JP2005083099A - 機械式駐車装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 枠体の軽量化を大幅に図ることが可能な機械式駐車装置を提供すること。
【解決手段】 第1のシャフト57は後部支柱7に対し回動可能に軸支され、第1の動力伝達機構59は第1のシャフト57に第1の駆動モータ51の回転を伝達する。駆動スプロケット61,63は第1のシャフト57に当該第1のシャフト57と共に回転するように設けられ、従動スプロケット65は前部支柱6の上部に回動可能に設けられる。第1の吊りチェーン53は駆動スプロケット63及び従動スプロケット65に噛合するように設けられ、第2の吊りチェーン55は駆動スプロケット61に噛合するように設けられる。第1の駆動モータ51が、第1及び第2の吊りチェーン53,55を繰り出す方向に回転することで昇降パレット11,13が下降し、第1及び第2の吊りチェーン53,55を引き込む方向に回転することで昇降パレット11,13が上昇する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、機械式駐車装置に関する。
従来から、枠体に対して昇降可能で且つ複数並設された昇降パレットと、昇降パレットを昇降駆動する駆動モータとを備えた機械式駐車装置が知られている(例えば、非特許文献1参照)。
この非特許文献1に開示された機械式駐車装置において、枠体は、駐車装置の全体の左右に立設されている計2本の前部支柱、全体の左右及び中央に立設されている計3本の後部支柱、前部支柱間に架設された支柱上部の前部梁、後部支柱間に架設された支柱上部の後部梁、前部支柱と後部支柱の上部間に架設された前後梁等から構成されている。また、昇降パレットは、その途中部分に連結された左右一対の吊りチェーンと、車両入庫方向に見て前端側に連結された左右一対の吊りチェーンとで吊られており、駆動モータが各吊りチェーンを繰り出す方向に回転することで下降し、各吊りチェーンを引き込む方向に回転することで上昇する。
「東急車輛技報 No.39」 1989年8月23日発行 84〜85頁
本発明は、枠体の軽量化を大幅に図ることが可能な機械式駐車装置を提供することを課題としている。
本発明者等は、枠体の軽量化を大幅に図り得る構成の機械式駐車装置について鋭意研究を行った結果、以下のような事実を新たに見出した。
上述した非特許文献1に開示された機械式駐車装置では、昇降パレットの途中部分に連結される吊りチェーンは、前後梁に設けられた従動スプロケットに噛合している。このため、昇降パレットの車両入庫方向に見て後側の吊り荷重は、前後梁に対して曲げトルクとして作用する。そして、上記吊り荷重は、前後梁、あるいは、前後梁及び前部梁を通って前部支柱で受けることとなる。したがって、前後梁及び前部梁のサイズや強度等の仕様は、上記吊り荷重を考慮して設定されなければならない。そこで、吊り荷重を前後梁に負荷させるのではなく、前部支柱に直接負荷させることができれば、前後梁及び前部梁のサイズや強度を大幅に低減して、枠体の軽量化を大幅に図ることが可能となる。
かかる研究結果を踏まえ、本発明に係る機械式駐車装置は、枠体に対して昇降可能で且つ複数並設された昇降パレットを備えた立体駐車装置であって、枠体は、昇降パレットのそれぞれに対し当該パレットの四隅に位置するように設けられた複数の支柱と、複数の支柱のうち車両入庫方向に並ぶ2本の支柱間に架設された前後梁とを含んでおり、昇降パレットの車両入庫方向に見て後端側に連結された左右一対の第1の吊りチェーンと、昇降パレットの車両入庫方向に見て前端側に連結された左右一対の第2の吊りチェーンと、枠体における車両入庫方向に見て前側に設けられ、第1の吊りチェーン及び第2の吊りチェーンを繰り出す方向に回転することで昇降パレットを下降させ、第1の吊りチェーン及び第2の吊りチェーンを引き込む方向に回転することで昇降パレットを上昇させる駆動モータと、車両入庫方向に見て前側に位置する支柱に回動可能に設けられ、第1の吊りチェーンの途中部分が噛合する駆動スプロケットと、車両入庫方向に見て後側に位置する支柱に回動可能に設けられ、第1の吊りチェーンの途中部分が噛合する従動スプロケットと、を有することを特徴としている。
本発明に係る機械式駐車装置では、支柱が昇降パレットのそれぞれに対し当該パレットの四隅に位置するように設けられており、第1の吊りチェーンの途中部分が噛合する駆動スプロケットが車両入庫方向に見て前側に位置する支柱の上部に回動可能に設けられている。また、第1の吊りチェーンの途中部分が噛合する従動スプロケットが車両入庫方向に見て後側に位置する支柱の上部に回動可能に設けられている。これにより、昇降パレットの車両入庫方向に見て後側の吊り荷重は、支柱に直接負荷することとなる。また、昇降パレットを昇降させるとき、前後梁には、吊り荷重を負荷させた支柱からの荷重が圧縮方向に作用することとなり、前後梁のサイズや強度等の仕様に対して、上記吊り荷重を考慮する必要はなく、圧縮荷重を考慮しておけばよい。したがって、前後梁等のサイズや強度を大幅に低減することが可能となり、枠体の軽量化を大幅に図ることができる。
また、本発明において、上記第1の吊りチェーンは、従動スプロケットから支柱に沿って垂れ下がるので、従来の機械式駐車装置のように第1の吊りチェーンが昇降パレットに乗り入れた車両の側方に位置することはなく、第1の吊りチェーンが入出庫時に車両に接触したり、車両のドアの開閉に対して障害となったりすることはない。
なお、本発明では、各昇降パレットの両側に支柱が位置することから、従来の機械式駐車装置に比して車両の入出庫性が悪化するように見受けられる。しかしながら、従来の機械式駐車装置に比して支柱の本数が増えた分、各支柱の負荷が削減されることとなり、支柱の断面積を縮小することが可能となり、車両の入出庫性の悪化を抑制することができる。
また、第1の吊りチェーンにおける従動スプロケットから昇降パレットの後端側に至る部分は、車両入庫方向に見て後側に位置する支柱の断面空間内を通っていることが好ましい。このように構成した場合、支柱がチェーンカバーとしての機能を果たすこととなり、第1の吊りチェーンにおける従動スプロケットから昇降パレットの後端側に至る部分を駐車装置の利用者等から隔離することができ、第1の吊りチェーンと利用者等との衝突や、当該衝突による衣類の汚染を防止することができる。また、車両と第1の吊りチェーンとの衝突を防止することができる。
また、車両入庫方向に見て後側に位置する支柱はH型鋼であり、第1の吊りチェーンにおける従動スプロケットから昇降パレットの後端側に至る部分は、H型鋼のフランジ部間を通っていることが好ましい。このように構成した場合、第1の吊りチェーンにおける従動スプロケットから昇降パレットの後端側に至る部分を支柱の断面空間内に通し得る構成を簡易且つ低コストで実現することができる。
また、上記H型鋼は、フランジ部が前記車両入庫方向に直交するように設けられ、昇降パレットの車両入庫方向に見て後端側には、フランジ部間まで伸びる吊り部が設けられており、吊り部に第1の吊りチェーンが連結されていることが好ましい。このように構成した場合、支柱を昇降パレットのガイドレールとして利用できる。
また、駆動スプロケットは、車両入庫方向に見て前側に位置する支柱の上部に位置し、従動スプロケットは、車両入庫方向に見て後側に位置する支柱の上部に位置しており、第1の吊りチェーンにおける駆動スプロケットから従動スプロケットに至る部分は、前後梁の上方を通っていることが好ましい。このように構成した場合、前後梁がチェーンカバーとしての機能を果たすこととなり、第1の吊りチェーンにおける駆動スプロケットから従動スプロケットに至る部分から油や水が落下しても、前後梁で受けるので、利用者等の衣服や車両が汚れるのを抑制することができる。
また、駆動モータは、車両入庫方向に見て前側に位置する支柱間に架設された後部梁に設けられており、後部梁の上方に位置し、車両入庫方向に見て前側に位置する支柱の上部に回動可能に設けられたシャフトと、シャフトに駆動モータの回転を伝達する動力伝達機構と、を更に有し、駆動スプロケットは、シャフトに当該シャフトと共に回転するように設けられていることが好ましい。このように構成した場合、支柱の上部に設けられる駆動スプロケットに対して駆動モータの回転を適切に伝達し、第1の吊りチェーンを確実に繰り出し、あるいは、引き込むことができる。
また、駆動スプロケットは、シャフトの軸受け部よりも当該シャフトの端部側に設けられていることが好ましい。このように構成した場合、シャフトの端部は、上記吊り荷重を負担するだけであり、軸径を縮小することができる。
本発明によれば、枠体の軽量化を大幅に図ることが可能な機械式駐車装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る機械式駐車装置について図面を参照して説明する。本実施形態は、機械式駐車装置として地上2段及び地下1段の横行昇降・ピット式の機械式立体駐車装置を採用したものである。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。図1〜図6、図9及び図10においては、各種チェーンを破線にて図示している。
図1は、本実施形態の機械式立体駐車装置を示す概略側面図であり、図2は、図1に示す機械式立体駐車装置の概略背面図であり、図3は、本実施形態の機械式立体駐車装置を示す概略斜視図である。これらの図に示す昇降横行式の機械式立体駐車装置1は、地上面GLを車両が乗り入れまたは退出する面として、地上2段/地下1段の構造を有しており、地上面GLに設けられた下段駐車領域(地上段駐車領域)2と、最上位置に設けられた上段駐車領域(最上段駐車領域)3と、地上部に位置する下段駐車領域2の下方に地下駐車領域(地下段駐車領域)4とに、それぞれ複数(この場合、下段駐車領域2に1台、上段駐車領域3及び地下駐車領域4にそれぞれ2台)の車両を横並びにして駐車させることができるものである。
機械式立体駐車装置1の枠体としてのフレーム構造物5は、駐車装置1の全体の左右及び中央に立設されている計3本の前部支柱6、全体の左右及び中央に立設されている計3本の後部支柱7、前部支柱6間に架設された支柱上部に位置する計2本の前部梁8、後部支柱7間に架設された支柱上部に位置する計2本の後部梁9、車両入庫方向に並ぶ前部支柱6と後部支柱7の上部間に架設された計3本の前後梁(縦梁)10等から構成されていて、各梁で囲まれた2つの平面矩形の空間がそれぞれ単位駐車装置の空間を形成している。
前部支柱6は、フレーム構造物5における車両入庫方向に見て後側に位置し、後部支柱7は、フレーム構造物5における車両入庫方向に見て前側に位置している。前部支柱6及び後部支柱7にはH型鋼が用いられている。前部支柱6は、H型鋼のフランジ部6aが車両入庫方向に直交するように設けられている。なお、各梁8,9,10には角型パイプ鋼が用いられている。
上段駐車領域3には、それぞれ車両を搭載可能な昇降パレット11,13(上段昇降パレット)が等間隔に複数(2体)並設されている。また、各昇降パレット11,13に対しては、昇降パレット11,13に昇降移動動作を与えるための昇降パレット用昇降駆動機構15がそれぞれに備えられている。昇降パレット用昇降駆動機構15を作動させれば、対応する昇降パレット11,13は、下段駐車領域2と上段停止位置との間で昇降可能である。そして、上段停止位置で各昇降パレット11,13を停止させることにより上段駐車領域3が画成される。ここで、後部梁9は、上段停止位置近傍に配置されている。
下段駐車領域2は、上段駐車領域3の下方に画成される。この下段駐車領域2には、車両を搭載可能な地上パレット21が昇降パレット11,13の個数よりも1体少ない数(1体)だけ設けられている。各地上パレット21には、その正面と背面とに2個ずつ車輪が設けられており、各車輪は、図示しないレール及びガイドレール上を転動する。
また、地上パレット21に対しては、当該地上パレット21に横行移動動作を与えるための横行駆動機構(図示せず)がそれぞれに備えられている。地上パレット21の横行駆動機構はそれ自体公知のものであり、例えば、駆動モータ等を含んでいる。これにより、横行駆動機構を作動させれば、地上パレット21を、各昇降パレット11,13の並設方向、すなわち、車両の横並び方向にスライド移動(横行)させることができる。そして、地上パレット21を適宜横行させることにより、上段駐車領域3に位置する何れか1体の昇降パレット11〜13に対して、下段駐車領域2における停止位置(地上停止位置)を確保することができる。
地下駐車領域4には、下段駐車領域2に定められた地上停止位置と、地下駐車領域4に定められた地下停止床位置との間を昇降可能な地下パレット31,33(下段昇降パレット)が複数(この場合、2体)設けられている。各地下パレット31,33に対しては、地下パレット31,33に昇降移動動作を与えるための地下パレット用昇降駆動機構35がそれぞれに備えられている。なお、各地下パレット31,33の地上停止位置は、例えば、昇降パレット11,13の下段駐車領域2における地上停止位置と略同一に定められる。
なお、本実施形態においては、前部支柱6及び後部支柱7は、昇降パレット11,13及び地下パレット31,33のそれぞれに対し当該パレット11,13,31,33の四隅に位置するように設けられている。したがって、車両は、前部支柱6間を通って、地上停止位置にあるパレット(昇降パレット11,13、地上パレット21あるいは地下パレット31,33)に乗り入れることとなる。
続いて、図4〜図9を参照して、昇降パレット11,13に昇降移動動作を与えるための昇降パレット用昇降駆動機構15について説明する。図4は、昇降パレット用昇降駆動機構の構成を説明するための模式図である。図5は昇降パレット用昇降駆動機構の構成を示す概略側面図であり、図6は昇降パレット用昇降駆動機構の構成を示す概略上面図であり、図7は図5におけるVII−VII方向の断面図であり、図8は図5におけるVIII−VIII方向の断面図であり、図9は、昇降パレット用昇降駆動機構の構成を示す概略背面図である。
昇降パレット用昇降駆動機構15は、図4に示されるように、第1の駆動モータ51と、第1の吊りチェーン53と、第2の吊りチェーン55と、第1のシャフト57と、第1の動力伝達機構59と、駆動スプロケット61,63と、従動スプロケット65とを含んでいる。
第1の駆動モータ51は、対応する昇降パレット11,13を昇降駆動するためのものであり、図9に示されるように、後部梁9の一方の端部側に設けられている。これにより、第1の駆動モータ51は、フレーム構造物5における車両入庫方向に見て前側に位置することとなる。
第1のシャフト57は、図9に示されるように、後部梁9の上方に配置されており、後部支柱7間に掛け渡された状態で軸受け部58を介して設けられている。第1のシャフト57は、軸受け部58により、後部支柱7に対し回動可能に軸支されている。
第1の動力伝達機構59は、第1のシャフト57に第1の駆動モータ51の回転を伝達するものであり、第1の駆動モータ51に設けられた駆動スプロケット71、第1のシャフト57に設けられた従動スプロケット73、駆動スプロケット71と従動スプロケット73とに掛け渡された無端状のチェーン75とを含んでいる。これにより、第1の駆動モータ51からの駆動力は、駆動スプロケット71及びチェーン75を介して従動スプロケット73に伝えられ、第1のシャフト57を回転させることとなる。
駆動スプロケット61,63は、図6にも示されるように、第1のシャフト57に当該第1のシャフト57と共に回転するように設けられている。これにより、駆動スプロケット61,63には、第1の駆動モータ51の回転が伝達される。また、駆動スプロケット61,63は、第1のシャフト57、軸受け部58を介して後部支柱7に設けられ、後部支柱7の上部に位置することとなる。駆動スプロケット63は、第1のシャフト57の軸受け部58よりも当該第1のシャフト57の端部側(外側)に位置している。駆動スプロケット61は、軸受け部58を挟んで、駆動スプロケット63とは反対側(内側)に位置している。
従動スプロケット65は、図5〜図7に示されるように、前部支柱6に回動可能に設けられている。従動スプロケット65は、前部支柱6の上部に位置しており、その一部が車両入庫方向に見て前側のフランジ部6aの上端に形成された切り欠きからフランジ部6a間の空間に臨むように設けられている。
第1の吊りチェーン53は、図5にも示されるように、その途中部分が駆動スプロケット63及び従動スプロケット65に噛合するように、これらのスプロケット63,65に掛け渡されて、左右一対設けられている。第1の吊りチェーン53の一端は、昇降パレット11,13の車両入庫方向に見て後端側に連結されている。第1の吊りチェーン53における従動スプロケット65から昇降パレット11,13の後端側に至る部分は、図6及び図7に示されるように、前部支柱6の断面空間内(本実施形態においては、H型鋼のフランジ部6a間)を通っている。また、第1の吊りチェーン53における駆動スプロケット63から従動スプロケット65に至る部分は、図5に示されるように、前後梁10の上方を通っている。
本実施形態においては、第1の吊りチェーン53の一端は、昇降パレット11,13の車両入庫方向に見て後端側に設けられた吊り部77に連結されている。吊り部77は、図7及び図8に示されるように、前部支柱6のフランジ部6a間まで伸びており、当該フランジ部6a間まで伸びた部分に第1の吊りチェーン53が連結される。なお、第1の吊りチェーン53の他端は、フレーム構造物5(後部支柱7)に対して連結されている。
第2の吊りチェーン55は、その途中部分が駆動スプロケット61に噛合するように、左右一対設けられている。第2の吊りチェーン55の一端は、昇降パレット11,13の車両入庫方向に見て前端側に連結されている。したがって、昇降パレット11,13は、第1の吊りチェーン53と第2の吊りチェーン55とで吊られることとなる。なお、第1の吊りチェーン53の他端は、フレーム構造物5(後部支柱7)に対して連結されている。
駆動スプロケット61の下方には、第1の吊りチェーン53がフレーム構造物5(後部梁9)に接触するのを防ぐための従動スプロケット78が設けられている。第1の吊りチェーン53における駆動スプロケット61から昇降パレット11,13の前端側に至る部分は、従動スプロケット78に噛合する。
第1の駆動モータ51が後部梁9から見て第1の方向に回転すると、第1のシャフト57及び駆動スプロケット61,63も第1の方向に回転し、第1の吊りチェーン53及び第2の吊りチェーン55は車両入庫方向に見て前側に巻き取られる。これにより、第1の吊りチェーン53及び第2の吊りチェーン55が引き込まれることとなる。
一方、第1の駆動モータ51が後部梁9から見て第2の方向(上記第1の方向とは反対方向)に回転すると、第1のシャフト57及び駆動スプロケット61,63も第2の方向に回転し、第1の吊りチェーン53及び第2の吊りチェーン55は車両入庫方向に見て後側に送り出される。これにより、第1の吊りチェーン53及び第2の吊りチェーン55が繰り出されることとなる。
したがって、第1の駆動モータ51が、第1の吊りチェーン53及び第2の吊りチェーン55が繰り出す方向である上記第2の方向に回転することで、昇降パレット11,13が下降することとなり、第1の吊りチェーン53及び第2の吊りチェーン55が引き込まれる方向である上記第1の方向に回転することで、昇降パレット11,13が上昇することとなる。なお、駆動スプロケット61の下方には、チェーンガイド部79が設けられている。このチェーンガイド部79、駆動スプロケット61により巻き取られた第1の吊りチェーン53をガイドする。
次に、図9〜図11を参照して、地下パレット31,33に昇降移動動作を与えるための地下パレット用昇降駆動機構35について説明する。図10は、地下パレット用昇降駆動機構の構成を説明するための模式図である。図11は、地下パレット用昇降駆動機構の構成を示す概略側面図である。
地下パレット用昇降駆動機構35は、図10に示されるように、第2の駆動モータ81と、第3の吊りチェーン83と、第2のシャフト87と、第2の動力伝達機構89と、駆動スプロケット91とを含んでいる。
第2の駆動モータ81は、対応する昇降パレット11,13を昇降駆動するためのものであり、図9に示されるように、後部梁9の他方の端部側に設けられている。これにより、第2の駆動モータ81は、第1の駆動モータ51と同じく、フレーム構造物5における車両入庫方向に見て前側に位置することとなる。
第2のシャフト87は、図9にも示されるように、後部梁9の下方に配置されており、後部支柱7間に掛け渡された状態で軸受け部88を介して設けられている。第2のシャフト87は、その端部において、軸受け部88により、後部支柱7に対し回動可能に軸支されている。なお、図9においては、軸受け部88が設けられるブラケット等の図示を省略している。
第2の動力伝達機構89は、第2のシャフト87に第2の駆動モータ81の回転を伝達するものであり、第2の駆動モータ81に設けられた駆動スプロケット101、第2のシャフト87に設けられた従動スプロケット103、駆動スプロケット101と従動スプロケット103とに掛け渡された無端状のチェーン105とを含んでいる。これにより、第2の駆動モータ81からの駆動力は、駆動スプロケット101及びチェーン105を介して従動スプロケット103に伝えられ、第2のシャフト87を回転させることとなる。
駆動スプロケット91は、第2のシャフト87に当該第2のシャフト87と共に回転するように設けられている。これにより、駆動スプロケット91には、第2の駆動モータ81の回転が伝達される。また、駆動スプロケット91は、第2のシャフト87、軸受け部88を介して後部支柱7に設けられることとなる。駆動スプロケット91は、軸受け部88よりも、内側に位置している。
第3の吊りチェーン83は、図9及び図11に示されるように、その途中部分が駆動スプロケット91に噛合するように、左右一対設けられている。第3の吊りチェーン83の一端は、地下パレット31,33の車両入庫方向に見て前端側に連結されている。したがって、地下パレット31,33は、第3の吊りチェーン83で吊られることとなる。また、地下パレット31,33は、左右一対のバランスチェーン85により、その水平状態が保たれている。バランスチェーン85は、一端が後部支柱7に対して連結固定され、他端が前部支柱6に対して連結固定されており、地下パレット31,33の側部に前後一対に組み付けた水平保持用スプロケットに掛け渡されている。なお、第3の吊りチェーン83の他端は、フレーム構造物5(後部支柱7)に対して連結されている。
第2の駆動モータ81が後部梁9から見て上記第2の方向に回転すると、第2のシャフト87及び駆動スプロケット91も第2の方向に回転し、第3の吊りチェーン83は車両入庫方向に見て後側に巻き取られる。これにより、第3の吊りチェーン83が引き込まれることとなる。
一方、第2の駆動モータ81が後部梁9から見て上記第1の方向に回転すると、第2のシャフト87及び駆動スプロケット91も第1の方向に回転し、第3の吊りチェーン83は車両入庫方向に見て前側に送り出される。これにより、第3の吊りチェーン83が繰り出されることとなる。
したがって、第2の駆動モータ81が、第3の吊りチェーン83が繰り出す方向である上記第1の方向に回転することで、地下パレット31,33が下降することとなり、第3の吊りチェーン83が引き込まれる方向である上記第2の方向に回転することで、地下パレット31,33が上昇することとなる。
ところで、本実施形態においては、第1の駆動モータ51と第2の駆動モータ81とは、後部梁9から見た場合における回転方向が同じ昇降方向において反対に設定されており、各駆動モータ51,81が回転することにより後部梁9に作用する駆動反力の向きが互いに反対方向となる。
昇降パレット11,13を上昇させる場合、第1の駆動モータ51は、昇降パレット11,13(当該昇降パレット11,13に車両が乗り入れている場合には、当該車両も含む)の吊り荷重に逆らって昇降パレット11,13を引き上げるように上記第1の方向に所望の駆動力を発生させている。また、昇降パレット11,13を下降させる場合、第1の駆動モータ51は、昇降パレット11,13(当該昇降パレット11,13に車両が乗り入れている場合には、当該車両も含む)の吊り荷重に抵抗しながら昇降パレット11,13を下げるように上記第1の方向に所望の駆動力を発生させている。また、昇降パレット11,13を上段停止位置に停止させた状態に保つ場合には、第1の駆動モータ51は、昇降パレット11,13(当該昇降パレット11,13に車両が乗り入れている場合には、当該車両も含む)の吊り荷重と釣り合う所望の駆動力を上記第1の方向に発生させている。いずれの場合にも、昇降パレット11,13が設けられた梁には、第1の駆動モータ51の駆動力に応じた駆動反力により、第1の方向とは反対方向の第2の方向にねじりトルクが作用することとなる。
地下パレット31,33を上昇させる場合、第2の駆動モータ81は、地下パレット31,33(当該地下パレット31,33に車両が乗り入れている場合には、当該車両も含む)の吊り荷重に逆らって地下パレット31,33を引き上げるように上記第2の方向に所望の駆動力を発生させている。また、地下パレット31,33を下降させる場合、第2の駆動モータ81は、地下パレット31,33(当該昇降パレット11,13に車両が乗り入れている場合には、当該車両も含む)の吊り荷重に抵抗しながら地下パレット31,33を下げるように上記第2の方向に所望の駆動力を発生させている。また、地下パレット31,33を地下停止位置及び地上停止位置に停止させた状態に保つ場合には、第2の駆動モータ81は、地下パレット31,33(当該昇降パレット11,13に車両が乗り入れている場合には、当該車両も含む)の吊り荷重と釣り合う所望の駆動力を上記第2の方向に発生させている。いずれの場合にも、地下パレット31,33が設けられた梁には、第2の駆動モータ81の駆動力に応じた駆動反力により、第2の方向とは反対方向の第1の方向にねじりトルクが作用することとなる。
以上のように、本実施形態においては、前部支柱6及び後部支柱7が昇降パレット11,13のそれぞれに対し当該パレット11,13の四隅に位置するように設けられており、第1の吊りチェーン53の途中部分が噛合する駆動スプロケット63が車両入庫方向に見て前側に位置する後部支柱7の上部に回動可能に設けられている。また、第1の吊りチェーン53の途中部分が噛合する従動スプロケット65が車両入庫方向に見て後側に位置する前部支柱6の上部に回動可能に設けられている。これにより、昇降パレット11,13の車両入庫方向に見て後側の吊り荷重は、前部支柱6に直接負荷することとなる。また、昇降パレット11,13を昇降させるとき、前後梁10には、吊り荷重を負荷させた前部支柱6及び後部支柱7からの荷重が圧縮方向に作用することとなり、前後梁10のサイズや強度等の仕様に対して、上記吊り荷重を考慮する必要はなく、圧縮荷重を考慮しておけばよい。前後梁10は、例えば、前部支柱6及び後部支柱7の倒れを防止する程度の強度を有していればよい。したがって、前後梁10等のサイズや強度を大幅に低減することが可能となり、フレーム構造物5の軽量化を大幅に図ることができる。
また、本実施形態において、上記第1の吊りチェーン53は、従動スプロケット65から前部支柱6に沿って垂れ下がるので、従来の機械式駐車装置のように第1の吊りチェーン53がパレット11,13,21,31,33に乗り入れた車両の側方に位置することはなく、第1の吊りチェーン53が入出庫時に車両に接触したり、車両のドアの開閉に対して障害となったりすることはない。
なお、本実施形態では、各パレット11,13,21,31,33の両側に前部支柱6及び後部支柱7が位置することから、従来の機械式駐車装置に比して車両の入出庫性が悪化するように見受けられる。しかしながら、従来の機械式駐車装置に比して前部支柱6及び後部支柱7の本数が増えた分、各支柱6,7の負荷が削減されることとなり、前部支柱6の断面積を縮小することが可能となり、車両の入出庫性の悪化を抑制することができる。また、第1の吊りチェーン53が車両入庫方向に見てパレット11,13,21,31,33の後側に位置することとなるので、入出庫性の悪化を更に抑制することができる。
また、本実施形態において、第1の吊りチェーン53における従動スプロケット65から昇降パレット11,13の後端側に至る部分は、車両入庫方向に見て後側に位置する前部支柱6の断面空間内を通っている。これにより、前部支柱6がチェーンカバーとしての機能を果たすこととなり、第1の吊りチェーン53における従動スプロケット65から昇降パレット11,13の後端側に至る部分を駐車装置の利用者等から隔離することができ、第1の吊りチェーン53と利用者等との衝突や、当該衝突による衣類の汚染を防止することができる。また、車両と第1の吊りチェーン53との衝突を防止することができる。
また、本実施形態において、車両入庫方向に見て後側に位置する前部支柱6はH型鋼であり、第1の吊りチェーン53における従動スプロケット65から昇降パレット11,13の後端側に至る部分は、H型鋼(前部支柱6)のフランジ部6a間を通っている。これにより、第1の吊りチェーン53における従動スプロケット65から昇降パレット11,13の後端側に至る部分を前部支柱6の断面空間内に通し得る構成を簡易且つ低コストで実現することができる。
また、本実施形態において、上記H型鋼(前部支柱6)は、フランジ部6aが車両入庫方向に直交するように設けられ、昇降パレット11,13の車両入庫方向に見て後端側には、フランジ部6a間まで伸びる吊り部77が設けられており、この吊り部77に第1の吊りチェーン53が連結されている。これにより、前部支柱6を昇降パレット11,13のガイドレールとして利用できる。また、吊り部77により、昇降パレット11,13の昇降動作中の横揺れを大幅に低減できる。
また、本実施形態において、第1の吊りチェーン53における駆動スプロケット63から従動スプロケット65に至る部分は、前後梁10の上方を通っている。これにより、前後梁10がチェーンカバーとしての機能を果たすこととなり、第1の吊りチェーン53における駆動スプロケット63から従動スプロケット65に至る部分から油や水が落下しても、前後梁10で受けるので、利用者等の衣服や車両が汚れるのを抑制することができる。
また、本実施形態において、第1の駆動モータ51は、車両入庫方向に見て前側に位置する後部支柱7間に架設された後部梁9に設けられており、後部梁9の上方に位置し、車両入庫方向に見て前側に位置する後部支柱7の上部に回動可能に設けられた第1のシャフト57と、第1のシャフト57に第1の駆動モータ51の回転を伝達する第1の動力伝達機構59とを更に有し、駆動スプロケット63は、第1のシャフト57に当該第1のシャフト57と共に回転するように設けられている。これにより、後部支柱7の上部に設けられる駆動スプロケット63に対して第1の駆動モータ51の回転を適切に伝達し、第1の吊りチェーン53を確実に繰り出し、あるいは、引き込むことができる。
また、本実施形態において、駆動スプロケット63は、第1のシャフト57の軸受け部58よりも当該第1のシャフト57の端部側に設けられている。これにより、第1のシャフト57の端部は、上記吊り荷重を負担するだけであり、軸径を縮小することができる。また、第1のシャフト57の端部の軸径が縮小されるので、駆動スプロケット63の外径を拡大することなく、キーによる締結方式を採用することが可能となる。
本発明は、前述した実施形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態においては、本発明を、地上2段/地下1段の構造を有し、各駐車領域2〜4に1台あるいは2台の車両を横並びにして駐車させることができる機械式立体駐車装置1に適用しているが、これに限られることなく、昇降横行式の機械式立体駐車装置であれば、たとえば地上3段以上/地下1段、又は、地上2段以上の構造のものにも本発明を適用することができる。もちろん、各駐車領域2〜4に駐車させることができる車両の台数も上述した台数に限られるものではない。
本発明の機械式駐車装置は、地下1段、地上複数段の昇降横行・ピット式の機械式立体駐車装置に利用できる。
本実施形態の機械式立体駐車装置を示す概略側面図である。 本実施形態の機械式立体駐車装置を示す概略背面図である。 本実施形態の機械式立体駐車装置を示す概略斜視図である。 本実施形態の機械式立体駐車装置に含まれる昇降パレット用昇降機構の構成を説明するための模式図である。 本実施形態の機械式立体駐車装置に含まれる昇降パレット用昇降機構の構成を示す概略側面図である。 本実施形態の機械式立体駐車装置に含まれる昇降パレット用昇降機構の構成を示す概略上面図である。 図5におけるVII−VII方向の断面図である。 図5におけるVIII−VIII方向の断面図である。 本実施形態の機械式立体駐車装置に含まれる昇降パレット用昇降機構の構成を示す概略背面図である。 本実施形態の機械式立体駐車装置に含まれる地下パレット用昇降機構の構成を説明するための模式図である。 本実施形態の機械式立体駐車装置に含まれる地下パレット用昇降機構の構成を示す概略側面図である。
符号の説明
1…機械式立体駐車装置、5…フレーム構造物(枠体)、6…前部支柱、6a…フランジ部、7…後部支柱、8…前部梁、9…後部梁、10…前後梁、11,13…昇降パレット、15…昇降パレット用昇降機構、21…地上パレット、31,33…地下パレット、35…地下パレット用昇降機構、51…第1の駆動モータ、53…第1の吊りチェーン、55…第2の吊りチェーン、57…第1のシャフト、58…軸受け部、59…第1の動力伝達機構、61,63…駆動スプロケット、65…従動スプロケット、71…駆動スプロケット、73…従動スプロケット、75…チェーン、77…吊り部、81…第2の駆動モータ、83…第3の吊りチェーン、85…バランスチェーン、87…第2のシャフト、88…軸受け部、89…第2の動力伝達機構、91…駆動スプロケット、101…駆動スプロケット、103…従動スプロケット、105…チェーン。

Claims (7)

  1. 枠体に対して昇降可能で且つ複数並設された昇降パレットを備えた立体駐車装置であって、
    前記枠体は、前記昇降パレットのそれぞれに対し当該パレットの四隅に位置するように設けられた複数の支柱と、前記複数の支柱のうち車両入庫方向に並ぶ2本の支柱間に架設された前後梁とを含んでおり、
    前記昇降パレットの前記車両入庫方向に見て後端側に連結された左右一対の第1の吊りチェーンと、
    前記昇降パレットの前記車両入庫方向に見て前端側に連結された左右一対の第2の吊りチェーンと、
    前記枠体における前記車両入庫方向に見て前側に設けられ、前記第1の吊りチェーン及び前記第2の吊りチェーンを繰り出す方向に回転することで前記昇降パレットを下降させ、前記第1の吊りチェーン及び前記第2の吊りチェーンを引き込む方向に回転することで前記昇降パレットを上昇させる駆動モータと、
    前記車両入庫方向に見て前側に位置する支柱に回動可能に設けられ、前記第1の吊りチェーンの途中部分が噛合し、前記駆動モータの回転が伝達される駆動スプロケットと、
    前記車両入庫方向に見て後側に位置する支柱に回動可能に設けられ、前記第1の吊りチェーンの途中部分が噛合する従動スプロケットと、を有することを特徴とする機械式駐車装置。
  2. 前記第1の吊りチェーンにおける前記従動スプロケットから前記昇降パレットの前記後端側に至る部分は、前記車両入庫方向に見て後側に位置する前記支柱の断面空間内を通っていることを特徴とする請求項1に記載の機械式駐車装置。
  3. 前記車両入庫方向に見て後側に位置する前記支柱はH型鋼であり、
    前記第1の吊りチェーンにおける前記従動スプロケットから前記昇降パレットの前記後端側に至る前記部分は、前記H型鋼のフランジ部間を通っていることを特徴とする請求項2に記載の機械式駐車装置。
  4. 前記H型鋼は、前記フランジ部が前記車両入庫方向に直交するように設けられ、
    前記昇降パレットの前記車両入庫方向に見て後端側には、前記フランジ部間まで伸びる吊り部が設けられており、
    前記吊り部に前記第1の吊りチェーンが連結されていることを特徴とする請求項3に記載の機械式駐車装置。
  5. 前記駆動スプロケットは、前記車両入庫方向に見て前側に位置する前記支柱の上部に位置し、
    前記従動スプロケットは、前記車両入庫方向に見て後側に位置する前記支柱の上部に位置しており、
    前記第1の吊りチェーンにおける前記駆動スプロケットから前記従動スプロケットに至る部分は、前記前後梁の上方を通っていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の機械式駐車装置。
  6. 前記駆動モータは、前記車両入庫方向に見て前側に位置する前記支柱間に架設された後部梁に設けられており、
    前記後部梁の上方に位置し、前記車両入庫方向に見て前側に位置する前記支柱の上部に回動可能に設けられたシャフトと、
    前記シャフトに前記駆動モータの回転を伝達する動力伝達機構と、を更に有し、
    前記駆動スプロケットは、前記シャフトに当該シャフトと共に回転するように設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の機械式駐車装置。
  7. 前記駆動スプロケットは、前記シャフトの軸受け部よりも当該シャフトの端部側に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の機械式駐車装置。
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