ポリプロピレン等で一体的に形成されている(特許文献1参照)。
特開2003−81135号公報
しかしながら、従来の自動車のラジエータコアサポート構造においては、ラジエータコアサポートを車体に搭載する際の基準となる衝がラジエータコアサポートの樹脂部分に設けられていたため、大型の成形型を用いて射出成形されたラジエータコアサポートにおいて衝の位置を精度良く形成することが困難であり、結果、ラジエータコアサポートを車体に精度良く搭載することが困難であるという問題点があった。
本発明は、上記問題点に着目してなされたもので、その目的とするところは、ラジエータコアサポートを車体に搭載する際の基準となる衝を金属で一体的に形成されたアッパサイド部に設けることにより、ラジエータコアサポートを車体に精度良く搭載できる自動車のラジエータコアサポート構造を提供することである。
請求項1記載の発明では、自動車のラジエータコアサポートにおけるラジエータコアサポートアッパのアッパサイド部を金属で一体的に形成すると共に、該アッパサイド部以外の部分を樹脂で一体的に形成してこれら両者を結合し、ラジエータコアサポートを車両に搭載する際の基準となる衝を前記アッパサイド部に設けたことを特徴とする。
請求項2記載の発明では、請求項1記載の自動車のラジエータコアサポート構造において、前記アッパサイド部の基端部から下方に延設する合わせ部を形成すると共に、該合わせ部にラジエータコアサポートを車両に搭載する際の基準となる衝を形成し、前記合わせ部と該合わせ部に対応するラジエータコアサポートの受け部を重ね合わせた状態でこれら両者を結合したことを特徴とする。
請求項3記載の発明では、請求項1または2記載の自動車のラジエータコアサポート構造において、前記アッパサイド部をラジエータコアサポートの樹脂部分に対して車幅方向に位置調整自在に結合したことを特徴とする。
請求項1記載の発明にあっては、金属で一体的に形成されたアッパサイド部にラジエータコアサポートを車両に搭載する際の基準となる衝が形成される。
従って、ラジエータコアサポートのアッパサイド部を除く部分が樹脂で一体的に形成することによって生じる製品精度の誤差に関わらずラジエータコアサポートを車体に精度良く搭載することができる。
また、アッパサイド部を金属で一体的に形成したことにより、必要剛性が得られる上、衝の位置を精度良く形成することができ、さらに、ラジエータコアサポートの射出成形金型の車幅方向寸法を短縮できるという利点がある。
請求項2記載の発明にあっては、前記アッパサイド部の基端部から下方に延設する合わせ部を形成すると共に、該合わせ部に衝を形成し、前記合わせ部と該合わせ部に対応するラジエータコアサポートの受け部を重ね合わせた状態でこれら両者を結合したため、アッパサイド部の基端部における剛性を向上できる上、アッパサイド部の基端部(合わせ部)に衝を形成可能となる。
請求項3記載の発明にあっては、前記アッパサイド部をラジエータコアサポートの樹脂部分に対して車幅方向に位置調整自在に結合したため、アッパサイド部とラジエータコアサポートの樹脂部分とを精度良く組み付けることが可能となる。
以下、本発明の自動車のラジエータコアサポート構造の実施例を説明する。
図1は本発明の実施例の自動車のラジエータコアサポート構造を示す全体斜視図、図2は本実施例の自動車のラジエータコアサポート構造を示す分解正面図、図3はアッパサイド部付近の拡大図、図4は本実施例のアッパサイド部の斜視図、図5は同平面図、図6は同正面図である。
図7は図3のS7−S7線における横断端面図、図8は図3のS8−S8線における縦断端面図、図9は図3のS9−S9線における縦断端面図ある。
図1、2に示すように、本実施例の自動車のラジエータコアサポート1は、ラジエータコアサポートアッパ2と、該ラジエータコアサポートアッパ2と並行するラジエータコアサポートロア3と、該ラジエータコアサポートアッパ2とラジエータコアサポートロア3の両端部同士を結合するラジエータコアサポートサイド4,4と、ラジエータコアサポートアッパ2とラジエータコアサポートロア3の中央部同士を結合するフードロックステイ5から構成されている。
また、本実施例のラジエータコアサポート1は、前記フードロックステイ5の両側に開口部O1,O2を形成した状態で、モータファンシュラウドのシュラウド本体6が一体的に形成されている。
また、前記ラジエータコアサポートサイド4,4には車体側のサイドメンバ(図示せず)に固定されるサイドメンバ取付部20,20が形成されている。
さらに、前記ラジエータコアサポートアッパ2のアッパセンタ部7の両側から車幅方向に延びるアッパサイド部8,8を除く部分はガラス繊維強化ポリプロピレン等を用いた射出成形により一体的に形成されている。
一方、前記アッパサイド部8はアルミ等の軽金属を用いた鋳造成形により一体的に形成されている。
図3〜9に示すように、前記アッパサイド部8の基端部は下方に延設した垂直面を有する合わせ部8aが形成されており、該合わせ部8aの垂直面には固定穴8b,8cと衝8dが前後方向に貫通した状態にそれぞれ形成され、さらに、上面には固定穴8eが形成されている。
また、前記アッパサイド部の外側先端部には車体側のフードリッジアッパと結合される固定穴8fと、衝8gが上下方向に貫通した状態にそれぞれ形成されている。
また、前記アッパサイド部8には図外のヘッドランプを固定するための固定穴9a,9bが形成されている。
一方、前記合わせ部8aと対応してラジエータコアサポートサイド4の上部には車幅方向に延設された垂直面を有する受け部10が形成され、該受け部10には前記固定穴8b,8c,8eと対応する位置に固定穴10a,10b,10cが、前記衝8dと対応する位置に該衝8dより大きい外形の開口部10dが前後方向に貫通した状態にそれぞれ形成されている。
また、前記固定穴10cは車幅方向に長い長穴形状に形成され、前記固定穴10a,10bは前記固定穴8b,8cよりも幾分大きい径で形成されている。
そして、前記アッパサイド部8をラジエータコアサポート1の樹脂部分に結合させる際には、ラジエータコアサポート1の樹脂部分に図外の治具をセットした状態で前記合わせ部8aと受け部10を重ね合わせ、各固定穴8b,8c,8eと各固定穴10a,10b,10cにそれぞれ図外のボルトを挿通させてナットで締結することによりこれら両者を精度良く結合できるようになっている。
この際、前述したように、前記10c固定穴は車幅方向に長い長穴で形成され、前記固定穴10a,10bは前記固定穴8b,8cよりも幾分大きい径で形成されているため、アッパサイド部8を治具に合わせて車幅方向に位置調整自在に結合可能となっている。
さらに、ラジエータコアサポート1には、図外のヘッドランプ、熱交換器、バンパアーマチュア、フードロック、ウォッシャタンク、リザーバタンク等が搭載された状態でフロントエンドモジュールとして組み立てられる。
この際、ヘッドランプの上方は固定穴9a,9bに図外のボルトとナット等で構成される締結手段により同一部品上に固定されるため、ヘッドランプを精度良く固定できる。
前記フロントエンドモジュールを車両組立工場へ搬送して車体に搭載する際には、アッパサイド部8の外側先端部の下面と衝8dをラジエータコアサポート1を車体に搭載する際の高さ方向の衝(基準)とし、さらに、衝8gをラジエータコアサポート1を車体に搭載する際の前後方向および左右方向の衝(基準)として、車体側に固定することにより、具体的には前記アッパサイド部8をフードリッジアッパに、サイドメンバ取付部20,20を図外のサイドメンバにそれぞれ固定することにより、ラジエータコアサポート1を車体に精度良く搭載できる。
以上、説明したように、本実施例の自動車のラジエータコアサポート構造にあっては、金属製のアッパサイド部8にラジエータコアサポート1を車両に搭載する際の基準となる衝8d、8gを形成したため、ラジエータコアサポート1の樹脂部分に衝を設けた場合に比べて衝の位置精度を向上させることができ、結果、ラジエータコアサポート1を車体に精度良く搭載することができる。
また、アッパサイド部8の基端部から下方に延設された合わせ部8aと受け部10を重ね合わせた状態で結合したため、従来の発明に比べてアッパサイド部8の結合個所である基端部における剛性を向上できる。
さらに、本実施例では衝8dとアッパサイド部の先端部の下面の2箇所をラジエータコアサポート1の高さ方向の衝とすることにより、より組み付け精度の高いラジエータコアサポートの車両への搭載が可能となる。
以上、本発明の実施例を説明してきたが、本発明の具体的構成は本実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更などがあっても本発明に含まれる。
例えば、本実施例のアッパサイド部8に設けた衝8d,8gの形状、位置、形成数、基準となる方向については任意に設定できる。
本発明の実施例の自動車のラジエータコアサポート構造を示す全体斜視図である。 本実施例の自動車のラジエータコアサポート構造を示す分解正面図である。 アッパサイド部付近の拡大図である。 本実施例のアッパサイド部の斜視図である。 本実施例のアッパサイド部の平面図である。 本実施例のアッパサイド部の正面図である。 図3のS7−S7線における横断端面図である。 図3のS8−S8線における縦断端面図である。 図3のS9−S9線における縦断端面図ある。
符号の説明
1 ラジエータコアサポート
2 ラジエータコアサポートアッパ
3 ラジエータコアサポートロア
4 ラジエータコアサポートサイド
5 フードロックステイ
6 シュラウド本体
7 アッパセンタ部
8 アッパサイド部
8a 合わせ部
8b、8c、8e、10a、10b、10c 固定穴
8d、8g 衝
9a、9b 固定穴
10 受け部
10d 開口部

Claims (3)

  1. 自動車のラジエータコアサポートにおけるラジエータコアサポートアッパのアッパサイド部を金属で一体的に形成すると共に、該アッパサイド部以外の部分を樹脂で一体的に形成してこれら両者を結合し、
    ラジエータコアサポートを車両に搭載する際の基準となる衝を前記アッパサイド部に設けたことを特徴とする自動車のラジエータコアサポート構造。
  2. 請求項1記載の自動車のラジエータコアサポート構造において、
    前記アッパサイド部の基端部から下方に延設する合わせ部を形成すると共に、該合わせ部にラジエータコアサポートを車両に搭載する際の基準となる衝を形成し、
    前記合わせ部と該合わせ部に対応するラジエータコアサポートの受け部を重ね合わせた状態でこれら両者を結合したことを特徴とする自動車のラジエータコアサポート構造。
  3. 請求項1または2記載の自動車のラジエータコアサポート構造において、
    前記アッパサイド部をラジエータコアサポートの樹脂部分に対して車幅方向に位置調整自在に結合したことを特徴とする自動車のラジエータコアサポート構造。
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