JP2018106232A - 金銭計算機 - Google Patents

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Atsushi Hamachi
淳 浜地
孝子 清水
Takako Shimizu
孝子 清水
啓輔 三浦
Keisuke Miura
啓輔 三浦
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【課題】金銭の支払いを容易にする金銭計算機を提供する。【解決手段】金銭計算機は、入力部1と、表示部3と、計算部2と、記憶部7と、算出部4と、イメージ生成部5と、表示制御部6と、を備える。入力部1は、商品価格を入力するためのものである。表示部3は、入力部1から入力される商品価格に対応した情報を表示する。計算部2は、入力部1から入力された少なくとも1つの商品価格に消費税を加算したものを合計金額として計算する。記憶部7は、金種ごとの金銭イメージを記憶する。算出部4は、合計金額に対する預り予定額についての金種ごとの預り予定枚数を算出する。イメージ生成部5は、算出部4で算出された金種ごとの預り予定枚数に基づいて、記憶部7に記憶されている金種イメージを組み合わせることにより、金銭の預りイメージを生成する。表示制御部6は、預りイメージを表示部3に表示させる。【選択図】図1

Description

本発明は、合計金額を計算して支払い者に提示する金銭計算機に関する。
従来、金銭計算機には、キャッシュレジスタやPOS(Point of Sales)端末等、計算した合計金額を数字で表示するものが存在する(例えば、特許文献1参照)。
特許2008−123123号公報 特開2004−206359号公報
しかしながら、各国において、高齢者や、その地の通貨に慣れていない外国人にとっては、金銭計算機にて合計金額が数字で表示された場合、金種と、金種ごとの枚数と、を即座に把握することは難しい。特に近年、各国における高齢者や外国人の増加に伴い、金銭の支払いに手間取る場面が増えつつある。
そこで本発明の目的は、金銭の支払いを容易にする金銭計算機を提供することである。
本発明に係る金銭計算機は、入力部と、表示部と、計算部と、記憶部と、算出部と、イメージ生成部と、表示制御部と、を備える。入力部は、商品価格を入力するためのものである。表示部は、入力部から入力される商品価格に対応した情報を表示する。計算部は、入力部から入力された少なくとも1つの商品価格に消費税を加算したものを合計金額として計算する。記憶部は、金種ごとの金銭イメージを記憶する。算出部は、合計金額に対する預り予定額についての金種ごとの預り予定枚数を算出する。イメージ生成部は、算出部で算出された金種ごとの預り予定枚数に基づいて、記憶部に記憶されている金種イメージを組み合わせることにより、金銭の預りイメージを生成する。表示制御部は、イメージ生成部で生成された預りイメージを表示部に表示させる。
上記金銭計算機によれば、預りイメージが表示部に表示されることにより、支払い者は、支払い方法(即ち、合計金額に対して支払うべき金種と、金種ごとの枚数)を即座に把握することができる。
上記金銭計算機は、次の様な候補設定部を更に備えていることが好ましい。即ち、候補設定部は、計算部で計算された合計金額に基づいて、預り予定額と、それに対応する釣銭額と、の組合せ候補を少なくとも1つ設定する。この構成において、算出部は、候補設定部で設定された組合せ候補に基づいて、預り予定額についての金種ごとの預り予定枚数を算出すると共に、釣銭額についての金種ごとの釣銭予定枚数を算出する。イメージ生成部は、預り予定枚数に基づいて預りイメージを生成すると共に、釣銭予定枚数に基づいて、記憶部に記憶されている金種イメージを組み合わせることにより、釣銭イメージを更に生成する。そして、表示制御部は、預りイメージと共に、釣銭イメージを表示部に表示させる。
上記構成によれば、釣銭イメージが表示部に表示されることにより、支払い者は、自身が望む釣銭額から逆に辿って、支払い方法(即ち、合計金額に対して支払うべき金種と、金種ごとの枚数)を即座に把握することができる。
上記金銭計算機において、候補設定部は、預り金の総枚数より釣銭の総枚数が少なくなる様に組合せ候補を設定することが好ましい。これにより、釣銭の総枚数を預り金の総枚数より少なくすることができる。
上記金銭計算機において、候補設定部は、合計金額に対して組合せ候補を複数設定し、候補設定部で設定された組合せ候補ごとに、算出部は、預り予定枚数及び釣銭予定枚数を算出し、それらに基づいて、イメージ生成部は、預りイメージ及び釣銭イメージを生成してもよい。この場合、表示制御部は、組合せ候補ごとに預りイメージ及び釣銭イメージを表示部に表示させることが好ましい。この構成によれば、支払い者は、表示部に表示された複数の預りイメージを即座に把握すると共に、それらの預りイメージから支払い方法を選ぶことができる。
上記表示制御部において、表示制御部は、表示部に、組合せ候補ごとに預りイメージ及び釣銭イメージを表示させるとき、それらの少なくとも何れか一方を選択可能に表示させてもよい。又、上記金銭計算機は、商品の購入者用に設けられた第2の表示部を更に備えていてもよい。この場合、第2の表示部には、表示部に表示される画像の少なくとも一部が表示されることが好ましい。
本発明によれば、金銭の支払いが容易になる。
(A)第1実施形態に係る金銭計算機の構成を概念的に示したブロック図、及び(B)金銭計算機のハードウェアの構成としてPOS端末の構成を概念的に示したブロック図である。 第1実施形態において金銭計算機が行う一連の処理を示したフローチャートである。 (A)〜(C)第1実施形態における預りイメージの3つの例を示した図である。 第1実施形態における預りイメージの他の例を示した図である。 第2実施形態に係る金銭計算機の構成を概念的に示したブロック図である。 第2実施形態において金銭計算機が行う一連の処理を示したフローチャートである。 (A)(B)第2実施形態における預りイメージ及び釣銭イメージの2つの例を示した図である。 第3実施形態において金銭計算機が行う一連の処理を示したフローチャートである。 第4実施形態において金銭計算機が行う一連の処理を示したフローチャートである。 第5実施形態における預りイメージの例を示した図である。
本発明に係る金銭計算機は、キャッシュレジスタやPOS端末等、合計金額を計算して支払い者(購入者)に提示する様々な機器に適用可能である。以下、金銭計算機の実施形態について、具体的に説明する。
[1]第1実施形態
図1(A)は、第1実施形態に係る金銭計算機の構成を概念的に示したブロック図である。図1(A)に示される様に、金銭計算機は、入力部1と、計算部2と、表示部3と、算出部4と、イメージ生成部5と、表示制御部6と、記憶部7と、金銭処理部8と、を備える。尚、図1(B)は、金銭計算機のハードウェアの構成として、金銭計算機の一例であるPOS端末の構成を概念的に示したブロック図である。図1(B)に示された各部構成と、図1(A)に示された各部構成と、の対応関係については、以下において適宜説明する。
図2は、第1実施形態において金銭計算機が行う一連の処理を示したフローチャートである。金銭計算機が行う一連の処理は、例えば、図1(B)に示されたCPU(Central Processing Unit)や、図示しないマイクロコンピュータ等、制御処理装置により行うことができる。又、当該一連の処理は、対応するプログラムを金銭計算機に実行させることにより、実現されてもよい。そして、その様なプログラムは、読取り可能な状態で記憶媒体(例えば、フラッシュメモリ等)に記憶されてもよいし、記憶部7に記憶されてもよい。尚、記憶部7には、例えば、図1(B)に示されたROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)が含まれる。
入力部1は、商品価格の入力に用いられるユーザインタフェースであり、価格入力用のキーボードやタッチパネル(例えば、図1(B)に示されたPOSキーボードやタッチパネル)、商品に付されたコード(バーコード等の1次元コードやQRコード(登録商標)等の2次元コード)を読み取るスキャナ(例えば、図1(B)に示されたハンドスキャナ)等の少なくとも何れか1つを含む。スキャナでコードを読み取って商品価格を入力する場合、コードに対応させて商品価格が記憶部7に登録されており、スキャナでコードが読み取られたときに、当該コードに対応する商品価格が記憶部7から読み出されて計算部2に入力される(図2のステップS11)。
計算部2は、入力部1から入力された商品価格の合計金額を計算する(図2のステップS13)。この合計金額は、支払い者が、購入する商品に対して支払う金額であり、この合計金額には、支払い者が商品を1つだけ購入する場合の計算結果(その商品価格そのもの)も含まれる。
具体的には、計算部2は、入力部1から入力された商品価格を蓄積し、例えばキーボードの小計キーが押されたときに合計金額を計算する(図2のステップS12及びS13)。尚、計算部2は、入力部1から商品価格が入力されるごとに、その商品価格をそれまでの合計金額に加算していってもよい。又、計算部2は、小計キーが押されたとき、それまでの計算額に消費税又はサービス料を加算したものを合計金額として決定してもよい。更に、計算部2による合計金額の計算方法には、これらの方法に限定されない種々の方法を用いることができる。例えば、計算部2は、小計キーが押されたとき、それまでの計算額をそのまま合計金額として決定してもよい。
表示部3は、液晶等の表示パネル(例えば、図1(B)に示されたカスタマディスプレイ)であり、支払い者が購入する商品ごとの商品名や商品価格、合計金額等、支払い者に対して商品に関する様々な情報を表示する。近年、表示パネルの高解像度化に伴い、小さい画面であっても様々な情報を高精細に表示することが可能になっている。尚、金銭計算機おいて、商品価格を入力する店員用に表示部3が設けられ、商品の購入者用に別の表示部(第2の表示部)が設けられてもよい。そして、第2の表示部には、例えば、表示部3に表示される画像の少なくとも一部が表示される。
算出部4は、支払い者(購入者)からの預り予定額についての金種ごとの預り予定枚数を算出する(図2のステップS14)。ここで、預り予定額は、合計金額に対して支払い者(購入者)から預かる予定の金額であり、合計金額と一致した額であってもよいし、合計金額より大きい額であってもよい。本実施形態では、預り予定額が合計金額と一致した額に設定される場合について説明する。尚、預り予定額が合計金額より大きい場合については、第2実施形態で説明する。
イメージ生成部5は、算出部4で算出された金種ごとの預り予定枚数に基づいて、金種のそれぞれの金銭イメージを組み合わせることにより、預り予定額のイメージ(預りイメージ)を生成する(図2のステップS15)。具体的には、金種ごとの金銭イメージのデータは、記憶部7に記憶されており、イメージ生成部5は、預りイメージの生成に必要な金種の金銭イメージを記憶部7から読み出す。そして、イメージ生成部5は、必要枚数分の金種イメージをそれぞれ組み合わせることにより、預りイメージを生成する。尚、金銭イメージには、写真イメージが用いられてもよいし、イラストレーションイメージが用いられてもよい。
表示制御部6は、イメージ生成部5で生成された預りイメージを表示部3に表示させる(図2のステップS16)。これにより、表示部3には、支払い方法に関する候補として預りイメージが表示される。表示部3に表示される預りイメージは、図3(A)〜(C)に示される様に1つの合計金額に対して1つであってもよいし、図4に示される様に複数であってもよい。1つの合計金額に対して複数の預りイメージを表示する場合、算出部4は、金種ごとの預り予定枚数の候補を複数算出し、イメージ生成部5は、それぞれの候補について預りイメージを生成する。そして、表示制御部6は、表示部3に、イメージ生成部5で生成された預りイメージを候補ごとに表示させる(図2のステップS16)。これにより、表示部3には、支払い方法に関する複数の候補として複数の預りイメージが表示される。
図3(A)〜(C)は、本実施形態における預りイメージの3つの例をそれぞれ示した図である。図3(A)〜(C)では、合計金額が2807円である場合が示されている。図3(A)では、金種ごとに、その金銭イメージが1つ表示されると共に、預り予定枚数が数字で表示されている。図3(B)では、金種ごとに、預り予定枚数分の金銭イメージが重ねた状態で表示されている。金銭イメージを重ねて表示する場合において、重ねる枚数が5枚を超える場合には、5枚ごとに重なりを分けて表示してもよい(図4参照)。図3(C)では、金種ごとに、預り予定枚数分の金銭イメージが展開された状態で表示されている。ここで、展開された状態とは、金種ごとに、預り予定枚数分の金銭イメージが重ねずに表示された状態であり、当該状態には、一列又はマトリックス状に配置された状態が含まれる。
図4は、本実施形態における預りイメージの他の例を示した図である。図4では、合計金額に対して組合せ候補が2つ設定されている場合が示されている。又、図4では、預りイメージにおける金種ごとの表示方法として、図3(B)に示された表示方法が適用されている。そして、図4では、2つ目の候補として、5百円硬貨の代わりに百円硬貨を使用する場合の組合せが示されている。金銭イメージを重ねて表示する場合において、重ねる枚数が5枚を超える場合には、5枚ごとに重なりを分けて表示してもよい。尚、預りイメージにおける金種ごとの表示方法には、図3(A)や(C)に示された表示方法が適用されてもよい。
この様に預りイメージが表示部3に表示されることにより、支払い者は、支払い方法(即ち、合計金額に対して支払うべき金種と、金種ごとの枚数)を即座に把握することができる。特に、支払い方法の候補として、表示部3に、預りイメージが複数表示される場合、支払い者は、表示部3に表示された複数の預りイメージを即座に把握すると共に、それらの預りイメージから支払い方法を選ぶことができる。
又、上述した様に、近年、表示パネルが高解像度化されているため、表示パネル(表示部3)には、金種ごとの写真イメージを高精細に表示することが可能である。従って、写真イメージを用いることにより、支払い者に対して、支払いに用いる金種を、預りイメージにより直観的に把握させることが可能になる。よって、本実施形態の金銭計算機によれば、高齢者や外国人を含む支払い者にとって、金銭の支払いが容易になる。
支払い者は、表示部3に表示された預りイメージに基づいて、合計金額に応じた金銭を、金銭計算機を扱う店員に支払う。当該店員は、実際の預り額を金銭計算機に入力する(図2のステップS17)。預り額の入力には、キーボードやタッチパネルが用いられてもよいし、金銭読取り装置が用いられてもよい。
金銭処理部8(図1(A)参照)は、計算部2で計算された合計金額と、入力された預り額と、に基づいて金銭の処理を行う(図2のステップS18a〜S18c)。具体的には、預り/現計キーが押下されたとき(図2のステップS18a)、金銭処理部8は、釣銭を計算し(図2のステップS18b)、当該釣銭を表示部3に表示させる(図2のステップS18c)。このとき、表示部3には、釣銭と同額の釣銭イメージが表示されてもよい。
尚、金銭計算機には、図1(B)に示される様に、各種データを保存しておくハードディスク(HDD)、レシートを印刷するレシートプリンタ、紙幣や硬貨が格納されるドロア、クレジットカード等の各種カードを読み取るカードリーダ等が、更に設けられていてもよい。又、金銭計算機は、図1(B)に示される様に、LAN(Local Area Network)等のネットワークに接続され、外部機器との通信が可能なものであってもよい。
[2]第2実施形態
本実施形態では、預り予定額が合計金額より大きい額に設定される場合について説明する。図5は、第2実施形態に係る金銭計算機の構成を概念的に示したブロック図である。図5に示される様に、金銭計算機は、候補設定部9を更に備える。尚、図6は、第2実施形態において金銭計算機が行う一連の処理を示したフローチャートである。
計算部2で合計金額が計算されると(図6のステップS13)、候補設定部9は、計算部2で計算された合計金額に基づいて、預り予定額と、それに対応する釣銭額と、の組合せ候補を少なくとも1つ設定する(図6のステップS21)。一例として、組合せ候補は、預り予定額と合計金額との差額である釣銭額が所定額となる様に設定される。このとき、当該所定額は、釣銭の総枚数を預り金の総枚数より少なくできるものであることが好ましい。尚、所定額は、釣銭の総枚数が預り金の総枚数より少なくなるものに限らず、適宜変更することが可能である。
この様な候補設定部9の処理によれば、合計金額に対応させて預り予定額と釣銭額との組合せ候補を自動的に設定することが可能になる。よって、預り予定額と釣銭額との組合せ候補を予め設定するといった煩雑な作業が不要となる。
候補設定部9で組合せ候補が設定されると、算出部4は、当該組合せ候補に基づいて、預り予定額についての金種ごとの預り予定枚数を算出すると共に、釣銭額についての金種ごとの釣銭予定枚数を算出する(図6のステップS22)。
イメージ生成部5は、算出部4で算出された金種ごとの預り予定枚数に基づいて、金種のそれぞれの金種イメージを組み合わせることにより、預り予定額のイメージ(預りイメージ)を生成する(図6のステップS23)。加えて、イメージ生成部5は、算出部4で算出された金種ごとの釣銭予定枚数に基づいて、金種のそれぞれの金種イメージを組み合わせることにより、釣銭額のイメージ(釣銭イメージ)を生成する(図6のステップS23)。具体的には、金種ごとの金銭イメージのデータは、記憶部7に記憶されており、イメージ生成部5は、預りイメージ及び釣銭イメージの生成に必要な金種の金銭イメージを記憶部7から読み出す。そして、イメージ生成部5は、必要枚数分の金種イメージをそれぞれ組み合わせることにより、預りイメージ及び釣銭イメージを生成する。尚、金銭イメージには、写真イメージが用いられてもよいし、イラストレーションイメージが用いられてもよい。
表示制御部6は、預りイメージと共に、当該預りイメージに対応させて釣銭イメージを表示部3に表示させる(図6のステップS25)。表示部3に表示される預りイメージ及び釣銭イメージは、図7(A)に示される様に1つの合計金額に対して1組であってもよいし、図7(B)に示される様に複数組であってもよい。候補設定部9により1つの合計金額に対して組合せ候補が複数設定される場合には、組合せ候補ごとに、算出部4は、預り予定枚数及び釣銭予定枚数を算出し、それらに基づいて、イメージ生成部5は、預りイメージ及び釣銭イメージを生成する(図6のステップS22〜S24)。そして、表示制御部6は、組合せ候補ごとに預りイメージ及び釣銭イメージを表示部3に表示させる(図6のステップS25)。これにより、表示部3には、イメージ生成部5が生成した複数組の預りイメージ及び釣銭イメージが、支払い方法に関する複数の候補として表示される。
図7(A)は、本実施形態における預りイメージ及び釣銭イメージの一例を示した図である。図7(A)では、2807円の合計金額に対して、預り予定額が3007円であり、釣銭額が200円である場合が示されている。又、図7(A)では、預りイメージにおける金種ごとの表示方法として、図3(B)に示された表示方法が適用されている。尚、預りイメージにおける金種ごとの表示方法には、図3(A)や(C)に示された表示方法が適用されてもよい。
図7(B)は、本実施形態における預りイメージ及び釣銭イメージの他の例を示した図である。図7(B)では、2807円の合計金額に対して組合せ候補が2つ設定されている。1つ目の候補は、図7(A)に示された候補と同じであり、2つ目の候補では、預り予定額が3307円であり、釣銭額が500円である。
上述した2つの例では、釣銭額が200円又は500円となる様に、預り予定額が設定されている。即ち、釣銭額が200円であれば、釣銭として百円硬貨を2枚用意するだけでよく、釣銭額が500円であれば、釣銭として五百円硬貨を1枚用意するだけでよい。この様に、釣銭額は、釣銭の総枚数を預り金の総枚数より少なくすることのできる所定額となる様に設定されることが好ましい。
この様に釣銭イメージが表示部3に表示されることにより、支払い者は、自身が望む釣銭額から逆に辿って、支払い方法(即ち、合計金額に対して支払うべき金種と、金種ごとの枚数)を即座に把握することができる。
[3]第3実施形態
第3実施形態として、預り予定額と釣銭額との組合せ候補を候補設定部9で設定することに代えて、合計金額に対応させて組合せ候補を予め設定しておいてもよい。この場合、記憶部7には、合計金額に対応させて組合せ候補が記憶されていることが好ましい。尚、図8は、第3実施形態において金銭計算機が行う一連の処理を示したフローチャートである。
具体的には、図8に示される様に、ステップS21において、候補設定部9が預り予定額と釣銭額との組合せ候補を設定することに代えて、算出部4が、計算部2で計算された合計金額に対応する組合せ候補を記憶部7から読み出す。そして、算出部4は、読み出した組合せ候補に基づいて、預り予定枚数及び釣銭予定枚数を算出し(図8のステップS22)、それらに基づいて、イメージ生成部5は、預りイメージ及び釣銭イメージを生成する(図8のステップS23)。
この様な処理によれば、第2実施形態と同様、釣銭イメージが表示部3に表示されることにより、支払い者は、自身が望む釣銭額から逆に辿って、支払い方法(即ち、合計金額に対して支払うべき金種と、金種ごとの枚数)を即座に把握することができる。
[4]第4実施形態
図9は、第4実施形態において金銭計算機が行う一連の処理を示したフローチャートである。第4実施形態として、表示制御部6は、表示部3に、組合せ候補ごとに預りイメージ及び釣銭イメージ(即ち、複数組の預りイメージ及び釣銭イメージ)を表示させるとき、それらの少なくとも何れか一方を選択可能に表示させてもよい(図9のステップS31)。そして、選択可能な何れかのイメージが支払い者によって選択され(図9のステップS32)、預り額が入力された場合(図9のステップS33)、金銭処理部8は、実際の預り額が、選択されたイメージに対応する預り予定額に一致しているか否かを判断する(図9のステップS34)。そして、金銭処理部8は、「一致している(Yes)」と判断できた場合、預り額が預り予定額に一致したことを表示部3に表示させ(図9のステップS36)、その後、金銭処理を進める(図9のステップS37a〜S37c)。
一方、「一致していない(No)」と金銭処理部8が判断した場合(図9のステップS34)、当該金銭処理部8は、実際の預り額が、選択されたイメージに対応する預り予定額より多い又は少ない等の報知を店員に対して行う(図9のステップS35)。このとき、金銭処理部8は、過剰額や不足額を計算し、それらの額を表示部3に表示させてもよい。そして、店員は、支払い者に対し、預り額が、選択されたイメージに対応する預り予定額と異なることを伝える。その後、預り額が変更されたとき、店員は、預り額を入力し直す(図9のステップS33)。そして、ステップS34にて金銭処理部8が「一致している(Yes)」と判断するまで、ステップS33〜S35が繰り返し実行される。
この様な処理によれば、支払い者が意図する支払い方法を、当該支払い者に対して確実に実行させることが可能になる。
[5]第5実施形態
図10は、第5実施形態における預りイメージの例を示した図である。図10に示される様に、釣銭がない合計金額そのものを預り予定額とした候補と、釣銭を考慮したものを預り予定額とした候補と、が表示部3に同時に表示されてもよい。これにより、支払い者に対し、支払い方法を把握させ易くなる。
[6]他の実施形態
表示部3には、預りイメージの他に、クレジットや電子マネーによる支払いを行う画面への移行ボタンが設けられていてもよい。又、上述した金銭計算機は、日本円だけでなく、各国の通貨に適用されてもよい。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。更に、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 入力部
2 計算部
3 表示部
4 算出部
5 イメージ生成部
6 表示制御部
7 記憶部
8 金銭処理部
9 候補設定部

Claims (6)

  1. 商品価格を入力する入力部と、
    前記入力部から入力される商品価格に対応した情報を表示する表示部と、
    前記入力部から入力された少なくとも1つの商品価格に消費税を加算したものを合計金額として計算する計算部と、
    金種ごとの金銭イメージを記憶する記憶部と、
    前記合計金額に対する預り予定額についての金種ごとの預り予定枚数を算出する算出部と、
    前記預り予定枚数に基づいて、前記記憶部に記憶されている金種イメージを組み合わせることにより、金銭の預りイメージを生成するイメージ生成部と、
    前記預りイメージを前記表示部に表示させる表示制御部と、
    を備える、金銭計算機。
  2. 前記計算部で計算された前記合計金額に基づいて、前記預り予定額と、それに対応する釣銭額と、の組合せ候補を少なくとも1つ設定する候補設定部を更に備え、
    前記算出部は、前記候補設定部で設定された前記組合せ候補に基づいて、前記預り予定枚数を算出すると共に、前記釣銭額についての金種ごとの釣銭予定枚数を算出し、
    前記イメージ生成部は、前記預り予定枚数に基づいて前記預りイメージを生成すると共に、前記釣銭予定枚数に基づいて、前記記憶部に記憶されている金種イメージを組み合わせることにより、釣銭イメージを更に生成し、
    前記表示制御部は、前記預りイメージと共に、前記釣銭イメージを表示部に表示させる、請求項1に記載の金銭計算機。
  3. 前記候補設定部は、預り金の総枚数より釣銭の総枚数が少なくなる様に前記組合せ候補を設定する、請求項2に記載の金銭計算機。
  4. 前記候補設定部は、前記合計金額に対して前記組合せ候補を複数設定し、
    前記候補設定部で設定された前記組合せ候補ごとに、前記算出部は、前記預り予定枚数及び前記釣銭予定枚数を算出し、それらに基づいて、前記イメージ生成部は、前記預りイメージ及び前記釣銭イメージを生成し、
    前記表示制御部は、前記組合せ候補ごとに前記預りイメージ及び前記釣銭イメージを前記表示部に表示させる、請求項2又は3に記載の金銭計算機。
  5. 前記表示制御部は、前記表示部に、前記組合せ候補ごとに前記預りイメージ及び前記釣銭イメージを表示させるとき、それらの少なくとも何れか一方を選択可能に表示させる、請求項4に記載の金銭計算機。
  6. 商品の購入者用に設けられた第2の表示部を更に備え、
    前記第2の表示部には、前記表示部に表示される画像の少なくとも一部が表示される、請求項1〜5の何れかに記載の金銭計算機。
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