JP2005080304A - 遅延干渉計を微調整するための自動フィードバック制御方法および装置 - Google Patents

遅延干渉計を微調整するための自動フィードバック制御方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】強度変調DPSKシステムにおいて、遅延干渉計を調整する手法を提供する。
【解決手段】光信号の受信において、入射信号を第1の部分と第2の部分とに分割する。第1の部分と第2の部分との間で相対的遅延を引き起こし、少なくとも1つの干渉信号を生成するために光学的に干渉させる。相対的遅延を品質基準に基づき調整できるように、少なくとも1つの干渉信号に基づき、受信信号の品質基準をモニターする。モニター結果に基づき相対的遅延を調整する。
【選択図】図3

Description

本開示は光通信ネットワークに関し、特に遅延干渉計を微調整するための自動フィードバック制御の方法および装置に関する。
通信システム、ケーブルテレビシステム、データ通信ネットワークには、大量の情報を遠隔地点間で速く送るために光ネットワークが使用される。光ネットワークでは、情報が光信号として光ファイバーを介して送られる。光ファイバーは、長距離にわたって非常に少ない損失で信号を送信することができる、ガラスの細いストランドを有する。光信号は、オーディオ、ビデオ、テキスト、リアルタイム、非リアルタイム、その他の好適なデータを符号化するために変調された少なくとも1つの特性をもつ。
強度変調差動シフトキーイング(IMDPSK)システムにおいては、トランスミッタは、キャリア信号の位相を変調することにより差動符号化された2進データ信号を送信する位相変調器である。位相変調信号はビットシヌソイドクロック信号によりさらに変調される。レシーバでは、符号化された信号が差動復号され検出される。
遅延干渉計を微調整するための自動フィードバック制御をする方法および装置を提供する。該自動フィードバック制御は、チャンネル品質をモニターしそれを向上するためにチャンネルの差動復号を調整する光レシーバに使用されてもよい。
一実施形態によると、光信号を受信する方法であって、入射信号を第1の部分と第2の部分とに分割する方法が開示されている。第1の部分と第2の部分との間で相対的遅延を引き起こし、少なくとも1つの干渉信号を生成するために光学的に干渉させる。相対的遅延を品質基準に基づき調整できるように、少なくとも1つの干渉信号に少なくとも基づき、モニターされた信号の品質基準をモニターする。
一定の実施形態が1以上の技術的利点を提供する。一実施形態の技術的利点は、レシーバにおける信号品質の向上を含む。より具体的には、遅延干渉計の自動フィードバック制御を提供することにより、光レシーバにおいて信号劣化を減らすまたは無くすことができる。1以上の実施形態の他の技術的利点は、光信号の品質基準をモニターすることによる、遅延干渉計の正確かつ効率的な微調整を含んでもよい。1以上の実施形態のさらに別の利点は、DPSK・IMDPSKシステムの改良を含んでもよい。
1以上の実施形態の他の技術的利点は、光遅延干渉計において光信号を自動的に調整するために品質基準を使用することを含む。それゆえ、光遅延干渉計をマニュアルで調整しなくてもよく、トランスミッタレーザに関連する変動許容誤差は少なくできるので、光通信システムはコスト効率がよい。1以上の実施形態のさらに別の技術的利点は、非線形効果の許容誤差・光学的信号ノイズ比(OSNR)・分散が向上することによる、超長距離(ULH)システムへのDPSK・IMDPSK技術の使用を含んでもよい。
所定の実施形態は、上記の技術的利点をまったく含まなくてもよいし、一部または全部を含んでもよい。1以上の他の技術的利点は、当業者には、図面・説明・特許請求の範囲から容易に明らかとなるであろう。
図1は、遅延干渉計を微調整するために自動フィードバック制御を用いた光通信システム10の一実施形態のブロック図である。一般に、光通信システム10では、光信号が共通の経路を異なる波長で送信される。光情報を分離し復号するために、光レシーバが光信号を受信する。動作において、光通信システム10は高密度WDM(DWDM)等の波長分割多重(WDM)システムである。光信号はビット同期強度変調(IM)を伴う差動位相シフトキーイング(DPSK)を用いて送信される。システム10は他の好適な単一チャンネル、複数チャンネル、または双方向の送信システムを有していてもよく、他の変調フォーマットを使用していてもよい。システム10は図1に示したように結合されたトランスミッタ12、光リンク16、レシーバ14を含む。
トランスミッタ12は複数の光トランスミッタ20と1つのマルチプレクサ22を含む。光トランスミッタ20はトランスポンダまたは他のノード要素の一部を形成していてもよい。各光トランスミッタ20はあるチャンネル間隔で異なる一組の波長λ1、λ2、...、λnの1つの光情報信号24を生成する。例えば、ある実施形態においては、チャンネル間隔は100ギガヘルツ(GHz)であってもよい。チャンネル間隔は隣接するチャンネル間のクロストークを防ぐ、または最小化するように選択される。光情報信号24は、オーディオ、ビデオ、テキスト、リアルタイム、非リアルタイム、その他の好適なデータを符号化するために変調された少なくとも1つの特性をもった光信号を有する。図示した実施形態によると、光情報信号24は強度変調(IM)を伴う差動位相シフトキーイングDPSKを用いて符号化される。光情報信号24はマルチプレクサ22により多重化され、光リンク16で送信するためのトランスポート信号26となる。さもなければ、光情報信号24は好適に合成され、トランスミット信号26となる。
光リンク16は、光信号を低損失で送信できる光ファイバ40またはその他の好適な媒体を有する。一実施形態によれば、光ファイバ40は単一モードファイバ(SMF)を有してもよい。1以上の光アンプ41が光リンク16の間に挿入されている。光アンプ41は光電変換を要さずにトランスミット信号26を増幅する。
レシーバ14は1つのデマルチプレクサ31と複数の光レシーバ30とを含む。デマルチプレクサ31は、各光情報信号24を他から分離するために、増幅されたトランスミット信号26を分割する。各光レシーバ30は、マルチプレクサ32から光情報信号24を受信し、各信号24に対応するデータ情報を回復する。本出願書類では、「各」とは集合の中の各メンバーまたは集合の部分集合の各メンバーを意味する。
図示した実施形態によれば、光レシーバ30は位相変調(PM)された信号を振幅変調(AM)された信号に変換する。この振幅変調された信号は直接検出レシーバでさらに処理される。一実施形態において、遅延干渉計によりPMからAMへの変換が行われてもよい。ここで遅延干渉計は、例えば、マッハツェンダー干渉計(MZI)、好適に位置を調整された偏光子のペアの間の偏光保持ファイバ(PMF)、信号の一部を他の部分に対して遅らせ、遅れた部分を信号の他の部分と干渉させるように動作するその他のいかなる好適なデバイスでもよい。
動作において、光トランスミッタ20は、レーザデバイスが動作する1つの搬送周波数の光情報信号24を生成する。光情報信号24は、光リンク16を介してレシーバ14に送信されるように、マルチプレクサ22により多重化されてもよく、1以上の光アンプ41により増幅されてもよい。レシーバ14において、各光情報信号24はデマルチプレクサ31を用いて分割され、適切な光レシーバ30で受信される。光情報信号24の符号化されたデータを回復するため、信号が復号される。光トランスミッタのレーザ周波数が変動するとき、光情報信号24は偏った信号として受信される。光トランスミッタ20に起因する周波数の偏りを補正するために受信した信号の遅延に対する調整を自動的に決定するため、光情報信号24の1以上の品質基準を、光レシーバ30がモニターする。
図1の光通信システム10で使用する光トランスミッタの一実施形態を図2を参照して説明する。また、図1の光通信システム10で使用する光レシーバの一部の一実施形態を図3を参照して説明する。また、遅延干渉計の実施形態を図4Aと4Bを参照してより詳しく説明する。図1の光通信システム10で使用するフィードバック制御と信号モニタリングの実施形態のブロック図を図5A−5Dを参照して説明する。さらにまた、遅延干渉計を微調整するための自動フィードバック制御方法のフローチャートを図6を参照して説明する。
図2は、図1の光通信システム10で用いる光トランスミッタ20の一実施形態を示す。光トランスミッタ20は、図2のように結合された光エミッタ50・位相モジュレータ52・差動エンコーダ54・クロック56・強度モジュレータ58を含む。
光エミッタ50はデータを送信するために変調された光搬送波を作る。特定の搬送周波数の光信号を好適に生成するためのエミッタであれば、いかなるものを有していてもよい。例えば、レーザダイオードを有していてもよい。
位相モジュレータ52と差動エンコーダ54は光搬送波を用いて符号化されたデータを変調する。差動エンコーダ54はDPSK法を用いて符号化されたビットのストリームを受信する。位相モジュレータ52は差動符号化されたビットからなる光変調信号を生成するため、光搬送波の位相を変調するため差動符号化されたビットを受信する。図示した実施形態によると、位相ジェネレータ52は隣接するビット間でゼロまたはπだけ位相をずらして2進データを符号化したDPSK信号を生成する。一実施形態において、位相モジュレータ52は、駆動電圧を調整することにより位相変調の深さを低減するように駆動されてもよい。例えば、位相モジュレータ52の駆動電圧を低減して、ゼロからπまでの位相変調をゼロから2αまでの位相変調に低減してもよい。ここで、結果として位相変調は、0<2α<πの範囲となってもよい。他のいかなる好適な位相の振れや位相シフトの差分も、本発明の範囲から逸脱することなく用いることができる。
クロック56は、強度モジュレータ58が受信したDPSK信号をビット同期強度変調を用いて変調するために用いる同期信号をつくる。トランスミッタ20には、所望のアプリケーションによって他のモジュールを追加したり、一部のモジュールを削減してもよい。例えば、トランスミッタ20は、エミッタ50から受信した電子的副搬送波の位相変調を駆動するため、位相モジュレータ52に結合したドライバアンプを含んでもよい。
図3は、図1の光通信システム10に用いる光レシーバの一部を図示した一実施形態のブロック図である。図示した実施形態によると、光レシーバ30は図3に示したように結合された光遅延干渉計32、信号モニター34、プロセッサー38を含む。フォトダイオードまたは他のディテクター(図示せず)が光遅延干渉計の出力に結合されてもよく、光遅延干渉計32と信号モニター34の間に結合されてもよく、さもなくば、レシーバ30中に結合されてもよい。よって、信号モニター34は干渉信号、復号信号、回復信号、またはその他の少なくとも干渉信号に基づく信号をモニターしてもよい。
光遅延干渉計32は、入射する光情報信号24を受信し、それを復調して干渉信号28を生成する。一実施形態において、光遅延干渉計32は受信した信号を2つの部分に分割する光デバイスである。また、光遅延干渉計32は分割した信号の各部分の間に相対的な遅延を起こさせる。光遅延干渉計32は分割した信号の各部分を光学的に干渉させ、少なくとも1つの干渉信号28を生成する。一実施形態によると、光遅延干渉計32はマッハツェンダー干渉計(MZI)を有する。位相変調(PM)された信号を干渉信号28に変換するのに好適な他のいかなる光デバイスでも、本発明の範囲から逸脱することなく、使用することができる。例えば、光遅延干渉計32は偏光保持ファイバ(PMF)や複屈折ファイバを有してもよい。
信号モニター34でモニターする前に、検出信号を生成するために干渉信号28をフォトディテクターで検出してもよい。モニターする前に干渉信号28を光検出することにより、信号モニター34は光情報信号24に関連する光電流および光電圧を受信する。また、以下により詳しく説明するように、検出信号に対応するDC電流を信号モニター34でモニターできるように、信号モニター34と光遅延干渉計32にはDCバイアスがかけられている。
信号モニター34は検出信号に対応する品質基準をモニターする。一実施形態によると、この品質基準には、ビットエラーレート(BER)、消光率、光パワー等である。検出信号または他の信号の品質を示す他のいかなる好適な基準を使用してもよい。信号モニター34は、RFモニター、DCモニター、トランスインピーダンスアンプ、コントローラ、前方向エラー訂正部(FEC)、または信号をモニターするのに好適な他のいかなるデバイスを有していてもよい。信号モニター34の実施形態は、図5A−5Dを参照してより詳細に説明する。
プロセッサー38は光遅延干渉計32の相対的遅延を調整するためモニターされた品質基準情報を受信する。この情報は、例えば、品質基準の値、何らかの変化の表示、何らかの変化の値、一定のレベルまたは限界を超えたという表示などである。例えば、プロセッサー38は光パワーの測定値を受信し、その測定値をフィードバック信号42を生成するために使用してもよい。フィードバック信号42を用いて、プロセッサー38は光遅延干渉計32による相対的遅延を制御および調整してもよい。一実施形態において、プロセッサー38は、干渉信号28を形成するために結合する分離された信号部分の相対的遅延を調整するために、光遅延干渉計32の温度を調整するためにフィードバック信号42を使用する。他の実施形態において、自由空間光学器械システム等で相対的遅延をメカニカルに調整してもよい。プロセッサー38は、信号モニター34からの情報に基づき光遅延干渉計32における相対的遅延を制御するように動作する、ハードウェアおよび・またはソフトウェアいずれであっても好適なロジックを有する。
光レシーバ部分については、本発明の範囲を逸脱することなく、修正・追加・省略が可能である。例えば、バイアスTモジュールは光遅延干渉計32および信号モニター34にDCバイアスをかけるため結合されてもよい。また、好適にロジックを圧縮するいかなるソフトウェア、ハードウェア、他のロジック、その他のいかなる好適な手続きを用いても機能を果たすことができる。
図4Aと4Bは、図1の光通信システム10で使用する光遅延干渉計の実施形態を示す。図4Aは、マッハツェンダー干渉計(MZI)60の一実施形態を示す。図示した実施形態によると、MZI60は上部アーム62と下部アーム64とを含む。MZI60は、信号の部分の一方を他方に対して光学的に遅らせ、MZIの2つのアーム間に追加的位相シフトを適用することにより、位相変調(PM)された信号を振幅変調(AM)された信号に変換する。相対的遅延の量は記号期間、またはその整数倍と略等しい。上部と下部の相対的位相シフトは、π/2から−π/2までで変化してもよい。
上部アーム信号62と下部アーム信号64は干渉的に結合される。例えば、上部アーム信号62または下部アーム信号64の位相が合っているとき、MZI60は強め合う干渉をする。上部アーム信号62と下部アーム信号64間の位相差がπ/2であるとき、MZI60は弱め合う干渉をする。一般に、MZI60で受信したIMDPSK信号または光情報信号24は、分割比率0.5で2つのアームに分割される。また、上部アーム信号62と下部アーム信号64は3dBカップリングを用いて結合される。一実施形態によると、相対的位相シフトと相対的遅延は、MZI60に関連する導波路の温度を制御することにより調整してもよい。一実施形態によると、MZI60はプレーナ型光波回路(PLC)技術を用いて実施してもよい。そのPLCは二酸化ケイ素基板上に実施することができ、2つのアーム間の相対的位相シフトは基板温度の変化により制御してもよい。
図示した実施形態において、MZI60は出射光ポートAと出射光ポートBとを含む。両者は相補的であってもよい。例えば、上部アーム信号62と下部アーム信号64の位相差が180°であるとき、MZI60は今受信したビットと先に受信したビットは弱め合う干渉を起こし、光ポートAの出力は低レベル信号となる。
上で説明した例は、送信されるIMDPSK信号s(t)を式(1)で表すことにより、より具体的に表現できる。
Figure 2005080304
ここで、rはビットレートであり、fはビットレートrのときの搬送周波数である。φ(t)は、ビット1に対して180°、ビット0に対して0°として搬送信号の位相として符号化されたデータである。式(1)からMZI60の光ポートAにおける信号は、式(2)で表せる。
Figure 2005080304
ここで、T=1/rであり、ビット期間を規定する。Θは上部アーム62と下部アーム64間の位相差を表す。2πfTは1ビット期間の相対的遅延により入った相対的位相差を表す。
式(2)から、ビット遅延により導入された相対位相差異2πfTは、与えられたビットレートrのときの搬送周波数に依存する。周波数がfからf+Δに変化すると、遅延干渉計における相対的位相差異は式(3)のように変化する。
Figure 2005080304
トランスミッタ搬送波の周波数が時間の経過と共に少しずつ変化するので、相対的位相差異Δθは位相変化Θを調整することにより相殺される。これは、例えばPLC基板の温度を調整することにより達成できる。上部アームと下部アームの幾何学的経路長がそれぞれLUとLLであり、導波路の有効屈折率の温度係数がk(/度)であるとき、位相変化Θを与えるのに必要な温度変化は、次の式(4)で表される。
Figure 2005080304
ここで、cは真空中の光速である。
MZI60の少なくとも1つの出力ポートにおける信号の品質基準をモニターすることにより、相対的位相差異または上部アーム62と下部アーム64の遅延を調整できるように、周波数変化を追跡記録する。フィードバック制御と信号品質基準のモニタリングについては、図5を参照して説明する。
図4Bは光遅延干渉計32で使用される偏光保持ファイバー(PMF)65の一実施形態を示している。IMDPSK信号を受信し、そのIMDPSK信号の偏光を45度直線偏光にするため、偏光コントローラ67を使用してもよい。PMF65において、偏光された信号68は長さL、(n1-n2)で複屈折するファイバーを通る。MZI60の実施形態と同様に、PMF65が2つの信号に相対的遅延を導入する。この相対的遅延は次の式(5)により表される。
Figure 2005080304
ここで、LはPMF65の長さであり、(n1-n2)はPMF65の複屈折を示す。
PMF65は偏光した光を通し、直交する偏光成分は干渉され、アナライザ69により受信される。アナライザ69は偏光信号68を受信し、干渉信号の品質基準をモニターする。他の実施形態において、アナライザ69は、偏光した信号を互いに直交する2つの直線偏光信号に分けるため、偏光ビームスプリッタ(PBS)を有していてもよい。この2つの直線偏光した信号は、光遅延干渉計32の1つ以上のポートから信号をモニターするときに使用される。
図5Aから5Dは、図1の光通信システム10で使用されてもよいフィードバック制御と信号モニタリングの実施形態を示す。例えば、図5Aは消光率のモニタリングを用いた自動フィードバック制御の一実施形態を示す。図5Bから5Dは、光パワーモニタリングを用いたフィードバック制御の実施形態を示す。他の好適な回路も本発明の範囲から逸脱することなく用いることができる。
図5Aは、消光率のモニタリングを用いた自動フィードバック制御を示す一実施形態のブロック図である。本出願書類においては、振幅変調(AM)信号の消光率はレベル1とレベル0に対応するパワーレベルの比率として定義してもよい。一実施形態において、光遅延干渉計32の2つのアームの間の相対的位相差異が最適であるとき、消光率は最大となる。
光ディテクター70は光遅延干渉計32から干渉信号28を受信し、検出信号29を生成する。検出信号29はバイアスTモジュール72により分割される。このバイアスTモジュール72は信号の低周波成分から高周波成分を分割するように動作する。高周波成分すなわちRF信号はRFモニター74により受信され、低周波成分すなわちDC成分はDCモニター76により受信される。RFモニター74は、検出信号29のRFパワーの低下を検出でき、よって光情報信号24のRFパワーの低下を検出できる。RFモニター74は、このRFパワーの測定値をプロセッサー38に提供する。このRFパワーの測定値は、DCモニター76により取得したDCパワーの測定値を用いて正規化されている。測定されたRFパワーを正規化することにより、入力光パワーの変化に起因する変動を消去できる。
プロセッサー38は、RFパワーと正規化されたパワーの低下から、消光率が低下したことを判断してもよい。したがって、プロセッサー38は、光遅延干渉計32の相対的遅延を、消光率を向上するために調整してもよい。一実施形態において、消光率を上昇させることにより相対的遅延が伸びる。
図5Bは、光パワーモニタリングを用いた自動フィードバック制御を示すブロック図である。動作において、光遅延干渉計32の出力の光パワーが光遅延干渉計32の位相差異または相対的遅延を調整または最適化するために用いられてもよい。この機能を可能とするために、図2を参照して説明したように、位相モジュレータ52の駆動電圧を低減させることにより、トランスミッタにおいて位相変調の深さを低下させてもよい。駆動電圧を低減すると非常に大きなペナルティを課される可能性があるが、位相変調の深さを低下させると、光遅延干渉計32における相対的位相差異を調整するため、光パワーのモニタリングに対応する制御の程度を上げることができる。一実施形態において、トランスミッタにおける駆動電圧の低減による非常に大きなペナルティは0.2dB未満であり、駆動電圧低減の結果位相変調の深さは2α>150度低下する。本発明の範囲から逸脱することなく、光パワーをモニターするため、他のいかなる好適な駆動電圧の低減を選択してもよい。
光パワーは、バイアスTモジュール72が検出信号29を分割した後、DCモニター76により受信されたDC電流に基づきモニターされる。検出信号29のRF成分は、電気信号に変換し増幅するために、トランスインピーダンスアンプ78により受信されてもよい。この電気信号はデータを受信するコントローラ80により使用されてもよい。DCモニター76は、光遅延干渉計32の単一のポートからの検出信号29に対応する平均光パワーを測定する。プロセッサー38は、測定された平均光パワーを受信し、相対的遅延を調整し、検出信号29を最大化するためのフィードバック信号42を生成する。検出信号29を最大化するようにフィードバック信号42を決定するアルゴリズムは、パブリックドメインで見つかるであろう。
図5Cは、光パワーモニタリングを用いた自動フィードバック制御の他の実施形態を示すブロック図である。この実施形態において、光遅延干渉計32の光ポート出力は両方ともフォトディテクター70aと70bにより検出され、バランスされた光検出信号71がモニターされる。図5Aと5Bを参照して説明したように、信号をRF成分とDC成分に分化するためにバイアスTモジュール72を使用してもよい。バランスされた光検出信号71に関連するDC電流は、光パワーを測定するためDCモニター76により受信される。図に示した実施形態によると、DCモニター76はDC電圧を測定する。このDC電圧は、各フォトディテクター70aと70bにより検出された信号の平均光パワー差異に比例するであろう。平均パワー差異に基づき、プロセッサー38はフィードバック信号42を決定してもよい。図5Bを参照して説明したように、DCモニター76により測定される2つの出力ポートの間の平均パワー差異は、プロセッサー38により、光遅延干渉計32において相対的遅延が調整できるか判断するために使用される。例えば、平均光パワー差異を最大値またはその周辺に維持することは、プロセッサー38が相対位相差異を180°にできるだけ近く調整することにより達成される。
図5Dは、光遅延干渉計32の2つの光ポートの光パワーモニタリングを用いた自動フィードバック制御のさらに別の実施形態を示すブロック図である。図5Cを参照して説明した実施形態と同様に、光遅延干渉計32の光ポート信号はフォトディテクター70aと70bにより各々検出される。この実施形態において、検出された信号73aと73bはそれぞれ異なった目的に使用される。例えば、検出信号73aは、そのRF信号成分をトランスインピーダンスアンプ78とコントローラ80に向けることにより、信号受信に使用される。対照的に、検出信号73bはDCモニター76による光パワーの測定に使われてもよい。図5Cを参照して説明したように、DCモニター76は検出信号73bの光パワーを測定し、平均光パワーと比較する。これにより、プロセッサー38が光遅延干渉計32における相対的遅延を調節するフィードバック信号42を決定する。
本発明の範囲から逸脱せずに、図5Aから5Dを参照して示した実施形態に修正、追加、または省略をすることができる。例えば、バイアスTモジュール72はコンデンサCと誘導子Lを含むように示されているが、本発明の範囲を逸脱することなく、信号をRF信号とDC電流に分割するために好適な他のいかなる部品、または追加部品を使用することができる。他の例として、図5Aを参照して、DCモニター76は検出信号29に対応するビットエラーレートをモニターするため、前方向エラー訂正(FEC)を含むように修正してもよい。このビットエラーレートは、光遅延干渉計32における相対的遅延を調整するためにプロセッサー38が使用してもよい。また、各機能はソフトウェア、ハードウェア、その他のロジック、またはこれらの好適ないかなる組み合わせよりなる好適なロジックを用いて実施してもよい。
図6は、遅延干渉計を微調整するための自動フィードバック制御の方法のフローチャートである。この方法は、光レシーバ30と光情報信号24がいくつあっても使用することができることが分かるであろう。
この方法は光遅延干渉計32が変調信号を受信するステップ100に始まる。図示した実施形態によると、変調信号は強度変調DPSK信号(IMDPSK)を有する。ステップ102に進み、光遅延干渉計32は1以上の干渉信号を生成する。図4Aと4Bを参照して説明したように、光遅延干渉計32は信号を複数の信号に分割し、1つの信号をその他の信号に対して遅延させ、その複数の信号を干渉させる。例えば、図4Aを参照して説明した実施形態によると、MZI60は信号を上部アーム信号62と下部アーム信号64に分割し、上部アーム信号62を下部アーム信号64に対して相対的に遅延させる。
ステップ104に進み、信号モニター34は少なくとも1つの干渉信号の信号品質基準をモニターする。一実施形態によると、信号モニター34はビットエラーレート(BER)、消光率、光パワーを用いて検出信号をモニターする。ステップ106において、プロセッサー38はモニターされた品質基準に基づき信号調整を決定する。例えば、信号モニター38が検出信号のBERをモニターしているとき、プロセッサー38はモニターされたBERに基づき前方向エラー訂正情報を有するフィードバック信号42を決定する。
ステップ108に進み、プロセッサー38はモニターされた品質基準に基づき干渉信号の位相シフトを調節する。例えば、プロセッサー38は、光遅延干渉計32の上部アーム62と下部アーム64の間の相対的遅延を調整するため、前方向エラー訂正情報を有するフィードバック信号42を使用してもよい。ステップ108で位相シフトを調節した後、この方法は終了する。この方法は連続的にまたは周期的に繰り返してもよい。例えば、1秒間に1回、1分間に数回、ビット期間Tに1回、またはその他の頻度で繰り返してもよい。
本発明の範囲から逸脱することなく、ステップを加えたり、省略したり、修正したり、いかなる好適な順序で実行したりしてもよい。例えば、フォトディテクターにおいて光信号を検出するステップを、干渉計の経路を生成するステップ102と信号特性をモニターするステップ104の間に追加してもよい。他の例として、位相シフトにより干渉経路を生成するステップ102の後に、干渉信号を作るため干渉計経路を光学的に干渉させるステップを加えてもよい。
所定の実施形態は1以上の技術的利点を提供できる。一実施形態の技術的利点は、レシーバにおいて信号品質を向上することを含んでもよい。より具体的に、遅延干渉計の自動フィードバック制御を提供することにより、光レシーバにおいて信号の劣化を減少または無くすことができる。1以上の実施形態の他の技術的利点は、光信号の品質基準をモニターすることによる、遅延干渉計の正確かつ効率的な微調整を含んでもよい。1以上の実施形態のさらに別の利点は、DPSK・IMDPSKシステムの改良を含んでもよい。
1以上の実施形態の他の技術的利点は、光遅延干渉計において光信号を自動的に調整するために品質基準を使用することを含む。それゆえ、光遅延干渉計をマニュアルで調整しなくてもよく、トランスミッタレーザに関連する変動許容誤差は少なくできるので、光通信システムはコスト効率がよい。1以上の実施形態のさらに別の技術的利点は、非線形効果の許容誤差・光学的信号ノイズ比(OSNR)・分散が向上することによる、超長距離(ULH)システムへのDPSK・IMDPSK技術の使用を含んでもよい。
開示の一実施形態とその利点について詳しく説明したが、当業者は、特許請求の範囲に明確に記載した本発明の精神および範囲から逸脱することなく、様々な変更、追加、省略をすることができるであろう。
なお、以上の説明に関してさらに以下の付記を開示する。
(付記1)
光信号を受信する方法であって、
入射信号を第1の部分と第2の部分とに分けるステップと、
前記第1の部分と前記第2の部分の間の相対的遅延を導くステップと、
少なくとも1つの干渉信号を生成するため、前記第1の部分と前記第2の部分とを光学的に干渉させるステップと、
前記少なくとも1つの干渉信号に少なくとも基づき、モニターされた信号のビットエラーレート(BER)推定をモニターするステップと、
前記BER推定に基づき前記相対的遅延を調整するステップとを有する方法。
(付記2)
付記1に記載の方法であって、前記BER推定は前方向エラー訂正(FEC)により検出されたフレームごとの訂正されたエラー数から取得されることを特徴とする方法。
(付記3)
光信号を受信する方法であって、
入射信号を第1の部分と第2の部分とに分けるステップと、
前記第1の部分と前記第2の部分の間の相対的遅延を導くステップと、
少なくとも1つの干渉信号を生成するため、前記第1の部分と前記第2の部分とを光学的に干渉させるステップと、
前記少なくとも1つの干渉信号に少なくとも基づき、モニターされた信号の消光率をモニターするステップと、
前記消光率に基づき前記相対的遅延を調整するステップとを有する方法。
(付記4)
付記3に記載の方法であって、
前記モニターされた信号に対応するラジオ周波数(RF)パワーを測定するステップと、
前記測定したRFパワーに基づき遅延干渉計に関連する正規化されたRFパワーを計算するステップと、
前記計算された正規化されたRFパワーにより遅延調整信号を推定するステップと、
前記遅延調整に基づき前記相対的遅延を調整するステップとをさらに有する方法。
(付記5)
光信号を受信する方法であって、
入射信号を第1の部分と第2の部分とに分けるステップと、
前記第1の部分と前記第2の部分の間の相対的遅延を導くステップと、
少なくとも1つの干渉信号を生成するため、前記第1の部分と前記第2の部分とを光学的に干渉させるステップと、
前記少なくとも1つの干渉信号に少なくとも基づき、モニターされた信号の光パワーをモニターするステップと、
前記光パワーに基づき前記相対的遅延を調整するステップとを有する方法。
(付記6)
付記5に記載の方法であって、
前記少なくとも1つの干渉信号の直流(DC)電圧の位相歪みへの依存性を導入するため、光トランスミッタにおける位相変調深度を低減するステップと、
前記少なくとも1つの干渉信号の前記直流(DC)電圧を測定するステップと、
前記測定されたDC電圧を前記少なくとも1つの干渉信号に対応する平均パワーと比較するステップであって、前記比較は前記測定されたDC電圧と前記平均パワーの間の差をもたらすものと、
前記差に基づいて前記相対的遅延を調整するステップとをさらに有する方法。
(付記7)
付記5に記載の方法であって、
前記少なくとも1つの干渉信号の直流(DC)電圧の位相歪みへの依存性を導入するため、光トランスミッタにおける位相変調深度を低減するステップと、
第1の干渉信号と第2の干渉信号の前記直流(DC)電圧を測定するステップと、
前記第1と第2の干渉信号の前記DC電圧の各々の間の差を決定するステップと、
前記差に基づいて前記相対的遅延を調整するステップとをさらに有する方法。
(付記8)
付記1、3、または5に記載の方法であって、マッハツェンダー干渉計と偏光保持ファイバ(PMF)よりなるグループから選択されたメンバーを有する遅延干渉計により前記相対的遅延を誘導することを特徴とする方法。
(付記9)
付記1、3、または5に記載の方法であって、前記入射信号はビット同期強度変調(IM)を伴う差動位相シフトキーイング(DPSK)を用いて符号化された信号であることを特徴とする方法。
(付記10)
付記1、3、または5に記載の方法であって、前記品質基準に基づき前記相対的遅延を調整するステップは、遅延干渉計の温度を制御するステップをさらに有することを特徴とする方法。
(付記11)
光信号を受信するシステムであって、
入射する信号を第1の部分と第2の部分とに分け、前記第1の部分と前記第2の部分との間に相対的遅延を引き起こし、前記第1の部分と前記第2の部分とを光学的に干渉させて少なくとも1つの干渉信号を生成するように動作する遅延干渉計と、
前記少なくとも1つの干渉信号に少なくとも基づきモニターされた信号のビットエラーレート(BER)をモニターするように動作する信号モニターと、
前記BERの推定値に基づき前記相対的遅延を調整するように動作するプロセッサーとを有するシステム。
(付記12)
付記11に記載の方法であって、前記BERの推定値は前方向エラー訂正(FEC)部により検出されたフレームあたりの修正されたエラーの数から取得されることを特徴とするシステム。
(付記13)
光信号を受信するシステムであって、
入射する信号を第1の部分と第2の部分とに分け、前記第1の部分と前記第2の部分との間に相対的遅延を引き起こし、前記第1の部分と前記第2の部分とを光学的に干渉させて少なくとも1つの干渉信号を生成するように動作する遅延干渉計と、
前記少なくとも1つの干渉信号に少なくとも基づきモニターされた信号の消光率をモニターするように動作する信号モニターと、
前記消光率に基づき前記相対的遅延を調整するように動作するプロセッサーとを有するシステム。
(付記14)
付記13に記載のシステムであって、
前記信号モニターは前記モニターされた信号に対応するラジオ周波数(RF)パワーを測定するように動作し、
前記プロセッサーは、前記測定されたRFパワーに基づき前記遅延干渉計に関連する正規化されたRFパワーを計算し、前記計算された正規化されたRFパワーによる遅延調整信号を推定し、前記遅延調整に基づき前記相対的遅延を調整することを特徴とするシステム。
(付記15)
光信号を受信するシステムであって、
入射する信号を第1の部分と第2の部分とに分け、前記第1の部分と前記第2の部分との間に相対的遅延を引き起こし、前記第1の部分と前記第2の部分とを光学的に干渉させて少なくとも1つの干渉信号を生成するように動作する遅延干渉計と、
前記少なくとも1つの干渉信号に少なくとも基づきモニターされた信号の光パワーをモニターするように動作する信号モニターと、
前記光パワーに基づき前記相対的遅延を調整するように動作するプロセッサーとを有するシステム。
(付記16)
付記15に記載のシステムであって、
前記少なくとも1つの干渉信号の直流(DC)電圧の位相歪みに対する依存性を導入するために位相変調の深さを低減するように動作する光トランスミッタをさらに有し、
前記信号モニターは、前記少なくとも1つの干渉信号の前記直流(DC)電圧を測定するようにさらに動作し、
前記プロセッサーは、前記測定したDC電圧を前記少なくとも1つの干渉信号に対応する平均パワーと比較し、前記比較により前記測定したDC電圧と前記平均パワーの間の相違を生じさせ、前記相違に基づき前記相対的遅延を調整することを特徴とするシステム。
(付記17)
付記15に記載のシステムであって、
前記少なくとも1つの干渉信号の直流(DC)電圧の位相歪みに対する依存性を導入するために位相変調の深さを低減するように動作する光トランスミッタをさらに有し、
前記信号モニターは、第1の干渉信号と第2の干渉信号の前記直流(DC)電圧を測定するようにさらに動作し、
前記プロセッサーは、前記第1と第2の干渉信号の前記DC電圧の各々の間の相違を決定し、前記相違に基づき前記相対的遅延を調整することを特徴とするシステム。
(付記18)
付記11、13、または15に記載のシステムであって、
前記遅延干渉計は、マッハツェンダー干渉計と偏光保持ファイバ(PMF)よりなるグループから選択されたメンバーを有することを特徴とするシステム。
(付記19)
付記11、13、または15に記載のシステムであって、
前記入射信号はビット同期強度変調(IM)を伴う差動位相シフトキーイング(DPSK)を用いて符号化された信号であることを特徴とするシステム。
(付記20)
付記11、13、または15に記載のシステムであって、前記プロセッサーは、前記遅延干渉計の温度を制御することにより品質基準に基づき前記相対的遅延を調整するように動作することを特徴とするシステム。
(付記21)
光信号を受信するシステムであって、
入射信号を第1の部分と第2の部分とに分割する手段と、
前記第1の部分と前記第2の部分との間の相対的遅延を引き起こす手段と、
少なくとも1つの干渉信号を生成するために前記第1と前記第2の部分を光学的に干渉させる手段と、
前記少なくとも1つの干渉信号に少なくとも基づき、モニターされた信号のビットエラーレート(BER)をモニターする手段と、
前記BER推定に基づき前記相対的遅延を調整する手段とを有するシステム。
(付記22)
光信号を受信するシステムであって、
入射信号を第1の部分と第2の部分とに分割する手段と、
前記第1の部分と前記第2の部分との間の相対的遅延を引き起こす手段と、
少なくとも1つの干渉信号を生成するために前記第1と前記第2の部分を光学的に干渉させる手段と、
前記少なくとも1つの干渉信号に少なくとも基づき、モニターされた信号の消光率をモニターする手段と、
前記消光率に基づき前記相対的遅延を調整する手段とを有するシステム。
(付記23)
光信号を受信するシステムであって、
入射信号を第1の部分と第2の部分とに分割する手段と、
前記第1の部分と前記第2の部分との間の相対的遅延を引き起こす手段と、
少なくとも1つの干渉信号を生成するために前記第1と前記第2の部分を光学的に干渉させる手段と、
前記少なくとも1つの干渉信号に少なくとも基づき、モニターされた信号の光パワーをモニターする手段と、
前記光パワーに基づき前記相対的遅延を調整する手段とを有するシステム。
(付記24)
光信号を受信する方法であって、
ビット同期強度変調(IM)をされた差動位相シフトキーイング(DPSK)を用いて符号化された信号である入射信号を、第1の部分と第2の部分とに分割するステップと、
マッハツェンダー干渉計および偏光保持ファイバー(PMF)よりなるグループから選択されたメンバーを有する遅延干渉計により導入された、前記第1の部分と前記第2の部分との間の相対的遅延を引き起こすステップと、
少なくとも1つの干渉信号を生成するために前記第1と前記第2の部分を光学的に干渉させるステップと、
前記少なくとも1つの干渉信号に少なくとも基づき、モニターされた信号の光パワーをモニターするステップと、
前記少なくとも1つの干渉信号の直流(DC)電圧の位相歪みに対する依存性を導入するため、光トランスミッタにおいて位相変調の深さを低減するステップと、
前記少なくとも1つの干渉信号の前記直流(DC)電圧を測定するステップと、
前記測定したDC電圧を前記少なくとも1つの干渉信号に対応する平均パワーと比較するステップであって、前記測定したDC電圧と前記平均パワーとの差異を求めるものと、
前記遅延干渉計の温度を制御することにより、前記差異に基づき、前記相対的遅延を調整するステップとを有する方法。
光通信システムの一実施形態を示すブロック図である。 図1の光通信システムで使用する光トランスミッタの一実施形態を示すブロック図である。 図1の光通信システムで使用する光レシーバの一実施形態を示すブロック図である。 (A)および(B)は、図3の光レシーバで使用する光遅延干渉計の実施形態を示す図である。 図3の光レシーバで使用するフィードバック制御と信号モニタリングの実施形態を示す図である。 図3の光レシーバで使用するフィードバック制御と信号モニタリングの実施形態を示す図である。 図3の光レシーバで使用するフィードバック制御と信号モニタリングの実施形態を示す図である。 図3の光レシーバで使用するフィードバック制御と信号モニタリングの実施形態を示す図である。 遅延干渉計を微調整するための自動フィードバック制御をする方法の一実施形態を示すフローチャートである。
符号の説明
10 光通信システム
12 トランスミッタ
14 レシーバ
16 光リンク
20 光トランスミッタ
22 マルチプレクサ
24 光情報信号
26 トランスミット信号
28 干渉信号
29 検出信号
30 光レシーバ
31 デマルチプレクサ
32 光遅延干渉計
34 信号モニター
38 プロセッサー
40 光ファイバ
41 光アンプ
42 フィードバック信号
50 光エミッタ
52 位相モジュレータ
54 差動エンコーダ
56 クロック
58 強度モジュレータ
60 マッハツェンダー干渉計
62 上部アーム信号
64 下部アーム信号
65 偏光保持ファイバー
67 偏光コントローラ
69 アナライザ
70 光ディテクター
71 バランスされた光検出信号
72 バイアスTモジュール
73 検出信号
74 RFモニター
76 DCモニター
78 トランスインピーダンスアンプ
80 コントローラ

Claims (10)

  1. 光信号を受信する方法であって、
    入射信号を第1の部分と第2の部分とに分けるステップと、
    前記第1の部分と前記第2の部分の間の相対的遅延を導くステップと、
    少なくとも1つの干渉信号を生成するため、前記第1の部分と前記第2の部分とを光学的に干渉させるステップと、
    前記少なくとも1つの干渉信号に少なくとも基づき、モニターされた信号のビットエラーレート(BER)推定をモニターするステップと、
    前記BER推定に基づき前記相対的遅延を調整するステップとを有する方法。
  2. 光信号を受信する方法であって、
    入射信号を第1の部分と第2の部分とに分けるステップと、
    前記第1の部分と前記第2の部分の間の相対的遅延を導くステップと、
    少なくとも1つの干渉信号を生成するため、前記第1の部分と前記第2の部分とを光学的に干渉させるステップと、
    前記少なくとも1つの干渉信号に少なくとも基づき、モニターされた信号の消光率をモニターするステップと、
    前記消光率に基づき前記相対的遅延を調整するステップとを有する方法。
  3. 光信号を受信する方法であって、
    入射信号を第1の部分と第2の部分とに分けるステップと、
    前記第1の部分と前記第2の部分の間の相対的遅延を導くステップと、
    少なくとも1つの干渉信号を生成するため、前記第1の部分と前記第2の部分とを光学的に干渉させるステップと、
    前記少なくとも1つの干渉信号に少なくとも基づき、モニターされた信号の光パワーをモニターするステップと、
    前記光パワーに基づき前記相対的遅延を調整するステップとを有する方法。
  4. 光信号を受信するシステムであって、
    入射する信号を第1の部分と第2の部分とに分け、前記第1の部分と前記第2の部分との間に相対的遅延を引き起こし、前記第1の部分と前記第2の部分とを光学的に干渉させて少なくとも1つの干渉信号を生成するように動作する遅延干渉計と、
    前記少なくとも1つの干渉信号に少なくとも基づきモニターされた信号のビットエラーレート(BER)をモニターするように動作する信号モニターと、
    前記BERの推定値に基づき前記相対的遅延を調整するように動作するプロセッサーとを有するシステム。
  5. 光信号を受信するシステムであって、
    入射する信号を第1の部分と第2の部分とに分け、前記第1の部分と前記第2の部分との間に相対的遅延を引き起こし、前記第1の部分と前記第2の部分とを光学的に干渉させて少なくとも1つの干渉信号を生成するように動作する遅延干渉計と、
    前記少なくとも1つの干渉信号に少なくとも基づきモニターされた信号の消光率をモニターするように動作する信号モニターと、
    前記消光率に基づき前記相対的遅延を調整するように動作するプロセッサーとを有するシステム。
  6. 光信号を受信するシステムであって、
    入射する信号を第1の部分と第2の部分とに分け、前記第1の部分と前記第2の部分との間に相対的遅延を引き起こし、前記第1の部分と前記第2の部分とを光学的に干渉させて少なくとも1つの干渉信号を生成するように動作する遅延干渉計と、
    前記少なくとも1つの干渉信号に少なくとも基づきモニターされた信号の光パワーをモニターするように動作する信号モニターと、
    前記光パワーに基づき前記相対的遅延を調整するように動作するプロセッサーとを有するシステム。
  7. 光信号を受信するシステムであって、
    入射信号を第1の部分と第2の部分とに分割する手段と、
    前記第1の部分と前記第2の部分との間の相対的遅延を引き起こす手段と、
    少なくとも1つの干渉信号を生成するために前記第1と前記第2の部分を光学的に干渉させる手段と、
    前記少なくとも1つの干渉信号に少なくとも基づき、モニターされた信号のビットエラーレート(BER)をモニターする手段と、
    前記BER推定に基づき前記相対的遅延を調整する手段とを有するシステム。
  8. 光信号を受信するシステムであって、
    入射信号を第1の部分と第2の部分とに分割する手段と、
    前記第1の部分と前記第2の部分との間の相対的遅延を引き起こす手段と、
    少なくとも1つの干渉信号を生成するために前記第1と前記第2の部分を光学的に干渉させる手段と、
    前記少なくとも1つの干渉信号に少なくとも基づき、モニターされた信号の消光率をモニターする手段と、
    前記消光率に基づき前記相対的遅延を調整する手段とを有するシステム。
  9. 光信号を受信するシステムであって、
    入射信号を第1の部分と第2の部分とに分割する手段と、
    前記第1の部分と前記第2の部分との間の相対的遅延を引き起こす手段と、
    少なくとも1つの干渉信号を生成するために前記第1と前記第2の部分を光学的に干渉させる手段と、
    前記少なくとも1つの干渉信号に少なくとも基づき、モニターされた信号の光パワーをモニターする手段と、
    前記光パワーに基づき前記相対的遅延を調整する手段とを有するシステム。
  10. 光信号を受信する方法であって、
    ビット同期強度変調(IM)をされた差動位相シフトキーイング(DPSK)を用いて符号化された信号である入射信号を、第1の部分と第2の部分とに分割するステップと、
    マッハツェンダー干渉計および偏光保持ファイバー(PMF)よりなるグループから選択されたメンバーを有する遅延干渉計により導入された、前記第1の部分と前記第2の部分との間の相対的遅延を引き起こすステップと、
    少なくとも1つの干渉信号を生成するために前記第1と前記第2の部分を光学的に干渉させるステップと、
    前記少なくとも1つの干渉信号に少なくとも基づき、モニターされた信号の光パワーをモニターするステップと、
    前記少なくとも1つの干渉信号の直流(DC)電圧の位相歪みに対する依存性を導入するため、光トランスミッタにおいて位相変調の深さを低減するステップと、
    前記少なくとも1つの干渉信号の前記直流(DC)電圧を測定するステップと、
    前記測定したDC電圧を前記少なくとも1つの干渉信号に対応する平均パワーと比較するステップであって、前記測定したDC電圧と前記平均パワーとの差異を求めるものと、
    前記遅延干渉計の温度を制御することにより、前記差異に基づき、前記相対的遅延を調整するステップとを有する方法。
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