JP2005074932A - 筆記具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 軸筒への口金の装着を圧入手段を利用することで実現し、製造コストを低減させることができる筆記具を提供すること。
【解決手段】 金属製の口金2は先軸3内に圧入され、口金2に形成された大径部2aは先軸3の内壁に形成された第1の突部3bと第2の突部3cとの間に係止された構成になされる。前記先軸3に対して後軸4が、互いに形成されたねじ部によって着脱可能に螺合されるように構成されており、これによりリフィールを交換可能にしている。前記先軸3および後軸4は樹脂を射出成形することにより構成され、両者のねじ部は金型に施すことで成形することができる。この構成によると、金属製の口金2の内面にねじ部を切削する二次加工が不要となるので、製造コストを低減させることに寄与できる。
【選択図】 図6

Description

この発明は、金属製の口金を先軸の先端部に圧入固定させるとともに、先軸と後軸とを互いに螺合可能に構成し、先軸と後軸とを分離することで筆記チップとインク収納管からなるリフィールを交換可能にした筆記具に関する。
例えばボールペンに代表される筆記具においては、その外装を構成する軸筒は、そのほとんどが樹脂を射出成形することにより製造されている。そして、この種の筆記具の多くは、高級感を醸し出すために軸筒の先端部には光沢のある金属製の口金を着脱可能に取り付けた構成とされ、前記口金を軸筒から取り外すことにより、筆記チップとインク収納管からなるリフィールを交換することができるように構成されている。
前記した構成の筆記具においては、一般に軸筒の先端部にはその外周面にねじが施され、口金の内周面にも軸筒の前記ねじに螺合されるねじが施されて、軸筒に対して口金が着脱可能に取り付けられる構成が採用されている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−337496号公報(段落0013および図1、図2)
ところで、前記した構成の筆記具においては、金属製の口金の内周面にねじを施す必要があり、このように口金の内周面に施されるねじは、口金の成形後に切削加工(2次加工)によって成形せざるを得ない。したがって、この2次加工が製造コストに反映するという問題を抱えている。これに加えて、口金の内周面にねじを切削加工によって施すためには、その口金の肉厚もある程度大きく設定する必要があり、この点も製造コストを下げることができない要因となっている。
それ故、この発明は軸筒の先端部に金属製の口金を配置することで、筆記具としての高級感を醸し出させるとともに、前記したように口金の内周面にねじを施すことによる製造コスト上の問題点を解消させることができる筆記具を提供することを解決課題とするものである。
前記した課題を解決するためになされたこの発明にかかる筆記具は、請求項1に記載のとおり、筆記チップとインク収容管とからなるリフィールと、このリフィールを内部に収納する軸筒とからなる筆記具であって、前記軸筒は、先端に形成された開口部から筆記チップが突出される口金と、口金の後方に設けられた先軸と、先軸の後方に設けられた後軸とからなり、前記口金は金属製であり、前記先軸と後軸とは樹脂製であって、前記口金は先軸の先端部に圧入固定されることで先軸に係止され、前記先軸と後軸とは、両者にねじ部を設けることで係止されるとともに内部のリフィールを交換可能とした点に特徴を有する。
また、この発明にかかる筆記具における前記口金は、請求項2に記載のとおり、先軸の内側で係止させた構成とされる。この場合の一つの好ましい実施の形態においては請求項3に記載のとおり、前記口金の外周壁には、外方へ突出した口金前方側突部と口金後方側突部とが設けられ、前記先軸の内壁には、軸方向に所定の間隔をおいてそれぞれ内方に向かって突出した第1の突部と、第2の突部とが設けられ、前記先軸内壁に形成された第1および第2の突部との間に、口金の外周壁に設けられた口金前方側突部と口金後方側突部が圧入され、前記第1の突部に口金前方側突部が接触し、かつ前記第2の突部に口金後側突部が接触した状態で、前記口金が先軸に係止された構成になされる。
一方、この発明にかかる筆記具は、請求項4に記載のとおり、先軸の内壁に形成された前記第1の突部と第2の突部との間には、先軸の後方から前方に向かって高さが減少する傾斜部が形成されているとともに、その最大高さは先軸の後方側に形成された突部の高さよりも低くなされていることが望ましい。さらに請求項5に記載のとおり、前記先軸の内壁に形成された第1の突部または第2の突部は、好ましくは周方向に間隔をおいて形成された構成とされる。
前記した請求項1に記載の筆記具によると、金属製の口金は圧入固定により先軸の先端部に係止された構成になされるので、従来のこの種の筆記具のように、口金の内側にねじを切削加工させるような二次加工を削減することができる。また、筆記チップとインク収納管からなるリフィールを交換することを可能にするために、前記先軸と後軸との間には互いに螺合可能なねじ部を施す必要はあるものの、樹脂成形による前記先軸と後軸の各ねじ部は、それぞれの成形用金型に予めねじ部を施すことで容易に形成させることが可能である。したがって、この種の筆記具の製造コストを低減させることに寄与できる。
また、請求項2に記載の筆記具によると、前記先軸の内側において口金を係止させる構成としたので、ユーザがこの係止部に触れる機会を無くすことができ、不必要に口金が先軸から外される等の問題を避けることができる。また、この口金の係止手段として請求項3に記載した構成を採用することで、先軸の軸方向に対する口金の移動を確実に阻止させることが可能となり、商品価値の高い筆記具を提供することができる。
さらに、請求項4に記載の筆記具によると、先軸内に形成された第1と第2の突部との間には、先軸の後方から前方に向かって高さが減少する傾斜部が形成されているので、口金を圧入するにしたがって、先軸に対する口金のがたつきを抑えることができ、先軸の軸方向に直交する方向に口金がぐらつくのを(遊びが発生するのを)効果的に抑制させることができる。そして、傾斜部の最大高さを先軸の後方側に形成された突部の高さよりも低く構成することで、前記突部が先軸内の口金の後退を効果的に阻止させることができる。
さらにまた、先軸内壁の形成にあたっては、一般に内壁に対応する部分にコアピンが挿入されることで、先軸が射出成形されることになるが、請求項5に記載の筆記具によると、前記先軸の内壁に形成された第1の突部または第2の突部は、周方向に間隔をおいて形成されるので、円環状の突部を成形した場合に比較して、成形後における前記コアピンの引き抜き時の抵抗を遥かに緩和させることができる。したがって、先軸を射出成形するにあたっても、その作業を円滑に遂行することが可能となる。
以下、この発明にかかる筆記具について、図に示す実施の形態に基づいて説明する。まず、図1はこの発明にかかる筆記具をボールペンに適用した場合の形態を縦断面図によって示したものである。この筆記具(ボールペン)1の外郭を構成する軸筒は、先端に配置された金属製の口金2と、この口金2の後方において前記口金2を支持する合成樹脂製の先軸3と、この先軸3の後方において前記先軸3に対して着脱可能に取り付けられた合成樹脂製の後軸4より構成されている。
前記した構成の軸筒内には筆記チップ5と、インク収容管6等を備えたリフィールが収容され、後で詳細に説明するように前記筆記チップ5の先端が、前記口金2の先端部に形成された開口部から突出された構成にされている。そして、この実施の形態においては、前記リフィールを構成する筆記チップ5とインク収容管6とは、この間に介在された継ぎ手部材7によって連結され、また、インク収容管6の末端部には尾栓8が装着されている。さらに、前記インク収容管6内には周知のとおりインク9が収容されるとともに、インクの後端にはインクの減少に追従して移動可能なグリース状のフォロア10が充填されている。
図2は前記した先軸3の構成を拡大して示した縦断面図である。この図2に示すように、先軸3の先端部はその内径を若干縮径した縮径部3aになされている。そして、この縮径部3aによって内周面に形成された段部3bと、この段部3bの若干後方に形成され、軸芯方向に突出した突部3cとにより、前記口金2を係止することができるように構成されている。
なお、この実施の形態においては、前記縮径部3aによって形成された段部3bを第1の突部(符号は同じく3bで示す)と称し、また、この第1の突部よりも後方に形成された前記突部3cを第2の突部と称することにする。そして、前記第1および第2の突部3b,3cを含む先軸3の先端部近傍の構成、すなわち図2に示すA部分の構成は、図4に基づいて後で詳しく説明する。
また、前記先軸3の先端部付近の周囲には、例えば二色成形法を利用してグリップ用の摩擦部材3eが層状に成形されている。さらに、先軸3の後端部における内壁面には、ねじ部3fが形成されており、このねじ部3fを利用して先軸3の後端部に、前記した後軸4を螺合することができるように構成されている。
次に、図3は前記した後軸4の構成を拡大して示した縦断面図である。この後軸4は、その後端部が砲弾状に形成されて閉塞され、後軸4のグリップ部4aを構成している。そして、グリップ部4aに隣接した先端部側は、その外形が若干縮径され、その外周面にはねじ部4bが形成されている。このねじ部4bが前記した先軸3の内壁面に形成されたねじ部3fに螺合されることで、後軸4が先軸3の後端部に対して着脱可能に取り付けられるようになされ、前記した筆記チップ5とインク収容管6等を備えたリフィールを交換することができるように構成されている。
そして、前記ねじ部4bのさらに先端部側は比較的長尺の軸長を持った円筒部4cになされ、この円筒部4cは先軸3の内周面に沿って挿入される。したがって、このボールペンの組み上げ状態においては、前記したリフィールにおけるインク収容管6は、前記した後軸4における円筒部4c内に収容される。
また、前記した後軸4におけるねじ部4bと円筒部4cとの境界部付近には、軸方向に直交する対向位置に一対の貫通孔4dが形成されており、これにより後軸4の内外における空気交換を可能にし、前記したリフィール7におけるインクの減少にしたがった空気交換が実現されるようになされる。
図4は前記した図2に示すA部分の構成、すなわち先軸3の先端部近傍の構成をさらに拡大して示したものである。この図4に示すように先軸3の先端部近傍には、前記したとおり、縮径部3aによって形成された第1の突部3bと、この第1の突部よりも後方に第2の突部3cが形成されている。そして、図4に示す破線は、先軸3の先端に向かって内径がわずかに小さくなるテーパー状の内周面を示しており、この破線との比較で明らかなように、前記第1の突部3bと第2の突部3cとの間には、先軸3の後方から前方に向かって高さが減少する傾斜部3dが形成されている。そして、前記傾斜部3dの最大高さは、先軸3の後方側に形成された前記第2の突部3cの高さよりも若干低い程度に成形されている。
この実施の形態においては、前記したように破線で示す先軸3の内周面が、先端に向かって内径がわずかに小さくなるテーパー状に形成されているのに対して、前記した傾斜部3dの面は前軸3の軸芯にほぼ平行となるように構成されている。この構成によると、前記傾斜部3dを構成する面がアンダーカットになるのを防ぐことができ、射出成形において十分な生産性を確保することができる。なお、前記傾斜部3dは、破線で示した先軸の内周面に対して、相対的に傾斜していればよい。したがって、破線で示した先軸の内周面が前軸3の軸芯にほぼ平行となるように形成し、先軸の先端に進むにしたがい、傾斜部3dが縮径するように構成されていてもよい。
また、この実施の形態においては、先軸3の内壁に形成された前記第2の突部3cは、図2に示されたように周方向に間隔をおいて形成されるとともに、前記傾斜部3dも同様に周方向に間隔をおいて、軸方向に沿ったリブ状に形成されている。より具体的には図2に示されたように、第2の突部3cと傾斜部3dとは、周方向にほぼ90度の間隔をおいて、4か所において形成されている。
これは、先軸3を射出成形するに際し、先軸3の内壁に対応する部分にコアピン(図示せず)が挿入されるようになされるが、先軸の内壁に形成される第2の突部3cは、周方向にほぼ90度の間隔をおいて形成されるので、円環状の突部を成形した場合に比較すると、先軸3の成形後における前記コアピンの引き抜き時の抵抗を遥かに緩和させることができる。したがって、前記した構成とすることにより先軸3の射出成形を円滑に行なうことができる。
なお、この実施の形態においては、第1の突部3bは、先軸3における縮径部3aによって形成されているので、特に周方向に間隔をおいて形成されてはいないが、第1の突部3bの配置構成の如何によっては、前記第1の突部3bにおいても周方向に間隔をおいて形成させる手段を採用することができる。
次に図5は、前記した口金2の構成を拡大して示したものであり、その左半部は断面図により、また右半部は正面図で示している。この口金2は、前記したとおり表面に光沢のある金属により構成されており、合成樹脂製の先軸3内の先端部において、先軸3内に圧入固定されるものである。このために、この口金2はその後端部が大径部2aに、またその中央が管状部2bに、先端部2cが前記管状部2bに連なる裁頭円錐形状になされ、前記大径部2aが先軸3内において圧入固定されるように作用する。そして、裁頭円錐形状になされた先端部2cにおいて開口部2dが形成され、この開口部2dを介して図1に示す如く筆記チップ5が突出されるように構成されている。
ここで、この実施の形態においては、口金2の大径部2aから中央の管状部2bに繋がる大径部前方側の段部を、口金前方側突部2eと称呼し、大径部2aの後端部を口金後方側突部2fと称呼することにする。この口金前方側突部2eと口金後方側突部2fは、前記口金を先軸3の後端部開口から挿入し、先軸3の前方に向かって圧入した場合に、すでに説明した先軸3内に形成された第1および第2の突部3b,3cとの間に嵌合され、口金2が先軸3内において軸方向に移動するのを阻止させるように作用する。
図6および図7は、前記したように先軸3内に対して口金2が圧入された状態を示している。すなわち、図6は組み上げた状態における筆記具(ボールペン)1の先端部付近を拡大して示した断面図であり、また図7は図6におけるB部分をさらに拡大して示した断面図である。図6および図7に示すように、口金2は先軸3内への圧入により、口金前方側突部2eと口金後方側突部2fが、先軸3内に形成された第1の突部3bと第2の突部3cとの間に圧入される。そして、口金前方側突部2eが先軸3内に形成された第1の突部3bに接し、口金後方側突部2fが先軸3内に形成された第2の突部3cに接する。これにより、前記したとおり、口金2は先軸3内において軸方向への移動が阻止される。
一方、図7に示すように前記口金2に形成された大径部2aは、当該口金2の圧入により、先軸3内に形成された前記傾斜部3dに接した状態になされる。この場合、前記傾斜部3dは図2に基づいて説明したとおり、周方向にほぼ90度の間隔をおいて形成されており、しかも先軸3内に形成された第2の突部3cに向かって、傾斜が高くなるように形成されている。したがって、口金2に形成された前記大径部2aは、前記傾斜部3dによって周方向の4か所で支持され、この時、円筒状に形成された大径部2a周側壁は、その弾力により各傾斜部3dに密着する。したがって、先軸3の軸方向に直交する方向に口金2のぐらつき(遊び)が発生するのを効果的に抑えることができる。
なお、図6に示すように前記したリフィールを構成する筆記チップ5には、周知のとおり筆記用の先端ボール5aが回転自在に抱持されている。そして、この実施の形態においては図6に示すように、筆記チップ5とインク収容管6との間には継ぎ手部材7が介在され、この継ぎ手部材7内にはボール弁7aが収容されて、弁室7bが形成されている。この構成により、上向き筆記を行なった場合に、筆記チップ5内に空気が流入するのを防止できるようになされる。
また、前記継ぎ手部材7には、図7に示すように軸に直交する方向に平面状の鍔部7cが形成されている。この鍔部7cはこの筆記具を組み上げる場合において、口金2における前方側突部2eの内面側に当接し、リフィールの挿入により口金2を前軸3の所定の位置に圧入させるように機能する。また、筆記具が組み上げられた状態においては、前記鍔部7cは口金2の前方側突部2eの内面側に当接した状態を維持し、口金2からの筆記チップ5の突出量が所定の範囲に規定されるように作用する。
図8は、この発明にかかる筆記具の第2の実施の形態を示したものであり、組み上げた状態における筆記具(ボールペン)の先端部付近を断面図で示したものである。なお、この図8は、この発明にかかる筆記具の第1の形態を示す図6と同様の構成部分を示したものである。そして図8においては、すでに説明した各部に相当する部分を同一符号で示しており、したがって重複する説明は省略する。
この図8に示す実施の形態においては、図6に示した構成に比較すると、口金2に形成された大径部2aの軸方向の長さが短縮されている。したがって、この構成によると口金2の大径部2aにより、軸方向に直交する方向に口金2のぐらつき(遊び)が発生するのを抑えるという作用を期待することができない。この様な問題を解消するために、図8に示す実施の形態においては、先軸3の先端部内面に突部3gが形成され、この突部3gによって口金2のほぼ中央部付近を押さえるように構成されている。この構成により口金2は、大径部2aと前記中央部付近においてそれぞれ先軸3によって支持され、軸方向に直交する遊びが発生するのを効果的に抑えることができる。
なお、以上説明した実施の形態においては、前記口金2は先軸3の先端部内側において圧入固定されているが、前記口金は先軸先端部の外側に圧入固定させるように構成されていてもよい。また、実施の形態においては、前記した後軸4には、比較的長尺の軸長を持った円筒部4cが一体に形成されているが、後軸4の形態は前記した長尺の円筒部4cを除き、例えば砲弾状に形成されたグリップ部4aとねじ部4bからなる比較的短尺の構成にされていてもよい。
この発明にかかる筆記具をボールペンに適用した場合の第1の形態を示す縦断面図である。 図1に示す筆記具の外郭を構成する先軸の拡大断面図である。 図1に示す筆記具の外郭を構成する後軸の拡大断面図である。 図2に示す先軸におけるA部分をさらに拡大して示した断面図である。 図1に示す筆記具において用いられた口金の構成を拡大して示した一部断面図である。 図1に示す筆記具の先端部付近を拡大して示した断面図である。 図6に示すB部分をさらに拡大して示した断面図である。 この発明にかかる筆記具の第2の形態を示す先端部付近の断面図である。
符号の説明
1 筆記具(ボールペン)
2 口金
2a 大径部
2d 開口部
2e 口金前方側突部
2f 口金後方側突部
3 先軸
3b 第1の突部
3c 第2の突部
3d 傾斜部
3f ねじ部
4 後軸
4b ねじ部
5 筆記チップ
5a 先端ボール
6 インク収容管
7 継ぎ手部材
8 尾栓

Claims (5)

  1. 筆記チップとインク収容管とからなるリフィールと、このリフィールを内部に収納する軸筒とからなる筆記具であって、
    前記軸筒は、先端に形成された開口部から筆記チップが突出される口金と、口金の後方に設けられた先軸と、先軸の後方に設けられた後軸とからなり、
    前記口金は金属製であり、前記先軸と後軸とは樹脂製であって、前記口金は先軸の先端部に圧入固定されることで先軸に係止され、前記先軸と後軸とは、両者にねじ部を設けることで係止されるとともに内部のリフィールを交換可能としたことを特徴とする筆記具。
  2. 前記口金は、先軸の内側で係止させたことを特徴とする請求項1記載の筆記具。
  3. 前記口金の外周壁には、外方へ突出した口金前方側突部と口金後方側突部とが設けられ、前記先軸の内壁には、軸方向に所定の間隔をおいてそれぞれ内方に向かって突出した第1の突部と、第2の突部とが設けられ、
    前記先軸内壁に形成された第1および第2の突部との間に、口金の外周壁に設けられた前記口金前方側突部と口金後方側突部が圧入され、前記第1の突部に口金前方側突部が接触し、かつ前記第2の突部に口金後側突部が接触した状態で、前記口金が先軸に係止されたことを特徴とする請求項2記載の筆記具。
  4. 前記第1の突部と第2の突部との間には、先軸の後方から前方に向かって高さが減少する傾斜部が形成されているとともに、その最大高さは先軸の後方側に形成された前記第2の突部の高さよりも低いことを特徴とする請求項3記載の筆記具。
  5. 前記先軸の内壁に形成された第1の突部または第2の突部は、周方向に間隔をおいて形成されていることを特徴とする請求項3または請求項4記載の筆記具。
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