JP2008258740A - 車載用監視記録システム、映像蓄積装置、鍵保管装置、および車載用監視レコーダ - Google Patents

車載用監視記録システム、映像蓄積装置、鍵保管装置、および車載用監視レコーダ Download PDF

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Abstract

【課題】記録媒体の交換などの手作業が不要であり、また長時間の監視映像データの記録が可能でセキュリティの高い監視レコーダの提供する。
【解決手段】監視レコーダ(100)で得られた監視映像データをネットワーク経由で映像蓄積装置(810)へ転送する。監視映像データの転送に際して、映像蓄積装置(810)と監視レコーダ(600)の間で個体識別情報を転送し(S103、S201)、認証を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の状況を監視記録するための車載用監視レコーダに関し、特に、車載用監視レコーダの記録媒体に記録された画像を当該車両の外部の記録装置に転送する機能を持つ車載用監視記録システムに関するものである。
従来の車載用監視装置として、運転手が運転席に座っていない場合には、運転者検出センサにより運転者が座っていないことを検出し、撮像カメラの撮像する方向を車室内に向け、その出力をVTRに接続することによりVTRの記録がオン状態になり、車室内を撮像した映像信号(撮像画像信号)を磁気テープに記録し、車両の盗難が起きて車両が乗り捨てられた後の犯人の究明に役立てようとするものがある(例えば、特許文献1)。
特開平8−265611号公報(段落0029〜0030、図2) 特開平7−180410号公報 なお、上記の特許文献2については、後に言及する。
従来の車載用監視装置は監視レコーダとして磁気テープ記録再生装置(以下、VTRと称す)を使用していたため、磁気テープの交換など手作業が必要であり、磁気テープの装着忘れや、それに起因する上書きによる記録画像の消失など作業ミスの恐れがあった。
また、車両が乗り捨てられた後、犯人の究明に役立てようとしても、犯人が磁気テープを持ち去れば犯人の究明は不可能であった。
なお、磁気テープなどの取り外し可能な記録媒体を用いた監視レコーダに代えてハードディスク装置など固定式の記録媒体を採用した車載用監視レコーダを用いた場合には、固定式の記録媒体の記録容量に制限があるため、上書きにより必要な記録画像が消失してしまっている可能性があった。
固定式の記録媒体を使用した場合には、車外の映像蓄積サーバに転送を行うようにすることも可能であるが、認証情報等の設定の手間が必要であり、設定が不十分なまま運用を行うと、誤接続、誤消去、改ざんなどセキュリティ上の問題が発生する可能性があった。
本発明は、記録媒体の交換などの手作業が不要であり、また長時間の監視映像データの記録が可能でセキュリティの高い車載用監視レコーダを提供することを目的とする。
この発明は、
ビデオインタフェースを介してカメラと接続され、さらにネットワークインタフェースと制御手段とを備えた車載用の監視レコーダと、
大容量記憶装置と、ネットワークインタフェースと、制御手段とを備えた映像蓄積装置とを備え、
前記監視レコーダと、前記映像蓄積装置とは、各々のネットワークインタフェースによりネットワークを介して接続可能であり、
前記監視レコーダで前記カメラにより得られた監視映像データを前記ネットワーク経由で前記映像蓄積装置へ転送する監視記録システムにおいて、
前記映像蓄積装置の前記制御手段は個体識別情報または個体識別機能を持ち、
前記監視映像データの転送に際して、前記映像蓄積装置と前記監視レコーダの間で個体識別情報を転送し、認証を行うことを特徴とする
監視記録システムを提供する。
この発明によれば、車載監視カメラからの監視映像データを、ネットワークを介して映像蓄積装置に転送するようにしたので、長時間の監視映像データの記録が可能である。
また、記録媒体の交換などの手作業が不要になり、記録媒体の交換の必要がないため、日常的な運用の際の作業ミスによる記録画像の消失がない。また、犯人による記録媒体の持ち去りの恐れもない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1の監視記録システムを示す概略図である。図示のように、車載用監視レコーダ100は、アンテナ200及びカメラ300と接続されており、車載用監視レコーダ100、アンテナ200、カメラ300は車両400に取り付けられている。図1にはカメラ300が1台のみが示されているが、後に図2を参照して説明するように、複数台のカメラが設けられている場合もある。一方、無線LAN基地局500は、後述の管理センタ800に設置された映像蓄積装置810のサーバ600に接続され、さらに鍵保管装置640がサーバ600と接続されている。
車両400が無線LAN基地局500の通信可能範囲内に入れば、車載用監視レコーダ100と映像蓄積装置810のサーバ600は無線LANを通じて互いに通信可能となる。
図2は、車載用監視レコーダと車両上の関連機器の接続例を示すシステム構成図である。図示の例では、車載用監視レコーダ100に前方監視用カメラ300a、車内監視用カメラ300b、後方監視用カメラ300cの3台のカメラがそれぞれ目的に応じて取り付けられている。
また、車両に取り付けられた車両制御マイコン401や、車両状態を検出するためのサイドブレーキセンサ402、ドアセンサ403、振動センサ404、人感センサ405などの車両状態検出センサも車載用監視レコーダ100に接続されており、これらからの信号により、車載用監視レコーダ100が車両の状態を検知することが出来るようになっている。なお、監視カメラや車両状態検出センサは車両の規模や目的によって、その数や種類が異なることがある。
図3は、車載用監視レコーダの構成例を示すブロック図である。図において、車載用監視レコーダ100は、ビデオインタフェース110、記録媒体120、記録再生制御部125、無線LANインタフェース130、センサ入力インタフェース141、CAN(CAN:Car Area Network)インタフェース142、タイマー143、CPU151、ROM152、RAM153、EPROM154を備え、これらは互いにバス155を介して接続されている。
ビデオインタフェース110はカメラ300a〜300c等から出力される映像信号を選択し、デジタル画像信号を得るために使用されている。センサ入力インタフェース141はサイドブレーキセンサ402、ドアセンサ403、振動センサ404、人感センサ405等の車両状態検出センサの信号を取得するために使用される。
CANインタフェース142は、車載用監視レコーダ100を車両内ネットワークCANと接続するために使用されているが、カメラ300(又は300a、300b、300c)、車両制御マイコン401、サイドブレーキセンサ402、ドアセンサ403、振動センサ404、人感センサ405等の接続にも使用することができる。
CPU151は車載用監視レコーダ100の制御を行い、ROM152に格納された制御プログラムに従って動作し、RAM153をワークエリアとして使用する。なお、制御プログラムの動作を規定する車両の監視条件の設定や、車載用監視レコーダ100の識別番号、映像蓄積装置810乃至そのサーバ600のホスト名やアドレスなどの接続先を探索するための探索情報、接続相手と相互認証するための認証書など車載用監視レコーダ100の個体に関する認証情報はEPROM154に格納されている。ROM152、EPROM154としてフラッシュメモリを使用することとしても良い。
ビデオインタフェース110は、カメラ300a〜300cから出力される画像信号の何れかを選択するビデオスイッチ111と、ビデオスイッチ111により選択された画像信号をデジタル画像信号に変換するA/D変換器112と、そのデジタル画像信号をデータ伝送もしくはデジタル記録を効率的に行うためのデータ圧縮を行う画像圧縮部113とを備えており、また、ビデオスイッチ111、A/D変換器112、画像圧縮部113はそれぞれバス155を介してCPU151により制御される。
なお、カメラ300a〜300cから出力される画像信号は、ビデオインタフェース110を経由して車載用監視レコーダ100に取込まれるものとして説明したが、カメラ300a〜300cにおいてデジタル圧縮された映像データがCANインタフェース142を介して取込まれるようにしても良い。
図4は、駐車場内で複数台の車を取り扱う場合の車載用監視レコーダの動作を説明するシステム構成図である。図において、駐車場700は車両400を駐車する駐車領域700aを有し、その駐車領域700aが通信エリア(通信可能範囲)内になるように、無線LAN基地局500a、500b、500cが設置されている。
管理センタ800にはサーバ600が配置されており、駐車場700内に設置された無線LAN基地局500a、500b、500cとは、LANインタフェース510によりLANを介して接続されている。また、サーバ600には操作端末610、DVDレコーダ620、大容量記憶装置630、及び鍵保管装置640の読み出し装置670(図5を参照して後述する)が接続されている。上記のうち、サーバ600と、大容量記憶装置630と、操作端末610と、DVDレコーダ620とで映像蓄積装置810が構成されている。
図5はこの実施例で使用する鍵保管装置640の仕組みを示す図である。鍵保管装置640としては、キーハンガーと呼ばれるタイプのものが用いられている。この種の鍵保管装置640は、フック903を備え、車両キー901をフック903に掛けて保管することが出来るようになっている。最近の車両キー901には車両盗難防止装置(イモビライザー)付きのものがあり、この場合車両キー901にはIDチップ902が内蔵されている。IDチップ902は内部に固有の識別情報を格納し外部から電力の供給を受けて識別情報を伝送するようになっている。車両盗難防止装置(イモビライザー)付きの車両キーの仕組みに関しては上記の特許文献2等に記載されている。
鍵保管装置640には、該鍵保管装置640に保管されている車両キー901に記録されている盗難防止装置用識別情報などの情報を読み出すための読み出し装置670を有する。この読み出し装置670は、IDチップ902を動作させるための電磁誘導式給電回路905と、IDチップ902と通信を行うためのレシーバ904とを有する。
レシーバ904は、取り出されたIDチップ902の識別情報を伝送するためのものであり、サーバ600に接続されている。
なお、上記の例では鍵保管装置640としてキーハンガーと呼ばれるタイプのものを用いるものとしているが、キーボックスと呼ばれるタイプのものなど、他のタイプのものを用いても良い。また、車両キー901に内蔵されたIDチップとは無線で給電・通信する方式を例として示したが他の方式でもかまわない。
車載用監視レコーダ100の基本動作には、待機、記録動作、転送動作があり、これらの動作は同時に行われることもある。以下、それぞれの動作について説明する。
待機は車載用監視レコーダ100には電源が入っているが、記録動作も転送動作も行っていない状態である。この状態ではCPU151は監視プログラムと監視条件の設定の内容に従い、バス155を介してタイマー143、センサ入力インタフェース141、ビデオインタフェース110、無線LANインタフェース130の状態などを監視することにより車両の状態を監視しているが、車両の状態に変化があった場合には設定に従って記録動作、転送動作などを実行する。例えば、センサ入力インタフェース141に接続されているサイドブレーキセンサ404によりサイドブレーキが解除されたことを検知した場合には記録動作を実行する。或いは、無線LANインタフェース130により、車載用監視レコーダ100が基地局500と通信可能になった事が検知された場合には転送動作を実行する。
次に記録動作について説明する。車載用監視レコーダ100は制御プログラムと事前に設定された車両の監視条件に基づいて、カメラ300a〜300cの選択、データ圧縮条件の設定、連続記録/間欠記録の設定を行い監視映像データの記録を実施する。
車載用監視レコーダ100の記録媒体120に記録される、データの一例を図6(a)及び(b)に示す。
記録媒体120は、図7に示すように、画像データ記憶領域121と管理情報記録領域122とを有する。
図6(a)に示される画像テーブルは、図7に示されるように、記録媒体120内の画像データ記録領域121に記録されるものであり、この画像テーブルには、画像番号1211、日時やセンサの状態等の付帯情報1212、及び画像データが記録される。また、図6(b)に示される画像管理情報テーブルは、記録媒体120の管理情報記録領域122に記録されるものであり、この画像管理情報テーブルには、最終記録時刻1221、最終転送時刻1222、記録済み画像番号1223、未転送画像番号1224、前回転送画像番号1225、再送要求画像番号1226などの画像管理情報が画像データの記録、転送などに合わせて記録、更新される。
画像の記録単位としては、フィールドやフレーム単位で一枚の静止画像として記録していく方法、MPEGなど動画圧縮フォーマットを用いた場合のパケット単位の各々を纏めてひとかたまりの(一単位の)データとして取り扱う方法等が考えられる。
このように記録媒体120には、画像データが、画像番号1211、付帯情報1212及び画像管理情報(図6(b))とともに記録されているので、これらの情報を元に画像データを検索し、取り出すことが可能になる。
記録媒体120に記録された画像データが、映像蓄積装置810に転送され、正しく記録された場合には画像データ転送成功通知信号が、また、失敗した場合には画像データ再送要求信号が無線LAN基地局500(500a、500b、500c)、アンテナ200を経由して返信され(後に説明する図10のステップS205)、無線LANインタフェース130、CPU151によりデータ転送完了処理(後に説明する図10のステップS108、S109、S206、S207)又は再送処理(後に説明する図10のステップS106)がなされる。
画像データ転送成功通知信号を受信した場合、映像蓄積装置810への転送が完了し消去しても問題のない画像番号が判断出来る。そのため、車載用監視レコーダ100は現在画像が記録されている領域でも転送済み画像番号情報を調べる事によって、不要画像の消去や記録時の上書きの判断を自動的に行い、図6(b)に示した最終記録時刻1221、最終転送時刻1222、記録済み画像番号1223、未転送画像番号1224、前回転送画像番号1225などの画像管理情報も画像データの記録に合わせて記録更新される。
また、画像データ再送要求信号を受信した場合は、画像データ1213、画像番号12113付帯情報1212が再送信される(後に説明する図10のステップS106)。この場合、図6(b)に示した再送要求画像番号1226が記録更新される。
再送要求画像番号は、再送要求があったときに記録され、再送が完了すると、抹消される。
車載用監視レコーダ100による画像記録では、記録開始条件を満たした時刻(アラームが動作した時刻)より少し遡って記録を開始したいことがある。例えば、振動センサ404が衝突などによる強い振動を検出したことを記録開始の条件に設定する場合である。一般的に衝突事故の場合、衝突後の映像よりも衝突前数秒の映像の方が重要である。そこで、走行状態または待機状態であっても、ビデオインタフェース110に入力された画像をRAM153あるいは記録媒体120の一部に常時記録しておき、記録開始条件を満たした場合にはこのようにして事前に記録された画像情報を用いて、記録開始時刻を遡らせることが可能になる。このように記録開始条件を満たす前に遡って記録を残す機能をプリアラーム記録機能と呼ぶ。
次に転送動作について説明する。図4において、車両400aは駐車場700に帰って来ようとしているところであるとする。車両400aが無線LAN基地局500(500a、500b、500c)との通信可能エリア(駐車領域700aを含み、駐車領域700aに略一致する)内に入ると、図3に示す車載用監視レコーダ100の無線LANインタフェース130が無線LAN基地局500(500a、500b、500c)の電波を検知して無線LANに接続可能なことをCPU151に通知する。CPU151は、無線LANインタフェース130に接続試行の指示を出す。このようにして、車載用監視レコーダ100は無線LANへの接続を試み、接続に成功した場合は通信を開始する。
この通信により、監視映像データが車載用監視レコーダ100から映像蓄積装置810に転送される。映像蓄積装置810では、送信された監視映像データを一旦、大容量記憶装置630の一時記憶領域632(後述)に保存する。
その後、駐車場700への駐車が完了すると、運転手(図示せず)は車両キー901を鍵保管装置640に収納する(フック903に掛ける)。鍵保管装置640には給電回路905とレシーバ904が内蔵されており、車両キー901に内蔵されたIDチップ902を動作させてIDチップ902の盗難防止用識別情報などの情報を取り出し、映像蓄積装置810に伝送する。
大容量記憶装置630は、例えばハードディスク装置で構成され、図8に示すように、保存領域631、管理情報記録領域632を有する。図8にはまた、サーバ600が制御部601とインタフェース602とを有し、制御部601が認証部603と記録再生制御部604とを有することが示されている。
図9(a)及び(b)は、大容量記憶装置630に、画像蓄積テーブルの形で記録される記録されるデータの一例を示す。
図9(a)に示される画像蓄積テーブルは、保存領域631に記録されるものであり、この画像蓄積テーブルには、テーブルの項目として管理番号6311、レコーダID6312、画像番号6313、付帯番号6314、画像データ6315等が記録される。管理番号6311は映像蓄積装置810内で画像を管理するためのものであり画像蓄積テーブル内で重複しないように割り当てられる。レコーダID6312はその画像を記録した車載用監視レコーダ100の個体に付けられた識別番号である。画像番号6313、付帯情報6314、画像データ6315は車載用監視レコーダ100で記録された情報(図6(a))と概して同じ内容のものである。但し、付帯情報6314については、映像蓄積装置810内で情報の追加が行なわれることもある。
図9(b)に示されるレコーダ管理テーブルは、管理情報記憶領域632に記録されるものであり、このレコーダ管理テーブルには、テーブルの項目としてレコーダID6632、認証情報6322、記録範囲6323、前回転送画像範囲6324、車両情報6325等が記録される。レコーダID6321は車載用監視レコーダ100の個体を識別するための識別番号である。認証情報6322としては、接続時にそれぞれの車載用監視レコーダ100の個体が正しく登録されている個体であるかどうかを検証するために用いる情報が記録されている。記録範囲6323は前回この車載用監視レコーダ100が接続されたときに当該車載用監視レコーダ100にどの画像番号まで画像が記録されていたのかを記録する。前回転送画像範囲6324は前回この車載用監視レコーダ100が接続されたときに転送され、記録に成功した画像番号の範囲を記録する。車両情報6325はこの車載用監視レコーダ100の個体が取り付けられている車両に関する情報であり、例えば車種やナンバープレートなどの情報が含まれる。
図10は、車載用監視レコーダ100と映像蓄積装置810との間の画像データの転送及び記録動作を説明するフロー図である。以下、図10を用いて転送動作の説明を行う。駐車後、運転者は車両キー901を鍵保管装置640にかけるものとする。
図4に示すように、車両400aが駐車場700に入り、車両400aが無線LAN基地局500(500a、500b、500cのいずれか)との通信可能エリア内に入ると、車両400aに取り付けられている車載用監視レコーダ100(図3参照)の無線LANインタフェース130が基地局500から発信された電波を検知して無線LANに接続可能なことをCPU151に通知する。CPU151は無線LANインタフェース130を制御して、最寄りの基地局500(500a、500b、500cのいずれか)に対して接続操作を行い、接続条件を満たせばネットワーク的に接続される。この時点で車載用監視レコーダ100はネットワークに接続されたことを検知する(S100)。
次に車載用監視レコーダ100は探索情報として記憶されているホスト名やネットワークアドレスを用いて通信相手である映像蓄積装置810乃至そのサーバ600の探索を行う(S101)。
映像蓄積装置810が見つかった場合、車載用監視レコーダ100が通信開始要求を映像蓄積装置810に送付し(S102)、映像蓄積装置810が通信開始了解を返信すると(S200)、車載用監視レコーダ100と映像蓄積装置810の間の通信が開始される。
通信が開始されると、まず認証書などの認証情報を交換し(S103、S201)、正しい通信相手であるかどうかの確認(個体識別)を行う(S104、S202)。この認証は、図8の認証部603で行われる。この時、映像蓄積装置810からは鍵保管装置640により、取得された車両キー901に内蔵されたIDチップ902の情報を、車載用監視レコーダ100に送信する。
車載用監視レコーダ100はCANインタフェース142を通じて車両制御マイコン401に問い合わせを行い車両キー901のIDチップ902の情報が正しく登録されているものであるかどうかを確認する。
なお、この例では車載用監視レコーダ100がCANインタフェース142を通じて車両制御マイコン401に接続されているものとしたが、盗難防止装置の認証を行うのが別の装置(車両制御マイコン401とは別の装置)である場合にはその装置と車載用監視レコーダ100を接続することになる。
認証情報等が設定されていない場合には、車両キー901内蔵のIDチップ902の情報を認証情報として使用する。車両制御用マイコン401のROM(図示せず)には車両ごとにそれぞれの車両キー901の正当性を評価するため、IDチップ902の情報を評価するデータとプログラムが記録されている。車両キー901の個体を識別するためIDチップ902の情報は車両キー901の個体1つ1つで異なる情報が記録されており、車両制御マイコン401のROMに書き込まれている情報はそれぞれの車両400ごとにその車両400の個体用の車両キー901の情報が書き込まれている。
そのため車両キー901のIDチップ902の情報を車両制御マイコン401で認証することにより、鍵保管装置640にかけられた車両キー901の個体と画像データを転送しようとしている車載用監視レコーダ100が取り付けられた車両400の個体が対応づけられたものであることを確認することが出来る。
車両キー901の車両盗難防止装置用のIDチップ902の情報を利用することにより、設定が正しくなされていない場合にも誤送信、誤消去等を防ぐことが出来る。
次に車載用監視レコーダ100は図6(b)の画像管理情報テーブルに記録された画像管理情報を映像蓄積装置810に送信し(S105)、映像蓄積装置810はそれを記録する(S203)。このような記録は、記録再生制御部604により行われる。
このとき、映像蓄積装置810では、受信した画像管理情報(図6(b))の前回転送画像番号(1225)と、映像蓄積装置810内のレコーダ管理テーブル(図9(b))の前回転送範囲D15とを比較して、監視レコーダ側ではすでに送信したことを示し、映像蓄積装置810ではまだ受信していないことを示す画像データがあれば、映像蓄積装置810から監視レコーダに再送要求画像番号が送信され、監視レコーダ100において、前回転送画像番号1225と未転送画像番号1224の修正と記録が行われる(S203、S105)。
なお、このような管理情報の不整合は、改ざんの可能性有りと判断して記録に残す、あるいは警報を出すなどの対応にも利用できる。
次に必要に応じて上記のように修正された管理情報(図6(b))より転送する画像が決定され、画像データの転送が開始される。通常は未転送画像を先に転送する。
まず、車載用監視レコーダ100が画像テーブル(図6(a))から未転送のデータを選んで画像データ送信を行う(S106)。データを受け取った映像蓄積装置810はレコーダID,認証情報、車両情報などの情報を付帯情報として付加して画像蓄積テーブル(図9(a))に記録する(S204)。このような記録も、記録再生制御部604により行われる。記録に成功した場合は画像データ転送成功通知を、失敗した場合は画像データ再送要求を車載用監視レコーダ100に送付する(S205)。
車載用監視レコーダ100は、転送成功通知を受け取った場合、再送要求を受け取った場合はそれぞれ前回転送画像番号1225、未転送画像番号1226の変更等の画像管理情報(図6(b))の更新を行い(S107)、画像テーブル(図6(a))から未転送のデータを選んで画像データの送信または再送信を行う(S106)。これらの画像データの転送操作は未転送画像が無くなるか、車両の移動などにより通信が切断されるまで繰り返される(S106、S107)。
車載用監視レコーダ100は、未転送画像が無くなったことを確認すると、転送終了を映像蓄積装置810に通知し(S108)、通信の切断等の通信終了処理を行う(S109)。
また、車両の移動などにより通信が切断された場合も通信の切断等の通信終了処理を行う(S109)。
なお、映像蓄積装置810は、転送終了を受け取った場合または通信が切断された場合に転送終了と判断し(S206)、通信の切断等の通信終了処理を行う(S207)。
なお、車両の移動などにより全ての未転送画像の転送を完了する前に通信が切断された場合でも、車載用監視レコーダ100は画像管理情報(図6(b))に、映像蓄積装置810はレコーダ管理テーブル(図9(b))に、転送完了が確認出来た範囲を前回転送画像番号として記録するので、次に通信が開始された時に像管理情報の確認と修正が行われるので(S203,S105)、重複や欠落のない未転送画像の転送が再開出来る。
このように車載用監視レコーダに記録された画像データを、ネットワークを介して車外の映像蓄積装置810に転送できるようにしたので、その画像データの蓄積容量を実質的に増やすことができる。
また、車両が移動中のように、車載用監視レコーダとネットワークとの接続が断続的であっても、ネットワークとの接続及び画像データ等の転送を自動的に行えるので、その画像データ転送制御をサイドブレーキの操作やエンジンスイッチのオン・オフなど当該車両内部情報のみならず、更にはネットワークを介して映像蓄積装置810からも制御できる。
そのため、駐車場内での監視のみならず、車両が移動であっても常時監視の可能性が得られた。この監視形態は、車載用監視レコーダの監視条件を個別に設定することで、車両の運用状況や監視目的、車両の状態に応じた運用が可能になる。
本発明による車載用監視レコーダやそれを利用したシステムは、タクシー、バス、電車などの旅客業、トラック便や宅配便などの運送業、得意先回りのための車両を持つ営業部門、警察のパトカーなど、車両の運用状況を常時監視することが求められる場合にも適用できる。以下、日常的な車両の運用例により動作を説明する。
典型的な例として、朝に駐車場を出て、日中車両の運行を行い、夕刻に駐車場に戻り、夜間は駐車場に駐車しているという運行を考える。エンジンがオンの間記録を行い、待機時にもドアセンサ、振動センサが動作した場合にはプリアラーム記録機能による記録を行うよう設定されている場合について説明する。
朝、運転者が車両400に乗り込む前は、車載用監視レコーダ100は待機状態ではあるが、例えば車内監視用カメラ300bからの過去10秒間の撮像画像信号(画像データ)がRAM153に常時記録されている。運転者が車両400のドアを開くと、まずドアセンサ403からの信号に基づいて、車載用監視レコーダ100はプリアラーム記録機能により記録動作を開始し、RAM153に記録されている画像データが、画像番号、付帯情報と共に記録再生制御部125を介して記録媒体120に記録される。
なお、RAM153は、ドアが開かれた前後の画像データの連続性を維持するためのバッファとして機能する。ドアが開かれる前にRAM153に記録されたカメラ300bからの画像データはドアが開かれてアラームが動作した後、記録媒体120に転送・記録される。アラーム動作後はカメラ300bからの画像データは、ビデオI/F110からバス155、記録再生制御部125を経由して記録媒体120に記録される。このようにして、ドアが開かれてアラームが動作する前からその後にかけての画像を記録することができる。
次に車両400のエンジンがかけられるとカメラ300a〜300cの全てが動作し、順次間欠記録を開始する。また、基地局500及び映像蓄積装置810との接続、データ転送動作を開始しても良い。
車両400が動き始め、駐車場700の外に出ると、車載用監視レコーダ100は運行中の監視記録動作を行う。
例えば、ビデオスイッチ111により前方監視カメラ300aを2秒毎に1フレーム、同様に車内監視カメラ300bと後方監視カメラ300cも2秒毎に1フレームを取出して記録媒体120に記録するようにすれば、2秒間隔で監視映像データを記録することができる。
また、前方監視用カメラ300aからの10秒間の画像データをRAM153に常に記憶しておくことにより、事故などの異常を振動センサ404が検出した場合に、プリアラーム機能を動作させることができる。
次に車両を駐車場に駐車して車両から離れた場合を説明する。サイドブレーキが引かれたことをサイドブレーキセンサ404で検知し、運転者が車両400の外に出てドアが閉められたことを人感センサ405とドアセンサ403で検知すると、CPU151からの制御信号に基づいて、待機状態での監視がなされる。
夕刻、業務が終了して駐車場700にもどると、駐車場700の通信エリアに入ったことを無線LANインタフェース130により検知し、車載用監視レコーダ100はネットワークへの接続を検知し、映像蓄積装置810への転送動作を開始する。駐車後、運転者がエンジンを停止して車両を降りると記録動作が停止する。その後、転送動作が完了すると車載用監視レコーダ100は待機状態となる。
駐車場700に駐車しない場合でも、休憩時など、運転者がエンジンを切り車両を降りると車載用監視レコーダ100は待機状態となる。
以上のような待機状態場であっても、振動センサ404により他車の衝突や、窓ガラスを割られたことを検出することにより、プリアラーム記録を動作させ、画像の記録あるいは画像データ転送を行うことが出来る。
また、運行中に同様の記録・転送システムを採用した他者の駐車場に駐車したり通過したりすることもある。この場合、通常はネットワークの設定により接続不可能であるか、あるいは映像蓄積装置の探索に失敗することになるためデータの転送は開始されない。偶然、これらの設定が合致して映像蓄積装置との通信が開始された場合にも、認証情報の交換を行って相互に認証するため、車載用監視レコーダ100が誤った映像蓄積装置に対して画像転送を行うことを防ぐことができる。特に車両キー901内蔵のIDチップ902が持つ識別情報を用いた場合映像蓄積装置の正当性を厳密に確認することが出来る。
このようにこの車載用監視レコーダでは、記録の開始、停止、転送の開始、停止、車載用監視レコーダ上の記録画像の消去などが自動で行われ、日常的な運用の範囲内では人手を介することのない常時監視が可能になるとともに、車両キー901により車両と映像蓄積装置の両方に対して正当性を保証し、誤動作を防ぐことが出来る。
また、磁気テープや取り外し可能なハードディスク装置などの記録媒体を運転者などが手で着脱を行う必要が無く、記録媒体の取り付忘れ、提出忘れ、故意の破棄や未提出、データの改ざんや差し替えを防ぎ、作業や管理の手間を軽減するとともに運行記録の確実性が向上する。
また、日常的な運用に際して人が手を触れる必要がないため、車内への組み付けの自由度を上げることが出来る。手を触れるのが困難な場所への設置が可能となるため、強盗などが発生した場合の犯人による記録媒体や車載用監視レコーダ本体の持ち去り、事故を起こした運転者などによる記録画像の破棄などを防ぐことが可能となる。
また、転送時の認証に車両キーを用いた認証を行うため設定の手間を軽減し、誤転送を防ぎセキュリティを高めることが出来る。
以上の説明では、無線ネットワークを用いた例を説明したが、有線のネットワークを用いる方法、光通信、無線通信、携帯電話を用いる方法など、接続方式に関して様々なバリエーションが考えられる。また、車載用監視レコーダの動作条件やセンサの種類、通信の手順、データの形式なども例に示したもの以外の形態が可能である。
実施の形態2.
実施の形態2で用いられるシステム構成は実施の形態1と同じであるが、監視映像データの転送、記録の手順が異なる。
まず、実施の形態2では、大容量記憶装置630が、図11に示すように、保存領域631、管理情報記録領域632に加え、一時記憶領域633を有する。
また、実施の形態2では、車載用監視レコーダ100から映像蓄積装置810への監視映像データの転送に際しては、車両キー901から得られる盗難防止装置用識別情報を用いた認証を行わず、映像蓄積装置810では、転送された監視映像データを一旦、一時記憶領域633に記録し、その後、車両キー901が鍵保管装置640に収納されて、鍵保管装置640において車両キー901から盗難防止装置用識別情報が読取られ、
読取られた盗難防止装置用識別情報が映像蓄積装置810へ送信されたとき、該盗難防止装置用識別情報を個体識別情報として、一時記憶領域633に記憶されている監視映像データの認証を行い(この認証は、一時記憶領域633に記憶されている監視映像データに付随して送信された認証情報と照合することにより行われる)該認証の後に、
一時記憶領域633に記憶されている監視映像データを読み出して、保存領域632に記録する。
実施の形態2における、車載用監視レコーダ100と映像蓄積装置810との間の画像データの転送及び記録動作は、実施の形態1に関して図10を参照して説明したのと概して同じであるが、以下の点で異なる。
即ちステップS103,S201において、通信が開始されると、まず認証書などの認証情報を交換する(S103、S201)が、この際、監視レコーダ100側では相手(映像蓄積装置)が正しい通信相手であるかどうかの確認(個体識別)を行う(S104、S202)。一方、映像蓄積装置810では、監視レコーダからの認証情報を受け取って保存するのみで、通信相手の確認は行わず、後に車両キー901が鍵保管装置640に収納されてから通信相手の確認を行う。
そして、監視レコーダ100から映像蓄積装置810への監視映像データの転送の後、
車両の駐車が行われ、車両キー901が鍵保管装置640にかけられると、以下のような処理が行われる。
即ち、車両キー901が鍵保管装置640に収納されると、鍵保管装置640は、車両キー901に内蔵されたIDチップ902から盗難防止装置用識別情報を取得し、映像蓄積装置810に送る。
映像蓄積装置810は、盗難防止装置用識別情報を受けて、これに対応する監視映像データが一時記憶領域633内に記録されていないかどうかを検査する。
対応する監視映像データが見つかった場合、それに付随して記録されている認証情報と、鍵保管装置640から送られた盗難防止装置用識別情報とを照合する。即ち、鍵保管装置640から送られた盗難防止装置用識別情報を個体識別情報として用いて、監視映像データの認証を行い、一時記憶領域633に記録されている監視映像データが正当なものがどうかを確認する。
認証により、正当な監視映像データであると確認されれば、一時記憶領域633から監視映像データを読み出し、保存領域632に記録する。さらに、レコーダ管理テーブル(図9(b))の内容を更新する。
実施の形態3.
図12は、本発明の実施の形態3の監視記録システムを示す概略図である。図示にように、カードリーダ180が車載用監視レコーダ100と接続されており、別のカードリーダ680が映像蓄積装置810に設けられ、サーバ600に接続されている。1000a、1000bはカードである。カードとしては磁気カード、ICカード、RFID(電波方式認証)機能付き非接触ICカード等を使用することが出来る。
このカード1000aとカード1000bには認証用の鍵ペアが書き込まれており、車載用監視レコーダ100から映像蓄積装置810に映像を転送する際にカード内の情報を転送し、認証に使用することにより、互いに認証し、誤送信を防ぐことができる。
また、車載用監視レコーダ100側のカード1000aの鍵を用いて車載用監視レコーダに記録されている映像と時間など付帯情報の改ざん防止用ダイジェストデータを作成して映像と一緒に記録することにより、不正な消去や改ざんを防ぐことができる。
上記の例ではカード1000aと1000bで異なるカードを使用しているが、車載用監視レコーダのカードリーダ180において、カードから認証情報を読み込み、車両の駐車後、そのカードを車載用監視レコーダ側のカードリーダ180から映像蓄積装置810に接続されたカードリーダ680に移し、映像蓄積装置810のカードリーダ680において当該カードから前記認証情報を読み込むことによって認証を行うようにすることも出来る。
また、上記のように、カードの代りに図14に示すように、携帯電話1100a、1100bを用い、車載用監視レコーダ100に携帯電話1100aとのインタフェース190を設け、映像蓄積装置810に携帯電話1100bとのインタフェース690を設け、これらのインタフェース190,690、携帯電話1100a、1100bにより携帯電話電話網1200を介して認証情報を転送するようにしても良い。
この発明の実施の形態1の監視記録システムを示す概略図である。 実施の形態1で用いられる車載用監視レコーダと関連機器の接続例を示す概略図である。 実施の形態1で用いられる車載用監視レコーダの構成例を示すブロック図である。 実施の形態1で用いられる映像蓄積装置810と、鍵保管装置640と、駐車場における車両との通信の様子を示す概略図である。 実施の形態1で用いられる鍵保管装置640の一例を説明する構成図である。 (a)及び(b)は、実施の形態1の車載用監視レコーダの記録媒体120に記憶されるデータの構成を示す図である。 実施の形態1で用いられる記録媒体120内のデータ領域を示す図である。 実施の形態1で用いられる大容量記憶装置630内のデータ領域、及びサーバ600の構成を示す図である。 (a)及び(b)は、実施の形態1の大容量記憶装置630に記憶されるデータの構成を示す図である。 この発明の車載用監視レコーダと映像蓄積装置との間の画像データの転送及び記録動作を説明するフロー図である。 実施の形態2で用いられる大容量記憶装置630内のデータ領域、及びサーバ600の構成を示す図である。 この発明の実施の形態3の監視記録システムの一例を示す概略図である。 この発明の実施の形態3の監視記録システムの他の例を示す概略図である。
符号の説明
100 車載用監視レコーダ、 110 ビデオインタフェース、 111 ビデオスイッチ、 112 A/D変換器、 113 画像圧縮部、 120 記録媒体、 130 無線LANインタフェース、 141 センサ入力インタフェース、 142 CANインタフェース、 143 タイマー、 151 CPU、 152 ROM、 153 RAM、 154 EPROM、 155 バス、 180 カードリーダ、 200 アンテナ、 300 カメラ、 400 車両、 401 車両制御マイコン、 402 サイドブレーキセンサ、 403 ドアセンサ、 404 振動センサ、 500 無線LAN基地局、 600 サーバ、 610 操作端末、 620 DVDレコーダ、 630 大容量記憶装置、 640 鍵保管装置、 680 カードリーダ、 602 LANインタフェース、 700 駐車場、 800 管理センタ、 810 映像蓄積装置、 901 車両キー、 902 IDチップ、 903 フック、 904 レシーバ、 905 給電回路、 1000a カード、 1000b カード。

Claims (22)

  1. ビデオインタフェースを介してカメラと接続され、さらにネットワークインタフェースと制御手段とを備えた車載用の監視レコーダと、
    大容量記憶装置と、ネットワークインタフェースと、制御手段とを備えた映像蓄積装置とを備え、
    前記監視レコーダと、前記映像蓄積装置とは、各々のネットワークインタフェースによりネットワークを介して接続可能であり、
    前記監視レコーダで前記カメラにより得られた監視映像データを前記ネットワーク経由で前記映像蓄積装置へ転送する監視記録システムにおいて、
    前記映像蓄積装置の前記制御手段は個体識別情報または個体識別機能を持ち、
    前記監視映像データの転送に際して、前記映像蓄積装置と前記監視レコーダの間で個体識別情報を転送し、認証を行うことを特徴とする
    監視記録システム。
  2. 前記車載用監視レコーダは車両の車両制御マイコンと接続され、前記車両制御マイコンを個体識別装置として使用し、
    車両の車両キーを保管し、保管されている車両キーの盗難防止装置用識別情報を読み出して前記映像蓄積装置に送信する鍵保管装置をさらに備え、
    前記映像蓄積装置の前記制御手段は、前記鍵保管装置から送信された前記盗難防止装置用識別情報を、前記個体識別情報として使用する
    ことを特徴とする請求項1に記載の監視記録システム。
  3. 前記車載用監視レコーダから前記映像蓄積装置に監視映像データが送信されたとき、前記車載用監視レコーダは、送信された監視映像データを前記大容量記憶装置の一時記憶領域に一旦記憶し、
    前記映像蓄積装置の前記制御手段は、その後、認証情報により、前記車載用監視レコーダから送信された監視映像データの正当性が確認できたときに、前記監視映像データを前記一時記憶領域から読み出して前記大容量記憶装置の保存領域に記録することを特徴とする請求項1に記載の監視記録システム。
  4. 車両の車両キーを保管し、保管されている車両キーの盗難防止装置用識別情報を読み出して前記映像蓄積装置に送信する鍵保管装置をさらに備え、
    前記映像蓄積装置の前記制御手段は、前記鍵保管装置から送信された前記盗難防止装置用識別情報を、前記個体識別情報として使用する
    ことを特徴とする請求項1又は3に記載の監視記録システム。
  5. 前記監視レコーダがカードリーダを備え、
    前記映像蓄積装置がカードリーダを備え、
    前記監視映像データの転送に際して、前記映像蓄積装置と前記監視レコーダ間でカードに記録されている認証情報を転送することを特徴とする請求項1に記載の監視記録システム。
  6. 前記監視レコーダと、前記映像蓄積装置で、相互にペアとなる2枚の異なるカードが使用され、前記カードのペアに、データ認証情報の鍵ペアが書き込まれていることを特徴とする請求項5に記載の監視記録システム。
  7. 前記車載用監視レコーダのカードリーダでカードから認証情報を読み込み、当該カードから、前記映像蓄積装置のカードリーダで認証情報を読み込むことによって認証を行うことを特徴とする請求項5に記載の監視記録システム。
  8. 前記監視レコーダが携帯電話とのインタフェースを備え、
    前記映像蓄積装置が携帯電話とのインタフェースを備え、
    前記監視映像データの転送に際して、前記映像蓄積装置と前記監視レコーダ間で携帯電話に記録されている認証情報を転送することを特徴とする請求項1に記載の監視記録システム。
  9. ネットワークとして無線LANを使用することを特徴とする請求項1に記載の監視記録システム。
  10. ネットワークとして有線LANを使用することを特徴とする請求項1に記載の監視記録システム。
  11. ネットワークとして携帯電話通信網を使用することを特徴とする請求項1に記載の監視記録システム。
  12. 大容量記憶装置と、ネットワークインタフェースと、制御手段とを備え、前記ネットワークインタフェースによりネットワークを介して車載用の監視レコーダと接続された映像監視装置であって、
    前記映像蓄積装置の前記制御手段は個体識別情報または個体識別機能を持ち、監視映像データの転送に際して
    前記監視レコーダに個体識別情報を送信する
    ことを特徴とする映像蓄積装置。
  13. 大容量記憶装置と、ネットワークインタフェースと、制御手段とを備え、前記ネットワークインタフェースによりネットワークを介して車載用の監視レコーダと接続された映像監視装置であって、
    前記映像蓄積装置の前記制御手段は個体識別情報または個体識別機能を持ち、監視映像データの転送に際して監視レコーダの個体識別情報と照合することを特徴とする
    映像蓄積装置。
  14. 大容量記憶装置と、ネットワークインタフェースと、制御手段とを備え、前記ネットワークインタフェースによりネットワークを介して車載用の監視レコーダと接続された映像監視装置であって、
    前記映像蓄積装置の前記制御手段は、車両の車両キーを保管し、保管されている車両キーの盗難防止装置用識別情報を読み出して前記映像蓄積装置に送信する鍵保管装置に接続され、前記鍵保管装置から送信された前記盗難防止装置用識別情報を、個体識別情報として使用する
    映像蓄積装置。
  15. 前記車載用監視レコーダから前記監視映像データが転送される際に、前記車載用監視レコーダに前記盗難防止装置用識別情報を前記個体識別情報として送信することを特徴とする請求項14に記載の映像蓄積装置。
  16. 大容量記憶装置と、ネットワークインタフェースと、制御手段とを備え、前記ネットワークインタフェースによりネットワークを介して車載用の監視レコーダと接続された映像監視装置であって、
    前記大容量記憶装置は、一時記憶領域と、保存領域とを有し、
    前記制御手段は、前記監視レコーダから送信された監視映像データを前記一時記憶領域に記録し、
    前記鍵保管装置に車両キーが収納され、前記鍵保管装置により前記車両キーの盗難防止装置用識別情報が読み出されると、該盗難防止装置用識別情報を受けて、当該盗難防止装置用識別情報で特定される車両から送信された監視映像データが前記一時記憶領域に記録されていないかどうかを調べ、記録されている場合には、前記盗難防止装置用識別情報を用いて認証を行い、前記監視映像データの正当性が確認されたら、前記一時記憶領域に記録されているデータを読み出して、前記保存領域に記録する
    ことを特徴とする映像蓄積装置。
  17. 前記鍵保管装置が、
    鍵を保持する鍵保持部と、
    車両キーが持つ盗難防止装置用識別情報を格納したIDチップを動作させるための給電回路と、
    IDチップの情報を取り出す通信手段とを備え、
    格納されている盗難防止装置用識別情報を車両キーから取り出し、
    外部に送出する
    ことを特徴とする請求項16に記載の映像蓄積装置。
  18. 鍵を保持する鍵保持部と、
    車両キーが持つ盗難防止装置用識別情報を格納したIDチップを動作させるための給電回路と、
    IDチップの情報を取り出す通信手段とを備え、
    格納されている盗難防止装置用識別情報を車両キーから取り出し、
    外部機器に伝送することを特徴とする鍵保管装置。
  19. ビデオインタフェースとネットワークインタフェースと、CPUを備え、前記ビデオインタフェースを介してカメラと接続され、前記ネットワークインタフェースによりネットワークを介して映像蓄積装置に接続される車載用監視レコーダであって、
    個体識別情報または個体識別機能を持つ装置を備え、
    監視映像データを前記映像蓄積装置に転送する際に、前記映像蓄積装置に個体識別情報を送信することを特徴とする
    車載用監視レコーダ。
  20. ビデオインタフェースとネットワークインタフェースと、CPUを備え、前記ビデオインタフェースを介してカメラと接続され、前記ネットワークインタフェースによりネットワークを介して映像蓄積装置に接続される車載用監視レコーダであって、
    個体識別情報または個体識別機能をもつ装置を備え、
    監視映像データを前記映像蓄積装置に転送する際に、前記映像蓄積装置から送信された個体識別情報と照合する
    ことを特徴とする車載用監視レコーダ。
  21. ビデオインタフェースとネットワークインタフェースと、CPUを備え、前記ビデオインタフェースを介してカメラと接続され、前記ネットワークインタフェースによりネットワークを介して映像蓄積装置に接続される車載用監視レコーダであって、
    前記車載用監視レコーダが車両の車両制御マイコンと接続され、監視映像データを前記映像蓄積装置に転送する際に、前記映像蓄積装置から送信された、車両キーの盗難防止装置用識別情報を受け取り、前記盗難防止装置用識別情報を車両制御マイコンに伝えて認証を行うことを特徴とする車載用監視レコーダ。
  22. CAN(Car Area Network)インタフェースを備え、
    前記カメラで撮像を行って得られた映像データをCANインタフェースから読み込むことを特徴とする請求項21に記載の車載用監視レコーダ。
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