JP2005076327A - 車両錠解錠システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両の盗難の捜査や商用車の運行管理に有効な情報を収集することのできる車両錠解錠システムを提供する。
【解決手段】 車両利用履歴データ入出力手段15は、車両センサー30の検知した車両位置、走行速度、エンジン回転数、ドアの開閉などの車両の状態を示す情報を予め設定された周期毎に車両利用履歴データ蓄積手段16に蓄積するとともに、認証処理手段13で認証正常となったとき、認証正常となった電子運転免許証の識別情報も車両利用履歴データ蓄積手段16に蓄積する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子運転免許証を使って車両錠の解錠やエンジンの始動を許可する車両錠解錠システムに関するものである。
従来、車両錠の解錠やエンジンの始動を許可するための認証に、IC(Integrated Circuit)カードなどによる電子運転免許証の情報を使うことが提案されており、電子運転免許証を一意に識別する識別情報を車両側に登録しておき、電子運転免許証から読み取った識別情報が登録された識別情報と一致していれば車両錠の解錠やエンジンの始動を許可するようになっている(例えば特許文献1参照)。
また、近年では、カーナビゲーションシステムが普及してきており、GPS(Global Positioning System)により車両の位置を正確に知ることができるようになっている。
商用車においては、車両運行情報として走行速度やエンジン回転数などを記録して運行管理を行っているが、車両の運転の開始時に情報の収集を開始する操作や運転を開始する操作を行わなければならなかった(例えば特許文献2参照)。
特開平7−150835号公報 特開2000−57395号公報
しかしながら、従来の車両錠解錠システムにおいては、車両錠の解錠やエンジンの始動を許可した利用者の電子運転免許証の識別情報や車両の位置などを知ることができるようになっていながら、これらの情報が有効である車両の盗難の捜査や商用車の運行管理に生かすことができるようになっていなかった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、車両の盗難の捜査や商用車の運行管理に有効な運転者の情報や車両の状態を示す情報を自動的に収集することのできる車両錠解錠システムを提供することを目的とする。
本発明の車両錠解錠システムは、電子運転免許証に記憶されている情報を読み取る電子運転免許証読取手段と、車両錠の解錠を許可する前記電子運転免許証の識別情報を記憶しておく記憶手段と、車両の状態を示す情報を出力する車両センサーと、前記電子運転免許証読取手段で読み取った前記識別情報を前記記憶手段に記憶されている識別情報と比較し一致しているものがあれば認証正常として車両錠の解錠を許可する認証処理手段と、前記車両センサーの出力する情報及び前記認証処理手段で認証正常となった前記電子運転免許証の識別情報を車両利用履歴データとして蓄積する車両利用履歴データ入出力手段とを備える構成を有している。
この構成により、車両の状態を示す情報とともに認証正常となった電子運転免許証の識別情報が蓄積され、車両の状態を示す情報の中に運転者を識別する情報を入れ込むことができ、車両の盗難の捜査や商用車の運行管理に有効な情報を収集することができる。
また、本発明の車両錠解錠システムは、電子運転免許証に記憶されている情報を読み取る電子運転免許証読取手段と、車両錠の解錠を許可する前記電子運転免許証の識別情報を記憶しておく記憶手段と、車両の状態を示す情報を出力する車両センサーと、前記電子運転免許証読取手段で読み取った前記識別情報を前記記憶手段に記憶されている識別情報と比較し一致しているものがあれば認証正常としてエンジンの始動を許可する認証処理手段と、前記車両センサーの出力する情報及び前記認証処理手段で認証正常となった前記電子運転免許証の識別情報を車両利用履歴データとして蓄積する車両利用履歴データ入出力手段とを備える構成を有している。
この構成により、車両の状態を示す情報とともに認証正常となった電子運転免許証の識別情報が蓄積され、車両の状態を示す情報の中に運転者を識別する情報を入れ込むことができ、車両の盗難の捜査や商用車の運行管理に有効な情報を収集することができる。
ここで、前記車両利用履歴データを外部に送信する通信手段を備えた構成とした。
この構成により、蓄積した車両利用履歴データを外部に送信することができ、リアルタイムで車両利用履歴データを利用することができる。
本発明によれば、車両センサーで検知された車両の状態を示す情報と、認証正常となった電子運転免許証の識別情報とを自動的に蓄積することにより、車両の盗難の捜査や商用車の運行管理に有効な情報を収集することができる。
以下、本発明の実施の形態の車両錠解錠システムについて、図面を用いて説明する。
本発明の第1の実施の形態の車両錠解錠システムを図1に示す。
図1において、車両錠解錠システムは、電子運転免許証の識別情報を読み取って、読み取った識別情報により使用が許可されている利用者の電子運転免許証かを認証して車両錠の解錠を行うとともに、認証が正常となった電子運転免許証の識別情報や車両センサー30で検知した情報などを車両利用履歴データとして蓄積する制御装置10と、制御装置10からの指示によりドアなどの車両錠を解錠する解錠装置20と、車両各部の状態を検知してその情報を出力する車両センサー30と、制御装置10で蓄積している車両利用履歴データを取り出す車両利用履歴データ取出装置40とを備えている。
制御装置10は、電子運転免許証に記憶されている情報を読み取る電子運転免許証読取手段11と、車両錠の解錠を許可する利用者の電子運転免許証を一意に識別することができる識別情報を記憶しておく記憶手段12と、電子運転免許証読取手段11で読み取った電子運転免許証に記憶されている識別情報と記憶手段12に記憶されている車両錠の解錠を許可する利用者の電子運転免許証の識別情報が一致するかを判定し、一致していると判断したとき解錠装置20に解錠指示を送信して車両錠を解錠させる認証処理手段13と、車両錠の解錠を許可する利用者の電子運転免許証の識別情報を記憶手段12に登録または削除する利用者登録手段14と、車両センサー30からの情報や認証処理手段13からの認証正常な電子運転免許証の識別情報などを含む車両利用履歴データを作成し、車両利用履歴データ蓄積手段16に蓄積したり車両利用履歴データ取出装置40などへ出力したりする車両利用履歴データ入出力手段15と、車両利用履歴データ入出力手段15により車両利用履歴データを蓄積しておく車両利用履歴データ蓄積手段16とを備えている。
また、車両センサー30は、車両の位置を検知する車両位置センサー31や、車両の走行速度を検知する走行速度センサー32や、エンジンの回転数を検知するエンジン回転数センサー33や、ドアの開閉を検知するドア開閉センサー34などを備えている。なお、車両センサー30としては、これらに限定されるものではなく、走行距離センサーなどを含んでもよい。
このような車両錠解錠システムにおいて、記憶手段12には、予め車両錠の解錠を許可する利用者の電子運転免許証の識別情報(電子運転免許証に固有の情報)が、利用者登録手段14により電子運転免許証から識別情報を読み込ませるなどして登録されている。
また、車両センサー30及び車両利用履歴データ入出力手段15は、電源投入以降常時動作し、図2に示すように、車両センサー30は、各センサーの情報を制御装置10に出力し続け(S11)、制御装置10の車両利用履歴データ入出力手段15は、時刻や車両位置や走行速度やエンジン回転数やドアの開閉状態などの情報を車両利用履歴データとして予め設定された周期で車両利用履歴データ蓄積手段16に蓄積し続けている(S12)。
そして、車両を使用する際は、利用者が所有する電子運転免許証を電子運転免許証読取手段11に接触または非接触で、電子運転免許証に記憶されている情報を読み取り可能な状態にすることで認証の要求を示す。
制御装置10の電子運転免許証読取手段11は、接触または非接触で電子運転免許証の情報が読み取り可能な状態になったことを検知すると(S13)、読み取り可能な状態になった電子運転免許証から記憶されている識別情報を読み取り(S14)、認証処理手段13に読み取った識別情報を送信する(S15)。
認証処理手段13は、電子運転免許証読取手段11から電子運転免許証の識別情報を受信すると、記憶手段12に記憶されている車両錠の解錠を許可する利用者の電子運転免許証の識別情報と比較して認証を行い(S16)、認証が正常(認証正常)と判定された場合は、以降の解錠指示や解錠時刻の送信を行い、認証が異常(認証異常)と判定された場合は解錠指示などは行わずに、認証異常の状態を保持または初期状態に戻って再度認証の処理を実行する(S17)。
受信した識別情報と一致する識別情報の電子運転免許証があれば、認証正常と判断し解錠装置20に車両錠の解錠を指示する解錠指示を送信する(S18)とともに、車両利用履歴データ入出力手段15に認証正常となった利用者の電子運転免許証の識別情報(利用者情報)と認証正常となった時刻である解錠時刻とを送信する(S19)。
解錠装置20は、制御装置10から解錠指示を受信すると、ドアなどの車両錠を解錠する(S20)。
車両利用履歴データ入出力手段15は、認証処理手段13から利用者の電子運転免許証の識別情報と解錠時刻とを受信すると、受信した識別情報と解錠時刻とを車両利用履歴データとして車両利用履歴データ蓄積手段16に蓄積する(S21)。
このようにして、本実施の形態の車両解錠システムでは、車両センサーによる車両各部の状態の情報が予め設定された周期で車両利用履歴データ蓄積手段16に蓄積されるとともに、認証正常として車両錠を解錠した利用者の電子運転免許証の識別情報も車両利用履歴データ蓄積手段16に蓄積される。そして認証異常であった場合には車両錠の解錠は行わない。
蓄積された車両利用履歴データは、車両利用履歴データ取出装置40からの要求により、車両利用履歴データ入出力手段15により車両利用履歴データ蓄積手段16から読み出され、車両利用履歴データ取出装置40に出力され、車両利用履歴データ取出装置40に蓄積されるようになっている。
図3は、車両利用履歴データ取出装置40に接続して、車両利用履歴データ取出装置40に蓄積された車両利用履歴データを読み込み、読み込んだ車両利用履歴データからデータを抽出・加工して出力する車両利用履歴データ処理装置50を示す図である。
図3に示すように、本実施の形態の車両利用履歴データ処理装置50は、車両利用履歴データ取出装置40と接続し車両利用履歴データ取出装置40から車両利用履歴データを読み込む車両利用履歴データ読込手段51と、車両利用履歴データ読込手段51が読み込んだ車両利用履歴データを記録しておく車両利用履歴データ記録手段52と、地図データや電子運転免許証の所有者の個人情報(住所、氏名、生年月日等)などを蓄積したデータベース53と、データベース53のデータを使って車両利用履歴データ記録手段52に記録されているデータの抽出・加工などの処理を行うデータ処理手段54と、データ処理手段54で処理した結果を出力する出力手段55とを備えている。
このような車両利用履歴データ処理装置50で、発見された盗難車両から取り出した車両利用履歴データを処理する場合、盗難車から車両利用履歴データを車両利用履歴データ取出装置40で取り出し、当該車両利用履歴データ取出装置40を車両利用履歴データ処理装置50に接続し、取り出した車両利用履歴データを車両利用履歴データ読込手段51により車両利用履歴データ記録手段52に記録する。
その後、データ処理手段54は、図示しない操作入力手段の操作入力により入力された処理指示に従い、例えば、車両利用履歴データに記録されている一番最後に認証正常となり車両錠の解錠を行った利用者の電子運転免許証の識別情報から当該電子運転免許証の所有者の個人情報を出力手段55に出力したり、車両位置センサー31で検知された車両位置情報を時間を追って読み出し、地図データ上に走行したルートを表示したりする。
このように、本実施の形態の車両錠解錠システムにおいては、車両センサー30で検知された情報や認証処理手段13で認証正常となり車両錠を解錠した利用者の電子運転免許証の識別情報を自動的に収集して蓄積しているので、盗難された車両が発見されたときなどに蓄積された情報を取り出して解析することで、盗難犯の捜査に有効な情報を提供することができる。
また、蓄積された情報を取り出して、商用車の車両運行情報として利用する場合、認証が正常となったときに電子運転免許証の識別情報が蓄積されるので、この識別情報で運転者を特定することができ、車両の運転の開始時に特別な操作を行わなくても運転者を特定することができる。
なお、本実施の形態においては、車両利用履歴データ入出力手段15は、電源投入後常にデータの蓄積を行ったが、ドア開閉センサー34で検知されるドアの開閉から次のドアの開閉までや、エンジン回転数センサー33で検知されるエンジンの回転数が0でない間(エンジンが始動している間)のみ蓄積をするようにしてもよい。
次に、本発明の第2の実施の形態の車両錠解錠システムを図4に示す。なお、本実施形態は、上述の第1の実施の形態と略同様に構成されているので、同様な構成には同一の符号を付して特徴部分のみ説明する。
図4において、本実施の形態の制御装置60は、外部との通信を行う通信手段61を備え、外部からの要求により車両利用履歴データを通信手段61を介して送信することを特徴としている。
具体的には、上述の第1の実施の形態と同様に、車両センサー30で検知された車両位置、走行速度、エンジン回転数などの情報や認証正常で車両錠が解錠された電子運転免許証の識別情報などが車両利用履歴データとして車両利用履歴データ蓄積手段16に蓄積される。
そして、車両の盗難などにより車両の所在がわからなくなってしまったとき、警備会社等の追跡管理システムなどにより、制御装置60の通信手段61に車両利用履歴データの送信を要求する。
制御装置60の通信手段61は、車両利用履歴データの送信要求を受信すると、車両利用履歴データ入出力手段15により車両利用履歴データ蓄積手段16に蓄積されている車両利用履歴データを読み出し、読み出した車両利用履歴データを要求元へ送信する。
車両利用履歴データを要求した追跡管理システムなどは、受信した車両利用履歴データから一番最後に認証正常となり車両錠の解錠を行った利用者の電子運転免許証の識別情報から当該電子運転免許証の所有者の個人情報を出力したり、最新の車両位置の情報から車両の現在位置を地図データ上に表示したりすることができる。
また、商用車の運行管理システムが管理対象となる各車両の車両利用履歴データを各車両の通信手段61を介して入手して業務管理を行うようにしてもよい。
このように、本実施の形態の車両錠解錠システムにおいては、車両センサー30で検知された情報や認証処理手段13で認証正常となり車両錠を解錠した利用者の電子運転免許証の識別情報を自動的に収集して蓄積し、外部からの通信による要求で蓄積している車両利用履歴データを送信するようにしているので、車両が盗難されたときなどに、車両利用履歴データを送信させれば、車両の位置を知ることができ車両の発見に有効な情報を提供することができる。
また、商用車の各車両の車両利用履歴データを管理センタで受信し、受信した車両利用履歴データを基に業務管理を行うようにすれば、リアルタイムの業務管理を行うことができる。
なお、本実施の形態においては、車両利用履歴データ入出力手段15は、電源投入後常にデータの蓄積を行ったが、ドア開閉センサー34で検知されるドアの開閉から次のドアの開閉までや、エンジン回転数センサー33で検知されるエンジンの回転数が0でない間(エンジンが始動している間)のみ蓄積をするようにしてもよい。
次に、本発明の第3の実施の形態の車両錠解錠システムを図5に示す。なお、本実施形態は、上述の第1の実施の形態と略同様に構成されているので、同様な構成には同一の符号を付して特徴部分のみ説明する。
図5において、本実施の形態の制御装置70は、電子運転免許証に記憶されている情報を読み取るとともに電子運転免許証に情報を書き込む電子運転免許証読取書込手段71を備え、車両利用履歴データを電子運転免許証に書き込むことを特徴としている。
具体的には、上述の第1の実施の形態と同様に、車両センサー30で検知された車両位置、走行速度、エンジン回転数などの情報や認証正常で車両錠が解錠された電子運転免許証の識別情報などが車両利用履歴データとして車両利用履歴データ蓄積手段16に蓄積される。
そして、車両の使用が終了したときなどに、運転者の操作入力により車両利用履歴データの電子運転免許証への書き込みが指示されると、車両利用履歴データ入出力手段15は、車両利用履歴データ蓄積手段16に蓄積している車両利用履歴データを、例えば当日分のデータのみや、現在の電子運転免許証の識別情報と一致する認証正常で車両錠が解錠された電子運転免許証の識別情報以降に蓄積されているデータなどを、電子運転免許証読取書込手段71に出力し、電子運転免許証に書き込ませる。
図6は、電子運転免許証に書き込まれて記憶されている車両利用履歴データを読み込み、読み込んだ車両利用履歴データからデータを抽出・加工して商用車の運行管理を行う運行管理装置を示す図である。
図6に示すように、本実施の形態の運行管理装置80は、電子運転免許証に記憶されている車両利用履歴データを読み取る車両利用履歴データ読取手段81と、車両利用履歴データ読取手段81が読み取った車両利用履歴データから運行管理データを作成したり、作成した運行管理データを行政用形式に変換処理したりする運行管理データ処理手段82と、運行管理データ処理手段82が作成した運行管理データを出力するモニタ手段83と、運行管理データ処理手段82が作成した行政用形式の運行管理データを出力する行政用形式出力手段84とを備えている。
このような運行管理装置80において、車両利用履歴データを書き込んだ電子運転免許証を車両利用履歴データ読取手段81に接触または非接触で、電子運転免許証に記憶されている情報を読み取り可能な状態にすると、車両利用履歴データ読取手段81は、読み取り可能な状態になった電子運転免許証から記憶されている車両利用履歴データを読み取り、運行管理データ処理手段82に読み取った車両利用履歴データを送信する。
運行管理データ処理手段82は、車両利用履歴データ読取手段81から車両利用履歴データを受信すると、受信した車両利用履歴データから運行管理データを作成してモニタ手段83に出力する。
そして、図示しない操作入力手段の操作入力により行政用形式の運行管理データの出力が指示されると、運行管理データ処理手段82は、運行管理データを行政用形式に変換して行政用形式出力手段84に出力する。
このように、本実施の形態の車両錠解錠システムにおいては、車両センサー30で検知された情報や認証処理手段13で認証正常となり車両錠を解錠した利用者の電子運転免許証の識別情報を自動的に収集して蓄積し、電子運転免許証に認証正常となり車両錠を解錠した利用者の電子運転免許証の識別情報を運転開始の目印として当該電子運転免許証に関連すると思われる車両利用履歴データのみを書き込むようにしているので、商用車の車両の運転開始時の操作をなくすことができ、運行管理に有効な情報を提供することができる。
なお、上述の各実施の形態においては、認証処理手段13が認証正常と判断したとき、解錠装置20に解錠指示を送信したが、認証処理手段13を図示しないエンジン始動装置と接続し、認証処理手段13が認証正常と判断した場合にエンジン始動装置にエンジン始動指示を送信することでエンジンの始動許可し、また認証処理手段13が認証異常と判断した場合にエンジン始動装置にエンジン始動指示を送信しないことでエンジンを始動させないようにしてもよい。
以上のように、本発明にかかる車両錠解錠システムは、車両の盗難の捜査や商用車の運行管理に有効な情報を収集することができるという効果を有し、電子運転免許証を使って車両錠の解錠やエンジンの始動を許可する車両錠解錠システム等として有用である。
本発明の第1の実施の形態における車両錠解錠システムのブロック図 本発明の第1の実施の形態における車両錠解錠システムの動作説明のためのフロー図 本発明の第1の実施の形態における車両錠解錠システムで収集したデータを処理する車両利用履歴データ処理装置のブロック図 本発明の第2の実施の形態における車両錠解錠システムのブロック図 本発明の第3の実施の形態における車両錠解錠システムのブロック図 本発明の第1の実施の形態における車両錠解錠システムで収集したデータを処理する運行管理装置のブロック図
符号の説明
10 制御装置
11 電子運転免許証読取手段
12 記憶手段
13 認証処理手段
14 利用者登録手段
15 車両利用履歴データ入出力手段
16 車両利用履歴データ蓄積手段
20 解錠装置
30 車両センサー
31 車両位置センサー
32 走行速度センサー
33 エンジン回転数センサー
34 ドア開閉センサー
40 車両利用履歴データ取出装置
50 車両利用履歴データ処理装置
51 車両利用履歴データ読込手段
52 車両利用履歴データ記録手段
53 データベース
54 データ処理手段
55 出力手段
60 制御装置
61 通信手段
70 制御装置
71 電子運転免許証読取書込手段
80 運行管理装置
81 車両利用履歴データ読取手段
82 運行管理データ処理手段
83 モニタ手段
84 行政用形式出力手段

Claims (3)

  1. 電子運転免許証に記憶されている情報を読み取る電子運転免許証読取手段と、車両錠の解錠を許可する前記電子運転免許証の識別情報を記憶しておく記憶手段と、車両の状態を示す情報を出力する車両センサーと、前記電子運転免許証読取手段で読み取った前記識別情報を前記記憶手段に記憶されている識別情報と比較し一致しているものがあれば認証正常として車両錠の解錠を許可する認証処理手段と、前記車両センサーの出力する情報及び前記認証処理手段で認証正常となった前記電子運転免許証の識別情報を車両利用履歴データとして蓄積する車両利用履歴データ入出力手段とを備えることを特徴とする車両錠解錠システム。
  2. 電子運転免許証に記憶されている情報を読み取る電子運転免許証読取手段と、車両錠の解錠を許可する前記電子運転免許証の識別情報を記憶しておく記憶手段と、車両の状態を示す情報を出力する車両センサーと、前記電子運転免許証読取手段で読み取った前記識別情報を前記記憶手段に記憶されている識別情報と比較し一致しているものがあれば認証正常としてエンジンの始動を許可する認証処理手段と、前記車両センサーの出力する情報及び前記認証処理手段で認証正常となった前記電子運転免許証の識別情報を車両利用履歴データとして蓄積する車両利用履歴データ入出力手段とを備えることを特徴とする車両錠解錠システム。
  3. 前記車両利用履歴データを外部に送信する通信手段を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の車両錠解錠システム。
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