JP2005077942A - 液晶表示装置の製造方法、液晶表示装置および電子機器 - Google Patents

液晶表示装置の製造方法、液晶表示装置および電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 1回の露光および現像により、膜厚の異なるパターンを形成することが可能な、液晶表示装置の製造方法を提供する。
【解決手段】 反射表示領域Rにおける液晶層50の厚さを透過表示領域Tにおける液晶層50の厚さより小さくするための液晶層厚調整層26が形成された液晶表示装置100の製造方法であって、光硬化材料および光分解材料が混合された感光材料の被膜を形成する工程と、透過表示領域Tまたは反射表示領域Rのいずれか一方において感光材料の被膜を露光する工程とを有し、反射表示領域Rに液晶層厚調整層26の厚膜部26rを形成するとともに、透過表示領域Tに液晶層厚調整層26の薄膜部26tを形成する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、液晶表示装置の製造方法、液晶表示装置および電子機器に関するものである。
上基板と下基板との間に液晶層が挟持された液晶表示装置の一種として、反射モードと透過モードとを兼ね備えた半透過反射型液晶表示装置が知られている。図6に、従来の半透過反射型液晶表示装置の側面断面図を示す。液晶表示装置1000は、上基板25と下基板10との間に液晶層50を挟持して構成されている。その下基板10の内面には、光透過用の窓部を備えた反射膜20が形成されている。この反射膜20の形成領域のうち、窓部が形成された領域が透過表示領域T、その周辺領域が反射表示領域Rとなっている。その反射膜20の内面には、着色層22R等を備えたカラーフィルタ層22が形成されている。またカラーフィルタ層22の内面には、透過表示領域Tに開口部を有する液晶層厚調整層26が形成されている。さらにカラーフィルタ層22の内面には、液晶層50に電界を印加するための電極9が形成されている。そして、液晶表示装置1000の上方から反射表示領域Rに入射した光は、反射膜20で反射され上基板25から出射されて表示に寄与するようになっている。一方、バックライト15から透過表示領域Tに入射した光は、液晶層50を通過し上基板25から出射されて表示に寄与するようになっている。
上述した液晶層厚調整層26は、マルチギャップ構造を実現するものである。半透過反射型の液晶表示装置1000において、マルチギャップ構造を採用することは非常に有効である。なぜなら、透過表示領域Tでは入射光が液晶層50を1回しか透過しないが、反射表示領域Rでは入射光が液晶層50を2回透過するため、透過表示領域Tと反射表示領域Rとのリタデーション(位相差)が生じるからである。そこで、マルチギャップ構造によってリタデーションを調節することにより、透過表示領域Tと反射表示領域Rとの光透過率が均一化され、表示品質に優れた液晶表示装置1000が得られるのである。液晶層厚調整層26は、感光性を有する樹脂材料(レジスト)により、フォトリソグラフィ技術を用いて形成されている。例えば光硬化型(ネガ型)のレジストを用いて液晶層厚調整層26を形成するには、まずカラーフィルタ層22の表面全体にレジストの被膜を形成する。次に、反射表示領域Rにおけるレジストを露光して硬化させる。さらに現像を行って、透過表示領域Tにおけるレジストを除去すれば、透過表示領域Tに開口部を有する液晶層厚調整層26が形成される。
特開2001ー268054号公報
しかしながら、上述した透過表示領域Tにおける液晶層厚調整層26の開口部では、レジスト全厚が除去されて着色層22Rが露出することになる。ところが、着色層22Rは顔料を含むため電気絶縁性が十分でなく、電極9と反射膜20との間(図6のS部)で短絡を生じるおそれがある。この短絡を防止するため、露出した着色層22Rの表面に絶縁膜を形成することが考えられる。なお、液晶層厚調整層は電気絶縁性材料によって構成されるので、液晶層厚調整層の形成と同時に絶縁膜を形成することが望ましい。しかしながら、従来のレジストを用いたフォトリソグラフィ技術は、レジスト全厚の除去部およびレジスト全厚の残留部からなるパターンを形成するものであるため、液晶層厚調整層の厚膜部および薄膜部を同時に形成することができない。一方、液晶層厚調整層26の形成とは別工程で絶縁膜を形成すれば、製造コストが上昇することになる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、液晶層厚調整層の形成と同一工程で絶縁膜を形成することが可能な、液晶表示装置の製造方法の提供を目的とする。
また、低コストで表示品質に優れた液晶表示装置および電子機器の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の液晶表示装置の製造方法は、一対の基板間に液晶層が挟持されて画像表示領域が形成され、前記画像表示領域は透過表示領域および反射表示領域を備え、前記反射表示領域における前記液晶層の厚さを前記透過表示領域における前記液晶層の厚さより小さくするための液晶層厚調整層が形成された液晶表示装置の製造方法であって、前記一対の基板のうち少なくともいずれかの基板に、光硬化材料および光分解材料が混合された感光材料の被膜を形成する工程と、前記透過表示領域または前記反射表示領域のいずれか一方において、前記感光材料の被膜を露光する工程とを有し、前記反射表示領域に前記液晶層厚調整層の厚膜部を形成するとともに、前記透過表示領域に前記液晶層厚調整層の薄膜部を形成することを特徴とする。
この感光材料の被膜を露光および現像すれば、露光部では光分解材料が除去されて光硬化材料が残留し、非露光部では光硬化材料が除去されて光分解材料が残留する。そこで、透過表示領域または反射表示領域のいずれかを露光することにより、反射表示領域に液晶層厚調整層の厚膜部を形成するとともに、透過表示領域に液晶層厚調整層の薄膜部を形成することが可能になる。したがって、反射表示領域に対する液晶層厚調整層の形成と同一工程で、透過表示領域に絶縁膜を形成することができる。
なお、前記感光材料の被膜を形成する工程では、前記光硬化材料の混合比が前記光分解材料の混合比より大きい感光材料の被膜を形成し、前記感光材料の被膜を露光する工程では、前記反射表示領域において前記感光材料の被膜を露光することが望ましい。
硬化前の光硬化材料は自在に変形しうるので、光硬化材料の混合比が光分解材料の混合比より大きい感光材料を採用することにより、感光材料を簡単に塗布することができる。そして、上述したように露光部には光硬化材料が残留するので、反射表示領域を露光することにより、反射表示領域に液晶層厚調整層の厚膜部を形成することができる。
また、前記感光材料における前記光硬化材料および前記光分解材料の混合比は、形成すべき前記液晶層厚調整層の前記厚膜部および前記薄膜部の膜厚比に概略一致させればよい。
上述したように、露光部には光硬化材料が残留し非露光部には光分解材料が残留するので、光硬化材料および光分解材料の混合比を厚膜部および薄膜部の膜厚比に一致させることにより、液晶層厚調整層および絶縁膜を所定の膜厚比に形成することができる。
なお、前記光硬化材料は、アクリル樹脂またはエポキシ樹脂を主成分とすることが望ましい。
この構成によれば、入射光を効率的に利用することが可能になり、明るい画像表示を得ることができる。
また、前記液晶層厚調整層を、着色層上に形成することが望ましい。
この構成によれば、着色層の電気絶縁性が不十分であっても、液晶層厚調整層の形成と同一工程で透過表示領域に絶縁膜を形成することにより、画像表示領域全体の電気絶縁性を確保することができる。
一方、本発明の液晶表示装置は、一対の基板間に液晶層が挟持されて画像表示領域が形成され、前記画像表示領域は透過表示領域および反射表示領域を備え、前記反射表示領域における前記液晶層の厚さを前記透過表示領域における前記液晶層の厚さより小さくするための液晶層厚調整層を有し、前記液晶層調整層は、光硬化材料および光分解材料が混合された感光材料によって形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、反射表示領域に対する液晶層厚調整層の形成と同一工程で、透過表示領域に絶縁膜を形成することができる。
また、前記光硬化材料は、アクリル樹脂またはエポキシ樹脂を主成分とすることが望ましい。
この構成によれば、入射光を効率的に利用することが可能になり、明るい画像表示を得ることができる。
また、前記液晶層厚調整層は、着色層上に形成されていることが望ましい。
この構成によれば、着色層の電気絶縁性が不十分であっても、液晶層厚調整層の形成と同一工程で透過表示領域に絶縁膜を形成することにより、画像表示領域全体の電気絶縁性を確保することができる。
一方、本発明の電子機器は、上述した液晶表示装置を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、低コストで表示品質に優れた電子機器を提供することができる。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照して説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。また本明細書では、一対の基板における液晶層側の表面を内面と呼ぶものとする。
[液晶表示装置]
実施形態にかかる液晶表示装置について、図1ないし図3を用いて説明する。本実施形態の液晶表示装置は、図3に示すように、上基板25および下基板10により液晶層50を挟持した液晶表示装置100である。なお、上基板25がスイッチング素子基板とされ、下基板10がカラーフィルタ基板とされている。その下基板10には光透過用の窓部を有する反射膜20が形成され、その反射膜20の上方に液晶層厚調整層26が形成されて、半透過反射型の液晶表示装置100が構成されている。そして、その液晶層厚調整層26が、本発明の液晶表示装置の製造方法を使用して形成されている。なお以下には、スイッチング素子として薄膜ダイオード(Thin Film Diode, 以下、TFDと略記する)を用いたアクティブマトリクス型の液晶表示装置を例にして説明する。
(等価回路)
図1は、液晶表示装置100の等価回路図である。この液晶表示装置100には、走査信号駆動回路110により駆動される複数の走査線13と、データ信号駆動回路120により駆動される複数のデータ線9とが、格子状に配置されている。その各走査線13と各データ線9との交点付近には、それぞれTFD素子40および液晶表示要素(液晶層)160が配置されている。そしてその各TFD素子40および各液晶層160は、各走査線13と各データ線9との間に直列接続されている。
(平面構造)
図2は、各基板に形成される電極の平面構造の説明図である。液晶表示装置を構成する一方の基板には、複数のデータ線9が平行に形成されて、対向電極が構成されている。また、液晶表示装置を構成する他方の基板には、複数の走査線13が平行に形成されている。さらに、他方の基板には複数の画素電極31が形成され、各画素電極31は各データ線9と各走査線13との交点付近にマトリクス状に配置されている。その各画素電極31は、TFD素子40を介して各走査線13に接続されている。このTFD素子40は、基板表面に形成されたTaを主成分とする第1導電膜と、その第1導電膜の表面に形成されたTaを主成分とする絶縁膜と、その絶縁膜の表面に形成されたCrを主成分とする第2導電膜とによって構成されている(いわゆるMIM構造)。そして、第1導電膜が走査線13に接続され、第2導電膜が画素電極31に接続されている。これによりTFD素子40は、画素電極31への通電を制御するスイッチング素子として機能する。そして、画素電極31と対向電極9とが対向配置され、その間に挟持された液晶層に電界を印加しうるようになっている。これにより、各画素電極31の形成部分が画像表示単位となってドット領域を構成している。
(断面構造)
次に、図3に基づいて本実施形態の液晶表示装置100の画素構成について説明する。図3は、本実施形態の液晶表示装置の側面断面図である。なお図3では、理解を容易にするため、上基板25におけるTFD素子および各種配線の記載を省略している。
上基板25は、ガラスや石英等の透光性材料からなる基板本体25Aを備えている。その基板本体25Aの内面に、インジウム錫酸化物(Indium Tin Oxide, 以下、ITOと略記する)等の透明導電材料からなる画素電極31が形成されている。画素電極31は、上基板25の内面にマトリクス状に配置されている。その画素電極31の表面を覆うように、ポリイミド等からなる配向膜33が形成されている。この配向膜33は、液晶分子を膜表面に対して垂直に配向させる垂直配向膜である。
一方の下基板10は、石英やガラス等の透光性材料からなる基板本体10Aを備えている。その基板本体10Aの内面には、酸化ケイ素(SiO)等からなる絶縁膜24が形成されている。その絶縁膜24の内面には、アルミニウムや銀等の反射率の高い金属膜等からなる反射膜20が形成されている。なお、絶縁膜24の内面に形成された複数の突起24aにより、反射膜20の内面には凹凸が形成されている。そして、液晶表示装置100の上方から反射膜20に入射した光は、反射膜20の凹凸により散乱されるので、外部からの映り込みが防止されて広視野角の表示が得られるようになっている。また、上述した反射膜20の一部には、開口部21が形成されている。そして、この開口部21の形成領域が透過表示領域Tとなっている。また、上基板25における画素電極31の形成領域と、下基板10における反射膜20の形成領域とのオーバーラップ部分が、反射表示領域Rとなっている。
また、絶縁膜24および反射膜20の内面には、カラーフィルタ(以下、CFと呼ぶ)層22が設けられている。CF層22は、3原色(青、緑、赤)のうちいずれか1色の光を透過する3種類の着色層が、ストライプ状に配置されて構成されている。なお、各着色層(例えば22R)は、画素電極31に対応する位置に形成されている。そして、各画素電極31によりドット領域が構成され、3種類の着色層を備えた3個のドット領域により1個の画素が構成されている。また、各着色層(22R)の形成領域の額縁部には、遮光性を有する材料によりブラックマトリクス(BM)が形成されている。このブラックマトリクスにより、隣接する着色層からの光洩れによる混色が防止されている。
さらに、そのCF層22の内面には、電気絶縁性を有する液晶層厚調整層(マルチギャップ構造)26が設けられている。この液晶層厚調整層26は、厚膜部26rおよび薄膜部26tを備えている。すなわち、反射膜20の形成領域に厚膜部26rが形成され、透過表示領域Tに薄膜部26tが形成されている。この液晶層厚調整層26は、次述するように本発明の液晶表示装置の製造方法を使用して形成する。そのため、厚膜部26rおよび薄膜部26tのうち、一方は主に光硬化材料で構成され、他方は主に光分解材料によって構成されている。この液晶層厚調整層26により、反射表示領域Rにおける液晶層50の層厚が、透過表示領域Tにおける液晶層50の層厚の半分程度に設定されている。
図4は、液晶層厚調整層のパターン形成方法の説明図である。なお、図4には液晶層厚調整層26の形成部分のみを示している。上述した液晶層厚調整層26は、図4(a)に示すパターン形成方法を使用して形成する。具体的には、まず光硬化材料および光分解材料が混合された感光材料を、CF層22(図3参照)の表面に塗布する。その感光材料として、光硬化材料の混合比が光分解材料の混合比より大きいものを使用する。ここで、光硬化材料および光分解材料の光感度がほぼ等しい場合には、光硬化材料および光分解材料の混合比を、形成すべき液晶層厚調整層26の厚膜部26rおよび薄膜部26tの膜厚比に一致させる。感光材料の塗布は、スピンコート法やディップ法、スプレー法等によって行う。なお、硬化前の光硬化材料は自在に変形しうるので、光硬化材料の混合比が光分解材料の混合比より大きい感光材料を採用することにより、感光材料を簡単に塗布することができる。さらに、塗布された感光材料をプリベークして感光材料の被膜を形成する。そして、感光材料の被膜に紫外線等を照射して露光処理を行う。その際、透過表示領域に遮光部を有し、反射膜の形成領域に透光部を有するフォトマスク120を使用する。すると露光部121では、感光材料に含まれる光硬化材料が硬化するとともに光分解材料が分解される。次に、感光材料を現像液に浸漬して現像処理を行う。すると露光部(反射膜の形成領域)121では、光分解材料が除去されて光硬化材料のみが残存する。また非露光部(透過表示領域)122では、光硬化材料が除去されて光分解材料のみが残存する。これにより、露光部(反射膜の形成領域)121には厚膜部26rが形成され、非露光部(透過表示領域)122には薄膜部26tが形成される。以上により、厚膜部26rおよび薄膜部26tがパターニングされた液晶層厚調整層26が形成される。
なお図3に示すように、上基板25の上方から反射表示領域Rに入射した光は、反射膜20で反射され上基板25から出射される過程で、上記のように形成された厚膜部26rを透過する。そこで、厚膜部26rを構成する光硬化材料として、アクリル樹脂を主成分とするものを採用することが望ましい。アクリル樹脂はエポキシ樹脂等に比べて光透過率が高いので、入射光を効率的に利用することが可能になり、明るい画像表示を得ることができる。
なお液晶層厚調整層26は、図4(b)に示すパターン形成方法を使用して形成することも可能である。具体的には、まず光硬化材料および光分解材料が混合された感光材料を、CF層22(図3参照)の表面に塗布する。その感光材料として、光分解材料の混合比が光硬化材料の混合比より大きいものを使用する。なお、光感度がほぼ等しい光分解材料および光硬化材料を使用する場合には、光分解材料および光硬化材料の混合比を、形成すべき液晶層厚調整層26の厚膜部26rおよび薄膜部26tの膜厚比に一致させる。感光材料の塗布は、スピンコート法やディップ法、スプレー法等によって行う。さらに、塗布された感光材料をプリベークして感光材料の被膜を形成する。そして、感光材料の被膜に紫外線等を照射して露光処理を行う。その際、反射膜の形成領域に遮光部を有し、透過表示領域に透光部を有するフォトマスク220を使用する。すると露光部221では、感光材料に含まれる光分解材料が分解されるとともに光硬化材料が硬化する。次に、感光材料を現像液に浸漬して現像処理を行う。すると露光部(透過表示領域)221では、光分解材料が除去されて光硬化材料のみが残存する。また非露光部(反射膜の形成領域)222では、光硬化材料が除去されて光分解材料のみが残存する。これにより、露光部(透過表示領域)221には薄膜部26tが形成され、非露光部(反射膜の形成領域)222には厚膜部26rが形成される。以上により、厚膜部26rおよび薄膜部26tがパターニングされた液晶層厚調整層26が形成される。
一方、図3に示すように、液晶層厚調整層26の内面には、ITO等からなる対向電極9が形成されている。対向電極9は、図3の紙面左右方向に延びるストライプ状に形成されており、紙面左右方向に並列配置された各画素電極31に共通の対向電極として構成されている。なお、反射表示領域Rにおいては導電性材料からなる反射膜20を対向電極の一部として用いることも可能である。そして、上基板25の画素電極31および下基板10の対向電極9により、各ドット領域における液晶層50に電界を印加しうるようになっている。また対向電極9の表面を覆うように、ポリイミド等からなる配向膜27が形成されている。この配向膜27は、液晶分子を膜表面に対して垂直に配向させる垂直配向膜として機能するものである。
そして、上基板25と下基板10との間に、誘電異方性が負の液晶材料からなる液晶層50が挟持されている。この液晶材料は、電界無印加時において配向膜の内面に対して垂直に配向し、電界印加時には電界方向と垂直に(すなわち、配向膜27,33と平行に)配向するものである。なお、上基板25および下基板10の周縁部に塗布されたシール材(不図示)により、上基板25および下基板10が相互に接着されるとともに、上基板25および下基板10とシール材とによって形成される空間に液晶層50が封入されている。
さらに、上基板25の外面には位相差板16及び偏光板17が設けられ、下基板10の外面にも位相差板18及び偏光板19が設けられている。この偏光板17,19は、特定方向に振動する直線偏光のみを透過させる機能を有するものである。また位相差板16,18として、直線偏光を円偏光に変換し、円偏光を直線偏光に変換する機能を有するλ/4板が採用されている。なお、偏光板17,19の透過軸と位相差板16,18の遅相軸とが約45°をなすように配置されて、偏光板17,19および位相差板16,18により円偏光板が構成されている。また、偏光板17の透過軸および偏光板19の透過軸は直交するように配置され、位相差板16の遅相軸および位相差板18の遅相軸も直交するように配置されている。一方、下基板10に配置された偏光板19の外側には、透過表示用の光源としてバックライト15が設けられている。
図3に示す液晶表示装置100では、以下のようにして画像表示が行われる。まず、上基板25の上方から反射表示領域Rに入射した光は、偏光板17および位相差板16を透過して円偏光に変換され、液晶層50に入射する。なお、電界無印加時において基板と垂直に配向している液晶分子には屈折率異方性がないので、入射光は円偏光を保持したまま液晶層50を進行する。さらに反射膜20により反射され、位相差板16を再透過した入射光は、偏光板17の透過軸と直交する直線偏光に変換される。そして、この直線偏光は偏光板17を透過しない。一方、バックライト15から透過表示領域Tに入射した光も同様に、偏光板19および位相差板18を透過して円偏光に変換され、液晶層50に入射する。さらに位相差板16を再透過した入射光は、偏光板17の透過軸と直交する直線偏光に変換される。そして、この直線偏光も偏光板17を透過しない。したがって、本実施形態の液晶表示装置100では、電界無印加時において黒表示が行われる(ノーマリーブラックモード)。
一方、液晶層50に電界を印加すると、液晶分子が基板と平行に再配向して、屈折率異方性を具備する。そのため、反射表示領域Rおよび透過表示領域Tにおいて液晶層50に入射した円偏光は、液晶層50を透過する過程で楕円偏光に変換される。この入射光が位相差板16を再透過しても、偏光板17の透過軸と直交する直線偏光には変換されず、その全部または一部が偏光板17を透過する。したがって、本実施形態の液晶表示装置100では、電界印加時において白表示が行われる。なお、液晶層50に印加する電圧を調整することにより、階調表示を行うことが可能である。
上述したように、反射表示領域Rでは入射光が液晶層50を2回透過するが、透過表示領域Tでは入射光が液晶層50を1回しか透過しない。この場合、反射表示領域Rと透過表示領域Tとの間で液晶層50のリタデーション(位相差値)が異なると、光透過率に差異を生じて均一な画像表示が得られないことになる。しかしながら、本実施形態の液晶表示装置100には液晶層厚調整層26が設けられているので、反射表示領域Rおよび/または透過表示領域Tにおいてリタデーションを調整することが可能となっている。したがって、反射表示領域Rおよび透過表示領域Tにおいて均一な画像表示を得ることができる。
一方、CF層22を構成する着色層22Rは、顔料等を有機溶媒に分散させた液状体を下基板10に塗布し、乾燥により有機溶媒を蒸発させて成形する。そのため、着色層22Rの内面を平坦化することは困難であり、透過表示領域Tにおけるリタデーションが不均一となるおそれがある。しかしながら、本実施形態の液晶表示装置100では、着色層22Rの内面に液晶層厚調整層26の薄膜部26tが形成されている。この薄膜部26tは、感光材料の被膜を露光および現像処理することによって形成されるので、その内面を平坦化することができる。したがって、透過表示領域Tにおけるリタデーションを均一化することが可能になり、透過表示領域Tにおいて均一な画像表示を得ることができる。
なお、着色層22Rの内面に薄膜部26tを形成する方法として、光分解材料からなる感光材料を採用し、透過表示領域Tに対して短時間の露光を行う方法が考えられる。しかしながら、この場合には、薄膜部26tの内面を平坦化することは困難であり、また薄膜部26tと厚膜部26rとの境界に傾斜面が形成されることになる。この傾斜面により、厚膜部26rと薄膜部26tとの境界において中間的なリタデーションが発生し、均一な画像表示を得ることができなくなるという問題がある。この点、本実施形態の液晶表示装置100では、光硬化材料および光分解材料が混合された感光材料を使用して、1回の通常露光により厚膜部26rおよび薄膜部26tを形成するので、薄膜部26tの内面の平坦化が可能であるとともに、厚膜部26rと薄膜部26tとの境界を垂直面とすることが可能である。したがって、厚膜部26rと薄膜部26tとの境界において、中間的なリタデーションの発生を防止することが可能になり、均一な画像表示を得ることができる。
また、着色層22Rの内面に薄膜部26tを形成する方法として、光硬化材料または光分解材料からなる感光材料を採用し、グレーマスクを用いて露光する方法が考えられる。このグレーマスクにおける透過表示領域Tに対応する部分には、光の半透過部が形成されている。しかしながら、このようなグレーマスクは高価であり、また薄膜部の膜厚を変更する場合には新たなマスクを製作する必要がある。この点、本実施形態の液晶表示装置100では、光硬化材料および光分解材料の混合比を調整するだけで、薄膜部26tの膜厚を自在に調整することができる。したがって、液晶表示装置100の製造コストを低減することができる。
そして、本実施形態の液晶表示装置100における薄膜部26tは、上述したように電気絶縁性を有する材料によって構成されているので、絶縁膜として機能する。したがって、着色層22Rにおける電気絶縁性が不十分な場合でも、薄膜部26tの内面に形成された対向電極9と、CF層22の外面に形成された反射膜20との間(図3のS部)における短絡を防止することができる。これにより、各ドット領域における液晶を正確に駆動することが可能になり、表示品質に優れた液晶表示装置100を提供することができる。
なお、本発明の液晶表示装置の製造方法は、液晶層厚調整層26を形成する場合に限られず、CF層22を形成する場合、特にブラックマトリクス(BM)を形成する場合にも適用することが可能である。この場合、感光材料を構成する光硬化材料および光分解材料のうち、いずれか一方を黒色材料とし他方を透明材料とした上で、黒色材料の混合比を透明材料の混合比より大きくする。そして、光硬化材料を黒色材料とした場合にはBMの形成領域を露光し、光分解材料を黒色材料とした場合には着色層の形成領域を露光する。これらにより、BMの形成領域に黒色材料の厚膜を残留させることができるので、BMを形成することができる。なお、着色層の形成領域には透明材料の薄膜が残留する。
また、本発明の液晶表示装置の製造方法は、液晶表示装置における液晶層厚調整層26やCF層22等の各部材の構成材料およびその製造方法として採用可能なだけでなく、フォトリソグラフィにおけるマスク材料およびそのパターン形成方法として採用することも可能である。さらに、本発明の感光材料およびパターン形成方法は、液晶表示装置以外の電気光学装置に適用することも可能である。例えば、有機EL表示装置やプラズマディスプレイ、電気泳動ディスプレイ、電子放出素子を用いた表示装置などに適用することが可能である。
[電子機器]
次に、本実施形態の液晶表示装置を備えた電子機器の具体例について説明する。
図5は、電子機器の一例である携帯電話の斜視図である。図5において、符号3000は携帯電話本体を示している。この携帯電話は、本実施形態の液晶表示装置を用いた表示部を備えているので、明るく高コントラストな表示が可能になっている。
なお本実施形態の液晶表示装置は、携帯電話に限らず、電子ブックやパーソナルコンピュータ、ディジタルスチルカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型あるいはモニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた機器などの画像表示手段として好適に用いることができる。そして、いずれの電子機器においても、明るく、高コントラストな表示が可能になっている。
液晶表示装置の等価回路図である。 各基板に形成される電極の平面構造の説明図である。 実施形態の液晶表示装置の側面断面図である。 液晶層厚調整層のパターン形成方法の説明図である。 携帯電話の斜視図である。 従来技術の液晶表示装置の側面断面図である。
符号の説明
R反射表示領域 T透過表示領域 26液晶層厚調整層 26r厚膜部 26t薄膜部 50液晶層 100液晶表示装置

Claims (9)

  1. 一対の基板間に液晶層が挟持されて画像表示領域が形成され、前記画像表示領域は透過表示領域および反射表示領域を備え、前記反射表示領域における前記液晶層の厚さを前記透過表示領域における前記液晶層の厚さより小さくするための液晶層厚調整層が形成された液晶表示装置の製造方法であって、
    前記一対の基板のうち少なくともいずれかの基板に、光硬化材料および光分解材料が混合された感光材料の被膜を形成する工程と、
    前記透過表示領域または前記反射表示領域のいずれか一方において、前記感光材料の被膜を露光する工程とを有し、
    前記反射表示領域に前記液晶層厚調整層の厚膜部を形成するとともに、前記透過表示領域に前記液晶層厚調整層の薄膜部を形成することを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  2. 前記感光材料の被膜を形成する工程では、前記光硬化材料の混合比が前記光分解材料の混合比より大きい感光材料の被膜を形成し、
    前記感光材料の被膜を露光する工程では、前記反射表示領域において前記感光材料の被膜を露光することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置の製造方法。
  3. 前記感光材料における前記光硬化材料および前記光分解材料の混合比は、形成すべき前記液晶層厚調整層の前記厚膜部および前記薄膜部の膜厚比に概略一致させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液晶表示装置の製造方法。
  4. 前記光硬化材料は、アクリル樹脂またはエポキシ樹脂を主成分とすることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の液晶表示装置の製造方法。
  5. 前記液晶厚調整層を、着色層上に形成することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の液晶表示装置の製造方法。
  6. 一対の基板間に液晶層が挟持されて画像表示領域が形成され、前記画像表示領域は透過表示領域および反射表示領域を備え、
    前記反射表示領域における前記液晶層の厚さを前記透過表示領域における前記液晶層の厚さより小さくするための液晶層厚調整層を有し、
    前記液晶層調整層は、光硬化材料および光分解材料が混合された感光材料によって形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
  7. 前記光硬化材料は、アクリル樹脂またはエポキシ樹脂を主成分とすることを特徴とする請求項6に記載の液晶表示装置。
  8. 前記液晶層厚調整層は、着色層上に形成されていることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の液晶表示装置。
  9. 請求項6ないし請求項8のいずれか一項に記載の液晶表示装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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