JP2005076250A5 - - Google Patents
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Description
本発明は、玄関等に設けられる引戸に関するものである。
特許文献1には、引戸において、下枠に横断面略V字状の溝条を設け、障子の下端から突設する気密材が、溝内の斜面に当接させた技術が開示されている。
特許文献2には、上吊引戸において、障子の下端から突設する気密材が下枠の上面に当接した技術が開示されている。
しかし、上述の特許文献1に開示の技術では、下枠に溝条を設けるため、溝内に埃やごみが溜まりやすいという問題がある。
一方、特許文献2に開示の技術では、気密材が下枠の上面に直接、当接しているため、障子の開閉時に、下枠に溜まった砂等との摩擦により気密材が摩耗し、耐用寿命が短くなる問題がある。
さらに、近年は床面との段差のない、いわゆるバリアフリーを考慮したものが望まれている。
そこで、本発明は、気密材の耐用寿命を長くすると共に、埃やごみが溜まりにくく且つバリアフリーにも対応した上吊引戸の提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、上枠と、下枠と、障子とを備え、障子は障子と下枠との隙間を塞ぐ気密材を有し、下枠は上面が略フラットであり且つ障子の走行方向に条状に設けた横断面略山型形状の気密材受け部を有し、気密材受け部は上端が床面と略同じ高さであり、気密材の先端が気密材受け部に当接していることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、気密材受け部を横断面略山型形状にしているので、砂(ごみ)や埃が気密材受け部に付着しようとすると、山型に沿って砂や埃が下方に落下して、気密材受け部に砂や埃が残らない。従って、気密材の先端が気密材受け部に当接しても、障子の開閉時に、下枠に溜まった砂等との摩擦による気密材の摩耗を防止でき、気密材の耐用寿命を長くすることができる。
下枠は、気密材受け部を横断面略山型形状にしたので、凹状にした場合のように、砂や埃が気密材受け部と気密材との間に入り込まず、清掃が簡単である。
気密材受け部の上端が床面と略同じ高さに設けられていると共に、下枠の上面を略フラットに設けてあるのでつまずき難く、バリアフリーにも対応できる。
以下に、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。まず、図1乃至図4を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は図2中一点鎖線で囲んだ下戸車周辺(C)の拡大図であり、図2は図4のA―A断面図であり、図3は図4のB―B断面図であり、図4は本発明の実施の形態にかかる上吊引戸の横断面図である。
この実施の形態にかかる上吊引戸(引戸)1は、玄関等に設置されるものであり、天井の上枠3に設けられる上レール5と、上レール5に吊り下げられた障子7と、下枠13とからなり、障子7の上端17に取り付けられた上戸車9が上レール5に沿って走行することで、障子7の開閉を行っている。
障子7は、枠組みした芯材にパネル11を貼り付けた構成であり、障子7の下端18には下戸車(振れ防止部材)15が取り付けられている。
下戸車15は障子7の下部に固定したばね27の付勢力により下戸車15が下向きに押し付けられるようになっている。
気密材取付部材39は、障子7の見付方向全体に渡って設けられており、下戸車15と一体にねじ40で固定されている。気密材取付部材39の室内側下端及び室外側下端にはそれぞれ気密材35、36の取付溝42が形成されている。
下枠13は、上面が略フラットであり、下枠13の上面には障子7の走行方向に沿って条状の気密材受け部31、33が設けられている。気密材受け部31、33は、室内側の気密材35を受ける室内側気密材受け部31と、室外側の気密材36を受ける室外側気密材受け部33とからなる。
また、各気密材受け部31、33は、横断面略山型形状の小突起であり、室内側に位置する室内側斜面41と室外側に位置する室外側斜面43とをそれぞれ有している。
尚、ここで横断面略山型形状とは、上方に向って断面が先細った形状をいい、例えば横断面略三角形状や横断面略半円状のものをいう。
また、下枠13における室内側気密材受け部31と室外側気密材受け部33とに挟まれる位置には、気密材受け部31、33と同形状を有する走行部29が設けられている。そして、障子7の下端に設けた振れ防止部材15が走行部29に嵌合して障子7が案内される。
気密材35、36は、障子7の見付方向全体に渡って設けられており、下方に向けて弾性変形可能な3本の片45、47、49が垂れ下がっている。気密材35、36の3本の片45、47、49のうち、一方の片45は、気密材受け部31、33の室外側斜面43の上部付近に当接しており、両側の他方の片47、49は室内側斜面41及び室外側斜面43の下端部近くまで位置している。
走行部29及び気密材受け部31、33の上端は床面37と略同じ高さに設けられており、特に床面37から頂部38までの高さ(図1中(h)で示す)を約3mm以下としている。
次に、本実施の形態にかかる上吊引戸1の作用について説明する。障子7の開閉時には、上戸車9が上レール5に沿って走行すると共に、障子7の下端18に設けた下戸車15が走行部29に嵌合した状態で移動する。気密材受け部31、33を横断面略山型形状にしているので、砂や埃が気密材受け部31、33に付着しようとすると、山型に沿って砂や埃が下方に落下して、気密材受け部31、33に砂や埃が残らない。従って、気密材35、36の先端が気密材受け部31、33に当接しても、障子7の開閉時に、下枠13に溜まった砂等との摩擦による気密材35、36の摩耗を防止でき、気密材35、36の耐用寿命を長くすることができる。
また、障子7の室外側下端に設けた気密材36の一方の片45を室外側気密材受け部33の室外側斜面43に当接させているので、室外側から風圧を受けた場合に、一方の片45と室外側斜面43との間の密着度を高めることができ、障子7を閉めた状態において、室外側から水やほこり、風、光等が室内に入り込むのを防止できる。
一方の片45は、砂や埃が下方に落下して残りにくい室外側斜面43の上部に当接させたので、砂等との摩擦による気密材36の摩耗を防止できる。さらに、他方の片47、49を室外側斜面43の下端部付近の位置まで設けたので、室外側から砂や埃が気密材受け部内に進入し難く、砂等との摩擦による気密材36の摩耗をさらに防止できる。
障子7の室外側下端及び障子7の室内側下端に、それぞれ気密材35、36を取り付けたので、室外側及び室内側の何れの側からの正圧に対しても、気密性をさらに高めることができる。また、下戸車15が気密材35、36で隠れるので、見栄えが良い。
下枠13は、各気密材受け部31、33が上方に突出した横断面略山型形状であるので、凹状にした場合のように、砂や埃が各気密材受け部31、33と気密材35、36との間に入り込まず、清掃が簡単である。
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、上述の実施の形態では、障子7の下端に下戸車15を設けたが、図1に示すように下戸車15を設けても良いし、図5に示すように下戸車15を設けなくてもよい。
気密材35、36は、3本の片45、47、49を備えたが、1本の片でも良く、2本或いは4本以上であっても良く数は限定されない。
気密材取付部材39は、ばね27の付勢力により圧接するようにしたが、障子7の下端18に固定してあっても良い。
上吊引戸1は、玄関に設置されるものに限らず、間仕切りに用いられるものであっても良い。
上吊引戸1は、玄関に設置されるものに限らず、間仕切りに用いられるものであっても良い。
障子7は、芯材にパネル11を貼り付けた構成に限らず、パネル11とパネル11の周囲に組付けた框とから成る構成であってもよい。
また、上述の実施の形態では、下枠13に各気密材受け部31、33を形成したが、これに限定されず、図5に示すように、各気密材受け部31、33を床面に直接設けてあっても良い。
1 上吊引戸(引戸)
3 上枠
5 上レール
7 障子
13 下枠
31 室内側気密材受け部(気密材受け部)
33 室外側気密材受け部(気密材受け部)
35、36 気密材
37 床面
41 室内側斜面
43 室外側斜面
45 一方の片
47、49 他方の片
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Claims (1)
- 上枠と、下枠と、障子とを備え、障子は障子と下枠との隙間を塞ぐ気密材を有し、下枠は上面が略フラットであり且つ障子の走行方向に条状に設けた横断面略山型形状の気密材受け部を有し、気密材受け部は上端が床面と略同じ高さであり、気密材の先端が気密材受け部に当接していることを特徴とする引戸。
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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