JP2005079645A - 差動信号出力回路及びそれを内蔵した半導体集積回路 - Google Patents

差動信号出力回路及びそれを内蔵した半導体集積回路 Download PDF

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Abstract

【課題】 入力信号の遷移点における貫通電流等の影響による出力信号の波形なまりや波形歪を改善した差動信号出力回路を提供する。
【解決手段】 この差動信号出力回路は、直列接続されたトランジスタQP1及びQN1のドレインから第1の出力信号を出力する第1の出力段と、直列接続されたトランジスタQP2及びQN2のドレインから第2の出力信号を出力する第2の出力段と、第1及び第2の出力段に電流を供給する電流供給手段と、トランジスタQP2及びQN2のゲートに印加される信号と同相の信号の一部の成分をトランジスタQP1及びQN1のドレインに供給する第1の補助駆動手段C1と、トランジスタQP1及びQN1のゲートに印加される信号と同相の信号の一部の成分をトランジスタQP2及びQN2のドレインに供給する第2の補助駆動手段C2とを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、発振器等における出力回路やバッファ回路として用いられる差動信号出力回路に関し、特に、低電圧の差動信号を使用するLVDS(Low Voltage Differential Signal)インターフェースに用いられるLVDS出力回路に関する。さらに、本発明は、そのような差動信号出力回路を内蔵した半導体集積回路に関する。
一般に、回路の消費電力や電磁障害を低減させるために、複数の回路間、又は、複数の装置間の信号伝送において、振幅の小さい差動信号を用いることが進められている。その中でも、LVDSインターフェースは、IEEEにおいて標準化作業が進められている小振幅差動信号を用いたインターフェースであり、IEEEの規格において、信号レベル等の詳細が定められている。
特許文献1には、LVDSインターフェースの概要が掲載されている。図5に、そのようなLVDSインターフェースの概要を示す。図5に示すように、送信側回路100と受信側回路200とは、往路伝送線301及び復路伝送線302によって接続されている。往路伝送線301と復路伝送線302の各々は、理想的には50Ωの特性インピーダンスを有している。
送信側回路100は、高電位側の電源電位VDDと低電位側の電源電位VSS(ここでは接地電位とする)とが供給され、出力電流Iを差動信号として出力する差動信号出力回路101を含んでいる。また、受信側回路200は、終端抵抗Rを有し、差動信号出力回路101から出力される差動信号を入力する差動信号入力回路201を含んでいる。
この終端抵抗Rの値は、往路伝送線301と復路伝送線302の特性インピーダンスとマッチングをとるために、100Ωとされる。この場合、出力電流Iの値が±3mAであるとすると、終端抵抗Rの両端に発生する電位差は±300mVとなる。LVDSインターフェースの規格においては、ハイレベルの信号電位が約1.35V、ローレベルの信号電位が約1.05Vとされている。
図6に、従来の差動信号出力回路の回路構成例を示す。この差動信号出力回路は、PチャネルMOSトランジスタQP1とNチャネルMOSトランジスタQN1とによって構成される第1の出力段と、PチャネルMOSトランジスタQP2とNチャネルMOSトランジスタQN2とによって構成される第2の出力段と、これらの出力段に所定の電流を供給するPチャネルMOSトランジスタQP3及び抵抗R1とを含んでおり、差動入力信号IN1及びIN2を入力して、差動出力信号OUT1及びOUT2を出力する。
第1の出力段は、入力端子11に印加される入力信号IN1を反転し、入力信号IN1と逆相の出力信号を出力端子21に供給する。同様に、第2の出力段は、入力端子12に印加される入力信号IN2を反転し、入力信号IN2と逆相の出力信号を出力端子22に供給する。
しかしながら、各々の出力段におけるPチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタは、入力信号がハイレベルとローレベルとの間で遷移する際に、共に導通状態となり、これらのトランジスタを貫通する貫通電流が流れてしまう。その結果、図7に示すように、入力信号(ここでは、IN2を示す)の遷移点において電源電圧の値(VDD−VSS)が降下して、出力信号OUT1及びOUT2の波形がなまったり、段がついたように歪んでしまうという問題が発生している。
特開平9−214314号公報 (第1頁、図1)
そこで、上記の点に鑑み、本発明は、入力信号の遷移点における貫通電流等の影響による出力信号の波形なまりや波形歪を改善した差動信号出力回路を提供することを目的とする。さらに、本発明は、そのような差動信号出力回路を内蔵した半導体集積回路を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明に係る差動信号出力回路は、第1の出力信号と第2の出力信号とによって構成される差動信号を出力する差動信号出力回路であって、直列接続されたPチャネルの第1のトランジスタとNチャネルの第2のトランジスタとを含み、第1及び第2のトランジスタのドレインから第1の出力信号を出力する第1の出力段と、直列接続されたPチャネルの第3のトランジスタとNチャネルの第4のトランジスタとを含み、第3及び第4のトランジスタのドレインから第2の出力信号を出力する第2の出力段と、第1及び第2の出力段に所定の電流を供給する電流供給手段と、第3及び第4のトランジスタのゲートに印加される信号と同相の信号の一部の成分を第1及び第2のトランジスタのドレインに供給する第1の補助駆動手段と、第1及び第2のトランジスタのゲートに印加される信号と同相の信号の一部の成分を第3及び第4のトランジスタのドレインに供給する第2の補助駆動手段とを具備する。
ここで、第1の補助駆動手段が、第3及び第4のトランジスタのゲートと第1及び第2のトランジスタのドレインとの間に接続された第1のコンデンサを含み、第2の補助駆動手段が、第1及び第2のトランジスタのゲートと第3及び第4のトランジスタのドレインとの間に接続された第2のコンデンサを含むようにしても良い。
あるいは、第1の補助駆動手段が、第1及び第2のトランジスタのゲートに印加される信号を反転する第1の反転手段と、第1の反転手段の出力と第1及び第2のトランジスタのドレインとの間に接続された第1のコンデンサとを含み、第2の補助駆動手段が、第3及び第4のトランジスタのゲートに印加される信号を反転する第2の反転手段と、第2の反転手段の出力と第3及び第4のトランジスタのドレインとの間に接続された第2のコンデンサとを含むようにしても良い。
以上述べた差動信号出力回路は、1系統の入力信号に基づいて、第1及び第2のトランジスタのゲートと第3及び第4のトランジスタのゲートに、互いに逆相の2つの信号をそれぞれ供給する差動信号供給手段をさらに具備するようにしても良い。
また、本発明に係る差動信号出力回路は、第1のトランジスタのゲートに信号を印加する第1の反転手段と、第2のトランジスタのゲートに信号を印加する第2の反転手段と、第3のトランジスタのゲートに信号を印加する第3の反転手段と、第4のトランジスタのゲートに信号を印加する第4の反転手段とをさらに具備するようにしても良い。
ここで、第1の補助駆動手段が、第3及び第4の反転手段に入力される信号を反転する第5の反転手段と、第5の反転手段の出力と第1及び第2のトランジスタのドレインとの間に接続された第1のコンデンサとを含み、第2の補助駆動手段が、第1及び第2の反転手段に入力される信号を反転する第6の反転手段と、第6の反転手段の出力と第3及び第4のトランジスタのドレインとの間に接続された第2のコンデンサとを含むようにしても良い。
さらに、本発明に係る半導体集積回路は、以上述べたような差動信号出力回路を具備している。
本発明によれば、第1の補助駆動手段によって第1の出力段の出力点を補助的に駆動すると共に、第2の補助駆動手段によって第2の出力段の出力点を補助的に駆動することにより、入力信号の遷移点における貫通電流等の影響による出力信号の波形なまりや波形歪を改善することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る差動信号出力回路の構成を示す回路図である。この差動信号出力回路は、IC又はLSI等の半導体集積回路に内蔵されており、図5に示すようなLVDSインターフェースの送信側回路100において使用することができる。図5に示すように、差動信号出力回路は、例えばCMOSレベルで供給される入力信号IN1に基づいて、往路伝送線301と復路伝送線302とを介して出力電流Iを差動信号として出力する。一方、受信側回路200は、終端抵抗Rを有し、差動信号出力回路101から出力される差動信号を入力する。
再び図1を参照すると、この差動信号出力回路は、PチャネルMOSトランジスタQP1とNチャネルMOSトランジスタQN1とによって構成される第1の出力段と、PチャネルMOSトランジスタQP2とNチャネルMOSトランジスタQN2とによって構成される第2の出力段と、これらの出力段に所定の電流を供給するPチャネルMOSトランジスタQP3及び抵抗R1とを含んでいる。
トランジスタQP1のドレインとトランジスタQN1のドレインは、出力端子21に接続されており、トランジスタQP2のドレインとトランジスタQN2のドレインは、出力端子22に接続されている。差動信号出力回路は、出力端子21及び22から、差動出力信号OUT1及びOUT2を出力する。
トランジスタQP1のソースとトランジスタQP2のソースは、第1の接続点において、PチャネルMOSトランジスタQP3のドレインに接続されている。トランジスタQP3は、バイアス電圧に従って、高電位側の電源電位VDDから第1の接続点に所定の電流を供給する。また、トランジスタQN1のソースとトランジスタQN2のソースは、第2の接続点において、抵抗R1の一端に接続されている。抵抗R1の他端は、低電位側の電源電位VSS(ここでは接地電位とする)に接続されている。
また、この差動信号出力回路は、第1及び第2の出力段におけるトランジスタのゲートに差動信号を供給するために、インバータ1及び2と、トランスミッションゲート3とを含んでいる。トランスミッションゲート3は、PチャネルMOSトランジスタQP4とNチャネルMOSトランジスタQN4とによって構成され、インバータ2の遅延時間に相当する遅延時間を有している。
さらに、本実施形態においては、トランスミッションゲート3の出力と、第1の出力段を構成するトランジスタQP1及びQN1のドレインとの間に、コンデンサC1が接続されている。また、インバータ2の出力と、第2の出力段を構成するトランジスタQP2及びQN2のドレインとの間に、コンデンサC2が接続されている。
ここで、コンデンサC1は、出力信号OUT1の波形なまりや波形歪をブートストラップにより改善する第1の補助駆動手段としての役割を有しており、コンデンサC2は、出力信号OUT2の波形なまりや波形歪をブートストラップにより改善する第2の補助駆動手段としての役割を有している。このように、本実施形態におけるコンデンサC1及びC2の役割は、一般的なネガティブフィードバックループにおいてコンデンサによって行われる位相補償とは根本的に異なっている。
次に、本実施形態に係る差動信号出力回路の動作について説明する。
本実施形態においては、トランジスタQP3を流れる電流の値が3.5mAとなるようにバイアス電圧を調整することにより、出力端子21及び22の各々から出力される出力電流の値を±3.5mAとしている。この場合には、出力端子21と出力端子22との間に100Ωの負荷抵抗が接続されることを想定すると、負荷抵抗の両端に発生する電位差は±350mVとなり、出力端子21及び22の各々に印加される信号電圧の大きさは350mVP−Pとなる。
インバータ1は、入力端子11に印加される入力信号IN1を反転することにより、反転された入力信号IN2を生成する。反転された入力信号IN2は、一方では、インバータ2によってさらに反転されて、第1の出力段を構成するトランジスタQP1及びQN1のゲートに印加され、他方では、トランスミッションゲート3を介して非反転のまま、第2の出力段を構成するトランジスタQP2及びQN2のゲートに印加される。電源電圧の値(VDD−VSS)が5Vであるとすると、これらのトランジスタのゲートに印加される信号電圧の大きさは約5VP−Pとなる。
本実施形態においては、第1の出力段を構成するトランジスタQP1及びQN1のドレインに、トランスミッションゲート3の出力、即ち、第2の出力段を構成するトランジスタQP2及びQN2のゲートから、コンデンサC1を介して交流信号成分(補償成分)が供給される。同様に、第2の出力段を構成するトランジスタQP2及びQN2のドレインに、インバータ2の出力、即ち、第1の出力段を構成するトランジスタQP1及びQN1のゲートから、コンデンサC2を介して交流信号成分(補償成分)が供給される。
ここで、出力端子21と出力端子22との間に100Ωの負荷抵抗が接続されているとすると、差動出力信号OUT1及びOUT2の各々における信号電圧(350mVP−P)よりも、出力段のトランジスタのゲートに印加される信号電圧(約3VP−P)の方が大きくなる。また、これらの信号電圧の位相は同相である。従って、トランジスタQP2及びQN2のゲートからトランジスタQP1及びQN1のドレインに向けて、コンデンサC1を介して微分電流が流れ、この微分電流は、出力信号OUT1の過渡特性を改善するように働く。同様に、トランジスタQP1及びQN1のゲートからトランジスタQP2及びQN2のドレインに向けて、コンデンサC2を介して微分電流が流れ、この微分電流は、出力信号OUT2の過渡特性を改善するように働く。
図2は、本実施形態に係る差動信号出力回路において波形歪が改善される様子を示す図である。入力信号(ここでは、IN2を示す)の遷移点において電源電圧の値(VDD−VSS)が降下して、補償前の出力信号OUT1においては、波形がなまったり、段がついたように歪んでしまう。ところが、図2に示すような補償成分を生成して出力信号に加えることにより、補償前の出力信号OUT1におけるような波形なまりや波形歪を改善することが可能となる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図3は、本発明の第2の実施形態に係る差動信号出力回路の構成を示す回路図である。図3に示すように、第2の実施形態においては、2つの入力端子11及び12を用いて差動入力信号IN1及びIN2を入力するようにしており、さらに、補助駆動手段の構成を変更している。その他の点に関しては、第1の実施形態と同じである。
本実施形態において、入力端子11は、第1の出力段を構成するトランジスタQP1及びQN1のゲートに接続され、入力端子12は、第2の出力段を構成するトランジスタQP2及びQN2のゲートに接続されている。また、入力端子11及び12には、インバータ4及び5の入力が接続されている。
インバータ4の出力は、コンデンサC1の一端に接続され、コンデンサC1の他端は、第1の出力段を構成するトランジスタQP1及びQN1のドレインに接続されている。また、インバータ5の出力は、コンデンサC2の一端に接続され、コンデンサC2の他端は、第2の出力段を構成するトランジスタQP2及びQN2のドレインに接続されている。
ここで、インバータ4及びコンデンサC1は、出力信号OUT1の波形なまりや波形歪をブートストラップにより改善する第1の補助駆動手段としての役割を有しており、インバータ5及びコンデンサC2は、出力信号OUT2の波形なまりや波形歪をブートストラップにより改善する第2の補助駆動手段としての役割を有している。
コンデンサC1の一端における信号は、第2の出力段を構成するトランジスタQP2及びQN2のゲートにおける入力信号IN2と同相であり、コンデンサC2の一端における信号は、第1の出力段を構成するトランジスタQP1及びQN1のゲートにおける入力信号IN1と同相である。従って、第2の実施形態に係る差動信号出力回路においても、第1の実施形態に係る差動信号出力回路と同じように、出力信号OUT1及びOUT2の波形なまりや波形歪を改善することができる。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図4は、本発明の第3の実施形態に係る差動信号出力回路の構成を示す回路図である。図4に示すように、第3の実施形態においては、各トランジスタのゲートに信号を供給するためのインバータを追加しており、さらに、一部の接続を変更している。その他の点に関しては、第2の実施形態と同じである。
本実施形態において、入力端子11は、インバータ31〜33の入力に接続され、入力端子12は、インバータ41〜43の入力に接続されている。インバータ31の出力は、第1の出力段を構成するトランジスタQP1のゲートに接続され、インバータ32の出力は、第1の出力段を構成するトランジスタQN1のゲートに接続されている。また、インバータ41の出力は、第2の出力段を構成するトランジスタQP2のゲートに接続され、インバータ42の出力は、第2の出力段を構成するトランジスタQN2のゲートに接続されている。
インバータ43の出力は、コンデンサC1の一端に接続され、コンデンサC1の他端は、第1の出力段を構成するトランジスタQP1及びQN1のドレインに接続されている。また、インバータ33の出力は、コンデンサC2の一端に接続され、コンデンサC2の他端は、第2の出力段を構成するトランジスタQP2及びQN2のドレインに接続されている。
ここで、インバータ43及びコンデンサC1は、出力信号OUT1の波形なまりや波形歪をブートストラップにより改善する第1の補助駆動手段としての役割を有しており、インバータ33及びコンデンサC2は、出力信号OUT2の波形なまりや波形歪をブートストラップにより改善する第2の補助駆動手段としての役割を有している。
コンデンサC1の一端における信号は、第2の出力段を構成するトランジスタQP2及びQN2のゲートにおける信号と同相かつ同レベルであり、コンデンサC2の一端における信号は、第1の出力段を構成するトランジスタQP1及びQN1のゲートにおける信号と同相かつ同レベルである。従って、第3の実施形態に係る差動信号出力回路においても、第1の実施形態に係る差動信号出力回路と同じように、差動出力信号OUT1及びOUT2の波形なまりや波形歪を改善することができる。
本発明は、発振器等における出力回路やバッファ回路として用いられる差動信号出力回路、及び、そのような差動信号出力回路を含む半導体集積回路において利用することが可能である。
本発明の第1の実施形態に係る差動信号出力回路の構成を示す回路図。 図1の差動信号出力回路において波形歪が改善される様子を示す図。 本発明の第2の実施形態に係る差動信号出力回路の構成を示す回路図。 本発明の第3の実施形態に係る差動信号出力回路の構成を示す回路図。 LVDSインターフェースの概要を示す図。 従来の差動信号出力回路の回路構成例を示す図。 従来の差動信号出力回路における波形歪を示す図。
符号の説明
1、2、4、5、31〜33、41〜43 インバータ、 3 トランスミッションゲート、 11、12 入力端子、 21、22 出力端子、 100 送信側回路、 101 差動信号出力回路、 200 受信側回路、 201 差動信号入力回路、 301 往路伝送線、 302 復路伝送線、 QP1〜QP4 PチャネルMOSトランジスタ、 QN1〜QN4 NPチャネルMOSトランジスタ、 C1、C2 コンデンサ、 R1 抵抗

Claims (7)

  1. 第1の出力信号と第2の出力信号とによって構成される差動信号を出力する差動信号出力回路であって、
    直列接続されたPチャネルの第1のトランジスタとNチャネルの第2のトランジスタとを含み、前記第1及び第2のトランジスタのドレインから第1の出力信号を出力する第1の出力段と、
    直列接続されたPチャネルの第3のトランジスタとNチャネルの第4のトランジスタとを含み、前記第3及び第4のトランジスタのドレインから第2の出力信号を出力する第2の出力段と、
    前記第1及び第2の出力段に所定の電流を供給する電流供給手段と、
    前記第3及び第4のトランジスタのゲートに印加される信号と同相の信号の一部の成分を前記第1及び第2のトランジスタのドレインに供給する第1の補助駆動手段と、
    前記第1及び第2のトランジスタのゲートに印加される信号と同相の信号の一部の成分を前記第3及び第4のトランジスタのドレインに供給する第2の補助駆動手段と、
    を具備する差動信号出力回路。
  2. 前記第1の補助駆動手段が、前記第3及び第4のトランジスタのゲートと前記第1及び第2のトランジスタのドレインとの間に接続された第1のコンデンサを含み、
    前記第2の補助駆動手段が、前記第1及び第2のトランジスタのゲートと前記第3及び第4のトランジスタのドレインとの間に接続された第2のコンデンサを含む、
    請求項1記載の差動信号出力回路。
  3. 前記第1の補助駆動手段が、前記第1及び第2のトランジスタのゲートに印加される信号を反転する第1の反転手段と、前記第1の反転手段の出力と前記第1及び第2のトランジスタのドレインとの間に接続された第1のコンデンサとを含み、
    前記第2の補助駆動手段が、前記第3及び第4のトランジスタのゲートに印加される信号を反転する第2の反転手段と、前記第2の反転手段の出力と前記第3及び第4のトランジスタのドレインとの間に接続された第2のコンデンサとを含む、
    請求項1記載の差動信号出力回路。
  4. 1系統の入力信号に基づいて、前記第1及び第2のトランジスタのゲートと前記第3及び第4のトランジスタのゲートに、互いに逆相の2つの信号をそれぞれ供給する差動信号供給手段をさらに具備する請求項1〜3のいずれか1項記載の差動信号出力回路。
  5. 前記第1のトランジスタのゲートに信号を印加する第1の反転手段と、
    前記第2のトランジスタのゲートに信号を印加する第2の反転手段と、
    前記第3のトランジスタのゲートに信号を印加する第3の反転手段と、
    前記第4のトランジスタのゲートに信号を印加する第4の反転手段と、
    をさらに具備する請求項1記載の差動信号出力回路。
  6. 前記第1の補助駆動手段が、前記第3及び第4の反転手段に入力される信号を反転する第5の反転手段と、前記第5の反転手段の出力と前記第1及び第2のトランジスタのドレインとの間に接続された第1のコンデンサとを含み、
    前記第2の補助駆動手段が、前記第1及び第2の反転手段に入力される信号を反転する第6の反転手段と、前記第6の反転手段の出力と前記第3及び第4のトランジスタのドレインとの間に接続された第2のコンデンサとを含む、
    請求項5記載の差動信号出力回路。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項記載の差動信号出力回路を具備する半導体集積回路。
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