JP2005083561A - ベルトテンション調節装置、該ベルトテンション調節装置を備えた記録装置 - Google Patents

ベルトテンション調節装置、該ベルトテンション調節装置を備えた記録装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 駆動プーリ及び従動プーリの両方がフレームに非可動状態で軸支される構成を成すベルト回転伝達機構において、無端ベルトの適正なベルトテンションを短時間で容易に設定することが可能なベルトテンション調節装置を提供する。
【解決手段】 偏心ブッシュ20は、軸部22が円形孔142に嵌合した状態で軸支されるとともに、軸部22が円形孔142から脱落しないよう2つの腕部25の先端に形成された爪部251によって孔部144に掛止された状態で符号Cで示した回動方向へ回動可能に支持される。偏心ブッシュ20は、腕部23の先端に形成された凸部24がサイドフレーム左14に形成された位置決め孔145のいずれかに嵌合した状態で回動位置が規制される。位置決め孔145は、偏心ブッシュ20が回動中心Aに対して一定の角度Bの回動ピッチで規制される間隔で回動中心Aと同心の円周上に等間隔に複数形成されている。
【選択図】図11

Description

本発明は、駆動プーリと、従動プーリと、駆動プーリの駆動回転を従動プーリへ伝達可能に駆動プーリと従動プーリとの間に掛架された無端ベルトとを備えたベルト回転伝達機構において、駆動プーリと従動プーリとの軸間距離を調節して無端ベルトのベルトテンションを調節するベルトテンション調節装置、及び該ベルトテンション調節装置を備えた記録装置に関する。
インクジェット式記録装置等の記録装置において、記録紙を副走査方向へ搬送する記録紙搬送手段としては、副走査方向へ回転可能に配設され、高摩擦抵抗被膜が外周面に施された搬送駆動ローラの外周面に記録紙を押圧付勢した状態で、搬送駆動ローラをモータの回転駆動力で回転させ、搬送駆動ローラの副走査方向への回転力によって記録紙を副走査方向へ搬送する構成を有するものが一般的である。この搬送駆動ローラへモータの回転駆動力を伝達する機構の一例としては、モータの回転軸に取り付けられた駆動プーリと、従動回転可能に軸支された従動プーリとの間に無端ベルトを掛架したベルト回転伝達機構が挙げられる。インクジェット式記録装置等の記録装置において、記録紙を副走査方向へ搬送する際には、極めて高い精度で搬送する必要があり、その搬送精度が記録画質に大きく影響することになる。したがって、搬送駆動ローラへモータの回転駆動力を伝達する機構として上述したベルト回転伝達機構を採用するにあたっては、回転伝達遅延や回転伝達量の誤差を小さくして駆動プーリの回転を高い回転伝達精度で従動プーリへ伝達する必要がある。
上述したインクジェット式記録装置等の記録装置における搬送駆動ローラへの回転伝達機構に限らず、ベルト回転伝達機構において、無端ベルトのベルトテンションを適正に設定して保持することで、無端ベルトのたるみ等によって生じる回転伝達遅延や回転伝達量の誤差が小さくなり、駆動プーリの回転を高い回転伝達精度で従動プーリへ伝達することができる。この無端ベルトのベルトテンションを調節する機構は、工場内での装置の組立時に駆動プーリと従動プーリとの軸間距離を調節することによってベルトテンションが適正になるように手動調節して駆動プーリ及び従動プーリの取付位置を固定するのが一般的である。このようなベルトテンション調節機構は、ベルトテンションの調節に熟練した技術や治具を要し、ベルトテンションの調節に時間がかかるという課題が生じる。このような課題を解決する従来技術の一例としては、従動プーリをベルトテンションの方向へ移動可能にフレーム配設した部材に軸支し、この従動プーリを軸支している部材をばね等の付勢手段を介してフレームに配設して、ばねのばね力を調節することで無端ベルトのベルトテンションを調節するようにしたものが公知である(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−171193号公報
しかしながら、例えば、インクジェット式記録装置における搬送駆動ローラへの回転伝達機構は、従動プーリの回転が搬送駆動ローラへ伝達される構成を成しているので、従動プーリを付勢手段が介在した可動状態で配設することができない構造である場合が多い。また、駆動プーリは、一般的に回転駆動力源となるモータの回転軸に取り付けられているので、駆動プーリを可動状態で配設するのは現実的ではない。したがって、そのような構造のベルト回転伝達機構においては、例えば、特許文献1に開示されている従来技術を採用することができない。
本発明は、このような状況に鑑み成されたものであり、その課題は、駆動プーリ及び従動プーリの両方がフレームに非可動状態で軸支される構成を成すベルト回転伝達機構において、無端ベルトの適正なベルトテンションを短時間で容易に設定することが可能なベルトテンション調節装置を提供することにある。
上記課題を達成するため、本発明の第1の態様は、駆動プーリと、従動プーリと、前記駆動プーリの駆動回転を前記従動プーリへ伝達可能に前記駆動プーリと前記従動プーリとの間に掛架された無端ベルトとを備えたベルト回転伝達機構において、前記駆動プーリと前記従動プーリとの軸間距離を調節して前記無端ベルトのベルトテンションを調節するベルトテンション調節装置であって、前記駆動プーリの軸受体を支持するフレームに回動可能に配設された偏心ブッシュを備え、前記偏心ブッシュは、回動中心に対して偏心している偏心孔を有し、前記駆動プーリの軸受体は、前記偏心孔に挿通されて前記偏心孔の内周面に前記無端ベルトのベルトテンションによって押圧された状態で前記偏心ブッシュを介して前記フレームに支持されている、ことを特徴としたベルトテンション調節装置である。
このように、偏心ブッシュが回動可能にフレームに配設されており、偏心ブッシュには、偏心ブッシュの回動中心に対して偏心している偏心孔が形成されており、駆動プーリの軸受体が偏心孔に挿通されて偏心孔の内周面に無端ベルトのベルトテンションで押圧された状態で配設されているので、偏心ブッシュを回動させると、偏心孔の偏心量の変位に応じて従動プーリに対する駆動プーリの位置が変位することになる。したがって、無端ベルトを駆動プーリと従動プーリとの間に掛架した状態で偏心ブッシュを双方向に回動させると、偏心ブッシュの回動位置に応じて駆動プーリと従動プーリとの軸間距離が伸縮して、無端ベルトのベルトテンションが増減することになる。そして、ベルトテンションを測定しながら偏心ブッシュを双方向へ回動させてベルトテンションを調節し、所望のベルトテンションとなった時点の偏心ブッシュの回動位置で駆動プーリの軸受体の位置を固定する。このような構成であることによって、手動での調節量に対する駆動プーリの変位量を非常に小さく設定することができ、かつ、手動で調節する調節方向(偏心ブッシュの回動方向)とベルトテンションが作用する方向(駆動プーリの変位方向)とが略直交する方向となって、手動で調節する調節方向に無端ベルトのベルトテンションがほとんど作用せず、ベルトテンションの調節作業がしやすくなる。そして、偏心ブッシュの回動角度に対する偏心孔の偏心量の変位量を小さくするほど、より微細なベルトテンションの調節が可能になる。
これにより、本発明の第1の態様に記載の発明によれば、手動での調節量に対する駆動プーリの変位量を非常に小さく設定することができ、かつ、手動で調節する調節方向(偏心ブッシュの回動方向)とベルトテンションが作用する方向(駆動プーリの変位方向)とが略直交する方向となって、手動で調節する調節方向に無端ベルトのベルトテンションがほとんど作用せず、ベルトテンションの調節作業がしやすくなるので、駆動プーリの支持位置を調節することによる無端ベルトのベルトテンションの調節を短時間で容易に行うことが可能になり、駆動プーリ及び従動プーリの両方がフレームに非可動状態で軸支される構成を成すベルト回転伝達機構において、無端ベルトの適正なベルトテンションを短時間で容易に設定することが可能になるという作用効果が得られる。
本発明の第2の態様は、前述した第1の態様において、前記偏心ブッシュの回動位置を所定の回動ピッチで規制する回動位置調節手段を有している、ことを特徴としたベルトテンション調節装置である。
このように、偏心ブッシュの回動位置を所定の回動ピッチで規制する回動位置調節手段を設けることによって、ベルトテンションを所定のピッチで段階的に調節することができるので、ベルトテンションの調節がよりしやすくなるという作用効果が得られる。
本発明の第3の態様は、前述した第2の態様において、前記回動位置調節手段は、前記偏心ブッシュに一体に形成された凸部と、前記フレームの前記偏心ブッシュの回動中心と同心の円上に等間隔に前記凸部が嵌合可能に形成された複数の凹部とを有し、前記凸部を嵌合させる前記凹部を選択することによって、前記偏心ブッシュの回動位置が所定の回動ピッチで規制される構成を成している、ことを特徴としたベルトテンション調節装置である。
偏心ブッシュには、偏心ブッシュの回動位置を規制するための凸部が一体に形成されている。一方、偏心ブッシュが回動可能に配設されるフレームには、偏心ブッシュの回動中心と同心の円上に等間隔に凸部が嵌合可能に形成された複数の凹部が設けられている。つまり、偏心ブッシュの回動に伴う凸部の移動経路となる偏心ブッシュの回動中心と同心の円上に複数の凹部が等間隔に形成されている。偏心ブッシュの凸部を凹部に嵌合させることによって、偏心ブッシュの回動位置が規制され、偏心ブッシュの凸部を嵌合させる凹部を選択することによって、偏心ブッシュの回動位置が所定の回動ピッチで規制されることになる。それによって、前述した第2の態様に記載の発明による作用効果を得ることができる。
本発明の第4の態様は、前述した第3の態様において、前記凹部は、前記偏心ブッシュが略7度の回動ピッチで規制される間隔で形成されており、前記偏心ブッシュの前記偏心孔は、略7度回転する度に略0.05mmずつ前記駆動プーリと前記従動プーリとの軸間距離が変位する形状を成している、ことを特徴としたベルトテンション調節装置である。
偏心ブッシュが回動可能に配設されるフレームに形成された凹部は、偏心ブッシュが略7度の回動ピッチで規制される間隔で形成されているので、偏心ブッシュの回動位置は、略7度の回動ピッチで回動位置を規制して回動させることができる。そして、偏心ブッシュの略7度の回動ピッチに対して、駆動プーリと従動プーリとの軸間距離が略0.05mmずつ変位するので、偏心ブッシュの凸部を嵌合させる凹部を1つずつすらしていくことによって、駆動プーリと従動プーリとの軸間距離が略0.05mmずつ変位させて無端ベルトのベルトテンションを調節することができる。
本発明の第5の態様は、被記録材にインクを噴射する記録ヘッドを主走査方向へ往復動させる主走査駆動手段と、前記被記録材を副走査方向へ所定の搬送量で搬送する副走査駆動手段とを備えた記録装置であって、前述した第1の態様〜第4の態様のいずれかに記載のベルトテンション調節装置を備え、前記副走査駆動手段の駆動力源となる搬送用モータの回転軸に前記駆動プーリが配設されており、被記録材が押圧付勢された状態で回転することによって前記被記録材を副走査方向へ搬送する搬送駆動ローラと前記従動プーリとが回転伝達可能に係合して前記フレームに軸支されており、前記駆動プーリの駆動回転を前記従動プーリへ伝達可能に前記駆動プーリと前記従動プーリとの間に前記無端ベルトが掛架されている、ことを特徴とした記録装置である。
本発明の第5の態様に記載の記録装置によれば、記録装置の搬送用モータの回転駆動力を搬送駆動ローラへ伝達するベルト回転伝達機構において、前述した第1の態様〜第4の態様のいずれかに記載の発明による作用効果を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、インクジェット式記録装置の斜視図であり、図2は、本体カバーを取り外した状態のインクジェット式記録装置の斜視図である。また、図3、はインクジェット式記録装置の側断面概略図である。図4は、インクジェット式記録装置の各種制御を行う制御部のブロック図である。図5は、本発明に係るインクジェット式記録装置の要部斜視図であり、図6は、本発明に係るインクジェット式記録装置の要部側面図である。
まず、図1〜図3を参照しながら本発明に係る「記録装置」としてのインクジェット式記録装置50の概略構成について説明する。インクジェット式記録装置50は、箱形の外観形状を成しており、ビデオテープレコーダ程の大きさに形成されていて、テレビラック等へ収納された状態で使用されることを想定した構成となっている。箱形の本体カバー1の前面中央には、手前に開閉可能なフロントカバー2が設けられており、フロントカバー2を手前に開いた部分の開口部からは、記録が行われた後の記録紙Pが排出されるとともに、DVD等の光記録ディスクDのラベル面に記録を実行する際には、ディスクトレイ7に装着された光記録ディスクDへの記録実行中にインクジェット記録装置50の内部からディスクトレイ7が一時的に突出する構成となっている。また、フロントカバー2は、手前側へ開いた状態で記録が行われた後に排出される記録紙Pを積重するスタッカとなる。フロントカバー2の下側には、記録紙Pを積重するための「記録紙収容部」としての給紙カセット8が設けられており、手前側に引き出した状態で給紙カセット8内に記録紙Pを積重することができるようになっている。また、フロントカバー2の上側にはインクカートリッジユニット15が設けられており、インクカートリッジユニット15には、複数のインクカートリッジ16(図3参照)がインクジェット式記録装置50の幅方向に並んで着脱自在に配設されている。
つづいて、図2を参照しながらインクジェット式記録装置50の内部構成の概略について説明する。インクジェット式記録装置50の基体は、下部シャーシ13、インクジェット式記録装置50の本体の幅方向に延びるメインフレーム11、及びメインフレーム11の両側に配設されたインクジェット式記録装置50の本体の奥行き方向に平行なサイドフレーム右12とサイドフレーム左14で構成されている。サイドフレーム右12とサイドフレーム左14との間には、主走査方向Xと平行にキャリッジガイド軸51とサブキャリッジガイド軸511とが副走査方向Yに所定の間隔を置いて軸支されている。キャリッジガイド軸51及びサブキャリッジガイド軸511は、記録紙Pへインクを噴射する記録ヘッド62を搭載したキャリッジ61を主走査方向Xに往復動可能に支持する為のガイド軸であり、キャリッジガイド軸51はキャリッジ61の後部を挿通し、サブキャリッジガイド軸511はキャリッジ61の前部を下から支持して、これによって、キャリッジ61に搭載された記録ヘッド62(図3)と、記録ヘッド62のヘッド面と対向する記録紙Pとの間の距離(プラテンギャップ:以下「PG」と言う)が規定された状態でキャリッジ61が主走査方向Xに往復動可能に支持される。
つづいて、図2〜図6を参照しながら「被記録材」としての記録紙P及びディスクトレイ7の搬送経路について説明する。
後述する「副走査駆動手段」へ向けて記録紙Pを被記録材として1枚ずつ自動給紙する「自動給紙装置」は、給紙カセット8と給紙ローラ83を備えている。複数枚の記録紙Pが積重される給紙カセット8の底部には、ホッパ81が設けられている。ホッパ81は軸82を揺動軸として揺動可能に配設されており、ホッパ81の上に積重された記録紙Pを下方から押し上げることにより、上部に設けられた給紙ローラ83へ記録紙Pを押圧する。給紙ローラ83は側面視略D形の形状を成し、外周は高摩擦部材(例えば、ゴム材)によって形成されている。記録紙Pの給紙時には給紙ローラ83の円弧部分に当接している最上位の記録紙Pが、給紙ローラ83の回転によって、副走査方向Yへ給紙される。また、「自動給紙装置」は、給紙ローラ83の下部に配設され、ホッパ81によって給紙ローラ83の外周面に表面が押圧された記録紙Pが給紙ローラ83の駆動回転によって給紙方向(副走査方向Y)へ給紙される際に他の記録紙Pが重なった状態で重送されることを防止する「分離手段」としての分離パッド(図示せず)を備えている。分離パッドと給紙ローラ83との間で記録紙Pを挟持した状態で給紙ローラ83を回転させて給紙することにより、給紙されるべき記録紙Pと、重送されようとする他の記録紙Pとが分離されるようになっている。さらに、「自動給紙装置」は、分離パッドによって分離されて記録紙Pが積重されている給紙カセット8の外へ一部突出した状態の記録紙Pを給紙カセット8内へ押し戻すために、その給紙カセット8の外へ一部突出した状態の記録紙Pの先端を給紙カセット8へ向けて押動する如く、給紙ローラ83の下部に給紙経路へ進出可能に配設された「紙戻し揺動体」としての紙戻しレバー(図示せず)を備えている。
給紙ローラ83の副走査方向Yの下流側には、高摩擦抵抗被膜が外周面に一様に施され、サイドフレーム右12とサイドフレーム左14との間に軸支された搬送駆動ローラ53と、搬送駆動ローラ53へ押圧付勢された状態で従動回転可能に軸支されている搬送従動ローラ54とが配設されており、搬送駆動ローラ53を駆動する「搬送用モータ」としてのPFモータ57、及び搬送駆動ローラ53の回転量を検出する「回転量検出手段」としてのロータリエンコーダ31とで、記録紙P又はディスクトレイ7を副走査方向Yへ所定の搬送量にて搬送する「副走査駆動手段」が構成されている。PFモータ57は、「軸受体」としての軸受部571が偏心ブッシュ20に支持された状態でサイドフレーム左14に支持されて、2つの取付ネジ572によってサイドフレーム左14へネジ止め固定されている。偏心ブッシュ20は、サイドフレーム左14に回動可能に配設されている。PFモータ57の回転軸573には、駆動プーリ41が取り付けられており、サイドフレーム左14には、従動プーリ59が軸支されており、駆動プーリ41と従動プーリ59との間には、無端ベルト58が掛架されている。駆動プーリ41の回転が無端ベルト58を介して従動プーリ59へ伝達されるベルト回転伝達機構となっている。搬送駆動ローラ53には、歯車42が取り付けられており、従動プーリ59と歯車42とが回転伝達可能に歯車係合して、PFモータ57の回転駆動力が搬送駆動ローラ53へ伝達される。搬送従動ローラ54は、複数設けられており、それぞれ個々に搬送駆動ローラ53に付勢され、記録紙Pが搬送駆動ローラ53の回転により搬送される際に、記録紙Pに接しながら記録紙Pの搬送に従動して回転する。搬送駆動ローラ53の表面には、高摩擦抵抗を有する皮膜が施されている。搬送従動ローラ54によって、搬送駆動ローラ53の表面に押しつけられた記録紙Pは、その表面の摩擦抵抗によって搬送駆動ローラ53の表面に密着し、搬送駆動ローラ53の回転によって副走査方向に搬送される。そして、所定の搬送量で記録紙P又はディスクトレイ7が搬送されるように、ロータリエンコーダ31によって検出される搬送駆動ローラ53の回転量に応じてPFモータ57の回転量が後述する制御部100によって制御される。
搬送駆動ローラ53の副走査方向Yの下流側には、プラテン52が記録ヘッド62のヘッド面と上下に対向するように配設されている。前述した「副走査駆動手段」によって搬送された記録紙P又はディスクトレイ7は、プラテン52によって下から支持された状態で、「主走査駆動手段」によって主走査方向Xへ往復動する記録ヘッド62からインクが噴射されることによって記録が行われる。「主走査駆動手段」は、キャリッジ61とキャリッジ61を往復動させる駆動力源となる「キャリッジ駆動用モータ」としてのCRモータ63とを有しており、CRモータ63の回転駆動力は、図示していない無端ベルト等による駆動力伝達機構を介して回転運動が直線の往復運動に変換されてキャリッジ61へ伝達されるように構成されている。尚、当該実施例においては、記録ヘッド62はキャリッジ61の底部に設けられているが、主走査方向Xに往復動するキャリッジ61にはインクカートリッジが搭載されておらず、前述したインクカートリッジユニット15に格納されている複数のインクカートリッジ16からインクチューブ(図示せず)を介してキャリッジ61へとインクが供給されるようになっている。
記録ヘッド62の副走査方向Yの下流側には、サイドフレーム右12とサイドフレーム左14との間に軸支された回転軸551に取り付けられ、PFモータ57の回転駆動力が伝達されて駆動回転する排紙駆動ローラ55と、排紙駆動ローラ55に付勢された状態で従動回転可能に軸支されている排紙従動ローラ56とが配設されている。排紙駆動ローラ55は、PFモータ57の回転駆動力により回転制御され、排紙駆動ローラ55の回転により、記録紙Pは副走査方向Yに排紙される。排紙駆動ローラ55の回転軸551には、歯車44が取り付けられており、歯車44は、サイドフレーム左14に軸支されている中間歯車43を介して、前述した歯車42と回転伝達可能に歯車係合して、PFモータ57の回転駆動力が排紙駆動ローラ55へ伝達される。排紙従動ローラ56は、周囲に複数の歯を有し、各歯の先端が記録紙Pの記録面に点接触するように鋭角的に尖っている歯付きローラになっている。複数の排紙従動ローラ56は、それぞれ個々に排紙駆動ローラ55に付勢され、記録紙Pが排紙駆動ローラ55の回転により排紙される際に記録紙Pに接して記録紙Pの排紙に従動して回転する。記録実行中及び記録実行後の記録紙Pは、副走査方向Yへフロントパネル2を開いた開口部から排出される。また、光記録ディスクDを装着可能なディスクトレイ7は、給紙カセット8の上方に配置されている。ディスクトレイ7は、側端にラック71(図2参照)が形成されており、ラック71と噛合する図示していないピニオン歯車の回動によって略水平な姿勢で真っ直ぐに移動できるように配設されている。そして、ディスクトレイ7は、ピニオン歯車の回動によって先端が搬送駆動ローラ53と搬送従動ローラ54とに挟持されるまで搬送された後、以降は搬送駆動ローラ53を双方向へ回転させることによって、副走査方向Y、或いは逆送方向YRに送られる。また、ディスクトレイ7へ光記録ディスクDを着脱する際には、フロントパネル2を開いた開口部から突出した位置(図2の仮想線で示した位置)まで副走査方向Yへ搬送される。
続いて、図4を参照しながら制御部100の構成について説明する。
制御部100は、インクジェット式記録装置50に記録制御データを送信するホスト・コンピュータ200とデータ送受信可能に接続される。制御部100は、ROM101、RAM102、インタフェース部103、MPU104、DCユニット105、PFモータドライバ106、CRモータドライバ107、及びヘッドドライバ108を備えている。MPU104およびDCユニット105には、搬送駆動ローラ53の回転量を検出する「回転量検出手段」としてのロータリエンコーダ31、キャリッジ61の移動量を検出する「キャリッジ移動量検出手段」としてのリニアエンコーダ32、搬送される記録紙Pの始端及び終端を検出する紙検出器33、キャリッジ61に搭載された記録紙Pの副走査方向Yの幅を検出するPWセンサ34、インクジェット式記録装置50の電源をON/OFFするための電源SW35、及びディスクトレイ7の出し入れ操作を行うためのトレイSW36の出力信号が入力される。尚、当該実施例においては、PWセンサ34は、キャリッジ61の底部に設けられた光学センサであり、キャリッジ61の主走査によって記録紙Pの副走査方向Yの幅を検出するとともに、ディスクトレイ7に付された識別マーク(図示せず)を認識することにより、ディスクトレイ7の送り位置を検出する為に用いられる。さらに、ディスクトレイ7上のディスクDの有無や、ディスクDの中心位置の検出にも用いられる。
MPU104はインクジェット式記録装置50の制御プログラムを実行する為の演算処理やその他必要な演算処理を行う。ROM101には、インクジェット式記録装置50を制御する為に必要な制御プログラム(ファームウェア)および処理に必要なデータ等が格納されている。RAM102は、MPU104の作業領域やインタフェース部103を介してホスト・コンピュータ200から受信した記録制御データを含む各種データの一次格納領域として用いられる。DCユニット105は、DCモータであるPFモータ57及びCRモータ63の速度制御を行う為の制御回路である。DCユニット105は、MPU104から送られてくる制御命令、ロータリエンコーダ31の出力信号、及びリニアエンコーダ32の出力信号、並びに紙検出器33の出力信号に基づいて、PFモータ57及びCRモータ63の速度制御を行う為の各種演算を行い、その演算結果に基づくモータ制御信号をPFモータドライバ106及びCRモータドライバ107へ送出する。PFモータドライバ106は、DCユニット105からのモータ制御信号に基づいてPFモータ57を駆動制御する。PFモータ57は、当該実施例においては、給紙ローラ83、搬送駆動ローラ53、排紙駆動ローラ55、及びディスクトレイ7の側端に形成されたラック71(図2参照)と噛合してディスクトレイ7の搬送を行うピニオン歯車(図示せず)の回転駆動力源となる。CRモータドライバ107は、DCユニット105からのモータ制御信号に基づいてCRモータ63を駆動制御することによりキャリッジ61を主走査方向に往復動させ、または停止保持させる。ヘッドドライバ59は、MPU104からのヘッド制御信号に基づいて記録ヘッド62を駆動制御する。
つづいて、駆動プーリ41と従動プーリ59との間に掛架されている無端ベルト58のベルトテンションを調節する「ベルトテンション調節装置」について説明する。
図7は、偏心ブッシュ20の斜視図であり、図8は、図7と異なる角度からの偏心ブッシュ20の斜視図である。
偏心ブッシュ20は、プラスチック等の樹脂素材で一体成形されて形成されており、円板部21と、円板部21の端部に図示の如く延設された腕部23と、円板部21の端部に図示の如く略垂直に形成された2つの腕部25とを有している。円板部21の中央には、偏心ブッシュ20の回動軸となる円筒体形状の軸部22が形成されており、軸部22には、偏心孔221が形成されている。偏心孔221は、偏心ブッシュ20の回動中心から偏心した位置に形成された孔である。腕部23の先端には、凸部24が図示の如く形成されている。2つの腕部25の先端には、それぞれ外側に突出した爪部251が形成されている。また、円板部21には、2つの孔26が図示の如く形成されており、孔26を介してPFモータ57の取付ネジ572にアクセスできるようになっている。
図9は、サイドフレーム左14に偏心ブッシュ20を回動可能に配設した状態を示した斜視図である。図10は、サイドフレーム左14に偏心ブッシュ20を回動可能に配設した状態の裏側の拡大斜視図である。図11は、サイドフレーム左14へ偏心ブッシュ20を介してPFモータ57を取り付けて、駆動プーリ41と従動プーリ59との間に無端ベルト58を掛架した状態を示した斜視図である。
サイドフレーム左14には、偏心ブッシュ20を回動可能に支持するための凸部141と、孔部144が形成されている。凸部141には、偏心ブッシュ20の回動軸となる軸部22が嵌合して偏心ブッシュ20の回動中心となる円形孔142と、PFモータ57をサイドフレーム左14へネジ止め固定するための2つの孔143が形成されている。偏心ブッシュ20は、軸部22が円形孔142に嵌合した状態で軸支されるとともに、軸部22が円形孔142から脱落しないように、2つの腕部25の先端に形成された爪部251によって孔部144に図示の如く掛止された状態で、符号Cで示した回動方向へ回動可能に支持される。回動可能に支持された状態の偏心ブッシュ20は、腕部23の先端に形成された凸部24がサイドフレーム左14に形成された「凹部」としての複数の位置決め孔145のいずれかに嵌合した状態で回動位置が規制される。位置決め孔145は、偏心ブッシュ20が回動中心Aに対して一定の角度Bの回動ピッチで規制される間隔で、偏心ブッシュ20の回動中心Aと同心の円周上に等間隔に複数形成されている。当該実施例においては、角度Bは、略7度に設定されており、略7度の回動ピッチに対して駆動プーリ41と従動プーリ59との軸間距離は、約0.05mmずつ変位するように偏心孔221の偏心量が設定されている。凸部24を位置決め孔145から引き抜く方向へ腕部23を撓ませて、凸部24が位置決め孔145のいずれとも嵌合していない状態で、偏心ブッシュ20を符号Cで示した回動方向へ回動させることができるようになっている。
PFモータ57のサイドフレーム左14への取付工程、及び無端ベルト58のベルトテンションを調節する工程について説明する。まず、偏心ブッシュ20をサイドフレーム左14へ回動可能に取り付ける。偏心ブッシュ20の凸部24を嵌合させる位置決め孔145は、駆動プーリ41と従動プーリ59との間に掛架された無端ベルト58のベルトテンションが設計上所望のベルトテンションとなる位置決め孔145を選択する。つまり、サイドフレーム左14、偏心ブッシュ20、駆動プーリ41、従動プーリ59、及び無端ベルト58等の部品精度内のばらつきによる誤差を0と仮定した状態で、駆動プーリ41と従動プーリ59との軸間距離が設計上所望の長さとなる位置決め孔145をあらかじめ選択して偏心ブッシュ20をサイドフレーム左14へ配設する。次に、駆動プーリ41が取り付けられているPFモータ57の回転軸573を偏心ブッシュ20の偏心孔221に挿通して、回転軸573の軸受部571を偏心孔221へ嵌合させた状態で、PFモータ57を2つのネジ572でサイドフレーム左14へ移動可能に弛めに仮固定する。つづいて、駆動プーリ41と、軸591に軸支されている従動プーリ59との間に無端ベルト58を掛架する。それによって、PFモータ57は、軸受部571が偏心孔221の内周面に無端ベルト58のベルトテンションによって押圧された状態で偏心ブッシュ20を介してサイドフレーム左14に支持される。そして、無端ベルト58のベルトテンションを測定する。
測定した無端ベルト58のベルトテンションが所望のベルトテンション範囲内にある場合には、そのままの状態でPFモータ57を移動可能に弛めに仮固定している状態の2つのネジ572を所定のネジ止めトルクで締め付けて、PFモータ57をサイドフレーム左14へネジ止め固定する。一方、測定した無端ベルト58のベルトテンションが所望のベルトテンション範囲外にある場合には、偏心ブッシュ20を回動させることで無端ベルト58のベルトテンションを増減させて、無端ベルト58のベルトテンションが所望のベルトテンション範囲内となるように調節する。凸部24を嵌合させる位置決め孔145を選択することによって、符号Cで示した回動方向の偏心ブッシュ20の回動位置が略7度の回動ピッチで規制され、それによって、駆動プーリ41と従動プーリ59との軸間距離を符号Dで示した方向へ約0.05mmずつ変位させて無端ベルト58のベルトテンションを調節することができる。当該実施例においては、駆動プーリ41と従動プーリ59との軸間距離を約0.05mmずつ変位させることによって、約5N(ニュートン)無端ベルト58のベルトテンションが増減する構成となっている。したがって、所望のベルトテンションと測定したベルトテンションとの差を5Nで除算した数値から目標調節値が容易かつ正確に得られ、それによって、無端ベルト58のベルトテンションが所望のベルトテンションに最も近いベルトテンションとなる位置決め孔145を容易かつ正確に選択することができる。そして、PFモータ57を移動可能に弛めに仮固定している状態の2つのネジ572を所定のネジ止めトルクで締め付けて、PFモータ57をサイドフレーム左14へネジ止め固定する。このように、無端ベルト58のベルトテンションの調節作業を容易に数値化できるため、熟練した調節技術も必要なく、特殊な治具等も不要であることから組立後のベルトテンションの再調節も容易に行うことが可能になり、無端ベルト58のベルトテンションの調節作業効率を飛躍的に向上させることができる。
このようにして、駆動プーリ41及び従動プーリ59の両方がフレーム(サイドフレーム左14)に非可動状態で軸支される構成を成すベルト回転伝達機構において、無端ベルト58の適正なベルトテンションを短時間で容易に設定することができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
駆動プーリ及び従動プーリの両方がフレームに非可動状態で軸支される構成を成すベルト回転伝達機構において、無端ベルトのベルトテンションを調節するベルトテンション調節装置にて実施可能であり、該ベルトテンション調節装置を備えたベルト回転伝達機構に本発明による作用効果をもたらすことが可能である。
インクジェット式記録装置の斜視図である。 本体カバーを取り外したインクジェット式記録装置の斜視図である。 インクジェット式記録装置の側断面概略図である。 インクジェット式記録装置の各種制御を行う制御部のブロック図である。 本発明に係るインクジェット式記録装置の要部斜視図である。 本発明に係るインクジェット式記録装置の要部側面図である。 偏心ブッシュの斜視図である。 偏心ブッシュの斜視図である。 サイドフレーム左に偏心ブッシュを回動可能に配設した斜視図である。 サイドフレーム左に偏心ブッシュを回動可能に配設した斜視図である。 駆動プーリと従動プーリとの間に無端ベルトを掛架した斜視図である。
符号の説明
7 ディスクトレイ、8 給紙カセット、20 偏心ブッシュ、41 駆動プーリ、50 インクジェット式記録装置、51 キャリッジガイド軸、52 プラテン、53 搬送駆動ローラ、54 搬送従動ローラ、55 排紙駆動ローラ、56 排紙従動ローラ、57 PFモータ、58 無端ベルト、59 従動プーリ、61 キャリッジ、62 記録ヘッド、63 CRモータ、81 ホッパ、83 給紙ローラ、100 記録制御部、101 ROM、102 RAM、103 インタフェース部、104 MPU、105 DCユニット、106 PFモータドライバ、107 CRモータドライバ、108 ヘッドドライバ、221 偏心孔、571 軸受部、P 記録紙、X 主走査方向、Y 副走査方向

Claims (5)

  1. 駆動プーリと、従動プーリと、前記駆動プーリの駆動回転を前記従動プーリへ伝達可能に前記駆動プーリと前記従動プーリとの間に掛架された無端ベルトとを備えたベルト回転伝達機構において、前記駆動プーリと前記従動プーリとの軸間距離を調節して前記無端ベルトのベルトテンションを調節するベルトテンション調節装置であって、
    前記駆動プーリの軸受体を支持するフレームに回動可能に配設された偏心ブッシュを備え、前記偏心ブッシュは、回動中心に対して偏心している偏心孔を有し、前記駆動プーリの軸受体は、前記偏心孔に挿通されて前記偏心孔の内周面に前記無端ベルトのベルトテンションによって押圧された状態で前記偏心ブッシュを介して前記フレームに支持されている、ことを特徴としたベルトテンション調節装置。
  2. 請求項1において、前記偏心ブッシュの回動位置を所定の回動ピッチで規制する回動位置調節手段を有している、ことを特徴としたベルトテンション調節装置。
  3. 請求項2において、前記回動位置調節手段は、前記偏心ブッシュに一体に形成された凸部と、前記フレームの前記偏心ブッシュの回動中心と同心の円上に等間隔に前記凸部が嵌合可能に形成された複数の凹部とを有し、前記凸部を嵌合させる前記凹部を選択することによって、前記偏心ブッシュの回動位置が所定の回動ピッチで規制される構成を成している、ことを特徴としたベルトテンション調節装置。
  4. 請求項3において、前記凹部は、前記偏心ブッシュが略7度の回動ピッチで規制される間隔で形成されており、前記偏心ブッシュの前記偏心孔は、略7度回転する度に略0.05mmずつ前記駆動プーリと前記従動プーリとの軸間距離が変位する形状を成している、ことを特徴としたベルトテンション調節装置。
  5. 被記録材にインクを噴射する記録ヘッドを主走査方向へ往復動させる主走査駆動手段と、前記被記録材を副走査方向へ所定の搬送量で搬送する副走査駆動手段とを備えた記録装置であって、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のベルトテンション調節装置を備え、前記副走査駆動手段の駆動力源となる搬送用モータの回転軸に前記駆動プーリが配設されており、被記録材が押圧付勢された状態で回転することによって前記被記録材を副走査方向へ搬送する搬送駆動ローラと前記従動プーリとが回転伝達可能に係合して前記フレームに軸支されており、前記駆動プーリの駆動回転を前記従動プーリへ伝達可能に前記駆動プーリと前記従動プーリとの間に前記無端ベルトが掛架されている、ことを特徴とした記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102155522A (zh) * 2011-04-14 2011-08-17 杭叉集团股份有限公司 一种可调节链轮箱中心距的机构
CN113927477A (zh) * 2021-11-19 2022-01-14 惠州市德瑞科机械有限公司 具有张紧结构的磨床头架

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