JP2005077751A - カートリッジ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カートリッジを構成する樹脂製のカートリッジ枠体40と、カートリッジ枠体40の一端側と他端側の側面を挟み込む樹脂製の第1及び第2の結合枠体23と、カートリッジ枠体40と結合枠体23とを固定するために、カートリッジ枠体40と結合枠体23の間に形成され、溶融樹脂37が注入される接合部23e、40hと、を有し、カートリッジ枠体40と結合枠体23の少なくとも一方側の接合部近傍に、他の部位101、103に対し薄肉とされる薄肉部100を設ける。
【選択図】図7
Description
(a)カートリッジを構成する樹脂製のカートリッジ枠体と、
(b)前記カートリッジ枠体の一端側と他端側の側面を挟み込む樹脂製の第1及び第2の結合枠体と、
(c)前記カートリッジ枠体と前記結合枠体とを固定するために、前記カートリッジ枠体と前記結合枠体の間に形成され溶融樹脂が注入される接合部と、
を有し、
(d)前記カートリッジ枠体と前記結合枠体の少なくとも一方側の前記接合部近傍に、他の部位に対し薄肉とされる薄肉部を設けたことを特徴とするカートリッジである。
電子写真感光体を回転可能に支持するドラム枠体と、
前記電子写真感光体に形成された潜像を現像する現像部材を支持する移動枠体と、
前記現像部材による現像に用いる現像剤を収納する現像剤収納枠体と、
の少なくともひとつの枠体である。
前記カートリッジ枠体側樹脂接合部は、前記結合枠体側の凹状突出部の内径より小さくされ、前記凹状突出部内へと対応して配置されて接合部を形成する略円筒状の凸状突出部と、前記結合枠体の凹状突出部の外径より大きい内径の凹状突出部とを有し、
前記結合枠体側の凹状突出部と、この凹状突出部内へと対応して配置された前記カートリッジ枠体側の凸状突出部との間に形成された隙間に溶融樹脂を注入するようにする。
前記カートリッジ枠体側樹脂接合は、前記カートリッジ枠体の端縁とその内側に形成された突出部にて、断面コ字状の端縁部とされた直線状の接合部を有し、
前記接合部同士を互いに突き合わせ、接合部間に形成された隙間に溶融樹脂を注入するようにする。
τy<P/(t×D×π)
τy:剪断強さ(樹脂製枠体を形成する材料及び溶融樹脂材料の中で最も低いもの)
P:溶融樹脂で接合された接合強度(引っ張り強度)
D:薄肉部の直径
π:円周率
を満足する。
τy<P/(t×L)
τy:剪断強さ(樹脂製枠体を形成する材料及び溶融樹脂材料の中で最も低いもの)
P:溶融樹脂で接合された接合強度(引っ張り強度)
L:薄肉部の長さ
を満足する。
本実施例では、本発明のカートリッジは、プロセスカートリッジに具現化されるものとし、しかも、プロセスカートリッジは、レーザービームプリンターとされる電子写真画像形成装置に着脱自在であるとして説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
先ず、本発明に基づいて構成されるプロセスカートリッジを着脱可能に装着する電子写真画像形成装置の一実施例について説明する。
図3及び図4は、組み立て前のプロセスカートリッジBの枠体構成を示す斜視図である。図示するように、本実施例にて、プロセスカートリッジBは、以下に示す感光体ユニット21と現像装置ユニット20を結合して一体化することによって構成される。
図2〜図4に示すように、感光体ドラム7、帯電ローラ8、及び、弾性クリーニングブレード17a等のクリーニング手段17は、ドラム枠体19に取付けられ、一体的な感光体ユニット21を構成している。
図2及び図3に示すように、本実施例のプロセスカートリッジBの現像手段としての現像装置ユニット20は、トナーを収容しているトナー収納枠体40と、現像ローラ10や現像ブレード12を保持する移動枠体41とを有する。これら枠体40、41は、現像枠体13を構成している。
図3に示すように、本実施例によると、プロセスカートリッジBは、感光体ユニット21と現像装置ユニット20とを結合枠体としてのサイドカバー22、23で両サイドから挟み一体的に支持する。
次に、サイドカバー23と、現像装置ユニット20のトナー収納枠体40との樹脂接合による固定について説明する。
τy<P/(t×D×π)
ここで、
τy:せん断強さ(サイドカバー23を形成する材料、トナー収納枠体40を形成する材料、溶融樹脂材料37の中で最も低いもの)
P:溶融樹脂で接合された接合強度(引っ張り強度)
D:略円状の直径
π:円周率
を満足するように決定している。
ここで、
τy:剪断強さ(サイドカバー23を形成する材料、トナー収納枠体40を形成する材料、溶融樹脂材料37の中で最も低いもの)
P:溶融樹脂で接合された接合強度(引っ張り強度)
L:薄肉部の長さ
を満足するように決定している。
カートリッジBは、上述のように、現像剤を用いて記録媒体に画像を形成するものである。そのために、画像形成を行うに従って現像剤を消費する。そしてカートリッジBを購入した使用者にとって満足できる品質の画像を形成することが出来なくなる程度まで現像剤が消費された際にカートリッジBとしての商品価値を喪失する。
一実施形態として、プロセスカートリッジBの分解は、以下の番号順のステップで行なう。
樹脂接合部近傍であるサイドカバー23とトナー収納枠体40の隙間51にドライバーFのような簡易工具としての第一の冶工具70を差込む。そして、テコの原理を利用して、冶工具70を図中の矢印のように動かす。
傍において、肉厚tとされる薄肉部100が最も強度が弱い。そのため、必ずこの薄肉部100から分割(破断)する。しかも、他の部位を破損することはない。図7(b)に、分割(破断)面80を示す。
を除去する。これによって、トナー収納枠体40とサイドカバー23を分離する。次に、各々に支持されている各部材の何れか又は総てを分解し、点検して再使用、交換、補修、補給の何れか、若しくは、総てを行い、再生部分組立てを行う。
他の実施形態として、プロセスカートリッジの分解を、以下の番号順のステップで行なう。
36を構成しているサイドカバー23とトナー収納枠体40のそれぞれ外周部に設けられたサイドカバー接合受け部23f(図12をも参照)の受け面23gと、トナー収納枠体受け面40jに、各々支持する第1の治工具70の支持部71と第2の治工具72の支持部73をセットする。
矢印方向に引っ張る。勿論、どちらか一方の治工具を引っ張ることでも構わない。
10 現像部材(現像ローラ)
13 現像枠体
19 ドラム枠体
20 現像装置ユニット
21 感光体ユニット
22、23 結合枠体(サイドカバー)
23e 樹脂接合部
23e1 溶融樹脂注入口
23e2 注入流路
23e3 凹状突出部
23e4 下流側開口
23e5 凸状突出部
23e6 連結部
23e7 凹状円筒部
23f 接合受け部
23g 受け面
28 固定用ビス
35 第1の接合樹脂部
36 第2の接合樹脂部
37 溶融樹脂(注入された樹脂)
40 トナー収納枠体
40h 樹脂接合部
40h1 凸状突出部
40h2 凹状突出部
40h3 肉抜き
40h4 連結部
40j 受け面
41 移動枠体
50 接合部の中心線
70 第1の治工具
71 支持部
71a 支持面
72 第2の治工具
73 支持部
73a 支持面
80 分割(破断)面
100 薄肉部
101、103 肉厚部
102 切り溝
154 隙間
A 電子写真画像形成装置
B プロセスカートリッジ
Claims (8)
- 電子写真画像形成装置本体に着脱自在なカートリッジにおいて、
(a)カートリッジを構成する樹脂製のカートリッジ枠体と、
(b)前記カートリッジ枠体の一端側と他端側の側面を挟み込む樹脂製の第1及び第2の結合枠体と、
(c)前記カートリッジ枠体と前記結合枠体とを固定するために、前記カートリッジ枠体と前記結合枠体の間に形成され溶融樹脂が注入される接合部と、
を有し、
(d)前記カートリッジ枠体と前記結合枠体の少なくとも一方側の前記接合部近傍に、他の部位に対し薄肉とされる薄肉部を設けたことを特徴とするカートリッジ。 - 前記カートリッジはプロセスカートリッジであって、前記カートリッジ枠体は、
電子写真感光体を回転可能に支持するドラム枠体と、
前記電子写真感光体に形成された潜像を現像する現像部材を支持する移動枠体と、
前記現像部材による現像に用いる現像剤を収納する現像剤収納枠体と、
の少なくともひとつの枠体であることを特徴とする請求項1のカートリッジ。 - 前記薄肉部は、前記接合部近傍に切り溝を設け、他の部位に対し薄肉とすることによって形成されることを特徴とする請求項1又は2のカートリッジ。
- 前記接合部は、前記結合枠体に形成された結合枠体側樹脂接合部と、前記カートリッジ枠体に形成されたカートリッジ枠体側樹脂接合部とを有し、前記結合枠体側樹脂接合部と前記カートリッジ枠体側樹脂接合部との間に形成される隙間に溶融樹脂が注入されることを特徴とする請求項1、2又は3のカートリッジ。
- 前記結合枠体側樹脂接合部は、溶融樹脂を注入するための注入口及び注入流路を形成する凸状突出部と、この凸状突出部に一体に形成されて接合部を形成する略円筒形の凹状突出部とを有し、凸状突出部及び凹状突出部は、連結部を介して結合枠体に一体に形成された凹状円筒部に接合されており、
前記カートリッジ枠体側樹脂接合部は、前記結合枠体側の凹状突出部の内径より小さくされ、前記凹状突出部内へと対応して配置されて接合部を形成する略円筒状の凸状突出部と、前記結合枠体の凹状突出部の外径より大きい内径の凹状突出部とを有し、
前記結合枠体側の凹状突出部と、この凹状突出部内へと対応して配置された前記カートリッジ枠体側の凸状突出部との間に形成された隙間に溶融樹脂を注入するようにした、
ことを特徴とする請求項4のカートリッジ。 - 前記結合枠体側樹脂接合部は、前記結合枠体の端縁とその内側に形成された突出部にて、断面コ字状の端縁部とされた直線状の接合部を有し、
前記カートリッジ枠体側樹脂接合は、前記カートリッジ枠体の端縁とその内側に形成された突出部にて、断面コ字状の端縁部とされた直線状の接合部を有し、
前記接合部同士を互いに突き合わせ、接合部間に形成された隙間に溶融樹脂を注入するようにした、
ことを特徴とする請求項4のカートリッジ。 - 前記薄肉部が、前記接合部の中心線に対し略円状に設けられており、前記薄肉部の肉厚(t)は、次式
τy<P/(t×D×π)
τy:剪断強さ(樹脂製枠体を形成する材料及び溶融樹脂材料の中で最も低いもの)
P:溶融樹脂で接合された接合強度(引っ張り強度)
D:薄肉部の直径
π:円周率
を満足することを特徴とする請求項1、2、3、4又は5のカートリッジ。 - 前記薄肉部が、前記接合部に沿って直線状に設けられており、前記薄肉部の肉厚(t)は、次式
τy<P/(t×L)
τy:剪断強さ(樹脂製枠体を形成する材料及び溶融樹脂材料の中で最も低いもの)
P:溶融樹脂で接合された接合強度(引っ張り強度)
L:薄肉部の長さ
を満足することを特徴とする請求項1、2、3、4又は6のカートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003308093A JP2005077751A (ja) | 2003-08-29 | 2003-08-29 | カートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003308093A JP2005077751A (ja) | 2003-08-29 | 2003-08-29 | カートリッジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005077751A true JP2005077751A (ja) | 2005-03-24 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003308093A Pending JP2005077751A (ja) | 2003-08-29 | 2003-08-29 | カートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005077751A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010038962A (ja) * | 2008-07-31 | 2010-02-18 | Canon Inc | プロセスカートリッジ及びプロセスカートリッジからプロセス手段を取り外す方法 |
JP2013140331A (ja) * | 2011-12-09 | 2013-07-18 | Canon Inc | カートリッジ |
JP2014063200A (ja) * | 2011-12-09 | 2014-04-10 | Canon Inc | カートリッジ |
US10520883B2 (en) | 2018-03-30 | 2019-12-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Method for manufacturing image bearing unit and method for manufacturing cartridge |
US10564597B2 (en) | 2018-03-30 | 2020-02-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Method for manufacturing image bearing unit and method for manufacturing cartridge |
-
2003
- 2003-08-29 JP JP2003308093A patent/JP2005077751A/ja active Pending
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JP2014063200A (ja) * | 2011-12-09 | 2014-04-10 | Canon Inc | カートリッジ |
US10520883B2 (en) | 2018-03-30 | 2019-12-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Method for manufacturing image bearing unit and method for manufacturing cartridge |
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