JP4918232B2 - 凍結融解処理方法と凍結融解処理装置 - Google Patents
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Description
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る凍結融解処理方法に用いる装置の概略構成を示す。この凍結融解処理装置は、一対の凍結融解槽(以下、単に「槽」という)A、Bを有していると共に、各槽A、B内には上下に屈曲され立体的に構成された伝熱管1が配置されており、そして、ブライン通流配管(以下、単に「配管」という)2途中に三方切り替えバルブ(以下、単に「バルブ」という)V1〜V4が設けられている点は、従来技術と同様である。また、槽A、槽Bの一方を、被処理物である汚泥の凍結処理に用い、他方を既に凍結した汚泥の融解処理に用いる点も従来技術と同様である。なお、図番Mは、バルブV1〜V4を切り替え駆動させる電動機である。
<第2実施形態>
この実施形態では、図2に示すように、凍結融解槽の出口側のバルブV3,V4の近傍の配管2に温度指示制御器(TIC)を設けて、測定された温度に基づいてバルブV3,V4の切り替え制御を行う。
<第3実施形態>
この実施形態は、図3に示すように、凍結処理と融解処理との切り替え時に、配管2途中に設けたバルブV5〜V8を操作すると共に、配管途中に設けたポンプPを作動させ、槽A、槽Bに通流している各ブラインを、ブラインタンクを経由することなくバイパスして閉鎖回路を形成し、この閉鎖回路中にブラインを循環させる。そして、タイマー機構Tmにより所定時間が経過すればポンプPの作動を停止させ、V5〜V8を操作する。
<第4実施形態>
上記第3実施形態で説明した方式は、ポンプPの作動、バルブV5〜V8の操作を時間制御して行ったが、これに代えて、図6に示すように、配管2に温度指示制御器(TIC)を設け、測定された温度に基づいて、ポンプPを作動させると共に、バルブV5〜V8の操作を制御して、図4に示したと同様なバイパス回路を形成し、その後、図5に示すように、ポンプPを停止させると共にバルブV1〜V8の操作を行うようにしてもよい。このようにしても、第3実施形態と同様な効果を発揮し得る。
(1)上記実施形態において、ブラインを構成する不凍液は、特に限定されるものではなく、種々の不凍液を使用することができる。
(2)冷ブラインを冷却する冷凍機としては、アンモニア吸収冷凍機を用いることが特に好ましい。
(3)上記実施形態では、一対の凍結融解槽を使用した例について説明したが、使用目的に応じて、更に凍結融解層槽の数を増やすこともできる。
Tm タイマー機構
Claims (6)
- 一対の凍結融解槽の内、一方の凍結融解槽に温ブラインを通流して被処理物を融解処理し、他方の凍結融解槽に冷ブラインを通流して被処理物を凍結処理して、被処理物の固液分離を行う凍結融解処理方法において、
前記凍結融解槽での凍結処理と融解処理とが終了し、前記一方の凍結融解槽の、融解処理の終了した被処理物を槽外に排出し、新たに凍結融解処理する被処理物を投入後、前記各凍結融解槽に通流している各ブラインどうしを連通させて閉鎖回路を形成し、この閉鎖回路中、所定時間前記ブラインを循環させた後、前記一方の凍結融解槽に冷ブラインを通流して被処理物を凍結処理すると共に、前記他方の凍結融解槽に温ブラインを通流して、凍結処理の終了した被処理物を融解処理すべくブラインの通流を切り替えることを特徴とする凍結融解処理方法。 - 前記ブラインの通流の切り替えを、予め時間設定したタイマー機構により行う請求項1に記載の凍結融解処理方法。
- 一対の凍結融解槽の内、一方の凍結融解槽に温ブラインを通流して被処理物を融解処理し、他方の凍結融解槽に冷ブラインを通流して被処理物を凍結処理して、被処理物の固液分離を行う凍結融解処理方法において、
前記凍結融解槽での凍結処理と融解処理とが終了し、前記一方の凍結融解槽の、融解処理の終了した被処理物を槽外に排出し、新たに凍結融解処理する被処理物を投入後、前記各凍結融解槽に通流している各ブラインどうしを連通させて閉鎖回路を形成し、この閉鎖回路中を、前記ブラインを循環させ、前記各凍結融解槽の各ブラインの排出口近くのブライン温度を測定し、その測定結果が所定温度に達した後、前記一方の凍結融解槽に冷ブラインを通流して被処理物を凍結処理すると共に、前記他方の凍結融解槽に温ブラインを通流して、凍結処理の終了した被処理物を融解処理すべくブラインの通流を切り替えることを特徴とする凍結融解処理方法。 - 温ブラインを通流して被処理物を融解処理する一方の凍結融解槽と、冷ブラインを通流して被処理物を凍結処理する他方の凍結融解槽とを有して、被処理物の固液分離を可能にする一対の凍結融解槽を備えると共に、これら各凍結融解槽への各ブラインの通流を切り替え可能になっている凍結融解処理装置において、
前記凍結融解槽での凍結処理と融解処理とが終了し、前記一方の凍結融解槽の、融解処理の終了した被処理物を槽外に排出し、新たに凍結融解処理する被処理物を投入後、前記各凍結融解槽に通流している各ブラインどうしを連通させて閉鎖回路を形成可能にし、この閉鎖回路中を、所定時間前記ブラインを循環させた後、前記一方の凍結融解槽に冷ブラインを通流して被処理物を凍結処理すると共に、前記他方の凍結融解槽に温ブラインを通流して、被処理物を融解処理すべくブラインの通流を切り替え可能になっていることを特徴とする凍結融解処理装置。 - 前記ブラインの通流の切り替えを、予め設定した時間後に行うタイマー機構が設けられている請求項4に記載の凍結融解処理装置。
- 温ブラインを通流して被処理物を凍結処理する一方の凍結融解槽と、冷ブラインを通流して被処理物を凍結処理する他方の凍結融解槽とを有して、被処理物の固液分離可能にする一対の凍結融解槽を備えると共に、これら各凍結融解槽への各ブラインの通流を切り替え可能になっている凍結融解処理装置において、
前記凍結融解槽での凍結処理と融解処理とが終了し、前記一方の凍結融解槽の、融解処理の終了した被処理物を槽外に排出し、新たに凍結融解処理する被処理物を投入後、前記各凍結融解槽に通流している各ブラインどうしを連通させて閉鎖回路を形成可能にし、この閉鎖回路中を循環させる前記ブラインの温度を、前記各凍結融解槽の各ブラインの排出口近くで測定する温度測定器が設けられていて、この温度測定器による測定結果が所定温度に達した後、前記一方の凍結融解槽に冷ブラインを通流して被処理物を凍結処理すると共に、前記他方の凍結融解槽に温ブラインを通流して、凍結処理の終了した被処理物を融解処理すべくブラインの通流を切り替え可能になっていることを特徴とする凍結融解処理装置。
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