JP2005075115A - 前部車体構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 部品点数の増大を抑制することができ、コスト増を抑制することができる前部車体構造の提供。
【解決手段】 ダンパベース14とダンパベース14の車体後方において車幅方向に延在するダッシュボードアッパメンバ20とを連結させるステー27をダッシュボードアッパメンバ20に電装部品37と共締めすることにより、部品点数の増大を抑制し、コスト増を抑制する。
【選択図】 図2
【解決手段】 ダンパベース14とダンパベース14の車体後方において車幅方向に延在するダッシュボードアッパメンバ20とを連結させるステー27をダッシュボードアッパメンバ20に電装部品37と共締めすることにより、部品点数の増大を抑制し、コスト増を抑制する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、前部車体構造に関する。
前部車体構造の剛性を向上させる技術として、ダッシュボードアッパサイドパネルをダンパベースの上部から車体後方に延出させるとともに、このダッシュボードアッパサイドパネルを、ダンパベースの後方において車幅方向に延在するダッシュボードアッパメンバに連結させる技術がある(例えば特許文献1参照)。
特開2003−154968号公報
ところで、上記のようにダンパベースとダッシュボードアッパメンバとをダッシュボードアッパサイドパネルを介して連結させると当然のことながら部品点数が増大し、コスト増となってしまうという問題があった。
したがって、本発明は、部品点数の増大を抑制することができ、コスト増を抑制することができる前部車体構造の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、ダンパベース(例えば実施形態におけるダンパベース14)と該ダンパベースの車体後方において車幅方向に延在するダッシュボードアッパメンバ(例えば実施形態におけるダッシュボードアッパメンバ20)とを連結させるステー(例えば実施形態におけるステー27)を前記ダッシュボードアッパメンバに電装部品(例えば実施形態におけるワイパモータ37)と共締めしてなることを特徴としている。
請求項1に係る発明によれば、ダンパベースとダッシュボードアッパメンバとを連結させるステーをダッシュボードアッパメンバに電装部品と共締めしてなるため、ステーと電装部品とを個別に車体側に取り付ける場合に比して取り付けのための締結部材の数を減らすことができる。したがって、部品点数の増大を抑制することができ、コスト増を抑制することができる。
本発明の一実施形態の前部車体構造を図面を参照して以下に説明する。なお、以下の説明における前後左右は車両の前進時における前後左右である。
図1は、車両の前部の骨格構造を概略的に示すもので、車幅方向両側には車両前後方向に延在するように車体骨格部材であるフロントサイドメンバ11が設けられており、これらフロントサイドメンバ11の前端部にはこれらフロントサイドメンバ11を車幅方向に結ぶように車体骨格部材としてのバンパビーム12が架設されている。
両側のフロントサイドメンバ11の上側および車幅方向外側には図示せぬフロントサスペンションの上部が取り付けられるダンパベース14が取り付けられ、両側のダンパベース14の車幅方向外側には車体骨格部材としてのホイルハウスメンバ15が取り付けられている。
両側のフロントサイドメンバ11の前端部はバンパビーム12の取付位置から下方に延出する形状をなしており、両側のフロントサイドメンバ11の前端部の下端部には、これらを車幅方向に結ぶように車体骨格部材であるフロントクロスメンバ16が架設されている。両側のフロントクロスメンバ16の車幅方向の両端は上記した両側のホイルハウスメンバ15の前端部に連結されており、両側のホイルハウスメンバ15の中間部分には、これらを車幅方向に結ぶように図示せぬラジエータを保持する車体骨格部材としてラジエ−タサポート17が架設されている。
ダンパベース14の車体後方には、車幅方向に延在する車体骨格部材としてのダッシュボードアッパメンバ20が設けられており、このダッシュボードアッパメンバ20は車幅方向両側のホイルハウスメンバ15同士を連結させている。このダッシュボードアッパメンバ20は、図示は略すがダッシュボードを支持するものである。
図2に示すように、ダッシュボードアッパメンバ20の上下方向に沿いかつ車幅方向に沿う前板部21には、左側のダンパベース14の近傍の所定位置に挿通穴22が形成されている。また、前板部21の挿通穴22の周囲の下部には複数具体的には二カ所の取付穴23が形成されており、前板部21の挿通穴22の周囲の上部にも複数具体的には二カ所の取付穴24が形成されている。
左側のダンパベース14の上部29の前部右側には、取付穴25が形成されている。
そして、ダンパベース14の取付穴25とダッシュボードアッパメンバ20の下側の複数の具体的には二カ所の取付穴23とに、これらダンパベース14とダッシュボードアッパメンバ20とを連結させる補強部材としてのステー27が取り付けられる。ステー27は、ダンパベース14の上部29の上面29aに載置される一端側の前部取付板部31と、この前部取付板部31から徐々に車幅方向に広がりながら後側ほど上側に位置するように若干傾斜しかつ左側ほど上側に位置するように若干傾斜つつ車体後方に延出する中間板部32と、この中間板部32の前部取付板部31に対し反対側から屈曲し上側に延出してダッシュボードアッパメンバ20の前板部21の前面21aに当接する後部取付板部33とを有している。そして、前部取付板部31に取付穴34が形成されており、後部取付板部33に複数具体的には二カ所の取付穴35が左右に離間して形成されている。
そして、ダンパベース14の取付穴25とダッシュボードアッパメンバ20の下側の複数の具体的には二カ所の取付穴23とに、これらダンパベース14とダッシュボードアッパメンバ20とを連結させる補強部材としてのステー27が取り付けられる。ステー27は、ダンパベース14の上部29の上面29aに載置される一端側の前部取付板部31と、この前部取付板部31から徐々に車幅方向に広がりながら後側ほど上側に位置するように若干傾斜しかつ左側ほど上側に位置するように若干傾斜つつ車体後方に延出する中間板部32と、この中間板部32の前部取付板部31に対し反対側から屈曲し上側に延出してダッシュボードアッパメンバ20の前板部21の前面21aに当接する後部取付板部33とを有している。そして、前部取付板部31に取付穴34が形成されており、後部取付板部33に複数具体的には二カ所の取付穴35が左右に離間して形成されている。
ここで、このステー27は、ダッシュボードアッパメンバ20の前面21aにワイパモータ(電装部品)37と共締めされるようになっている。
ワイパモータ37は、電力により回転駆動力を発生させるモータ本体38とモータ本体38の回転を減速させて駆動軸39から出力させる減速装置40とを有している。そして、減速装置40の周囲には複数具体的には四カ所の取付部41が外側に突出するように形成されており、これら取付部41にはそれぞれ取付穴42を有する弾性材料からなるマウントブシュ43が取り付けられている。
図2および図3に示すように、上記したステー27は、例えば、前部取付板部31がダンパベース14の上部29に載置された状態で、その取付穴34およびダンパベース14の上部29の取付穴25にステー27側から挿通されるボルト45と、このボルト45にダンパベース14の上部29の下面側で螺合されるナット46との締結で、ダンパベース14の上面29aに取り付けられる。なお、この状態でステー27は、後部取付板部33がダッシュボードアッパメンバ20の前面21aに当接することになる。
そして、ステー27の前方からワイパモータ37が駆動軸39をダッシュボードアッパメンバ20の挿通穴22に挿通させるようにして合わせられ、この状態でワイパモータ37およびステー27は、ワイパモータ37の下部の複数具体的には二カ所の取付部41に取り付けられた複数具体的には二つのマウントブシュ43の取付穴42、ステー27の後部取付板部33の複数具体的には二カ所の取付穴35およびダッシュボードアッパメンバ20の前板部21の下部の複数具体的には二カ所の取付穴23にマウントブシュ43側から挿通される複数具体的には二つのボルト48と、これらボルト48にダッシュボードアッパメンバ20の前板部21の後面側で螺合される複数具体的には二つのナット49との締結で、ダッシュボードアッパメンバ20の前面21aに取り付けられる。つまり、ワイパモータ37およびステー27は、ダッシュボードアッパメンバ20の前面21aに共締めにより取り付けられる。また、ワイパモータ37は、上部の複数具体的には二カ所の取付部41に取り付けられた複数具体的には二つのマウントブシュ43の取付穴42およびダッシュボードアッパメンバ20の前板部21の上部の複数具体的には二カ所の取付穴24にマウントブシュ43側から挿通される複数具体的には二つのボルト51と、これらボルト51にダッシュボードアッパメンバ20の前板部21の後面側で螺合される複数具体的には二つのナット52との締結で、ダッシュボードアッパメンバ20の前面21aにさらに取り付けられる。
ここで、ワイパモータ37は、図示は略すが、その駆動軸39にダッシュボードアッパメンバ20の前板部21の後側においてワイパリンク機構が連結されることになり、このワイパリンク機構を介してフロントワイパを揺動させる。
なお、図2においては図示の便宜上ナット46,49,52を別体としたが、これらは予めダッシュボードアッパメンバ20およびダンパベース14の対応するものに溶接により固定されている。
以上に述べた本実施形態の前部車体構造によれば、ダンパベース14とダッシュボードアッパメンバ20とを連結させるステー27をダッシュボードアッパメンバ20にワイパモータ37と共締めしてなるため、ステー27とワイパモータ37とを個別に車体側に取り付ける場合に比して取り付けのための締結部材の数を減らすことができる。したがって、部品点数の増大を抑制することができ、コスト増を抑制することができる。
また、ステー27およびワイパモータ37をダッシュボードアッパメンバ20の前面21aに共締めにより取り付けるため、ステー27の長さを短くできる。したがって、コスト増をさらに抑制することができる。
14 ダンパベース
20 ダッシュボードアッパメンバ
21a 前面
27 ステー
37 ワイパモータ(電装部品)
20 ダッシュボードアッパメンバ
21a 前面
27 ステー
37 ワイパモータ(電装部品)
Claims (1)
- ダンパベースと該ダンパベースの車体後方において車幅方向に延在するダッシュボードアッパメンバとを連結させるステーを前記ダッシュボードアッパメンバに電装部品と共締めしてなることを特徴とする前部車体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003307021A JP2005075115A (ja) | 2003-08-29 | 2003-08-29 | 前部車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003307021A JP2005075115A (ja) | 2003-08-29 | 2003-08-29 | 前部車体構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005075115A true JP2005075115A (ja) | 2005-03-24 |
Family
ID=34409943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003307021A Withdrawn JP2005075115A (ja) | 2003-08-29 | 2003-08-29 | 前部車体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005075115A (ja) |
-
2003
- 2003-08-29 JP JP2003307021A patent/JP2005075115A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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