JP2015095705A - 映像監視システム - Google Patents

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安博 須田
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Abstract

【課題】監視映像の記録に欠落のないネットワーク映像監視システムを提供する。
【解決手段】映像監視システムは、ネットワークカメラが、撮像部と、撮像部で撮影した映像情報を圧縮した圧縮映像データを記憶するバックアップメモリと、圧縮映像データをリアルタイム配信するとともに、映像記録装置からの再送の要求に応じてバックアップメモリに記憶した圧縮映像データを送信するネットワーク映像出力部と、を備える構成とし、記映像記録装置が、ネットワークカメラからの圧縮映像データを受信するネットワーク映像入力部と、圧縮映像データを記憶する記憶部と、記憶部に圧縮映像データが記録されているか否かを順次判定し、所定時刻の圧縮映像データが記録されていない場合に、ネットワークカメラに該時刻の圧縮映像データの再送の要求をおこなう映像再生要求部と、を備える構成として、映像記録装置の映像情報を補間して記録抜けを防止するようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、監視カメラの映像を記録する映像監視システムに係り、監視映像データの管理技術に関する。
昨今、映像監視システムにおいて、遠隔地監視や監視台数の増加の要求により、監視カメラのネットワーク対応が急速に進んでいる。また、監視映像の記録保存の需要も大きく、監視映像が記録されていない状態(以降、「記録抜け」と記す)がないことが重要となってきている。「記録抜け」は様々な要因で発生し、ネットワーク障害もひとつの原因となっている。
この「記録抜け」に対する救済手法が、種々考案されており、例えば、特許文献1には、ネットワークカメラに内蔵されているバックアップメモリを併用することで、映像記録装置側で「記録抜け」が発生しても、ネットワークカメラのバックアップメモリの映像で補間することにより、「記録抜け」を救済する技術が記載されている。
さらに、特許文献2にも、ネットワークカメラのバックアップメモリを用いる方法が記載されている。詳細には、バックアップメモリの容量が閾値以下となった場合に、バックアップメモリ内に保存している映像の画質やフレーム数を下げて、再度符号化することで、ネットワークの障害が長期間にわたるような場合にも、監視映像を保存することが可能となっている。
特開2003−264790号公報 特開2013−121125号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、ネットワークの障害が、ネットワークカメラのバックアップメモリに保存可能な期間よりも長期間にわたるような場合、バックアップメモリ内の映像が上書きされてしまうことにより、ネットワークの障害が復旧したタイミングで映像記録装置が、ネットワークカメラから映像を取得しようとしても、上書きされてしまった部分の映像については取得できない。このため、「記録抜け」が発生してしまう問題がある。
特許文献2の技術では、ネットワークカメラのバックアップメモリの残容量に応じて、映像の画質やフレーム数を下げる再符号化の方法をとっているので、バックアップ容量を長時間化することができる。しかし、バックアップメモリ内の映像を再度符号化するために、符号化済の映像を復号化した後に、再符号化する必要がある。このため、撮影しているライブ映像の符号化を再符号化の間中断しなければいけないという問題が発生してしまう。また、復号化のための映像デコーダが必要となり、ネットワークカメラのコストアップの要因ともなる。
さらに、特許文献2の技術では、バックアップメモリ内の映像に重要度を設定し、重要度が高い映像に関しては、再符号化を実施しないような手法となっているが、重要度が高い映像が連続したような映像を記録するような場合では効果が薄くなってしまう。
本発明の目的は、上記の課題を解決し、ネットワーク障害等の発生があっても、監視映像の記録に欠落のないネットワーク映像監視システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のネットワークカメラと前記ネットワークカメラの映像データを表示および記録する映像記録装置からなる映像監視システムは、
前記ネットワークカメラが、撮像部と、前記撮像部で撮影した映像情報を圧縮した圧縮映像データを記憶するバックアップメモリと、前記圧縮映像データを前記映像記録装置にリアルタイム配信するとともに、前記映像記録装置からの再送の要求に応じて前記バックアップメモリに記憶した圧縮映像データを送信するネットワーク映像出力部と、を備える構成とし、
前記映像記録装置は、前記ネットワークカメラからの圧縮映像データを受信するネットワーク映像入力部と、前記圧縮映像データを記憶する記憶部と、前記記憶部に圧縮映像データが記録されているか否かを所定時間間隔で順次判定し、所定時刻の圧縮映像データが記録されていない場合に、前記ネットワークカメラに該時刻の圧縮映像データの再送の要求をおこなう映像再生要求部と、を備える構成として、前記映像記録装置の映像情報を補間して記録抜けを防止するようにした。
また、本発明の映像監視システムは、
前記映像記録装置が、前記記憶部に圧縮映像データが記録されているか否かを所定時間間隔で順次判定し、所定時間の圧縮映像データが記録されていた場合に、前記ネットワークカメラに記録確認通知をおこない、
前記ネットワークカメラのバックアップメモリが、前記記録確認通知あるいは圧縮映像データの再送の要求により圧縮映像データの記憶領域を解放するようにした。
本発明によれば、長時間のネットワーク障害等の発生があっても、「記録抜け」のない映像監視システムを提供することができるので、監視機能の向上を図ることができる。
映像監視システムの例である。 ネットワークカメラのブロック図の例である。 映像記録装置のブロック図の例である。 映像記録装置の時刻判定部の処理フローの例である。 映像記録装置の未記録時間計算処理フローの例である。 未記録時間データの例である。 ネットワークカメラの指定時刻映像取得処理の処理フローの例である。 ネットワークカメラの記録済み更新部の処理フローである。 映像記録装置の未記録期間の映像データ保存処理フローの例である。 ネットワークカメラの映像圧縮処理の処理フローの例である。
以下、ネットワークに障害が発生した場合や映像記録装置にて意図的に記録を停止させた場合に、本発明を用いて「記録抜け」を防止する実施例を、図面を参照しながら説明する。なお、各図および各実施例において、同一又は類似の構成要素には同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
本発明は、本実施形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または本実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
(実施例1)
図1は、本実施例を適用した映像監視システムの一般的なシステム構成例を示す図である。複数のネットワークカメラ100は、撮影した映像を一時記憶するバックアップメモリ106をもち、WAN(Wide Area Network)やLAN(Local Area Network)のネットワーク10に接続している。ネットワークカメラ100で撮影した監視映像は、ネットワーク10を介して、DVR(Digital Video Recorder)やPC、NAS(Network Attached Storage)等の映像記録装置200に転送され、映像記録装置200に記録される。また、当該映像管理システムには、複数のネットワークカメラ100の制御や、監視映像の表示・管理や、監視映像から異常状態を検出して警報表示をおこなう映像監視装置(図示せず)が含まれている。
本実施例では、ネットワークカメラ100は、所定の映像フレームレートで監視映像を連続撮影し、撮影した映像データを符号化圧縮して、映像フレームレートと同じタイミングで映像記録装置200に送付する。映像記録装置200では、映像復号してリアルタイムに映像を記録および表示する。詳細は後述するが、「記録抜け」を補間するためにネットワークカメラ100から再送する映像データは、映像フレームレートと関係なく転送をおこなう。
図2は、ネットワークカメラ100の構成を示すブロック図である。
ネットワークカメラ100は、撮影している映像を取込む撮像部101と、取込んだ映像をJPEGやH.264等の符号化形式のデータに圧縮を行う映像圧縮部102と、圧縮した映像データの配信をおこなう映像配信部103、及び圧縮した映像データをネットワークカメラに内蔵されるバックアップメモリ106へ記録するための映像記録部105を備える。ここで、バックアップメモリ106は、ネットワークカメラに内蔵のメモリデバイスでも良いし、外付けのメモリカード等のデバイスを用いても良い。
さらに、ネットワークカメラ100は、圧縮した映像データのネットワーク送信と映像記録装置からの各種制御命令を受信するネットワーク制御部104と、映像記録装置からの要求によりバックアップメモリ106から指定された時刻の映像を取得する指定時刻映像取得部107、映像記録装置から要求を受信した際に、バックアップメモリ106内の圧縮映像データを「記録済み」へと更新する記録済み更新部108を備える。
ここで、バックアップメモリ106に記録する映像情報のデータ構成の一例を説明する。圧縮された1フレーム分の圧縮映像データと当該フレームのタイムスタンプをセットにして構成するか、または、圧縮された数フレーム分の圧縮映像データと先頭フレームのタイムスタンプをセットにして構成する。さらに、前記圧縮映像データのセットのそれぞれは、上記「記録済み」を設定するフラグ領域をもつ。
これらの圧縮映像データのセットをバックアップメモリ106のファイルシステムのひとつのファイルとして管理する。これにより、再送時のデータアクセスや記録済みとして解放(消去)するときの処理が容易になる。
そして、バックアップメモリ106の容量は、詳細を後述する未記録時間の判定間隔に対応する映像量の少なくとも2倍の記憶容量をもつ。
図3は、DVRやPC、NAS等の映像記録装置200を示すブロック図である。
映像記録装置200は、ネットワークカメラ100から送信されてくる圧縮映像データの受信や、ネットワークカメラ100への未記録時間要求を送信するネットワーク制御部201と、受信した圧縮映像データをハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装置203へ記録する為の映像記録部202を備える。以降、各部の詳細を説明する。
映像記録装置200には、監視映像が接続するネットワークカメラ100ごとに記録されている。記録される映像データは、受信した圧縮映像データであるが、撮影時刻がフレームごとに判別できるように記録されている。
フレーム間圧縮技術を利用した高圧縮率の圧縮映像データを採用して、記録容量を低減することも可能だが、フレーム毎のタイムスタンプを判別できるようにする。
また、映像記録装置200は、内部で時計を保持しており、時刻判定部204により、所定時間ごとに、未記録時間計算部205を呼び出す。未記録時間計算部205では、記憶装置203から圧縮映像データを取得し、圧縮映像データ内の時刻情報から映像データが未記録である時刻を算出し、未記録時間要求部206によりネットワークカメラに映像を要求する機能を備える。
図4は、映像記録装置200内の時刻判定部204の処理フローである。
時刻判定処理を開始すると、まず前回時刻取得(301)にて、前回の未記録時間計算部205を実行した時刻を取得する。つぎに、現在時刻取得(302)では、映像記録装置内部で保持している現在時刻を取得する。つぎに、現在時刻と前回時刻の差分を計算し、所定時間が経過したかを判定する(303)。
所定時間が経過していた場合には(303のYes)、未記録時間計算部205の実行(304)をおこなう。未記録時間計算部コール(304)では、映像記録装置200内の記憶装置203に記録されていない映像圧縮データの時間を求める。そして、現在時刻を、前回時刻として保存(305)し、処理を終了する。
所定時間が経過していない場合には(303のNo)、そのまま時刻判定処理を終了する。
ここで、映像記録装置200に記録される映像がH.264等のフレーム間圧縮をおこなった映像の場合には、経過時間は、記録される映像のGOP(Group Of Pictures)時間の倍数であり、また、取得開始位置もGOP境界に一致していることが望ましい。
上記のように、ネットワークカメラ100の圧縮映像データの時刻情報と、映像記録装置200の内部時刻の比較により、未記録時間の有無の判定をおこなっており、ネットワークカメラ100と映像記録装置200の時刻合わせをおこなっておく。簡単には、システム起動時に映像記録装置200の時刻をネットワークカメラ100に設定することで、時刻を一致させる。
図5は、図3に示した映像記録装置200内の未記録時間計算部205の処理フローである。
未記録時間計算処理を開始すると、まず、時刻判定部204で取得してある前回時刻から現在時刻までの圧縮映像データを取得する(401)。取得後、圧縮映像データの映像フレームごとに以降の処理を実行する(402)。
すなわち、圧縮画像データの映像フレームの時刻情報の抽出をおこない(403)、抽出した時刻を、記録有り時刻情報として保持する(404)。記録有り時刻情報を保持したら、次の映像フレームを検索し(405)、401にて取得した圧縮映像データ全ての映像フレームの時刻情報を抽出完了したら(402)、次の処理へ進む。
ここまでの処理にて、前回時刻から現在時刻までの圧縮映像データとして、映像記録装置200の記憶装置203に記録されている時間を抽出できているため、この記録有り時刻情報から、前回時刻から現在時刻までの間の、未記録時間に関するデータを生成する(406)。
図6は未記録時間に関するデータの例である。ネットワークに障害が発生した場合や、映像記録装置200をユーザが操作して記録を停止した場合、その期間の映像は、記憶装置203に保存されないことになるため、未記録時間データとして検出することが可能である。
この生成した未記録時間に関するデータを、図3の映像記録装置200の未記録時間要求部206に渡す。
未記録時間要求部206では、ネットワークカメラ100側と通信ができる形式(cgi等)にデータを整形し、ネットワーク制御部201によりネットワークカメラ100に所定期間のうちの未記録時間データの再送の要求を送信する。
また、映像記録装置200に未記録時間が無い場合(映像記録の欠落がない場合)においては、ネットワークカメラ100に対し、所定期間の未記録時間が無い旨を示す通知(記録確認通知)を送信する。つぎに、再送の要求や記録確認通知を処理するネットワークカメラ100の動作について説明する。
図7は、ネットワークカメラ100が、映像記録装置200から未記録期間に関する映像データの再送の要求がおこなわれた場合に、指定期間を検索して映像データを応答する処理フローである。
映像記録装置200から、未記録時間データ(図6で説明)を受信すると、バックアップメモリ106から未記録時間の範囲の圧縮映像データを検索する(502)。未記録時間の範囲の圧縮映像データがバックアップメモリ106内にあった場合は(503のYes)、未記録時間の範囲の圧縮映像データを映像記録装置200に再度送信する(504)。再送をおこなった圧縮映像データは、「記録済み」に更新する。そして、(501)に戻る。
バックアップメモリ106内に圧縮映像データがない場合は(503のNo)、次の未記録時間の範囲の検索処理を実行する。全ての未記録時間について圧縮映像データの検索が終了した場合は(501のYes)、指定時刻映像取得処理を終了する。
つぎに、ネットワークカメラ100のバックアップメモリ106の容量管理について図8により説明する。前述のとおり、ネットワークカメラ100から圧縮映像データの再送の要求に応じて映像データを再送し、「記録済み」が設定された場合や、所定の期間で未記録期間がない旨の通知を受けた場合には、バックアップメモリ106の該当領域を開放し、新しい圧縮映像データの記録に使用する。
詳細を図8に示す。図8は、ネットワークカメラ100で、未記録時間が無い旨を示す通知(記録確認通知)を受信した場合や、指定時刻取得部107がバックアップメモリから未記録時間の圧縮映像データの取得が完了した際に動作する記録済み更新部108の処理フローである。
図8で、映像記録装置200に圧縮映像データがあるかを判定し(601)、圧縮映像データが有る場合や「記録済み」が設定されている場合には(601のYes)、バックアップメモリをフォーマットする(602)。
前述のように、所定の時間間隔で、圧縮映像データの再送後に「記録済み」に設定された領域を解放する処理や、所定期間の未記録時間が無い旨を示す通知(記録確認通知)された領域を解放する処理をおこなうことで、バックアップメモリの使用量を低減することができる。
さらに、映像記録装置200が時刻順に圧縮映像データの記録可否の判定をおこなっているので、再送の要求で指定される時刻や記録確認通知で指定される時間より以前の圧縮映像データは映像記録装置200に記録されている。したがって、再送の要求や記録確認通知を受信したネットワークカメラ100は、バックアップメモリ106の再送の要求で指定される時刻や記録確認通知で指定される時間より以前の圧縮映像データを記憶する領域を解放することができる。
つぎに、要求により圧縮映像データの再送を受けた映像記録装置200の処理を図9により説明する。図9は、映像記録装置200の未記録映像補間部207の処理フローである。
まず、ネットワークカメラ100から、未記録時間範囲の圧縮映像データが送信されてくるのを待つ圧縮映像データ受信待ち処理(701)をおこなう。
圧縮映像データを受信すると、受信した圧縮映像データの時間と、未記録時間データ(図6)の比較をおこない、受信データ時間判定処理をおこなう(702)。受信データが未記録期間で無い場合には、705の処理に飛ぶ。受信した圧縮映像データの時間が、未記録時間データ(図6)と一致する場合(702の受信データが未記録期間)は、以降の処理を行う。一致した時間の未記録時間データ(図6)を「受信済み」とする(703)。そして、受信した圧縮映像データを映像記録装置200の記憶装置203へ書き込む(704)。
上記の処理終了後、全ての未記録時間データ(図6)が「受信済み」になっているかを確認し(705)、全ての未記録時間データ(図6)が「受信済み」となっている場合(705のYes)には、未記録映像補間処理を終了する。全ての未記録時間データ(図6)が「受信済み」となっていない場合(705のNo)には、次の処理にすすむ。
次の処理では、受信開始から所定時間経過しているかを判定する(706)。所定時間経過していない場合(706のNo)は、圧縮映像データ受信待ち(701)に戻り、ネットワークカメラ100から圧縮映像データが送信されてくるまで待つ。尚、この時間に関しては、時刻判定部204と同様、システムに応じて任意に決定できる。
所定時間経過している場合(706のYes)は、ネットワークカメラ100のバックアップメモリ106にも圧縮映像データが保存されていないということになるため、「記録抜け」発生として、映像記録装置200に備わっている各種のアラーム機能(メールの送信やブザーの鳴動等)を実行する(707)。
前述のとおり、ネットワークカメラ100は、映像記録装置200からの再送の要求や記録確認通知により、バックアップメモリ106の記録領域の解放をおこなうことができるので、不要な記録済みの圧縮映像データのバックアップをおこなうことがなくなり、バックアップメモリの利用効率が高くなる。これにより、「記録抜け」を長時間防止することができる。
(実施例2)
本実施例では、ネットワークの障害が長期間に及んだことを検出し、ネットワークカメラがバックアップメモリへ記録する画質やフレーム数を制御する例を説明する。
また、ネットワーク障害以外にも、ネットワークデータの遅延量が大きくなった場合や、映像記録装置200の受信障害が発生した場合にも、適用可能な方法である。
簡単には、ネットワークカメラ100から映像記録装置200に定期的に接続確認のデータを送信し、応答の有無や応答時間を測定することにより、障害を判定する。
図10は、ネットワークカメラ200の映像圧縮部102の処理フローである。まず、バックアップメモリ106の残容量がある一定の閾値以下かを判定する(801)。この閾値はバックアップメモリ106の総容量や映像のデータ量により決定される。バックアップメモリ106の残容量が閾値以上の場合(801のNo)には、通常の画質及びフレーム数にて映像の圧縮を行う(802)。バックアップメモリ106の残容量が閾値以下の場合(801のYes)には、以下の処理へ進む。
まず、(数1)により、バックアップメモリ106の残容量の割合を求める(803)。
残容量の割合 = (残容量/総容量) (数1)
つぎに、(数2)により、補正後の画質を求める(804)。
補正後の画質 = (補正前の画質)×(残容量の割合) (数2)
つぎに、(数3)により、補正後のフレーム数を求める(805)。
補正後のフレーム数 = (補正前のフレーム数)×(残容量の割合) (数3)
そして、上記で求めた条件により、補正後の画質及びフレーム数により映像の圧縮を行う(806)。これにより、バックアップメモリの残容量に応じて、必要となる画質及びフレーム数に応じたデータ量が少なくなるため、長期間の保存が可能となる。
本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明で分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。
100 ネットワークカメラ
101 撮像部
102 映像圧縮部
103 映像配信部(ネットワーク映像出力部)
104 ネットワーク制御部(ネットワークカメラ側)
105 映像記録部(ネットワークカメラ側)
106 バックアップメモリ
107 指定時刻映像取得部
108 記録済み更新部
200 映像記録装置
201 ネットワーク制御部(ネットワーク映像入力部)
202 映像記録部
203 記憶装置(記憶部)
204 時刻判定部
205 未記録時間計算部
206 未記録時間要求部(映像再生要求部)
207 未記録映像補間部

Claims (7)

  1. ネットワークカメラと前記ネットワークカメラの映像データを表示および記録する映像記録装置からなる映像監視システムにおいて、
    前記ネットワークカメラは、
    撮像部と、
    前記撮像部で撮影した映像情報を圧縮した圧縮映像データを記憶するバックアップメモリと、
    前記圧縮映像データを前記映像記録装置にリアルタイム配信するとともに、前記映像記録装置からの再送の要求に応じて前記バックアップメモリに記憶した圧縮映像データを送信するネットワーク映像出力部と、を備え、
    前記映像記録装置は、
    前記ネットワークカメラからの圧縮映像データを受信するネットワーク映像入力部と、
    前記圧縮映像データを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に圧縮映像データが記録されているか否かを所定時間間隔で順次判定し、所定時刻の圧縮映像データが記録されていない場合に、前記ネットワークカメラに該時刻の圧縮映像データの再送の要求をおこなう映像再生要求部と、を備え、
    前記映像記録装置の映像情報を補間して記録抜けを防止する
    ことを特徴とする映像監視システム。
  2. 請求項1に記載の映像監視システムにおいて、
    前記映像記録装置は、
    前記記憶部に圧縮映像データが記録されているか否かを所定時間間隔で順次判定し、所定時間の圧縮映像データが記録されていた場合に、前記ネットワークカメラに記録確認通知をおこない、
    前記ネットワークカメラのバックアップメモリは、
    前記記録確認通知あるいは圧縮映像データの再送の要求により圧縮映像データの記憶領域を解放する
    ことを特徴とする映像監視システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の映像監視システムにおいて、
    前記圧縮映像データがフレーム間符号化をおこなっている場合には、
    圧縮映像データが記録されているか否かを判定する前記所定時間間隔は、圧縮映像データのGOP長に対応する時間の倍数であり、
    判定する圧縮映像データは、GOP境界に一致している
    ことを特徴とする映像監視システム。
  4. 請求項1または請求項2に記載の映像監視システムにおいて、
    前記ネットワークカメラと前記映像記録装置は時計を有し、
    前記ネットワークカメラの時計は、前記映像記録装置の時計の時刻に合わせて設定される
    ことを特徴とする映像監視システム。
  5. 撮影した映像データを一時記憶するバックアップメモリを有するネットワークカメラと、
    前記ネットワークカメラのリアルタイム映像を表示するとともに、ネットワークカメラで撮影した圧縮映像データを記録する映像記録装置と、
    前記ネットワークカメラと前記映像記録装置とを接続して前記ネットワークカメラから前記映像記録装置に映像データを伝送するとともに、前記映像記録装置から前記ネットワークカメラに所定時刻の未記録画像データの再送の要求を伝送し、前記ネットワークカメラから前記映像記録装置に前記再送の要求に対応する前記バックアップメモリに記録された所定時刻の画像データを伝送するネットワークと、
    を備えたことを特徴とする映像監視システム。
  6. 請求項5に記載の映像監視システムにおいて、
    前記ネットワークは、さらに、前記映像記録装置から前記ネットワークカメラに未記録の画像データがないことを通知する記録確認通知を伝送し、
    前記ネットワークカメラのバックアップメモリは、
    前記記録確認通知あるいは圧縮映像データの再送の要求により圧縮映像データの記憶領域を解放する
    ことを特徴とする映像監視システム。
  7. 請求項5または請求項6に記載の映像監視システムにおいて、
    前記ネットワークカメラと前記映像記録装置は時計を有し、
    前記ネットワークカメラの時計は、前記映像記録装置の時計の時刻に合わせて設定される
    ことを特徴とする映像監視システム。
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