JP2005085092A - Pop広告票作成装置及び方法、並びにpop広告票作成処理プログラム及び記録媒体 - Google Patents

Pop広告票作成装置及び方法、並びにpop広告票作成処理プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 広告印刷物に掲載される商品情報をPOP広告票の掲載される商品情報として効果的に流用する事などが可能なPOP広告票作成装置及び方法、並びにPOP広告票作成処理プログラム及び記録媒体を提供する。
【解決手段】 少なくとも、広告印刷物に掲載される商品情報に係る商品データと、POP広告票の基準画像に係る基準画像データと、前記POP広告票の基準画像上に配置されるべき商品情報の位置を示す配置データと、を記憶するデータ記憶手段と、前記商品データ、前記基準画像データ及び前記配置データを取得するデータ取得手段と、前記取得された前記データに基づいて、前記商品情報を、前記配置データにより示された前記基準画像上の位置に配置してPOP広告票の画像データを作成するPOP画像作成手段と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、店舗等に設置された端末装置に対しネットワークを介してPOP(Point Of Purchase:購買時点)広告票の画像を提供するPOP広告票作成装置及び方法等の技術分野に関する。
POP広告票は、店舗において購買者の購買意欲を刺激し販促効果を高める広告手段として使用されている。このPOP広告票を作成する方法として、特許公報1には、POP広告票に掲載する項目の設定、その項目のレイアウトの設定、データの設定、更には、文字等の書体、大きさ、間隔、色等の属性情報の設定を行う設定手段を設け、容易に任意の種類のPOP広告票を作成し、必要部数発行することができるPOP広告票発行装置が開示されている。
特開平6−166221号公報
しかしながら、従来のこのような装置は、例えば新聞の折込チラシ等の広告印刷物を作成する装置と連携していないことから、広告印刷物に掲載される商品情報をPOP広告票に効果的に流用することはできなかった。
また、従来、POP広告票作成に当たって、店舗とその本部とのワークフローが限定、例えば本部にてPOP広告票のデータを作成し、店舗にてそのPOP広告票のデータを修正するというように限定されており、店舗毎の効率化が図られていなかった。
更に、従来のこのような装置では、POP広告票の作成に指標となるような情報(例えば、競合店における商品の売価等)を効果的に利用することはできなかった。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、広告印刷物に掲載される商品情報をそのまま、或いは必要な付加、変更を加えてPOP広告票の掲載される商品情報として効果的に流用する事などが可能なPOP広告票作成装置及び方法、並びにPOP広告票作成処理プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、1つの観点における本発明に係るPOP広告票作成装置は、少なくとも、複数種類の商品についての商品情報を広告する広告印刷物に掲載される前記商品情報に係る商品データと、POP広告票の基準画像に係る基準画像データと、前記POP広告票の基準画像上に配置されるべき商品情報の位置を示す配置データと、を記憶するデータ記憶手段と、前記商品情報の全部又は一部の商品情報に係る商品データ、前記基準画像データ及び前記配置データを取得するデータ取得手段と、前記取得された前記データに基づいて、前記商品情報を、前記配置データにより示された前記基準画像上の位置に配置してPOP広告票の画像データを作成するPOP画像作成手段と、を備えることを特徴とする。
また、通信ネットワークを介して端末装置が接続可能な上記POP広告票作成装置において、前記通信ネットワークを介して前記端末装置に、前記商品情報の全部又は一部を選択可能に提示する商品情報提示手段を更に備え、前記データ取得手段は、前記端末装置にて選択された全部又は一部の前記商品情報に係る商品データを取得することを特徴とする。
また、上記POP広告票作成装置において、前記商品情報提示手段は、前記通信ネットワークを介して前記端末装置に、前記選択された商品情報の全部又は一部を変更可能に提示し、前記データ取得手段は、前記端末装置にて変更された全部又は一部の商品情報に係る商品データを取得し、前記POP画像作成手段は、前記取得された前記データに基づいて、前記変更された商品情報を、前記配置データにより示された前記基準画像上の位置に配置してPOP広告票の画像データを作成することを特徴とする。
また、上記POP広告票作成装置において、前記商品情報提示手段は、前記通信ネットワークを介して前記端末装置に、前記選択された前記商品情報に付加すべき付加情報の入力を促し、前記データ記憶手段は、前記POP広告票の基準画像上に配置されるべき商品情報の位置に加えて付加情報の位置を示す配置データを記憶しており、前記データ取得手段は、前記端末装置にて選択された全部又は一部の商品情報に係る商品データ及び入力された全部又は一部の付加情報に係る付加データを取得し、前記POP画像作成手段は、前記取得された前記データに基づいて、前記商品情報及び前記付加情報を、前記配置データにより示された前記基準画像上の位置に配置してPOP広告票の画像データを作成することを特徴とする。
また、上記POP広告票作成装置において、前記データ記憶手段は、POP広告票の複数種類の基準画像に係る基準画像データを記憶しており、前記通信ネットワークを介して前記端末装置に、前記複数種類の基準画像を選択可能に提示する基準画像提示手段と、を更に備え、前記データ取得手段は、前記端末装置にて選択された基準画像に係る基準画像データを取得することを特徴とする。
また、上記POP広告票作成装置において、前記データ記憶手段は、前記POP広告票の基準画像上に配置されるべき商品情報の位置を示す複数種類の配置データを記憶しており、前記通信ネットワークを介して前記端末装置に、前記複数種類の配置データを選択可能に提示する配置データ提示手段と、を更に備え、前記データ取得手段は、前記端末装置にて選択された配置データを取得することを特徴とする。
また、上記POP広告票作成装置において、前記POP画像作成手段により作成されたPOP広告票の画像データを前記通信ネットワークを介して前記端末装置に提供するPOP画像提供手段を更に備えることを特徴とする。
また、上記POP広告票作成装置において、前記端末装置は1の店舗用として設置されており、前記商品情報は前記1の店舗の広告印刷物に掲載される商品情報であって、前記1の店舗の前記商品情報に対応する他の店舗の商品情報を取得する他店舗商品情報取得手段を更に備え、前記商品情報提示手段は、前記通信ネットワークを介して前記端末装置に、前記1の店舗の前記商品情報を選択可能に提示すると共に、当該商品情報に対応付けて前記取得された他の店舗の商品情報を提示することを特徴とする。
また、上記POP広告票作成装置において、前記他店舗商品情報取得手段は、移動体通信端末にて入力され、送信された前記他の店舗の商品情報に係る商品データを前記通信ネットワークを介して受信し、取得することを特徴とする。
また、上記POP広告票作成装置において、前記商品情報に対応するPOS情報を取得するPOS情報取得手段を更に備え、前記商品情報提示手段は、前記通信ネットワークを介して前記端末装置に、前記商品情報を選択可能に提示すると共に、当該商品情報に対応付けて前記取得されたPOS情報を提示することを特徴とする。
また、通信ネットワークを介して少なくとも第1及び第2の端末装置が接続可能な上記POP広告票作成装置において、前記データ記憶手段は、POP広告票の複数種類の基準画像に係る基準画像データを記憶しており、前記通信ネットワークを介して前記端末装置に、前記商品情報の全部又は一部を選択可能に提示する商品情報提示手段と、前記通信ネットワークを介して前記端末装置に、前記複数種類の基準画像を選択可能に提示する基準画像提示手段と、を更に備え、前記データ記憶手段は、更に、前記商品情報を前記第1の端末装置と前記第2の端末装置の何れに選択可能に提示するかの設定、及び前記基準画像を前記第1の端末装置と前記第2の端末装置の何れに選択可能に提示するかの設定を記憶しており、前記商品情報提示手段又は前記基準画像情報提示手段は、前記設定に従って前記第1端末装置又は前記第2の端末装置に前記商品情報の全部又は一部又は前記基準画像を選択可能に提示し、前記データ取得手段は、前記商品情報が選択可能に提示された端末装置にて選択された全部又は一部の商品情報に係る商品データ、及び前記基準画像が選択可能に提示された前記端末装置にて前記選択された基準画像に係る基準画像データを取得することを特徴とする。
また、上記POP広告票作成装置において、前記通信ネットワークを介して前記端末装置に、前記選択された商品情報の全部又は一部を変更可能に提示する商品情報変更手段を更に備え、前記データ記憶手段は、前記商品情報を前記第1の端末装置と前記第2の端末装置の何れに変更可能に提示するかの設定を記憶しており、前記商品情報変更手段は、前記設定に従って前記第1端末装置又は前記第2の端末装置に前記商品情報の全部又は一部を変更可能に提示し、前記データ取得手段は、前記商品情報が変更可能に提示された前記端末装置にて変更された全部又は一部の商品情報に係る商品データを取得し、前記POP画像作成手段は、前記取得された前記データに基づいて、前記変更された商品情報を、前記配置データにより示された前記基準画像上の位置に配置してPOP広告票の画像データを作成することを特徴とする。
また、上記POP広告票作成装置において、前記通信ネットワークを介して前記端末装置に前記選択された商品情報の全部又は一部を提示すると共に、当該商品情報に付加すべき付加情報の入力を促す商品情報付加手段を更に備え、前記データ記憶手段は、前記POP広告票の基準画像上に配置されるべき商品情報の位置に加えて付加情報の位置を示す配置データ、更には、前記付加情報の入力を前記第1の端末装置と前記第2の端末装置の何れに促すかの設定を記憶しており、前記商品情報付加手段は、前記設定に従って前記第1の端末装置又は前記第2の端末装置に前記付加情報の入力を促し、前記データ取得手段は、前記付加情報が促された前記端末装置にて入力された全部又は一部の付加情報に係る付加データを取得し、前記POP画像作成手段は、前記取得された前記データに基づいて、前記商品情報及び前記付加情報を、前記配置データにより示された前記基準画像上の位置に配置してPOP広告票の画像データを作成することを特徴とする。
また、上記POP広告票作成装置において、前記通信ネットワークを介して前記端末装置に、前記選択された商品情報の全部又は一部を提示すると共に、前記POP広告票の画像データの作成を促すPOP作成要求手段を更に備え、前記データ記憶手段は、前記POP広告票の画像データの作成を前記第1の端末装置と前記第2の端末装置の何れに促すかの設定を記憶しており、前記POP画像作成手段は、前記設定に従って前記第1の端末装置又は前記第2の端末装置に前記POP広告票の画像データの作成を促し、前記POP広告票の画像データの作成が促された前記端末装置から前記POP広告票の画像データの作成指示があった場合に、前記POP広告票の画像データを作成することを特徴とする。
また、上記POP広告票作成装置において、前記POP画像作成手段により作成されたPOP広告票の画像データを前記通信ネットワークを介して前記端末装置に提供するPOP画像提供手段を更に備え、前記データ記憶手段は、前記POP広告票の画像データの提供を前記第1の端末装置と前記第2の端末装置の何れに行うかの設定を記憶しており、前記POP画像提供手段は、前記設定に従って前記第1の端末装置又は前記第2の端末装置に前記POP広告票の画像データを提供することを特徴とする。
また、上記POP広告票作成装置において、前記商品情報は、前記広告印刷物に掲載される商品情報として選定され、前記データ記憶手段に構築された商品データベースに登録された情報であることを特徴とする。
また、上記POP広告票作成装置において、前記通信ネットワークを介して前記端末装置に、前記複数種類の前記広告印刷物に係る情報を選択可能に提示する広告印刷物提示手段を更に備え、前記データ取得手段は、前記端末装置にて選択された広告印刷物に係る情報に対応する商品情報に係る商品データを取得することを特徴とする。
他の観点における本発明に係るPOP広告票作成処理プログラムは、コンピュータを、上記POP広告票作成装置として機能させることを特徴とする。
更に他の観点における本発明に係るPOP広告票作成方法は、通信ネットワークを介して端末装置が接続されたPOP広告票作成装置におけるPOP広告票作成方法において、前記POP広告票作成装置が、前記通信ネットワークを介して前記端末装置に複数種類の商品についての商品情報を広告する広告印刷物に掲載される商品情報を選択可能に提示する工程と、前記端末装置にて選択された全部又は一部の前記商品情報に係る商品データと、POP広告票の基準画像に係る基準画像データと、前記POP広告票の基準画像上に配置されるべき商品情報の位置を示す配置データと、を取得する工程と、前記取得された前記データに基づいて、前記商品情報を、前記配置データにより示された前記基準画像上の位置に配置してPOP広告票の画像データを作成する工程と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、広告印刷物に掲載される商品情報をPOP広告票の掲載される商品情報として効果的に流用することができるので、少なくとも、適切なPOP広告票を効率良く作成することができるという効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、POP広告票作成システムに対して本発明を適用した場合の実施形態である。
(第1実施形態)
[POP広告票作成システムSの構成等]
先ず、図1を参照して本発明の第1実施形態にかかるPOP広告票作成システムの構成について説明する。
図1は、第1実施形態にかかるPOP広告票作成システムのハードウェア構成の一例を示す図である。図1に示すように、POP広告票作成システムSは、POP広告票作成装置としてのPOP広告票作成サーバ1と、例えば流通小売業者の本部用(ここでは1つの本部を示したがこれ以上であってもよい)として設置される本部の端末装置2(第1の端末装置に対応)と、例えば流通小売業者の店舗A,B用(ここでは2つの店舗を示したがこれ以上であってもよい)として設置される店舗A,Bの端末装置3,4(第2の端末装置に対応)と、を含んで構成されており、それらは、通信ネットワークの一例としてのインターネット5に接続されるようになっている。そして、端末装置2〜4は、インターネット5を介してPOP広告票作成サーバ1に接続し、相互にデータの送受信が可能になっている。なお、通信ネットワークは、インターネットに限定されるものではなく、例えば専用線により構築されたネットワークであってもよい。また、本実施形態においては、3つの端末装置を示したがこれより多く設けても良い。
このような構成において、POP広告票作成サーバ1は、端末装置(2〜4の何れか)からの要求に従って複数種類の商品についての商品情報を広告する広告印刷物に掲載される商品情報等を用いてPOP広告票の画像データを作成し、要求があった端末装置に提供するなどの処理を行う。なお、本部、店舗A、及び店舗Bのそれぞれには、固有の識別情報(例えば、ユーザID)が割り当てられており、端末装置2〜4のユーザは、それぞれの識別情報を用いて、POP広告票作成サーバ1にアクセスすることになる。
また、本実施形態においては、POP広告票作成サーバ1は、例えばインターネット5上で情報提供サービスを行うWebサーバとして説明する。
ここで、複数種類の商品についての商品情報を広告する広告印刷物には、例えばチラシ、カタログ、パンフレット等が含まれ、専ら一つの商品について商品情報を掲載するPOP広告票とは区別される。
次に、図2乃至図6を参照して第1実施形態にかかるPOP広告票作成サーバ1の構成及び機能について説明する。
図2は、POP広告票作成サーバ1の概要構成を示す機能ブロック図である。POP広告票作成サーバ1は、図2に示すように、制御部11、記憶部12、及び通信部13等を備えたコンピュータにより構成される。なお、これらの構成要素の他にも、オペレータが指示入力を行うための入力部(キーボードやマウス等)や、各種情報を表示する表示部(モニタ等)を備えているが図示を省略している。
制御部11は、演算機能を有するCPU、作業用RAM、及び各種プログラムやデータを記憶するROM等によって構成される。そして、CPUが例えばROM或いは記憶部12に記憶されたPOP広告票作成処理プログラムを実行することにより、コンピュータがPOP広告票作成サーバ1として機能するようになっている。このPOP広告票作成処理プログラムは、POP広告票作成サーバ1が端末装置2〜4に対して提供するサービスに対応した複数のアプリケーションプログラムからなっている。また、各アプリケーションプログラムの実行により、制御部11は、本発明における広告印刷物提示手段、商品情報提示手段(商品情報変更手段及び商品情報付加手段を含む)、基準画像提示手段、配置データ提示手段、データ取得手段、POP画像作成手段、POP画像提供手段等として機能するようになっている。これらの各手段についての詳細な説明は、後述する。
なお、POP広告票作成処理プログラムは、例えばインターネット5上の他のサーバからサーバ1にダウンロードされるようにしてもよいし、CD−ROM等の記録媒体に記録されてCD−ROM等のドライブを介してサーバ1に提供されるようにしてもよい。
記憶部12は、例えばハードディスクドライブ(HDD)等のデータ記憶手段からなり、ここには、広告印刷物用商品データベース(DB)12a、POP用商品データベース(DB)12b、POP基準画像データベース(DB)12c、配置データベース(DB)12d、POP作成画像データベース(DB)12e、選択リンクデータベース(DB)12f、権限設定データベース(DB)12g、及び提示画面データベース(DB)12hが構築されている。その他にも、本システムSのユーザ登録データベース等が記憶部12に構築されているが図示を省略している。
広告印刷物用商品データベース12aには、上記広告印刷物に掲載される商品情報に係る商品データが広告印刷物(当該告印刷物には固有の広告印刷物コードや名称、サイズ・種別等の情報が付与される)毎に対応付けられて記憶(登録)されている。例えば、広告印刷物は、新聞の折込チラシのように大小様々な複数の領域に区分されており、各領域に掲載される商品数、各商品について掲載すべき商品情報が決められている(一般に、本部の販促部門及び商品部門にて決定)。
このような商品情報は、例えば本部の端末装置2から例えばサーバ1にて広告印刷物掲載商品選定アプリケーションを起動させることによって広告印刷物用商品データベース12aに広告印刷物毎に登録(この登録処理は公知であるので詳しい説明を省略)されることになる。つまり、広告印刷物用商品データベース12aは、広告印刷物の作成のために構築されたデータベースであり、当該商品情報は、広告印刷物に掲載される商品情報として選定され、広告印刷物用商品データベース12aに登録された情報である。
そして、商品情報には、広告印刷物上に配置される文字、画像、イラスト、ロゴ、マーク等の情報が含まれ、例えば、商品コード、商品名、メーカ名、JANコード、商品仕様(サイズ、重量、材質、色等)や規格、商品価格(メーカ希望価格、通常価格、売価)、割引率、商品の画像(商品の外観が撮影されたもの)、商品のキャッチコピー、商品の購買促進情報、セール名(広告印刷物に掲載された商品が販売されるセールの名称)、セール期間等が含まれる。また、広告印刷物用商品データベース12aには、複数種類の商品についての上記商品情報が記憶されており、各商品における商品情報は互い対応付けられている。登録された商品情報は、通常、DTP(Desk Top Publishing)システムにて広告印刷物の版面の所定位置に割り付けられる。なお、DTPシステムに関しては本発明と直接の関係がないので詳しい説明を省略する。
POP用商品データベース12bには、POP広告票の基準画像上に配置される上記商品情報に係る商品データが記憶(登録)される。この商品情報は、広告印刷物用商品データベース12aに記憶された商品情報うちから選択されてPOP用商品データベース12bに記憶される。より具体的には、POP広告票の画像データが作成される場合において、広告印刷物用商品データベース12に記憶された複数種類の商品についての上記商品情報がインターネット5を介してPOP広告票作成サーバ1から端末装置に選択可能に提示(例えば、商品情報選択入力欄が設けられた商品情報選択画面が端末装置のモニタ上に表示)され、端末装置にて選択(1又は複数)された商品情報(POP広告票の基準画像上に配置するとして選択)に係る商品データがPOP用商品データベース12bに記憶されることになる。このように選択された商品情報は、店舗の識別情報に対応付けられて、店舗(A,B)毎に管理されるようになっている。なお、各店舗の商品情報の選択は、後述する提示設定に従って、店舗の端末装置(3又は4)、或いは本部の端末装置2の何れかで行われることになる。
また、上記のように選択された商品情報は変更(例えば、広告印刷物に掲載された売価を変更)することも可能である。例えば、POP用商品データベース12bに記憶された上記商品情報が、POP広告票作成サーバ1から端末装置に変更可能に提示(例えば、商品情報編集画面が端末装置のモニタ上に表示)され、端末装置にて変更された商品情報に係る商品データがPOP用商品データベース12bにおいて更新されることになる。これにより、POP広告票固有の商品情報(例えば、割引率等)を設定することができる。なお、各店舗の商品情報の変更は、後述する権限設定に従って、店舗の端末装置(3又は4)、或いは本部の端末装置2の何れかで行われることになる。
更に、上記のように選択された商品情報には付加情報(例えば、その商品についてのPOP広告票に掲載すべき店舗固有のPOPコメント)を付加することも可能である。例えば、POP用商品データベース12bに記憶された上記商品情報に付加すべき付加情報の入力が、POP広告票作成サーバ1から端末装置に促され(例えば、商品情報編集画面が端末装置のモニタ上に表示され)、端末装置にて入力された付加情報に係る付加データが、これに対応する商品データに対応付けられてPOP用商品データベース12bに記憶されることになる。なお、各店舗の付加情報の付加は、後述する提示設定に従って、店舗の端末装置(3又は4)、或いは本部の端末装置2の何れかで行われることになる。
POP基準画像データベース12cには、POP広告票の複数種類の基準画像に係る基準画像データが、基準画像コードに対応付けられて記憶されている。この基準画像は、最終的に端末装置に提供するPOP広告票の画像の基礎となるものである。また、上記基準画像の種類としては、大、中、小のように大きさが異なるものや、デザイン(レイアウト)が異なるものなど様々な種類がある。この基準画像中にも、広告印刷物には無いPOP広告票固有の情報(例えば、店長の声等)を設定することができる。
また、使用する上記基準画像の選択は、例えば、POP広告票作成サーバ1から端末装置に、複数種類の基準画像が選択可能に提示(例えば、POP基準画像選択画面が端末装置のモニタ上に表示)され、端末装置にて選択(1又は複数)されることによってなされる。なお、各店舗の基準画像の選択は、後述する権限設定に従って、店舗の端末装置(3又は4)、或いは本部の端末装置2の何れかで行われることになる。また、上記基準画像は、例えば、POP広告票作成サーバ1のオペレータ等によって作成され記憶されるようにしてもよいし、流通小売業者によって端末装置等において作成され記憶されるようにしてもよい。
配置データベース12dには、POP広告票の基準画像上に配置されるべき商品情報若しくは付加情報の位置を示す配置データが配置コード及び上記基準画像コードに対応付けられて記憶されている。つまり、上記基準画像毎に対応した1又は複数種類の配置データが記憶されていることになる。
図3(A)は、POP広告票の基準画像の一例を示す図であり、図3(B)及び(C)は、配置データにより示される商品情報若しくは付加情報の位置の例を示す図である。図3(B)の例では、POP広告票の基準画像の上部の領域50には商品情報の中の「セール名」が、中央部の領域51には「商品の画像」が、中央部の領域52には付加情報としての「POPコメント」が、中央部の領域53には「商品名」が、下部の領域54には商品情報の中の「売価」が、それぞれ位置(配置)されるようになっている。上記配置データは、このような商品情報若しくは付加情報の基準画像上における位置を示しており、例えば、各領域と、商品情報若しくは付加情報との対応付けを示している。各領域は、例えば、基準画像上における左上頂点の座標(X1,Y1)と、右下頂点の座標(X2,Y2)によって示される。また、配置データには、各領域に配置される商品情報の表示形式(文字の場合:フォント、書体、間隔、色等。画像、イラスト及びロゴの場合:大きさや色等)を示す情報が含まれている。
また、同一のPOP広告票の基準画像に対して複数種類の配置データが記憶される場合、例えば、図3(C)の例では、POP広告票の基準画像の上部の領域55には商品情報の中の「キャッチコピー」が、中央部の領域56には「商品の画像」が、中央部の領域57には「商品名」が、下部の領域58には商品情報の中の「売価」が、それぞれ位置(配置)されるようになっており、図3(B)の例とは当該基準画像の種類は同じであるが、当該基準画像上に配置される商品情報の内容や大きさ等が異なっている。このように複数種類の配置データが存在する場合、使用する配置データの選択は、例えば、POP広告票作成サーバ1から端末装置に、複数種類の配置データが選択可能に提示(例えば、POP広告票の基準画像の選択が行われる配置データ選択画面が端末装置に表示され)され、端末装置にて選択(1又は複数)されることによってなされる。なお、各店舗のPOP広告票の基準画像に対応する配置データの選択は、後述する権限設定に従って、店舗の端末装置(3又は4)、或いは本部の端末装置2の何れかで行われることになる。また、上記配置データは、例えば、POP広告票作成サーバ1のオペレータ等によって作成され記憶されるようにしてもよいし、流通小売業者によって端末装置等において作成され記憶されるようにしてもよい。
POP作成画像データベース12eには、上記商品情報が基準画像上の位置(配置データで示される位置)に配置されて作成されたPOP広告票の画像データが作成画像コードに対応付けられて記憶される。更に、作成されたPOP広告票の画像データは、店舗の識別情報に対応付けられて、店舗(A,B)毎に管理されるようになっている。
図4は、作成されたPOP広告票の画像の一例を示す図である。図4に示す画像は、図3(B)に示す配置に従って実際の商品情報が配置されて作成されている。このように作成された画像データは、店舗の端末装置や、本部の端末装置に提供されることになる。
選択リンクデータベース12fには、上述したように選択された各データ(商品データ、基準画像データ、配置データ)の対応付けを示す選択リンクデータが記憶されている。
図5は、選択リンクデータベース12fにおける選択リンクデータの内容の一例を示す図である。図5に示すように、選択リンクデータでは、店舗の識別情報と、商品コードと、基準画像コードと、配置コードとが対応付けられている。例えば、店舗Aについては、3つの商品についての商品情報(商品コード:0001、0002、0005)が選択され、そのうち商品コード「0001」の商品情報については基準画像データ(基準画像コード:1001)と配置データ(配置コード:2001)選択されていることがわかる。このような選択リンクデータは、上記のように各データが選択される度に更新されることになる。
権限設定データベース12gには、上記商品情報を本部の端末装置2と店舗の端末装置3,4の何れに選択可能に提示するかの設定(以下、「商品情報選択(登録)権限設定」という)と、POP広告票の基準画像及びそれに対応する配置データを本部の端末装置3,4と店舗の端末装置の何れに選択可能に提示するかの設定(以下、「POP基準画像選択権限設定」という)と、商品情報を本部の端末装置2と店舗の端末装置3,4の何れに変更可能に提示するかの設定(以下、「商品情報変更権限設定」という)と、付加情報の入力を本部の端末装置2と店舗の端末装置3,4の何れに促すかの設定(以下、「商品情報付加権限設定」という)と、作成されたPOP広告票の画像データの作成を本部の端末装置2と店舗の端末装置3,4の何れに促すかの設定(以下、「POP画像作成権限設定」という)と、POP広告票の画像データの提供を本部の端末装置2と店舗の端末装置3,4の何れに行うかの設定(以下、「POP画像取得権限設定」という)と、が店舗の識別情報に対応付けられて登録(記憶)されている。
図6は、権限設定データベース12gにおける各設定の一例を示す図である。図6に示すように、店舗Aでは、全ての権限設定が「店舗」になっている。つまり、店舗Aについては、上記商品情報の選択、変更及び付加情報の付加、更には、POP広告票の基準画像及び配置データの選択、POP広告票の画像データの作成及び取得が、店舗の端末装置3にて行われることになる。一方、店舗Bでは、POP画像作成権限設定及びPOP画像取得権限設定を除く全ての権限設定が「本部」になっているため、店舗の端末装置4では、商品情報及びPOP広告票の基準画像等の選択が行われないことになる。
このように、店舗毎に各権限設定を個別に行うことができ、店舗毎にワーク(業務)フローを異ならせることができる。例えば、大きい店舗に対しては人手を割けるので図6に示す店舗Aのように設定し、小さい店舗に対してはあまり人手が割けないので、図6に示す店舗Bのように設定すればより効果的である。もちろん、店舗Aと店舗Bとで同一の権限設定にしてもよい。
また、流通小売業者毎に各権限設定を異ならせるようにすることも可能である。例えば、流通小売業者Vについては全店舗の権限設定を図6に示す店舗Aのようにし、流通小売業者Wについては全店舗の権限設定を図6に示す店舗Bのようにすることができる。なお、上記各権限設定は、例えば、本部の端末装置2にて行われるように構成してもよいし、各店舗がその店舗の端末装置にて自己の権限設定を行うように構成してもよい。
そして、上記権限設定に従ってアプリケーションプログラムが選定されることになり、POP広告票作成サーバ1から端末装置2〜4に提供されるサービスが決定されることになる。
提示画面データベース12hには、上記設定に従ってPOP広告票作成サーバ1から端末装置2〜4に提示される(端末装置のモニタ上に表示される)、例えば後述する識別情報入力画面、店舗選択画面、提供サービス選択画面、広告印刷物選択画面、商品情報選択画面、POP基準画像等表示画面、POP基準画像選択画面、配置データ選択画面、商品情報編集画面、POP作成・取得画面等の画面データが、例えば、WebページデータとしてHTML(Hyper Text Markup Language)やXML(Extensible Markup Language)形式(画面上のどの位置に文字や画像を埋め込むかを規定している。また、画面上における各種ボタン及びアイコン等は公知のハイパーリンク機能を有するように設定されている)等で記憶されている。
なお、上記データベース12a〜12h等は、データベースサーバに設けられ、そこで管理されるようにしてもよい。
通信部13は、インターネット5を介して端末装置2〜4との間でデータ通信を行うためのものであり、制御部11から送信すべきデータ(信号)が入力されると、当該信号に対して予め設定されている出力インターフェース処理を実行し、当該信号をインターネット5を介して端末装置に出力し、端末装置からインターネット5を介して送信されたデータ(信号)に対して予め設定されている入力インターフェース処理を実行し、制御部11に出力するようになっている。
次に、端末装置2〜4には、例えば汎用のパーソナルコンピュータを適用でき、CPU等からなる制御部、HDD等の記憶部、キーボード,マウス等の入力部、モニタ等の表示部、及び通信部等を備えており、作成されたPOP広告票等を印刷するための印刷機(プリンタ)が接続されている。また、端末装置2〜4は、POP広告票作成サーバ1から送信されたWebページデータ等を受信してモニタ上に表示させるWebブラウザ機能を有している。これにより、端末装置2〜4のモニタ上には、各種画面が表示されるとともに、その画面上に上記POP広告票の画像や文字等が表示されることになる。
[POP広告票作成システムSの動作]
次に、第1実施形態にかかるPOP広告票作成システムSの動作についてPOP広告票作成サーバ1を主体として説明する。なお、以下の説明では、店舗Aの端末装置3がPOP広告票作成サーバ1にアクセスした場合の例について説明するが、適宜、他の端末装置2又は4からのアクセスであった場合にはどのように処理が変化するかについても述べることとする。
先ず、図7を参照してPOP広告票作成サーバ1にて実行される提供サービス選択処理について説明する。
図7は、POP広告票作成サーバ1の制御部11における提供サービス選択処理を示すフローチャートである。
先ず、店舗Aの端末装置3のユーザが入力部を操作してPOP広告票作成サーバ1のURL(Uniform Resource Locator)を指定すると、当該端末装置3がインターネット5を介してPOP広告票作成サーバ1に接続し通信回線を確立する。
図7の処理において、POP広告票作成サーバ1の制御部11は、上記接続(アクセス)に応じて、提示画面データベース12hに記憶された識別情報入力画面の画面データ等を取得してインターネット5を介して端末装置3に提示(送信)する(ステップS1)。
こうして端末装置3のモニタ上に識別情報入力画面(図示せず)が表示され、当該画面上には識別情報及びパスワードを入力するための識別情報入力欄及び実行ボタン等が設けられている。
このような表示状態において、ユーザが端末装置3の入力部、例えばキーボードを操作して識別情報入力欄に識別情報及びパスワードを入力し実行ボタンをマウスにより指定(クリック)すると、入力された識別情報及びパスワードがインターネット5を介してPOP広告票作成サーバ1に送信される。
POP広告票作成サーバ1の制御部11が、かかる識別情報及びパスワードを受信すると(ステップS2:Y)、受信された識別情報及びパスワードが例えば本システムSのユーザ登録データベース(店舗名若しくは本部名と、識別情報と、パスワードとが対応付けられて登録)に登録されているか否かを判断し(ステップS3)、登録されていない場合には(ステップS3:N)、端末装置3のモニタ上にエラーメッセージを表示させ(ステップS4)、処理を終了する。
一方、受信された識別情報及びパスワードが登録されている場合には(ステップS3:Y)、制御部11は、ユーザ登録データベースに基づき、その識別情報が本部の識別情報であるか否かを判別する(ステップS5)。ここでは店舗Aの識別情報であるため、制御部11は、その識別情報が本部の識別情報でないと判別し(ステップS5:N)、ステップS9に移行することになる。
ところで、仮に、本部の端末装置2からの接続であった場合、制御部11は本部の識別情報を受信することになるため、ステップS5では、その識別情報が本部の識別情報でないと判別され(ステップS5:Y)、ステップS6に移行する。ステップS6では、制御部11が提示画面データベース12hに記憶された店舗選択画面の画面データ等を取得してインターネット5を介して本部の端末装置2に提示(送信)する。こうして端末装置2のモニタ上に表示された店舗選択画面(図示せず)には、店舗名(店舗A,B)の一覧が表示されており、例えばユーザが入力部を操作して一つの店舗名を選択すると、制御部11は、これを認識(ステップS7:Y)し、その店舗の識別情報を取得する(ステップS8)。以後、本部の識別情報ではなく、取得した店舗の識別情報に基づいて処理が行われる(例えば、POP用商品データベース12bに記憶される商品データに対応付けられる識別情報、選択リンクデータベース12fに記憶される商品コード等に対応付けられる識別情報、及びPOP作成画像データベース12eに記憶されるPOP広告票の画像データに対応付けられる識別情報等は、本部の端末装置2からの接続であっても、ステップS8にて取得された店舗の識別情報となる)。
ステップS9では、制御部11は、権限設定データベース12gに記憶された各権限設定を参照し、上記受信された店舗の識別情報に対応する各権限設定に従ってアプリケーションプログラムの選定(提供サービスの決定)及び各種パラメータ等の設定を行う。なお、本部の端末装置2からの接続であった場合、ステップS9では、ステップS8で取得された店舗の識別情報に対応する各権限設定に従ってアプリケーションプログラムの選定等の設定を行うことになる。
続いて、制御部11は、アプリケーションプログラムの選定(提供サービスの決定)及び各種パラメータ等の設定に基づき、提示画面データベース12hに記憶された提供サービス選択画面の画面データ等を取得し、インターネット5を介して端末装置3に提示(送信)する(ステップS10)。
こうして端末装置3のモニタ上に表示された提供サービス選択画面の一例を図8に示す。図8に示すように、提供サービス選択画面31には、商品情報選択処理アイコン31a、POP基準画像選択処理アイコン31b、商品情報編集処理アイコン31c、及びPOP画像作成・取得処理アイコン31dが設けられている。ここに表示されるアイコンは、上記権限設定に基づいており、例えば、図6に示す権限設定データベース12gでは、店舗Aの識別情報に対して、全ての権限設定が「店舗」になっているため、全てのアイコン31a〜31dが表示されるようになっている。
ところで、仮に、店舗Bの端末装置4からの接続であった場合、かかる識別情報に対しては、図6に示すように、POP画像作成権限設定及びPOP画像取得権限設定のみが「店舗」になっているため、提供サービス選択画面31には、POP画像作成・取得処理アイコン31dのみが表示されることになる。また、仮に、本部の端末装置2からの接続であり、上記ステップS7にて店舗Bが認識されていた場合、その権限設定に基づき、提供サービス選択画面31には、商品情報選択処理アイコン31a、POP基準画像選択処理アイコン31b、及び商品情報編集処理アイコン31cが表示されることになる。
このような表示状態において、ユーザが端末装置3の入力部、例えばマウスにより所望の処理アイコンを選択(指定)すると、制御部11は、これを認識し(ステップS11:Y)、選択された処理アイコンに応じた処理を実行する(ステップS12)。より具体的には、商品情報選択処理アイコン31aが選択された場合には商品情報選択処理が、POP基準画像選択処理アイコン31bが選択された場合にはPOP基準画像選択処理が、商品情報編集処理アイコン31cが選択された場合には商品情報編集処理が、POP画像作成・取得処理アイコン31dが選択された場合にはPOP画像作成・取得処理が、それぞれ実行されることになる。
次に、図9乃至図20を参照して、商品情報選択処理、POP基準画像選択処理、商品情報編集処理及びPOP画像作成・取得処理について順次説明する。
始めに、商品情報選択処理について説明する。
図9は、POP広告票作成サーバ1の制御部11における商品情報選択処理を示すフローチャートである。
図9に示す商品情報選択処理が実行されると、制御部11は、広告印刷物提示手段として機能し、広告印刷物用商品データベース12aを参照して提示に必要な情報を取得すると共に、提示画面データベース12hに記憶された広告印刷物選択画面の画面データ等を取得して、インターネット5を介して端末装置3に提示(送信)する(ステップS21:つまり、複数種類の広告印刷物に係る情報を選択可能に提示する)。
こうして端末装置3のモニタ上に表示された広告印刷物選択画面の一例を図10に示す。
図10に示すように、広告印刷物選択画面32には、複数種類の広告印刷物に係る情報(例えば、セール期間、セール名、広告印刷物名、広告印刷物のサイズ・種別など)が一覧(リスト)形式で表示されていると共に、各広告印刷物に係る情報に対応して選択入力欄32a、及び登録ボタン32bが設けられている。
このような表示状態において、ユーザが端末装置3の入力部、例えばマウスを操作して所望の広告印刷物の選択入力欄32aをチェック(つまり、広告印刷物に係る情報を選択)して、登録ボタン32bを指定(クリック)すると、制御部11は、指定された広告印刷物に係る情報を認識し(ステップS22:Y)、続いて、データ取得手段として機能し、広告印刷物用商品データベース12aを参照して、選択された広告印刷物に係る情報に対応する商品情報(つまり、選択された広告印刷物に掲載される商品情報)に係る商品データを取得する(ステップS23)。なお、ユーザは、複数の広告印刷物の選択入力欄32aをチェックし、複数の広告印刷物に係る情報を選択することもできる。
続いて、制御部11は、商品情報提示手段として機能し、提示画面データベース12hに記憶された商品情報選択画面の画面データ等を取得して、当該画面データ等及び上記取得した商品データを、インターネット5を介して端末装置3に提示(送信)する(ステップS24:つまり、複数種類の商品についての商品情報を選択可能に提示する)。
こうして端末装置3のモニタ上に表示された商品情報選択画面の一例を図11に示す。
図11に示すように、商品情報選択画面33には、複数種類の商品についての商品情報(例えば、広告印刷物における商品の位置、商品の画像、商品名、メーカ名、JANコード、商品のキャッチコピー、商品価格(メーカ希望価格、通常価格、売価))が一覧(リスト)形式で表示(商品の仕様等を表示してもよい)されていると共に、各商品に対応した選択入力欄33a、及び登録ボタン33bが設けられている。
このような表示状態において、ユーザが端末装置3の入力部、例えばマウスを操作して所望(POP広告票の作成を望む)の商品の選択入力欄33aをチェック(つまり、商品情報を選択)して、登録ボタン33bを指定(クリック)すると、制御部11は、選択された1又は複数の商品についての商品情報を認識(つまり、端末装置3からインターネット5を介して選択された商品情報を示すデータが送信され認識される)し(ステップS25:Y)、選択された商品情報に係る商品データを広告印刷物用商品データベース12aから取得して、店舗Aの識別情報に対応付けてPOP用商品データベース12bに記憶する(ステップS26)。更に、制御部11は、上記選択された商品情報に対応する商品コード及び店舗Aの識別情報を対応付けて選択リンクデータベース12fに記憶(登録)する(ステップS27)。こうして、POP広告票に掲載される商品情報が選択され、図7に示す提供サービス選択処理に戻る(ステップS10に戻る)。
なお、広告印刷物に掲載される商品情報が選択される前に、既にPOP広告票の基準画像が選択され、選択リンクデータベース12fに基準画像コードと上記識別情報が登録されている場合には、ステップS27で、商品コードがこれに対応する識別情報に対応付けられて選択リンクデータベース12fに登録されることになる。
次に、POP基準画像選択処理について説明する。
図12は、POP広告票作成サーバ1の制御部11におけるPOP基準画像選択処理を示すフローチャートである。
図12に示すPOP基準画像選択処理が実行されると、制御部11は、提示画面データベース12hに記憶されたPOP基準画像等表示画面の画面データ等、及びPOP用商品データベース12bに記憶された広告印刷物に係る情報及び商品情報に係る商品データ(店舗Aの識別情報に対応。また、本部の端末装置2からの接続の場合、上記ステップS8にて取得された店舗A又はBの識別情報に対応)等を取得して、当該画面データ等及び上記取得した商品データ等を、インターネット5を介して端末装置3に送信する(ステップS31)。なお、未だ、店舗Aにて商品情報が選択されておらず、POP用商品データベース12bに記憶されていない場合には、上記商品データは送信されず、商品情報は表示されない。
こうして端末装置3のモニタ上に表示されたPOP基準画像等表示画面の一例を図13に示す。
図13に示すように、POP基準画像等表示画面34には、上記処理にて選択された商品情報が一覧(リスト)形式で表示されていると共に、POP基準画像表示部34a及び配置データ表示部34b、更には選択終了ボタン34cが設けられている。
POP基準画像表示部34aには、大POP基準画像表示欄341、中POP基準画像表示欄342、及び小POP基準画像表示欄343が設けられており、それぞれの欄に対応してPOP基準画像選択ボタン344〜346が設けられている。大POP基準画像表示欄341には選択された大きいPOP広告票の基準画像が表示され、小POP基準画像表示欄343には選択された小さいPOP広告票の基準画像が表示され、中POP基準画像表示欄342には選択された中間(大きいPOP広告票と小さいPOP広告票の中間の大きさ)のPOP広告票の基準画像が表示されることになる。
一方、配置データ表示部34bには、大POP配置データ表示欄347、中POP配置データ表示欄348、及び小POP配置データ表示欄349が設けられている。大POP配置データ表示欄347には選択された大きいPOP広告票の配置データが表示され、小POP配置データ表示欄349には選択された小さいPOP広告票の配置データが表示され、中POP表示欄348には選択された中間のPOP広告票の配置データが表示される。
このような表示状態において、例えば、ユーザが端末装置3の入力部、例えばマウスを操作して大POP基準画像表示欄341に対応するPOP基準画像選択ボタン344を指定(クリック)すると、制御部11は、これを認識し(ステップS32:Y)、基準画像提示手段として機能して、提示画面データベース12hに記憶されたPOP基準画像選択画面の画面データ等、及びPOP基準画像データベース12cに記憶された大きいPOP広告票の複数種類の基準画像に係る基準画像データを取得して、当該画面データ等及び上記取得した基準画像データ等を、インターネット5を介して端末装置3に提示(送信)する(ステップS33:つまり、複数種類の基準画像を選択可能に提示する)。
なお、上記ステップS32において、制御部11は、上記処理にて選択された商品情報が選択されている場合、この商品情報を認識している。また、複数種類の商品についての商品情報が選択されている場合には、選択された何れか一つ(例えば、POP基準画像等表示画面34における商品情報のリストの一番上の商品についての商品情報)の商品についての商品情報を現在認識(現在選択)している。但し、かかる商品情報の認識は、例えば、ユーザが入力部を操作してPOP基準画像等表示画面34における上記リスト内の所望の商品情報の表示欄(表示行)を選択(指定)すると、その選択(指定)された商品についての商品情報に切り換ることになる。
こうして端末装置3のモニタ上に表示されたPOP基準画像選択画面の一例を図14に示す。
図14に示すように、POP基準画像選択画面35には、デザインの異なるPOP広告票の複数(ここでは8つ)の基準画像が配列されて表示されており、それぞれの基準画像に対応して選択ボタン35a〜35hが設けられている。
このような表示状態において、例えば、ユーザが端末装置3の入力部、例えばマウスを操作して符号35i部の基準画像に対応する選択ボタン35aを指定(クリック)する(つまり、符号35i部の基準画像が選択される)と、制御部11は、これを認識し(ステップS34:Y)、選択されたPOP広告票の基準画像に対応する基準画像コードを店舗Aの識別情報及び商品コード(上記処理にて商品情報が選択されている場合)に対応付けて選択リンクデータベース12fに記憶(登録)する(ステップS35)。
なお、上記処理においては、各商品についての商品情報毎にPOP広告票の基準画像を割り当てるように構成したが、複数種類の商品についての商品情報が既に選択され、POP基準画像等表示画面34に表示されている場合、複数種類の商品それぞれに対し一括して、上記選択されたPOP広告票の基準画像を割り当て、その後に、各商品についての商品情報を選択して個々にPOP広告票の基準画像を割り当てるように構成してもよい。
続いて、制御部11は、提示画面データベース12hに記憶された配置データ選択画面の画面データ等を取得する。そして、制御部11は、配置データ提示手段として機能して、上記ステップS35にて登録された基準画像コード(店舗Aの識別情報に対応している)に対応する複数種類の配置データを配置データベース12dから取得して、これを配置データ選択画面の画面データ等と共に、インターネット5を介して端末装置3に提示(送信)する(ステップS36:つまり、複数種類の配置データを選択可能に提示する)。
こうして端末装置3のモニタ上に表示された配置データ選択画面の一例を図15に示す。
図15に示すように、配置データ選択画面36には、デザインの異なるPOP広告票の複数(ここでは8つ)の配置データが配列されて表示されており、それぞれの配置データに対応して選択ボタン36a〜36hが設けられている。
このような表示状態において、例えば、ユーザが端末装置3の入力部、例えばマウスを操作して選択ボタン36aを指定(クリック)する(つまり、符号36i部の配置データが選択される)と、制御部11は、これを認識し(ステップS37:Y)、選択された配置データに対応する配置コードを上記ステップS35にて登録された基準画像コード(店舗Aの識別情報に対応している)に対応付けて選択リンクデータベース12fに記憶(登録)する(ステップS38)。続いて、制御部11は、上記POP基準画像等表示画面の画面データ等、及び上記登録された配置コードに対応する配置データを取得して、インターネット5を介して端末装置3に送信する(ステップS39)。
こうして端末装置3のモニタ上に表示されたPOP基準画像等表示画面34の大POP基準画像表示欄341には、図示しないが、上記選択された図14に示す符号35i部の基準画像が表示され、大POP配置データ表示欄347には、図示しないが、上記選択された図15に示す符号36i部の配置データが表示されることになる。
なお、小さいPOP広告票及び中間のPOP広告票についても、上記と同様の処理で、POP基準画像等表示画面34における小POP基準画像表示欄343及び中POP基準画像表示欄342に、選択されたそれぞれの基準画像が表示され、小POP配置データ表示欄349及び中POP配置データ表示欄348に、選択されたそれぞれの配置データが表示されることになる。また、ここで選択されるPOP広告票の基準画像及び配置データは、大、中、小の何れか1又は2つであっても構わない。
そして、POP広告票の基準画像及び配置データの選択を終了する場合、ユーザが端末装置3の入力部、例えばマウスを操作して選択終了ボタン34cを指定(クリック)すると、制御部11は、これを認識し(ステップS40:Y)、図7に示す提供サービス選択処理に戻る(ステップS10に戻る)。
なお、各商品についての商品情報に関して異なる種類のPOP広告票の基準画像及び配置データが選択された場合、ユーザが入力部を操作してPOP基準画像等表示画面34における所望の商品情報の表示欄を選択する度に、POP基準画像等表示画面34におけるPOP基準画像表示欄(341〜343)や配置データ表示欄(347〜348)におけるPOP広告票の基準画像や配置データの表示が切り換ることになる。
また、上記のように配置データが選択され、POP基準画像等表示画面34の配置データ表示部34bに表示された後、大POP配置データ表示欄347、中POP配置データ表示欄348、及び小POP配置データ表示欄349のそれぞれの欄に対応して配置データ選択ボタンを表示させ、ユーザによる該ボタンの指定(クリック)により、図15に示す配置データ選択画面36を表示させ、ユーザが選択された配置データを変更できるように構成してもよい。
次に、商品情報編集処理について説明する。
図16は、POP広告票作成サーバ1の制御部11における商品情報編集処理を示すフローチャートである。
図16に示す商品情報編集処理が実行されると、制御部11は、商品情報提示手段(商品情報変更手段及び商品情報付加手段)として機能し、POP用商品データベース12bを参照して、店舗Aの識別情報(本部の端末装置2からの接続の場合、上記ステップS8にて取得された店舗A又はBの識別情報)に対応する商品情報に係る商品データを取得すると共に、提示画面データベース12hに記憶された商品情報編集画面の画面データ等を取得して、インターネット5を介して端末装置3に提示(送信)する(ステップS51:つまり、当該商品情報を変更可能に提示すると共に、当該商品情報に付加すべき付加情報の入力を促す)。
こうして端末装置3のモニタ上に表示された商品情報編集画面の一例を図17に示す。図17に示すように、商品情報編集画面37には、上記処理にて選択された商品情報が一覧(リスト)形式で表示されており、各商品についての商品情報毎に、付加情報入力部37a、商品情報変更入力部37b、及び登録ボタン37cが設けられている。
そして、付加情報入力部37aには、「人気商品」、「推薦」、「売れてます」等の複数のPOPコメント選択欄(チェックボックス)371と、POPコメント入力欄372とが設けられている。ユーザは、入力部、例えばマウスを操作して、POPコメント選択欄371を指定(クリック)して所望のPOPコメント(POP広告票に掲載すべき店舗A固有のコメント)を付加情報として選択することができる。また、ユーザは、入力部、例えばキーボードを操作して、商品毎に、POPコメント入力欄372にPOPコメントを付加情報として入力することができる。
また、商品情報変更入力部37bには、商品情報のうち商品価格(メーカ希望価格、通常価格、売価)及び、割引率が変更可能に表示(各入力欄に表示)されており、ユーザは、入力部、例えばキーボードを操作して、商品毎に、これらの商品価格及び割引率を変更することができる。なお、メーカ希望価格、通常価格、売価、及び割引率についてはPOP広告票に掲載するか否かを選択する入力欄も設けられている。
ユーザが、必要に応じて、入力部を操作して、付加情報入力部37a及び商品情報変更入力部37bにて、上記付加情報の入力,選択や、上記商品情報の変更を行い、登録ボタン37cを例えばマウスにより指定(クリック)すると、例えば入力,選択された付加情報に係る付加データ、及び変更された商品情報に係る商品データ等(識別情報を付加してもよい)がインターネット5を介してPOP広告票作成サーバ1に送信される。
POP広告票作成サーバ1の制御部11が、かかる付加情報に係る付加データ、又は/及び変更された商品情報に係る商品データ等を受信すると(ステップS52:Y)、POP用商品データベース12bに記憶されている店舗Aの識別情報に対応する商品情報を変更(更新)し、上記商品情報に係る商品データに対応付けて付加情報に係る付加データをPOP用商品データベース12bに記憶する(ステップS53)。こうして、図7に示す提供サービス選択処理に戻る(ステップS10に戻る)。
なお、上記において店舗Aにおける商品情報付加権限設定が「店舗」、商品情報変更権限設定が「本部」になっているとした場合には、付加情報入力部37aにおける上記付加情報の入力及び選択が可能であるが、商品情報変更入力部37bにおける入力が不可(ユーザが、入力部を操作して商品情報の変更をできない)となるように表示される(その逆も同様)。
次に、POP画像作成・取得処理ついて説明する。
図18は、POP広告票作成サーバ1の制御部11におけるPOP画像作成・取得処理を示すフローチャートである。
図18に示すPOP画像作成・取得処理が実行されると、制御部11は、選択リンクデータベース12fを参照して、店舗Aの識別情報(本部の端末装置2からの接続の場合、上記ステップS8にて取得された店舗A又はBの識別情報)に対応する商品コード、基準画像コード、及び配置コードを取得する。なお、商品コードに対応する基準画像コード、及び配置コードがない場合には、これらのコードは取得されない。
そして、制御部11は、POP用商品データベース12bから当該商品コードに対応する商品情報に係る商品データを、POP基準画像データベース12cから当該基準画像コードに対応する基準画像データを、配置データベース12dから当該配置コードに対応する配置データを、それぞれ取得すると共に、提示画面データベース12hに記憶されたPOP画像作成・取得処理画面の画面データ等を取得して、インターネット5を介して端末装置3に提示(送信)する(ステップS61)。なお、POP用商品データベース12bに商品情報が未だ登録されていない場合には、制御部11は、端末装置3にその旨のメッセージを表示させる。
こうして端末装置3のモニタ上に表示されたPOP画像作成・取得画面の一例を図19に示す。
図19に示すように、POP画像作成・取得画面38には、上記処理にて選択された商品情報の一覧(リスト)、上記処理にて選択されたPOP広告票の基準画像及びこれに対応する配置データが表示されていると共に、各商品に対応して選択入力欄38aが設けられている。更に、POP画像作成・取得画面38には、POP作成ボタン38b、POP取得ボタン38c、及び終了ボタン38dが設けられている。
ユーザが、端末装置3の入力部、例えばマウスを操作して、表示されたリストにおけるPOP広告票の画像を作成したい商品に対応する選択入力欄38aをチェック(つまり、商品についての商品情報を選択)して、POP作成ボタン38bを指定(クリック)すると、制御部11は、選択された1又は複数種類の商品についての商品情報を認識し(ステップS62:Y)、選択リンクデータベース12fを参照して、選択された商品情報に対応する商品コードに対応し、かつ店舗Aの識別情報(本部の端末装置2からの接続の場合、上記ステップS8にて取得された店舗A又はBの識別情報)に対応する基準画像コード及び配置コードを取得する(但し、商品コードに対応する基準画像コード、及び配置コードがない場合には取得されない)。
続いて、制御部11は、データ取得手段として機能し、店舗Aの識別情報(本部の端末装置2からの接続の場合、上記ステップS8にて取得された店舗A又はBの識別情報)に対応する商品コードに対応する商品情報に係る商品データ(商品情報が変更されている場合には、変更された商品情報に係る商品データ)と、付加情報が付加されている場合には付加情報に対応する付加データと、当該基準画像コードに対応する基準画像データと、当該配置コードに対応する配置データを、それぞれPOP用商品データベース12b等から取得する(ステップS63)。なお、POP用商品データベース12bから取得される商品情報については、その全部であってもよいし、一部(例えば配置データにおいて配置が示されている商品情報)であってもよい。
次に、制御部11は、POP画像作成手段として機能し、取得された各データに基づき、当該商品データにおける商品情報を、当該配置データにより示されたPOP広告票の基準画像上の位置に配置(例えば、上記図3を用いて説明した各領域に、商品情報が流し込まれる)してPOP広告票の画像データを作成する(ステップS64)。なお、複数種類の商品に関して、商品データ、基準画像データ、及び配置データが取得されている場合には、複数種類の商品についてのPOP広告票の画像データが作成されることになる。
続いて、制御部11は、作成されたPOP広告票の画像データを、店舗Aの識別情報及び商品コードに対応付けてPOP作成画像データベース12eに記憶(登録)する(ステップS65)。そして、制御部11は、作成されたPOP広告票の画像データ及び画面データ等を、インターネット5を介して端末装置3に提示(送信)する(ステップS66)。
こうして端末装置3のモニタ上に表示されたPOP広告票の画像の一例を図20に示す。図20の例では、作成された大、中、小のPOP広告票の画像が表示されている。そして、例えばユーザが端末装置3の入力部を操作してこれに接続された印刷機(プリンタ)からPOP広告票を印刷して使用することができる。なお、選択された商品情報に係る商品データに対応するPOP基準画像データ及び配置データの一方又は双方が登録されていない場合には、その商品についてのPOP広告票の画像データを作成できない(未だ、全てのデータが選択されていないため)旨が端末装置3のモニタ上に表示されることになる。
また、ユーザが、例えば例えばマウスを操作して、表示されたリストにおけるPOP広告票の画像データを取得(画像データのダウンロード)したい商品に対応する選択入力欄38aをチェックして、POP取得ボタン38cを指定(クリック)すると、制御部11は、選択された1又は複数種類の商品についての商品情報を認識し(ステップS67:Y)、POP作成画像データベース12eを参照して、店舗Aの識別情報に対応し(本部の端末装置2からの接続の場合、上記ステップS8にて取得された店舗A又はBの識別情報)、かつ選択された商品情報に対応する作成されたPOP広告票の画像を取得し(つまり、店舗Bの識別情報では,店舗Aの当該POP広告票の画像を取得できない)、インターネット5を介して端末装置3に送信(ダウンロード)する(ステップS68)。なお、選択された商品情報に対応する商品コードに対応する作成されたPOP広告票の画像が登録されていない場合には、その商品についてのPOP広告票の画像データを提供できない旨が端末装置3のモニタ上に表示されることになる。
そして、ユーザが端末装置3の入力部、例えばマウスを操作して終了ボタン38dを指定(クリック)すると、制御部11は、これを認識し(ステップS69:Y)、図7に示す提供サービス選択処理に戻る(ステップS10に戻る)。
こうして、作成されたPOP広告票は、印刷され店舗A,Bにて使用されることになる。
なお、上記において店舗AにおけるPOP画像作成権限設定が「店舗」、POP画像取得権限設定が「本部」になっているとした場合には、POP作成ボタン38bの指定によりPOP広告票の作成はできるが、POP取得ボタン38cの動作が不能(ハイパーリンク機能がロック)となるように表示される(その逆も同様)。
以上説明したように、第1実施形態によれば、チラシ等の広告印刷物に掲載される商品情報をそのまま、或いは必要な付加、変更を加えてPOP広告票の掲載される商品情報として効果的に流用することができるので、POP広告票の作成及び変更の作業負荷、及びPOP広告票の掲載される商品情報の確認(校正)作業負荷等を軽減させ、適切なPOP広告票を効率良く作成することができる。
また、広告印刷物とPOP広告票とに密接な関連性を持たせることが可能となり、販促効果を向上させることができる。
また、POP広告票の基準画像や配置データ、更には、広告印刷物には無いPOP広告票固有の商品情報が複数用意され、ユーザは、その中から簡単に所望のPOP広告票のレイアウト、サイズ及び掲載すべき商品情報を選定し所望のPOP広告票を作成することができるので、格段に作業効率を向上させることができる。
また、商品情報選択権限設定等の権限設定により、店舗と本部の連携によるPOP広告票の作成が可能となりワークフローの選択肢を増加させることが可能になった。
更に、店舗毎に各権限設定を個別に行うことができ、店舗毎にワークフローを異ならせることができるので、より効率的にPOP広告票の画像データの作成を行うことができる。
(第2実施形態)
先ず、図21を参照して本発明の第2実施形態にかかるPOP広告票作成システムの構成について説明する。なお、図21にPOP広告票作成システムおいて、図1に示すPOP広告票作成システムと同様の構成部分については同一の符号を付し説明を省略する。
図21は、第2実施形態にかかるPOP広告票作成システムのハードウェア構成の一例を示す図である。図21に示すPOP広告票作成システムSXでは、図1に示すPOP広告票作成システムSに比べ、本部用に設置される売上管理サーバ6と、店舗A,B用として設置にされるPOS(Point Of Sale)端末7,8とが更に含まれ、これらがインターネット5に接続されている。売上管理サーバ6及びPOS端末7,8は、インターネット5を介してPOP広告票作成サーバ1Xに接続し、相互にデータの送受信が可能になっている。そして、更に、POP広告票作成システムSXには、移動体通信網(無線基地局及び交換局を含む)等及びインターネット5を介してPOP広告票作成サーバ1Xに接続可能な移動型通信端末(例えば、携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯型パソコン等)9が含まれている。
第2実施形態におけるPOP広告票作成サーバ1は、その構成は、第1実施形態におけるPOP広告票作成サーバ1の構成と同様であるが、第1実施形態におけるPOP広告票作成サーバ1の機能に加えて、売上管理サーバ6又はPOS(Point Of Sale)端末7,8からPOS情報を取得し、かかるPOS情報を上述した商品情報と共に端末装置2〜4に提示する機能、及び移動型通信端末9から他の店舗(例えば店舗A,Bの競合店(他の流通小売業者の店舗))の商品情報(以下、「他店舗商品情報」という)を取得し、かかるPOS情報を上述した商品情報と共に端末装置2〜4に提示する機能等を有している。
ここで、POS情報には、例えば、商品の売上高、商品の販売数、利益率等の情報が含まれる。このようなPOS情報は、売上管理サーバ6、及びPOS端末7,8にて、例えば商品コード及び各店舗の識別情報(店舗を特定できるものであればどのような情報であってもよい)が対応付けられて商品毎に管理されている。また、売上管理サーバ6では全店舗のPOS情報が、POS端末7,8では、それぞれの店舗A,BのPOS情報が管理されている。このようなPOS情報は、POP広告票作成時に指標となりうる情報であるといえる。
また、他店舗商品情報には、例えば、競合店にて販売されている商品のPOP広告票に掲載された商品価格(メーカ希望価格、通常価格、売価)、割引率、商品の購買促進情報、及びPOPコメントなどのPOP広告票作成時に指標となりうる情報が含まれる。
次に、第2実施形態にかかるPOP広告票作成システムSXの動作についてPOP広告票作成サーバ1を主体として説明する。なお、第1実施形態におけるPOP広告票作成サーバ1の制御部11の処理と同様の処理については説明を省略する。
第2実施形態では、例えば、図7に示す提供サービス選択処理におけるステップS10により端末装置(2〜4の何れか)のモニタ上に表示される提供サービス選択画面31には、アイコン31a〜31dに加えて、POS情報取得処理アイコンと、他店舗商品情報取得処理アイコンとが更に表示される。
このような表示状態において、ユーザが端末装置(2〜4の何れか)の入力部、例えばマウスによりPOS情報取得処理アイコンを選択(指定)すると、制御部11は、これを認識し(ステップS11:Y)、POS情報取得処理を実行する(ステップS12)。
図22は、POP広告票作成サーバ1の制御部11におけるPOS情報取得処理を示すフローチャートである。
図22の処理において、先ず、制御部11は、ユーザ登録データベースに基づき、図7に示すステップS2にて受信された識別情報が、本部の識別情報であるか否かを判別する(ステップS71)。識別情報が本部の識別情報である場合(ステップS71:Y)、制御部11は、POS情報取得手段として機能し、予め設定されているアドレス情報に基づき、インターネット5を介して売上管理サーバ6に接続し、当該売上管理サーバ6に店舗A及びBのPOS情報を要求し、当該POS情報、商品コード及び店舗の端末装置の識別情報を取得する(ステップS72)。一方、識別情報が本部の識別情報でない場合(ステップS71:N)、制御部11は、POS情報取得手段として機能し、インターネット5を介してPOS端末7又は8に接続し、当該POS端末7又は8に店舗A又はBのPOS情報を要求し、POS情報及び商品コードを取得する(ステップS73)。このようなPOS情報取得処理の間、POP広告票作成サーバ1と端末装置との間の接続状態を一端切断し、POS情報の取得後復帰するようにしてもよいし、POP広告票作成サーバ1と端末装置との間の接続状態を維持するように構成してもよい。
続いて、制御部11は、取得したPOS情報をPOP用商品データベース12bに記憶された商品コード及び該当する店舗の識別情報に対応付けて記憶(登録)する(ステップS74)。こうして図7に示す提供サービス選択処理に戻る(ステップS10に戻る)。
なお、POP広告票作成サーバ1は、POS情報の取得に当たって、上記処理に拠らなくてもよい。例えば、定期的に売上管理サーバ6に接続してPOS情報を取得しPOP用商品データベース12bに記憶するように構成してもよい。
一方、上記提供サービス選択画面31の表示状態において、このような表示状態において、ユーザが端末装置(2〜4の何れか)の入力部、例えばマウスにより他店舗商品情報取得処理アイコンを選択(指定)すると、制御部11は、これを認識し(ステップS11:Y)、他店舗商品情報取得処理を実行する(ステップS12)。
図23は、POP広告票作成サーバ1の制御部11における他店舗商品情報取得処理を示すフローチャートである。
図23の処理において、先ず、制御部11は、例えばメールサーバ(POP広告票作成サーバ1内にあっても、外にあってもよい)に接続し移動型通信端末9から電子メールが着信しているか否かをメールアドレスに基づき判別する(ステップS81)。つまり、移動型通信端末9のユーザ(流通小売業者の調査員)が、競合店に入り、そこで陳列されている商品のうち、調査対象の商品のPOP広告票の内容を確認した後、移動型通信端末9のメール入力画面に、例えばその商品の商品コード、他店舗商品情報の順に、これらの情報を入力してその電子メールをPOP広告票作成サーバ1宛に送る。
移動型通信端末9から電子メールが着信している場合には(ステップS81:Y)には、制御部11は、当該電子メールの本体部分に記述されたテキストデータを読み取り、その中にPOP用商品データベース12bに記憶された商品コードが含まれているか否かを判別する(ステップS82)。商品コードが含まれている場合には(ステップS82:Y)、制御部11は、他店舗商品情報取得手段として機能し、例えば商品コードの後に続くデータを他店舗商品情報として取得し、その他店舗商品情報をPOP用商品データベース12bに記憶された商品コードに対応付けて(全ての店舗の識別情報に対応付ける)記憶(登録)する(ステップS83)。こうして図7に示す提供サービス選択処理に戻る(ステップS10に戻る)。
なお、POP広告票作成サーバ1は、他店舗商品情報の取得に当たって、上記処理に拠らなくてもよい。例えば、移動型通信端末9のユーザがPOP広告票作成サーバ1のURLを指定してPOP広告票作成サーバ1に接続すると、制御部11は、移動型通信端末9に対し、他店舗商品情報入力画面を表示させる。他店舗商品情報入力画面には、例えば商品コード及び商品名のリストが表示されており、移動型通信端末9のユーザが、その商品コードに対応させて他店舗商品情報を入力しPOP広告票作成サーバ1に送信することにより、POP広告票作成サーバ1が、他店舗商品情報を取得し、商品コードに対応付けてPOP用商品データベース12bに記憶する。
以上の取得されPOP用商品データベース12bに記憶されたPOS情報や、他店舗商品情報は、上述した商品情報選択処理にて表示される商品情報選択画面33、POP基準画像選択処理にて表示されるPOP基準画像等表示画面34、商品情報編集処理にて表示される商品情報編集画面37、及びPOP画像作成・取得処理にて表示されるPOP画像作成・取得画面38における商品情報のリストにおける各商品に対応付けて表示されることになる。このうち商品情報編集処理を例にとって説明する。
先ず、図16に示す商品情報編集処理のステップS51では、制御部11は、POP用商品データベース12bを参照して、店舗Aの識別情報に対応する商品情報に係る商品データと、これに対応するPOS情報及び他店舗商品情報を取得すると共に、商品情報編集画面の画面データ等を取得して、インターネット5を介して端末装置3に提示(送信)する(つまり、商品情報を選択可能に提示すると共に、当該商品情報に対応付けてPOS情報及び他店舗商品情報を提示する)。
こうして端末装置3のモニタ上に表示された商品情報編集画面の一例を図24に示す。図24に示すように、商品情報編集画面39には、商品情報が一覧(リスト)形式で表示されており、各商品についての商品情報毎に、POS情報表示欄39a及び他店舗商品情報表示欄39b等が設けられている。その他については商品情報編集画面37と同様の画面構成である。POS情報表示欄39aには上記にて取得されたPOS情報が表示され、他店舗商品情報表示欄39bには上記にて取得された他店舗商品情報が取得されている。なお、以降の処理については第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
以上説明したように第2実施形態によれば、ユーザが例えばPOP広告票に掲載すべき商品情報を編集(変更及び付加)する際に、その商品情報に対応付けられて商品の売上高、商品の販売数等のPOS情報が表示されるので、ユーザは、その商品の売上等に応じてPOP広告票に掲載する売価等の商品情報をより効率良く設定することができる。
また、ユーザが例えばPOP広告票に掲載すべき商品情報を編集(変更及び付加)する際に、その商品情報に対応付けられて競合店における同一商品の売価等の他店舗商品情報が表示されるので、ユーザは、その商品の競合店における売価等に応じてPOP広告票に掲載する売価等の商品情報をより効率良く設定することができる。
従って、第2実施形態によれば、第1実施形態における効果に加えて、POP広告票による販促効果を向上させることができる。
なお、上記第2実施形態においては、各商品についての商品情報(商品コード)に対応付けてPOS情報及び他店舗商品情報を表示するように構成したが、例えば、POS情報や、他店舗商品情報を取得する際に、一緒に商品コードを取得できない場合も想定される。このような場合、各画面における商品情報のリストの上部にPOS情報及び他店舗商品情報を一括して表示するように構成してもよい。
また、上記第1及び第2実施形態において、図19に示すPOP画像作成・取得画面38における商品情報の一覧を、図17に示す商品情報編集画面37における商品情報の一覧と同様に構成、つまり、付加情報入力部37a、商品情報変更入力部37b、及び登録ボタン37cをPOP画像作成・取得画面38に設け、ユーザが入力部を操作して付加情報の入力,選択や、商品情報の変更を行い、POP用商品データベース12bに登録(又は再登録)できるように構成してもよい(この場合、図16に示す商品情報編集処理が実行される)。
更に、図19に示すPOP画像作成・取得画面38におけるPOP広告票の基準画像及び配置データが表示されている部分を、図13に示すPOP基準画像等表示画面34におけるPOP基準画像表示部34a、配置データ表示部34bと同様に構成し、更に選択終了ボタン34cをPOP画像作成・取得画面38に設け、POP基準画像及び配置データを選択(又は再選択)できるように構成してもよい(この場合、図12に示すPOP基準画像選択処理が実行される)。
このように構成すれば、POP広告票の画像を作成又は取得する際、POP広告票の基準画像、配置データ、及びそこに配置される商品情報を手直しすることができるので、ユーザは、より効率良く所望のPOP広告票の画像を作成、取得することができる。
特に、以前作成したPOP広告票の画像を再度作成する際に便利であり、また、この際、第2実施形態においては、その商品情報に対応付けられてPOS情報及び他店舗商品情報が表示されるので、ユーザはこれを閲覧しながら、より一層効率良く、販促効果の高いPOP広告票の画像を作成することができる。
また、上記第1及び第2実施形態において、例えば店舗Aのユーザによって作成されPOP作成画像データベース12eに店舗Aの識別情報に対応付けられて登録されたPOP広告票の画像データを、他の店舗Bにて流用できるように構成してもよい。
例えば、図8に示す提供サービス選択画面31にPOP流用処理アイコンを設け、当該アイコンが店舗Bの端末装置4で選択されると、図18に示すPOP画像作成・取得処理が実行されるようにする。そして、当該処置によって店舗Bの端末装置4のモニタ上に表示されたPOP画像作成・取得画面38におけるPOP取得ボタン38cの指定によって、POP広告票作成サーバ1の制御部11が、POP作成画像データベース12eに店舗Aの識別情報に対応付けられて登録されたPOP広告票の画像データを、インターネット5を介して端末装置3に送信(ダウンロード)する(この場合、図18に示すステップS68とは異なり、識別情報による取得制限はなく、他の店舗Aの当該POP広告票の画像を取得できるようになっている)。
また、この場合も上記と同様、POP画像作成・取得画面38における商品情報の一覧を、図17に示す商品情報編集画面37における商品情報の一覧と同様に構成し、ユーザが入力部を操作して付加情報の入力,選択や、商品情報の変更を行い、POP用商品データベース12bに登録(又は再登録)できるようにしてもよい。この構成によれば、店舗Aで作成したPOP広告票の画像を、店舗Bで流用し、かつアレンジを加えて使用することができるので、POP広告票の作成、変更等の作業負荷を軽減させることができる。また、この場合の第2実施形態では、商品情報に対応付けられてPOS情報及び他店舗商品情報が表示されるので、ユーザはこれを閲覧しながら、より一層効率良く、販促効果の高いPOP広告票の画像を作成することができる。
第1実施形態にかかるPOP広告票作成システムのハードウェア構成の一例を示す図である。 POP広告票作成サーバ1の概要構成を示す機能ブロック図である。 (A)は、POP広告票の基準画像の一例を示す図であり、(B)及び(C)は、配置データにより示される商品情報若しくは付加情報の位置の例を示す図である。 作成されたPOP広告票の画像の一例を示す図である。 選択リンクデータベース12fにおける選択リンクデータの内容の一例を示す図である。 権限設定データベース12gにおける各設定の一例を示す図である。 POP広告票作成サーバ1の制御部11における提供サービス選択処理を示すフローチャートである。 端末装置3のモニタ上に表示された提供サービス選択画面の一例を示す図である。 POP広告票作成サーバ1の制御部11における商品情報選択処理を示すフローチャートである。 端末装置3のモニタ上に表示された広告印刷物選択画面の一例を示す図である。 端末装置3のモニタ上に表示された商品情報選択画面の一例を示す図である。 POP広告票作成サーバ1の制御部11におけるPOP基準画像選択処理を示すフローチャートである。 端末装置3のモニタ上に表示されたPOP基準画像等表示画面の一例を示す図である。 端末装置3のモニタ上に表示されたPOP基準画像選択画面の一例を示す図である。 端末装置3のモニタ上に表示された配置データ選択画面の一例を示す図である。 POP広告票作成サーバ1の制御部11における商品情報編集処理を示すフローチャートである。 端末装置3のモニタ上に表示された商品情報編集画面の一例を示す図である。 POP広告票作成サーバ1の制御部11におけるPOP画像作成・取得処理を示すフローチャートである。 端末装置3のモニタ上に表示されたPOP画像作成・取得画面の一例を示す図である。 端末装置3のモニタ上に表示されたPOP広告票の画像の一例を示す図である。 第2実施形態にかかるPOP広告票作成システムのハードウェア構成の一例を示す図である。 POP広告票作成サーバ1の制御部11におけるPOS情報取得処理を示すフローチャートである。 POP広告票作成サーバ1の制御部11における他店舗商品情報取得処理を示すフローチャートである。 端末装置3のモニタ上に表示された商品情報編集画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 POP広告票作成サーバ
2 本部の端末装置
3,4 店舗の端末装置
5 インターネット
6 売上管理サーバ
7,8 POS端末
9 移動型通信端末
11 制御部
12 記憶部
12a 広告印刷物用商品データベース
12b POP用商品データベース
12c POP基準画像データベース
12d 配置データベース
12e POP作成画像データベース
12f 選択リンクデータベース
12g 権限設定データベース
12h 提示画面データベース
13 通信部
S,SX POP広告票作成システム

Claims (20)

  1. 少なくとも、複数種類の商品についての商品情報を広告する広告印刷物に掲載される前記商品情報に係る商品データと、POP広告票の基準画像に係る基準画像データと、前記POP広告票の基準画像上に配置されるべき商品情報の位置を示す配置データと、を記憶するデータ記憶手段と、
    前記商品情報の全部又は一部の商品情報に係る商品データ、前記基準画像データ及び前記配置データを取得するデータ取得手段と、
    前記取得された前記データに基づいて、前記商品情報を、前記配置データにより示された前記基準画像上の位置に配置してPOP広告票の画像データを作成するPOP画像作成手段と、を備えることを特徴とするPOP広告票作成装置。
  2. 通信ネットワークを介して端末装置が接続可能な請求項1に記載のPOP広告票作成装置において、
    前記通信ネットワークを介して前記端末装置に、前記商品情報の全部又は一部を選択可能に提示する商品情報提示手段を更に備え、
    前記データ取得手段は、前記端末装置にて選択された全部又は一部の前記商品情報に係る商品データを取得することを特徴とするPOP広告票作成装置。
  3. 請求項2に記載のPOP広告票作成装置において、
    前記商品情報提示手段は、前記通信ネットワークを介して前記端末装置に、前記選択された商品情報の全部又は一部を変更可能に提示し、
    前記データ取得手段は、前記端末装置にて変更された全部又は一部の商品情報に係る商品データを取得し、
    前記POP画像作成手段は、前記取得された前記データに基づいて、前記変更された商品情報を、前記配置データにより示された前記基準画像上の位置に配置してPOP広告票の画像データを作成することを特徴とするPOP広告票作成装置。
  4. 請求項2又は3に記載のPOP広告票作成装置において、
    前記商品情報提示手段は、前記通信ネットワークを介して前記端末装置に、前記選択された前記商品情報に付加すべき付加情報の入力を促し、
    前記データ記憶手段は、前記POP広告票の基準画像上に配置されるべき商品情報の位置に加えて付加情報の位置を示す配置データを記憶しており、
    前記データ取得手段は、前記端末装置にて選択された全部又は一部の商品情報に係る商品データ及び入力された全部又は一部の付加情報に係る付加データを取得し、
    前記POP画像作成手段は、前記取得された前記データに基づいて、前記商品情報及び前記付加情報を、前記配置データにより示された前記基準画像上の位置に配置してPOP広告票の画像データを作成することを特徴とするPOP広告票作成装置。
  5. 請求項2乃至4の何れか一項に記載のPOP広告票作成装置において、
    前記データ記憶手段は、POP広告票の複数種類の基準画像に係る基準画像データを記憶しており、
    前記通信ネットワークを介して前記端末装置に、前記複数種類の基準画像を選択可能に提示する基準画像提示手段と、を更に備え、
    前記データ取得手段は、前記端末装置にて選択された基準画像に係る基準画像データを取得することを特徴とするPOP広告票作成装置。
  6. 請求項2乃至5の何れか一項に記載のPOP広告票作成装置において、
    前記データ記憶手段は、前記POP広告票の基準画像上に配置されるべき商品情報の位置を示す複数種類の配置データを記憶しており、
    前記通信ネットワークを介して前記端末装置に、前記複数種類の配置データを選択可能に提示する配置データ提示手段と、を更に備え、
    前記データ取得手段は、前記端末装置にて選択された配置データを取得することを特徴とするPOP広告票作成装置。
  7. 請求項2乃至6の何れか一項に記載のPOP広告票作成装置において、
    前記POP画像作成手段により作成されたPOP広告票の画像データを前記通信ネットワークを介して前記端末装置に提供するPOP画像提供手段を更に備えることを特徴とするPOP広告票作成装置。
  8. 請求項2乃至7の何れか一項に記載のPOP広告票作成装置において、
    前記端末装置は1の店舗用として設置されており、前記商品情報は前記1の店舗の広告印刷物に掲載される商品情報であって、
    前記1の店舗の前記商品情報に対応する他の店舗の商品情報を取得する他店舗商品情報取得手段を更に備え、
    前記商品情報提示手段は、前記通信ネットワークを介して前記端末装置に、前記1の店舗の前記商品情報を選択可能に提示すると共に、当該商品情報に対応付けて前記取得された他の店舗の商品情報を提示することを特徴とするPOP広告票作成装置。
  9. 請求項8に記載のPOP広告票作成装置において、
    前記他店舗商品情報取得手段は、移動体通信端末にて入力され、送信された前記他の店舗の商品情報に係る商品データを前記通信ネットワークを介して受信し、取得することを特徴とするPOP広告票作成装置。
  10. 請求項2乃至9の何れか一項に記載のPOP広告票作成装置において、
    前記商品情報に対応するPOS情報を取得するPOS情報取得手段を更に備え、
    前記商品情報提示手段は、前記通信ネットワークを介して前記端末装置に、前記商品情報を選択可能に提示すると共に、当該商品情報に対応付けて前記取得されたPOS情報を提示することを特徴とするPOP広告票作成装置。
  11. 通信ネットワークを介して少なくとも第1及び第2の端末装置が接続可能な請求項1に記載のPOP広告票作成装置において、
    前記データ記憶手段は、POP広告票の複数種類の基準画像に係る基準画像データを記憶しており、
    前記通信ネットワークを介して前記端末装置に、前記商品情報の全部又は一部を選択可能に提示する商品情報提示手段と、
    前記通信ネットワークを介して前記端末装置に、前記複数種類の基準画像を選択可能に提示する基準画像提示手段と、を更に備え、
    前記データ記憶手段は、更に、前記商品情報を前記第1の端末装置と前記第2の端末装置の何れに選択可能に提示するかの設定、及び前記基準画像を前記第1の端末装置と前記第2の端末装置の何れに選択可能に提示するかの設定を記憶しており、
    前記商品情報提示手段又は前記基準画像情報提示手段は、前記設定に従って前記第1端末装置又は前記第2の端末装置に前記商品情報の全部又は一部又は前記基準画像を選択可能に提示し、
    前記データ取得手段は、前記商品情報が選択可能に提示された端末装置にて選択された全部又は一部の商品情報に係る商品データ、及び前記基準画像が選択可能に提示された前記端末装置にて前記選択された基準画像に係る基準画像データを取得することを特徴とするPOP広告票作成装置。
  12. 請求項11に記載のPOP広告票作成装置において、
    前記通信ネットワークを介して前記端末装置に、前記選択された商品情報の全部又は一部を変更可能に提示する商品情報変更手段を更に備え、
    前記データ記憶手段は、前記商品情報を前記第1の端末装置と前記第2の端末装置の何れに変更可能に提示するかの設定を記憶しており、
    前記商品情報変更手段は、前記設定に従って前記第1端末装置又は前記第2の端末装置に前記商品情報の全部又は一部を変更可能に提示し、
    前記データ取得手段は、前記商品情報が変更可能に提示された前記端末装置にて変更された全部又は一部の商品情報に係る商品データを取得し、
    前記POP画像作成手段は、前記取得された前記データに基づいて、前記変更された商品情報を、前記配置データにより示された前記基準画像上の位置に配置してPOP広告票の画像データを作成することを特徴とするPOP広告票作成装置。
  13. 請求項11に記載のPOP広告票作成装置において、
    前記通信ネットワークを介して前記端末装置に前記選択された商品情報の全部又は一部を提示すると共に、当該商品情報に付加すべき付加情報の入力を促す商品情報付加手段を更に備え、
    前記データ記憶手段は、前記POP広告票の基準画像上に配置されるべき商品情報の位置に加えて付加情報の位置を示す配置データ、更には、前記付加情報の入力を前記第1の端末装置と前記第2の端末装置の何れに促すかの設定を記憶しており、
    前記商品情報付加手段は、前記設定に従って前記第1の端末装置又は前記第2の端末装置に前記付加情報の入力を促し、
    前記データ取得手段は、前記付加情報が促された前記端末装置にて入力された全部又は一部の付加情報に係る付加データを取得し、
    前記POP画像作成手段は、前記取得された前記データに基づいて、前記商品情報及び前記付加情報を、前記配置データにより示された前記基準画像上の位置に配置してPOP広告票の画像データを作成することを特徴とするPOP広告票作成装置。
  14. 請求項11乃至13の何れか一項に記載のPOP広告票作成装置において、
    前記通信ネットワークを介して前記端末装置に、前記選択された商品情報の全部又は一部を提示すると共に、前記POP広告票の画像データの作成を促すPOP作成要求手段を更に備え、
    前記データ記憶手段は、前記POP広告票の画像データの作成を前記第1の端末装置と前記第2の端末装置の何れに促すかの設定を記憶しており、
    前記POP画像作成手段は、前記設定に従って前記第1の端末装置又は前記第2の端末装置に前記POP広告票の画像データの作成を促し、
    前記POP広告票の画像データの作成が促された前記端末装置から前記POP広告票の画像データの作成指示があった場合に、前記POP広告票の画像データを作成することを特徴とするPOP広告票作成装置。
  15. 請求項14に記載のPOP広告票作成装置において、
    前記POP画像作成手段により作成されたPOP広告票の画像データを前記通信ネットワークを介して前記端末装置に提供するPOP画像提供手段を更に備え、
    前記データ記憶手段は、前記POP広告票の画像データの提供を前記第1の端末装置と前記第2の端末装置の何れに行うかの設定を記憶しており、
    前記POP画像提供手段は、前記設定に従って前記第1の端末装置又は前記第2の端末装置に前記POP広告票の画像データを提供することを特徴とするPOP広告票作成装置。
  16. 請求項1乃至15の何れか一項に記載のPOP広告票作成装置において、
    前記商品情報は、前記広告印刷物に掲載される商品情報として選定され、前記データ記憶手段に構築された商品データベースに登録された情報であることを特徴とするPOP広告票作成装置。
  17. 請求項1乃至16の何れか一項に記載のPOP広告票作成装置において、
    前記通信ネットワークを介して前記端末装置に、前記複数種類の前記広告印刷物に係る情報を選択可能に提示する広告印刷物提示手段を更に備え、
    前記データ取得手段は、前記端末装置にて選択された広告印刷物に係る情報に対応する商品情報に係る商品データを取得することを特徴とするPOP広告票作成装置。
  18. コンピュータを、請求項1乃至17の何れか一項に記載のPOP広告票作成装置として機能させることを特徴とするPOP広告票作成処理プログラム。
  19. 請求項18に記載のPOP広告票作成処理プログラムがコンピュータ読み取り可能に記録されたことを特徴とする記録媒体。
  20. 通信ネットワークを介して端末装置が接続されたPOP広告票作成装置におけるPOP広告票作成方法において、
    前記POP広告票作成装置が、前記通信ネットワークを介して前記端末装置に複数種類の商品についての商品情報を広告する広告印刷物に掲載される商品情報を選択可能に提示する工程と、
    前記端末装置にて選択された全部又は一部の前記商品情報に係る商品データと、POP広告票の基準画像に係る基準画像データと、前記POP広告票の基準画像上に配置されるべき商品情報の位置を示す配置データと、を取得する工程と、
    前記取得された前記データに基づいて、前記商品情報を、前記配置データにより示された前記基準画像上の位置に配置してPOP広告票の画像データを作成する工程と、を備えることを特徴とするPOP広告票作成方法。
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