JP2005079418A - 固体電解コンデンサの製造方法、製造装置および固体電解コンデンサの中間品 - Google Patents

固体電解コンデンサの製造方法、製造装置および固体電解コンデンサの中間品 Download PDF

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Abstract

【課題】大型、高密度かつ偏平な多孔質体を適切に形成可能な固体電解コンデンサの製造方法、製造装置および固体電解コンデンサの低抵抗化、低インピーダンス化に好適な中間品を提供すること。
【解決手段】 互いに対向して水平方向に移動可能な1対の押圧ブロック11を備えた金型Aを使用し、1対の押圧ブロック11どうしの間に形成された上部開口状の空間部15に、弁作用を有する金属30を充填する工程と、1対の押圧ブロック11を空間部15の中央寄りに移動させて、粉末30を加圧成形することにより、偏平な多孔質体31を形成する工程と、を含む固体電解コンデンサの製造方法であって、金型Aとしては、空間部15の上方において昇降が可能であり、かつその下降時に1対の押圧ブロック11を空間部15の中央寄りに移動させることが可能な昇降ブロック12を備えたものを使用し、粉末30の加圧成形は、昇降ブロック12を下降させることにより行なう。
【選択図】 図1

Description

本願発明は、弁作用を有する金属の多孔質焼結体を用いた固体電解コンデンサの製造方法、製造装置および固体電解コンデンサの中間品に関する。
従来、CPUなどのデバイスから発生するノイズの除去や、電子機器の電源系の安定化を目的として、弁作用を有する多孔質焼結体を備えた固体電解コンデンサが、広く用いられている。
そのような固体電解コンデンサの製造方法の一例として、図12,13に示される方法が提案されている(特許文献1参照。)。図12に示すように、この製造方法に用いられる製造装置は、固定ブロック101、可動ブロック102および押圧ブロック103を具備した金型B1を備えている。この製造方法においては、固定ブロック101および可動ブロック102により形成された空間部に弁作用を有する金属の粉末104を充填する。次いで、図13に示されるように、ワイヤ105が突出するように設けられた押圧ブロック103を下降させることにより、粉末104を上下方向において加圧成形して、多孔質体106を形成する。この後に、この多孔質体を加熱焼成することにより、多孔質焼結体が得られ、この多孔質焼結体を用いて固体電解コンデンサを製造する。このような方法によれば、金型に圧縮力を付与するための駆動源を1つだけ備えればよく、製造装置を簡素な構造とすることが可能である。しかしながら、粉末104の加圧成形においては、ワイヤ105の軸方向としての上下方向において粉末104を圧縮するために、ワイヤ105と粉末104とが十分に圧着されず、ワイヤ105と多孔質体106とを確実に結合することが困難な場合があった。
一方、固体電解コンデンサの製造方法の他の例として、図14に示される方法が提案されている(特許文献2参照。)。同図に示すように、この製造方法に用いられる製造装置は、固定ブロック201、可動ブロック202および1対の押圧ブロック203を具備した金型B2を備えている。この製造方法においては、固定ブロック201および1対の押圧ブロック203により形成された空間部に弁作用を有する金属の粉末を充填する。次いで、ワイヤ205が突出するように設けられた可動ブロック202により上記空間部を覆い、その後に1対の押圧ブロック203により上記粉末を水平方向において2方向から加圧成形して多孔質体を形成する。このような方法によれば、ワイヤ205の軸方向に交差する方向において上記粉末を圧縮するために、ワイヤ205と上記粉末とを十分に圧着することが可能であり、ワイヤ205と上記多孔質体とを確実に結合することができる。
特開平10−106898号公報(図13,14) 特開平10−106897号公報(図11)
近年、CPUの高クロック化や、電子機器の高速化およびデジタル化に伴い、コンデンサとしても、広い周波数帯域におけるノイズ除去特性の向上や、高い周波数に対応して高い応答性で大容量の電力供給を行なうことが求められている。このような要請に応える手段としては、コンデンサの大容量化、低抵抗化および低インピーダンス化が有効である。多孔質焼結体を備えた固体電解コンデンサの場合、この多孔質焼結体の大型化、高密度化および偏平化を図ることが望ましい。
しかしながら、図14に示された従来の製造方法においては、大型、高密度かつ偏平な多孔質体を形成する場合に、以下に述べるように未だ改善すべき点があった。
多孔質体を大型かつ高密度に仕上げるためには、圧縮力を大きくし、押圧ブロックの移動距離を長くする必要がある。特に、上記多孔質体は、偏平であるほど、たとえばこの後に加熱焼成されて多孔質焼結体とする工程において、上記粉末の密度の粗密に起因して過度に反ったり、破損してしまうなどの不具合を生じる可能性が高くなる。これらを防止する手段としても、上記多孔質体を大きな圧縮力で高密度に仕上げることが望ましい。このように、圧縮力を大きくし、上記押圧ブロックの移動距離を長くするためには、金型を高剛性なものとし、圧縮力を付与する駆動源を大出力のものとする必要がある。このような要請に応えるためには、従来技術においては、たとえば大出力の駆動源を2つ用意し、1対の押圧ブロックに上記2つの駆動源のそれぞれから直接圧縮力を付与する構成とすることとなる。これらの駆動源を、たとえば上記金型を挟んで互いに水平方向に離間した位置に設置する構成とすると、上記製造に用いる製造装置全体のスペースが大きくなってしまい、またコストの抑制にも不利であった。
本願発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、大型、高密度かつ偏平な多孔質体を適切に形成可能な固体電解コンデンサの製造方法、製造装置および固体電解コンデンサの低抵抗化、低インピーダンス化に好適な中間品を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
本願発明の第1の側面によって提供される固体電解コンデンサの製造方法は、互いに対向して水平方向に移動可能な1対の押圧ブロックを備えた金型を使用し、上記1対の押圧ブロックどうしの間に形成された上部開口状の空間部に、弁作用を有する金属を充填する工程と、上記1対の押圧ブロックを上記空間部の中央寄りに移動させて、上記粉末を加圧成形することにより、偏平な多孔質体を形成する工程と、を含む固体電解コンデンサの製造方法であって、上記金型としては、上記空間部の上方において昇降が可能であり、かつその下降時に上記1対の押圧ブロックを上記空間部の中央寄りに移動させることが可能な昇降ブロックを備えたものを使用し、上記粉末の加圧成形は、上記昇降ブロックを下降させることにより行なうことを特徴としている。
このような構成によれば、上記昇降ブロックを下降させることにより、上記粉末を水平方向において2方向から圧縮して加圧成形することができる。上記昇降ブロックを下降させるためには、たとえば、上記昇降ブロックの上方に駆動源を1つだけ設ければ良い。そのために、製造装置を簡素な構成とすることが可能であり、装置全体の省スペース化やコストの抑制に好適である。また、上記圧縮を上記多孔質体の厚み方向において行なうことにより、上記多孔質体を大型、高密度かつ偏平に仕上げる場合において、上記1対の押圧ブロックの移動距離を短くすることが可能である。そのために、上記加圧成形において上記粉末の密度に粗密を生じにくく、上記多孔質体の均一化を図ることができる。したがって、たとえば、上記多孔質体を加熱焼成して多孔質焼結体とする工程において、粉末の密度の粗密に起因する反りや破損を抑制するのに好適である。
本願発明の好ましい実施の形態においては、上記粉末の加圧成形の前に、弁作用を有する金属製のワイヤの一部を上記空間部の上方から上記空間部に進入させるワイヤ配置工程と、上記粉末の加圧成形の後に、上記ワイヤを上記多孔質体から離間した位置において切断する工程と、をさらに含んでいる。このような構成によれば、上記ワイヤのうち上記切断により上記多孔質体側に残された部分が、上記多孔質体に一部が進入する陽極となり、このような陽極と多孔質体とを備えた固体電解コンデンサの中間品を適切に製造することができる。上記陽極を上記多孔質体に接合するなどの工程をあらたに必要としないために、作業効率が良い。また、上記粉末は、上記ワイヤの軸方向に交差する方向に圧縮されるために、上記粉末と上記ワイヤとを確実に結合させることができる。
本願発明の好ましい実施の形態においては、上記ワイヤを複数使用し、上記ワイヤ配置工程においては、上記複数のワイヤの一部を上記空間部の上方から上記空間部に進入させる。このような構成によれば、複数の陽極を備えた固体電解コンデンサを容易に製造することができる。複数の陽極を備えた固体電解コンデンサは、電流を複数の陽極に分散して流すことが可能であり、低抵抗化と低インピーダンス化を図ることができる。そのために、発熱の虞れが少なく、発火防止の信頼性を向上させることができるとともに、大容量の電力供給の高速応答化が可能となる。さらに、上記コンデンサを流れるすべての電流が、上記ワイヤを流れる構成とすれば、この電流が上記コンデンサの等価直列インダクタンスを流れることとなり、特に高周波数帯域のノイズを遮断するのに好適である。
好ましい実施の形態においては、上記ワイヤを切断する工程においては、上記複数のワイヤのうち少なくとも1本は、他のワイヤよりも上記多孔質体からの突出寸法が長くなるように切断する。このような構成によれば、後述する本願発明の第3の側面の作用を発揮可能な固体電解コンデンサの中間品を、適切に製造することができる。
本願発明の第2の側面によって提供される固体電解コンデンサの中間品の製造装置は、水平方向に移動自在に互いに対向して設けられた1対の押圧ブロックと、上記1対の押圧ブロックを嵌入可能に形成された固定ブロックとを有し、上記1対の押圧ブロックの1対の内向き側面と、上記固定ブロックの1対の内向き側面および上向き底面とにより囲まれた空間部が形成されており、上記空間部に充填された金属粉末を上記1対の押圧ブロックにより加圧成形して偏平な多孔質体を形成するため金型を備えた、固体電解コンデンサの中間品の製造装置であって、上記金型は、上記空間部の上方において昇降が可能であり、かつその下降時に上記1対の押圧ブロックを上記空間部の中央寄りに移動させることが可能な昇降ブロックをさらに有していることを特徴としている。
このような構成とされた製造装置を用いれば、上記製造方法において述べたように、装置全体の省スペース化とコストの抑制とを図ることができる。また、上記多孔質体における粉末の密度の均一化が可能であり、上記多孔質体の反りや破損を抑制するのに好適である。
本願発明の好ましい実施の形態においては、上記1対の押圧ブロックのそれぞれには、下方に向かうほど上記空間部から遠ざかるように傾斜した上向きの斜面が形成されており、上記昇降ブロックには、上記1対の押圧ブロックの斜面と摺動可能に、下方に向かうほど互いの水平距離が大きくなるように傾斜した1対の斜面が形成されている。
このような構成によれば、上記昇降ブロックを下降させることにより、上記昇降ブロックおよび1対の押圧ブロックの斜面どうしが圧接されて互いに摺動することとなり、上記1対の押圧ブロックは水平方向において上記空間部の中央寄りに移動される。そのために、上記粉末を水平方向において2方向から圧縮して、加圧成形することができる。このように、上記下降させる力を水平方向において2方向から圧縮する力へと変換する手段としては、上記昇降ブロックおよび1対の押圧ブロックに斜面を形成するだけで良いために、複雑な機構を必要とせず、装置の信頼性を低下させる虞れが少ない。また、上記圧縮力を高めることに対応して、上記金型の高剛性化を図る場合においても、上記昇降ブロックおよび1対の押圧ブロックは、簡素な構造であるために、容易に剛性を高めることができる。
本願発明の好ましい実施の形態においては、上記昇降ブロックには、上記ワイヤを上下方向に貫通させるための孔部が1または複数形成されている。このような構成によれば、上記ワイヤを上記空間部に容易に配置することができる。また、複数の孔部を形成すれば、複数のワイヤを配置するのに好適である。
本願発明の第3の側面によって提供される固体電解コンデンサの中間品は、弁作用を有する金属の多孔質体と、上記多孔質体内に一部が進入し、かつその他の部分が上記多孔質体から突出した陽極と、を備える固体電解コンデンサの中間品であって、上記陽極は複数設けられており、かつそのいずれかの陽極は、その他の陽極よりも上記多孔質体から突出する寸法が長いことを特徴としている。
このような構成によれば、上記多孔質体が大型かつ偏平であっても、他の陽極よりも突出部分が長い陽極を把持することにより、上記多孔質体を容易に搬送することができる。したがって、加圧成形された上記多孔質体を装置から取出す際や、上記多孔質体を加熱焼成して多孔質焼結体とした後に、その内部に誘電体層や電解質層を形成するために水溶液に浸漬する際などに便利である。また、1本の陽極のみを長いものとすれば、その他の陽極は上記コンデンサの機能を発揮するために最低限必要な長さとすればよく、ワイヤ使用量の節約を図ることが可能であり、コスト抑制に有利である。
本願発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
以下、本願発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図11は、本願発明に係る実施形態における固体電解コンデンサの製造方法および製造装置の一例を示している。
図1に示すように、本実施形態に用いられる製造装置は、固定ブロック10、1対の押圧ブロック11および昇降ブロック12を具備した金型Aを備えている。
1対の押圧ブロック11は、水平方向に移動可能に固定ブロック10に形成された溝部10cに嵌入している。図1〜図3によく表われているように、固定ブロック10の1対の内向き側面10aおよび底面10bと、1対の押圧ブロック11の1対の内向きの側面11aとにより、空間部15が形成されている。1対の側面11aの対面方向が、この後の工程により形成される多孔質体の厚み方向であり、1対の側面10aの対面方向が、上記多孔質体の幅方向である。
昇降ブロック12は、空間部15の上方に備えられている。昇降ブロック12は、たとえばその上方に設けられた油圧シリンダなどの駆動源(図示略)により、昇降自在とされている。この昇降ブロック12には、3本のワイヤ40を上下方向に貫通させるための3つの孔部12hが形成されている。ワイヤ40は、たとえばニオブやタンタルなどの弁作用を有する金属製であり、この製造装置により製造される固体電解コンデンサの陽極の材料として用いられるものである。これらの孔部12hを通して、3本のワイヤ40が上方から下方へと延出するように配置されている。なお、昇降ブロック12の上方には、3本のワイヤ40を送り出すための送り出し装置(図示略)が備えられており、ワイヤ40を昇降ブロック12を通して所望の長さだけ送り出し、保持することが可能となっている。
図2によく表われているように、1対の押圧ブロック11のそれぞれには、下方に向かうほどに空間部15から遠ざかるように傾斜した上向きの斜面11cが形成されている。これらの斜面11cは、鉛直方向に対して略45°の角度とされている。一方、昇降ブロック12には、下方に向かうほどに互いの水平距離が大きくなるように傾斜した1対の斜面12cが形成されている。1対の斜面12cも、鉛直方向に対して、略45°の角度とされている。昇降ブロック12が、上記駆動源により下降されると、1対の斜面11cおよび12cは、圧接されて互いに摺動することとなり、1対の押圧ブロック11が水平方向において空間部15の中心寄りに移動される。これにより、上記駆動源の駆動力が、昇降ブロック12を介して、1対の押圧ブロック11を互いに水平方向に移動させる力へと変換可能となっている。
このような構成によれば、この後に説明するように、空間部15に充填された粉末を水平方向における2方向から圧縮する処理を含む製造方法に用いる製造装置を、昇降ブロック12を昇降させるための駆動源が1つだけ備えられた構成とすることができる。したがって、従来技術において、たとえば1対の押圧ブロックに駆動源から直接圧縮力を付与するために、2つの駆動源を用意する必要があるのに比べて、駆動源の個数を削減することができる。また、たとえば上記2つの駆動源が、1対の押圧ブロックを挟んで水平方向にそれぞれが離間した位置に設けられた構成と比べて、本実施形態においては、駆動源を設置するために大きなスペースを必要としないために、製造装置全体のスペース効率の向上を図ることができる。
また、上記駆動源の駆動力を水平方向における圧縮力へと変換する手段としては、1対の押圧ブロック11および昇降ブロック12に、1対ずつの斜面11c、12cを形成するだけで良く、簡素な構造とすることができる。そのために、たとえば、上記粉末を圧縮して形成される多孔質体を、さらに高密度に仕上げることを目的として、上記圧縮力を高める場合に、1対の押圧ブロック11および昇降ブロック12のサイズを大型化するなどして、これらの高剛性化を容易に図ることができる。また、上記圧縮力を高めるために上記駆動源を大出力なものとする場合においても、1つの駆動源を大出力なものとするだけで良いために、コストの抑制に有利である。
次に、本願発明に係る固体電解コンデンサの製造方法の一実施形態について、以下に説明する。
まず、図4に示すように、1対の押圧ブロック11を所定の位置に固定し、空間部15を形成しておく。この空間部15に、弁作用を有する金属の粉末30を充填する。この弁作用を有する金属としては、たとえばニオブやタンタルを用いることができる。なお、たとえば上記充填の後にスキージを利用して、粉末30のうち空間部15から余分に盛り上がっている部分を取り除けば、所定の量の粉末30を空間部15に均一に充填することができる。
次いで、図5および図6に示すように、封止ブロック13により空間部15の上方を覆う。封止ブロック13には、3つの孔部13hが形成されている。この封止ブロック13を、たとえばボルト(図示略)を用いて固定ブロック10に固定しておく。
空間部15を封止ブロック13により覆った後に、図7に示すように、昇降ブロック12を下降させる。なお、本図は昇降ブロック12が下降する過程において、1対ずつの斜面11cおよび12cが接触した時の状態を表している。この際、3本のワイヤ40を、上記送り出し装置により昇降ブロック12の下降にあわせて送り出し、3本のワイヤ40を昇降ブロック12から下方に延出させつつ下降させる。これにより、3本のワイヤ40の一部を、3つの孔部13hを通して空間部15に充填された粉末30内に進入させる。
そして、図8に示すように、さらに昇降ブロック12を下降させて、粉末30を加圧成形する。より具体的には、1対ずつの斜面11cおよび12cどうしが接触した後に、さらに昇降ブロック12を下降させて、1対の斜面11cおよび12cを圧接して互いに摺動させることにより、1対の押圧ブロック11を水平方向において空間部15の中央寄りに移動させる。そして昇降ブロック12を所定位置において停止させる。これにより、粉末30を1対の押圧ブロック11により水平方向において2方向から圧縮し、偏平な多孔質体31を形成する。
この工程においては、粉末30は多孔質体31の厚み方向としての水平方向において圧縮される。多孔質体31は偏平な矩形状であり、その幅に対して厚みが小さいものであるために、1対の押圧ブロック11の移動距離は比較的短い。したがって、粉末30が圧縮される距離も短くなり、粉末30に粗密を生じにくくなる。そのために、たとえば多孔質体31を多孔質焼結体とするための加熱焼成においても、多孔質体31内における粉末30の粗密に起因する反りや破損などを抑制することができる。
また、粉末30は、加圧成形においてワイヤ40の軸と略直交する方向に圧縮される。そのために、たとえば上記粉末がワイヤ40の軸方向に圧縮される場合と比べて、粉末30とワイヤ40とはより強く圧着されることとなり、これらの接合の確実化を図ることができる。
さらに、粉末30の加圧成形においては、多孔質体31の厚み方向を向く2つの表面は1対の押圧ブロック11の1対の側面11aとほとんど擦れ合うことが無い。そのために、上記2つの表面に形成された微細な孔が不当に目詰まりすることを抑制可能である。したがって、これらの表面から、この後の工程において、誘電体層や電解質層を形成するための水溶液を多孔質体31内に適切に含浸させることが可能であり、極性を有する固体電解コンデンサとしての機能を適切に発揮させることができる。
粉末30を加圧成形することにより多孔質体41を形成した後に、図9に示すように、昇降ブロック12を上方に退避させる。この退避させる工程は、ワイヤ40を、上記送り出し装置(図示略)により保持した状態において行なう。これにより、昇降ブロック12を退避させる最中に、ワイヤ40に不当な力が加わることが回避可能であり、ワイヤ40と多孔質体31との結合が弱くなったり、ワイヤ40が抜け出たりすることを防止することができる。
図10によく表われれているように、昇降ブロック12を退避させた後に、3本のワイヤ40を所定の位置において切断する。ここで、3本のワイヤ40のうちそれらの中央に位置するワイヤ40を、その他の2本のワイヤ40よりも、多孔質体31から離間した位置において切断する。これにより、多孔質体31側に残されたワイヤ40の切断片が、多孔質体31からの突出寸法が大きい1本の陽極41aと、上記突出寸法が小さい2本の陽極41bとなる。この後に、昇降ブロック12をさらに上方に退避させる。次いで、封止ブロック13の固定を解除して取り除き、1対の押圧ブロック11を水平方向に離間する方向に退避させて、多孔質体31を装置から取出す。これにより、図11に示される3本の陽極41a,41bが進入した多孔質体31を備えた固体電解コンデンサの中間品を形成することができる。このような方法によれば、たとえば3本の陽極41a,41bを多孔質体31に接合する工程を新たに行なうこと無く、多孔質体31に3本の陽極41a,41bを設けることができる。そのために、上記中間品を作業効率良く形成することができる。
また、製造装置から上記中間品を取り出す際や、誘電体層および電解質層を形成するために水溶液に上記中間品を浸漬する際には、陽極41aを把持して搬送し、多孔質体31を直接把持することを回避することが可能である。このように搬送すれば、多孔質体31の表面に形成された多数の微細な孔に目詰まりを生じさせたり、多孔質体31に不当な力を加えて変形および損傷を与えることなどの虞れを少なくすることができる。さらに、陽極41aのみが、多孔質体31からの突出寸法が把持可能な長さとされており、その他の2本の陽極41bについては、上記突出寸法が短い。そのために、たとえば、2本の陽極41bの上記突出寸法を、この後の工程により樹脂パッケージタイプのコンデンサとするために必要最低限な長さとすれば、ワイヤ40の使用量の抑制が可能であり、コスト低減に有利である。なお、陽極41aは、最終的に2本の陽極41bと同一長さとしても良い。
上記中間品を形成した後は、たとえば多孔質体31を多孔質焼結体とするための加熱焼成の工程や、上記多孔質焼結体内に誘電体層および電解質層を形成するための化成処理の工程を行なう。これにより、固体電解コンデンサが製造される。
本実施形態により製造されるコンデンサは、たとえば、上記多孔質焼結体を、陽極41aから2本の陽極41bへと回路電流が流れるように電気回路に接続することにより、広い周波数帯域におけるノイズ除去特性を向上させることが可能である。また、上記回路電流が2本の陽極41bに分散して流れることにより、低抵抗化と低インピーダンス化とが可能である。したがって、発火防止の信頼性の向上と大容量の電力供給の高速応答化とを図ることができる。
また上記コンデンサは、3本の陽極が多孔質体31の1つの側面から突出した構造となる。このような構造によれば、上記コンデンサを回路に実装するための端子を、上記コンデンサの一側面に集中して配置することが可能となる。したがって、上記端子に接続される回路の配線パターンを、一方向からこのコンデンサに向かうように配置することが可能であり、回路上のスペース効率を向上させることができる。
このように本実施形態によれば、製造装置に設けられる駆動源の数を最小数とし、装置全体のスペース効率の向上を図ることができる。さらに、上記加圧成形における圧縮力を高める場合においても、金型Aの構造が簡素であることにより、高剛性化が容易であり、また駆動源の個数が少ないことにより、コストの抑制に有利である。これらに加えて、本実施形態により形成される中間品は、多孔質体31における粉末30の密度の均一化が可能であり、製造工程における反りや破損の抑制を図ることができる。また、上記中間品から製造される固体電解コンデンサは、広い周波数帯域におけるノイズ除去特性の向上、大容量の電力供給の高速応答化、および発火防止の信頼性向上を図るのに好適である。
なお、本願発明に係る固体電解コンデンサの製造方法は、上記実施形態に限定されるものではない。
1対の押圧ブロック11および昇降ブロック12に形成された斜面11c,12cの鉛直方向に対する角度は、45°に限定されない。これ以外の角度であっても、斜面11c,12cが、互いに圧接されて摺動可能である。また、これらの斜面の形状は平滑な面状に限らず、たとえばこれらの斜面の一方に摺動する方向に延びる凸部と、他方の斜面に上記凸部と嵌合する凹部とを形成しても良い。このような構成によれば、上記斜面どうしの摺動の確実化を図ることができる。
1つの側面から進入する陽極の本数は3本に限らず、たとえば1本でも良いし、3本より多くても良い。また、上記中間品を搬送するために突出部分の長さを把持可能な長さとする陽極の本数も、本実施形態におけるように1本に限らず、複数本とすることができる。
上記陽極を形成するための手段は、送り出し装置を利用して、ワイヤを空間部に所定長さだけ延出するように配置する手法に代えて、たとえば、あらかじめ切断された所定の長さのワイヤを、昇降ブロックに形成された孔部に固定しておき、このワイヤが空間部に延出するように配置する構成としてもよい。
本願発明により形成される多孔質体は、矩形状に限定されず、それ以外のたとえば多角形状であってもよい。
本願発明に係る製造方法により製造される固体電解コンデンサの用途は、CPUに代表されるデバイスのノイズ除去のみに限らず、DC−DCコンバータの出力平滑化や、バイパス回路のリップル除去などにも用いることもできる。
本願発明に係る固体電解コンデンサの製造方法の一例に用いる製造装置の全体斜視図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図1のIII−III線に沿う断面図である。 本願発明に係る固体電解コンデンサの製造方法の一例を示す断面図である。 本願発明に係る固体電解コンデンサの製造方法の一例を示す斜視図である。 図5のVI−VI線に沿う断面図である。 本願発明に係る固体電解コンデンサの製造方法の一例を示す断面図である。 本願発明に係る固体電解コンデンサの製造方法の一例を示す断面図である。 本願発明に係る固体電解コンデンサの製造方法の一例を示す断面図である。 本願発明に係る固体電解コンデンサの製造方法の一例を示す断面図である。 本願発明に係る固体電解コンデンサの製造方法の一例により形成される中間品の全体斜視図である。 従来の製造方法に用いられる金型の一例である。 従来の製造方法に用いられる金型の一例である。 従来の製造方法に用いられる金型の他の例である。
符号の説明
A 金型
10 金型の固定ブロック
11 金型の押圧ブロック
12 金型の昇降ブロック
13 金型の封止ブロック
15 空間部
11c,12c 斜面
30 弁作用を有する金属の粉末
31 弁作用を有する金属の多孔質体
40 弁作用を有する金属のワイヤ
41a,41b 陽極

Claims (8)

  1. 互いに対向して水平方向に移動可能な1対の押圧ブロックを備えた金型を使用し、上記1対の押圧ブロックどうしの間に形成された上部開口状の空間部に、弁作用を有する金属を充填する工程と、
    上記1対の押圧ブロックを上記空間部の中央寄りに移動させて、上記粉末を加圧成形することにより、偏平な多孔質体を形成する工程と、
    を含む固体電解コンデンサの製造方法であって、
    上記金型としては、上記空間部の上方において昇降が可能であり、かつその下降時に上記1対の押圧ブロックを上記空間部の中央寄りに移動させることが可能な昇降ブロックを備えたものを使用し、
    上記粉末の加圧成形は、上記昇降ブロックを下降させることにより行なうことを特徴とする、固体電解コンデンサの製造方法。
  2. 上記粉末の加圧成形の前に、弁作用を有する金属製のワイヤの一部を上記空間部の上方から上記空間部に進入させるワイヤ配置工程と、
    上記粉末の加圧成形の後に、上記ワイヤを上記多孔質体から離間した位置において切断する工程と、
    をさらに含んでいる、請求項1に記載の固体電解コンデンサの製造方法。
  3. 上記ワイヤを複数使用し、上記ワイヤ配置工程においては、上記複数のワイヤの一部を上記空間部の上方から上記空間部に進入させる、請求項2に記載の固体電解コンデンサの製造方法。
  4. 上記ワイヤを切断する工程においては、上記複数のワイヤのうち少なくとも1本は、他のワイヤよりも上記多孔質体からの突出寸法が長くなるように切断する、請求項3に記載の固体電解コンデンサの製造方法。
  5. 水平方向に移動自在に互いに対向して設けられた1対の押圧ブロックと、
    上記1対の押圧ブロックを嵌入可能に形成された固定ブロックとを有し、
    上記1対の押圧ブロックの1対の内向き側面と、上記固定ブロックの1対の内向き側面および上向き底面とにより囲まれた空間部が形成されており、
    上記空間部に充填された金属粉末を上記1対の押圧ブロックにより加圧成形して偏平な多孔質体を形成するため金型を備えた、固体電解コンデンサの中間品の製造装置であって、
    上記金型は、上記空間部の上方において昇降が可能であり、かつその下降時に上記1対の押圧ブロックを上記空間部の中央寄りに移動させることが可能な昇降ブロックをさらに有していることを特徴とする、固体電解コンデンサの中間品の製造装置。
  6. 上記1対の押圧ブロックのそれぞれには、下方に向かうほど上記空間部から遠ざかるように傾斜した上向きの斜面が形成されており、
    上記昇降ブロックには、上記1対の押圧ブロックの斜面と摺動可能に、下方に向かうほど互いの水平距離が大きくなるように傾斜した1対の斜面が形成されている、請求項5に記載の固体電解コンデンサの中間品の製造装置。
  7. 上記昇降ブロックには、上記ワイヤを上下方向に貫通させるための孔部が1または複数形成されている、請求項5または6に記載の固体電解コンデンサの中間品の製造装置。
  8. 弁作用を有する金属の多孔質体と、
    上記多孔質体内に一部が進入し、かつその他の部分が上記多孔質体から突出した陽極と、
    を備える固体電解コンデンサの中間品であって、
    上記陽極は複数設けられており、かつそのいずれかの陽極は、その他の陽極よりも上記多孔質体から突出する寸法が長いことを特徴とする、固体電解コンデンサの中間品。
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