JP2005080167A - ファクシミリ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 送達確認メールを受信した場合に、その旨を外部へ報知するファクシミリ装置を提供する。
【解決手段】 外部の装置と電子メールの送受信が可能なインターネットファクシミリ装置1が、電子メールを送信する際に、該電子メールにおける送達確認メールの送信要求を付加した場合、この電子メールを受信した装置が、電子メールを受信したことを示す送達確認メールをインターネットファクシミリ装置1へ返信する。この送達確認メールを受信したインターネットファクシミリ装置1は、送達確認メールの受信とともに、該送達確認メールに対応する電子メールの送信処理が完了したことを外部へ報知する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、送達確認メールの送信要求を付加した電子メールを送信し、送信先から前記送達確認メールを受信した場合に、前記送達確認メールを受信した旨を報知するファクシミリ装置に関するものである。
近年、ファクシミリ装置を、インターネット、LAN(Local Area Network)等のネットワークへの接続が可能に構成することにより、ファクシミリ通信にて送受信されるべき画像データを電子メールの添付ファイルとして送受信するインターネットファクシミリ装置が実用化されている。
一方、電子メールは、例えば、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)に従って動作するSMTPサーバ装置及びPOP(Post Office Protocol)に従って動作するPOPサーバ装置等のメールサーバ装置を経由する通信経路に従って送信されるため、送信相手の装置へ確実に送信されたか否かを判断することが困難である。そのため、電子メールの送受信が可能な装置において、電子メールを送信する際に、送信先の装置に、当該電子メールを受信した場合に該電子メールを受信したことを示す送達確認メールを、送信元の装置へ返信するように要求する送達確認機能を備えたものがあり(例えば、特許文献1参照)、このような装置においては、送信した電子メールに対応する送達確認メールを受信することにより、前記電子メールが送信先の装置へ確実に送信されたことを把握することが可能となる。
特開平11−252347号公報
しかし、上述したような送達確認機能を備えた装置は、送達確認メールを、通常の電子メールと同様に受信する場合が多く、受信済みの電子メールの中に送達確認メールが混在して格納されてしまい、夫々の装置において、各ユーザが、受信済みの電子メールの夫々が、送達確認メールであるか否かを判断する必要があり、送達確認メールの受信を確認する作業が煩雑となる。また、送達確認メールを受信しているにも関わらず、該送達確認メールの受信を把握できなかったユーザが、自身が送信した電子メールの送信処理が失敗したと判断し、前記電子メールの再送信を行なうおそれがあり、このような場合、同一の電子メールが複数回送信されてしまい、送信先の装置では、同一内容の電子メールを複数回受信しなければならないという問題がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、送達確認メールを受信した場合に、該送達確認メールを受信した旨を報知することにより、前記電子メールの送信処理の完了を早期に且つ確実に報知するファクシミリ装置を提供することを目的とする。
第1発明に係るファクシミリ装置は、通信線を介して電子メールを送受信するファクシミリ装置において、電子メールを送信する場合に、該電子メールの受信を通知する送達確認メールの送信要求を付加する送達確認手段と、送達確認メールを受信した場合に、その旨を報知する手段とを備えることを特徴とする。
第1発明に係るファクシミリ装置では、通信線を介して電子メールを送信する際に、送達確認メールの送信要求を送達確認手段にて付加しておき、この送達確認メールを受信した場合に、前記電子メールの送信処理が終了した旨を外部へ報知する。
第2発明に係るファクシミリ装置は、電子メールの送信時から所定の時間を計時する計時手段と、該計時手段が所定の時間を計時する間に、前記電子メールに付加した送信要求に応じた送達確認メールを受信したか否かを判断する判断手段と、該判断手段が前記送達確認メールを受信していないと判断した場合に、前記電子メールを再送信する手段とを備えることを特徴とする。
第2発明に係るファクシミリ装置では、電子メールの送信時から所定の時間を計時手段にて計時しており、所定の時間内に送達確認メールを受信しないと判断手段が判断した場合に、前記電子メールの再送信を行なう。
第3発明に係るファクシミリ装置は、送信した電子メールに係る送信情報、及び受信した送達確認メールが示す送達確認情報を対応させて記憶する記憶手段と、外部からの要求に応じて、前記記憶手段に記憶してある送信情報及び送達確認情報を外部へ出力する手段とを備えることを特徴とする。
第3発明に係るファクシミリ装置では、送信した電子メールの送信情報と、該電子メールに係る送達確認メールが示す送達確認情報とを対応させて記憶手段に記憶しておき、外部からの要求に応じて外部へ出力する。
第1発明による場合は、電子メールを送信する際に、この電子メールの受信を通知する送達確認メールの送信要求を付加することにより、この電子メールを受信した送信先の装置から、この電子メールを受信したことを示す送達確認メールを受信することができ、電子メールの送信処理が完了したことを確実に把握することができる。また、送達確認メールを受信した場合に、該送達確認メールを受信した旨を報知することにより、該送達確認メールの受信を待っている送信者に、対応する電子メールの送信処理の完了を早期に通知することができる。
第2発明による場合は、電子メールの送信時から所定の時間内に、この電子メールに付加した送信要求に応じた送達確認メールを受信しない場合、この電子メールを再度送信することにより、送達確認メールを受信して送信処理の完了を確認するまで再送信を行なうことができ、電子メールを確実に送信することができる。
第3発明による場合は、外部へ送信した電子メールに係る送信情報、及び外部から受信した送達確認メールが示す送達確認情報を対応させて記憶させておくことにより、外部からの要求に応じて、前記送信情報及び送達確認情報を外部へ出力することが可能となり、例えば、送信処理が失敗して送達確認メールの受信ができていない電子メールの確認等を容易に行なうことができる。
以下に、本発明に係るファクシミリ装置をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係るファクシミリ装置としてのインターネットファクシミリ装置を含むネットワーク構成例を示す模式図であり、図中1は本発明のファクシミリ装置を示している。
本発明のファクシミリ装置であるインターネットファクシミリ装置1は、LAN(通信線)6を介して複数のコンピュータ(以下、PCという)2,2…と接続されている。また、インターネットファクシミリ装置1は、インターネットINを介して外部のインターネットファクシミリ装置3及びPC4とも接続されている。更に、インターネットファクシミリ装置1は、公衆電話交換網PSTNを介して外部のファクシミリ装置5とも接続されている。ここで、インターネットINには図示されている他にも多数のインターネットファクシミリ装置及びPCが接続されており、公衆電話交換網PSTNには図示されている他にも多数のファクシミリ装置が接続されていることは言うまでもない。
従って、インターネットファクシミリ装置1は、LAN6を介して複数のPC2,2…と、インターネットINを介して他のインターネットファクシミリ装置3及びPC4と、公衆電話交換網PSTNを介して他のファクシミリ装置5と通信可能である。
図2は本発明に係るファクシミリ装置(インターネットファクシミリ装置1)の内部構成例を示すブロック図であり、インターネットファクシミリ装置1は、CPU(Central Processing Unit )又はMPU(Micro Processor Unit)等で構成してある制御部10を備えている。制御部10は、計時手段としてのタイマ10aを有しており、バス11を介して、ROM12、RAM13、操作部14、表示部15、読取部16、画像メモリ17、データ変換部18、記録部19、LANインタフェース20、モデム21、NCU(Network Control Unit)22、報知ランプ23、ブザー24等と接続されていて、このようなハードウェア各部を制御すると共に、ROM12に予め格納されている制御プログラムに従って、種々のソフトウェア的機能を実現する。尚、タイマ10aは絶対時間(年、月、日、時、分、秒)を刻時しており、制御部10は、タイマ10aが示す絶対時間の差に基づいて経過時間を算出することにより、所定の時間を計時している。
ROM12は、本発明のファクシミリ装置としての動作に必要な種々の制御プログラムを記憶している。また、RAM13は、SRAM又はフラッシュメモリ等で構成され、制御部10による制御プログラムの実行時に発生するデータ等を一時的に記憶する。モデム21は、ファクシミリ通信が可能なファックスモデムで構成されており、NCU22とも直接的に接続されている。NCU22は、公衆電話交換網PSTNと接続されており、必要に応じてモデム21を公衆電話交換網PSTNと接続し、公衆電話交換網PSTNを介して外部のファクシミリ装置5との間でのファクシミリ通信を可能としている。
読取部16は、CCD(Charge Coupled Device)等を利用したスキャナであり、原稿を読み取ることにより画像データを取得し、取得した画像データを画像メモリ17に記憶させる。画像メモリ17は、DRAM等により構成されており、モデム21及びNCU22を介したファクシミリ通信にて受信した画像データ、及び読取部16が読み取った画像データを記憶する。
ここで、インターネットファクシミリ装置1は、読取部16が読み取った画像データを添付ファイルとして添付した電子メールの送信が可能に構成してあり、データ変換部18は、読取部16が読み取り、画像メモリ17に記憶してある画像データを、必要に応じて添付ファイルとして電子メールで送信可能な画像ファイル、例えば、TIFF(Tag Image File Format)、PDF(Portable Document Format)等のフォーマットのファイルに変換し、変換したファイルを添付した電子メールを生成する。尚、データ変換部18が生成した電子メールは、LANインタフェース20を介して、インターネットIN又はLAN6経由で、対応するPC2、インターネットファクシミリ装置3又はPC4へ送信される。
LANインタフェース20は、インターネットファクシミリ装置1がインターネットINを介して他のインターネットファクシミリ装置3、PC4、又はLAN6を介してPC2,2と通信を行なうためのインタフェースである。また、インターネットファクシミリ装置1は、LANインタフェース20を介して、インターネットIN経由で他のインターネットファクシミリ装置3、PC4から、及びLAN6経由でPC2,2から、上述したような画像データを添付ファイルとした電子メールの受信が可能に構成してあり、データ変換部18は、上述した変換処理とは逆の変換処理を行なうことにより、受信した電子メールから画像データを生成し、生成した画像データを画像メモリ17に記憶させる。
尚、制御部10は、所定のタイミングにてインターネットIN又はLAN6に設けてある所定のメールサーバ装置(図示せず)にアクセスし、メールサーバ装置に蓄積されているインターネットファクシミリ装置1宛の電子メールを受信する。これによりインターネットファクシミリ装置1は、外部の装置からの電子メールを受信することができる。更に、インターネットファクシミリ装置1は、LANインタフェース20を介して、インターネットIN経由でPC4から、及びLAN6経由でPC2,2から、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)に準拠した画像データを受信するように構成してあり、受信した画像データも画像メモリ17に記憶される。
操作部14は、インターネットファクシミリ装置1を操作するために必要な文字キー、テンキー、短縮ダイヤルキー、ワンタッチダイヤルキー及び各種のファンクションキー等を備えている。表示部15は、液晶ディスプレイ(LCD)等の表示装置であり、インターネットファクシミリ装置1の動作状態、操作部14から入力された文字、ユーザに通知すべき情報等の表示を行なう。
記録部19は、例えば電子写真方式のプリンタ装置であって、画像メモリ17に記憶してある画像データを、ハードコピーとしてA3縦,B4縦,A4縦,B5横及びA5横等の各サイズの記録紙又はOHP(Over Head Projector) シート等から最適なサイズのものを選択して記録する。尚、上述した構成のインターネットファクシミリ装置1においては、ハードディスク等の記憶容量の大きな記憶装置を搭載し、この記憶装置に、ユーザの入力等により設定された各種のデータを記憶させる構成とすることもできる。
上述した構成のインターネットファクシミリ装置1は、LANインタフェース20を介して外部の装置と電子メールの送受信を行なった場合、送信した電子メールに係る送信履歴(送信情報)及び受信した電子メールに係る受信履歴を生成し、生成した送信履歴及び受信履歴を、RAM(記憶手段)13の適宜の領域に設定してある通信履歴テーブル13Tに逐次登録していく。図3は通信履歴テーブル13Tの登録内容の一例を示す模式図であり、図3(a)に受信履歴の模式図を、図3(b)に送信履歴の模式図を夫々示している。
受信履歴は、図3(a)に示すように、インターネットファクシミリ装置1が外部から受信した電子メールについて、送信者を示すメールアドレス、受信日時、及び夫々の電子メールに添付された画像データの頁数等を含んでいる。送信履歴は、図3(b)に示すように、インターネットファクシミリ装置1が外部へ送信した電子メールについて、宛先を示すメールアドレス、送信日時、夫々の電子メールに添付した画像データの頁数、後述するような送達確認メールの受信状況を示す送達確認、及び送達確認メールの受信日時を示す確認日時等を含んでいる。尚、この送達確認メールの受信日時は、当該送達確認メールの受信がまだの電子メールについては、制御部10が、当該送達確認メールの受信が完了したか否かの判断を行なった日時を記憶する。また、このような受信履歴及び送信履歴は、夫々独立してRAM13に記憶しておく構成であってもよく、受信処理又は送信処理を示す情報を付加することにより受信履歴及び送信履歴を混合させてRAM13に記憶しておく構成であってもよい。
また、上述した構成のインターネットファクシミリ装置1において、制御部10は、読取部16が読み取った画像データを添付ファイルとして電子メールを送信する際に、当該電子メールの送信先の装置に、この電子メールの送達が完了した旨を通知してもらうための送達確認メールの送信要求を付加する送達確認手段として動作している。従って、インターネットファクシミリ装置1が、送達確認メールの送信要求を付加した電子メールを、例えば、LAN6経由でPC2へ送信した場合、PC2は、この電子メールを受信するとその旨を示す送達確認メールをインターネットファクシミリ装置1宛に返信する。また、インターネットファクシミリ装置1は、PC2からの送達確認メールを受信した場合、表示部15にそれを表示する等により、送信者であるユーザに、送信先のPC2への電子メールの送信処理が完了したことを報知することができる。尚、送達確認メールを受信した場合、制御部10は、RAM13の通信履歴テーブル13Tにおける送信履歴の対応する送達確認に「受信済み」を追加し、この送達確認メールの受信日時を確認日時に追加することにより、通信履歴テーブル13Tを更新する。
ここで、本実施の形態におけるインターネットファクシミリ装置1は、送達確認メールを受信したことを送信者であるユーザに報知する手段として、以下に示すような報知処理の設定が可能である。報知処理としては、まず、送達確認メールを受信した旨を示した報知画面を表示部15に表示させる表示処理がある。この表示処理は具体的には、制御部10が、送達確認メールを受信した場合に、例えば、「送達確認メールを受信しました」等のメッセージを表示部15に表示させる処理であり、送達確認メールの受信とともに、当該送達確認メールが示す電子メールの送信処理が完了したことをユーザに報知することができる。
次に、報知処理として、送達確認メールを受信した旨を表示した報知画像を記録部19にて画像出力する画像出力処理がある。この画像出力処理は具体的には、制御部10が、送達確認メールを受信した場合に、図4に示すような送達確認受信通知画像を記録部19にて記録用紙にプリントアウトする処理であり、送達確認メールの受信とともに、当該送達確認メールが示す電子メールの送信処理が完了したことをユーザに報知することができる。尚、この送達確認受信通知画像は、図4に示すように、RAM13に記憶してある通信履歴テーブル13Tから、対応する送信履歴の宛先、送信日時及び頁数を読み出して表示してあり、送信処理が完了した電子メールの本文等も表示することにより、ユーザは、どの電子メールに対する送達確認メールを受信したかを容易に確認することができる。
更に、報知処理として、LED(Light Emitting Diode)等からなる報知ランプ23を点灯させる点灯処理及びブザー24を鳴動させる鳴動処理がある。この点灯処理及び鳴動処理は具体的には、制御部10が、送達確認メールを受信した場合に、報知ランプ23を点灯させる処理、及びブザー24を鳴動させる処理であり、送達確認メールの受信を報知することができる。尚、これらの点灯処理及び鳴動処理は、一方の処理のみを行なうように設定することも可能であり、両方の処理を行なうように設定することも可能である。
最後に、報知処理として、送達確認メールを受信した旨を表示したメッセージを所定の装置に送信する送信処理がある。この送信処理は具体的には、制御部10が、送達確認メールを受信した場合に、図4に示すような送達確認受信通知画像等の所定のメッセージを、LANインタフェース20を介して所定の装置に送信することにより、送達確認メールの受信とともに、当該送達確認メールが示す電子メールの送信処理が完了したことを所定の装置においてユーザに報知することができる。尚、この送信処理におけるメッセージの送信先の装置は予めユーザにより設定してあり、この装置を示すメールアドレス又はIP(Internet Protocol)アドレスはRAM13に記憶されている。
更に、インターネットファクシミリ装置1は、上述したように送達確認メールの送信要求を付加した電子メールについて、送達確認メールを受信すべき最長の受信期限が設定できるように構成されており、また、設定された受信期限内に送達確認メールの受信ができなかった電子メールについては、送信処理が失敗したと判断して再送信の実行が設定できるように構成されている。
具体的には、例えば、送信時点から24時間を送達確認メールの受信期限としてユーザが設定した場合、制御部10は、送達確認メールの送信要求を付加した電子メールについて、送信時点から24時間が経過した電子メールを抽出し、対応する送達確認メールの受信が完了したか否かを判断する判断手段として動作する。ここで、送達確認メールの受信が完了していない電子メールがある場合には、制御部10は、対応する電子メールの再送信を行なう。尚、受信期限内に送達確認メールの受信ができなかった場合に再送信を行なう設定がされていない場合には、制御部10は、前記受信期限の経過後、対応する電子メールを消去する。また、このように設定された受信期限はRAM13に記憶しておく。また、インターネットファクシミリ装置1においては、上述したような送達確認メールの受信期限の経過後に対応する電子メールの再送信を行なう回数の設定が可能に構成してあり、更に、同一内容の電子メールに対する再送信処理の累計回数に応じて、送達確認メールを受信すべき受信期間の変更設定が可能に構成してある。
ここで、ユーザにより設定された受信期限内に送達確認メールが受信できなかった場合、制御部10は、図3(b)に示すように、RAM13の通信履歴テーブル13Tにおける送信履歴の対応する送達確認に「期限切れ」を追加し、確認日時としてタイマ10aが示す現在時刻を追加することにより、通信履歴テーブル13Tを更新する。また、受信期限内に送達確認メールが受信できなかった場合に、対応する電子メールの再送信が設定されている場合には、制御部10は、対応する電子メールをLANインタフェース20を介して送信し、この送信処理に係る送信履歴を新たに通信履歴テーブル13Tに追加する。
上述した構成のインターネットファクシミリ装置1は、ユーザからの要求に従って、RAM13に記憶してある通信履歴テーブル13Tを外部へ出力する構成を有している。従って、制御部10が、通信履歴テーブル13Tから、例えば、送達確認メールを受信した電子メールに関する送信履歴、及び送達確認メールを所定の受信期限内に受信できなかった電子メールに関する送信履歴を抽出し、送達確認メールを受信した電子メールの送信履歴の送達確認を「OK」とし、送達確認メールを受信できなかった電子メールの送信履歴の送達確認を「ERROR」として記録部19にて記録用紙にプリントアウトすることにより、図5に示すような送信履歴リストを出力することができる。このように、送達確認を「OK」又は「ERROR」で示すことにより、ユーザは、各電子メールの送信処理が完了したか又は失敗したかを容易に把握することができる。尚、送達確認メールを所定の受信期限内に受信できなかった電子メールに関する送信履歴のみを抽出して記録部19にて記録用紙にプリントアウトした場合には、送信処理が失敗した電子メールのみを効率よく把握することができる。
以下に、上述した構成のインターネットファクシミリ装置1において、送達確認メールを受信した場合に行なう報知処理及び再送信処理に関する条件の設定処理について説明する。図6は本発明に係るファクシミリ装置(インターネットファクシミリ装置1)による設定処理手順を示すフローチャートである。インターネットファクシミリ装置1を利用するユーザは、操作部14の所定のボタンを操作することにより送達確認メールに関する条件の設定処理の実行を指示した場合、まず、送達確認メールを受信した際に行なう報知処理を設定する。
制御部10は、ユーザによる操作部14の操作により入力された報知処理を受け付けたか否かを判断しており(S1)、受け付けていない場合(S1:NO)待機し、受け付けた場合(S1:YES)、受け付けた報知処理がメッセージの送信処理であるか否かを判断する(S2)。ここで、受け付けた報知処理が送信処理である場合(S2:YES)、制御部10は、ユーザの入力によりメッセージの送信先のアドレスを受け付け(S3)、受け付けた送信先のアドレスとともに、メッセージの送信処理である報知処理をRAM13に記憶する(S4)。一方、受け付けた報知処理が送信処理でない場合(S2:NO)、制御部10は、ステップS3の処理をスキップして、ステップS1で受け付けた報知処理をRAM13に記憶する(S4)。
次にユーザは、操作部14を操作することにより送達確認メールを受信すべき受信期限を入力する。制御部10は、ユーザにより入力された受信期限を受け付けたか否かを判断しており(S5)、受信期限を受け付けていない場合(S5:NO)待機し、受け付けた場合(S5:YES)、受け付けた受信期限をRAM13に記憶させる(S6)。更にユーザは、操作部14を操作することにより、設定された受信期限内に送達確認メールの受信ができなかった電子メールを再送信するか否かの設定を行ない、制御部10は、ユーザにより再送信の設定を受け付けたか否かを判断している(S7)。
制御部10は、再送信の設定を受け付けない場合(S7:NO)、上述した設定処理を終了し、再送信の設定を受け付けた場合(S7:YES)、更にユーザの設定により、再送信の回数と、夫々の再送信の回数に応じた受信期限を受け付け(S8)、再送信の回数に対応させて、受信期限をRAM13に記憶させる(S9)。上述したように、送達確認メールを受信した場合に行なう報知処理及び再送信処理に関する条件をユーザにより設定することにより、送達確認メールを受信したことによる電子メールの送信処理の完了を、所望の処理にて効率よくユーザに報知することができる。尚、上述した設定処理は、インターネットファクシミリ装置1に対して行なっているが、夫々送信した電子メールに対応して設定してもよく、夫々の電子メールの送信者又は宛先等に対応して設定する構成としてもよい。
以下に、上述した構成のインターネットファクシミリ装置1において、送達確認メールの受信待ち時に行なう処理について説明する。図7は本発明に係るファクシミリ装置(インターネットファクシミリ装置1)による処理手順を示すフローチャートである。インターネットファクシミリ装置1において、制御部10は、所定のタイミングにて送達確認メールの受信待ちの電子メールが有るか否かを判断するため、タイマ10aが示す時刻に基づいて、例えば、10分又は30分等の所定の時間が経過したか否かを判断しており(S11)、所定の時間が経過していない場合(S11:NO)、所定の時間が経過するまで待機する。
所定の時間が経過した場合(S11:YES)、制御部10は、RAM13の通信履歴テーブル13Tの送信履歴に基づいて、送達確認メールの受信待ちの電子メールが有るか否かを判断しており(S12)、無い場合(S12:NO)、ステップS11の処理に戻る。また、送達確認メールの受信待ちの電子メールが有る場合(S12:YES)、制御部10は、その電子メールの送信日時に基づく送達確認メールの受信期限が経過したか否かを判断しており(S13)、受信期限が経過していない場合(S13:NO)、図3(b)に示すように、RAM13の送信履歴の対応する送達確認に「受信待ち」を、確認日時としてタイマ10aが示す現在時刻を記憶することにより通信履歴テーブル13Tを更新する(S14)。
また、ステップS13で、受信期限が経過した電子メールがある場合(S13:YES)、図3(b)に示すように、RAM13の送信履歴の対応する送達確認に「期限切れ」を、確認日時としてタイマ10aが示す現在時刻を記憶することにより通信履歴テーブル13Tを更新する(S15)。次に制御部10は、送達確認メールの受信期限が経過した電子メールについて、再送信を行なうように設定されているか否かを判断しており(S16)、再送信を行なうように設定されていない場合(S16:NO)、対応する電子メールのデータが画像メモリ17に有るか否かを判断し(S17)、対応する電子メールのデータが有る場合(S17:YES)、このデータを消去する(S18)。尚、対応する電子メールのデータがない場合には(S17:NO)処理を終了する。また、再送信の設定がされていない電子メールを削除しない構成としてもよい。
一方、ステップS16で、再送信を行なうように設定されている場合(S16:YES)、制御部10は、再送信した電子メールにおける送達確認メールを受信すべき受信期限の変更が設定されているか否かを判断しており(S19)、受信期限の変更が設定されている場合(S19:YES)、当該再送信する電子メールにおける送達確認メールの受信期限を変更してRAM13に記憶させて(S20)、対応する電子メールを送信する(S21)。尚、受信期限の変更が設定されていない場合(S19:NO)、当該再送信する電子メールにおける送達確認メールの受信期限を変更せずに、対応する電子メールを送信する(S21)。
上述したように、送信した電子メールについての送信履歴に、該電子メールにおける送達確認メールの受信状況を含めた通信履歴テーブル13TをRAM13に記憶させておくことにより、送信者は、この通信履歴を参照することで、送信処理が失敗して送達確認メールの受信ができていない電子メールを容易に把握することができる。また、所定の受信期間内に送達確認メールを受信できなかった電子メールについて、送信処理が失敗したとして再送信を行なうことにより、電子メールの送信処理を確実に行なうことができる。
以下に、上述した構成のインターネットファクシミリ装置1において、送達確認メールの受信時に行なう処理について説明する。図8は本発明に係るファクシミリ装置(インターネットファクシミリ装置1)による送達確認メール受信処理手順を示すフローチャートである。インターネットファクシミリ装置1において、制御部10は、タイマ10aが示す時刻に基づいて所定時間を計測し、この所定のタイミングでメールサーバ装置にアクセスすることによりインターネットファクシミリ装置1宛の電子メールの受信処理を行なっており、受信した電子メールに送達確認メールがあるか否かを判断している(S31)。
制御部10は、送達確認メールを受信していないと判断した場合(S31:NO)、即ち、通常の電子メールのみを受信した場合、電子メールを受信した際に行なう通常の報知処理を行なう(S32)。具体的には、ユーザがインターネットファクシミリ装置1に、受信済みの電子メールの表示を要求した場合に、制御部10は、受信した電子メールに関する受信履歴を、例えば表示部15に表示させることにより報知する。一方、送達確認メールを受信した場合(S31:YES)、制御部10は、図3(b)に示すように、RAM13に記憶してある通信履歴テーブル13Tの送信履歴の対応する送達確認を「受信済み」とし、確認日時として前記送達確認メールの受信時刻を記憶することにより、通信履歴テーブル13Tを更新し(S33)、受信した送達確認メールについて、受信したことを報知する報知処理が設定されているか否かを判断する(S34)。
報知処理が設定されていない場合(S34:NO)、制御部10は、送達確認メールではない通常の電子メールを受信した際に行なう通常の報知処理を行ない(S32)、報知処理が設定されている場合(S34:YES)、設定された報知処理が、送達確認メールを受信した旨を示したメッセージを表示部15に表示させる表示処理であるか否かを判断する(S35)。ここで、表示処理が設定されている場合(S35:YES)、制御部10は、「送達確認メールを受信しました」等のメッセージを表示部15に表示させる(S36)。尚、このメッセージとともに、受信した送達確認メールが示す送達確認を表示部15に表示することにより、どの送信済みメールに対応する送達確認メールを受信したかを早期にユーザに報知することができる。
一方、表示処理の実行が設定されていない場合(S35:NO)、制御部10は、送達確認メールを受信した旨を表示した報知画像を記録部19にて画像出力する画像出力処理が設定されているか否かを判断しており(S37)、画像出力処理が設定されている場合(S37:YES)、制御部10は、図4に示すような、受信した送達確認メールが示す送達確認と先立って送信した電子メールとを表示した報知画像を記録用紙にプリントアウトする(S38)。
また、画像出力処理が設定されていない場合(S37:NO)、制御部10は、報知ランプ23を点灯させる点灯処理、及び/又は、ブザー24を鳴動させる鳴動処理が設定されているか否かを判断しており(S39)、点灯処理及び/又は鳴動処理が設定されている場合(S39:YES)、送達確認メールを受信したことを示す適宜の報知ランプ23の点灯、及び/又はブザー24の鳴動を行なわせる(S40)。更に、点灯処理及び/又は鳴動処理が設定されていない場合(S39:NO)、即ち、送達確認メールを受信した旨を表示したメッセージを所定の装置へ送信する送信処理が設定されている場合、制御部10は、RAM13から、予め設定されて記憶してあるメールアドレス又はIPアドレスを読み出して、このメールアドレス又はIPアドレスが示す所定の装置、例えばPC2宛に、送達確認メールを受信した旨を示したメッセージを送信する(S41)。
このように、本発明のファクシミリ装置としてのインターネットファクシミリ装置1は、電子メールを送信する際に要求した送達確認メールを受信した場合に、該送達確認メールを受信した旨を報知すべく、予め設定してある上述した各処理を行なうことにより、該送達確認メールの受信通知を待っている送信者に、送達確認メールの受信とともに、送達確認メールが示す電子メールの送信処理が完了したことを早期に且つ確実に通知することができる。
本発明に係るファクシミリ装置を含むネットワーク構成例を示す模式図である。 本発明に係るファクシミリ装置の内部構成例を示すブロック図である。 (a)は受信履歴の模式図、(b)は送信履歴の模式図である。 送達確認受信通知画像の構成例を示す図である。 送信履歴リストの構成例を示す図である。 本発明に係るファクシミリ装置による設定処理手順を示すフローチャートである。 本発明に係るファクシミリ装置による処理手順を示すフローチャートである。 本発明に係るファクシミリ装置による送達確認メール受信処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 インターネットファクシミリ装置(ファクシミリ装置)
10 制御部(送達確認手段、判断手段)
10a タイマ(計時手段)
13 RAM(記憶手段)

Claims (3)

  1. 通信線を介して電子メールを送受信するファクシミリ装置において、
    電子メールを送信する場合に、該電子メールの受信を通知する送達確認メールの送信要求を付加する送達確認手段と、
    送達確認メールを受信した場合に、その旨を報知する手段と
    を備えることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 電子メールの送信時から所定の時間を計時する計時手段と、
    該計時手段が所定の時間を計時する間に、前記電子メールに付加した送信要求に応じた送達確認メールを受信したか否かを判断する判断手段と、
    該判断手段が前記送達確認メールを受信していないと判断した場合に、前記電子メールを再送信する手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 送信した電子メールに係る送信情報、及び受信した送達確認メールが示す送達確認情報を対応させて記憶する記憶手段と、
    外部からの要求に応じて、前記記憶手段に記憶してある送信情報及び送達確認情報を外部へ出力する手段と
    を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のファクシミリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009527058A (ja) * 2006-02-14 2009-07-23 メッセージ レベル エルエルシー 電子メッセージの意図された受信者を配送前に確認する方法、および確認時にメッセージ内容を動的に生成する方法

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