JP2005087974A - 選別対象物供給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】選別機での選別対象物の過剰な転がりを抑制し、適正な選別を可能とする。
【解決手段】選別対象物供給装置201は、吊り下げ部材202と、吊り下げ部材202から吊り下げられるスプリング203と、スプリング203で吊り下げられる揺動軸204と、揺動軸204により軸支される回転軸205に取り付けられ、重量選別機1の無端ベルト57の搬送速度と同期して回転し選別対象物Pを前方に送り出す円筒形でスポンジからなる弾発ローラ206と、吊り下げ部材202が取り付けられる支柱207と、支柱207が固定される供給路体208と、供給路体208の内部に形成されエンドレスに回転する無端ベルト209と、無端ベルト209を駆動する駆動ローラ210と、を備えたものであり、無端ベルト57の搬送周速度と弾発ローラ206の周速度とを同一速度に設定する。
【選択図】図22
【解決手段】選別対象物供給装置201は、吊り下げ部材202と、吊り下げ部材202から吊り下げられるスプリング203と、スプリング203で吊り下げられる揺動軸204と、揺動軸204により軸支される回転軸205に取り付けられ、重量選別機1の無端ベルト57の搬送速度と同期して回転し選別対象物Pを前方に送り出す円筒形でスポンジからなる弾発ローラ206と、吊り下げ部材202が取り付けられる支柱207と、支柱207が固定される供給路体208と、供給路体208の内部に形成されエンドレスに回転する無端ベルト209と、無端ベルト209を駆動する駆動ローラ210と、を備えたものであり、無端ベルト57の搬送周速度と弾発ローラ206の周速度とを同一速度に設定する。
【選択図】図22
Description
本発明は、果菜類等の重量選別機に選別対象物を供給する選別対象物供給装置に関するものである。
従来、収穫した果菜類等の重量選別を行う重量選別機に選別対象物を供給する供給装置には、特許文献1の図18に示す供給装置が提案されている。
特開2001−198531
ところが、上記の特許文献1では選別機のベルト上で農産物等の選別対象物が転がりすぎて、適正な選別が困難になるおそれがある。
以上の諸点に鑑み、請求項1及び2記載の発明は、選別機での選別対象物の過剰な転がりを抑制し、適正な選別を可能とすることを課題とするものである。
上記課題を解決するため請求項1記載の発明は、吊り下げ部材から吊り下げられるスプリングと、該スプリングで吊り下げられる揺動軸と、該揺動軸により軸支される回転軸に取り付けられ、選別機の搬送ベルトの搬送速度と同期して回転し選別対象物を前方に送り出す弾発ローラと、を備えることを特徴とする。また、前記搬送ベルトの搬送周速度と前記弾発ローラの周速度とを同一速度に設定することが好ましい。
本発明が適用される重量選別機は、複数の回転部材に弛められた状態で帯状の無端ベルトを掛けるとともに、供給側に設けた押え付け回転駆動部材により前記無端ベルトを表裏両面から押さえて選別対象物を搬送する無端搬送装置と、複数の開口部を備え、前記無端搬送装置の上側領域において、前記無端ベルトの内側領域の所定個所に設けられて前記無端ベルトを支持することで案内する誘導板と、前記開口部を上下に移動可能な秤板を備え、該秤板は前記案内板とともに直線的な搬送面を備えた選別経路を形成し、前記搬送状態の選別対象物が前記秤板に載ると、前記無端ベルトの弛みによって前記選別対象物の自重で前記秤板を降下させることにより、前記選別対象物の重量を判別する重量判別部と、該判別結果に起因して前記選別対象物を選別する選別部と、を備えたことを特徴とする重量選別機であることが好ましい。「無端搬送装置」は、代表的には、回転軸に設けたプーリに無端ベルトを巻いて回転駆動部材で無端ベルトを駆動するもの等が例示でき、無端搬送装置の帯状の無端ベルト等に沿って選別対象物が移動して行くこととなる。
前記重量判別部には、機械式のものが好適であるが、電子式、或いは、機械式と電子式が組み合わされたものも含まれることがある。機械式の代表例を請求項に規定したものである。前記選別対象物の重量を判別する例としては、設定重量よりも重いか軽いかを判別するものが挙げられる。また、選別部としては、設定重量よりも重いものを排出する例が挙げられるが、軽いものを排出しても良い。
より具体的には、複数のプーリに弛められた状態で帯状の無端ベルトを掛けるとともに、供給側に設けた一対の押え付け用プーリをモータで駆動させることにより前記無端ベルトを表裏両面から押さえて選別対象物を搬送する無端搬送装置と、揺動軸を中心に揺動可能な梃子と、該梃子の一側に配置され、前記選別対象物を上に置くことができる秤板と、前記梃子の他側に配置された錘皿と、を備えた機械秤と、前記梃子の動きを規制する規制部と、前記梃子の所定の動きを検出する梃子検出部と、前記選別対象物の通過を検出する選別対象物検出部と、前記選別対象物を前記無端ベルトから強制的に排出させる排出部と、複数の開口部を備え、前記無端搬送装置の上側領域において、前記無端ベルトの内側領域の所定個所に設けられて前記無端ベルトを支持することで案内する案内板と、前記開口部を上下に移動可能な秤板を備え、該秤板は前記案内板とともに直線的な搬送面を備えた選別経路を形成し、前記搬送状態の選別対象物が前記秤板に載ると、前記無端ベルトの弛みによって前記選別対象物の自重で前記秤板を降下させ、前記梃子検出部の前記検出に起因して前記選別対象物の重量を判別し、該判別結果に応答して前記排出部を駆動させて前記選別対象物を排出するように制御する制御部と、を備えたことを特徴とする重量選別機が好ましい。
請求項1及び2に記載の発明によれば、選別対象物の過剰な転がりを抑制し、適正な重量選別を可能とするので、本発明の工業的利用価値は極めて大きい。
次に本発明実施形態の選別対象物供給装置201について図1〜図9を参照して説明する。選別対象物供給装置201は、吊り下げ部材202と、吊り下げ部材202から吊り下げられるスプリング203と、スプリング203で吊り下げられる揺動軸204と、揺動軸204により軸支される回転軸205に取り付けられ、重量選別機1の無端ベルト57の搬送速度と同期して回転し選別対象物Pを前方に送り出す円筒形でスポンジからなる弾発ローラ206と、吊り下げ部材202が取り付けられる支柱207と、支柱207が固定される供給路体208と、供給路体208の内部に形成されエンドレスに回転する無端ベルト209と、無端ベルト209を駆動する駆動ローラ210と、を備えたものであり、無端ベルト57の搬送周速度と弾発ローラ206の周速度とを同一速度に設定することを特徴とするものである。211は揺動軸204に内蔵される駆動モータである。
選別対象物供給装置201によれば、駆動モータ211によって弾発ローラ206が選別対象物Pの供給方向に回転しスプリング203によって吊り下げられた支点Cを中心として揺動軸204が揺動しながら、弾発ローラ206を回転させるようになっている。
次に本発明の選別対象物供給装置201が適用される好適な重量選別機1について図面を参照して説明する。図6及び図7に示す通り、重量選別機1は、選別対象物P(本実施形態ではジャガイモを例示:図21参照)の重量選別を実行するものである。機体の大きさ、秤量範囲は選別対象物の種類によって適宜の範囲で設定することができる。選別経路L(図10参照)の上流位置において、図22の通り、選別対象物Pがフィーダ201に供給され、さらに選別対象物Pが重量選別機1に供給されるようになっている。
機体3には、図10に示すプーリ駆動系5及びチェーン駆動系4、空気圧駆動系6(図7等参照)が設けられている。プーリ駆動系5及びチェーン駆動系4は、選別対象物Pを周回方向Mに沿って搬送するものである(図6及び図8等参照)。機体3はアングル材を切断して溶接によって接合させたものである。
選別対象物Pを周回方向Mに搬送するように選別経路L(図10等参照)が設定されている。この選別経路L(測定スパンを構成する)は機体3の上方領域側を使うものであり、選別対象物Pを上流側から下流側に直線的に移動させるようにしているものである。
空気圧駆動系6は選別対象物Pを横方向へ排出するものである。なお、重量選別精度は概ね±2.5gであるが、設計によって選別精度は高めることが出来る。
機体3には、図10に示すプーリ駆動系5及びチェーン駆動系4、空気圧駆動系6(図7等参照)が設けられている。プーリ駆動系5及びチェーン駆動系4は、選別対象物Pを周回方向Mに沿って搬送するものである(図6及び図8等参照)。機体3はアングル材を切断して溶接によって接合させたものである。
選別対象物Pを周回方向Mに搬送するように選別経路L(図10等参照)が設定されている。この選別経路L(測定スパンを構成する)は機体3の上方領域側を使うものであり、選別対象物Pを上流側から下流側に直線的に移動させるようにしているものである。
空気圧駆動系6は選別対象物Pを横方向へ排出するものである。なお、重量選別精度は概ね±2.5gであるが、設計によって選別精度は高めることが出来る。
選別経路Lに沿って3つの重量選別箇所S1,S2,S3(図8(b)参照)が設けられている。機械秤7a〜7cは、各重量選別箇所S1乃至S3に各々順次設置され、選別経路Lに沿って下流側に行くほど設定重量を順次大きくしており、選別対象物Pを4つの重量クラス別に選別することができるようになっている。
さらに図6及び図7に示す通り、各々の機械秤7a〜7cに重量判別センサ8a〜8c(図6、図16等参照)が設けられ、機械秤7a〜7cの下流側に通過検知センサ9a〜9c(図7、図14及び図15等参照)、更にその下流に排出装置11a〜11c(図8参照)が、それぞれ、順次に設けられている。重量選別制御を司る電子制御装置12が機体3の側面に設けられている。重量選別の状態等を画像によって示す表示装置13、運転状態等を音声で知らせるスピーカ14(図6参照)が設けられている。
モータ15(図12参照)は可変速度式のものであり、スピードコントローラ22(図6参照)によりその速度を変更することができるようになっている。
各重量選別箇所S1,S2,S3の横側位置には、排出装置11a〜11cから選別対象物Pを受取る、面が凹形状のシュート18a〜18c(図8(a)参照)、さらに重量選別機1の終端部にシュート18d(図6、図8(a)参照)が設けられている。電子制御装置12の表面にはスタートスイッチ20、ストップスイッチ21が設けられている。
以下、各部の構成を詳細に説明する
モータ15(図12参照)は可変速度式のものであり、スピードコントローラ22(図6参照)によりその速度を変更することができるようになっている。
各重量選別箇所S1,S2,S3の横側位置には、排出装置11a〜11cから選別対象物Pを受取る、面が凹形状のシュート18a〜18c(図8(a)参照)、さらに重量選別機1の終端部にシュート18d(図6、図8(a)参照)が設けられている。電子制御装置12の表面にはスタートスイッチ20、ストップスイッチ21が設けられている。
以下、各部の構成を詳細に説明する
(機体3の構造)
機体3は図6及び図7に示す通り、複数のアングルを溶接した構造体30と、機械秤7a〜7cを各々支持する横架された秤支持板31と、搬送領域に面して所定間隔で立設されクッションが貼り付けられた複数の壁板32と、壁板32を固定するアングル材33と、軸受50c〜55c等が設けられている。さらに、機体3の中央の下部に無端ベルト57のヨーイング或いはローリング等を防止し、搬送安定性を高めるため、テフロン樹脂製等の摩擦低減シートを貼り付けたフランジ付きの案内板34を設けてある。
機体3は図6及び図7に示す通り、複数のアングルを溶接した構造体30と、機械秤7a〜7cを各々支持する横架された秤支持板31と、搬送領域に面して所定間隔で立設されクッションが貼り付けられた複数の壁板32と、壁板32を固定するアングル材33と、軸受50c〜55c等が設けられている。さらに、機体3の中央の下部に無端ベルト57のヨーイング或いはローリング等を防止し、搬送安定性を高めるため、テフロン樹脂製等の摩擦低減シートを貼り付けたフランジ付きの案内板34を設けてある。
(チェーン駆動系4の構成)
チェーン駆動系4について図6〜図12を参照して説明する。チェーン駆動系4は、モータ15の駆動力をプーリ駆動系5に伝達するものである。機体3の供給側下部、即ちフィーダ2が接続される機体部分の下部に、モータ15の回転軸41に歯車42が固定され、後述の駆動プーリ50aが固定された回転軸50bに歯車43が固定され、それらの歯車42及び43にチェーン44が掛けられている。こうしてモータ15の駆動力がチェーン駆動系4を介してプーリ駆動系5に伝達されるのである。
チェーン駆動系4について図6〜図12を参照して説明する。チェーン駆動系4は、モータ15の駆動力をプーリ駆動系5に伝達するものである。機体3の供給側下部、即ちフィーダ2が接続される機体部分の下部に、モータ15の回転軸41に歯車42が固定され、後述の駆動プーリ50aが固定された回転軸50bに歯車43が固定され、それらの歯車42及び43にチェーン44が掛けられている。こうしてモータ15の駆動力がチェーン駆動系4を介してプーリ駆動系5に伝達されるのである。
(プーリ駆動系5の構成)
また、図6〜図13に示す通りのプーリ駆動系5を説明する。フィーダ2側(上流側)の機体3の下部において、複数(ここでは4個)の駆動プーリ50aが取付けられた回転軸50bが軸受50cにより支承されている。駆動プーリ50aはVベルト用のプーリであり、その溝には断面円形の弾性のリング50dがそれぞれ嵌めこまれている。そのリング50dは弾性を有する樹脂、ゴム等からなる。前記弾性リング50dとともに無端ベルト57を表裏両面から挟むフランジ付き従動プーリ51aが取付けられた回転軸51bが軸受51cにより支承され、その若干上流側にフランジ付き従動プーリ52aが取付けられた回転軸52bが軸受52cにより支承されている。フィーダ2側の機体3の上部において、フランジ付き従動プーリ53aが取付けられた回転軸53bが軸受53cにより支承されている。機体3の下流側の上部において、フランジ付き従動プーリ54aが取付けられた回転軸54bが軸受54cにより支承されている。機体3の下流側の下部において、フランジ付き従動プーリ55aが取付けられた回転軸55bが軸受55cにより支承されている。この軸受55cは図13の通り、ねじ56により前後方向に位置が調整可能となっている。従動プーリ55aの位置を調整して無端ベルト57の弛みの程度を適切に調整するためである。そして、帯状の無端ベルト57が、上述した従動プーリ51a,52a,53a,54a,55aに弛みを持たせた状態で掛けられるとともに、リング50dと従動プーリ51aによって挟みつけている。リング50dで挟みつけて送り出すのは、弾性部材で挟んだほうが圧力が適切になるからである。なぜなら、通常、1枚の無端ベルト57は縫製による継ぎ目があり完全に等厚になっておらず、1/10〜1/100程度の厚薄があり、それに影響を受けずに無端ベルト57を送り出すためである。金属と金属との挟みよりは好適である。こうしてプーリ駆動系5により自動的に選別対象物Pを選別経路L側に送り出すようになっており、従前のようなホッパー等はなく、また、従前のような選別対象物Pの種類に対応させた特別な供給機は不要となっている。
また、図6〜図13に示す通りのプーリ駆動系5を説明する。フィーダ2側(上流側)の機体3の下部において、複数(ここでは4個)の駆動プーリ50aが取付けられた回転軸50bが軸受50cにより支承されている。駆動プーリ50aはVベルト用のプーリであり、その溝には断面円形の弾性のリング50dがそれぞれ嵌めこまれている。そのリング50dは弾性を有する樹脂、ゴム等からなる。前記弾性リング50dとともに無端ベルト57を表裏両面から挟むフランジ付き従動プーリ51aが取付けられた回転軸51bが軸受51cにより支承され、その若干上流側にフランジ付き従動プーリ52aが取付けられた回転軸52bが軸受52cにより支承されている。フィーダ2側の機体3の上部において、フランジ付き従動プーリ53aが取付けられた回転軸53bが軸受53cにより支承されている。機体3の下流側の上部において、フランジ付き従動プーリ54aが取付けられた回転軸54bが軸受54cにより支承されている。機体3の下流側の下部において、フランジ付き従動プーリ55aが取付けられた回転軸55bが軸受55cにより支承されている。この軸受55cは図13の通り、ねじ56により前後方向に位置が調整可能となっている。従動プーリ55aの位置を調整して無端ベルト57の弛みの程度を適切に調整するためである。そして、帯状の無端ベルト57が、上述した従動プーリ51a,52a,53a,54a,55aに弛みを持たせた状態で掛けられるとともに、リング50dと従動プーリ51aによって挟みつけている。リング50dで挟みつけて送り出すのは、弾性部材で挟んだほうが圧力が適切になるからである。なぜなら、通常、1枚の無端ベルト57は縫製による継ぎ目があり完全に等厚になっておらず、1/10〜1/100程度の厚薄があり、それに影響を受けずに無端ベルト57を送り出すためである。金属と金属との挟みよりは好適である。こうしてプーリ駆動系5により自動的に選別対象物Pを選別経路L側に送り出すようになっており、従前のようなホッパー等はなく、また、従前のような選別対象物Pの種類に対応させた特別な供給機は不要となっている。
(誘導板58等の構成)
従動プーリ53及び54aの間は、図8(b)等の通り、無端ベルト57の垂れを防止する等のため、直線的に複数の誘導板58a〜58dが所定間隔を置いて形成され、秤支持板31に所定間隔で立設されたネジつきの脚58H(図6参照)によって支持されている。その間に開口部59a〜59cが形成され、各開口部59a〜59cに後述の秤板77a〜77cが位置し、誘導板58a〜58dと秤板77a〜77cとが面一となるようにし、それらの隙間が極力少なくないように設定されている。誘導板58a〜58dと秤板77a〜77cとで無端ベルト57を水平に支持する搬送面K(図8(b)参照)を構成している。もちろん選別対象物Pが載れば秤板77a〜77cは自重で下がるようにされている。ここで誘導板58a〜58d及び秤板77a〜77cの表面にテフロン樹脂シート等の摩擦抵抗低減シートを貼り付けてある。樹脂としたのは食品等を搬送する場合には、食品等の安全性確保のためである。これに対応させて無端ベルト57の裏面も、柔軟性を有するテフロン樹脂製等の摩擦抵抗低減シートを設けることもでき、誘導板58a〜58d及び秤板77a〜77cとの摩擦係数が一層低くできる。摩擦低減を考慮したのは、無端ベルト57を意図的に弛めており、張力がないため、摩擦係数が大きくなってしまうと、選別対象物Pのところで無端ベルト57が波打ってしまい、計測重量が変わってくるからである。そこで、無端ベルト57の張りが極力変わらないようにしたのである。無端ベルト57の厚みは薄ければ薄いほど良い。ここでは0.3mm〜0.7mm、が好適である。
従動プーリ53及び54aの間は、図8(b)等の通り、無端ベルト57の垂れを防止する等のため、直線的に複数の誘導板58a〜58dが所定間隔を置いて形成され、秤支持板31に所定間隔で立設されたネジつきの脚58H(図6参照)によって支持されている。その間に開口部59a〜59cが形成され、各開口部59a〜59cに後述の秤板77a〜77cが位置し、誘導板58a〜58dと秤板77a〜77cとが面一となるようにし、それらの隙間が極力少なくないように設定されている。誘導板58a〜58dと秤板77a〜77cとで無端ベルト57を水平に支持する搬送面K(図8(b)参照)を構成している。もちろん選別対象物Pが載れば秤板77a〜77cは自重で下がるようにされている。ここで誘導板58a〜58d及び秤板77a〜77cの表面にテフロン樹脂シート等の摩擦抵抗低減シートを貼り付けてある。樹脂としたのは食品等を搬送する場合には、食品等の安全性確保のためである。これに対応させて無端ベルト57の裏面も、柔軟性を有するテフロン樹脂製等の摩擦抵抗低減シートを設けることもでき、誘導板58a〜58d及び秤板77a〜77cとの摩擦係数が一層低くできる。摩擦低減を考慮したのは、無端ベルト57を意図的に弛めており、張力がないため、摩擦係数が大きくなってしまうと、選別対象物Pのところで無端ベルト57が波打ってしまい、計測重量が変わってくるからである。そこで、無端ベルト57の張りが極力変わらないようにしたのである。無端ベルト57の厚みは薄ければ薄いほど良い。ここでは0.3mm〜0.7mm、が好適である。
(空気圧駆動系6の構成)
空気圧駆動系6は、図7に示す通り、コンプレッサ(図示略)と、これから空気圧を供給され電子制御装置12からの指令に従って空気の供給排出を制御する電磁弁(図示略)と、該電磁弁とエアチューブ(図示略)を介しておのおの接続する複動式エアシリンダ62a〜62c(各シリンダに対して2本のエアチューブが接続される)と、コンプレッサ(図示略)からの空気圧を計測する空気圧計(図示略)等から構成されている。
空気圧駆動系6は、図7に示す通り、コンプレッサ(図示略)と、これから空気圧を供給され電子制御装置12からの指令に従って空気の供給排出を制御する電磁弁(図示略)と、該電磁弁とエアチューブ(図示略)を介しておのおの接続する複動式エアシリンダ62a〜62c(各シリンダに対して2本のエアチューブが接続される)と、コンプレッサ(図示略)からの空気圧を計測する空気圧計(図示略)等から構成されている。
(機械秤7a〜7cの構造)
秤支持板31の上面に所定間隔で固定された機械秤7a〜7cの構造を図6乃び図7を参照して説明する。秤支持板31の上の複数個(ここでは3つ)の重量選別箇所S1乃至S3に機械秤7a〜7cは固定されており、無端ベルト57の周回方向から見て上流側から下流側に向けて機械秤7a〜7cの設定重量を順次大きくしている。3つの機械秤7a〜7cが設置されているが、これらは同様の構造であるから、機械秤7aについて図面を参照して説明する。尚、設置個数は適宜数に設定可能である。
秤支持板31の上面に所定間隔で固定された機械秤7a〜7cの構造を図6乃び図7を参照して説明する。秤支持板31の上の複数個(ここでは3つ)の重量選別箇所S1乃至S3に機械秤7a〜7cは固定されており、無端ベルト57の周回方向から見て上流側から下流側に向けて機械秤7a〜7cの設定重量を順次大きくしている。3つの機械秤7a〜7cが設置されているが、これらは同様の構造であるから、機械秤7aについて図面を参照して説明する。尚、設置個数は適宜数に設定可能である。
図14及び図16に示す通り、梃子70a,70bが軸芯X1周りに揺動自在に固定ブラケット71に支持されている。梃子70a,70bの左右端部に垂直枠72a,72bがおのおの軸芯X2により回動可能に軸着されて、平行クランク機構が構成されており、垂直枠72a,72bは常時垂直姿勢に保持されている。垂直枠72aの上端部に分銅73(図14参照)を受容することができる錘皿74が備えられている。機械秤7aは、分銅73を変更することにより、設定重量を調整できるようになっている。搬送速度と錘とは無関係である。即ち、選別対象物Pを瞬間的に無端ベルト57の弛みを利用して自重で沈むようにしてあることから、選別対象物Pは搬送状態ではあっても、重量選別における無端ベルト57の周回速度の影響を排除できるのである。
零点調整部75は、ねじ軸75aと、ねじ軸75aに螺合された調子玉75bと、ねじ軸75aを固定ブラケット71に固定する固定具75cとから構成されている。零点調整部75は、調子玉75bを回して中空状態でバランスを取るように初期調整するものである。
梃子70bから前方に探知子76が延設されている。秤板77aは、誘導板58aと同様の厚さに設定された薄板であり、全体の長さ及び幅は、選別対象物Pが安定的に載る寸法に設定してある。秤板77aの裏面に角形の固定枠77Kが固定され、固定枠77Kが垂直枠72bの上部に固定されている。
秤板77aの上限位置を規制する上限ストッパ78(図14参照)が機械秤7aの後端部に設けてある。秤板77aの下限位置を規制する下限ストッパ79が垂直枠72bの下端部に設けてある(図16参照)。上限ストッパ78は、秤板77aが水平状態以上に上昇して無端ベルト57を押し上げないようにするものである。下限ストッパ79は秤板77aが下がり過ぎて衝撃荷重がかからないようにするものである。
錘皿74に使用する分銅73は、農林規格に準拠できるような重量を設定できる錘が採用されている。選別対象物Pは1袋で150g以上となるような個数が収納されるべく農林省の規格で決められている。つまり、1袋の重量が少なくとも150gでなくてはいけないと定められている。したがって、農家としては限りなく150gに近づくように努力するが、4つのクラスに分けられているから、袋詰め作業は簡単であり、手作業に比べて、ロスがほとんど無くなる。
選別対象物Pは、通常、設定重量と異なる重さがほどんどであり、重いか軽いかは正確に判別できる。選別対象物Pが設定重量と同一重量の場合は稀と考えられるが、その場合、選別対象物Pの秤板77a〜77cへの乗り方によっては、軽いと判別されるか重いと判別されるか、そのときの状況によってどちらになるかわからないが、精度の上で支障はないものと考えられる。
選別対象物Pは、通常、設定重量と異なる重さがほどんどであり、重いか軽いかは正確に判別できる。選別対象物Pが設定重量と同一重量の場合は稀と考えられるが、その場合、選別対象物Pの秤板77a〜77cへの乗り方によっては、軽いと判別されるか重いと判別されるか、そのときの状況によってどちらになるかわからないが、精度の上で支障はないものと考えられる。
なお、機械秤に代えてばね秤でも良いし、或いは電子秤等でも良いが、電子秤では置き場所、ほこり、湿気等において条件が悪くなるから、本実施形態のように機械式秤を採用するほうが、構造が簡単で、精度も良好であり、コスト、メインテナンス面でも好適である。電子式でも適用できないことはないが、ほこり、水、温度変化、湿度、雷サージ等により影響を受け、故障する場合もあり、それに比べると本実施形態は利点がある。機械秤7a〜7cは選別経路Lの方向と直交して配置されたが、それと平行に配置できるように変更は可能である。
(センサの構成)
図6、図15及び図16等に示す重量判別センサ8a〜8cは、磁気近接スイッチ(例えば近接センサ等)からなるものであり、探知子76の上部で探知子76を検出できる固定具81の所定位置に固定され、選別対象物Pの重量が設定重量より小さい場合には、探知子76(図16参照)がセンサに近接していてスイッチがオンとなっている。選別対象物Pの重量が設定重量以上の場合には、無端ベルト57の載った選別対象物Pの自重によって秤板77a〜77cの沈み込みが所定以上の程度となり、探知子76の下降が所定レベルより大きくなって、スイッチが切れるようになっている(図15参照)。スイッチがオンである場合、赤色で発光したときには、動作が不安定、緑色で発光したときは動作が安定とし、スイッチがオフとなる場合、消灯する。スイッチの切れるクリアランスは2mm乃至8mm程度に設定してある。重量判別センサ8a〜8cを機械秤7a〜7cの前方に設けたのは、クリアランスを大きく取り、探知子76のフロントの振り(ストローク)が大きくなるからである。
図6、図15及び図16等に示す重量判別センサ8a〜8cは、磁気近接スイッチ(例えば近接センサ等)からなるものであり、探知子76の上部で探知子76を検出できる固定具81の所定位置に固定され、選別対象物Pの重量が設定重量より小さい場合には、探知子76(図16参照)がセンサに近接していてスイッチがオンとなっている。選別対象物Pの重量が設定重量以上の場合には、無端ベルト57の載った選別対象物Pの自重によって秤板77a〜77cの沈み込みが所定以上の程度となり、探知子76の下降が所定レベルより大きくなって、スイッチが切れるようになっている(図15参照)。スイッチがオンである場合、赤色で発光したときには、動作が不安定、緑色で発光したときは動作が安定とし、スイッチがオフとなる場合、消灯する。スイッチの切れるクリアランスは2mm乃至8mm程度に設定してある。重量判別センサ8a〜8cを機械秤7a〜7cの前方に設けたのは、クリアランスを大きく取り、探知子76のフロントの振り(ストローク)が大きくなるからである。
図7、図14、図15等に示す選別対象物Pの通過を検出する通過検知センサ9a〜9cは、光学的に選別対象物Pの通過の有無を検知する光電スイッチ(例えば、赤外線反射型センサ等)であり、秤板77a〜77cの若干下流側において、周回方向Mに平行に機体3に配置されたアングル材33(図14参照)におのおの固定され、光ファイバで検出信号を電子制御装置12へ出力するようになっている。
(排出装置11a〜11cの構成)
排出装置11aについて図8、図14等を参照して説明する。排出装置11b,11cは説明を援用する。排出装置11aは、通過検知センサ9aの若干下流側に設けられ、跳ね出し側に選別対象物Pを保護するスポンジが貼設され、周回方向Mと直交して設けられた跳ね板110(図23、図24参照)と、跳ね板110の裏面から横方向に延び出し図8(a)に示す通りに駆動するロッド111と、から構成されている。複動式エアシリンダ62aはアングル材33の下面に固定されて、ロッド111を備えている。
排出装置11aについて図8、図14等を参照して説明する。排出装置11b,11cは説明を援用する。排出装置11aは、通過検知センサ9aの若干下流側に設けられ、跳ね出し側に選別対象物Pを保護するスポンジが貼設され、周回方向Mと直交して設けられた跳ね板110(図23、図24参照)と、跳ね板110の裏面から横方向に延び出し図8(a)に示す通りに駆動するロッド111と、から構成されている。複動式エアシリンダ62aはアングル材33の下面に固定されて、ロッド111を備えている。
選別対象物Pが設定重量よりも重いと判断されると、重量判別センサ8aからの信号を参照して、電子制御装置12からの指令により、排出装置11aは選別対象物Pを跳ね出すようになっている。即ち、エアシリンダ62aの伸張に伴い、通常位置からロッド111をY方向に駆動させて伸び出させ、選別対象物Pを周回方向Mから排出方向Qに跳ね出して強制的に選別経路Lから排出させた後、エアシリンダ62aの縮退に伴い、通常位置までロッド111を退避させるようになっている。一方、選別対象物Pが設定重量よりも軽いと判断されると、排出装置11aは動作せず、選別対象物Pは跳ね出されることなく無端ベルト57により次の重量選別箇所或いは終端部に向かって搬送されてゆくこととなる。つまり、排出装置11aは通常では排出動作しないが、所定の排出処理条件が成立すると、選別対象物Pを横方向に排出するようになっているのである。
複動式エアシリンダ62aがシュート18aの手前側端部に配置されたのは(図8(a)参照)、搬送された状態で選別対象物Pが跳ね出されることから、跳ね出し力と慣性力により選別対象物Pが斜め方向に排出されるからである(図24参照)。
なお、排出装置11aはタイマ動作で選別対象物Pを排出するようにしても良いが、距離的に不安定となり空振りもあり得ることから、選別対象物Pの有無を検知して排出するようにしたものである。
(電子制御装置12の構成)
重量選別機1の制御を司る電子制御装置12について図17を参照して説明する。電子制御装置12は、CPU120、RAM121、ROM122、カウンタ123、音声制御部125、入出力インタフェース126をバス127により相互に接続したものである。入出力インタフェース126には、通過検知センサ9a〜9c、重量判別センサ8a〜8c、表示装置13、スピーカ14、モータ15、スピードコントローラ22、電磁弁60等が接続され、各種の入力信号や出力信号が入出力されるようになっている。そして、CPU120が初期設定、或いは入力信号を受けて所定の演算等を行い、コマンド信号を前述した各部に供給している。RAM121は各種のデータを一時的に読み書きするものである。ROM122には重量選別プログラムが読み出し専用で格納されている。
電子制御装置12における制御は、主に、重量判別センサ8a〜8cの検出に起因して選別対象物Pの重量が設定重量より重いか軽いか判別し、該判別結果を記憶するとともに、判別結果において選別対象物Pが設定荷重より重い場合に、通過検知センサ9a〜9cを通過した選別対象物Pを排出装置11a〜11cの駆動で排出させることである。
重量選別機1の制御を司る電子制御装置12について図17を参照して説明する。電子制御装置12は、CPU120、RAM121、ROM122、カウンタ123、音声制御部125、入出力インタフェース126をバス127により相互に接続したものである。入出力インタフェース126には、通過検知センサ9a〜9c、重量判別センサ8a〜8c、表示装置13、スピーカ14、モータ15、スピードコントローラ22、電磁弁60等が接続され、各種の入力信号や出力信号が入出力されるようになっている。そして、CPU120が初期設定、或いは入力信号を受けて所定の演算等を行い、コマンド信号を前述した各部に供給している。RAM121は各種のデータを一時的に読み書きするものである。ROM122には重量選別プログラムが読み出し専用で格納されている。
電子制御装置12における制御は、主に、重量判別センサ8a〜8cの検出に起因して選別対象物Pの重量が設定重量より重いか軽いか判別し、該判別結果を記憶するとともに、判別結果において選別対象物Pが設定荷重より重い場合に、通過検知センサ9a〜9cを通過した選別対象物Pを排出装置11a〜11cの駆動で排出させることである。
表示装置13は、画像処理装置と液晶表示盤等からなる周知のものであり、電子制御装置12に隣接して配置されている。表示装置13は、重量選別に関しての各種のメッセージや図柄等を表示するものである。表示装置13に代えて、LED、CRT等、他の種類の表示装置でも良い。スピーカ14は重量選別に関しての各種のメッセージを音声出力するものである。なお、表示装置13、スピーカ14は必ずしも必要ではなく適宜割愛しコスト削減を図っても良い。
つぎにカウンタ123について説明する。これは選別個数計数カウンタとして機能するものであり、電源投入後、カウンタ123の選別個数カウント値Kの初期値を「0」とし、通過検知センサ9a〜9c或いは重量判別センサ8a〜8cからの信号を参照して、各選別場所において、選別対象物Pの排出がされるごとに昇順にかつ繰り返しインクリメントするものであり、選別個数カウント値Kは表示装置13に表示され或いはスピーカ14から音声出力できるようになっている。
CPU120は、所定条件の成立に伴い、上記選別個数カウント値Kのカウント値を1つ読み込み、RAM121に記憶させることとしている。また、これら各カウント値に対応して、所定のデータがROM122の所定のエリアに記憶されている。
重量選別機1の動作について図18乃至図20に示すフローチャートを参照して説明する。まず零点調整を行う。即ち、秤皿74が空の状態で秤板77a〜77cを水平位置となるように調子玉75bを調整し、中空(バランス状態)にする。次に各秤皿74にそれぞれ設定荷重分の分銅73を載せる。そして、重量選別機1が電源に接続され、電源部(図示略)から各回路に電源が供給されると、CPU120はカウンタやフラグのリセット等、一連の初期設定を行う。ここでは、選別個数カウント値K、重量判別フラグF1の初期値はいずれも「0」である。ここで、重量判別フラグF1は、選別対象物Pの重量が設定重量よりも重い条件が成立すると、「1」にセットされ、排出処理が終了すると、「0」にリセットされるものである。なお、以下のフローチャートおよびそれらの説明において、「ステップ」を単に「S」と略す。
本実施形態の特徴的な重量選別制御プログラムは、ROM122に格納されており、これが読み出されてCPU120の指令に従い実行されるものである。このCPU120は、重量選別機1の稼動中を通じて、ハードウェア割り込みにより、リセットスタートされる毎に、図18に示すメイン処理を起動する。
まず処理が開始されると、モータ駆動処理を行い(S1)、選別対象物判別処理を行い(S2)、重量選別処理を行い(S3)、その他の処理(サブルーチンは図示略)を行い(S4)、メインルーチンが次回起動されるまで待機(サブルーチンは図示略)を行う(S5)。
本ルーチンの主要な特徴は、選別対象物判別処理(S2)及び重量選別処理(S3)の処理にある。本実施形態では、図中の各処理のうちモータ駆動処理(S1)、その他(S4)および待機(S5)は、一般的な技術と同様に行っているので、説明は適宜省略する。
まず処理が開始されると、モータ駆動処理を行い(S1)、選別対象物判別処理を行い(S2)、重量選別処理を行い(S3)、その他の処理(サブルーチンは図示略)を行い(S4)、メインルーチンが次回起動されるまで待機(サブルーチンは図示略)を行う(S5)。
本ルーチンの主要な特徴は、選別対象物判別処理(S2)及び重量選別処理(S3)の処理にある。本実施形態では、図中の各処理のうちモータ駆動処理(S1)、その他(S4)および待機(S5)は、一般的な技術と同様に行っているので、説明は適宜省略する。
図18に示すモータ駆動処理S1は、スタートスイッチ20のオンと同時にモータ15を駆動し、常時駆動状態とし、ストップスイッチ21のオンに応答してモータ15を停止させるものである。
選別対象物判別処理(S2)について図19を参照して説明する。
前述の通り、各重量選別箇所S1〜S3において、無端ベルト57は誘導板58a〜58c及び秤板77a〜77cから構成された搬送面Kを走行し、フィーダ2から供給される選別対象物Pは無端ベルト57によって搬送される。選別対象物Pが秤板77a〜77cを通過する毎に、選別対象物Pの重量が判別される。重いと判断されるのは、機械秤7a〜7cが回動され選別対象物Pが秤板77a〜77cに載せられると、無端ベルト57の弛みを利用して、選別対象物Pの荷重に応じて秤板77a〜77cが沈む(図21参照)。選別対象物Pが秤板77a〜77cを通過し終わると、次の誘導板58b〜58d或いは終端部に向かって搬送される。
そこで、各重量判別センサ8a〜8cの検知信号がオンかオフかを判定し、否定判断すなわち重量判別センサ8a〜8cがオンになっていると、選別対象物Pの荷重が設定重量よりも軽いと判断し、一方、肯定判断すなわち重量判別センサ8a〜8cがオフになっていると、選別対象物Pの荷重が重いと判断する。
S20で肯定判断(Yes)されると、S21では、排出実行の前提条件が成立したと判断して、重量判別フラグF1を「1」にセットし、続いて、S22では、各重量判別センサ8a〜8cのいずれの場所による検知結果かをメモリに記憶させ、リターンに抜ける。
一方、S20で否定判断(No)されるとリターンに抜ける。
前述の通り、各重量選別箇所S1〜S3において、無端ベルト57は誘導板58a〜58c及び秤板77a〜77cから構成された搬送面Kを走行し、フィーダ2から供給される選別対象物Pは無端ベルト57によって搬送される。選別対象物Pが秤板77a〜77cを通過する毎に、選別対象物Pの重量が判別される。重いと判断されるのは、機械秤7a〜7cが回動され選別対象物Pが秤板77a〜77cに載せられると、無端ベルト57の弛みを利用して、選別対象物Pの荷重に応じて秤板77a〜77cが沈む(図21参照)。選別対象物Pが秤板77a〜77cを通過し終わると、次の誘導板58b〜58d或いは終端部に向かって搬送される。
そこで、各重量判別センサ8a〜8cの検知信号がオンかオフかを判定し、否定判断すなわち重量判別センサ8a〜8cがオンになっていると、選別対象物Pの荷重が設定重量よりも軽いと判断し、一方、肯定判断すなわち重量判別センサ8a〜8cがオフになっていると、選別対象物Pの荷重が重いと判断する。
S20で肯定判断(Yes)されると、S21では、排出実行の前提条件が成立したと判断して、重量判別フラグF1を「1」にセットし、続いて、S22では、各重量判別センサ8a〜8cのいずれの場所による検知結果かをメモリに記憶させ、リターンに抜ける。
一方、S20で否定判断(No)されるとリターンに抜ける。
図20の重量選別処理(S3)を説明する。
まず、通過検知センサ9a〜9cが選別対象物Pを検知したかどうか、通過検知センサ9a〜9cからの信号を参照して決定する(S30)。
S30で肯定判断(Yes)、即ち各センサ9a〜9cがオンとなり選別対象物Pが通過したと判定された場合、且つ、S31で各重量判別センサ8a〜8cでの判別結果がF1=1(各重量判別センサ8a〜8cがオフ)である場合、排出実行条件が成立したと判定し、S32で選別対象物Pが排出装置11a〜11cによりシュート18a〜18cに排出される。
S32での処理の後、又は、S30又はS31で否定判断の後、S33でメモリの内容をクリアしてリターンに抜ける。
まず、通過検知センサ9a〜9cが選別対象物Pを検知したかどうか、通過検知センサ9a〜9cからの信号を参照して決定する(S30)。
S30で肯定判断(Yes)、即ち各センサ9a〜9cがオンとなり選別対象物Pが通過したと判定された場合、且つ、S31で各重量判別センサ8a〜8cでの判別結果がF1=1(各重量判別センサ8a〜8cがオフ)である場合、排出実行条件が成立したと判定し、S32で選別対象物Pが排出装置11a〜11cによりシュート18a〜18cに排出される。
S32での処理の後、又は、S30又はS31で否定判断の後、S33でメモリの内容をクリアしてリターンに抜ける。
選別対象物供給及び重量選別が実行された場合の選別対象物供給装置201及び重量選別機1の動作について時系列順に説明する。
供給路体208に投入された選別対象物Pは、無端ベルト209により前方に搬送され、弾発ローラ206と衝突し減速し、弾発ローラ206が反動で上方に移動するが、弾発ローラ206のスポンジとスプリング203の弾性力によって衝突の際の衝撃が吸収される。そして、吊り下げられた支点Cを中心として揺動軸204が揺動しながら、揺動動作は減衰してゆく。そして次の選別対象物Pが弾発ローラに当たって、前記動作が繰り返される。
また、選別対象物Pは重量の小さいものから排出され、重量の重いものほど下流側で排出される。
選別対象物Pが無端ベルト57に搬送されて(図23参照)、3つの重量選別箇所S1乃至S3のいずれかまで移動すると、選別対象物Pが秤板77a〜77c上に載上されて一時的に沈下し、機械秤7a〜7cに設定された重量と選別対象物Pの重量に応じて梃子70a,70bを揺動させ、次の2つの状態を取る。すなわち、
(1)選別対象物Pの重量が設定値以上となるときには、第1荷重状態となり、梃子70a,70bを時計方向に過度に回動させ、探知子76が重量判別センサ8a〜8cに検知される。そして、排出装置11a〜11cによりY方向に跳ね出され、対応するシュート18a〜18cに排出される(図23、24参照)。
(2)選別対象物Pの重量が設定値未満となるときには、第2荷重状態となり、梃子70a,70bを時計方向の回動が抑制され、探知子76が重量判別センサ8a〜8cに検知されることはない。排出装置11a〜11cは作動せず、次の重量選別箇所まで搬送されて行き、同様の選別が行われる。
重量選別箇所S3で、設定重量よりも軽いときには、終端部にあるシュート18dに排出される。シュート18eは予備である。
下流重量選別個所では同様の処理が行われる。
供給路体208に投入された選別対象物Pは、無端ベルト209により前方に搬送され、弾発ローラ206と衝突し減速し、弾発ローラ206が反動で上方に移動するが、弾発ローラ206のスポンジとスプリング203の弾性力によって衝突の際の衝撃が吸収される。そして、吊り下げられた支点Cを中心として揺動軸204が揺動しながら、揺動動作は減衰してゆく。そして次の選別対象物Pが弾発ローラに当たって、前記動作が繰り返される。
また、選別対象物Pは重量の小さいものから排出され、重量の重いものほど下流側で排出される。
選別対象物Pが無端ベルト57に搬送されて(図23参照)、3つの重量選別箇所S1乃至S3のいずれかまで移動すると、選別対象物Pが秤板77a〜77c上に載上されて一時的に沈下し、機械秤7a〜7cに設定された重量と選別対象物Pの重量に応じて梃子70a,70bを揺動させ、次の2つの状態を取る。すなわち、
(1)選別対象物Pの重量が設定値以上となるときには、第1荷重状態となり、梃子70a,70bを時計方向に過度に回動させ、探知子76が重量判別センサ8a〜8cに検知される。そして、排出装置11a〜11cによりY方向に跳ね出され、対応するシュート18a〜18cに排出される(図23、24参照)。
(2)選別対象物Pの重量が設定値未満となるときには、第2荷重状態となり、梃子70a,70bを時計方向の回動が抑制され、探知子76が重量判別センサ8a〜8cに検知されることはない。排出装置11a〜11cは作動せず、次の重量選別箇所まで搬送されて行き、同様の選別が行われる。
重量選別箇所S3で、設定重量よりも軽いときには、終端部にあるシュート18dに排出される。シュート18eは予備である。
下流重量選別個所では同様の処理が行われる。
(実施形態の効果)
上記の構成とした本実施形態によれば、選別対象物Pが弾発ローラ206と揺動軸204とスプリング203の作用によって減速されることによって過剰な転がりが抑制できるので、適正な重量選別が可能である。
また機械秤7a〜7cの設定重量値を閾値として選別対象物Pを重い順から重量選別することができる。
こうして、選別対象物Pを、重量選別箇所S1〜S3の数プラス1の重量区分に重量選別できる。すなわち、例えば、重量選別箇所が3つの場合、上流始端側から数えて1番目、2番目、3番目の重量選別箇所の設定値をそれぞれ、第1設定値、第2設定値、第3設定値とすると、第1設定値未満の重量のもの、第1設定値以上第2設定値未満の重量のもの、第2設定値以上第3設定値未満の重量のもの、第3設定値以上の重量のもの、の4段階に選別対象物Pを重い順に重量選別(クラス分け)でき、おのおのシュート18a等から別々に排出される。
上記の構成とした本実施形態によれば、選別対象物Pが弾発ローラ206と揺動軸204とスプリング203の作用によって減速されることによって過剰な転がりが抑制できるので、適正な重量選別が可能である。
また機械秤7a〜7cの設定重量値を閾値として選別対象物Pを重い順から重量選別することができる。
こうして、選別対象物Pを、重量選別箇所S1〜S3の数プラス1の重量区分に重量選別できる。すなわち、例えば、重量選別箇所が3つの場合、上流始端側から数えて1番目、2番目、3番目の重量選別箇所の設定値をそれぞれ、第1設定値、第2設定値、第3設定値とすると、第1設定値未満の重量のもの、第1設定値以上第2設定値未満の重量のもの、第2設定値以上第3設定値未満の重量のもの、第3設定値以上の重量のもの、の4段階に選別対象物Pを重い順に重量選別(クラス分け)でき、おのおのシュート18a等から別々に排出される。
以上、本発明の好適な実施の形態を説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではないことは無論であり、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で多くの変更等を施し得ることができることは当業者であれば当然である。
(1)本実施形態では、重量選別制御をプログラム制御により、CPU120で実行したが、これに限らず、その一部又は全部をCMOS系やTTL系のLSIロジック等(いわゆるハードウェア)で形成しても良い。
(2)本実施形態では機械秤7a〜7cを選別経路Lに沿わせて直交に配置したが、それらを選別経路Lに平行に配置してもよい。
(3)本実施形態では、無端ベルト57を採用したが、その大きさ、長さ等適宜変更できるし、チェーン或いはアタッチメント付チェーン、チェーンの表面に搬送部材を取り付けたもの等、チューン駆動系4、プーリ駆動系5は様々に改変できる。
(4)上記実施形態では、梃子70a,70bとして、上皿機械秤用のものを示したが、上皿竿秤用のもの、ばね秤であってもよい。
(5)馬鈴薯、ピーマン等の野菜類、イチジク、柿等の果実類、各種の選別対象物Pに適用が可能であるが、選別対象物Pは何ら限定されるわけではなく、種類に応じて適宜な設計変更が必要である。
(1)本実施形態では、重量選別制御をプログラム制御により、CPU120で実行したが、これに限らず、その一部又は全部をCMOS系やTTL系のLSIロジック等(いわゆるハードウェア)で形成しても良い。
(2)本実施形態では機械秤7a〜7cを選別経路Lに沿わせて直交に配置したが、それらを選別経路Lに平行に配置してもよい。
(3)本実施形態では、無端ベルト57を採用したが、その大きさ、長さ等適宜変更できるし、チェーン或いはアタッチメント付チェーン、チェーンの表面に搬送部材を取り付けたもの等、チューン駆動系4、プーリ駆動系5は様々に改変できる。
(4)上記実施形態では、梃子70a,70bとして、上皿機械秤用のものを示したが、上皿竿秤用のもの、ばね秤であってもよい。
(5)馬鈴薯、ピーマン等の野菜類、イチジク、柿等の果実類、各種の選別対象物Pに適用が可能であるが、選別対象物Pは何ら限定されるわけではなく、種類に応じて適宜な設計変更が必要である。
本発明の選別対象物供給装置は、特に転がりやすい農産物、例えば馬鈴薯等を重量選別機に供給するのに適している。
201・・・選別対象物供給装置 202・・・吊り下げ部材 203・・・スプリング
204・・・揺動軸 205・・・回転軸 206・・・弾発ローラ
207・・・支柱 208・・・供給路体 209・・・無端ベルト
210・・・駆動ローラ 211・・・駆動モータ
P・・・選別対象物、M・・・周回方向、L・・・選別経路、
S1〜S3・・・重量選別箇所、1・・・重量選別機、2・・・フィーダ、
3・・・機体、4・・・チェーン駆動系、5・・・プーリ駆動系、
6・・・空気圧駆動系、7a〜7c・・・機械秤、
8a〜8c・・・重量判別センサ、9a〜9c・・・通過検知センサ、
11a〜11c・・・排出装置、12・・・電子制御装置、15・・・モータ、
18a〜18e・・・シュート、50a〜55a・・・プーリ、
50b〜55b・・回転軸、50c〜55c・・・軸受、50d・・・リング、
57・・・無端ベルト、58a〜58d・・・誘導板、58H・・・脚、
59a〜59c・・・開口部、62a〜62c・・・複動式エアシリンダ
204・・・揺動軸 205・・・回転軸 206・・・弾発ローラ
207・・・支柱 208・・・供給路体 209・・・無端ベルト
210・・・駆動ローラ 211・・・駆動モータ
P・・・選別対象物、M・・・周回方向、L・・・選別経路、
S1〜S3・・・重量選別箇所、1・・・重量選別機、2・・・フィーダ、
3・・・機体、4・・・チェーン駆動系、5・・・プーリ駆動系、
6・・・空気圧駆動系、7a〜7c・・・機械秤、
8a〜8c・・・重量判別センサ、9a〜9c・・・通過検知センサ、
11a〜11c・・・排出装置、12・・・電子制御装置、15・・・モータ、
18a〜18e・・・シュート、50a〜55a・・・プーリ、
50b〜55b・・回転軸、50c〜55c・・・軸受、50d・・・リング、
57・・・無端ベルト、58a〜58d・・・誘導板、58H・・・脚、
59a〜59c・・・開口部、62a〜62c・・・複動式エアシリンダ
Claims (2)
- 吊り下げ部材から吊り下げられるスプリングと、
該スプリングで吊り下げられる揺動軸と、
該揺動軸により軸支される回転軸に取り付けられ、選別機の搬送ベルトの搬送速度と同期して回転し選別対象物を前方に送り出す弾発ローラと、を備えることを特徴とする選別対象物供給装置。 - 前記搬送ベルトの搬送周速度と前記弾発ローラの周速度とを同一速度に設定することを特徴とする請求項1の選別対象物供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003328934A JP2005087974A (ja) | 2003-09-19 | 2003-09-19 | 選別対象物供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003328934A JP2005087974A (ja) | 2003-09-19 | 2003-09-19 | 選別対象物供給装置 |
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ID=34458353
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN114653626A (zh) * | 2022-03-01 | 2022-06-24 | 无锡市泰瑞电子设备制造有限公司 | 一种物流立体仓库用自动分拣生产线 |
-
2003
- 2003-09-19 JP JP2003328934A patent/JP2005087974A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106111547A (zh) * | 2016-08-18 | 2016-11-16 | 长沙锐博特科技有限公司 | 一种物品分拣系统及分拣方法 |
CN106111547B (zh) * | 2016-08-18 | 2018-03-23 | 长沙锐博特科技有限公司 | 一种物品分拣系统及分拣方法 |
CN114653626A (zh) * | 2022-03-01 | 2022-06-24 | 无锡市泰瑞电子设备制造有限公司 | 一种物流立体仓库用自动分拣生产线 |
CN114653626B (zh) * | 2022-03-01 | 2023-11-21 | 无锡市泰瑞电子设备制造有限公司 | 一种物流立体仓库用自动分拣生产线 |
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