JP2005088141A - 温度制御方法および温度制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 送液本管13および排液本管14と連通し、ポンプおよび自動バルブが付設された送液支管13a,13bと、自動バルブを有する排液支管14a,14bをそれぞれ備えた二つの貯液槽11,12に、組成が同一で、それぞれ一定の温度に維持した冷媒および熱媒を個別に貯蔵する。そして冷却、加熱もしくは加温又は定温維持工程における設定温度、および設定温度と実測温度との温度差に応じて、前記送液支管13a,13bおよび排液支管14a,14bに付設された自動バルブを開閉し、冷媒および熱媒を単独で、又は混合して、送液本管13及び排液本管14を経由して循環させて各工程における温度を制御する。
【選択図】 図3
Description
−固定媒体の凍結・凝固による加工物の加工床面への固定
−加工時の定温維持による固定維持
−加工後の固定媒体の融解・液化による加工物の取り外し
という工程が頻繁に繰り返されるのであるが、常温(20℃)から、固定媒体の凍結・凝固のために、温度−15℃までに冷却する時間はおよそ9分を要し、加工後に冷凍チャックを解凍するのにおよそ1分を必要としている。すなわち、加工に要する時間が1分であっても、冷凍に関する時間がおよそ10分もかかるので、加工能率が著しく悪い(特許文献2「段落番号0003」参照)。
同一組成の熱交換用媒体を冷媒および熱媒とし、冷媒は目的の温度より低く、温媒は目的の温度より高い範囲内で一定温度に維持し、それぞれを単独で、又は混合して循環させながら、目的物の冷却、加熱もしくは加温、さらには目的物の温度を所望状態に維持すること
を特徴とする温度制御方法である。
送液本管および排液本管と連通し、ポンプおよび自動バルブが付設された送液支管と自動バルブを有する排液支管をそれぞれ備えた二つの貯液槽に、組成が同一で、それぞれ一定の温度に維持した冷媒および熱媒を個別に貯蔵し、
冷却、加熱もしくは加温又は定温維持工程における設定温度、および設定温度と実測温度との温度差に応じて、前記送液支管および排液支管に付設された自動バルブを開閉し、冷媒および熱媒を単独で、又は混合して、送液本管および排液本管を経由して循環させることにより、各工程における温度を制御すること
を特徴とする温度制御方法である。
請求項1又は2に記載の温度制御方法において、
冷却、加熱もしくは加温、および定温維持工程が、
冷凍チャック装置における操作工程の一部であること
を特徴とするものである。
請求項3に記載の温度制御方法において、
前記冷媒および熱媒が、
冷凍チャック装置の固定液の凝固点以下で固定液を速やかに凍結し得る温度および凝固点以上で凍結している固定液を速やかに解凍し得る温度範囲内の一定温度に、それぞれ維持されているものであること
を特徴とするものである。
請求項4に記載の温度制御方法において、
前記固定液は、水であって、前記冷媒が温度−20℃±5℃、熱媒が温度20℃±5℃の範囲内の一定温度に、それぞれ維持されているものであること
を特徴とするものである。
請求項1〜5のいずれかに記載の温度制御方法において、
前記冷媒および熱媒は、ギ酸アルカリ系の熱交換用媒体であること
を特徴とするものである。
同一組成からなる熱交換用媒体を、それぞれ一定の温度に維持して貯蔵することが可能な冷媒槽と熱媒槽を有し、
前記冷媒槽と熱媒槽のそれぞれが、送液支管および排液支管を有するとともに、
それらの送液支管は、ポンプと自動バルブを経て結合して送液本管を形成し、
前記排液支管は、自動バルブを経て結合して排液本管を形成し、
冷媒槽と熱媒槽のそれぞれに配置された送液支管と排液支管は、自動バルブを介して結合していること
を特徴とする温度制御装置である。
請求項7に記載の温度制御装置において、
前記冷媒槽には、測温体、温度調節器と連通した熱交換機が付設され、前記熱媒槽には、測温体、温度調節器と連通したヒータが付設されていること
を特徴とするものである。
請求項7又は8に記載の温度制御装置において、
前記複数の自動バルブは、設定温度、実測温度、冷媒および熱媒温度に応じて、それぞれの開閉が自動的に行なわれるものであること
を特徴とするものである。
さらに、この発明の温度制御装置によれば、上記のような簡単な操作で、設定温度に対して±1℃以内の精度で温度を一定に制御することができる。
2 プレート
3 プレート表面
4 熱交換用の媒体循環通路
5 導入孔
6 排出孔
7 断熱材
8 結露防止材
9 負圧・正圧溝
10 温度制御装置(配管)
11 冷媒槽
12 熱媒槽
13 送液本管
13a,13b 送液支管
14 排液本管
14a,14b 排液支管
15a,15b 連通管
SV1〜SV6 自動バルブ
P1〜P2 ポンプ
Claims (9)
- 同一組成の熱交換用媒体を冷媒および熱媒とし、冷媒は目的の温度より低く、温媒は目的の温度より高い範囲内で一定温度に維持し、それぞれを単独で、又は混合して循環させながら、目的物の冷却、加熱もしくは加温、さらには目的物の温度を所望状態に維持すること
を特徴とする温度制御方法。 - 送液本管および排液本管と連通し、ポンプおよび自動バルブが付設された送液支管と自動バルブを有する排液支管をそれぞれ備えた二つの貯液槽に、組成が同一で、それぞれ一定の温度に維持した冷媒および熱媒を個別に貯蔵し、
冷却、加熱もしくは加温又は定温維持工程における設定温度、および設定温度と実測温度との温度差に応じて、前記送液支管および排液支管に付設された自動バルブを開閉し、冷媒および熱媒を単独で、又は混合して、送液本管及び排液本管を経由して循環させることにより、各工程における温度を制御すること
を特徴とする温度制御方法。 - 前記冷却、加熱もしくは加温、および定温維持工程が、
冷凍チャック装置における操作工程の一部であること
を特徴とする請求項1又は2に記載の温度制御方法。 - 前記冷媒および熱媒が、
冷凍チャック装置の固定液の凝固点以下で固定液を速やかに凍結し得る温度および凝固点以上で凍結している固定液を速やかに解凍し得る温度範囲内の一定温度に、それぞれ維持されているものであること
を特徴とする請求項3に記載の温度制御方法。 - 前記固定液は、水であって、前記冷媒が温度−20℃±5℃、熱媒が温度20℃±5℃の範囲内の一定温度に、それぞれ維持されているものであること
を特徴とする請求項4に記載の温度制御方法。 - 前記冷媒および熱媒は、
ギ酸アルカリ系の熱交換用媒体であること
を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の温度制御方法。 - 同一組成からなる熱交換用媒体を、それぞれ一定の温度に維持して貯蔵することが可能な冷媒槽と熱媒槽を有し、
前記冷媒槽と熱媒槽のそれぞれが、送液支管及び排液支管を有するとともに、
それらの送液支管は、ポンプと自動バルブを経て結合して送液本管を形成し、
前記排液支管は、自動バルブを経て結合して排液本管を形成し、
冷媒槽と熱媒槽のそれぞれに配置された送液支管と排液支管は、自動バルブを介して結合していること
を特徴とする温度制御装置。 - 前記冷媒槽には、測温体、温度調節器と連通した熱交換機が付設され、
前記熱媒槽には、測温体、温度調節器と連通したヒータが付設されていること
を特徴とする請求項7に記載の温度制御装置。 - 前記複数の自動バルブは、
設定温度、実測温度、冷媒及び熱媒温度に応じて、それぞれの開閉が自動的に行なわれるものであること
を特徴とする請求項7又は8に記載の温度制御装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003326258A JP2005088141A (ja) | 2003-09-18 | 2003-09-18 | 温度制御方法および温度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003326258A JP2005088141A (ja) | 2003-09-18 | 2003-09-18 | 温度制御方法および温度制御装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2005088141A true JP2005088141A (ja) | 2005-04-07 |
Family
ID=34456492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003326258A Pending JP2005088141A (ja) | 2003-09-18 | 2003-09-18 | 温度制御方法および温度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005088141A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013049117A (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-14 | Ricoh Co Ltd | 加工装置 |
CN109894888A (zh) * | 2019-02-19 | 2019-06-18 | 大连理工大学 | 一种针对于大型薄壁件的冰冻支撑装置及方法 |
CN115647928A (zh) * | 2022-09-26 | 2023-01-31 | 常州机电职业技术学院 | 一种数控加工设备上安装的辅助降温机构及其降温方法 |
CN116852248A (zh) * | 2023-08-28 | 2023-10-10 | 淮安展德光电科技有限公司 | 一种用于光导鼓薄壁铝管的抛光设备 |
-
2003
- 2003-09-18 JP JP2003326258A patent/JP2005088141A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013049117A (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-14 | Ricoh Co Ltd | 加工装置 |
CN109894888A (zh) * | 2019-02-19 | 2019-06-18 | 大连理工大学 | 一种针对于大型薄壁件的冰冻支撑装置及方法 |
CN115647928A (zh) * | 2022-09-26 | 2023-01-31 | 常州机电职业技术学院 | 一种数控加工设备上安装的辅助降温机构及其降温方法 |
CN115647928B (zh) * | 2022-09-26 | 2023-09-01 | 常州机电职业技术学院 | 一种数控加工设备上安装的辅助降温机构及其降温方法 |
CN116852248A (zh) * | 2023-08-28 | 2023-10-10 | 淮安展德光电科技有限公司 | 一种用于光导鼓薄壁铝管的抛光设备 |
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