JP2005084779A - 販売データ処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、データ入力を容易にし、また商品の追加やデータの変更に柔軟に対応することが出来る販売データ処理装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 入力キー3の1つである、入力モード切替キーを操作することにより適宜な入力モードを切り替えて入力処理を行なうことによって、漢字や仮名等のデータでも容易にキャラクタの入力やキャラクタの設定が行なえる。またコントロールロック7が登録モードのときに設定されたPLUデータは、その設定履歴が設定履歴メモリに一時的に記憶され、これにより不正使用を防止できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子式キャッシュレジスタ等の顧客が購買の為に選択した商品を入力し、売上代金を決済する販売データ処理装置に関し、更に詳しくは、販売データ処理装置へのデータの入力のための技術に関する。
従来の電子式キャッシュレジスタやPOS等の販売データ処理装置では、PLU(プライス・ルック・アップ)を用いる為のデータを設定するとき等、事前に設定登録しておくデータとして仮名、漢字等のキャラクタデータを設定入力しなければならないときがある。この設定は、例えばキャッシュレジスタにおいては、その設置に伴って店舗の責任者がキャッシュレジスタ上に設けてあるコントロールロックを操作して「設定」モードにして、設定操作を行なう。
通常、販売データ処理装置では、数値等のデータを入力する為の入力キーを備えているが、そのキーの数は限られているために、アルファベットや仮名50音を直接入力する為のキーは備えておらず、キャラクタデータの入力は対応する数値コードを入力することによって行なっており、手間がかかっていた。
このような少ない数の入力キーをもつ機器においてカタカナ文字の入力を容易に行なえるようにしたものとして特許文献1がある。特許文献1には、子音に対応した入力キーを設け、そのキーに対する連続操作入力した回数で同じ子音の文字を区別することにより、カタカナ文字を入力出来るようにした電話番号記録装置が記載されている。
特開昭54−152905号(第1図、第2頁左上欄第14行目−左下欄第15行目)
しかし、特許文献1の方法では、カタカナの入力のみにしか対処しておらず、これを販売データ処理装置に適用しても、仮名、漢字、記号、数値等の入力に対処することは出来ない。
本発明は、上記問題点に対処した販売データ処理装置及びプログラムを提供することを課題とする。
また、登録されていない商品の追加や変更に対しても柔軟に対応可能な販売データ処理装置及びプログラムを提供することを課題とする。
更には、不正使用に対処した販売データ処理装置及びプログラムを提供することを課題とする。
本発明による販売データ処理装置は、顧客に対する代金を決済する販売データ処理装置であることを前提とし、上記問題点を解決する為、PLUデータ記憶手段、登録処理手段及び処理手段を備える。
PLUデータ記憶手段は、登録商品に関する商品コードおよびキャラクタ、単価を含むPLUデータを記憶する。
登録処理手段は、オペレータによる入力手段の操作指示により、前記商品コードに基づく登録処理を行なう。
処理手段は、前記登録処理で該当するPLUデータが設定されていない場合に、前記入力手段の操作によるPLUデータの設定処理へ移行する。
この登録処理手段によって行なわれる登録処理処理としては、例えば、前記入力手段で指定操作された商品コードが前記PLUデータ記憶手段に記憶されていればそのPLUデータに基づいて前記登録処理を実行し、前記指定操作された商品コードが前記PLUデータ記憶手段に記憶されていなければ前記設定処理を実行する。
この構成により、PLUデータ記憶手段に予め記憶されていなくても、商品コードに基づいてキャラクタ等を含むPLUデータを設定することが出来る。
また本発明によるデータ処理装置の別形態では、登録商品に関するキャラクタおよび単価を含むPLUデータを記憶するPLUデータ記憶手段と、オペレータによる入力手段の操作指示により、前記キャラクタに基づく登録処理を行なう登録処理手段と、前記登録処理で該当するPLUデータが設定されていない場合に、前記入力手段の操作によるPLUデータの設定処理へ移行する処理手段とを備える。
この構成の場合の登録処理としては、例えば、前記入力手段で指定操作されたキャラクタが前記PLUデータ記憶手段に記憶されていればそのPLUデータに基づいて前記登録処理を実行し、前記指定操作されたキャラクタが前記PLUデータ記憶手段に記憶されていなければ前記設定処理を実行する。
この構成により、入力されたキャラクタに基づいて事前に設定されていない商品のPLUデータを柔軟に設定・変更することが出来る。
また、本発明は販売データ処理装置内で実行されるプログラムもその範囲に含む。
本発明によれば、販売データ処理装置におけるデータの登録処理で、PLUデータが予め設定されていない場合でも、設定処理に移行し、キャラクタ等の設定を行うことができる。
また、販売データ処理装置におけるデータの登録処理で、テンキーの入力モードを切り替えることにより、キャラクタやコードの入力により登録を行うことができる。更に、設定処理に移行した場合も、テンキーの入力モードを切り替えることにより、キャラクタの設定を行うことができる。
更に、新規にPLUデータが設定された場合は、その履歴データを取るようにしたので、不正使用を防止することが出来る。
以下に本発明の一実施形態を図面を参照しながら説明する。
以下の説明では、本発明による販売データ処理装置の一実施形態として、電子式キャッシュレジスタを例として説明する。
図1は、本実施形態におけるキャッシュレジスタの外観を示す斜視図である。
図1のキャッシュレジスタ1は、顧客に向けて支払い金額等を表示する為の表示部2a、キャッシュレジスタ1を操作するオペレータに向けて入力した購入商品の商品名や金額等各種の情報を表示する表示部2b、各種の情報をキャッシュレジスタ1に入力するための複数の入力キー3、印刷されたレシートや領収書5が排出される排出部4、金銭を格納するドロアー6及びカギを挿入して操作することによりモードを切り替えることが出来るコントロールロック7を前面に備えている。また購入商品の入力用のバーコード読み取り器を備える構成としても良い。
図2は、図1のキャッシュレジスタの内部構成を示すブロック図である。
同図では、キャッシュレジスタ1は、上記した表示部2(2a,2b)の他に、CPU11、印字部12、ROM13、RAM14及び入力部15を有し、これらがバス16を介して接続されて相互にデータの授受が行なえる構成となっている。
CPU11は、中央演算処理装置であり、ROM13内の制御プログラム131を実行することでキャッシュレジスタ1全体を統合的に制御する。ROM13は、CPU11によって実行される制御プログラム131や後述するキーコードテーブル132等が記憶されている読み出し専用メモリである。RAM14は、CPU11が作業領域が展開されるランダムアクセスメモリである。またこのRAM部14には、PLUキーに登録された商品に対するデータであるPLUデータを格納するPLUファイル141が記憶されている。
印字部12は、CPU11からの制御指示に基づいて、レシート等を印刷して出力する。
入力部15は、オペレータ等の操作者が金額等の入力を行なう部分で複数の入力キー3や図示省略のバーコードリーダ及びコントロールロック7を備えている。そして操作者によって何れかの入力キー3が押下されたりバーコード読み取り器によって商品のバーコードを読み取ったりコントロールロック7を回すと、その押下された入力キー3や読み込んだバーコードに対応するデータやコントロールロック7によってセットされたモードをCPU11へ通知する。
図3は、入力キー3の構成を示す図である。尚同図のキー構成は本実施形態におけるキャラクタデータ入力に関連する部分を中心に示してあり、税金計算や領収書発行等関連性の低い他の機能に用いるキーは省略してある。
同図の入力キーには、PLUキー31、設定機能キー32、テンキー33及び締めキー34を備えている。
PLUキー31は、PLUデータとして設定登録された商品のデータを呼び出すキーで、PLU1〜PLU10の各入力キーにはそれぞれ商品名が対応付けられており、これらのキーが押下されると、対応する商品の価格や商品名等のデータがPLUファイルから呼び出される。
設定機能キー32は、テンキー33から数値やキャラクタを入力する際に用いるキーで、承認キー、単価・キャラクタ設定キー、入力モード切替、単漢字変換、単語変換、変換確定、カーソルキー←,→、1文字クリア、文字列クリア等のキーがある。これらのうち、承認キーは後述する承認処理で用いられるキー、単価・キャラクタ設定キーはPLUデータを設定する際に入力したデータを後述する設定履歴メモリに登録するためのキー、入力モード切替は、テンキー33によって入力の入力モードを切り替えるキー、単漢字変換及び単語変換は「漢あ」モードで入力する際に入力文字を漢字等に変換する為のキー、変換確定は変換した文字を確定する為のキー、カーソルキー←,→はカーソル等の位置を移動するためのキー、1文字クリア及び文字列クリアキーは入力した文字を削除する為のキーである。
テンキー33は、数値を入力する為の入力キーで、0〜9、00及び小数点‘.’を入力するキーを備えている。また本実施形態では、設定機能キー32内の入力モード切替キーを操作することによって入力モードを切替えることにより、このテンキー33によって数値のほかに、文字や記号等のキャラクタも入力することが出来る。
締めキー34は、小計を求めたり現金売及び釣銭計算処理を行なうときなどの取引完了時に使用される「小計」キーや「現/預」キーである。
図4は、入力モード切替を示す図である。本実施形態によるキャッシュレジスタ1では、テンキー33による入力モードとして、漢字やひらがなを入力する為の「漢あ」モード、カタカナを入力する為の「カタカナ」モード、アルファベットを入力する為の「ABab」モード、数値を入力する為の「1234」モードがある。
オペレータが、入力モード切替キーを押下する毎に「漢あ」モード→「カタカナ」モード→「ABab」モード→「1234」モード→「漢あ」モードと、各入力モードがサイクリックに変化する。オペレータは、入力モード切替キーを押下して入力モードを切り替えながらテンキーを押下することによって文字の入力を行なう。
図5は、キーコードテーブル132の構成例を示す図である。
同図のキーコードテーブル132は、テンキー33内の「1ま」、「2や」、「3ら」、「4た」、「5な」、「6は」、「7あ」、「8か」、「9さ」、「0記号」、「00わ」、「・゛゜」キーが押下されるとそのキーコードに対応するものがテーブル参照され、その連続押下された回数に基づいた文字や記号が表示部2bに表示される。
入力モード切替キーの押下が検出されると、それに基づいてキャッシュレジスタ1は図4に示したように入力モードを切り替え、参照されるキーコードテーブルが変更される。
同図中M1は「漢あ」モード、M2は「カタカナ」モード、M3は「ABab」モード、M4は「1234」モードのときに夫々参照されるテーブルで、例えば「漢あ」モードのときにキーコード7の「7あ」キーが連続して2回押下されるとテーブルM1が参照されてキーコード7の左から2つ目の「い」のキャラクタが表示部2bに表示され、例えば、「ABab」モードのときにキーコード8の「8か」キーが連続して3回押下されるとテーブルM3が参照されてキーコード8の左から3つ目の「C」のキャラクタが表示部2bに表示される。
オペレータは、PLUデータの登録等、キャラクタデータを入力する際は、まず入力モード切替キーを操作して入力するキャラクタに合わせた入力モードを選択した後、テンキー33を操作しながらデータを入力していく。
図6は、RAM14上に構成される合計器及び設定履歴メモリの構成を示す図である。
同図では、PLUメモリ61、部門別合計器62、担当者別合計器63及び顧客メモリ64が合計器として構成され、及び設定履歴メモリ65がRAM15上に構成される。
PLUメモリ61は、PLUに登録されている各商品毎の売り上げを管理するもので、その商品の商品コード、商品名を示すキャラクタデータ、単価、売上合計個数、及びその商品の売上高を示す合計金額が記録されている。また部門別合計器62は各商品の部門毎の、また担当者別合計器63はレジ担当者毎の、顧客メモリ64は各顧客毎の売り上げを管理、記録している。
設定履歴メモリ65は、PLUデータの履歴データを記録するもので、レジ担当者等の、責任者以外がPLUファイル141にPLUデータを設定した場合は、その履歴データが記録される。後に管理者がこの設定履歴メモリ65内の履歴データをチェックし、承認を行なったものは、設定履歴メモリ65から削除され、承認を行わなかったものは、管理者がPLUファイル141内のデータの変更を別途行う。この設定履歴メモリ65には、PLUデータを設定した設定日付、設定を行なった担当者、設定された商品のキャラクタ(商品名)、その商品の単価、承認フラグ、商品コード(不図示)等が記録されている。
本実施形態のキャッシュレジスタ1では、レジ担当者等のオペレータがレジ処理中にPLUデータの登録を行なう時はコントロールロック7を登録モードにセットしたままの状態で行ない、このとき入力設定したキャラクタや単価等のデータはPLUファイル141の他に設定履歴メモリ65にも記録される。そして、店舗の管理者がコントロールロック7を設定モードにして、登録モードで登録されたデータの承認を行なったPLUファイル141のデータはそのまま使用することができ、未承認の場合はPLUファイル141内のデータの変更を別途行う。これによって管理者以外の店員による不正使用を防止することが出来る。
次にこのような構成のキャッシュレジスタ1によるPLUデータの登録の一連の動作を以下に説明する。
図7は、キャッシュレジスタ1へ商品コードの入力によって商品登録を行なう場合の処理を示すフローチャートである。同図の処理は、CPU11がROM13内の制御プログラム131を実行することにより実現される。
同図の処理は、コントロールロック7が登録モードに設定された状態で開始され、まずステップS1として、オペレータに登録する商品の商品コードの入力を促がす。
オペータがテンキー33を操作したり、バーコードリーダによって商品コードを入力すると、ステップS2として、PLUキー31のいずれかが押下されたかどうかを判断する。そしてPLUキー31押下以外の操作がなされたのなら(ステップS2、N)、ステップS3としてその操作に対応するその他の処理を行なった後、処理をステップS1に戻す。
ステップS2で、PLUキー31が押下されたのなら、ステップS4としてステップS1で入力された商品コードによってPLUファイル141を検索し、その商品コードのPLUデータが見つかれば(ステップS4、有り)、ステップS14の累計処理に移る。
ステップS4で、検索結果としてその商品コードのPLUデータが見つからなければ(ステップS4、無し)、ステップS5としてRAM14に十分な空きがあるかどうかを調べたり、設定を許可するかどうかを示すフラグを参照して、そのPLUデータの設定処理を行なえるかどうかを判断する。そして設定が行なえないのなら(ステップS5、N)、処理をステップS1に戻す。なお、設定を許可するかどうかを示すフラグは店舗の管理者がコントロールロック7を設定モードにして予め設定しているものとする。
ステップS5において、設定処理が可能ならば(ステップS5、Y)、ステップS6として表示部2b上にステップS1で入力された商品コードを表示し、また"単価を設定してください"等オペレータに登録する商品の単価の入力を促がすガイダンスを表示して、単価の入力待ちとなる(ステップS7)。そしてここで単価入力以外の操作が行なわれると、設定処理はキャンセルされたものとして処理をステップS1に戻す。
ステップS7で、オペレータがテンキー33を押下して単価の数値を入力すると(ステップS7、Y)、入力モードを数値入力を行なう為の「1234」モードから漢字や平仮名を入力する為の「漢あ」モードに設定変更する。そしてステップS9として、ステップS1、S7で入力されたコード、単価、及び入力モード(「漢あ」モード)を表示部2b上に表示し、また"キャラクタを入力してください"等オペレータに登録する商品の名前等を表わすキャラクタの入力を促がすガイダンスを表示して、キャラクタの入力待ちとなる。そしてステップS10のキャラクタ入力処理を行なった後、ステップS11として設定機能キー32の1つである単価・キャラクタ設定キーの押下待ち状態となる。ここで、単価・キャラクタ設定キーの押下以外の操作処理が行なわれた場合(ステップS11、N)、設定処理はキャンセルされたものとして設定登録は行なわずに処理をステップS1に戻す。
ステップS11で、単価・キャラクタ設定キーが押下されるのが検出されると(ステップS11、Y)、ステップS12としてステップS2で入力があったPLUキー31と対応付けて、設定日付、担当者名、キャラクタ単価、商品コードを設定履歴メモリ65に登録する。
次に、ステップS13で、前記入力された単価、キャラクタおよび商品コードをPLUメモリ61へ新規に設定する。
そして入力モードを「漢あ」モードから「1234」モードに設定変更し(ステップS14)、PLUメモリ61、部門別合計器62、担当者別合計器63及び顧客メモリ64に記録されている値に対して、ステップS15として売上合計個数の累計、ステップS16として売上合計金額の累計を行なって各合計器内の値を更新し、ステップS17として、キャラクタ、単価、個数をレシートに印刷して出力し、処理を終了する。
図8は、キャッシュレジスタ1へキャラクタの入力によって商品登録を行なう場合の処理を示すフローチャートである。同図の処理も、CPU11がROM13内の制御プログラム131を実行することにより実現される。
同図の処理は、コントロールロック7が「登録」モードに設定された状態で開始され、まずステップS21として入力モードを「漢あ」モードに設定する。
次にステップS22として、キャラクタ入力処理を行ない、PLUキー31の押下待ち状態となる(ステップS23)。ここでオペレータがPLU31を押下する以外の操作を行なうと(ステップS23、N)、ステップS24としてその操作に対応するその他の処理を行なった後処理をステップS21に戻す。
ステップS23で、PLUキー31が押下されるのを検知すると(ステップS23、Y)、ステップS22で入力されたキャラクタを検索キーとしてPLUファイル141を検索し、一致するキャラクタのPLUデータがなければ(ステップS25、無し)、ステップS26としてRAM14に十分な空きがあるかどうかを調べたり、設定を許可するかどうかを示すフラグを参照して、設定処理を行なえるかどうかを判断する。そして設定が行なえないのなら(ステップS26、N)、処理をステップS21に戻す。
ステップS26において、設定処理が可能ならば(ステップS26、Y)、ステップS27として表示部2b上にステップS22で入力されたキャラクタを表示し、また"単価を設定してください"等ガイダンスを表示してオペレータに登録する商品の単価の入力を促がし、入力モードを数値入力用の「1234」モードに設定する(ステップS28)。この状態で、オペレータがテンキー33を操作して単価の数値の入力を行なうのを検出すると(ステップS29)、ステップS30として単価・キャラクタ設定キーの押下待ち状態となる。ここで、単価・キャラクタ設定キーの押下以外の処理が行なわれた場合(ステップS30、N)、設定処理はキャンセルされたものとして処理をステップS21に戻す。
ステップS30で、単価・キャラクタ設定キーが押下されるのが検出されると(ステップS30、Y)、ステップS31として設定日付、担当者名、キャラクタ単価、商品コードを設定履歴メモリ65に登録後、処理をステップS35の累計処理に移す。
次に、ステップS32で、前記入力された単価、キャラクタをPLUメモリ61へ新規に設定する。なお、商品コードは後に店舗の管理者がコントロールロック7を設定モードにして設定する。 ステップS25の検索の結果、キャラクタが一致するPLUデータがPLUファイル141内に有り(ステップS25、有り)、キャラクタが完全一致すれば(ステップS33、Y)、ステップS36の処理を移し、完全一致でなく(ステップS33、N)、部分一致でもなければ(ステップS34、N)、処理をステップS21に戻す。またステップS34において、キャラクタが部分一致すれば(ステップS33、Y)、部分一致したキャラクタを候補として表示部2bに表示し、オペレータに選択させる(ステップS35、選択)。またこのときオペレータによってキャンセルされた場合には、ステップS21に処理を戻す。
そしてステップS36としてPLUメモリ61、部門別合計器62、担当者別合計器63及び顧客メモリ64に記録されている値の売上合計個数の累計を、またステップS37として売上合計金額の累計を行なって各合計器内の値を更新し、ステップS38として、キャラクタ、単価、個数をレシートに印刷して出力し、処理を終了する。
この図7、図8の処理に示すように、本実施形態におけるキャッシュレジスタ1は、管理者以外のオペレータが入力したキャラクタデータやPLUデータは、PLUファイル141内にPLUデータとして記憶されるとともに、設定履歴メモリ65内に一時登録される。よって、PLUファイル141に事前に登録されていない商品が追加・変更された場合にも対応することが出来る。また、テンキー33を用いて仮名や漢字を入力できるので、登録時にコード指定によらずキャラクタ指定によって登録することができるだけでなく、キャラクタの設定も可能になる。
図9は、図7のステップS10、図8のステップS22のキャラクタ入力処理の詳細を示すフローチャートである。
キャラクタ入力処理に入ると、まずステップS41として設定機能キー32の1つである入力モード切替キーが押下されたかどうかを判断する。そして入力モード切替キーが押下されていれば(ステップS41、Y)、ステップS42として設定されている入力モードを図4に示したようにサイクリックに切り替え設定し、ステップS43としてこのモード状態をRAM14に記憶し、ステップS44としてこのモード状態を表示部2bに表示した後処理をステップS41に戻す。
ステップS41で、入力モード切替キーが押下されていれなければ(ステップS41、N)、ステップS45としてテンキー33のいずれかが押下されたかどうかを判断する。そしてテンキー33押下以外の操作がなされたのなら(ステップS45、N)、処理を終了し、図7のステップS11若しくは図8のステップS23に処理を移す。
ステップS45でテンキー33押下が検出されると(ステップS45、Y)、ステップS46としてステップS43で記憶した記憶内容から現在の入力モードを検出する。
ステップS46で検出した入力モードが「漢あ」モードのときキーコードテーブル132として「漢あ」テーブルM1を参照し(ステップS47)、ステップS48として押下されたテンキー33が直前に押下されたテンキーと同じかどうかを判断し、同じであれば(ステップS48、Y)、ステップS49として指定するコードを次の漢あ文字コード(図5に示したテーブル構成の場合右隣の文字コード)に変更し、同じでなければ(ステップS48、N)、そのテンキー33のキーコードの先頭の漢あ文字コード(図5に示したテーブル構成の場合左端の文字コード)を指定し、ステップS50として指定した漢あ文字コードをステップS47で参照したテーブルから読み出して表示部2b上の入力エリアに表示する。
この状態で次の操作入力を待ち、その入力キーが単漢字変換や単語変換などの変換キーで無いならば(ステップS51、N)、処理をステップS42に戻す。
ステップS51で、入力キーが変換キーであるならば(ステップS51、Y)、ステップS52として変換対象文字を漢字変換し、その変換したものを変換候補として入力エリア上に表示する(ステップS53)。これを見てオペレータは、この変換結果で良ければ、変換確定キーを押下し、良くなかったなら再び変換キーを押下する。変換キーを押下された場合(ステップS54、Y)、ステップS57として変換の次候補を読み出し、ステップS53に処理を戻してこれを変換候補として表示する。また変換確定キーが押下されたなら(ステップS54、N、S55、Y)、確定された文字を文字列の右へ追加表示し、またカーソルを表示した後処理をステップS41に戻す。尚、ステップS54、S55で変換キー若しくは変換確定キー以外のキーが押下された場合には(ステップS54、N、ステップS55N)、変換をキャンセルして処理をステップS41に戻す。
ステップS46で検出した入力モードが「カタカナ」モードのとき、ステップS58として、キーコードテーブル132として「かたかな」テーブルM2を参照し、ステップS59として押下されたテンキー33が直前に押下されたテンキーと同じかどうかを判断し、同じであれば(ステップS59、Y)、ステップS60として指定するコードを次のカタカナ文字コード(図5に示したテーブル構成の場合右隣の文字コード)に変更し、同じでなければ(ステップS60、N)、そのテンキー33のキーコードの先頭のカタカナ文字コード(図5に示したテーブル構成の場合左端の文字コード)を指定し、ステップS65として、指定した文字コードをテーブルから読み出して表示部2b上の入力エリアに表示する。
またステップS46で検出した入力モードが「ABab」モードのとき、ステップS61としてキーコードテーブル132として「ABab」テーブルM3を参照し、ステップS62として押下されたテンキー33が直前に押下されたテンキー33と同じかどうかを判断する。そして押下入力されたテンキー33が直前に押下入力されたテンキー33と同じであれば(ステップS62、Y)、ステップS63として指定するコードを次のABab文字コード(図5に示したテーブル構成の場合右隣の文字コード)に変更し、同じでなければ(ステップS62、N)、そのテンキー33のキーコードの先頭のABab文字コード(図5に示したテーブル構成の場合左端の文字コード)を指定し、ステップS65として指定した文字コードをテーブルから読み出して表示部2b上の入力エリアに表示する。
またステップS46で検出した入力モードが「1234」モードのとき、ステップS64として、押下されたテンキー33のキーコードで「1234」テーブルM3を参照して、ステップS65として対応する文字コードを読み出して入力エリアに表示する。
ステップS65の入力コードの表示後、ステップS66としてカーソルキー←,→の入力があるかどうかを判断し、カーソルキーの入力があれば(ステップS66、Y)、ステップS67としてカーソル上の文字を確定、及びカーソルの移動を行なった後に、カーソルキーの入力がなければ(ステップS66、N)、そのまま処理をステップS41に戻す。
この処理により、本実施形態におけるキャッシュレジスタ1では、キャラクタデータを入力する際にも、入力モードを切り替えることにより、テンキー33から、漢字や平仮名、カタカナ、数値や記号を自由に入力することが出来る。
図10は、店長等の責任者によって、承認処理時のキャッシュレジスタ1の動作を示すフローチャートである。同図の処理は、CPU11がROM13内の制御プログラム131を実行することにより実現される。
この処理は、レジ担当者等が設定入力したPLUデータに対して、責任者が承認を行なうもので、責任者は、この処理を行なう際には、まずコントロールロック7にカギを入れて登録モードにセットする。
この登録モードへのセットを検知すると、CPU11は、ステップS71として設定履歴メモリ65から設定日付け、担当者キャラクタ、単価を読み出し、表示部2bに表示する。責任者等のオペレータは、表示内容を見て承認するかどうかを判断し、承認する場合には、設定機能キー32の1つである承認キーを押下する。この承認キーの押下を検知すると(ステップS72、Y)、設定履歴メモリ65の承認フラグをセットし(ステップS73)、承認キーが押下されなければ(ステップS72、N)、承認フラグをセットせずに処理をステップS74に移し、このステップS71〜S74までの処理を設定履歴メモリ65内の全ての履歴データに対して行なう(ステップS74、N)。
ステップS74で全ての履歴データに対して処理が終わったと判断されれば(ステップS74、Y)、ステップS75として設定履歴メモリ65内の全てのデータを印刷出力する。そして次にステップS76として、承認フラグがセットされているデータを設定履歴メモリ65から消去して処理を終了する。
このように、本実施形態のキャッシュレジスタ1では、責任者以外が設定入力したPLUデータは、その履歴データが管理されるので不正を防止することが出来る。
本実施形態におけるキャッシュレジスタの外観を示す斜視図である。 キャッシュレジスタの内部構成を示すブロック図である。 入力キーの構成を示す図である。 入力モード切替を示す図である。 キーコードテーブルの構成例を示す図である。 合計器及び設定履歴メモリの構成を示す図である。 キャッシュレジスタへ商品コードの入力によってキャッシュレジスタへ商品登録を行なう場合の処理を示すフローチャートである。 キャッシュレジスタへキャラクタの入力によって商品登録を行なう場合の処理を示すフローチャートである。 キャラクタ入力処理の詳細を示すフローチャートである。 承認処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 キャッシュレジスタ
2a,2b 表示部
3 入力キー
4 排出部
5 レシート
6 ドロアー
7 コントロールロック
11 CPU
12 印刷部
13 ROM
14 RAM
15 入力部
131 制御プログラム
132 キーコードテーブル
141 PLUファイル

Claims (10)

  1. 顧客に対する代金を決済する販売データ処理装置において
    登録商品に関する商品コードおよびキャラクタ、単価を含むPLUデータを記憶するPLUデータ記憶手段と、
    オペレータによる入力手段の操作指示により、前記商品コードに基づく登録処理を行なう登録処理手段と、
    前記登録処理で該当するPLUデータが設定されていない場合に、前記入力手段の操作によるPLUデータの設定処理へ移行する処理手段と、
    を備えることを特徴とする販売データ処理装置。
  2. 前記登録処理は、前記入力手段で指定操作された商品コードが前記PLUデータ記憶手段に記憶されていればそのPLUデータに基づいて前記登録処理を実行し、前記指定操作された商品コードが前記PLUデータ記憶手段に記憶されていなければ前記設定処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の販売データ処理装置。
  3. 顧客に対する代金を決済する販売データ処理装置において
    登録商品に関するキャラクタおよび単価を含むPLUデータを記憶するPLUデータ記憶手段と、
    オペレータによる入力手段の操作指示により、前記キャラクタに基づく登録処理を行なう登録処理手段と、
    前記登録処理で該当するPLUデータが設定されていない場合に、前記入力手段の操作によるPLUデータの設定処理へ移行する処理手段と、
    を備えることを特徴とする販売データ処理装置。
  4. 前記登録処理は、前記入力手段で指定操作されたキャラクタが前記PLUデータ記憶手段に記憶されていればそのPLUデータに基づいて前記登録処理を実行し、前記指定操作されたキャラクタが前記PLUデータ記憶手段に記憶されていなければ前記設定処理を実行することを特徴とする請求項1又は3に記載の販売データ処理装置。
  5. 前記入力手段は、テンキーであって、このテンキーを漢字や仮名として入力する「漢あ」モード、カタカナとして入力する「カタカナ」モード、アルファベットとして入力する「ABab」モードを含むことを特徴とする請求項2又は4に記載の販売データ処理装置。
  6. 前記指定操作されたPLUデータが前記PLUデータ記憶手段に記憶されていなければ前記設定処理を実行し、前記PLUデータ記憶手段へPLUデータを設定するとともに、その設定履歴を履歴データとして設定履歴記憶手段へ記憶することを特徴とする請求項2又は4に記載の販売データ処理装置。
  7. 顧客に対する代金を決済する販売データ処理装置において
    登録商品に関する商品名のキャラクタおよび単価を含むPLUデータを記憶するPLUデータ記憶手段と、
    テンキーであって、「漢あ」モードでこのテンキーを漢字や仮名として入力し、「カタカナ」モードでカタカナとして入力する入力手段と、
    オペレータによる前記入力手段の操作で入力されたキャラクタに対応する前記PLUデータ記憶手段内のPLUデータに基づいて登録処理を行なう登録処理手段と、
    を備えることを特徴とする販売データ処理装置。
  8. 顧客に対する代金を決済する販売データ処理装置内で実行されるプログラムであって、
    登録商品に関する商品コードおよびキャラクタ、単価を含むPLUデータを記憶する機能と、
    オペレータによる入力手段の操作指示により、前記PLUデータに基づく登録処理を行なう機能と、
    前記登録処理で該当するPLUデータが設定されていない場合に、前記入力手段の操作によるPLUデータの設定処理へ移行する機能と、
    を実現するプログラム。
  9. 顧客に対する代金を決済する販売データ処理装置内で実行されるプログラムであって、
    登録商品に関するキャラクタおよび単価を含むPLUデータを記憶する機能と、
    オペレータによる入力手段の操作指示により、前記PLUデータに基づく登録処理を行なう機能と、
    前記登録処理で該当するPLUデータが設定されていない場合に、前記入力手段の操作によるPLUデータの設定処理へ移行する機能と、
    を実現するプログラム。
  10. 顧客に対する代金を決済する販売データ処理装置内で実行されるプログラムであって、
    登録商品に関する商品名のキャラクタおよび単価を含むPLUデータを記憶する機能と、
    テンキーより、「漢あ」モードで漢字や仮名を入力し、「カタカナ」モードでカタカナを入力する機能と、
    オペレータによる前記入力されたキャラクタに対応する前記PLUデータに基づいて登録処理を行なう機能と、
    を実行するプログラム。

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