JP4517624B2 - 液晶表示装置、液晶表示装置の製造方法、電子機器 - Google Patents

液晶表示装置、液晶表示装置の製造方法、電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP4517624B2
JP4517624B2 JP2003350946A JP2003350946A JP4517624B2 JP 4517624 B2 JP4517624 B2 JP 4517624B2 JP 2003350946 A JP2003350946 A JP 2003350946A JP 2003350946 A JP2003350946 A JP 2003350946A JP 4517624 B2 JP4517624 B2 JP 4517624B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
display device
crystal display
alignment film
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003350946A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005115142A (ja
Inventor
隼人 倉澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2003350946A priority Critical patent/JP4517624B2/ja
Publication of JP2005115142A publication Critical patent/JP2005115142A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4517624B2 publication Critical patent/JP4517624B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Description

本発明は、液晶表示装置とその製造方法並びに電子機器に関し、特に垂直配向型の液晶を用いた液晶表示装置において高コントラスト、広視野角の表示が得られる技術に関するものである。
液晶表示装置として反射モードと透過モードとを兼ね備えた半透過反射型液晶表示装置が知られている。このような半透過反射型液晶表示装置としては、上基板と下基板との間に液晶層が挟持されるとともに、例えばアルミニウム等の金属膜に光透過用の窓部を形成した反射膜を下基板の内面に備え、この反射膜を半透過反射板として機能させるものが提案されている。この場合、反射モードでは上基板側から入射した外光が、液晶層を通過した後に下基板の内面の反射膜で反射され、再び液晶層を通過して上基板側から出射され、表示に寄与する。一方、透過モードでは下基板側から入射したバックライトからの光が、反射膜の窓部から液晶層を通過した後、上基板側から外部に出射され、表示に寄与する。したがって、反射膜の形成領域のうち、窓部が形成された領域が透過表示領域、その他の領域が反射表示領域となる。
ところが、従来の半透過反射型液晶装置には、透過表示での視角が狭いという課題があった。これは、視差が生じないよう液晶セルの内面に半透過反射板を設けている関係で、観察者側に備えた1枚の偏光板だけで反射表示を行わなければならないという制約があり、光学設計の自由度が小さいためである。そこで、この課題を解決するために、Jisakiらは、下記の非特許文献1において、垂直配向液晶を用いる新しい液晶表示装置を提案した。その特徴は、以下の3つである。
(1)誘電異方性が負の液晶を基板に垂直に配向させ、電圧印加によってこれを倒す「VA(Vertical Alignment)モード」を採用している点。
(2)透過表示領域と反射表示領域の液晶層厚(セルギャップ)が異なる「マルチギャップ構造」を採用している点(この点については、例えば特許文献1参照)。
(3)透過表示領域を正八角形とし、この領域内で液晶が全方向に倒れるように対向基板上の透過表示領域の中央に突起を設けている点。すなわち、「配向分割構造」を採用している点。
特開平11−242226号公報 "Development of transflective LCD for high contrast and wide viewing angle by using homeotropic alignment", M.Jisaki et al., Asia Display/IDW'01, p.133-136(2001)
上述のように、ラビングを施さずに分割配向させる垂直配向型液晶(負の誘電異方性を持つ液晶)を用いた液晶表示装置では、画素内において電極に部分的に開口部を設けたり、電極上に部分的に誘電体突起を設けたりすることで、画素内の電界を歪ませ、液晶分子の倒れる方向を制御する必要がある。この液晶配向制御が不十分であった場合には、液晶分子が面内である程度の大きさのドメインを保ちつつランダムな方向に倒れてしまう。このような状態では表示領域の一部で視角特性が異なる領域が発生してしまい、結果としてざらざらとしたムラが見える不良となる。このため、表示品質を良好に保つには、パネルの表示領域内に所定の密度で誘電体突起等の液晶配向制御手段を配置する必要がある。
しかし、ITO上にこれとは別材料からなる突起を形成すると、熱膨張係数の違いによってITOと突起の間で剥がれ等の不良を生じる虞があり、又、突起の形成プロセスを別途追加することでデバイスのコストアップにつながる。また、突起の上に配向膜を塗布すると、これらの間ではじきが生じたり、この突起の凹凸に起因して配向膜に塗布ムラが生じる等の課題もあった。そこで、特開2002−90748号公報では、非感光性配向膜材料の上にフォトレジストを形成し、これをエッチングすることで、スペーサ,突起,配向膜になる領域を同時にパターニングする方法が提案されている。この方法によれば、配向膜や突起等が同一材料で形成されるため、上述のような膜剥がれが生じることがなくなり、又、これらの形成が同一工程で行なわれることで製造プロセスの簡素化及び製造コストの低減を図ることができる。
しかしながら、上述の方法ではエッチングによって配向膜が劣化する虞があるため、信頼性の高いデバイスを得ることは難しい。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、信頼性の高い配向膜をより簡素な方法で形成できるようにした液晶表示装置とその製造方法、並びにこの液晶表示装置を備えた高品質且つ信頼性の高い電子機器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の液晶表示装置は、配向膜を備えた一対の基板間に液晶層を挟持してなる液晶表示装置であって、少なくとも一方の基板に液晶配向制御用の突起部が設けられ、この突起部と、該突起部が設けられた基板の配向膜とが同一の感光性材料によって一体に構成されるとともに、上記突起部と同じ感光性材料からなる配向膜が、該突起部を覆う形で形成されることを特徴とする。
本発明の構成によれば、配向膜と液晶配向制御用の突起部とが同一材料によって構成されているため、これらを別々の材料(即ち、熱膨張率の異なる材料)によって構成した場合に比べて、突起部の剥がれや、突起部と配向膜のはじき等の問題が少ない。また、突起部が配向膜と一体に構成されているため配向膜の塗布ムラの問題がなく、表示領域全域にわたって良好な配向性能が得られる。また、本構成では配向膜及び突起部の形成材料として感光性材料を用いているため、これを露光,現像するだけで所望の形状の突起部を容易に形成でき、更に、エッチングが不要となることから、上記特開2002−90748号公報に開示されたものに比べて良質な配向膜が得られるようになる。
上記構成では、上記突起部の設けられた基板上に更に上記一対の基板を離間するためのスペーサを作り込んでもよい。この場合、上記スペーサと上記突起部と該突起部が設けられた基板の配向膜とが同一の感光性材料によって一体に構成されることが好ましい。
これにより、スペーサの剥がれを防止することができる。また、この構成では、上記感光性材料を露光,現像するだけで、配向膜や突起部と同時にスペーサも形成できるため、これらを別々に形成する通常の方法に比べて工程を大幅に簡素化することができる。
また、本発明の液晶表示装置の製造方法は、一対の基板間に液晶層を挟持するとともに、一方の基板に配向膜及び液晶配向制御用の突起部を備えてなる液晶表示装置の製造方法であって、上記一方の基板上に感光性の配向膜形成材料を配置し、これを露光、現像することにより、上記基板上に突起部をパターン形成する工程と、上記基板上に、上記突起部と同じ感光性材料からなる配向膜を該突起部を覆う形で形成する工程とを備えたことを特徴とする。
本方法によれば、突起部を露光,現像のみでパターン形成できるため、これをエッチングによってパターン形成する上記特開2002−90748号公報の方法に比べて工程を簡素化することができる。また、本方法では配向膜と突起部とが同一材料によって一体に形成されるため、これらの間ではじきや膜はがれ等が生じることがなく、配向膜の塗布ムラも発生しない。さらに、本方法ではエッチングが不要となることから、良質な配向膜が得られる。
なお、上記突起部の形成工程では、上記突起部と同時に、上記基板間を離間するためのスペーサをパターン形成してもよい。
これにより、スペーサを別途形成する工程が不要となり、更に工程を簡素化することができる。また、この方法ではスペーサと配向膜とが同一材料によって一体に形成されるため、これらの間ではじきや膜はがれ等が生じることがなくなり、より均一なギャップが得られるようになる。
また、本発明の電子機器は上述の液晶表示装置を備えたことを特徴とする。これにより、信頼性が高く、表示品質に優れた表示部を備えた電子機器を安価に提供することができる。
[第1の実施の形態]
まず、図1〜図4を参照しながら、本発明の第1の実施の形態について説明する。なお、各図において、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならせてある。
以下に示す本実施の形態の液晶表示装置は、スイッチング素子として薄膜ダイオード(Thin Film Diode, 以下、TFDと略記する)を用いたアクティブマトリクス型の液晶表示装置の例であり、特に反射表示と透過表示とを可能にした半透過反射型の液晶表示装置である。
図1は、本実施の形態の液晶表示装置100についての等価回路を示している。この液晶表示装置100は、走査信号駆動回路110及びデータ信号駆動回路120を含んでいる。液晶表示装置100には、信号線、すなわち複数の走査線13と、該走査線13と交差する複数のデータ線9とが設けられ、走査線13は走査信号駆動回路110により、データ線9はデータ信号駆動回路120により駆動される。そして、各画素領域150において、走査線13とデータ線9との間にTFD素子40と液晶表示要素160(液晶層)とが直列に接続されている。なお、図1では、TFD素子40が走査線13側に接続され、液晶表示要素160がデータ線9側に接続されているが、これとは逆にTFD素子40をデータ線9側に、液晶表示要素160を走査線13側に設ける構成としても良い。
次に、図2に基づいて、本実施の形態の液晶表示装置100に具備された電極の平面構造(画素構造)について説明する。図2に示すように、本実施の形態の液晶表示装置100では、走査線13にTFD素子40を介して接続された平面視矩形状の画素電極31がマトリクス状に設けられており、該画素電極31と紙面垂直方向に対向して共通電極9が短冊状(ストライプ状)に設けられている。共通電極9はデータ線からなり走査線13と交差する形のストライプ形状を有している。本実施の形態において、各画素電極31が形成された個々の領域が1つのドット領域であり、マトリクス状に配置された各ドット領域毎にTFD素子40が具備され、該ドット領域毎に表示が可能な構造になっている。
ここでTFD素子40は走査線13と画素電極31とを接続するスイッチング素子であって、TFD素子40は、Taを主成分とする第1導電膜と、第1導電膜の表面に形成され、Taを主成分とする絶縁膜と、絶縁膜の表面に形成され、Crを主成分とする第2導電膜とを含むMIM構造を具備して構成されている。そして、TFD素子40の第1導電膜が走査線13に接続され、第2導電膜が画素電極31に接続されている。
次に、図3に基づいて本実施の形態の液晶表示装置100の画素構成について説明する。図3は、液晶表示装置100の画素構成を示す断面模式図である。本実施の形態の液晶表示装置100は、図2に示したようにデータ線9及び走査線13等にて囲まれた領域の内側に画素電極31を備えてなるドット領域を有している。このドット領域内には、一のドット領域に対応してR(赤),G(緑),B(青)の3原色のうちの一の着色層が配設され、これら3つのドットによって一の画素が構成される。
この液晶表示装置100は、スペーサ51を介して対向する一対の基板10,25の間に、初期配向状態が垂直配向をとる液晶、すなわち誘電異方性が負の液晶材料からなる液晶層50が挟持された構成となっている。
下基板(対向基板)10は、石英、ガラス等の透光性材料からなる基板本体10Aの表面にアルミニウム、銀等の反射率の高い金属膜からなる反射膜20が絶縁膜24を介して部分的に形成された構成をなしている。ここで、反射膜20の形成領域が反射表示領域Rとなり、反射膜20の非形成領域、すなわち反射膜20の開口部21内が透過表示領域Tとなる。このように本実施の形態の液晶表示装置100は、垂直配向型の液晶層50を備える垂直配向型の液晶表示装置であって、反射表示及び透過表示を可能にした半透過反射型の液晶表示装置である。
基板本体10A上に形成された絶縁膜24は、その表面に凹凸形状24aを具備してなり、その凹凸形状24aに倣って反射膜20の表面は凹凸部を有する。このような凹凸により反射光が散乱されるため、外部からの映り込みが防止され、広視野角の表示を得ることが可能とされている。
また、基板10Aの上には、反射表示領域Rに対応する位置に絶縁膜26が形成されている。すなわち、反射表示領域Rには、反射膜20の上方に位置するように選択的に絶縁膜26が形成され、該絶縁膜26の形成に伴って液晶層50の層厚を反射表示領域Rと透過表示領域Tとで異ならしめている。絶縁膜26は例えば膜厚が0.5〜2.5μm程度のアクリル樹脂等の有機膜からなり、反射表示領域Rと透過表示領域Tとの境界付近において、自身の層厚が連続的に変化するべく傾斜面を備えている。絶縁膜26が存在しない部分の液晶層50の厚みが1〜5μm程度とされ、反射表示領域Rにおける液晶層50の厚みは透過表示領域Tにおける液晶層50の厚みの約半分とされている。このように絶縁膜26は、自身の膜厚によって反射表示領域Rと透過表示領域Tとの液晶層50の層厚を異ならせる液晶層厚調整層(液晶層厚制御層)として機能するものである。
そして、このように構成された基板10Aの表面には、絶縁膜26を覆う形でインジウム錫酸化物(Indium Tin Oxide, 以下、ITOと略記する)からなる共通電極9上にはポリイミド等からなる配向膜27が形成されている。
共通電極9は、紙面垂直方向に延びる形のストライプ状に形成されており、該紙面垂直方向に並んで形成されたドット領域の各々に共通の電極として構成されている。この共通電極9には反射表示領域Rに液晶配向制御用の開口部を設けることが好ましい。このような開口部を設けると、該開口部形成領域において各電極9,31間に斜め電界が生じ、該斜め電界に応じて、初期状態で垂直配向した液晶分子の電圧印加に基づく傾倒方向が規制される。したがって、透過表示領域Tと同様に反射表示領域Rでも液晶分子の配向制御を行なうことが可能となる。特に反射表示領域Rでは透過表示領域Tに比してセル厚が薄い分だけ横電界が大きくなるため、液晶分子に対する配向規制力は強くなる。
なお、本実施の形態では、反射膜20と共通電極9とを別個に形成したが、反射表示領域Rにおいては金属膜からなる反射膜を共通電極の一部として用いることも可能である。
配向膜27は感光性ポリイミド等の感光性材料からなり、この配向膜27には、透過表示領域Tに対応する位置に凸状部(突起部)28が一体に設けられている。この凸状部28は液晶の傾倒方向を制御する液晶配向制御手段として機能するものであり、凸状部28は例えばカラーフィルタ22上から液晶層50に所定の高さ(例えば0.05μm〜1.5μm程度)だけ突出する形でドット中央部に配置されている。凸状部28は、基板面に対して所定の角度で傾斜する傾斜面(緩やかに湾曲した形状を含む)を備え、該傾斜面に沿って液晶分子の傾倒方向が規制されるようになっている。この凸状部28はその断面が略左右対称な形状を有することが好ましい。具体的には、円錐形状,楕円錐形状,多角錐形状,円錐台状,楕円錐台形状,多角錐台形状,半球形状等の形状とされることが好ましい。これにより、液晶分子は電圧印加時に四方八方に倒れることとなり、多方向での配向分割が可能となる。
なお、配向膜27は液晶分子を膜面に対して垂直に配向させる垂直配向膜として機能するものであって、ラビングなどの配向処理は施されていない。
一方、上基板(素子基板)25側には、ガラスや石英等の透光性材料からなる基板本体25Aの表面にカラーフィルタ22が配置されている。そして、このカラーフィルタ22の表面にはITO等の透明導電膜からなる画素電極31がマトリクス状に配列形成され、更にこの画素電極31を覆うように下基板10と同様の垂直配向処理がなされたポリイミド等からなる配向膜33が形成されている。
画素電極31は各ドットに対して1つずつ設けられており、それぞれのドットに設けられたTFDによって独立に電圧印加されるようになっている。
上述の下基板10の外面側(液晶層50を挟持する面とは異なる側)には位相差板18及び偏光板19が、上基板25の外面側にも位相差板16及び偏光板17が形成されており、基板内面側(液晶層50側)に円偏光を入射可能に構成されており、これら位相差板18及び偏光板19、位相差板16及び偏光板17が、それぞれ円偏光板を構成している。偏光板17(19)は、所定方向の偏光軸を備えた直線偏光のみを透過させる構成とされ、位相差板16(18)としてはλ/4位相差板が採用されている。このような円偏光板としては、その他にも偏光板とλ/2位相差板とλ/4位相差板を組み合わせた構成のもの(広帯域円偏光板)を用いることが可能で、この場合、黒表示をより無彩色にすることができるようになる。また、偏光板とλ/2位相差板とλ/4位相差板、及びcプレート(膜厚方向に光軸を有する位相差板)を組み合わせた構成のものを用いることも可能で、一層広視角化を図ることができるようになる。なお、下基板10に形成された偏光板19の外側には透過表示用の光源たるバックライト15が設けられている。
次に、図3,図4を参照しながら本液晶表示装置100の製造方法の一例について説明する。なお、図4は下基板10の製造工程の一部を抜き出して示す図であり、図4では反射膜20や液晶層厚調整層26等の図示を省略している。
本実施形態の液晶表示装置100の製造工程は、下基板10を製造する工程と、上基板25を製造する工程と、下基板10と上基板25とを液晶材料を介して貼り合せる工程とを含んでなるものである。以下、これら各工程の詳細について説明する。
(下基板10の製造工程)
まず、基板本体10Aに相当する基材上に、アクリル樹脂等からなる絶縁膜24を所定パターンにて形成(反射表示領域Rに相当する領域に形成)し、その表面に凹凸形状24aをフォトマスクを用いたフォトリソグラフィ工程やフッ酸による処理、エンボス加工等により形成する。続いて、この絶縁膜24上にAl等の金属材料を主体とする反射膜20を製膜し、絶縁膜24の凹凸形状24に倣う形にて反射膜20の表面にも凹凸を形成させる。
続いて、アクリル樹脂を主体として構成される液晶層厚調整層たる絶縁膜26を、反射膜20及び絶縁膜24を覆う形にて選択的に形成する。その後、これら絶縁膜24、反射膜20、絶縁膜26等を備える基板本体10A上に、ITOを主体とするストライプ状の共通電極9を例えばスパッタまたは蒸着法にて形成する。なお、ストライプ状のパターンはマスク蒸着により形成する手法、エッチングにより加工する手法のいずれを採用しても良い。
次に、このように共通電極9が形成された基板本体10A上に、ポジ型感光性ポリイミド等の感光性垂直配向膜材料を成膜する。この感光性材料の厚みは例えば0.05μm程度の厚みとされる。そして、露光,現像工程により、上記感光性材料を画像表示領域となる部分にパターン形成し、これを硬化することにより、共通電極9の上に配向膜27を形成する。
次に、図4(a)に示すように、この配向膜27の表面に該配向膜27と同じ感光性材料Pを成膜する。この感光性材料Pの厚みは例えば2μm程度とされる。そして、図4(b)に示すように、この感光性材料Pにマスク40を介して一括露光し、これを現像することで、上記感光性材料Pをドット中央部にパターン形成する。なお、露光条件は例えば100mJ/cmとされ、現像条件は有機アクリル系の現像液(富士フィルムアーチ社のCD現像液等)で90secとされる。続いて、図4(c)に示すように、この感光性材料を230℃で1時間ほど焼成することで、ドット中央部に凸状部28を形成する。以上により、配向膜27と同一材料からなる凸状部28が該配向膜27と一体に形成される。なお、配向膜27及び凸状部28は垂直配向材料からなるため、これらの表面にはラビングなどの配向処理は施さない。
次に、感光性材料を用いて、非画素領域或いは反射表示領域Rの上にスペーサ51をパターン形成する。
一方、基板本体10Aの透明電極9等を形成した面とは反対側の面には、1/4波長板からなる位相差板18及び偏光板19を形成し、下基板10を得る。
(上基板25の製造工程)
まず、基板本体25Aに相当する基材上に、R,G,Bの各色の着色層を含むカラーフィルタ22を形成する。そして、このカラーフィルタ22の表面にITO等からなる透明導電材料をスパッタまたは蒸着法にて成膜し、これをパターニングすることで、カラーフィルタ22上に画素電極31をマトリクス状に複数配列形成する。続いて、画素電極31及びカラーフィルタ22を覆うように基板本体25A上にポリイミド等からなる垂直配向性の配向膜33を形成する。なお、配向膜33にはラビングなどの配向処理は施さないものとする。
一方、基板本体25Aの画素電極31等を形成した面とは反対側の面には、1/4波長板からなる位相差板16及び偏光板17を形成し、上基板25を得る。
(基板貼合せ工程)
上記の方法により得られた上基板25と下基板10とを、液晶注入口を形成した紫外線硬化性樹脂等からなるシール材を介して真空中にて貼り合わせる。そして、その貼り合わせた基板に対して、液晶注入口から液晶材料を真空注入法により注入する。注入後、封止材にて液晶注入口を封止し、本実施形態の液晶表示装置100を得る。なお、本実施形態では、液晶材料として誘電異方性が負の液晶材料を用いている。
以上説明したように本実施形態の液晶表示装置100によれば、以下のような効果を発現することができる。
まず、本実施形態の液晶表示装置100では、反射表示領域Rに絶縁膜26を設けたことによって反射表示領域Rの液晶層50の厚みを透過表示領域Tの液晶層50の厚みの略半分と小さくすることができるので、反射表示に寄与するリタデーションと透過表示に寄与するリタデーションを略等しくすることができ、これによりコントラストの向上が図られている。
また、本実施形態では凸状部28の傾斜面により、電圧印加時の液晶の傾倒方向を規定することができるため、ディスクリネーションの発生に伴う残像や斜め方向から観察したときのざらざらとしたしみ状のムラ等が発生し難い高品質な表示が得られる。
また、本実施形態では、配向膜27と液晶配向制御用の凸状部28とが同一材料によって構成されているため、これらを別々の材料(即ち、熱膨張率の異なる材料)によって構成した場合に比べて、凸状部28の剥がれや、凸状部28と配向膜27のはじき等の問題が少ない。また、凸状部28が配向膜27と一体に構成されているため配向ムラの問題がなく、表示領域全域にわたって良好な配向性能が得られる。また、本構成では配向膜27及び凸状部28の形成材料として感光性材料を用いているため、これを露光,現像するだけで所望の形状の凸状部28を容易に形成でき、更に、エッチングが不要となることから、上記特開2002−90748号公報に開示されたものに比べて良質な配向膜27が得られるようになる。
[第2の実施の形態]
次に、図5,図6を参照しながら、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図5は、本実施形態の液晶表示装置の断面図を示すもので第1の実施の形態の図3に相当する模式図である。本実施形態において上記第1実施形態と同様の部材や部位については同じ符号を付す。
本実施形態は、凸状部28の設けられた基板10上に更に、基板10,25を離間するためのスペーサ51を作り込むようにしたものである。特に本実施形態では、このスペーサ51を、上記凸状部28、及び該凸状部28が設けられた基板10の配向膜27と同一の感光性材料によって一体に構成している。
このような凸状部28,スペーサ51,配向膜27は図6に示す方法により形成することができる。なお、図6は下基板10の製造工程の一部を抜き出して示す図であり、図6では反射膜20や液晶層厚調整層26等の図示を省略している。
まず、図6(a)に示すように、共通電極9が形成された基板本体10A上に、ポジ型感光性ポリイミド等の感光性垂直配向膜材料Pを成膜する。この感光性材料Pの厚みは例えば4μm程度の厚みとされる。
次に、図6(b)に示すように、マスク40を介して上記感光性材料Pを露光する。このマスク40には、配向膜27の形成位置と凸状部28の形成位置とスペーサ51の形成位置とで露光量の異なる階調マスクを用いる。具体的には、配向膜27の形成位置で20mJ/cm,凸状部28の形成位置(即ち、マスク部40a)で50mJ/cm,スペーサ51の形成位置(即ち、マスク部40b)で100mJ/cmの露光量が得られるようなグレーマスクを用いる。これにより、上記露光工程ではそれぞれの位置で露光量が異なる階調露光が行なわれる。
続いて、現像により未硬化の感光性材料Pを除去する。上記露光工程では感光性材料Pの硬化量に基板面内で分布が生じ、感光性材料Pの硬化量は、配向膜の形成位置、凸状部の形成位置、スペーサの形成位置の順で大きくなっていく。このため、この現像工程では、露光の強弱に応じて異なる高さ(厚み)の感光性材料Pが同時に形成されることとなる。なお、現像条件は例えば有機アクリル系の現像液(富士フィルムアーチ社のCD現像液等)で90sec程度とされる。
そして、この感光性材料Pを230℃で1時間ほど焼成することにより、図6(c)に示すように、それぞれの位置に配向膜27,凸状部28,スペーサ51を形成する。以上により、配向膜27と同一材料からなる凸状部28及びスペーサ51が該配向膜27と一体に形成される。なお、配向膜27,凸状部28及びスペーサ51は垂直配向材料からなるため、これらの表面にはラビングなどの配向処理は施さない。
これ以外は上記第1実施形態と同様である。
したがって、本実施形態でも、エッチングによらずに配向膜27及び凸状部28を形成できるため、高表示品質で且つ信頼性の高い液晶表示装置を提供することができる。
また、本実施形態では配向膜27と凸状部28とを一回の露光,現像工程で形成できるため、より工程数が少なくてすむ。特に本実施形態では凸状部28と同時にスペーサ51も作り込むことができるため、工程が更に簡素化されるとともに、スペーサ51と配向膜27とが同一材料によって一体に形成されることで、これらの間ではじきや膜はがれ等が生じることがなくなり、より均一なギャップが得られるようになる。
また、階調露光を用いると、凸状部28と配向膜27とを滑らかに連続した形で形成できるため、これらの境界部で液晶配向に不連続性が生じにくくなる。
[電子機器]
次に、本発明の上記実施の形態の液晶表示装置を備えた電子機器の具体例について説明する。
図7は、携帯電話の一例を示した斜視図である。図7において、符号1000は携帯電話本体を示し、符号1001は上記液晶表示装置を用いた表示部を示している。このような携帯電話等の電子機器の表示部に、上記実施の形態の液晶表示装置を用いた場合、使用環境によらずに明るく、コントラストが高く、広視野角の液晶表示部を備えた電子機器を実現することができる。特に、上記液晶表示装置1001は製造プロセスの短TATにより安価に供給できるため、電子機器全体としてのコストも抑えることができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記第1実施形態ではスペーサ51を凸状部28と別工程で形成したが、これらを同時に形成することも可能である。この場合、図4(b)、図4(c)に示す露光,現像工程において、スペーサの形成位置の感光性材料Pを残すようにすればよい。これにより、工程を更に簡素化することができる。また、スペーサ51と配向膜27とが同一材料によって一体に形成されるため、これらの間ではじきや膜剥がれ等が生じることがなくなり、より均一なギャップが得られるようになる。
また、上記第1実施形態では、配向膜27を形成した後、凸状部28を形成したが、これらのどちらを先に形成してもよく、例えば凸状部28をパターン形成した後、この凸状部28を覆うように配向膜27を形成することも可能である。この場合、積層された配向膜27によって基板表面が完全に平坦化されないようにする。
また、本実施形態では垂直配向型の液晶表示装置を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されず、本発明をTN型等の水平配向型の液晶表示装置に適用することも可能である。
また、本明細書では突起部の剥がれ等の問題を解決するために配向膜と突起部とを一体に構成したが、同様の剥がれの問題はレジスト等で形成したスペーサに対してもいえる。このため、上記第2実施形態ではスペーサを配向膜及び突起部と一体に構成した。しかし、スペーサの剥がれ等の問題のみを解決する場合には配向膜とスペーサのみを一体とすればよく、特に突起部と配向膜とを一体化する必要はない。すなわち、この構成の液晶表示装置は、配向膜を備えた一対の基板間に液晶層を挟持してなる液晶表示装置であって、少なくとも一方の基板に上記基板間を離間するためのスペーサが設けられ、このスペーサと、該スペーサが設けられた基板の配向膜とが同一の感光性材料によって一体に構成されたことを特徴とする。この構成によれば、配向膜とスペーサとが同一材料によって構成されているため、これらを別々の材料(即ち、熱膨張率の異なる材料)によって構成した場合に比べて、スペーサの剥がれや、スペーサと配向膜のはじき等の問題が少ない。また、スペーサが配向膜と一体に構成されているため配向膜の塗布ムラの問題がなく、表示領域全域にわたって良好な配向性能が得られる。また、本構成では配向膜及びスペーサの形成材料として感光性材料を用いているため、これを露光,現像するだけで所望の形状のスペーサを容易に形成でき、更に、エッチングが不要となることから、上記特開2002−90748号公報に開示されたものに比べて良質な配向膜が得られるようになる。
このようなスペーサ−配向膜一体型の液晶表示装置の製造方法としては、以下の方法を用いることができる。つまり、上記液晶表示装置の製造方法としては、一対の基板間に液晶層を挟持するとともに、一方の基板に配向膜及び上記基板間を離間するためのスペーサを備えてなる液晶表示装置の製造方法であって、上記一方の基板上に感光性材料からなる配向膜を形成する工程と、上記配向膜の上に該配向膜と同じ感光性材料を配置し、この感光性材料を露光,現像することにより、上記配向膜上に上記スペーサをパターン形成する工程とを備えた方法を用いることができる。
また、上記実施の形態ではTFDをスイッチング素子としたアクティブマトリクス型液晶表示装置に本発明を適用した例を示したが、スイッチング素子としてTFTを用いたアクティブマトリクス型液晶表示装置の他、パッシブマトリクス型液晶表示装置などに本発明を適用することも可能である。
本発明の第1実施形態に係る液晶表示装置の等価回路図。 同、液晶表示装置のドットの構造を示す平面図。 同、液晶表示装置の要部を示す断面模式図。 同、液晶表示装置の製造方法を説明するための工程図。 本発明の第2実施形態に係る液晶表示装置の要部を示す断面模式図。 同、液晶表示装置の製造方法を説明するための工程図。 本発明の電子機器の一例を示す斜視図。
符号の説明
10…TFTアレイ基板、25…対向基板、27…配向膜、28…凸状部(突起部)、40…マスク、50…液晶層、51…スペーサ、100,200…液晶表示装置、1000…電子機器、P…感光性材料

Claims (5)

  1. 配向膜を備えた一対の基板間に液晶層を挟持してなる液晶表示装置であって、少なくとも一方の基板に液晶配向制御用の突起部が設けられ、当該突起部と同一の感光性材料からなる配向膜が、前記突起部を覆うことを特徴とする、液晶表示装置。
  2. 上記突起部の設けられた基板上に更に上記一対の基板を離間するためのスペーサが設けられ、このスペーサと突起部と該突起部が設けられた基板の配向膜とが同一の感光性材料によって一体に構成されたことを特徴とする、請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 一対の基板間に液晶層を挟持するとともに、一方の基板に配向膜及び液晶配向制御用の突起部を備えてなる液晶表示装置の製造方法であって、
    上記一方の基板上に感光性の配向膜形成材料を配置し、これを露光,現像することにより、上記基板上に突起部をパターン形成する工程と、
    上記基板上に、上記突起部と同じ感光性材料からなる配向膜を該突起部を覆う形で形成する工程とを備えたことを特徴とする、液晶表示装置の製造方法。
  4. 上記突起部の形成工程において、上記突起部と同時に、上記基板間を離間するためのスペーサをパターン形成することを特徴とする、請求項3記載の液晶表示装置の製造方法。
  5. 請求項1又は2記載の液晶表示装置を備えたことを特徴とする、電子機器。
JP2003350946A 2003-10-09 2003-10-09 液晶表示装置、液晶表示装置の製造方法、電子機器 Expired - Fee Related JP4517624B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003350946A JP4517624B2 (ja) 2003-10-09 2003-10-09 液晶表示装置、液晶表示装置の製造方法、電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003350946A JP4517624B2 (ja) 2003-10-09 2003-10-09 液晶表示装置、液晶表示装置の製造方法、電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005115142A JP2005115142A (ja) 2005-04-28
JP4517624B2 true JP4517624B2 (ja) 2010-08-04

Family

ID=34542359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003350946A Expired - Fee Related JP4517624B2 (ja) 2003-10-09 2003-10-09 液晶表示装置、液晶表示装置の製造方法、電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4517624B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4586481B2 (ja) * 2004-09-30 2010-11-24 ソニー株式会社 半透過型液晶表示パネル
KR101204347B1 (ko) 2005-10-14 2012-11-26 삼성디스플레이 주식회사 액정표시장치의 제조방법
JP4768393B2 (ja) * 2005-10-21 2011-09-07 Nec液晶テクノロジー株式会社 液晶表示装置およびその製造方法
JP2007212659A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Hitachi Displays Ltd 液晶表示装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06160870A (ja) * 1992-11-26 1994-06-07 Casio Comput Co Ltd 液晶表示装置およびその製造方法
JPH08101393A (ja) * 1994-09-30 1996-04-16 Nissan Chem Ind Ltd 液晶配向処理方法及び液晶表示素子
JP2001242442A (ja) * 2000-02-28 2001-09-07 Hitachi Ltd 液晶表示装置
JP2002090748A (ja) * 2000-09-13 2002-03-27 Toshiba Corp 液晶表示素子およびその製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06160870A (ja) * 1992-11-26 1994-06-07 Casio Comput Co Ltd 液晶表示装置およびその製造方法
JPH08101393A (ja) * 1994-09-30 1996-04-16 Nissan Chem Ind Ltd 液晶配向処理方法及び液晶表示素子
JP2001242442A (ja) * 2000-02-28 2001-09-07 Hitachi Ltd 液晶表示装置
JP2002090748A (ja) * 2000-09-13 2002-03-27 Toshiba Corp 液晶表示素子およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005115142A (ja) 2005-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3778179B2 (ja) 液晶表示装置、液晶表示装置の製造方法、電子機器
US6262783B1 (en) Liquid crystal display device with reflective electrodes and method for fabricating the same
JP3768367B2 (ja) 液晶表示装置
US7259816B2 (en) Liquid crystal display device and electronic apparatus
US20060066799A1 (en) Vertical alignment active matrix liquid crystal display device
JP4606822B2 (ja) 半透過型液晶表示装置の製造方法
JP3807405B2 (ja) 液晶表示装置、及び電子機器
JP3891865B2 (ja) 液晶表示装置及びそのカラーフィルタ基板
US20070188690A1 (en) Liquid crystal display device
JP2004361825A (ja) 液晶表示装置、及び電子機器
KR100438164B1 (ko) 액정표시장치 및 그 제조방법
US8031322B2 (en) Method of fabricating liquid crystal display device
JP2004020946A (ja) 液晶表示装置
JP2006023458A (ja) 液晶表示装置および電子機器
JP4432371B2 (ja) 液晶表示装置、及び電子機器
JP4517624B2 (ja) 液晶表示装置、液晶表示装置の製造方法、電子機器
JP3873962B2 (ja) 液晶表示装置および電子機器
JP2005173105A (ja) 液晶表示装置、及び電子機器
JP4248381B2 (ja) 液晶表示装置
WO2007077644A1 (ja) 液晶表示装置
JP4952544B2 (ja) 液晶表示装置、及び電子機器
JP4449336B2 (ja) 電気光学装置用基板、電気光学装置及び電子機器並びに電気光学装置の製造方法
JP4419502B2 (ja) 液晶表示装置および電子機器
JP4314906B2 (ja) 液晶表示装置および電子機器
JP2007279101A (ja) 液晶装置の製造方法、液晶装置及び電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060915

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070403

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090304

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091027

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100427

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100510

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees