JP2005071672A - 自動車のホーン構造 - Google Patents

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Toshikazu Yoshihara
俊和 吉原
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Abstract

【課題】 操作性が良好で外観上の見栄えが良好で、かつ重量増加を招くことのない自動車のホーン構造を提供する。
【解決手段】 ステアリングホイール1の径方向の中央部にホーンパッド部5を設け、該ホーンパッド部5から所定距離の範囲内に人体が近接した場合にホーン音を発生させる静電センサー19を前記ホーンパッド部5の裏面側に貼り付けたことを特徴とする自動車のホーン構造である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車のホーン構造に関し、更に詳しくは、ステアリングホイールの径方向中心に配設されたホーンパッド部の構造に関する。
従来から、ステアリングホイールの径方向内方には、警告を知らせるときにホーン音を発生させるホーンパッド部が設けられている。
図11に示すように、外周形状が円状に形成されたステアリングホイール51の径方向の中央部には、ホーンパッド部53が設けられている。このステアリングホイール51においては、図12に示すように、上部側に配設されたセンターパッド55を下方に押圧すると、インシュレータ57を介してホーンプレート59の上側端部がスプリング61のばね力に抗して上部ピン部材63に沿って下方に摺動し、可動接点65が固定接点67に接触してホーンスイッチ69がオンとなって、図外のホーンを作動させるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−329025号公報
しかしながら、前記従来の自動車のホーン構造においては、ホーンパッド部の押し方によってはホーン音が発生しなかったり、軽く押圧したつもりでも、意図した以上に大きい音のホーン音や長い時間継続するホーン音になるおそれがあり、ホーンパッド部の操作を確実に行うことが困難であった。
また、ホーンパッド部を押し込む(ストロークさせる)ことによってホーン音を発生させるように構成されているため、ホーンパッド部とステアリングホイール本体部との間には、所定寸法のクリアランスが形成されており、見栄えが必ずしも良好でなかった。さらに、このクリアランスを一定にするためには、ホーンパッド部の組付精度を向上させる必要があり、この組付作業が困難であった。
なお、図12で説明したように、ホーンパッド部5を構成する部品点数が多く、ホーンパッド部5を支持するには、通常、重量の大きい鋼製のブラケットを用いていたため、ステアリングホイールの重量が大きくなると共に、部品コストの上昇を招いていた。
そこで、本発明は、操作性が良好で外観上の見栄えが良好で、かつ重量増加を招くことのない自動車のホーン構造を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、請求項1に記載された自動車のホーン構造は、ステアリングホイールにホーンパッド部を設け、該ホーンパッド部から所定距離の範囲内に人体が近接した場合にホーン音を発生させる人体検知手段を前記ホーンパッド部に設けたことを特徴とする。
請求項2に記載された自動車のホーン構造は、請求項1に記載の自動車のホーン構造であって、前記人体検知手段を前記ホーンパッド部の裏面側に配置したことを特徴とする。
請求項3に記載された自動車のホーン構造は、請求項1又は2に記載の自動車のホーン構造であって、前記人体検知手段は、シート状の静電センサーを備えていることを特徴とする。
請求項4に記載された自動車のホーン構造は、請求項1又は2に記載の自動車のホーン構造であって、前記人体検知手段は、シート状の静電センサーと、該静電センサーに当接された板状の導電シートとを備えていることを特徴とする。
請求項5に記載された自動車のホーン構造は、請求項4に記載の自動車のホーン構造であって、前記導電シートをホーンパッド部の外周に沿って環状に形成したことを特徴とする。
請求項1の自動車のホーン構造によれば、運転者の手などの人体の一部をホーンパッド部に近づけるだけで、簡単かつ確実にホーン音を発生させることができる。また、従来は、ホーンパッド部を押し込むという操作を行う必要があったが、本発明によれば、手などを単に近づけるという簡単な動作のみでホーン音を発生させることができ、ホンパッド部を押圧する必要がない。
請求項2の自動車のホーン構造によれば、人体検知手段をホーンパッド部の裏面側に配置しているため、外側からは人体検知手段が見えず、外観を損ねることがない。
請求項3の自動車のホーン構造によれば、シート状の静電センサーを人体検知手段に設けているため、人体検知手段の配置スペースを小さくすることができる。よって、ホーンパッド部を外方に突出させることもないため、室内空間を狭めることがない。
請求項4の自動車のホーン構造によれば、導電シートを静電センサーに当接させた状態で配設しているため、人体を検知する範囲を大幅に拡大することができる。また、導電シートは薄い板状に形成されているため、ホーンパッド部に配設した場合に、大きなスペースを取ることもない。
請求項5の自動車のホーン構造によれば、導電シートを環状に形成しているため、人体検知エリアがホーンパッド部近傍の広い範囲に拡大させることができる。よって、運転者は僅かな距離だけ手などを動かすだけでホーン音を発生させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態によるホーン構造を採用したステアリングホイールを示す斜視図である。
このステアリングホイール1は、外周に配置されたリング状のリム部3と、該リム部3の径方向内方に配置されたホーンパッド部5と、これらのリム部3及びホーンパッド部5同士を互いに連結する4本のハブ部7とから構成されている。
図2に示すように、リム部3は略真円状に形成されており、その円の中心部を通るように上側の2本のハブ部7が形成されている。また、これらのハブ部7の車両後方側には左右対称に2本のハブ部7が形成されている。さらに、前記ホーンパッド部5は、4本のハブ部7に連結されたステアリングフレーム部9と、該ステアリングフレーム部9を覆うホーンカバーアセンブリ11とから構成されている。なお、これらのリム部3、ハブ部7及びステアリングフレーム部9は、互いに一体に結合して設けられている。
このホーンカバーアセンブリ11は、図3に示すように、車両前方側から、エアバックケース13、エアバックインシュレータ15、エアバック17、静電センサー19及びカバー21の順で構成されている。
前記エアバックケース13は、外周縁が車両後方に向けて立設したフランジ23に形成されており、中央部には挿通孔25が設けられ、該挿通孔25の周囲には均等に4つの貫通孔27が穿設されている。
エアバックインシュレータ15には、車両前方に向けて延びる4本の取付ボルト29が設けられており、これらの取付ボルト29は前記貫通孔27に挿入されるように構成されている。
また、静電センサー19は薄いシート状に形成されており、カバー21の裏面側に貼り付けられている。
図4は本実施形態によるステアリングホイール1の正面図であり、図5は図4のA−A線による断面図である。
前述したように、ホーンパッド部5においては、最も表面側にカバー21が配置され、該カバー21の裏面側に静電センサー19が貼付されている。
図6は、本実施形態に用いた静電センサー19が人体を感知する検知エリアを示す概略図である。このように細長い長方形の静電センサー19の場合は、静電センサー19の両側のそれぞれから、人体のみに反応する空間領域の磁界31が発生しており、この磁界中に人間の手や顔などが入った場合に、人体の存在を検知するように構成されている。即ち、磁界31の発生している領域が検知エリア33となっている。なお、人体でないもの、例えば運転者が身につけている衣服の端部やペット等の動物が人体検知エリア33内に入った場合は検知されることはない。これは、人間のみが持っている人体特有の静電エネルギーを静電センサー19が感知するためであり、この静電エネルギーは子供から年輩者に至るまでほぼ同一の大きさのエネルギーを所有している。
前記第1実施形態の自動車のホーン構造によれば、自動車を運転している最中に危険等を察知した場合、運転者はホーンパッド部5の表面に手の平を軽く触れたり、ホーンパッド部5の近傍に手を近接させることによって、ホーン音を確実に発生させることができる。
また、従来のホーン構造においては、ホーンパッド部を構成する部品点数が多く、ホーンパッド部を支持するには、通常、重量の大きい鋼製のブラケットを用いていたため、ステアリングホイールの重量が大きくなっていたが、本実施形態によれば、部品点数を大幅に削減でき、重量の大きなブラケットを設ける必要もないため、ステアリングホイール1の軽量化と共に部品コストの低減を図ることもできる。なお、ステアリングホイール1の軽量化によって自動車のアイドリング振動を効果的に抑制することができる。
そして、ホーンパッド部5とハブ部7との隙間が発生しないため、いわゆる合せ品質が向上し、ホーンの駆動電力が従来の約1/50程度に低減することができ、省電力化を大幅に図ることができる。
[第2の実施形態]
次いで、第2実施形態について説明するが、前記第1実施形態による自動車のホーン構造と同一構造の部位は同一符号を付して、説明を省略する。
図7は本実施形態によるホーン構造を採用したステアリングホイール41の斜視図である。本実施形態においては、人体検知手段として、前記第1実施形態で採用した静電センサー19と、該静電センサー19に当接した略ロ字状(環状)の導電シート43とを備えている。
図8は、本実施形態のホーンパッド部5の分解斜視図である。基本的には、前記第1実施形態のものと同様であるが、静電センサー19に薄い導電シート43を接着させ、この状態でカバー21の裏面側に貼付している。
つまり、図9に示すように、カバー21の外形は下端部の幅がやや狭く上端部の幅が大きい、略台形状に形成されており、導電シート43はこのカバー21の内方側に配置されている。なお、静電センサー19は導電シート43の上端部の幅方向中央部に接着されている。
また、図10は静電センサー19に導電シート43を当接した場合における人体検知領域を模式的に示す概略図である。この場合は、静電センサー19のみならず、導電シート43からも磁界が発生するため、結果的に磁界が大幅に拡大し、これに対応して人体を検知する空間領域である人体検知エリア47も拡大する。
本実施形態のホーン構造によれば、人体検知手段として、静電センサー19及び導電シート43を用いているため、人体の検知領域が大幅に拡大し、運転者がホーン音を発生させたいときに、手などを動かす距離を小さくすることができる。
本発明の第1実施形態によるホーン構造を配設したステアリングホイールの正面図である。 図1のステアリングホイールの分解斜視図である。 図2のホーンパッド部の分解斜視図である。 第1実施形態によるステアリングホイールの正面図である。 図4のA−A線による断面図である。 第1実施形態による静電センサーの人体検知エリアを模式的に示す概略図である。 本発明の第2実施形態によるホーン構造を配設したステアリングホイールの正面図である。 図7のステアリングホイールを構成するホーンパッド部の分解斜視図である。 図8のホーンパッド部の背面図である。 第2実施形態による静電センサー及び導電シートの人体検知エリアを模式的に示す概略図である。 従来のホーン構造を適用したステアリングホイールの正面図である。 図11のB−B線による断面図である。
符号の説明
1,41…ステアリングホイール
5…ホーンパッド部
19…静電センサー(人体検知手段)
43…導電シート(人体検知手段)

Claims (5)

  1. ステアリングホイール(1,41)にホーンパッド部(5)を設け、該ホーンパッド部(5)から所定距離の範囲(33,47)内に人体が近接した場合にホーン音を発生させる人体検知手段(19,43)を前記ホーンパッド部(5)に設けたことを特徴とする自動車のホーン構造。
  2. 前記人体検知手段(19,43)を前記ホーンパッド部(5)の裏面側に配置したことを特徴とする請求項1に記載の自動車のホーン構造。
  3. 前記人体検知手段は、シート状の静電センサー(19)を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車のホーン構造。
  4. 前記人体検知手段は、シート状の静電センサー(19)と、該静電センサー(19)に当接された板状の導電シート(43)とを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車のホーン構造。
  5. 前記導電シート(43)をホーンパッド部(5)の外周に沿って環状に形成したことを特徴とする請求項4に記載の自動車のホーン構造。
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JP2013119387A (ja) * 2011-12-07 2013-06-17 Hyundai Motor Co Ltd タッチパターンを利用した警笛制御装置及びその方法
JP7477585B1 (ja) 2022-11-25 2024-05-01 本田技研工業株式会社 ステアリング装置

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